JP3436729B2 - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

ドラム式洗濯乾燥機

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JP3436729B2 JP2000144460A JP2000144460A JP3436729B2 JP 3436729 B2 JP3436729 B2 JP 3436729B2 JP 2000144460 A JP2000144460 A JP 2000144460A JP 2000144460 A JP2000144460 A JP 2000144460A JP 3436729 B2 JP3436729 B2 JP 3436729B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム内の洗濯物
の洗濯から乾燥までを行うフロントローディングタイプ
のドラム式洗濯乾燥機に関し、特に運転終了時および運
転途中の一時停止時における報知や水槽内の洗濯水の排
水等の改善に係る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ドラム式洗濯乾燥機は、ドラム
が水槽内で水平軸を中心に回転する構造であり、洗濯か
ら乾燥までを同一のドラムで行えるため、洗い、すす
ぎ、脱水、乾燥の各行程を行う洗濯乾燥機の代表的なも
のになっている。
【0003】従来のドラム式洗濯乾燥機の全体構成を図
9に示す。図9において、1は洗濯機本体、2は水槽、
3は水槽2を吊り下げる防振用のバネ、4は洗濯物を収
納するドラム、5はドラム4の周壁に形成された多数の
小孔、6は流入経路、7は流出経路、8は乾燥用ヒー
タ、9は送風機、10は給水弁、11は水位センサ、1
2は駆動モータ、13は駆動モータ12の駆動力をドラ
ム4に伝達する駆動伝達機構、14は排水ポンプ、15
は洗濯水加熱用ヒータ、16は開閉ドア、17は密閉用
のパッキンである。
【0004】また、図示しないが開閉ドア16を閉状態
で保持するロック機能、ドラム内の洗濯物の布量を検知
する布量検知機能、運転終了後に報知ブザーにより運転
終了を報知する報知機能が付加され、洗濯乾燥機本体1
の表示パネルに給水、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各行
程を一時停止させる一時停止キーが設けられている。
【0005】洗い行程においては、ドラム4内に洗濯物
を入れ、洗剤を溶かした洗濯水を上方からドラム4内に
流し込んで洗濯物に含ませ、ドラム4を低速回転させ
る。ドラム4内の洗濯物はドラム4の回転による遠心力
と図示しないバッフルとによりドラム4内の頂上付近ま
で持ち上げられた後、自重により落下(タンブリング)
する。このタンブリングを繰り返すことにより、洗濯物
は落下時の衝撃力でタタキ洗いされる。また、すすぎも
同様にタンブリングを繰り返して行われる。
【0006】洗い行程時の水槽2内の洗濯水量は5リッ
トルから10リットル程度であり、洗濯水の水位はドア
16の中央と下端との中間程度の高さとなる。このた
め、洗いやすすぎ行程中に洗濯物の出し入れのために一
時停止キーを押すと、洗濯水(すすぎ用の水を含む)が
機外にこぼれないよう水槽2内の洗濯水をほとんど排水
してから開閉ドア16のロック解除がなされる。なお、
洗い行程の最終段階あるいはすすぎ行程における使用水
量は、洗い行程時より多くするのが一般的である。
【0007】脱水行程においては、ドラム4を高速回転
させ、その遠心力を利用してドラム4内の洗濯物をドラ
ム4の周壁内面に押しつける。このとき、洗濯物に含ま
れる水分はドラム4の小孔5から水槽2に向かって飛ば
され、水槽2の内面に沿って下部に導かれ、排水ポンプ
14により機外に排出される。
【0008】乾燥行程においては、乾燥用ヒータ8で加
熱して高温となった空気を送風機9により流入経路6を
介してドラム4内に吹き込みながらドラム4を低速回転
させる。水槽2内に吹き込まれた高温の空気はドラム4
の回転により撹拌され、洗濯物を含む水槽2の内部全体
の温度を上昇させて洗濯物に含まれる水分を蒸発させ
る。
【0009】この高温多湿状態の空気は、流出経路7を
通って乾燥用ヒータ8に到達する間に冷却水と直接接触
して冷却される。これにより、空気中の水分が凝縮さ
れ、この水分を機外に排出することにより除湿がなされ
る。除湿後の空気は、再び乾燥用ヒータ8により加熱さ
れてドラム4内に吹き込まれる。このサイクルを繰り返
すことで洗濯物が乾燥する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のフロントローデ
ィングタイプのドラム式洗濯乾燥機においては、運転が
終了すると報知されるため、運転終了を確認してから開
閉ドア16のロック解除操作を行う時間や自動的にロッ
ク解除されるまでの時間が必要となり、運転終了後すぐ
に洗濯物を取り出すことができず効率が悪い。
【0011】また、給水や洗い、すすぎ行程を一時停止
させて洗濯物の出し入れを行うとき、水槽2内の洗濯水
をほとんど排水するため、開閉ドア16が開放可能とな
るまでに時間がかかり、一時停止の操作後すぐに開閉ド
ア16を開けることできず効率が悪い。さらに、洗いや
すすぎ行程を続行するとき、再度洗濯水を補給する必要
があり、洗濯水の無駄使いとなる。
【0012】また、運転途中で洗濯物を追加投入すると
き、ドラム4内への追加可能な洗濯物の布量を表示する
機能がないため、外部からの目視により判断した布量を
投入していた。この場合、開閉ドア16の直径はドラム
4の直径に比べて小さいため、ドラム4内部を確認しず
らく、しかも洗濯可能な布量と乾燥可能な布量とは異な
るため、外部からの目視では追加可能な布量の見極めが
困難である。
【0013】このため、上述のような問題点を考慮した
改善策が種々提案されている。しかしながら、これら問
題点を改善するには不十分であったり、単独では十分な
効果が期待できないものとなっている。
【0014】例えば、特開平3−284296号公報
は、フタロック機構の改善に関するものであるが、ロッ
ク機構の動作検知スイッチを設けているだけであり有効
な制御とは結び付いていない。
【0015】特開昭62−176490号公報は、各行
程単位で運転を中断させるキーを設け、行程移行時にキ
ー操作有と判別されると、水位を判断して洗濯液を排出
後に行程を中断するものである。しかし、中断キーの有
無の判断は行程移行時に限られ、さらにドアロック等の
安全装置との関係についても十分な配慮が不足してい
る。
【0016】特開平2−131798号公報および特開
平2−164396号公報は、補助水槽を設け、洗濯液
の再利用や水槽から補助水槽への洗濯液の移送のみの改
善(移送用ポンプのエアがみ防止を含む)である。しか
し、一時停止時の操作性の改善、安全性の向上等に関す
るものとはなっていない。
【0017】特開平2−241493号公報は、給水前
に洗濯物の布量を検知し、この検知された布量が乾燥可
能布量以下の場合は洗濯乾燥コースに、それ以上の場合
は洗濯コースに自動的に設定するものである。しかし、
使用者の意志の尊重、一時停止時の洗濯物の追加投入等
の面で使用性に改善の余地が残る。
【0018】本発明は、上記に鑑み、運転終了時あるい
は各行程の一時停止時における報知や水槽内の洗濯水の
排水、移送等の一連の動作を改善し、安全性や作業効率
を向上できるドラム式洗濯乾燥機を提供する。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、運転終了後に開閉ドア41のロック解除
が検知されると発生音等により報知することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、洗濯工程を一時停止させて水槽内の水位
が設定水位まで下がると前記ロック機構による開閉ドア
41のロックを解除し、開閉ドア41のロック解除が検
知されると発生音等により報知するものである。
【0021】請求項3による課題解決手段は、運転終了
後を報知する発生音と一時停止時の排水後を報知する発
生音とが異なるようにしたものである。
【0022】請求項4による課題解決手段は、行程を一
時停止させたとき表示部に一時停止状態にある行程の表
示を行なうことである。
【0023】請求項5による課題解決手段は、水槽23
内の洗濯水を排水するとき水槽23内の洗濯水が設定水
位に達すると排水を停止することである。
【0024】請求項6による課題解決手段は、水槽23
内の洗濯水の排水中に発生音により報知し、排水中を報
知する発生音と排水後を報知する発生音とが異なるよう
にしたものである。
【0025】請求項7による課題解決手段は、行程を一
時停止させたとき当該行程が終了に近いと水槽23内の
洗濯水を全て排水して行程を終了させることである。
【0026】請求項8による課題解決手段は、行程を一
時停止させたとき水槽23内から排水された洗濯水を補
助タンク31に送ることである。
【0027】請求項9による課題解決手段は、補助タン
ク31の容量が水槽23に貯留できる最大水量と設定水
位のときの水量との差とされたことである。
【0028】請求項10による課題解決手段は、水槽2
3内から排水された洗濯水を補助タンク31に送るポン
プとして、水槽23内の洗濯水を排水するための排水ポ
ンプ30が使用されたことである。
【0029】請求項11による課題解決手段は、補助タ
ンク31の上部が外気と連通されたことである。
【0030】請求項12による課題解決手段は、行程を
一時停止したときの洗濯水の移送停止後に開閉ドア41
のロック解除が検知されると表示部に余裕洗濯布量を表
示することである。
【0031】請求項13による課題解決手段は、行程を
一時停止したときの洗濯水の移送停止後に開閉ドア41
のロック解除が検知されると表示部に余裕乾燥布量を表
示することである。
【0032】上記課題解決手段において、開閉ドア41
を開放し、ドラム25内に洗濯物を投入して運転を開始
すると、ロック機構42により開閉ドア41がロックさ
れる。そして、ドラム25内に投入された洗濯物の布量
が検知され、水位センサ33が布量に応じた所定水位を
検知するまで給水され、洗い行程が開始される。
【0033】洗濯物の追加投入等のために、洗い行程を
一時停止したとき、行程がほぼ終了に近い場合には、運
転を停止する。そして、排水ポンプ30を駆動して水槽
23内の洗濯水を全て機外に排水する。排水中は洗い工
程を示す表示を行い、断続した発生音で報知する。排水
後、開閉ドア41のロックを解除し、排水中とは異なっ
た発生音で報知する。
【0034】一方、洗い行程を一時停止したとき、行程
が終了に近くない場合には、排水ポンプ30を駆動して
補助タンク31に水槽23内から排水された洗濯水を移
送し、洗い行程を表示し、断続した発生音での報知を行
う。移送後、開閉ドア41のロックを解除して排水中と
は異なった発生音で報知し、余裕洗濯布量あるいは余裕
乾燥布量を表示する。
【0035】再び運転をスタートすると、洗濯水を全て
機外に排水した場合は洗い行程を完了させ、補助タンク
31内に洗濯水がある場合は水槽23内に返送して洗い
行程を続行する。洗い行程が完了すると、再び給水が行
われてすすぎ行程に入るが、このすすぎ行程を一時停止
すると、洗い行程時と同様に処理される。ただし、この
すすぎ行程においては、既に洗い行程が完了しているた
め、洗濯物の追加投入の必要がなく、余裕布量の表示は
行わない。
【0036】その後、各行程が行われ、運転終了後に開
閉ドア41のロックが解除されて、一時停止のときとは
異なった発生音で運転が終了したことを報知する。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態のドラム式
洗濯乾燥機は、図3の如く、洗濯乾燥機本体21内に防
振用のバネ22で吊り下げられた水槽23と、該水槽2
3内に水平軸24周りに回転可能に支持された洗濯物収
納用のドラム25と、乾燥用空気をドラム25内に送風
する送風部26と、洗濯物の水分を奪った空気の湿気を
液化させて除去する凝縮部27と、乾燥用空気を凝縮部
27からドラム25まで導く流入経路28と、高温多湿
状態の空気をドラム25から凝縮部27まで導く流出経
路29と、水槽23内の洗濯水を排水するための排水ポ
ンプ30と、該水槽23内の洗濯水を一時的に貯える補
助タンク31と、ドラム25を回転させる駆動モータ3
2と、水槽23内の水位を検知する水位検知部(水位検
知センサ)33とを備えている。
【0038】前記洗濯乾燥機本体21の前面上部には、
図4の如く、運転を開始させるためのスタートキーおよ
び給水、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各行程を表示する
表示ランプ、各行程を一時停止させるための一時停止キ
ー、報知ブザー等を備えた操作表示パネル40が配され
ている。
【0039】前記洗濯乾燥機本体21の前面中央には、
図3,4の如く、水槽23およびドラム25の洗濯投入
用の開口23a,25aを開閉する開閉ドア41が配さ
れている。この開閉ドア41は、運転時にロック機構4
2により閉状態で保持され、開閉ドア41と水槽23と
の隙間はパッキン43により密閉されている。
【0040】前記ロック機構42は、図5,6の如く、
洗濯乾燥機本体21に配されたロック部45と、開閉ド
ア41に配された被ロック部46とからなる。
【0041】前記ロック部45は、洗濯乾燥機本体21
から出没自在とされたロックレバー51と、該ロックレ
バー51が飛び出す方向に付勢するばね52と、ロック
レバー51に形成された係合孔51aと、ロックレバー
51が本体21から飛び出したとき係合孔51aに係合
するロックピン53と、該ロックピン53をロックレバ
ー51の出没方向と直交する方向に進退させるアクチュ
エータ54とからなる。
【0042】前記被ロック部46は、開閉ドア41に形
成され開閉ドア41が閉状態のとき前記ロックレバー5
1が進入可能とされたロック用穴60と、開閉ドア41
に内装され該ロック用穴60に嵌合したロックレバー5
1に対向配置された進退自在なスライドピン61と、該
スライドピン61をロック用穴60から離間する方向に
付勢するばね62と、スライドピン61に形成された突
部61aに当接してばね52およびばね62に抗してス
ライドピン61をロック用穴60の方向に移動させる把
手63とからなる。
【0043】前記水槽23の開口23a側の上部には、
流入経路28と連通する空気流入口23bが形成され、
後側の水平軸24よりも下部に流出経路29と連通する
空気流出口23cが形成されている。また、水槽23の
下部には、水槽23内の洗濯水を暖めて洗浄効果を高め
るための洗濯水加熱用ヒータ65が取り付けられ、この
洗濯水加熱用ヒータ65の下方に洗濯水を排水ポンプ3
0に導く導管66が配されている。
【0044】前記ドラム25は、その周壁全体に洗濯時
の給水、脱水時の排水および乾燥時の温風を通過させる
ために多数の小孔67が設けられている。
【0045】前記送風部26は、流入経路28内に配さ
れた乾燥用ヒータ68と、該乾燥用ヒータ68で暖めら
れて温風となった空気を空気流入口23bから送り込む
送風ファン69とからなる。
【0046】前記凝縮部27は、洗濯乾燥機本体21の
上部に内装され流出経路29を介して水槽23内に給水
するための給水弁70と、該給水弁70により給水され
る冷却用の水が流れ落ちる流出経路29の内壁とからな
る。
【0047】前記排水ポンプ30には、水槽23からの
洗濯水を機外に導くための排水管71が配管され、該排
水管71には水槽23からの洗濯水を補助タンク31に
移送するための移送管72が接続されている。また、排
水管71には排水弁73が配設され、移送管72には開
閉弁74が配設されている。
【0048】前記補助タンク31は、水槽23内の洗濯
水の最高水位(貯留可能な最大水量の洗濯水が貯留され
たときの水位)より上方に配されている。この補助タン
ク31の最上部には、洗濯水の移送中に補助タンク31
内の空気の入れ換えを行うための空気抜き弁75が洗濯
乾燥機本体21外の空気と連通するよう配設されてい
る。
【0049】また、補助タンク31の容量は、水槽23
に貯留できる最大水量と水槽23の水位が開口23aよ
り僅か下方に設定された設定水位のときの水量との差と
されている。例えば、すすぎ時の最大水量が15リット
ルで、設定水位のときの水量が9リットルとすると、そ
の差の6リットルが補助タンク31の設計容量となる。
【0050】また、ドラム式洗濯乾燥機には、洗濯およ
び乾燥の各行程を実行するマイクロコンピュータからな
る制御部が設けられている。この制御部には、開閉ドア
41の開閉を検知するドア開閉検知機能と、開閉ドア4
1がロックされているか否かを検知するロック検知機能
と、一時停止キーの操作により洗濯乾燥行程を一時停止
させる一時停止機能と、ドラム25内の洗濯物の布量を
検知する布量検知機能と、給水、洗い行程から脱水行程
まで行う洗濯コースや給水、洗い行程から乾燥行程まで
行う洗濯乾燥コース等を選択するコース選択機能と、ド
ラム25における洗濯可能な最大洗濯布量とドラム25
内の布量とから余裕洗濯布量を判断する余裕洗濯布量判
断機能と、ドラム25における乾燥可能な最大乾燥布量
とドラム25内の布量とから余裕乾燥布量を判断する余
裕乾燥布量判断機能とを備えている。
【0051】また、制御部には、洗濯物の追加投入等の
目的で給水、洗い、すすぎの各行程を一時停止して開閉
ドア41を開放するときの水槽23内の洗濯水の対処機
能が付加されている。この対処機能は、行程を一時停止
させたとき水槽23内の洗濯水の水位が設定水位以上で
あれば水槽23内の洗濯水を排水する排水機能と、行程
を一時停止させて水槽23内の洗濯水を排水するとき水
槽23内の洗濯水が設定水位に達すると排水を停止する
排水停止機能と、洗いあるいはすすぎ行程を一時停止さ
せたとき当該行程が終了に近いと水槽23内の洗濯水を
全て排水して行程を終了させる行程早期終了機能と、行
程を一時停止させたとき水槽23内から排水された洗濯
水を補助タンク31に送る排水移送機能と、行程を一時
停止させたとき水槽23内の洗濯水が排水されて設定水
位に達すると排水移送を停止する移送停止機能と、行程
の一時停止が解除されたとき補助タンク31内の洗濯水
を再び水槽23に戻す排水返送機能とからなる。
【0052】一方、制御部には、運転終了時および一時
停止時における状況を報知する機能が付加されている。
この機能は、電源をオンして運転を開始したとき開閉ド
ア41の開放が検知されると報知ブザーにより報知する
ドア開放報知機能と、ドラム25内の洗濯物の布量が洗
濯コース時の洗濯可能な最大洗濯布量あるいは洗濯乾燥
コース時の乾燥可能な最大乾燥布量を越えているとき報
知ブザーで報知し表示パネル40に表示する布量異常報
知機能と、運転終了後に開閉ドア41のロック解除が検
知されると報知ブザーにより報知する終了報知機能と、
行程を一時停止させた排水中に報知ブザーにより報知す
る排水報知機能と、行程を一時停止させた排水後に開閉
ドア41のロック解除が検知されると報知ブザーより報
知する一時停止報知機能と、報知ブザーの継続周期や発
信周波数等を変えることにより各報知機能による報知ブ
ザーのブザー音が異なるようにするブザー音変更機能
と、行程を一時停止させてたとき開閉ドア41の開放が
検知されるまで一時停止状態にある行程の表示ランプを
点滅させる行程表示機能とからなる。
【0053】さらに、制御部には、洗濯コースあるいは
洗濯乾燥コースを実行しているときの洗濯物の追加投入
量を表示する機能が付加されている。この機能は、洗濯
コースが選択されているとき洗い行程を一時停止させた
排水移送停止後に開閉ドア41のロック解除が検知され
ると余裕洗濯布量を表示パネル40に表示する余裕洗濯
布量表示機能と、洗濯乾燥コースが選択されているとき
洗い行程を一時停止させた排水移送停止後に開閉ドア4
1のロック解除が検知されると余裕乾燥布量を表示パネ
ル40に表示する余裕乾燥布量表示機能とからなる。
【0054】上記構成において、電源スイッチをオンす
ると、表示パネル40における各表示が初期設定され
る。開閉ドア41を開放し、ドラム25内に洗濯物を投
入する。
【0055】ここで、開閉ドア41を開放するには、ロ
ック機構42におけるロックレバー51のロック用穴6
0への嵌合を解除する必要がある。これは、把手63を
押してスライドピン61をロック用穴60の方向に押し
込み、このスライドピン61がロック用穴60に嵌合し
たロックレバー51をロック用穴60から押し出すこと
により行われる。なお、開閉ドア41を閉じると、開閉
ドア41がばね52に付勢されて飛び出したロックレバ
ー51を押し込み、ロック用穴60がロックレバー51
の対向位置に達すると、ロックレバー51が再び飛び出
してロック用穴60に嵌合する。
【0056】次に、図1,2に示すように、運転コース
を選択し、スタートキーを押すと、運転が開始される。
このとき、ロック機構42のアクチュエータ54が駆動
してロックピン53がロックレバー51の係合孔51a
に係合し、ロックレバー51がロック用穴60に嵌合し
た状態で固定されるため、把手63を押してもロックレ
バー51は動かず開閉ドア41は開放しない。また、開
閉ドア41が開放していると、報知ブザーがブザー音を
発して報知し、運転を停止する。
【0057】選択された運転コースが開始されると、ド
ラム25内に投入された洗濯物の布量を検知判断し、そ
の結果を記憶する。洗濯物の布量は、スタートキーが押
されてから給水開始までの水槽23内に洗濯水がない状
態のときに、駆動モータ32により洗濯物の投入された
ドラム25を回転させ、駆動モータ32の立ち上がり時
の回転数が所定の回転数に達するまでの時間により判断
する。
【0058】なお、駆動モータ32の立ち上がり時の所
定の回転数に達する時間は、図7に示すように、投入さ
れた洗濯物の布量が多くなるほど長くなる。また、駆動
モータ32における回転数の立ち上がり曲線の傾きを演
算した値により、短時間で布量を判断することもでき
る。
【0059】ここで、洗濯コースが選択されていると
き、ドラム25内の布量が最大洗濯布量を越えている
と、報知ブザーおよび表示パネル40で報知する。ま
た、洗濯乾燥コースが選択されているとき、最大乾燥布
量を越えても同様に報知する。なお、ドラム式洗濯乾燥
機では、一般的に最大乾燥布量は最大洗濯布量の約半分
となっている。
【0060】水槽23内への給水が開始すると、水位セ
ンサ33が布量に応じた所定水位を検知するまで給水す
る。給水開始後に一時停止キーが押されると、給水を停
止し、水槽23内の水位が設定水位以下であれば、ロッ
ク機構42においてロックピン53が後退してロックレ
バー51の係合孔51aから外れて開閉ドア41のロッ
クを解除し、報知ブザーにより開閉ドア41の開放が可
能であることを報知する。また、洗濯コースが選択され
ているときは余裕洗濯布量、洗濯乾燥コースが選択され
ているときは余裕乾燥布量を表示パネル40に表示す
る。洗濯物を追加投入する場合は、開閉ドア41を開放
して表示された布量以内の洗濯物を投入する。
【0061】水槽2内の水位が設定水位を越えていると
きは、開閉弁74を開放および排水弁73を閉鎖して排
水ポンプ30を駆動し、水槽23から排水される洗濯水
を補助タンク31に移送する。このとき、補助タンク3
1内の空気は空気抜き弁75から外部に排出されて、排
水された洗濯水が補助タンク31内にスムーズに移送さ
れる。
【0062】また、水槽23内の洗濯水を排水している
間は表示パネル40の給水行程を示す表示ランプを点滅
させ、報知ブザーで報知する。このとき、報知ブザーの
ブザー音の発生周期は、開閉ドア41のロック解除時や
布量が異常なときよりも長く(例えば、0.2秒オン、
1.5秒オフ)され、他の報知と区別している。
【0063】その後、水槽23内の水位が設定水位まで
下がると、開閉弁74を閉鎖して、開閉ドア41のロッ
クを解除して報知ブザーで報知するとともに、点滅して
いた表示ランプを点灯に戻し、選択されている運転コー
スに応じて余裕洗濯布量あるいは余裕乾燥布量を表示パ
ネル40に表示する。洗濯物を追加投入する場合は、開
閉ドア41を開放して表示された布量以内の洗濯物を投
入する。
【0064】再びスタートキーを押すと、開閉ドア41
をロックし、補助タンク31内に洗濯水がある場合は開
閉弁74が開放して洗濯水を自動的に落下させて水槽2
3内に返送し、水槽23内の水位が所定水位になるまで
給水を行い、給水が完了すると洗い行程が開始される。
【0065】洗い行程の途中で一時停止キーが押される
と、行程の進行状況が90%以上である場合には運転を
停止し、開閉弁74を閉鎖および排水弁73を開放して
排水ポンプ30を駆動して水槽23内の洗濯水を全て機
外に排水する。排水中は表示パネル40の洗い行程を示
す表示ランプを点滅させ、断続したブザー音で報知す
る。そして、開閉ドア41のロックを解除し、報知ブザ
ーで報知する。
【0066】一方、洗い行程の進行状況が90%未満で
ある場合には、上述同様に補助タンク31に水槽23内
から排水された洗濯水を移送し、表示ランプを点滅、断
続したブザー音での報知を行う。そして、開閉ドア41
のロックを解除して報知ブザーで報知し、表示パネル4
0に余裕洗濯布量あるいは余裕乾燥布量を表示する。
【0067】再びスタートキーを押すと、洗濯水を全て
機外に排水した場合は洗い行程を完了させ、補助タンク
31内に洗濯水がある場合は上述同様水槽23内に返送
して洗い行程を続行する。
【0068】洗い行程が完了すると中間脱水を行い、洗
濯物に含まれる洗剤液を排出する。そして、再び給水行
程が行われてすすぎ行程に入るが、この給水行程の途中
で一時停止キーを押すと、洗い行程前の給水行程と同様
に処理される。ただし、この給水行程においては、既に
洗い行程が完了しているため、洗濯物の追加投入の必要
がなく、余裕布量の表示は行わない。
【0069】その後、洗濯コースにおいてはすすぎ、脱
水の各行程、洗濯乾燥コースにおいては乾燥までの各行
程が行われ、運転終了後に開閉ドア41のロックが解除
されて、報知ブザーで運転が終了したことを報知する。
なお。各行程における動作は、従来と同様であるため省
略する。
【0070】このように、運転終了後および各行程の一
時停止時に開閉ドア41のロック解除がなされてから報
知するため、報知後すぐに開閉ドア41を開放して洗濯
物を出し入れすることができる。これにより、従来のよ
うに報知してから開閉ドア41のロックが解除されるま
で待つという不便さが解消できる。
【0071】一時停止の状態にある行程の表示ランプを
点滅させ、しかも排水中、開閉ドア41のロック解除後
等の各状況に応じて報知ブザーによるブザー音の発生周
期を変えて報知するため、状況を把握しやすい。
【0072】各洗濯行程を一時停止したとき、水槽23
内の洗濯水が設定水位以上あると、洗濯水を設定水位ま
で排水して開閉ドア41のロック解除を行う。このた
め、排水する洗濯水を必要最小限として最短時間で開閉
ドア41を開放可能な状態にすることができ、洗濯物の
追加投入等が効率良く行え、しかも洗濯水を節約でき
る。
【0073】洗いあるいはすすぎ行程を一時停止したと
き、当該行程がほぼ終了に近いと、水槽23内の洗濯水
を全て排水し当該行程を終了する。このため、再び運転
を開始するとき、すぐに次の行程に入ることができ、再
給水して残りわずかな行程を行うときと比べて、洗濯時
間の短縮および洗濯水の節約となる。
【0074】洗いあるいはすすぎ行程を一時停止したと
き、補助タンク31に水槽23内の洗濯水を移送するた
め、開閉ドア41を開放するために排水する洗濯水を再
利用できる。このため、洗濯用の水、洗濯水に含まれる
洗剤が節約でき、省資源化および環境汚染の低減が可能
となる。
【0075】補助タンク31の容量を開閉ドア41の開
放のために排水しなければならない必要最小限の洗濯水
の容量としたため、補助タンク31のみではなく洗濯乾
燥機全体の小型軽量化が図れる。また、排水ポンプ30
を洗濯水移送用のポンプとしても使用するため、構造が
簡素化しコストダウンとなる。
【0076】洗濯物の追加投入のために洗い行程を一時
停止したとき、余裕洗濯布量あるいは余裕乾燥布量を表
示するため、洗濯物の追加可能布量を確認することがで
きる。このため、フロントローディングタイプの洗濯乾
燥機において困難とされていた洗濯物の追加投入が確実
に行える。
【0077】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0078】例えば、補助タンク31の空気抜き弁75
を洗濯乾燥機本体21内に配してもよい。また、報知ブ
ザーからの発生音を音声としてもよい。
【0079】さらに、図8に示すように、補助タンク3
1を水槽23内の洗濯水の最高水位より下方に配しても
よい。この場合は、補助タンク31の最上部と水槽23
内の最高水位より上方の空間とを連通する空気抜き用の
連通管80を配管させる。そして、水槽23内の洗濯水
を補助タンク31に移送するときは、開閉弁74を開放
するだけだよく、補助タンク31の洗濯水を水槽23内
に返送するときは、開閉弁74を開放および排水弁73
を閉鎖して排水ポンプ30を駆動する。また、水槽23
の洗濯水を排水するときは、開閉弁74を閉鎖および排
水弁73を開放して排水ポンプ30を駆動する。
【0080】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1,2によると、洗濯行程の一時停止時に水槽内の
水位が設定水位まで下がると開閉ドアのロックが解除さ
れ、開閉ドアのロック解除がなされてから報知するた
め、従来のように報知してから開閉ドアのロックが解除
されるまで待たずに、報知後すぐに開閉ドアを開放して
洗濯物を出し入れすることができる。
【0081】請求項3,4,6によると、運転終了後、
一時停止における排水後、一時停止における排水中の各
状況を報知する発生音を異なるようにし、一時停止状態
にある行程の表示を行なうため、状況を把握しやすい。
【0082】請求項5によると、行程を一時停止したと
き、開閉ドアの開放のために排水する洗濯水を必要最小
限としたため、最短時間で開閉ドアを開放可能な状態に
することができ、洗濯物の追加投入等が効率良く行え、
しかも洗濯水を節約できる。
【0083】請求項7によると、洗いあるいはすすぎ行
程を一時停止して、再び運転を開始するとき、すぐに次
の行程に入ることができ、再給水して残りわずかな行程
を行うときと比べて、洗濯時間の短縮および洗濯水の節
約となる。
【0084】請求項8によると、開閉ドアを開放するた
めに排水する洗濯水を補助タンクに移送して再利用する
ため、洗濯用の水、洗濯水に含まれる洗剤が節約でき、
省資源化および環境汚染の低減が可能となる。
【0085】請求項9によると、補助タンクの容量を開
閉ドアの開放のために排水する洗濯水の必要最小限の容
量としたため、従来の補助タンクを配するときと比べて
補助タンクのみではなく洗濯乾燥機全体の小型軽量化が
図れる。
【0086】請求項10によると、排水ポンプを洗濯水
移送用のポンプとしても使用するため、構造が簡素化し
コストダウンとなる。
【0087】請求項11によると、補助タンクの上部が
外気と連通されているため、補助タンク内の空気抜きが
行え、洗濯水の移送がスムーズに行える。
【0088】請求項12,13によると、洗濯物の追加
投入のために行程を一時停止したとき、余裕洗濯布量あ
るいは余裕乾燥布量を表示するため、洗濯物の追加可能
布量を確認することができる。このため、フロントロー
ディングタイプの洗濯乾燥機において困難とされていた
洗濯物の追加投入が確実に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すドラム式洗濯乾燥
機の動作フローチャート
【図2】同じくドラム式洗濯乾燥機の動作フローチャー
【図3】ドラム式洗濯乾燥機の内部構成図
【図4】ドラム式洗濯乾燥機の外観を示す斜視図
【図5】ロック機構の正面図
【図6】ロック機構の平面図
【図7】駆動モータにおける布量別の回転数の立ち上が
りを示す図
【図8】補助タンクを水槽の最高水位よりも下方に配し
たときのドラム式洗濯乾燥機の内部構成図
【図9】従来のドラム式洗濯乾燥機の内部構成図
【符号の説明】
21 洗濯乾燥機本体 23 水槽 23a 開口 24 水平軸 25 ドラム 30 排水ポンプ 31 補助タンク 33 水位検知部 40 表示部 41 開閉ドア 42 ロック機構 67 小孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D06F 39/08 321 D06F 39/08 321 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 1/00 - 51/02

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯乾燥機本体に内装された水槽と、該
    水槽に回転自在に配され洗濯物収納用のドラムと、前
    記洗濯乾燥機本体の洗濯投入用の開口を開閉する開閉ド
    アと、運転時に開閉ドアを閉状態でロックし、停止時に
    ロック解除するロック機構と、開閉ドアがロックされて
    いるか否かを検知するロック検知手段と、ロック解除が
    検知されると報知する報知手段とを備え、 洗濯工程を一時停止させて水槽内の水位が設定水位まで
    下がると前記ロック機構による開閉ドアのロックを解除
    し、該ロック解除を検知すると報知する ことを特徴とす
    るドラム式洗濯乾燥機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のドラム式洗濯乾燥機にお
    いて、洗濯行程を一時停止させる一時停止手段と、水槽
    内の洗濯水の水位を検知する水位検知部を備え、行程を
    一時停止させたとき水槽内の洗濯水の水位が開口より下
    方に設定された設定水位以上であれば水槽内の洗濯水を
    排水する排水手段と、排水後に開閉ドアのロック解除が
    検知されると報知する一時停止報知手段が設けられたこ
    とを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のドラム式洗濯乾燥機にお
    いて、開閉ドアのロック解除が検知されると発生音によ
    って報知する終了報知手段と一時停止報知手段とを用
    い、終了報知手段における発生音と一時停止報知手段に
    おける発生音とが異なるようにしたことを特徴とするド
    ラム式洗濯乾燥機。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のドラム式洗濯乾燥機にお
    いて、行程を表示する表示部と、行程を一時停止させた
    とき表示部に一時停止状態にある行程の表示を行なう行
    程表示手段とを備えたことを特徴とするドラム式洗濯乾
    燥機。
  5. 【請求項5】 洗濯乾燥機本体に内装された水槽と、該
    水槽に回転自在に配された洗濯物収納用のドラムと、前
    記洗濯乾燥機本体の洗濯投入用の開口を開閉する開閉ド
    アと、運転時に開閉ドアを閉状態でロックし、停止時に
    ロック解除するロック機構と、開閉ドアがロックされて
    いるか否かを検知するロック検知手段と、洗濯行程を一
    時停止させる一時停止手段とを備えたドラム式洗濯乾燥
    機において、 水槽内の洗濯水の水位を検知する水位検知部と、 行程を一時停止させたとき水槽内の洗濯水の水位が開口
    より下方に設定された設定水位以上であれば水槽内の洗
    濯水を排水する排水手段と、 排水後に開閉ドアのロック解除が検知されると報知する
    一時停止報知手段と、 排水手段により水槽内の洗濯水を排水するとき水槽内の
    洗濯水が設定水位に達すると排水を停止する排水停止手
    段とを備えたことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  6. 【請求項6】 洗濯乾燥機本体に内装された水槽と、該
    水槽に回転自在に配された洗濯物収納用のドラムと、前
    記洗濯乾燥機本体の洗濯投入用の開口を開閉する開閉ド
    アと、運転時に開閉ドアを閉状態でロックし、停止時に
    ロック解除するロック機構と、開閉ドアがロックされて
    いるか否かを検知するロック検知手段と、洗濯行程を一
    時停止させる一時停止手段とを備えたドラム式洗濯乾燥
    機において、 水槽内の洗濯水の水位を検知する水位検知部と、 行程を一時停止させたとき水槽内の洗濯水の水位が開口
    より下方に設定された設定水位以上であれば水槽内の洗
    濯水を排水する排水手段と、 開閉ドアのロック解除が検知されると発生音によって報
    知する一時停止報知手段と、 水槽内の洗濯水の排水中に発生音により報知する排水報
    知手段とを備え、 一時停止報知手段における発生音と排水報知手段におけ
    る発生音とが異なるようにしたことを特徴とするドラム
    式洗濯乾燥機。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のドラム式洗濯乾燥機にお
    いて、行程を一時停止させたとき当該行程が終了に近い
    と水槽内の洗濯水を全て排水して行程を終了させる行程
    早期終了手段を備えたことを特徴とするドラム式洗濯乾
    燥機。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7記載のドラム式洗濯乾
    燥機において、水槽内の洗濯水を一時的に貯える補助タ
    ンクと、行程を一時停止させたとき水槽内から排水され
    た洗濯水を補助タンクに送る排水移送手段とを備えたこ
    とを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の補助タンクの容量は、水
    槽に貯留できる最大水量と設定水位のときの水量との差
    とされたことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のドラム式洗濯乾燥機に
    おいて、排水移送手段に水槽内の洗濯水を排水するため
    の排水ポンプが使用されたことを特徴とするドラム式洗
    濯乾燥機。
  11. 【請求項11】 請求項8記載のドラム式洗濯乾燥機に
    おいて、補助タンクの上部が外気と連通されたことを特
    徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  12. 【請求項12】 請求項9記載のドラム式洗濯乾燥機に
    おいて、ドラム内の洗濯物の布量を検知する布量検知手
    段と、ドラムにおける洗濯可能な最大洗濯布量と布量検
    知手段で検知された布量とから余裕洗濯布量を判断する
    余裕洗濯布量判断手段と、行程を一時停止させたとき水
    槽内の洗濯水が排水されて設定水位に達すると排水移送
    手段を停止する移送停止手段と、移送停止後にロック機
    構による開閉ドアのロック解除が検知されると表示部に
    余裕洗濯布量を表示する余裕洗濯布量表示手段とを備え
    たことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のドラム式洗濯乾燥機
    において、ドラムにおける乾燥可能な最大乾燥布量と布
    量検知手段で検知された布量とから余裕乾燥布量を判断
    する余裕乾燥布量判断手段と、移送停止後にロック機構
    による開閉ドアのロック解除が検知されると表示部に余
    裕乾燥布量を表示する余裕乾燥布量表示手段とを備えた
    ことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
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