JPH04129595A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

Info

Publication number
JPH04129595A
JPH04129595A JP2252694A JP25269490A JPH04129595A JP H04129595 A JPH04129595 A JP H04129595A JP 2252694 A JP2252694 A JP 2252694A JP 25269490 A JP25269490 A JP 25269490A JP H04129595 A JPH04129595 A JP H04129595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing tub
lid
drum
washing
claw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2252694A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Mochizuki
健太郎 望月
Sunao Nukaga
額賀 直
Giichi Baba
義一 馬場
Shinji Yamaguchi
伸二 山口
Kenji Fujii
賢二 藤井
Shuji Hotta
修司 堀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2252694A priority Critical patent/JPH04129595A/ja
Publication of JPH04129595A publication Critical patent/JPH04129595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は外槽内に配された洗濯槽を回転させて洗濯を行
う洗濯機に関する。
〔従来技術〕
従来の洗濯機には、フレーム内に外槽を支持し、該外槽
内に洗濯槽である合成樹脂製の横軸型のドラムを回動又
は回転自在に支持してあり、前記ドラムを低速で往復回
動させて衣類の洗い及びすすぎを行い、前記ドラムを高
速で回転させて脱水を行うドラム式の洗濯機がある。
このような洗濯機のドラムの周面には、ドラム内に対す
る衣類の出し入れを行う衣類投入口が開設されており、
該衣類投入口には、ドラムの外周に沿って摺動すること
により衣類投入口を開閉するスライド式の蓋が設けられ
ている。このような洗濯機では、ドラムを回転させて洗
い、すすぎ及び脱水等の運転を行う場合、前記蓋を閉じ
てから運転を行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前述の如き従来の洗濯機では、使用者が前記
衣類投入口の蓋を閉め忘れて運転を開始させてしまう場
合がある。このような場合には、使用者が蓋の閉め忘れ
に気付くことなく運転が継続され、これにより、ドラム
内の衣類が前記衣類投入口から外部へ飛散するという問
題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、ドラ
ムの蓋を閉め忘れたままのドラムの回転を抑止する洗濯
機を提供することを目的とする。
〔課題を解決するだめの手段〕
本願の第1発明の洗濯機は、外槽と、その内部にて回転
する横軸ドラム型の洗濯槽と、該洗濯槽の周面に沿って
摺動して前記開口部を開閉する洗濯槽蓋とを備え、前記
洗濯槽の周方向に対向する前記洗濯槽蓋の縁部と前記開
口部の縁部とを係合させることにより前記洗濯槽蓋を閉
状態で固定する洗濯機において、前記洗濯槽蓋の縁部又
は前記開口部の縁部に設けられた爪と、前記開口部の縁
部又は前記洗濯槽蓋の縁部に蝶着され、前記洗濯槽蓋の
縁部と前記開口部の縁部との保合1時に、洗濯槽の外周
側から回動して前記爪に係合する回動爪と、該回動爪を
洗濯槽の外側へ付勢する付勢手段とを備え、前記爪と前
記回動爪とが係合した場合は、前記回動爪が前記洗濯槽
蓋と前記開口部との外周に周着し、前記爪と前記回動爪
とが離脱した場合は、前記回動爪が前記付勢手段によっ
て洗濯槽の外部へ突出させられるようにしてあることを
特徴とする。
本願の第2発明の洗濯機は、前記外槽を開閉する外槽蓋
と、該外槽蓋を開く手段とを備えた請求項1記載の洗濯
機において、前記洗濯槽の回転が開始されたか否かを判
別する手段と、前記洗濯槽の回転量を検出する手段と、
前記洗濯槽の回転開始後の所定時間内に洗濯槽が所定量
回転したか否かを判別する手段と、前記所定時間内に洗
濯槽が所定量回転しない場合は、前記洗濯槽の回転を中
止させると共に前記外槽蓋を開かせる制御を行う手段と
を具備することを特徴とする。
〔作用〕
本願の第1発明では、爪と回動爪とが係合している場合
、即ち洗濯槽蓋が閉じられている場合は、前記回動爪が
前記洗濯槽蓋及び前記開口部の外周に周着するので、洗
濯槽は回転できるようになっており、一方、前記爪と回
動爪とが離脱している場合、即ち洗濯槽蓋が開いている
場合は、回動爪が付勢手段の付勢力によって洗濯槽の外
部へ突出するので、洗濯槽を回転させようとすると、こ
の突出部分が外槽に当接することによって洗濯槽は回転
できないようになる。
本願の第2発明では、洗濯槽の回転開始後の所定時間内
に洗濯槽が所定量回転しない場合は、洗濯槽蓋の閉め忘
れによって回動爪が外槽に当接して洗濯槽が止まってい
る状態であり、このような状態においては、洗濯槽を停
止させると共に前記外槽蓋が開かれるので、洗濯槽内の
洗濯物が洗濯槽の外部に飛散せず、使用者は洗濯槽蓋の
閉め忘れに気付くことができる。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて具体的に
説明する。
第1図は本発明に係る洗濯機の模式的斜視図である。図
中1は有底角柱状の板金製のフレームである。フレーム
1の上面の前縁部には、電子部品等の機器を収容すると
共にその上面に、後述する各種の操作キーを配設してな
るキーボード11を備えた合成樹脂製の上面板である操
作部9aが、フレーム1の上面の後縁部には、給水装置
等の機器を収容する合成樹脂製の上面板である収容部9
bが夫々膨張形成されている。またフレーム1の上面に
おける操作部9aと収容部9bとの間には矩形状の上部
衣類投入口10aが開設されており、また上部衣類投入
口10aを図中白抜矢符にて示す方向に開閉する合成樹
脂製の上M14が設けられている。この上蓋14は後述
する外槽2の外槽蓋となる。
前記操作部9aには、上蓋14の閉状態の保持とその解
除とを行う蓋ロツク機構400が収容されている。また
、フレーム1の正面視右側の側面の上端部前側には、矩
形状の側面開口部403が開設されている。前記蓋ロツ
ク機構400からは、その末端に環状のリング部402
を備え、手動にてそれを引くことにより上M14の保持
を解除するロック解除ひも401が側面開口部403の
内側まで延設されている。また、上蓋14の裏面の前縁
部には、上ff114が閉じられた場合に前記蓋ロツク
機構400内に挿入されるランチ404と、上M14が
閉しられた場合に上114を開(方向に付勢する押し上
げばね405とが設けられている。
そして、フレー1.1の内部には、後述する第2図〜第
4図はに示される如く、横軸ドラム形状に形成された合
成樹脂製の外槽2が配設され、この外槽2内には、洗濯
槽である合成樹脂製の横軸型のドラム3が外槽2と同軸
的に回動及び回動自在に配設されている。
第2図は本発明に係る洗濯機の外槽2の外側を正面視し
た縦断面図である。外槽2はその底部2Cが平坦な形状
であり、その側部2bが外側に湾曲し、その上部2aが
上方に角筒状に突出した横軸ドラム形状をなしており、
その上部2aには中間衣類投入口10bが開設されてい
る。そして、前記上部衣類投入口10aと中間衣類投入
口10bとはゴムバラギン12によって水密的に接続さ
れている。また、外槽2の側部2b、2bの下部にはそ
の底面が平坦である水平支持部20.20が突出形成さ
れており、この水平支持部20.20の底面には鉄製の
取付は板29゜29が固定されている。フレーム1内に
おいて、外槽2の側部2b、2bの上部は弾性部材より
なる上部支持体5,5・・・によってフレーム1の上部
四隅から弾性的に吊り下げ支持されている。一方、外槽
2の下部は前記取付は板29.29とフレーム1の底部
との間に配設された弾性部材よりなる下部支持体6.・
6・・・によって支持されている。また、前記上部支持
体5,5・・・の一方の近傍には、該上部支持体5の振
動に連動し、上部支持体5の振動をドラム3の振動とし
て捉え、この振動によってオン。
オフするマイクロスイッチよりなる異常振動スイッチ1
02が配設されている。この異常振動スイッチ102の
オン、オフ信号は、後述する第1マイクロコンピユータ
100に与えられるようになっており、その第1マイク
ロコンピユータ100では前記信号のオフ時間の間隔が
所定時間よりも長い場合にドラム3の振動を異常振動と
みなす処理を行うようになっている。
前記外槽2の前面壁の中心部には正面視略涙滴状のヒー
タケーシング40が配設されている。ヒータケーシング
40には、その外側からヒータケーシング40内部に3
つの取付金具4L41,41が装入されており、ヒータ
ケーシング40の側壁に沿って発熱体を馬蹄形状に形成
した乾燥用ヒータ4がこれらの取付金具41,41.4
1にてヒータケーシング40内に固定されている。ヒー
タケーシング40の正面視左側方には、外槽2の前面壁
に開口する循環口(図示せず)を介して外槽2内部と連
通し、上方に延びる循環ダクト21が一体形成されてい
る。この循環ダクト21の上部には送風ファン22が配
設されており、この循環ダク1−21の上部とヒータケ
ーシング40との間には接続管42が設けられており、
該接続管42を介して循環ダクト21内部とヒータケー
シング40内部とが連通されている。
また、ヒータケーシング40の正面視右側方には、前面
壁の172の高さ位置に開口された溢水口(図示せず)
からの溢水を導出するための溢水室23が設けられてお
り、該溢水室23の底部には溢水室23内の溢水を排水
する溢水ホース230が接続されている。外槽2の前面
壁の外側の下部には外槽2内の水位を検出するためのエ
アトラップ24が一体形成されている。このエアトラッ
プ24は前記操作部9a近傍に配設された水位検出器2
5に圧力ホース26を介して接続されている。水位検出
器25は、外槽2内の水位の変化をニアトラップ24内
部の圧力変化として検出し、この圧力変化に応して磁性
体をコイル内で移動させ、結果として水位変化を前記コ
イルのインダクタンス変化として検出するものである。
外槽2の底部には、外槽2内の水を排水する排水口(図
示せず)を有する排水口部71が設けられており、該排
水口部71には排水口部71がらの排水を機外に導出す
るための排水ホース72が接続されている。この排水ホ
ース72には前記溢水室23が溢水ホース230を介し
て接続されており、溢水室23内に流入した溢水はこの
排水ホース72によって機外に導出されるようになって
いる。前記排水口部71と排水ホース72との間には排
水口部71の前記排水口を開閉する排水電動弁73が設
けられており、これは周知の如く、外槽2の下方に配設
された排水モータ79の回転力でワイヤを巻き取ること
により弁を開放し、一方、前記回転力を断つことにより
、弁が図示しないハ矛の付勢力で閉塞状態に復帰するよ
うになっている。
また、収容部9b内には二連式の給水電磁弁8が配設さ
れている。この給水電磁弁8には、外槽2の上部2aの
側壁にその一端を接続した第1給水ホース26及び外槽
2の上部2aの前面壁にその一端を接続した第2給水ホ
ース(図示せず)が接続されている。給水電磁弁8から
吐出された給水は前記第1給水ホース26及び第2給水
ホースを介して外槽2内に供給され、外槽2の内壁を伝
って前記排水口部71に至る。
第3図は本発明に係る洗濯機のドラム3の内側を正面視
した縦断面図、第4図はそのドラム3の内側を側面視し
た縦断面図である。
ドラム3は、横軸型の有底円筒状の胴部3工と、該胴部
31の開口面側に装着された流体流体バランサ32ど、
該流体バランサ32の外側に固定された前面板33とで
構成されており、前面板33を洗濯機の前方に向けた態
様で外槽2内に配設される。前面板33の中心部には乾
燥風を吸入するための、フィルターを兼用した軸流ファ
ンを形成してなる吸入口部34が突出形成されている。
この吸入口部34の中心部にはドラム3の前方側の回転
軸となる支軸35の一端部が固定されており、一方、前
面板33が固定された反対側の胴部31の端面の中心部
には、支軸35と同一軸心線上に設けられ、ドラム3の
他方の回転軸となる支軸36の一端部が固定されている
。そして、支軸35の他端部はヒータケーシング40の
中央部に配設された前部軸受350によって支承されて
おり、また、支軸36の他端部は外槽2の後部壁の中央
部に配設された後部軸受360によって支承されており
、ドラム3は支軸35及び支軸36の周りに回動及び回
転自在となっている。
ドラム3の胴部31の内周面には、胴部31の軸心に向
かって膨出形成された断面三角形状のパンフル31a、
31b、31cが3等配されており、このパンフル31
a、31b、31cはドラム3の回動及び回転時にドラ
ム3内の衣類等の被洗濯物をかき上げるようになってい
る。また、ドラム3の胴部31の内周面及び外周面には
、ドラム3の軸長方向に延びる横リブ301.301.
・・・が多数突出形成されている。さらに、胴部31に
は多数の透孔302,302・・・が穿設されており、
この透孔302,302.・・・を介してドラム3内に
対する水の給排が行われるようになっている。
また、胴部31の外周には胴部31における中心角12
0度の円弧部分を縮径することにより形成された凹所3
1dが設けられており、この凹所31dの底部には凹所
31d底部の略1/2の領域を占める平面視矩形状の下
部衣類投入口10cが開設されている。
前記凹所31dの前縁及び後縁には、下部衣類投入口1
0cの開閉を行う洗濯槽蓋たる合成樹脂製の蓋体38を
摺動自在に取付けるスライド溝390,390が周方向
に延設されている。前記スライド溝390,390は胴
部31の周方向に設けられた突条391.391の夫々
の上部に帯状のスライドカバー392.392を取付け
て形成される。前記蓋体38は、スライド溝390゜3
90内に支持され、スライド溝390,390内を摺動
することにより下部衣類投入口10cの開閉を行うよう
になっている。蓋体38の一側縁部と下部衣類投入口1
0cの口縁との間には、蓋体38による下部衣類投入口
10cの閉止時の蓋体38の係止とその離脱を行う係脱
機構37が設けられている。また、この蓋体38の上面
の中央部には予め洗剤、漂白剤及び柔軟仕上げ剤等の洗
濯処理剤を貯留するための貯留部380が凹設されてい
る。
前述した如く、ドラム3は支軸35及び支軸36でもっ
て、前部軸受350及び後部軸受360に支持されてい
るが、後部軸受360の軸端部は外槽2の後面壁より外
側へ突出しており、この軸端部には駆動プーリ74が取
付られている。また、外槽2の底面の外側には、ドラム
3の動力源である三和式のモータ75が配設されており
、このモータ75の駆動軸と前記駆動プーリ74とはベ
ルト7Gを介して連結されている。前記駆動プーリ74
の外槽2側には磁石77が取付けられており、外槽2の
後面壁の外面には、駆動プーリ74の回転に従って磁石
77がドラム3の軸周りに回転した場合に磁石77と対
向するような位置にリートスインチア8.78が配設さ
れている。このリードスイッチ78.78は、第3図に
破線にて示される如く外槽2の上下方向の中間位置より
も若干下方に存在し、これらは適長離隔して支軸36を
その中心点とする同心円上に設けられている。ドラム3
の停止時の磁石77の位置は、リードスイッチ78.7
8から前記同心円に沿ってドラム3の正転方向に適長I
Iれた位置に存在するようになっている。このリードス
イッチ78.78は駆動プーリ74の回転に伴い、磁石
77が近接した場合に閉成し、離間した場合に開成する
ようになっている。
即ち、リードスイッチ78.78 と磁石77とは前述
の如き位置関係にあるため、磁石77は1回転すればリ
ードスイッチ78.78に対向する位置を通過すること
になり、リードスイッチ78.78が1回開閉すれば、
ドラム3が1回転したことになる。
また、前記取付金具41,41.41の何れか、一つに
は、取付金具41の温度を検出することによってドラム
3の温度を検出するサーミスタよりなるドラム温度検出
器43が取付けられている。さらに、外槽2内の底部に
は発熱体を底面と平行に取付けた湯沸かし用ヒータ27
が、湯沸かし用ヒータ取付金具270によって外槽2内
に固定されており、該湯沸かし用ヒータ27は温水での
洗濯を行う場合に使用され、外槽2内の水を温めるよう
になっている。前記湯沸かし用ヒータ取付金具270に
は、該湯沸かし用ヒータ取付金具270の温度を検出す
ることによって外槽2内の水温を検出する水温検出器2
8が取付Gノられている。
次に、前述の蓋ロツク機構400について詳細に説明す
る。第5図は蓋ロツク機構400が上M14を保持した
場合の状態を示す模式的縦断面図、第6図は蓋ロツク機
構400が上蓋14の保持を解除した場合の状態を示す
模式的縦断面図である。
蓋ロツク機構400は断面矩形のケース409を含み、
ケース409内には円筒状の電磁ソレノイド410が収
納される。そのために、ケース409の側面には内縁円
形のソレノイド保持部411が形成される。
前記電磁ソレノイド410のプランジャ412には、ビ
ン413によって、移動ブロック414が連結される。
この移動ブロック414は互いに平行な2つのプレート
である前ブレーh415a及び後プレー1−415b並
びにそれらを連結する3本の連結棒416,416,4
16(2本のみ図示)を含み、前ブレーl−415aが
ピン413によってプランジャ412に固着される。そ
して、前プレート415aの下部には前方即ち図中矢符
B方向とは逆方向に突出する楔状の突起417が固着さ
れ、この突起417が電磁ソレノイド410の前方に取
付けられたマイクロスインチよりなる上蓋スイッチ41
8の作動部に作用する。従って、上蓋スイッチ418は
、電磁ソレノイド410の状態即ち移動ブロック414
の位置に応じて、オン又はオフ信号を出力する。
電磁ソレノイド410は連結棒416.416.416
によって囲まれた移動ブロック414の後プレート41
5bと電磁ソレノイド410との間には、ばね419が
介挿される。このばね419は、定常的には、電磁ソレ
ノイド410と後プレート415bとを互いに近接方向
に引き合う。しかしながら、電磁ソレノイド410が付
勢されると、電磁ソレノイド410のプランジャ412
が引き込まれ、従って、電磁ソレノイド410によって
移動ブロック414がばね419の牽引力に抗して後方
に移動する。
後プレート415bには係止部420が形成され、この
係止部420に前述のロック解除ひも401の先端に設
けられた長円部427が係止される。
ケース409の上面には、上蓋14を閉じたとき上蓋1
4の下面に形成されているラッチ404が挿入されるラ
ッチ孔421が形成される。なお、ランチ404は、第
5図及び第6図からよくわかるように、軸406によっ
て回動自在に取付けられ、ランチばね407によって図
中矢符A方向に定常的に付勢される。従って、ラッチ4
04は、上蓋14を押し下げたとき、ラッチばね407
の付勢力によって、ランチ孔421の内周縁に形成され
た係止部421aに係合し得る。
そして、ラッチ孔421の下方には、ラッチ404が挿
入されたときラッチ404によって押される作用片42
2が軸423によって回動自在に取付けられ、その軸4
23にはさらに別の作用片424が固着される。作用片
424はその近傍に取付けられたマイクロスインチより
なる上蓋スイッチ425の作動部に作用する。従って、
上蓋スイッチ425からは、う7チ404が挿入されて
いるか否かGこ応じてオン又はオフ信号が出力される。
後述する第1マイクロコンピユータ100からの制御信
号に応答して、電磁ソレノイド410がオフされると、
第5図に示すように、プランジャ412が突出し、移動
ブロック414が図中矢符Bとは逆方向に移動する。そ
のために、移動ブロック414の前方の突起417によ
って上蓋スイッチ418がオンされると共に、ランチ孔
421の係止部421aに係止されたランチ404によ
って作用片422が押し下げられるので、作用片424
によって上蓋スイッチ425がオンされる。
電磁ソレノイド410がオンされると、第6図に示すよ
うに、プランジャ412が引き込まれ、移動ブロック4
14はばね419の牽引力に抗して後方に移動する。従
って、後プレート415bに形成された突起426がラ
ッチ404を図中矢符A方向とは逆方向に押す。そのた
め、ラッチ404は係止部421aがら外れる。それと
共に、ばね26及び押し上げばね114によって上蓋1
4が上方に押され、上114が開放される。
なお、電磁ソレノイド410をオフした状態でロック解
除ひも401を図中矢符B方向に拘引すると、移動ブロ
ック414が後方即ち図中矢符B方向に移動し、移動ブ
ロック414の後プレート415bに突出的に形成され
た突起426がラッチ404を図中矢符A方向とは逆方
向に押すため、ラッチ404のランチ孔421の係止部
421aとの係合が解除される。従って、上蓋14が強
制的に開放される。
第7図は前記蓋体38が閉じられた場合の係脱機構37
の模式的拡大断面図、第8図はその場合の模式的平面図
である。
図において、バッフル31aの下部衣類投入口10c側
の外周部には、ドラム3の内周側に向けて凹設された爪
取付部371が備えられている。この爪取付部371の
下部衣類投入口10c側の縁部には、その先端をドラム
3の内周側に向けてなる内爪372が設けられている。
前記爪取付部371内には、後述する回動爪376に備
えられた爪部376aと係合する爪373がその先端を
下部衣類投入口10c側に向けて取付けられている。
また、蓋体38の、バッフル31aと対向する縁部の中
央部には、前記爪373と係合する回動爪376を取付
ける回動爪取付部374がドラム3の内周側に向けて凹
設されている。この回動爪取付部374の縁部バッフル
31a側の縁部には、その先端をドラム3の外周側に向
けてなる内爪375が設けられている。前記回動爪37
6は板状の本体部376bとその本体部376bの一側
の縁部に前記爪373と係合する爪部376aを備える
と共にその側縁部から外側に突出する回動軸376cを
備えてなる。回動爪376は、その回動軸376cを回
動爪取付部374の側壁に嵌め入れることにより、ドラ
ム3の周面に対する接離方向への回動可能に回動爪取付
部374内に取付けられる。そして、回動爪376と回
動爪取付部374のバッフル31a側の側壁との間には
、回動爪376のドラム3外側方向への回動を付勢する
付勢手段であるばね377が設けられる。
このように構成された係脱機構37では、蓋体38を閉
方向に移動さセることにより、内爪375と内爪372
とが係合され、さらに、回動爪376をドラム3の内周
側に回動させることによって回動爪376の376aと
爪373とが係合されて蓋体38が閉状態で固定される
。この状態では、回動爪376はトラム3の外周に沿っ
て位置することになる。
このように構成された係脱機構37の動作状態を下記9
図〜12図に示す。
第9図は蓋体38を開いた場合の係脱機構37の模式的
拡大断面図、第10図はその場合の模式的平面図、第1
1図は蓋体38を間して内爪375と内爪372とを係
合した場合の係脱機構37の模式的拡大断面図、第12
図はその模式的平面図である。
蓋体38を開いた場合の係脱機構37は、第9図及び第
1O図に示す如(ばね377の付勢力によって回動爪3
76がドラム3の外周から外側に突出する。
このような状態から蓋体38を閉方向に摺動させると、
第11図及び第12図に示す如く内爪375と内爪37
2とが係合し、蓋体38が閉状態となる。このように内
爪375と内爪372とが係合した状態では回動爪37
6はまだドラム3の外周から外側に突出しており、この
状態で回動爪376をドラム3の内周側に押すと第7図
及び第8図に示す如く爪部376aと爪373とが係合
し、回動爪376の外面はトラム3の外周から突出しな
い状態となり、ドラノ、3の回転が行えるようになる。
第13図は操作部9aのキーボード11の平面図である
。図中117は予め定めた時間に運転を開始させるため
の運転予約を行うべく操作される複数のキーよりなる予
約キー群であり、該予約キー群117の後方には、予約
時間及びキーボード11より入力された情報の誤りと運
転中の制御の不具合をエラーメツセージとして表示する
表示画面11Bが設けられている。
また、予約キー群117の右側方には、外槽2内の水温
(水温値、35℃、45℃)を設定する水温設定キー1
11a、洗い工程の時間(5分、10分、15分)を設
定する洗い時間設定キー111b、すすぎ回数(2回、
3回、5回)を設定するすすぎ回数設定キー111c、
脱水力(強、中2弱)を設定する脱水力設定キー111
d、及び乾燥用ヒータ4の出力(強。
中2弱)を設定するヒータ出力設定キー111eが列設
されている。このヒータ出力設定キー111eから右側
方に適長離隔した位置には、洗濯物の種類等に応じた洗
濯コース(標準、ウール、・・・)を設定する洗濯コー
ス設定キー113a及び乾燥の仕上がり状態を設定する
乾燥コース設定キー113bが列設されている。
また、前記水温設定キー111a、洗い時間設定キー 
1llb、すすぎ回数設定キー111c、脱水力設定キ
ー 1lld、  ヒータ出力設定キー111e、洗濯
コース設定キー113a及び乾燥コース設定キー113
bの夫々のキーの後方には、これらのキーによって選択
された情報を点灯表示する複数のLEDよりなる水温設
定表示LED群112a、洗い時間設定表示LED群1
12bすすぎ回数設定表示LIED群112c、脱水力
設定表示LED群112d、 ヒータ出力設定表示LH
D I¥112e、洗濯コース設定表示LED群114
a及び乾燥コース設定表示LED群114bが夫々設け
られている。
前記水温設定キー111a、洗い時間設定キー111b
すすぎ回数設定キー111c、脱水力設定キー111d
ヒータ出力設定キー111e、洗濯コース設定キー11
3a及び乾燥コース設定キー113bの夫々のキーは1
凹径作する毎に夫々の設定が変更できるようになってお
り、これに応じて各LED群の点灯表示が変更される。
特に、前記水温設定キー111a、洗い時間設定キー1
11b、すすぎ回数設定キー111c、脱水力設定キー
111d、  ヒータ出力設定キー111eは、所定回
操作すると、夫々の工程の実行が省略できるようにもな
っている。
さらに、乾燥コース設定表示群LED 114bの右側
方には使用者の好みに合わせた洗濯コースを開始させる
キーであるお好みコーススタートキー115a。
予め定められた標準的な洗濯コースを開始させるキーで
ある標準コーススタートキー115b、洗濯機の動作を
停止させるストップキー115c、及び上蓋14を開か
せる蓋開キー115dが列設されている。そして、これ
らのキーの夫々の前方には、これらのキーの操作の受付
は可能状態を点灯表示するお好みコーススタートキー受
付可能表示LED l16a、標準コーススタートキー
受付可能表示LED 116b、ストップキー受付可能
表示LED 116C及び蓋開キー受付可能表示LεD
 116dが夫々設けられている。これらのお好みコー
ススタートキー115a、標準コーススタートキー11
5b、ストップキー115c、及び蓋開キー1】5dは
、夫々に対応する受付可能表示LEDが点灯している場
合にのみキー操作が有効となるようになっている。
使用者はこれらのキーを操作することによって好みに合
った運転を行わせることができるようになっている。例
えば予め定められた標準的な運転を行う場合は、標準コ
ーススタートキー115bを操作して運転を開始させ、
それ以外の運転を行う場合は前述の如き各種キーの操作
によって所望の洗濯コースを設定し、お好みコーススタ
ートキー115aを操作して運転を開始させる。
次に本発明に係る洗濯機の制御系の構成について説明す
る。第14図は洗濯機の制御系の構成を示す模式的ブロ
ック図である。
図中100は洗濯機の主たる制御を行う第1マイクロコ
ンピユータ、200は主として前記モータ75のインバ
ータ制御を行う第2マイクロコンピユータである。これ
らの第1マイクロコンピユータ100と第2マイクロコ
ンピユータ200とは通信回線によって接続されており
、この通信回線を介して相互間で情報通信を行えるよう
になっている。
第1マイクロコンピユータ100には、前述の如き各種
操作キーから構成される入力キー回路101゜前記水位
検出器25.前記ドラム温度検出器43. jjj記水
温検出器28.前記異常振動スイッチ102及び前記上
蓋14の開閉に連動して開閉する苫ロック機構400の
上蓋スイッチ418.425の開閉動作に応じて上蓋1
4の開閉状態を検出する上蓋開閉検出回路119からの
信号が入力される。第1マイクロコンピユータ100に
は、夫々複数の機器を駆動する回路である第1駆動回路
105及び第2駆動回路107が接続されており、これ
らに対して前述の如く入力された信号に基づいて前記機
器の駆動のための制御信号が与えられる。また、第1マ
イクロコンピユータ100には、前述した如き各LED
よりなるLE[1表示回路104が接続されており、第
1マイクロコンピユータ100からLED表示回路10
4に洗濯コースの設定情報及び洗濯機の動作状況の情報
等、LED表示のための情報が与えられる。
前記第1駆動回路105には電源オフ用ACソレノイド
106.排水モータ79及び送風ファン22が接続され
ており、これらに対して第1駆動回路105から夫々の
駆動信号が与えられる。前記第2駆動回路107には給
水電磁弁8.外槽2内にソフナー等の助剤を投入する助
剤投入弁108.上蓋14のロックを解除する上蓋ロッ
ク解除ソレノイド109.湯沸かし用ヒータ27及び乾
燥用ヒータ4が接続されており、これらに対して第2駆
動回路107から夫々の駆動信号が与えられる。
第2マイクロコンピユータ200には、モータ75をイ
ンバータ駆動するインバータ駆動回路110及びリード
スインチア8.78が接続されている。このリードスイ
ッチ78.78のうち、第2マイクロコンピユータ20
0にはリードスイッチ78.78からドラム3の回転に
関する信号が与えられる。
そして、第2マイクロコンピユータ200からインバー
タ駆動回路110へはモータ75の回転制御のだめの制
御信号が与えられる。また、インバータ駆動回路110
は、第2マイクロコンピユータ200から与えられた前
記制御信号に基づいてこれに接続されたモータ75に正
逆回転制御及び回転数制御のための駆動信号が与えられ
る。
第1マイクロコンピユータ100には第1電源回路11
1からその動作のための電力が供給されており、また前
記電力の供給ラインとは別に第1電源回路111 と第
1マイクロコンピユータ100との間には、電源投入時
の第1マイクロコンピユータ100の初期化を行うリセ
ット回路113と、第1電源回路111から供給される
電力の周波数の50Hz、6011Zの判別を行い、そ
の判別結果の周波数に同期した動作を第1マイクロコン
ピユータ100に行わせるための周波数同期回路115
が並列接続されている。
また、第2マイクロコンピユータ200には第2電源回
路112からその動作のための電力が供給されており、
また前記電力の供給ラインとは別に第2電源回路112
と第2マイクロコンピユータ200との間には、電源投
入時の第2マイクロコンピユータ200の初期化を行う
リセット回路114が接続されている。
前述の第1駆動回路105及びこれによって駆動される
機器と、第2駆動回路107及びこれによって駆動され
る機器と、インバータ駆動回路110及びこれによって
駆動されるモータ75と、第1電源回路111及び第2
電源回路112と、上蓋開閉検出回路119とには交流
電源300から電力が供給される。この交流電源300
からの電力の供給経路には電源スィッチ116が設けら
れており、この電源スィッチ116がオンとなった場合
に前述した如き制御系に電力が供給され、洗濯機が作動
可能となるようになっている。
以上の如く構成された洗濯機では、第1マイクロコンピ
ユータ100及び第2マイクロコンピユータ200の制
御によって、標準的には、洗い工程−すすぎ工程−脱水
工程−乾燥工程からからなる洗濯コースが逐次実行され
る一方、各工程を選択的に行うことも可能となっている
。前記すすぎ工程は、例えば、第1の中間的脱水動作−
第1のすすぎ動作−第2の中間的脱水動作−第2のすす
ぎ動作・・・の如く構成され、すすぎ動作とすすぎ動作
の前に行う中間的脱水動作を複数回繰り返すようになっ
ている。
このような洗濯機は次に説明する如き操作を行うことに
よって運転される。
電源の投入後、前記キーボード111において、標準コ
ーススタートキー115bを操作する(押す)と、各L
EDに、標準洗濯コースの情報(各工程の設定時間及び
動作回数等の標準設定情報)を表す表示がなされ、標準
洗濯コースの運転が開始される。また、標準洗濯コース
以外の運転を行う場合は、まず、前記水温設定キー11
1a、洗い時間設定キー111b、すすぎ回数設定キー
111c、脱水力設定キー111d、 ヒータ出力設定
キー111e、洗濯コース設定キー1138及び乾燥コ
ース設定キー113bを操作して実行させるべき工程を
選択し、選択した工程の設定時間及び動作回数等の設定
を行う。そして、お好みコーススタートキー1158を
押すと、選択された工程のみが順次実行される。
運転が開始されると、洗い工程においては、まず、設定
水位まで外槽2内に給水を行うと同時に湯沸かし用ヒー
タ27に通電し、水温設定キー111aの操作によって
設定された設定水温まで洗濯水を加熱する。次に、モー
タ75を例えば9秒オン−3秒オフの動作周期で設定時
間内、往復回動を繰り返す。これによりドラム3が往復
回動じ、ドラム3内では洗濯物がバッフル31a、 3
1b、 31cにかき上げられては落下する所謂たたき
洗いが行われる。
さらに前述の如きモータ75のオフと同時に例えば2秒
間、モータ75に直流制動を働かせる。これによりドラ
ム3が急激に停止するので、その反動で洗濯物がドラム
3内壁にたたきつけられて洗浄が行われる。
また、すすぎ工程中のすすぎ動作においては、洗い工程
と同様なモータ75の制御が行われ、すすぎが実行され
る。
前記すすぎ工程中の中間的脱水動作及び脱水工程では、
外槽2の水位が、予め定められた脱水のためのドラム3
の回転が可能となる低設定水位を表すリセット水位とな
ると、モータ75が高速で一方向回転させられる。これ
によりドラム3内の洗濯物が遠心力で脱水される。
前記乾燥工程ではモータ75が一方向回転させられると
共に、乾燥相ヒータ4に通電し、送風ファン22及び前
記軸流ファンによる送風によって温風がドラム3内に送
給され、ドラム3内の洗濯物が乾燥させられる。
次に、蓋体38を閉め忘れて洗濯機の運転を行った場合
の係脱機構37の動作について説明する。第15図は蓋
体38を閉め忘れてドラム3を回転させた場合の状態を
示すドラム3を正面視した縦断面図である。前述した如
く、ドラム3の蓋体38を閉め忘れた場合は、回動爪3
76がドラム3の外周方向へ突出しているので、ドラム
3が回転すると、この回動爪376が外槽2の上部2a
の内壁に当接し、その状態でドラム3が停止する。この
ように、ドラム3の蓋体38を閉め忘れた場合は、ドラ
ム3が停止するので、ドラム3内の衣類が下部衣類投入
口10cから外部に飛散しない。
次に、前述の如く構成された洗濯機におけるドラム3の
蓋体38の閉め忘れ報知方法について説明する。第16
図はドラム3の蓋体38の閉め忘れ報知制御の手順を示
すフローチャートである。
まず、第1マイクロコンピユータ100では、スタート
キーである標準コーススタートキー115b又はお好み
コーススタートキー115aが操作されたか否かを判別
する(ステップ1)。
ステップ1において、前記スタートキーが操作されてい
ないと判別された場合は、処理を終了し、一方、前記ス
タートキーが操作されたと判別された場合は、上蓋開閉
検出回路119からの入力信号に基づいて上蓋14が開
閉されたか否かを判別する(ステップ2)。
ステップ2において、上蓋14が開閉されたと判別され
た場合は、ドラム3を3Orpmの低速で回転させ(ス
テップ4)、一方、上fi14が開閉されていないと判
別された場合は、電源スィッチ116がオフからオンに
操作されたか否かを判別する(ステップ3)。
ステップ3において、電源スイ・ノチ116がオンされ
ていないと判別された場合は、処理を終了し、一方、電
源スィッチ116がオンされたと判別された場合は、ド
ラム3を3Orpmの低速で回転させる(ステップ4)
前述の如(ドラム3が30rpmが低速で回転させられ
ると、リードスイッチ78.78の何れか一方が開閉し
たか否を判別する(ステップ5)。
ステップ5において、リードスイッチ78が開閉したと
判別された場合は、ドラム3を通常の回転数で回転させ
る(ステップ9)。一方、リードスイッチ78が開閉し
ていないと判別された場合は、ステップ4でのドラム3
の回転開始後に3秒が経過したか否かを判別する(ステ
ップ6)。
ステップ6において、3秒が経過していないと判別され
た場合は、ステップ5に戻り、ツー1′スステップ6に
おいて、3秒が経過したと判別された場合は、ドラム3
を定位置停止(ドラム3の下部衣類投入口10cを上に
向けた位置での停止)させると共に前記蓋ロツク機構4
00の電磁ソレノイド410をオンさせて上蓋14を開
け(ステップ7)、さらに警報の発報等の異常報知を行
う(ステップ8)。
即ち、ステップ5.6ではドラム3の回転開始後、3秒
が経過するまでにリードスイッチ78が開閉したか否か
の判別を行っており、この場合にリードスイッチ78が
開閉したときは、ドラム3が円滑に回転しているので、
ドラム3を通常の回転数で回転させる。一方、リードス
イッチ78が開閉しないときは、蓋体38の閉め忘れに
よる回動爪376の突出によって回動爪376が外槽2
の内壁に当接してドラム3が停止しているので、ドラム
3を定位置停止(ドラム3の下部衣類投入口10cを上
に向けた位置での停止)させ、上蓋14を開ける。
以上の如き制御が行われることにより、使用者がドラム
3の蓋体36を閉め忘れて運転を行う場合、ドラム3の
蓋体38の回動爪376が突出しているので、これが外
槽2の上部2aの内壁に当接してドラム3が停止するが
、このドラム3の停止状態が検出されると、ドラム3が
定位置停止させられると共に上蓋14が開き、異常報知
がなされるので、使用者は、ドラム3の蓋体38を閉め
忘れたことに気付くことができる。
なお、本実施例においては、前記回動爪376を蓋体3
8側に取付け、爪373をドラム3側に取付けたが、こ
れに限らず回動爪376をドラム3側に取付け、爪37
3を蓋体38側に取付けても良い。
〔効果〕
以上詳述した如く本願の第1発明においては、爪と回動
爪とが離脱している場合、即ち洗濯槽蓋が開いている場
合は、回動爪が付勢手段の付勢力によって洗濯槽の外部
へ突出し、この突出部分が外槽に当接するため、洗濯槽
は回転できないようになるので、洗濯槽蓋を閉め忘れて
洗濯槽を回転させた場合は、洗濯槽が回転できず、洗濯
内の洗濯物の洗濯槽外への飛散が生じない。これに加え
て回動爪は、洗濯槽とは別体であり洗濯槽の回転による
負荷がかからないので、破損し難い。
また、本願の第2発明では、洗濯槽の回転開始後の所定
時間内に洗濯槽が所定量回転しない場合、即ち、洗濯槽
蓋の閉め忘れによって回動爪が外槽に当接して洗濯槽が
止まっている場合、洗濯槽の回転を中止させると共に前
記外槽蓋が開かれるので、洗濯槽内の洗濯物の洗濯槽外
への飛散が生じず、使用者は洗濯槽蓋の閉め忘れに気付
くことができる。
このように本発明においては、洗濯槽蓋を閉め忘れて洗
濯槽を回転させようとすると、回動爪の外槽への当接に
よって洗濯槽の回転が止まり、また、洗濯槽の回転が止
まると洗濯槽の回転が中止させられる。即ら、洗濯槽蓋
を閉め忘れて洗濯槽を回転させようとする場合、洗濯槽
は安全側へ動作するようになっているため、安全性が向
上する等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る洗濯機の模式的斜視図、第2図は
その外槽の外側を正面視した縦断面図・第3図はそのド
ラムの内側を正面視した縦断面図、第4図はそのドラム
の内側を側面視した縦断面図、第5図は蓋ロツク機構が
上蓋を保持した場合の状態を示す模式的縦断面図、第6
図は蓋ロツク機構が上蓋の保持を解除した場合の状態を
示す模式的縦断面図、第7図は蓋体が閉じられた場合の
係脱機構の模式的拡大断面図、第8図はその場合の模式
的平面図、第9図は蓋体を開いた場合の係脱機構の模式
的拡大断面図、第10図はその場合の模式的平面図、第
11図は蓋体を開して内爪を係合した場合の係脱機構の
模式的拡大断面図、第12図はその場合の模式的平面図
、第13図は操作部のキーボードの平面図、第14図は
洗濯機の制御系の構成を示す模式的ブロック図、第15
図は蓋体を閉め忘れてドラムを回転させた場合のドラム
を正面視した縦断面図、第16図はドラムの蓋体の閉め
忘れ報知制御の手順を示すフローチャートである。 2・・・外槽  3・・・ドラム  10c・・・下部
衣類投入口 14・・・上蓋38・・・蓋体  78・
・・リードスイッチ  100・・・第1マイクロコン
ピユータ200・・・第2マイクロコンピユータ  3
73・・・爪376・・・回動爪  377・・・ばね
  400・・・蓋ロツク機構 特 許   出願人  三洋電機株式会社代理人   
弁理士  河 野  登 大筒 図 第 図 第 図 第 図 第 1/ 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外槽と、その内部にて回転する横軸ドラム型の洗濯
    槽と、該洗濯槽の周面に沿って摺動して前記開口部を開
    閉する洗濯槽蓋とを備え、前記洗濯槽の周方向に対向す
    る前記洗濯槽蓋の縁部と前記開口部の縁部とを係合させ
    ることにより前記洗濯槽蓋を閉状態で固定する洗濯機に
    おいて、 前記洗濯槽蓋の縁部又は前記開口部の縁部 に設けられた爪と、 前記開口部の縁部又は前記洗濯槽蓋の縁部 に蝶着され、前記洗濯槽蓋の縁部と前記開口部の縁部と
    の係合時に、洗濯槽の外周側から回動して前記爪に係合
    する回動爪と、 該回動爪を洗濯槽の外側へ付勢する付勢手 段と を備え、前記爪と前記回動爪とが係合した 場合は、前記回動爪が前記洗濯槽蓋と前記開口部との外
    周に周着し、前記爪と前記回動爪とが離脱した場合は、
    前記回動爪が前記付勢手段によって洗濯槽の外部へ突出
    させられるようにしてあることを特徴とする洗濯機。 2、前記外槽を開閉する外槽蓋と、該外槽蓋を開く手段
    とを備えた請求項1記載の洗濯機において、 前記洗濯槽の回転が開始されたか否かを判 別する手段と、 前記洗濯槽の回転量を検出する手段と、 前記洗濯槽の回転開始後の所定時間内に洗 濯槽が所定量回転したか否かを判別する手段と、 前記所定時間内に洗濯槽が所定量回転しな い場合は、前記洗濯槽の回転を中止させると共に前記外
    槽蓋を開かせる制御を行う手段とを具備することを特徴
    とする洗濯機。
JP2252694A 1990-09-20 1990-09-20 洗濯機 Pending JPH04129595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2252694A JPH04129595A (ja) 1990-09-20 1990-09-20 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2252694A JPH04129595A (ja) 1990-09-20 1990-09-20 洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04129595A true JPH04129595A (ja) 1992-04-30

Family

ID=17240951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2252694A Pending JPH04129595A (ja) 1990-09-20 1990-09-20 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04129595A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1497490A1 (en) * 2002-04-10 2005-01-19 Fisher & Paykel Appliances Limited A laundry appliance
US7249742B2 (en) 2002-04-10 2007-07-31 Fisher & Paykel Appliances Limited Self-levelling foot arrangement for an appliance

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1497490A1 (en) * 2002-04-10 2005-01-19 Fisher & Paykel Appliances Limited A laundry appliance
EP1497490A4 (en) * 2002-04-10 2006-12-06 Fisher & Paykel Appliances Ltd DRIER
US7249742B2 (en) 2002-04-10 2007-07-31 Fisher & Paykel Appliances Limited Self-levelling foot arrangement for an appliance

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2005203177B8 (en) Washing machine combined with dryer and controlling method thereof
KR100393881B1 (ko) 드럼식 세탁기
JP4691059B2 (ja) 洗濯乾燥機
KR100443817B1 (ko) 드럼식 세탁기
JP3436729B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP4007147B2 (ja) ランドリー機器の制御装置
JP2005254003A (ja) ドラム式洗濯機
JP3138354B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JPH04129595A (ja) 洗濯機
JPH09217532A (ja) 洗濯機等の蓋ロック装置
US20120137739A1 (en) Washing machine
JP2895942B2 (ja) 洗濯機
JP3899582B2 (ja) ランドリー機器の制御装置
JPH04150894A (ja) 洗濯機
JPH09122374A (ja) 洗濯若しくは乾燥機
KR20050066293A (ko) 세탁기 도어의 안전장치
JPH057690A (ja) 洗濯機の制御装置
JP2895939B2 (ja) 洗濯機
JP2895948B2 (ja) 洗濯乾燥機
JPH04152974A (ja) 洗濯機
JP2895938B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2627360B2 (ja) ドラム式洗濯機
JPH04129591A (ja) 洗濯機
JP2620653B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2009240736A (ja) 洗濯機