JPH0522312A - 多重伝送装置 - Google Patents

多重伝送装置

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JPH0522312A
JPH0522312A JP3048577A JP4857791A JPH0522312A JP H0522312 A JPH0522312 A JP H0522312A JP 3048577 A JP3048577 A JP 3048577A JP 4857791 A JP4857791 A JP 4857791A JP H0522312 A JPH0522312 A JP H0522312A
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JP3048577A
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Haruhiro Hirano
晴洋 平野
Kunihiko Matsumura
邦彦 松村
Satoru Kawazoe
覚 河添
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の通信ノードの故障診断と多重伝送路上
の通信のトラフィック量の監視とを実現しながら低コス
ト化、小型化及び高システム効率化を図る。 【構成】 多重伝送路1に複数の通信ノード10,2
0,…が接続されており、これらの通信ノードはフレー
ムFを単位として互いの間で通信データを送受する。T
MSノード30は、送信元を示すフレームF中のIDコ
ードに基づいて複数の通信ノードの各々について多重伝
送路1上のトラフィック量を各通信ノード別に監視して
おり、いずれかの通信ノードのトラフィック量が各通信
ノード毎に予め設定された最大トラフィック量を越えた
ときに該通信ノードに異常があると判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重伝送路に複数の通
信ノードが各々接続され、該複数の通信ノードが多重伝
送路を通して互いの間で通信を行なう多重伝送装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近自動車の分野において、エレクトロ
ニクス化にともなってスイッチ、センサ、アクチュエー
タ等の電装品の数が多くなってきたことから、電装品間
を結ぶワイヤーハーネスの肥大化、複雑化が深刻な問題
になっている。そこで、1つの伝送路を多数の電装品で
共用する多重伝送方式が注目されている。具体的には、
前記各種電装品の通信ノードとアンチロックブレーキ制
御(ABS)、自動変速制御(EAT)、四輪操舵制御
(4WS)、エンジン制御(EGI)等のための通信ノ
ードとが各々多重伝送路に接続されて時分割方式の多重
伝送ネットワークが構成される。各々の通信ノードは多
重伝送を司る通信チップと該通信チップを介して多重伝
送路に接続されたCPUとを有し、多重伝送路を通して
他の通信ノードとの間でデータを送受するのである。
【0003】さて、例えばツイストペア線で構成される
多重伝送路に断線・短絡等の故障が発生すると、ノード
間の通信が不能になってしまう。この多重伝送路自体の
故障は、例えば特開昭61−224596号公報に開示
されている回路によって検知することができる。一方、
いずれかの通信ノードにおいてCPUに異常が発生して
該CPUが暴走すると、該通信ノードの機能が損なわれ
てしまうので何らかのフェールセーフ処理を施す必要が
生じる。したがって、前記のように多重伝送路自体の故
障を検知するだけでは不十分であって、各通信ノードに
異常がないかどうかを常に診断することも必要である。
従来は、重要な通信ノード特にABS制御等を司る複数
の通信ノードについては、該複数の通信ノードの各々に
故障診断機能を持たせるように各ノードのCPUを二重
化することによって、これに対処していた。
【0004】また従来、トータルマネージングシステム
(TMS)と呼ばれる監視ノード(以下、TMSノード
という。)を多重伝送路に接続し、該TMSノードによ
って他の全通信ノードの作動状態を監視する構成を採用
することもあった。このTMSノードによって、どの通
信ノードから送信された通信データであるかは区別せず
に多重伝送路上の通信のトラフィック総量を全体的に監
視することも考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の多
重伝送装置では、故障診断のために複数の通信ノードの
CPUを各々二重化する構成を採用していたので、コス
トが高くつくだけでなく、多重伝送装置全体が大型化す
る問題があった。また、トラフィック総量の監視機能を
有するTMSノードを別途設ける場合には、多重伝送装
置全体のシステム効率が悪くなる。
【0006】本発明の目的は、複数の通信ノードの故障
診断と多重伝送路上の通信のトラフィック量の監視とを
実現しながら多重伝送装置全体の低コスト化、小型化及
び高システム効率化を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の解決手段は、ある通信ノードにおいてCP
Uが暴走すると該通信ノードのトラフィック量が異常に
大きくなることに着目したものであって、単一の監視ノ
ードが多重伝送路上の各通信ノード別のトラフィック量
の監視を通して各通信ノードの故障診断を行なう構成を
採用したものである。具体的には、本発明は、多重伝送
路に各々接続され該多重伝送路を通して互いの間で通信
を行なう複数の通信ノードと、該複数の通信ノードの各
々について多重伝送路上の通信のトラフィック量を各通
信ノード別に監視し、いずれかの通信ノードのトラフィ
ック量が各通信ノード毎に予め設定された最大トラフィ
ック量を越えたときに該通信ノードに異常があると判定
する単一の監視ノードとを備えた構成を採用したもので
ある。
【0008】
【作用】上記本発明によれば、多重伝送路に接続された
複数の通信ノードの各々について各通信ノード毎に最大
トラフィック量が予め設定されている。監視ノードは、
該多重伝送路上の各通信ノード毎のトラフィック量が各
々最大トラフィック量を越えるかどうかを監視してい
る。通信ノードに異常がない場合は、該通信ノードのト
ラフィック量が該通信ノードの最大トラフィック量を越
えることはない。ところが、ある通信ノードに異常が発
生すると、該通信ノードのトラフィック量は異常に大き
くなって最大トラフィック量を越えてしまう。監視ノー
ドは、トラフィック量が最大トラフィック量を越えた通
信ノードについて該通信ノードに異常があると判定する
のである。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の多重伝送装置の実施例を示
すブロック図である。同図に示すように、例えばツイス
トペア線で構成される多重伝送路1にノードA10、ノ
ードB20等の多数の通信ノードが接続されて時分割方
式の多重伝送ネットワークが構成されている。各々の通
信ノード10,20,…は、通信チップとCPUとを有
し、多重伝送路1を通して他の通信ノードとの間でデー
タを送受することができる。この多重伝送路1には、さ
らにTMSノード30が接続されている。このTMSノ
ード30も同様に通信チップとCPUとを有し、多重伝
送路1を通して通信ノード10,20,…との間でデー
タを送受することができる。ただし、本実施例のTMS
ノード30は、前記のようにどの通信ノードから送信さ
れた通信データであるかを区別せずに多重伝送路1上の
通信のトラフィック総量を監視するものではなく、後に
詳細に説明するように複数の通信ノード10,20,…
の各々について多重伝送路1上の通信のトラフィック量
を各通信ノード別に監視し、しかもいずれかの通信ノー
ドのトラフィック量が各通信ノード毎に予め設定された
最大トラフィック量を越えたときに該通信ノードに異常
があると判定するものである。
【0010】図2は、この多重伝送装置における通信デ
ータの単位であるフレームFの構造を示す説明図であ
る。同図に示すように1つのフレームFは、例えばSD
(Start Delimiter )コード、プライオリティコード、
フレームIDコード、データ長、データ1〜データN及
びチェックコードの各フィールドからなる。送信を実行
しようとするノードは、自己が送信元であることを示す
フレームIDコードを付与したフレームを送信する。こ
の際、データ長のフィールドで長さが表示されるデータ
1〜データNのフィールドには複数のノードに関係する
データが含まれる。他の各ノードは、SDコードの受信
によってフレームの開始を認知し、フレームIDコード
に基いて該フレームが自己宛てのフレームであるかどう
かを知り、自己宛てのフレームである場合には受信を開
始し、更にチェックコードの受信によってフレームの終
りを認知する。以上のようにして通信ノード10,2
0,…及びTMSノード30を含む全てのノード間の通
信が進められるわけである。
【0011】次に、以上の多重伝送装置の動作を説明す
る。各々の通信ノード10,20,…は、自己の作動特
性に応じた頻度でフレームFを送信している。自動車の
場合には、例えばEGI制御を司る通信ノードは、各種
センサから常に新しいデータを受信して、これに対応す
るデータを逐次送信している。つまり、該EGI制御を
司る通信ノードについては、多重伝送路1上に送信フレ
ームが常に存在する。これに比べて例えばABS制御を
司る通信ノードについては、ブレーキが踏まれたときだ
け多重伝送路1上の該通信ノードのトラフィック量が増
大する。このように多重伝送路1上のトラフィック量は
各通信ノード別に見ると一定であったり時々刻々変化し
たりするわけであるが、通信ノードに異常がないかぎり
各通信ノード10,20,…別のトラフィック量T10
20,…が該通信ノードに対して予め設定された最大ト
ラフィック量Tmax10 ,Tmax20 ,…を越えることはあ
り得ない。ところが、ある通信ノード例えばノードA1
0においてCPUが暴走すると、該通信ノード10のト
ラフィック量T10が異常に大きくなって最大トラフィッ
ク量Tmax10 を越えてしまう。そこで、TMSノード3
0により各通信ノード10,20,…別のトラフィック
量を監視することによって複数の通信ノード10,2
0,…の故障診断を行なってフェールセーフ処理に備え
るのである。
【0012】図3は、TMSノード30の動作を示すフ
ローチャート図である。同図に示すようにTMSノード
30は、まずステップS1で多重伝送路1上の通信のト
ラフィック量を各通信ノード10,20,…別に計測す
る。前記のように、多重伝送路1上のフレームFには送
信元を示すフレームIDコードが与えられている。TM
Sノード30は、このフレームIDコードに基づいて多
重伝送路1上のフレームFの送信元を識別しながら各通
信ノード別のトラフィック量を計測するのである。これ
に対応して各通信ノード毎に作動特性を考慮した最大ト
ラフィック量が予め設定されており、TMSノード30
はこれを記憶している。ステップS2では、計測した各
通信ノード別のトラフィック量が各々最大トラフィック
量(しきい値)を越えたかどうかを調べる。通信ノード
に異常がない場合は、該通信ノードの送信フレームが該
通信ノードの最大トラフィック量を越えることはない。
ところが、ある通信ノードに異常が発生すると、該通信
ノードのトラフィック量は、異常に大きくなって該通信
ノードの最大トラフィック量を越えてしまう。TMSノ
ード30は、トラフィック量が最大トラフィック量を越
えた通信ノードについて、ステップS3で該通信ノード
に異常があるとの判定を下し、さらにステップS4で該
通信ノードにシステムダウン指令を与える等のフェール
セーフ処理を実行するのである。
【0013】以上のとおり本実施例によれば、故障診断
のために複数の通信ノード10,20,…のCPUを二
重化することなくTMSノード30によってこれら通信
ノードの故障診断を一括して実行することができるの
で、多重伝送装置全体の低コスト化と小型化とを図るこ
とができる。また、TMSノード30が各通信ノード1
0,20,…の故障診断機能とトラフィック量監視機能
とを兼ね備えるので、多重伝送装置全体のシステム効率
が高くなる。なお、TMSノード30は、各通信ノード
別のトラフィック量を計測しているので、これを総計す
ることにより全通信ノードに関するトラフィック総量を
逐次算出することもでき、該トラフィック総量に基づい
た制御を実行することも可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、単一の監視ノードが多重伝送路上の通信ノード別の
トラフィック量の監視を通して各通信ノードの故障診断
を行なう構成を採用したので、従来とは違って複数の通
信ノードの各々に故障診断の機能を持たせることなく各
通信ノードの故障診断を実現することができ、多重伝送
装置全体の低コスト化と小型化とを図ることができる。
また、監視ノードが通信ノードの故障診断機能とトラフ
ィック量監視機能とを兼ね備えるので、多重伝送装置全
体のシステム効率が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の多重伝送装置の実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】 図1の多重伝送装置における通信データの単
位であるフレームの構造を示す説明図である。
【図3】 図1中のTMSノードの動作を示すフローチ
ャート図である。
【符号の説明】
1…多重伝送路 10…ノードA(通信ノード) 20…ノードB(通信ノード) 30…TMSノード(監視ノード) F…フレーム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 多重伝送路に各々接続され該多重伝送路
    を通して互いの間で通信を行なう複数の通信ノードと、
    該複数の通信ノードの各々について前記多重伝送路上の
    通信のトラフィック量を各通信ノード別に監視し、いず
    れかの通信ノードのトラフィック量が各通信ノード毎に
    予め設定された最大トラフィック量を越えたときに該通
    信ノードに異常があると判定する単一の監視ノードとを
    備えたことを特徴とする多重伝送装置。
JP3048577A 1991-03-14 1991-03-14 多重伝送装置 Expired - Lifetime JP2859749B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006522532A (ja) * 2003-04-07 2006-09-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ネットワークにおけるサービスの品質を保証する方法
US9017556B2 (en) 2009-01-06 2015-04-28 Kurita Water Industries Ltd. Ultrapure water production method and apparatus therefor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006522532A (ja) * 2003-04-07 2006-09-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ネットワークにおけるサービスの品質を保証する方法
US9017556B2 (en) 2009-01-06 2015-04-28 Kurita Water Industries Ltd. Ultrapure water production method and apparatus therefor

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