JPH04124154U - 簡易指圧具

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(57)【要約】【目的】手の届かない背中や足の裏のつぼでも自ら指
圧できる簡易指圧具を提供すること。【構成】折曲したアーム杆３の基端部に握持体４を付
設し、先端部に先鋭指圧体５を付設し、握持体４を握持
して押引動したりグラインドさせたりして先鋭指圧体５
により背中１ａのつぼを指圧する簡易指圧具。

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、簡易指圧具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】

従来、指圧器は電動式のものから、手動式のものまで様々なタイプのものが提案されている。

【０００３】しかしながら、自ら手の届かない背中のつぼを指圧できる指圧器はない。

【０００４】本考案は、いわゆる孫の手の発想に着眼し、手の届かない背中や足の裏のつぼも自ら指圧できる簡易指圧具を提供することが技術的課題である。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。

【０００６】人体１の前側から背中１ａ側へ折曲する折曲部２を有するアーム杆３の基端部に握持体４を付設し、このアーム杆３の先端部に先鋭指圧体５を付設したことを特徴とする簡易指圧具に係るものである。

【０００７】

【作用】

例えば、背中１ａのつぼを指圧する場合、図２に示すように握持体４を握持し、アーム杆３の折曲部２を肩上部に配して、アーム杆３の先端部の先鋭指圧体５を背中１ａの所望するつぼの位置に当接する。

【０００８】握持位置を人体１の前後に押引動させたり、グラインドさせたりすれば、先鋭指圧体５の先鋭状先端が所望のつぼを押圧刺激することとなり、手の届かないつぼでも先鋭指圧体５により指圧されることとなる。

【０００９】

【実施例】

本実施例は、握持体４、並びに先鋭指圧体５に木製部材を採用しているが、プラスチック製部材などどのような部材を採用しても良い。

【００１０】この握持体４の外形や付設位置は適宜設計し得るもので、握持体４をアーム杆３に対してスライド固定自在に付設して握持位置を調節できるようにしても良い。

【００１１】また、先鋭指圧体５の外形も適宜設計し得るもので、指圧部となる先端先鋭形状も指圧度が良好となるように設計することが望ましい。

【００１２】この際、先鋭指圧体５を着脱自在にして、形状の異なる先鋭指圧体５に取り替えしたり、肩たたき部材を付設して打撃式の肩たたきとしても利用できるようにしても良い。

【００１３】アーム杆３は折曲加工のできる金属杆を採用しており、折曲部の折曲度合は適宜設計し得るものである。

【００１４】尚、本実施例は、握持体４を握持し、人体１の前後に押引動させたり、グラインドさせたりする手動式タイプであるが、先鋭指圧体５にバイブレーションを与えるモータを付設して電動式の簡易指圧具にも設計し得るものである。

【００１５】

【考案の効果】

本考案は、上述のように構成したから、手の届かない背中のつぼや足の裏のつぼを容易に自ら指圧することができ、極めて簡易な構成であるためそれだけ量産性に秀れるなど極めて実用性に秀れた簡易指圧具となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施例の斜視図である。

【図２】本実施例の使用状態図である。

【符号の説明】

１人体１ａ背中２折曲部３アーム杆４握持体５先鋭指圧体

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】人体の前側から背中側へ折曲する折曲部
を有するアーム杆の基端部に握持体を付設し、このアー
ム杆の先端部に先鋭指圧体を付設したことを特徴とする
簡易指圧具。