JPH04129347A - 多重伝送装置 - Google Patents
多重伝送装置Info
- Publication number
- JPH04129347A JPH04129347A JP2248725A JP24872590A JPH04129347A JP H04129347 A JPH04129347 A JP H04129347A JP 2248725 A JP2248725 A JP 2248725A JP 24872590 A JP24872590 A JP 24872590A JP H04129347 A JPH04129347 A JP H04129347A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- vehicle
- control units
- control unit
- multiplex
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 99
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 4
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 abstract description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 2
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000002826 magnetic-activated cell sorting Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は多重伝送装置に関し、特に車両において複数の
制御ユニットを多重伝送路に接続し、制御□□上ユニッ
ト間情報の送受信を行なう多重伝送装置に関する。
制御ユニットを多重伝送路に接続し、制御□□上ユニッ
ト間情報の送受信を行なう多重伝送装置に関する。
(従来の技術)
車両に搭載された電装品間の信号を分散多重方式にて送
受信する多重伝送装置では、一対の伝送路上に複数のデ
ータを時分割多重するものであり、シリアル伝送が基本
となっている。
受信する多重伝送装置では、一対の伝送路上に複数のデ
ータを時分割多重するものであり、シリアル伝送が基本
となっている。
この分散多重方式をとる多重伝送装置では、各ノードは
固有の通信用LSIやマイクロプロセッサ等を有し、こ
れらが所定のアルゴリズムに従って送信制御や受信情報
の解析等を行なっている。
固有の通信用LSIやマイクロプロセッサ等を有し、こ
れらが所定のアルゴリズムに従って送信制御や受信情報
の解析等を行なっている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記従来例では、各ノードが制御に必要
なデータを一定間隔で送信しているので、別制御を行な
う他のノードがデータ伝送に割り込みにくく、その制御
に遅延が生じるという問題がある。また、データ伝送の
周期を長くとった場合、それに伴ってデータの更新周期
も長(なるため、伝送誤りや制御遅延が発生し易くなる
という問題がある。
なデータを一定間隔で送信しているので、別制御を行な
う他のノードがデータ伝送に割り込みにくく、その制御
に遅延が生じるという問題がある。また、データ伝送の
周期を長くとった場合、それに伴ってデータの更新周期
も長(なるため、伝送誤りや制御遅延が発生し易くなる
という問題がある。
また、各ノード間で優先順位を決めて周期的にデータ伝
送を行なう場合、車両の走行状態によっては優先順位の
低いノードでのデータ伝送頻度が高くなり、そのノード
でデータ伝送が行なえなかったり、データの遅延が発生
してしまうという問題がある。
送を行なう場合、車両の走行状態によっては優先順位の
低いノードでのデータ伝送頻度が高くなり、そのノード
でデータ伝送が行なえなかったり、データの遅延が発生
してしまうという問題がある。
(課題を解決するための手段及び作用)本発明は、上述
の課題を解決することを目的として成されたもので、上
述の課題を解決する一手段として以下の構成を備える。
の課題を解決することを目的として成されたもので、上
述の課題を解決する一手段として以下の構成を備える。
即ち、共通の多重伝送路に分散接続された複数の制御ユ
ニットが相互に情報の送受信を行なう多重伝送装置にお
いて、各制御ユニットには車両の走行状態が情報として
通知されるよう構成され、車両の走行状態に応じて前記
複数の制御ユニット間の情報の伝送方式を変える。
ニットが相互に情報の送受信を行なう多重伝送装置にお
いて、各制御ユニットには車両の走行状態が情報として
通知されるよう構成され、車両の走行状態に応じて前記
複数の制御ユニット間の情報の伝送方式を変える。
好ましくは、各制御ユニット間で所定の周期で情報を伝
送し、エンジン始動時には前記所定の周期よりも短い周
期で情報を伝送する。
送し、エンジン始動時には前記所定の周期よりも短い周
期で情報を伝送する。
また、好ましくは、複数の制御ユニット間で情報伝送の
優先順位を決め、車両の走行状態に応じて該優先順位を
変更する。
優先順位を決め、車両の走行状態に応じて該優先順位を
変更する。
また、好ましくは、車両の走行状態に応じて複数の制御
ユニット間での情報伝送を周期的な伝送からイベント発
生に従った伝送へ、あるいはイベント発生に従った伝送
から周期的な伝送へと切り換える。
ユニット間での情報伝送を周期的な伝送からイベント発
生に従った伝送へ、あるいはイベント発生に従った伝送
から周期的な伝送へと切り換える。
さらに好ましくは、特定の制御ユニットとの情報伝送は
周期的に行ない、他の制御ユニットとの情報伝送はイベ
ントの発生に従った伝送とし、該特定の制御ユニットを
車両の走行状態に応じて変更する。
周期的に行ない、他の制御ユニットとの情報伝送はイベ
ントの発生に従った伝送とし、該特定の制御ユニットを
車両の走行状態に応じて変更する。
以上の構成において、車両の走行状態に応じたデータ伝
送周期にて制御ユニット間での情報伝送ができる。
送周期にて制御ユニット間での情報伝送ができる。
(実施例)
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な実施例を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
〈第1実施例〉
本発明の第1の実施例について説明する。
第1図は本発明の第1の実施例に係る多重伝送装置(以
下、装置という)の構成を示し、同図では一対の多重伝
送路1に6個の制御ユニットA〜Fが接続されている。
下、装置という)の構成を示し、同図では一対の多重伝
送路1に6個の制御ユニットA〜Fが接続されている。
これらの制御ユニットは、多重伝送路1を介してC3M
A/CD方式にて互いにデータの送受信を行なっている
。
A/CD方式にて互いにデータの送受信を行なっている
。
第2図は制御ユニットの構成を示すブロック図である。
同図において、制御ユニット100は多重伝送路1や後
述するワイヤ6.7とコネクタ2を介して接続されてい
る。多重インタフェースモジュール3は、コネクタ2を
介して多重伝送路l上のキャリヤ検出や衝突検出を行な
ったり、多重伝送路lからシリアルデータを読み取り、
それをパラレルデータ(D、〜D、)に変換してホスト
CPU8に送出する。また、ホストcpusからのパラ
レルデータなシリアルデータに変換したリ、垂直パリテ
ィのチエツクやエラー検出コードの計算も行なう。即ち
、多重インタフェースモジュール3は、ネットワークに
おける物理層レベルの制御を司る。
述するワイヤ6.7とコネクタ2を介して接続されてい
る。多重インタフェースモジュール3は、コネクタ2を
介して多重伝送路l上のキャリヤ検出や衝突検出を行な
ったり、多重伝送路lからシリアルデータを読み取り、
それをパラレルデータ(D、〜D、)に変換してホスト
CPU8に送出する。また、ホストcpusからのパラ
レルデータなシリアルデータに変換したリ、垂直パリテ
ィのチエツクやエラー検出コードの計算も行なう。即ち
、多重インタフェースモジュール3は、ネットワークに
おける物理層レベルの制御を司る。
ホストCPU8と実際の負荷(不図示)等とは、ワイヤ
6.7や入力インタフェース回路4、出力インクフェー
ス回路5を介して接続されている。負荷からの信号はホ
ストCPU8にて解析され、そこで所定のデータフォー
マットに変換される。変換されたデータは多重インタフ
ェースモジュール3を介して、さらに多重伝送路lに送
出される。
6.7や入力インタフェース回路4、出力インクフェー
ス回路5を介して接続されている。負荷からの信号はホ
ストCPU8にて解析され、そこで所定のデータフォー
マットに変換される。変換されたデータは多重インタフ
ェースモジュール3を介して、さらに多重伝送路lに送
出される。
第3図は、本実施例の多重伝送装置における多重通信マ
ツプを模式的に示したものである。
ツプを模式的に示したものである。
第3図に示した多重伝送装置の制御システム(協調制御
多重システム)は、協調制御系多重ネットワーク20と
ボディ系多重ネットワーク30とから構成され、両ネッ
トワークは中継ユニットとして動作するN I C(N
etwork Integration(:ontro
l ) 21を介して信号の送受信を行なう。
多重システム)は、協調制御系多重ネットワーク20と
ボディ系多重ネットワーク30とから構成され、両ネッ
トワークは中継ユニットとして動作するN I C(N
etwork Integration(:ontro
l ) 21を介して信号の送受信を行なう。
協調制御系多重ネットワーク20を構成する各協調制御
ユニットEGI22.ABS/TRC23,4WS24
.MACS25間、及び各制御ユニットとNIC21間
は、図中、矢印にて示した方向に互いに信号の送受信を
行なっている。この内、各協調制御ユニット間の送受信
信号を協調信号と呼び、NIC21と各協調制御ユニッ
ト間の送受信信号なボディ信号と呼ぶ。
ユニットEGI22.ABS/TRC23,4WS24
.MACS25間、及び各制御ユニットとNIC21間
は、図中、矢印にて示した方向に互いに信号の送受信を
行なっている。この内、各協調制御ユニット間の送受信
信号を協調信号と呼び、NIC21と各協調制御ユニッ
ト間の送受信信号なボディ信号と呼ぶ。
協調制御ユニットの機能について、その主なものを簡単
に説明する。EGI22は燃料噴射制御等、エンジン制
御を司る制御ユニットであり、アンチ・スキッド・ブレ
ーキの制御に関係するABS/TRC23からトルクダ
ウン要求を受けてトルクダウン実施信号を返送したり、
その他ギアポジション信号等を送信する。これらの制御
は車両の円滑な発進加速に関与する。
に説明する。EGI22は燃料噴射制御等、エンジン制
御を司る制御ユニットであり、アンチ・スキッド・ブレ
ーキの制御に関係するABS/TRC23からトルクダ
ウン要求を受けてトルクダウン実施信号を返送したり、
その他ギアポジション信号等を送信する。これらの制御
は車両の円滑な発進加速に関与する。
車両の安定性向上を目的として、ABS/TRC23は
4WS24に悪路信号や路面μ信号等を送り、走行条件
に適応した後輪操舵制御を行なっている。その他、安全
性向上のため、各協調制御ユニット相互間でシステムダ
ウン信号や伝送フェール信号をやりとりしてシステムの
相互監視をしている。尚、MAC325はアクティブサ
スペンションの制御ユニットである。
4WS24に悪路信号や路面μ信号等を送り、走行条件
に適応した後輪操舵制御を行なっている。その他、安全
性向上のため、各協調制御ユニット相互間でシステムダ
ウン信号や伝送フェール信号をやりとりしてシステムの
相互監視をしている。尚、MAC325はアクティブサ
スペンションの制御ユニットである。
ボディ系多重ネットワーク30を構成する制御ユニット
である、METER31,A/C3W35、A/CAM
P34等は他の制御ユニットとは独立してNIC21と
のみ信号の送受をする。また、EXT33は故障診断や
製造ラインでの検査に関与する制御ユニットである。
である、METER31,A/C3W35、A/CAM
P34等は他の制御ユニットとは独立してNIC21と
のみ信号の送受をする。また、EXT33は故障診断や
製造ラインでの検査に関与する制御ユニットである。
次に、本実施例の協調制御多重システムにおけるデータ
送信制御について説明する。
送信制御について説明する。
第4図(a)は、車両の状態と制御ユニットであるNI
C21及びABS/TRC23から送信されるデータと
の関係を示すタイミングチャートである。同図に示すよ
うに、車両の状態がエンジン始動時やEGI22のリセ
ット時であるとき、NIC21は車両が走行状態にある
ときに比べて短い周期でデータを送信する。また、AB
S/TRC23は、車両が旋回走行状態にあることな検
知したとき、通常の走行状態のときに比べて信号の送信
間隔を短くする。車両が旋回走行状態にあるときのAB
S/TRC23からの信号としては、4WS24に対す
る低μ路や悪路に関する路面状態信号等がある。
C21及びABS/TRC23から送信されるデータと
の関係を示すタイミングチャートである。同図に示すよ
うに、車両の状態がエンジン始動時やEGI22のリセ
ット時であるとき、NIC21は車両が走行状態にある
ときに比べて短い周期でデータを送信する。また、AB
S/TRC23は、車両が旋回走行状態にあることな検
知したとき、通常の走行状態のときに比べて信号の送信
間隔を短くする。車両が旋回走行状態にあるときのAB
S/TRC23からの信号としては、4WS24に対す
る低μ路や悪路に関する路面状態信号等がある。
第4図(b)、並びに第4図(c)に、前述のエンジン
始動時やEGI22のリセット時におけるNIC21の
データ送信について詳細に示す。
始動時やEGI22のリセット時におけるNIC21の
データ送信について詳細に示す。
第4図(b)において、スタータスイッチ(不図示)が
オフからオンになると(図中、0点)エンジン始動が開
始され、NIC21は多重伝送路1を介して、例えば、
EGI22に制御信号を送り始める。そして、0点から
スタータスイッチがオンからオフになる0点までの期間
を始動時制御期間とし、この期間、EGI22はエンジ
ンの制御がしにくい不安定な状態にあり、特にエンジン
トルクの制御が難しい状況にあるため、NIC21はE
GI22に対するデータ送信を周期t、にて行なう。こ
の始動時制御期間が経過した後は、通常の走行時制御と
して周期t2にてデータ送信を行なう。尚、言うまでも
な(、周期t1と周期t、とは、t + < t xの
関係にある。
オフからオンになると(図中、0点)エンジン始動が開
始され、NIC21は多重伝送路1を介して、例えば、
EGI22に制御信号を送り始める。そして、0点から
スタータスイッチがオンからオフになる0点までの期間
を始動時制御期間とし、この期間、EGI22はエンジ
ンの制御がしにくい不安定な状態にあり、特にエンジン
トルクの制御が難しい状況にあるため、NIC21はE
GI22に対するデータ送信を周期t、にて行なう。こ
の始動時制御期間が経過した後は、通常の走行時制御と
して周期t2にてデータ送信を行なう。尚、言うまでも
な(、周期t1と周期t、とは、t + < t xの
関係にある。
第4図(C)は、制御ユニットのEGI22がリセット
し、それが正常状態に復帰するまでのNIC21のデー
タ送信制御を示すタイミングチャートである。
し、それが正常状態に復帰するまでのNIC21のデー
タ送信制御を示すタイミングチャートである。
第4図(C)の◎点でEGI22がリセットした場合、
NIC21は不図示のタイマーを起動させ、周期t、で
データの送信を開始する。そして、タイマー起動後、タ
イマーの計時が終了するまでの一定時間Tの間、周期t
1にてデータ送信を続け、時間T経過後は、通常の走行
時制御として周期t2にてデータ送信を行なう。尚、こ
こでも周期t1と周期t、とは、t + < j 2の
関係にある。
NIC21は不図示のタイマーを起動させ、周期t、で
データの送信を開始する。そして、タイマー起動後、タ
イマーの計時が終了するまでの一定時間Tの間、周期t
1にてデータ送信を続け、時間T経過後は、通常の走行
時制御として周期t2にてデータ送信を行なう。尚、こ
こでも周期t1と周期t、とは、t + < j 2の
関係にある。
以上説明したように、本実施例によれば、車両の状態に
より特定の制御ユニットからのデータ送信周期を変える
ことで、始動時やリセット時の制御の安定性を確保でき
、また、車両が始動時やリセット時以外の状態にあると
き、他の制御ユニットが多重伝送路のアクセス権を確保
しやすいようにできるという効果がある。
より特定の制御ユニットからのデータ送信周期を変える
ことで、始動時やリセット時の制御の安定性を確保でき
、また、車両が始動時やリセット時以外の状態にあると
き、他の制御ユニットが多重伝送路のアクセス権を確保
しやすいようにできるという効果がある。
また、車両が旋回状態にあるときは、路面状態信号の送
信周期を短くすることで、車両が路面に対して敏感な状
態でのデータ送信の信頼性を向上できるという効果があ
る。
信周期を短くすることで、車両が路面に対して敏感な状
態でのデータ送信の信頼性を向上できるという効果があ
る。
〈第2実施例〉
本発明の第2の実施例について説明する。尚、本実施例
に係る多重伝送装置の構成は、第1実施例における多重
伝送装置と同じであり、また、制御ユニットの構成、並
びに多重伝送装置における多重通信マツプについても第
1の実施例と同一であるため、それらの説明は省略する
。
に係る多重伝送装置の構成は、第1実施例における多重
伝送装置と同じであり、また、制御ユニットの構成、並
びに多重伝送装置における多重通信マツプについても第
1の実施例と同一であるため、それらの説明は省略する
。
第5図は、本実施例における多重伝送装置の多重伝送路
1に接続される制御ユニットの内、EGI22.NIC
21,ABS/TRC23,4WS24間のデータ送受
信の関係を示すタイミングチャートである。同図におい
て、EGI22とNIC21が周期的にデータの送信を
行ない、これらの制御ユニットが多重伝送路1において
データ送受信の優先順位が最も高く設定されている。
1に接続される制御ユニットの内、EGI22.NIC
21,ABS/TRC23,4WS24間のデータ送受
信の関係を示すタイミングチャートである。同図におい
て、EGI22とNIC21が周期的にデータの送信を
行ない、これらの制御ユニットが多重伝送路1において
データ送受信の優先順位が最も高く設定されている。
通常のデータ送受信においては、A B S/T RC
23,4WS24は上述のEGI22やNIC21に比
べて優先順位は低い。しかし、車両の走行状態が区間T
で旋回状態にあり、かつ低μ路走行になったときには多
重伝送路1における制御ユニットのデータ送受信の優先
順位が書き換わり、ABS/TRC23と4WS24間
のデータ送受信が最優先となる。しかして、区間Tにお
いて、両側開ユニットは周期的に4WS等の制御に関す
るデータの送受信を行なう。
23,4WS24は上述のEGI22やNIC21に比
べて優先順位は低い。しかし、車両の走行状態が区間T
で旋回状態にあり、かつ低μ路走行になったときには多
重伝送路1における制御ユニットのデータ送受信の優先
順位が書き換わり、ABS/TRC23と4WS24間
のデータ送受信が最優先となる。しかして、区間Tにお
いて、両側開ユニットは周期的に4WS等の制御に関す
るデータの送受信を行なう。
区間TにおけるABS/TRC23と4WS 24との
データ送受信後は、EGI22とNIC21とのデータ
送受信が多重伝送路lにおいて再び最優先となる。
データ送受信後は、EGI22とNIC21とのデータ
送受信が多重伝送路lにおいて再び最優先となる。
以上説明したように、本実施例によれば、多重伝送路上
で高い優先順位にある制御ユニットがデータの送受信を
行なっているときに、それより低い優先順序にあっても
車両の安全走行上重要な制御ユニットのデータ送信頻度
が高(なった場合、その制御ユニットの優先順序を一時
的Iこ高くすることで車両の安全性を向上できるという
効果がある。
で高い優先順位にある制御ユニットがデータの送受信を
行なっているときに、それより低い優先順序にあっても
車両の安全走行上重要な制御ユニットのデータ送信頻度
が高(なった場合、その制御ユニットの優先順序を一時
的Iこ高くすることで車両の安全性を向上できるという
効果がある。
尚、本実施例では、区間TにおいてABS/TRCと4
WSとのデータ送受信を最優先させたが、その他、エン
ジン始動時やシステムリセット時に限り、NICからの
データ送信を最優先させてもよい。
WSとのデータ送受信を最優先させたが、その他、エン
ジン始動時やシステムリセット時に限り、NICからの
データ送信を最優先させてもよい。
本発明は、上述の実施例に限定されるものではなく、例
えば、第6図に示すように、車両の制御状態により、制
御ユニット間での周期的なデータ伝送の相手を切り換え
るようにしてもよい。即ち、ABS/TRCがEGIを
特定制御ユニットとして両側開ユニット間でデータ送受
信しているとき(図中、区間A)、ABS/TRCにと
り最も優先順位が高い協調制御を行なう相手である4W
Sとの通信量が増大したとき(図中、区間B)、ABS
/TRCは周期的なデータ伝送の相手をEGIから4W
Sに切り換える。
えば、第6図に示すように、車両の制御状態により、制
御ユニット間での周期的なデータ伝送の相手を切り換え
るようにしてもよい。即ち、ABS/TRCがEGIを
特定制御ユニットとして両側開ユニット間でデータ送受
信しているとき(図中、区間A)、ABS/TRCにと
り最も優先順位が高い協調制御を行なう相手である4W
Sとの通信量が増大したとき(図中、区間B)、ABS
/TRCは周期的なデータ伝送の相手をEGIから4W
Sに切り換える。
こうすることで、ABS/TRCとそれと最も優先度の
高い協調制御を行なう制御ユニットとの間のデータ伝送
が、他の制御ユニットとのデータ伝送に阻害されること
なく実行できるという効果がある。
高い協調制御を行なう制御ユニットとの間のデータ伝送
が、他の制御ユニットとのデータ伝送に阻害されること
なく実行できるという効果がある。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、車両の走行状態
に応じて多重伝送装置を構成する制御ユニット間の伝送
方式を変えることで、データ伝送が効率的になり、制御
の遅延や伝送エラーを防止できるという効果がある。
に応じて多重伝送装置を構成する制御ユニット間の伝送
方式を変えることで、データ伝送が効率的になり、制御
の遅延や伝送エラーを防止できるという効果がある。
第1図は本発明に係る実施例である多重伝送装置の構成
を示す図、 第2図は制御ユニットの構成を示すブロック図、 第3図は実施例における多重通信マツプを示す図、 第4図(a)は車両の状態と制御ユニットから送信され
るデータとの関係を示すタイミングチャート、 第4図(b)はエンジン始動時の通信制御を示すタイミ
ングチャート、 第4図(c)は制御ユニットのリセット時の制御を示す
タイミングチャート、 第5図は第2の実施例における制御ユニット間でのデー
タ送受信を示すタイミングチャート、第6図は車両の制
御状態と制御ユニット間のデータ伝送を示すタイミング
チャートである。 図中、1・・・多重伝送路、2・・・コネクタ、3・・
・多重インタフェースモジュール、6.7・・・ワイヤ
、8・・・ホストCPU、10・・・D/Dコンバータ
、20・・・協調制御系多重ネットワーク、30・・・
ボディ系多重ネットワーク、100・・・制御ユニット
である。 5−・−の 第 図 第2 図 第4図 (C) 第5図
を示す図、 第2図は制御ユニットの構成を示すブロック図、 第3図は実施例における多重通信マツプを示す図、 第4図(a)は車両の状態と制御ユニットから送信され
るデータとの関係を示すタイミングチャート、 第4図(b)はエンジン始動時の通信制御を示すタイミ
ングチャート、 第4図(c)は制御ユニットのリセット時の制御を示す
タイミングチャート、 第5図は第2の実施例における制御ユニット間でのデー
タ送受信を示すタイミングチャート、第6図は車両の制
御状態と制御ユニット間のデータ伝送を示すタイミング
チャートである。 図中、1・・・多重伝送路、2・・・コネクタ、3・・
・多重インタフェースモジュール、6.7・・・ワイヤ
、8・・・ホストCPU、10・・・D/Dコンバータ
、20・・・協調制御系多重ネットワーク、30・・・
ボディ系多重ネットワーク、100・・・制御ユニット
である。 5−・−の 第 図 第2 図 第4図 (C) 第5図
Claims (5)
- (1)共通の多重伝送路に分散接続された複数の制御ユ
ニットが相互に情報の送受信を行なう多重伝送装置にお
いて、 各制御ユニットには車両の走行状態が情報として通知さ
れるよう構成され、 車両の走行状態に応じて前記複数の制御ユニット間の情
報の伝送方式を変えることを特徴とする多重伝送装置。 - (2)各制御ユニット間で所定の周期で情報を伝送し、
エンジン始動時には前記所定の周期よりも短い周期で情
報を伝送することを特徴とする請求項第1項に記載の多
重伝送装置。 - (3)複数の制御ユニット間で情報伝送の優先順位を決
め、車両の走行状態に応じて該優先順位を変更すること
を特徴とする請求項第1項に記載の多重伝送装置。 - (4)車両の走行状態に応じて複数の制御ユニット間で
の情報伝送を周期的な伝送からイベント発生に従つた伝
送へ、あるいはイベント発生に従つた伝送から周期的な
伝送へと切り換えることを特徴とする請求項第1項に記
載の多重伝送装置。 - (5)特定の制御ユニットとの情報伝送は周期的に行な
い、他の制御ユニットとの情報伝送はイベントの発生に
従つた伝送とし、該特定の制御ユニットを車両の走行状
態に応じて変更することを特徴とする請求項第4項に記
載の多重伝送装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2248725A JP2904306B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 多重伝送装置 |
EP91115470A EP0475406B1 (en) | 1990-09-13 | 1991-09-12 | Multiplex transmission system for vehicles |
DE69125772T DE69125772T2 (de) | 1990-09-13 | 1991-09-12 | Multiplexübertragungssystem für Fahrzeuge |
KR1019910015947A KR960000605B1 (ko) | 1990-09-13 | 1991-09-13 | 다중전송장치 |
US08/102,953 US5343470A (en) | 1990-09-13 | 1993-08-06 | Multiplex transmission system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2248725A JP2904306B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 多重伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04129347A true JPH04129347A (ja) | 1992-04-30 |
JP2904306B2 JP2904306B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=17182422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2248725A Expired - Fee Related JP2904306B2 (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-20 | 多重伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2904306B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5550830A (en) * | 1992-09-30 | 1996-08-27 | Naldec Corporation | Multiplex transmission apparatus and method |
JP2007030830A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Nissan Motor Co Ltd | 車載ユニットの反応時間適正化装置、反応時間適正化方法、そのプログラムおよびプログラム記録媒体 |
-
1990
- 1990-09-20 JP JP2248725A patent/JP2904306B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5550830A (en) * | 1992-09-30 | 1996-08-27 | Naldec Corporation | Multiplex transmission apparatus and method |
JP2007030830A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Nissan Motor Co Ltd | 車載ユニットの反応時間適正化装置、反応時間適正化方法、そのプログラムおよびプログラム記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2904306B2 (ja) | 1999-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR960000605B1 (ko) | 다중전송장치 | |
JP4197252B2 (ja) | センサ及び/又は点火手段を接続するためのバスに対するバスマスタ | |
JP2003304265A (ja) | 通信システム | |
US5289466A (en) | Multiplex transmission method | |
JP2004348274A (ja) | 通信故障の診断装置 | |
JPH04129347A (ja) | 多重伝送装置 | |
JP2904304B2 (ja) | 多重伝送装置 | |
CN111176251B (zh) | 网络系统 | |
JP3051533B2 (ja) | 多重伝送方法及び多重伝送装置 | |
JP2904305B2 (ja) | 多重伝送装置 | |
JP4019840B2 (ja) | ネットワーク通信システム、およびこのネットワーク通信システムを用いた制御処理システム | |
JPH0630472A (ja) | 多重伝送装置 | |
JP2008306397A (ja) | 車載装置通信システム及び分配装置 | |
JP2004260484A (ja) | 車両内通信システム及びゲートウェイ装置 | |
JP3310020B2 (ja) | 車両用多重伝送装置 | |
JP3827121B2 (ja) | 通信制御装置 | |
JP3088199B2 (ja) | 多重通信装置 | |
JPH0630012A (ja) | 多重通信装置 | |
Latha | An New Methodology on Fault Clearance Technique for Intra-Vehicular Networks | |
JP4221857B2 (ja) | 車載装置 | |
CN117397212A (zh) | 车载控制装置、以太网交换机以及设备设定方法 | |
JPH07306709A (ja) | 車両の監視制御データ転送装置 | |
JPH06334668A (ja) | 多重伝送方式 | |
JPH0522312A (ja) | 多重伝送装置 | |
JP2004186885A (ja) | 車両用通信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090326 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |