JPH09122374A - 洗濯若しくは乾燥機 - Google Patents

洗濯若しくは乾燥機

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JPH09122374A
JPH09122374A JP7281520A JP28152095A JPH09122374A JP H09122374 A JPH09122374 A JP H09122374A JP 7281520 A JP7281520 A JP 7281520A JP 28152095 A JP28152095 A JP 28152095A JP H09122374 A JPH09122374 A JP H09122374A
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JP
Japan
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rotary drum
drum
fitting
clothes
washing
Prior art date
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Application number
JP7281520A
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English (en)
Inventor
Minoru Miyajima
実 宮島
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Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転ドラムのドラム投入口の位置を位置検知
センサで検知して回転ドラムを停止させるためには、位
置検知センサの基づいてドラム駆動モータを制御し回転
ドラムを正逆回転させて位置調整を行う必要があり、回
転ドラムを停止させるまでに長い時間が必要となり、し
かも、回転ドラム内での衣類の片寄り等の偏荷重により
回転ドラムが回転してしまい、この回転を補正するため
に、再度ドラム駆動モータを制御して回転ドラムを正逆
回転させる必要があった。 【解決手段】 本体1内に水平軸周りに回転自在に回転
ドラム4を配設し、回転ドラム4の周側面にドラム投入
口を設け、本体1の上面に回転ドラム内から衣類を取り
出す衣類取出口を設け、回転ドラム4に嵌合凹部24を
有したディスク21を設け、本体1に嵌合凹部24と嵌
合してドラム投入口と衣類取出口32との位置を合致さ
せた後回転ドラム4を停止拘束する嵌合凸部26を有し
た嵌合レバー25を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体内に水平軸周
りに回転自在に配設された衣類を収容する回転ドラム
と、該回転ドラムの周側面に設けられた衣類を当該回転
ドラム内に投入するドラム投入口と、上記本体の上面に
設けられた上記回転ドラム内から衣類を取り出す衣類取
出口とを備えてなる洗濯若しくは乾燥機において、回転
ドラムの停止時に該回転ドラムのドラム投入口と本体の
衣類取出口とを合致させて上記回転ドラムを停止させる
ものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の洗濯若しくは乾燥機である洗濯乾
燥機は、洗濯機本体内に水槽が配設され、該水槽内に洗
濯物を収容する回転ドラムが水平軸周りに回転自在に配
設され、該回転ドラムの周側面には多数の通水孔が設け
られとともに衣類を当該回転ドラム内に投入するドラム
投入口が設けられている。上記洗濯機本体の上面には上
記回転ドラム内へ衣類を出し入れする衣類取出口が設け
られている。
【0003】そして、上記回転ドラムの側面に磁石が設
けられ、上記洗濯機本体に該磁石によりオン・オフされ
るリードスイッチを設け、上記磁石とリードスイッチか
ら上記回転ドラムのドラム投入口の位置を検知する非接
触型位置検知センサを構成しており、洗濯若しくは乾燥
終了後に位置検知センサから出力によりドラム駆動モー
タを制御して上記回転ドラムを正逆回転させ、上記ドラ
ム投入口と上記衣類取出口とが合致した位置で上記回転
ドラムが停止するように制御していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の従
来の洗濯乾燥機であれば、回転ドラムのドラム投入口の
位置を位置検知センサで検知して回転ドラムを停止させ
るためには、位置検知センサの基づいてドラム駆動モー
タを制御し回転ドラムを正逆回転させて位置調整を行
い、ドラム投入口と衣類取出口とを合致させて回転ドラ
ムを停止させる必要があり、回転ドラムを停止させるま
でに長い時間が必要となる。しかも、回転ドラム内での
衣類の片寄り等の偏荷重により回転ドラムが回転してし
まい、この回転を補正するために、再度ドラム駆動モー
タを制御して回転ドラムを正逆回転させる必要があり、
回転ドラムの停止までに非常に長い時間がかかり、制御
が非常に複雑になるという不都合を生じていた。
【0005】本発明の洗濯若しくは乾燥機は上記の不都
合に鑑みなされたものであり、回転ドラムに第1嵌合部
材を設け、本体に第1嵌合部材と嵌合し、回転ドラムの
ドラム投入口と本体の衣類取出口との位置を合致させた
後回転ドラムを停止拘束する第2嵌合部材を設け、第1
嵌合部材と第2嵌合部材との嵌合により上記ドラム投入
口と上記衣類取出口との位置を合致させ上記回転ドラム
を停止させ拘束することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1記載の本発明の洗濯若しくは乾燥機は、本
体内に水平軸周りに回転自在に配設された衣類を収容す
る回転ドラムと、該回転ドラムの周側面に設けられた衣
類を当該回転ドラム内に投入するドラム投入口と、上記
本体の上面に設けられた上記回転ドラム内から衣類を取
り出す衣類取出口とを備え、上記回転ドラムに第1嵌合
部材を設け、上記本体に上記第1嵌合部材と嵌合し、上
記回転ドラムのドラム投入口と上記本体の衣類取出口と
の位置を合致させた後上記回転ドラムを停止拘束する第
2嵌合部材を設けている。上記構成によれば、洗濯若し
くは乾燥終了時には、第1嵌合部材と第2嵌合部材とを
嵌合させ、回転ドラムのドラム投入口と本体の衣類取出
口とを合致させて回転ドラムを停止させ、この位置で回
転ドラムの回転を拘束し、上記衣類取出口,ドラム投入
口を介して上記回転ドラム内に収容されている衣類を取
り出す。
【0007】また、請求項2記載の洗濯若しくは乾燥機
は、上記本体の衣類取出口を開閉する蓋を設け、該蓋を
上記回転ドラムが第1嵌合部材及び第2嵌合部材により
停止拘束されるまで開成できないように当該蓋を閉成状
態で保持する保持手段を設けている。上記構成によれ
ば、回転ドラムの回転中に本体の蓋を誤って開成させよ
うとしても、該蓋は保持手段により閉成状態で保持され
ているので、蓋が開成することがなく使用者が回転中の
回転ドラムに触れるという危険を防ぐ。
【0008】そして、請求項3記載の洗濯若しくは乾燥
機は、上記第1嵌合部材及び第2嵌合部材による上記回
転ドラムの停止拘束状態を解除する拘束解除手段を設け
ている。上記構成によれば、拘束解除手段で第1嵌合部
材と第2嵌合部材による回転ドラムの停止拘束状態を解
除し、回転ドラムを回転可能状態にすることにより、使
用者が回転ドラムの外側に衣類を落とし挟んでしまった
場合に、この衣類を容易に取り除くことができる。
【0009】しかも、請求項4記載の洗濯若しくは乾燥
機は、上記拘束解除手段は洗濯若しくは乾燥機の主電源
を切ることにより上記回転ドラムの停止拘束状態を解除
している。上記構成によれば、主電源を切ったときに回
転ドラムの停止拘束状態を拘束解除手段により解除する
ので、使用者が回転ドラムの外側に落としてしまった衣
類を取り出すときに、誤動作により回転ドラムが回転す
るのを確実に防ぎ、使用者に対する危険を確実に防止し
ている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の洗濯若しくは乾燥機であ
る洗濯乾燥機の第1の実施の形態を図1乃至図6ととも
に説明する。
【0011】本発明の洗濯乾燥機は、乾燥機本体1内に
洗濯及びすすぎ時に水を貯水する水槽2が設けられ、該
水槽2内に衣類を収容する周側面に多数の通水孔3を有
した回転ドラム4が水平軸周りに回転自在に配設されて
いる。上記水槽2はスプリング5により上記乾燥機本体
1の上部に吊り下げられるとともに、その下部をダンパ
ー6により支持され、該スプリング5及びダンパー6で
上記乾燥機本体1に伝わる振動を減衰させる構造となっ
ている。
【0012】上記乾燥機本体1の後部に設けられた給水
弁7に水道水を給水する高圧ホース8を接続し、該給水
弁7に上記水槽2の上部に一端が接続された洗濯水給水
パイプ9の他端が接続されている。上記水槽2の下部に
排水パイプ10の一端が接続され、該排水パイプ10の
他端に排水ポンプ11が接続され、該排水ポンプ11に
排水ホース12が接続されている。
【0013】上記水槽2の上部に上記回転ドラム4内の
衣類を乾燥するための乾燥空気を循環させるドラム循環
ダクト13の一端が接続され、該ドラム循環ダクト13
の他端が上記水槽2の下部に接続されており、当該ドラ
ム循環ダクト13に乾燥空気を加熱するヒータ14と乾
燥空気を循環させる循環ファン15を設けている。
【0014】上記ドラム循環ダクト13の上記循環ファ
ン15と上記水槽2との間に乾燥空気中に含まれる水分
を除湿するために上記ドラム循環ダクト13内に水をシ
ャワー状に給水する一端を上記給水弁7に接続された除
湿水給水パイプ16の他端を接続し、上記ドラム循環ダ
クト13の再下端に上記除湿水給水パイプ16から給水
された除湿水を上記排水パイプ10に排水する除湿水排
水パイプ17を接続している。上記給水弁7は上記高圧
ホース8から給水された水を上記洗濯水給水パイプ9と
上記除湿水給水パイプ16とへ切り換える機能をも有し
ている。
【0015】上記回転ドラム4は両側面を上記水槽2の
中心を貫通した水平に配設された回転軸18,19によ
り軸支され、一方の回転軸18にはドラムプーリ20が
固定され、他方の回転軸19には上記回転ドラム4を停
止拘束するための第1嵌合部材であるディスク21が固
定されている。上記水槽2の下部にドラム駆動用モータ
22が設けられ、上記ドラムプーリ20と上記ドラム駆
動用モータ22とをベルト23で連結し、上記ドラム駆
動用モータ22の回転力を上記ドラムプーリ20伝達し
て上記回転ドラム4を回転させる。
【0016】上記ディスク21は円板状に形成され、当
該ディスク21の周面部に嵌合凹部24が設けられてい
る。上記水槽2の側面に上記回転ドラム4を停止拘束す
るための嵌合レバー25を中心部で回動自在に軸支して
設け、該嵌合レバー25の一端に上記ディスク21の嵌
合凹部24と嵌合する嵌合凸部26を設けている。
【0017】上記嵌合レバー25の一端に当該嵌合レバ
ー25を移動させて嵌合凸部26を上記ディスク21の
嵌合凹部24から抜き出し嵌合を解除させるためのプラ
ンジャー27のシャフト28を接続している。上記嵌合
レバー25の他端に当該他端側を引っ張り上記嵌合凸部
26を上記嵌合凹部24に嵌合させるためのバネ29を
接続するとともにワイヤー30の一端を接続し、該ワイ
ヤー30を上記乾燥機本体1の前面側に配設して当該ワ
イヤー30の他端(乾燥機本体1の前面側)に解除ハン
ドル31を設け、該解除ハンドル31を手前に引くこと
により上記嵌合レバー25の他端側を図示の下方側へ移
動させ、嵌合凸部26を上記ディスク21の嵌合凹部2
4から抜き出し嵌合を解除させる。
【0018】上記ディスク21の嵌合凹部24は、上記
嵌合レバー25の嵌合凸部26と嵌合して上記回転ドラ
ム4を停止拘束した時に、該回転ドラム4の周側面に設
けられたドラム投入口(図示せず)と上記乾燥機本体1
の上面前方の傾斜部に設けられた衣類取出口32とが合
致する位置に上記回転ドラム4が停止拘束される位置に
形成されている。例えば、上記嵌合レバー25の嵌合凸
部26を垂直に形成した場合には、図5に示すように上
記ディスク21の嵌合凹部24を水平方向に対して90
°の位置(上記衣類投入口32が上記乾燥機本体1の上
面前部の傾斜部に形成されているので、上記嵌合凹部2
4は上記回転ドラム4のドラム投入口から30°ずれた
位置)に形成することにより、上記嵌合凹部24と上記
嵌合凸部26とが嵌合して上記回転ドラム4を停止拘束
した状態で上記衣類投入口32と上記ドラム投入口とが
合致した位置となる。
【0019】上記衣類取出口32には当該衣類取出口3
2を開閉するための蓋33が設けられ、該蓋33の開放
端にロックレバー34が設けられ、上記乾燥機本体1に
該ロックレバー34と係合する開閉ボタン35を移動可
能に設け、該開閉ボタン35を上記ロックレバー34と
の係合状態を保持する方向に付勢するバネ36を設け、
上記開閉ボタン35の凹部37に嵌合して当該開閉ボタ
ン35が上記ロックレバー34との係合状態から移動し
ないようにロックするシャフト38を有したプランジャ
ー39を設けている。
【0020】上記構成の洗濯乾燥機の電気回路を図6と
ともに説明すると、40は洗濯乾燥機の電源スイッチ、
41は商用電源の整流等を行う電源部、42は洗濯工程
の表示及び種々の報知を行う表示部、43は蓋の開閉を
検知する蓋スイッチ,上記水槽2の水位を検知する水位
スイッチ,上記回転ドラム4の回転数を検知する回転数
検知回路,操作スイッチ等からなる入力部、44は給水
弁7,排水ポンプ11,ヒータ14,循環ファン15,
ドラム駆動用モータ22,各プランジャー27,39等
からなる負荷部、45は上記入力部43からの入力信号
に基づいて上記負荷部44を制御するマイクロコンピュ
ータからなる制御部、46は上記制御部45の制御信号
により上記負荷部44を駆動する出力部である。
【0021】上記構成の洗濯乾燥機の動作を説明する。
まず、蓋33を開成して衣類取出口32及びドラム投入
口を介して衣類を回転ドラム4内に収容し、上記蓋33
を閉成して入力部43の操作スイッチで洗濯コースの設
定を行いスタートスイッチを操作し洗濯コースを開始す
る。
【0022】制御部45により吸水弁7を駆動して水槽
2に所定量給水を行い、その後、プランジャー27を駆
動して嵌合レバー25を引き付け、該嵌合レバー25の
嵌合凸部26をディスク21の嵌合凹部24から抜き出
し、嵌合凸部26と嵌合凹部24との嵌合を解除し上記
回転ドラム4の停止拘束を解除し、ドラム駆動用モータ
22を駆動させ回転ドラム4を回転させて衣類の洗濯を
行う。
【0023】そして、使用者が洗濯の途中で衣類の継ぎ
足しを行うために一時停止スイッチを操作すると、上記
ドラム駆動用モータ22への電源の通電が遮断される
が、上記回転ドラム4と衣類により回転ドラム4が慣性
でしばらくの間回転を続けるので、上記ドラム駆動用モ
ータ22も回転を続けており、この回転を入力部43の
回転数検知回路で検知し、上記回転ドラム4が停止する
と上記プランジャー27への通電を遮断する。すると、
上記嵌合レバー25がバネ29により図4の上方へ引き
上げられ該嵌合レバー25を図4の破線で示すように移
動させるので、上記嵌合レバー25の嵌合凸部26が上
記ディスク21の周面に押し付けらる。
【0024】上記回転ドラム4が停止すると、制御部4
5は上記ドラム駆動用モータ22に徐々に通電を行い上
記回転ドラム4を微速で回転させる。上記嵌合レバー2
5の嵌合凸部26が上記ディスク21の周面に押し付け
られた状態で該ディスク21が回転を行うので、上記デ
ィスク21の嵌合凹部24が回転してきたときに該嵌合
凹部24に上記嵌合凸部26が入り込み嵌合され、上記
回転ドラム4をドラム投入口と衣類取出口32とを合致
させたこの位置で停止拘束する。
【0025】そして、上記回転ドラム4の停止を検知す
るとプランジャー39への通電を遮断し、該プランジャ
ー39のシャフト38を開閉ボタン35の凹部37から
抜き出し上記蓋33のロック状態を解除する。その後、
上記開閉ボタン35を押圧して当該開閉ボタン35とロ
ックレバー34との係合を解除し、上記蓋33を開成し
衣類取出口32から上記回転ドラム4内へ追加の衣類を
収容する。
【0026】衣類の収容後、上記蓋33を閉成し再度洗
濯を開始すると、上記プランジャー39が駆動し当該プ
ランジャー39のシャフト38が上記凹部37に入り嵌
合状態となり、上記蓋33のロックレバー34と上記開
閉ボタン35との係合状態を保持し上記蓋33をロック
する。
【0027】そして、洗濯工程が終了すると、排水ポン
プ11を駆動し上記水槽2内の洗濯水を排水し、排水が
終了すると上記回転ドラム4を高速回転させて中間脱水
を行い、中間脱水終了後、上記吸水弁7を駆動し上記水
槽2へ給水を行い衣類のすすぎを行い、すすぎが終了す
ると再度上記回転ドラム4を高速回転させて脱水を行
う。
【0028】この脱水終了後は、ヒータ14と循環ファ
ン15とを駆動し、上記水槽2内の空気を循環ファン1
5により循環させ、ヒータ14で加熱を行い乾燥空気と
して上記回転ドラム4へ循環させ、衣類の乾燥を行う。
このとき、上記吸水弁7を駆動し上記高圧ホース8から
の水を除湿水給水パイプ16を介してドラム循環ダクト
13内へシャワー状に除湿水として給水し、上記回転ド
ラム4から排出された水分を含んだ乾燥空気の除湿を行
う。
【0029】そして、衣類の乾燥が終了すると、上記一
時停止時と同様に上記回転ドラム4を停止拘束して上記
ドラム投入口と衣類取出口32と合致させ、衣類の取り
出しを行い、衣類の洗濯乾燥を終了する。
【0030】また、上記第1の実施の形態においては、
ディスク21の周面部に嵌合凹部24を設けていたが、
図7及び図8に示すように、ディスク21の側面に嵌合
孔47を設け、該嵌合孔47に嵌合する嵌合凸部48を
嵌合レバー49の先端に設け、該嵌合レバー49をプラ
ンジャー50で移動させ、嵌合孔47と嵌合凸部48と
の嵌合を解除するように構成してもよい。
【0031】次に、本発明の洗濯乾燥機の第2の実施の
形態を図9とともに説明する。この第2の実施の形態の
上記第1の実施の形態と異なる部分のみを説明する。
【0032】第2の実施の形態の洗濯乾燥機は、ディス
ク21は円板状に形成され、当該ディスク21の周面部
に嵌合凹部24が設けられている。上記水槽2の側面で
上記ディスク21の下方位置に上記回転ドラム4を停止
拘束するための嵌合レバー51を中心部で回動自在に軸
支して設け、該嵌合レバー51の一端に上記ディスク2
1の嵌合凹部24と嵌合する嵌合凸部52を設けてい
る。
【0033】上記嵌合レバー51の一端に当該嵌合レバ
ー51を図9において上方に移動させて嵌合凸部52を
上記ディスク21の嵌合凹部24へ入れ嵌合を行うため
のプランジャー53のシャフト54を接続している。上
記嵌合レバー51の他端に当該他端側を図9において上
方へ引っ張り上記嵌合凸部26を上記嵌合凹部52から
抜き出して嵌合を解除するためのバネ55を接続してい
る。
【0034】上記ディスク21の嵌合凹部24は、上記
嵌合レバー25の嵌合凸部26と嵌合して上記回転ドラ
ム4を停止拘束した時に、該回転ドラム4の周側面に設
けられたドラム投入口(図示せず)と上記乾燥機本体1
の上面前方の傾斜部に設けられた衣類取出口32とが合
致する位置に上記回転ドラム4が停止拘束される位置に
形成されている。上記構成の洗濯乾燥機の動作を説明す
る。
【0035】まず、電源スイッチ40をオンするとプラ
ンジャー53に通電が行われ嵌合レバー51を図9に示
す上方へ移動させ、該嵌合レバー51の嵌合凸部52と
ディスク21の嵌合凹部24との嵌合を行い、回転ドラ
ム4を拘束させておく。
【0036】そして、蓋33を開成して衣類取出口32
及びドラム投入口を介して衣類を回転ドラム4内に収容
し、上記蓋33を閉成して入力部43の操作スイッチで
洗濯コースの設定を行いスタートスイッチを操作し洗濯
コースを開始する。
【0037】制御部45により吸水弁7を駆動して水槽
2に所定量給水を行い、その後、プランジャー27への
通電を遮断する。すると、嵌合レバー25はバネ55の
付勢力により図9の上方へ引き上げられ、該嵌合レバー
51の嵌合凸部52をディスク21の嵌合凹部24から
抜き出し、嵌合凸部52と嵌合凹部24との嵌合を解除
し上記回転ドラム4の停止拘束を解除し、ドラム駆動用
モータ22を駆動させ回転ドラム4を回転させて衣類の
洗濯を行う。
【0038】そして、洗濯工程が終了すると、排水ポン
プ11を駆動し上記水槽2内の洗濯水を排水し、排水が
終了すると上記回転ドラム4を高速回転させて中間脱水
を行い、中間脱水終了後、上記吸水弁7を駆動し上記水
槽2へ給水を行い衣類のすすぎを行い、すすぎが終了す
ると再度上記回転ドラム4を高速回転させて脱水を行
う。
【0039】この脱水終了後は、ヒータ14と循環ファ
ン15とを駆動し、上記水槽2内の空気を循環ファン1
5により循環させ、ヒータ14で加熱を行い乾燥空気と
して上記回転ドラム4へ循環させ、衣類の乾燥を行う。
このとき、上記吸水弁7を駆動し上記高圧ホース8から
の水を除湿水給水パイプ16を介してドラム循環ダクト
13内へシャワー状に除湿水として給水し、上記回転ド
ラム4から排出された水分を含んだ乾燥空気の除湿を行
う。
【0040】そして、衣類の乾燥が終了すると、上記ド
ラム駆動用モータ22への電源の通電が遮断されるが、
上記回転ドラム4と衣類により回転ドラム4が慣性でし
ばらくの間回転を続けるので、上記ドラム駆動用モータ
22も回転を続けており、この回転を入力部43の回転
数検知回路で検知し、上記回転ドラム4が停止すると上
記プランジャー53を駆動する。すると、上記嵌合レバ
ー51が図9の上方へ移動させられ該嵌合レバー51を
図9の実線で示すように移動させるので、上記嵌合レバ
ー51の嵌合凸部52が上記ディスク21の周面に押し
付けらる。
【0041】上記回転ドラム4が停止すると、制御部4
5は上記ドラム駆動用モータ22に徐々に通電を行い上
記回転ドラム4を微速で回転させる。上記嵌合レバー5
1の嵌合凸部52が上記ディスク21の周面に押し付け
られた状態で該ディスク21が回転を行うので、上記デ
ィスク21の嵌合凹部24が回転してきたときに該嵌合
凹部24に上記嵌合凸部52が入り込み嵌合され、上記
回転ドラム4をドラム投入口と衣類取出口32とを合致
させたこの位置で停止拘束する。
【0042】そして、上記回転ドラム4の停止を検知す
るとプランジャー39への通電を遮断し、該プランジャ
ー39のシャフト38を開閉ボタン35の凹部37から
抜き出し上記蓋33のロック状態を解除する。その後、
上記開閉ボタン35を押圧して当該開閉ボタン35とロ
ックレバー34との係合を解除し、上記蓋33を開成し
衣類取出口32から上記回転ドラム4内の衣類を取り出
す。
【0043】また、上記回転ドラム4内に衣類を収容す
る際に誤って衣類を上記回転ドラム4と上記水槽2の間
に落としてしまい、該衣類が上記回転ドラム4と上記水
槽2との間に挟まった場合には、上記乾燥機本体1の電
源スイッチ40をオフすると、プランジャー27への通
電を遮断する。すると、嵌合レバー25はバネ55の付
勢力により図9の上方へ引き上げられ、該嵌合レバー5
1の嵌合凸部52をディスク21の嵌合凹部24から抜
き出し、嵌合凸部52と嵌合凹部24との嵌合を解除し
上記回転ドラム4の停止拘束を解除する。
【0044】そして、使用者が上記回転ドラム4を手で
回転させて上記回転ドラム4と上記水槽2との間に挟ま
った衣類を取り除く。また、上記回転ドラム4の通水孔
3が異物に詰まった場合においても、上記と同様に上記
解除ハンドル31を手前に引き上記嵌合凹部24と上記
嵌合凸部52との嵌合を解除し、上記回転ドラム4を使
用者が手で回転させ上記通水孔3に詰まった異物を取り
除く。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の洗濯若しくは乾燥機は、
洗濯若しくは乾燥終了時には、第1嵌合部材と第2嵌合
部材とを嵌合させ、回転ドラムのドラム投入口と本体の
衣類取出口とを合致させて回転ドラムを停止させ、この
位置で回転ドラムの回転を拘束するので、回転ドラム内
に収容されている衣類を取り出す際に、回転ドラムが衣
類の片寄りによる偏荷重によって回転することがなく、
回転ドラム内から確実に衣類を取り出すことができる しかも、回転ドラムの停止までにの時間を短縮すること
ができる。
【0046】また、請求項2記載の洗濯若しくは乾燥機
は、回転ドラムの回転中に本体の蓋を誤って開成させよ
うとしても、該蓋は保持手段により閉成状態で保持され
ているので、蓋が開成することがなく使用者が回転中の
回転ドラムに触れるという危険を防止することができ、
洗濯中に誤って蓋が開成してしまい衣類取出口から洗濯
水が本体外へ飛び散ることを確実に防止することができ
る。
【0047】そして、請求項3記載の洗濯若しくは乾燥
機は、拘束解除手段で第1嵌合部材と第2嵌合部材によ
る回転ドラムの停止拘束状態を解除し、回転ドラムを回
転可能状態にすることにより、使用者が回転ドラムの外
側に衣類を落とし挟んでしまった場合に、この衣類を容
易に取り除くことができる。
【0048】また、請求項4記載の洗濯若しくは乾燥機
は、主電源を切ったときに回転ドラムの停止拘束状態を
拘束解除手段により解除するので、使用者が回転ドラム
の外側に落としてしまった衣類を取り出すときに、誤動
作により回転ドラムが回転するのを確実に防ぎ、使用者
に対する危険を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯乾燥機の第1の実施の形態を示す
正面断面図である。
【図2】図1のドラムプーリ側から見た状態を示す側面
断面図である。
【図3】図1のディスク側から見た状態を示す側面断面
図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】図4においてディスクへ嵌合凹部を設ける位置
を示す説明図である。
【図6】本発明の洗濯乾燥機の電気回路を示すブロック
図である。
【図7】本発明の洗濯乾燥機の第1の実施の形態の他の
例における要部を示す正面図である。
【図8】本発明の洗濯乾燥機の第1の実施の形態の他の
例における要部を示す側面図である。
【図9】本発明の洗濯乾燥機の第2の実施の形態を示す
要部拡大側面断面図である。
【符号の説明】
1 乾燥機本体 2 水槽 3 通水孔 4 回転ドラム 7 吸水弁 18 回転軸 19 回転軸 20 ドラムプーリ 21 ディスク 22 ドラム駆動用モータ 24 嵌合凹部 25 嵌合レバー 26 嵌合凸部 27 プランジャー 28 シャフト 29 バネ 30 ワイヤー 31 解除ハンドル 32 衣類取出口 33 蓋 34 ロックレバー 35 開閉ボタン 37 凹部 38 シャフト 39 プランジャー 40 電源スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に水平軸周りに回転自在に配設さ
    れた衣類を収容する回転ドラムと、 該回転ドラムの周側面に設けられた衣類を当該回転ドラ
    ム内に投入するドラム投入口と、 上記本体の上面に設けられた上記回転ドラム内から衣類
    を取り出す衣類取出口とを備えてなる洗濯若しくは乾燥
    機において、 上記回転ドラムに第1嵌合部材を設け、 上記本体に上記第1嵌合部材と嵌合し、上記回転ドラム
    のドラム投入口と上記本体の衣類取出口との位置を合致
    させた後上記回転ドラムを停止拘束する第2嵌合部材を
    設けたことを特徴とする洗濯若しくは乾燥機。
  2. 【請求項2】 上記本体の衣類取出口を開閉する蓋を設
    け、該蓋を上記回転ドラムが第1嵌合部材及び第2嵌合
    部材により停止拘束されるまで開成できないように当該
    蓋を閉成状態で保持する保持手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の洗濯若しくは乾燥機。
  3. 【請求項3】 上記第1嵌合部材及び第2嵌合部材によ
    る上記回転ドラムの停止拘束状態を解除する拘束解除手
    段を設けたことを特徴とする請求項1記載の洗濯若しく
    は乾燥機。
  4. 【請求項4】 上記拘束解除手段は洗濯若しくは乾燥機
    の主電源を切ることにより上記回転ドラムの停止拘束状
    態を解除することを特徴とする請求項3記載の洗濯若し
    くは乾燥機。
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