JP3051657B2 - 指圧器具 - Google Patents

指圧器具

Info

Publication number
JP3051657B2
JP3051657B2 JP7170244A JP17024495A JP3051657B2 JP 3051657 B2 JP3051657 B2 JP 3051657B2 JP 7170244 A JP7170244 A JP 7170244A JP 17024495 A JP17024495 A JP 17024495A JP 3051657 B2 JP3051657 B2 JP 3051657B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intermediate portion
acupressure device
acupressure
bending angle
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7170244A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08336572A (ja
Inventor
要 深澤
Original Assignee
要 深澤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 要 深澤 filed Critical 要 深澤
Priority to JP7170244A priority Critical patent/JP3051657B2/ja
Publication of JPH08336572A publication Critical patent/JPH08336572A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3051657B2 publication Critical patent/JP3051657B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指圧器具に関し、特
に、使用者自身が指圧を行うことができる指圧器具に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用者自身が指圧を行うことがで
きる指圧器具としては、図10〜図15に示すようなも
のが知られている。いずれの指圧器具も、基本的には、
本体の一端に設けられた球状の突起部を使用者が患部に
当て、他端に形成されまたはその他の箇所に設けられた
グリップを片手または両手でもって引っ張ることによ
り、突起部で患部を押圧し、患部のこり(硬結)の緩
解、解縮効果を得るものである。
【0003】図10は、S型の指圧器具を示す平面図で
ある。図10において、指圧器具100は、全体的にほ
ぼS型の本体102を有し、本体102の一方の端部1
04が指圧部分として用いられ、他方の端部106がグ
リップとして用いられる。
【0004】図11は、C型の指圧器具を示す平面図で
ある。図11において、指圧器具100は、全体的にほ
ぼC型の本体102を有し、本体102の一方の端部1
04が指圧部分として用いられ、他方の端部106がグ
リップとして用いられる。
【0005】図12は、L型の指圧器具を示す平面図で
ある。図12において、指圧器具100は、全体的にほ
ぼL型の本体102を有し、本体102の一方の端部1
04が指圧部分として用いられ、他方の端部106がグ
リップとして用いられる。
【0006】図13は、J型の指圧器具を示す平面図で
ある。図13において、指圧器具100は、全体的にほ
ぼJ型の本体102を有し、本体102の一方の端部1
04が指圧部分として用いられ、他方の端部106がグ
リップとして用いられる。また、本体102の直線状部
分には、断面が楕円状のローラ(卵型のローラ)108
が配置されている。
【0007】図14は、他のJ型の指圧器具を示す平面
図である。図14において、指圧器具100は、全体的
にほぼJ型の本体102を有し、本体102の一方の端
部104が指圧部分として用いられ、他方の端部106
がグリップとして用いられる。また、本体102の直線
状部分には、外方に2つの長い棒状部分110、110
が形成されており、また内方に2つの短い棒状部分11
2、112が形成されている。なお、2つの長い棒状部
分110、110はブリップとしても用いることができ
るものである。
【0008】図15は、他のC型の指圧器具を示す平面
図である。図15において、指圧器具100は、全体的
にほぼC型の本体102を有し、本体102の一方の端
部104が指圧部分として用いられ、他方の端部106
がグリップとして用いられる。なお、この従来例の指圧
器具では、指圧の形状を使用者が色々と選べるように、
端部104に嵌合して用いる補助具が設けられいる。補
助具116は、二股に分かれた指圧部である。補助具1
18は、球状の部分に多数の小さい突起が設けられた指
圧部である。補助具120は、ローラ状の指圧部であ
る。
【0009】なお、前述の従来例の指圧器具を用いる際
の使用者の姿勢は、器具の構造上、いずれも、立位、座
位で使用する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来例の指圧器具に
は、以下に説明するような欠点があった。 (1)いずれの指圧器具も引張力による押圧効果を得る
ための指圧部分(突起部)は1個しか設けられておら
ず、全体的に、大型であり、重いものであり、そのた
め、使用者は便利に使用しにくく、自己治療によってか
えって硬結(こり)、痛み、疲労がひどくなる場合が多
かった。 (2)突起部が複数個設けられているものでも引張力に
よって押圧効果を得るための突起部は1個だけであり、
他の突起部が指圧効果を得るための使用は限られたもの
でしかなかった。 (3)ローラが配置されたものでは、大型の1つのロー
ラだけが配置されており、このローラでは、硬結(こ
り)や痛みの細部への刺激は不可能であった。
【0011】したがって、本発明の目的は、人体の多数
の部分に使い勝手よく自己指圧を行うことができ、かつ
リハビリテーションなどの機能回復訓練にも有効に使用
できる指圧器具を提供することにある。
【0012】前述の目的を達成するために、本発明は、
湾曲構造の本体と、本体の両端にそれぞれ設けられて押
圧効果を与えるための突起部とを有する指圧器具におい
て、前記本体は、直線状の中央部と、該中央部の一端か
ら曲げられた直線状の第1中間部と、該第1中間部の一
端から曲げられた直線状の第1端部と、前記中央部の他
端から曲げられた直線状の第2中間部と、該第2中間部
の一端から曲げられた直線状の第2端部と、から成り、
前記第1端部の先端に前記突起部の1つが設けられ、前
記第2端部の先端に前記突起部の他の1つが設けられて
おり、前記2つの突起部は径が異なっており、前記第1
中間部と前記第2中間部はほぼ90°捩じられている、
ことを特徴とする指圧器具を採用するものである。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。
【0014】(実施例1)図1は、本発明の実施例の指
圧器具の基本構造を示す斜視図であり、図2は、指圧器
具を異なった方向から見た図であり、図2aはその正面
図であり、図2bはその平面図であり、図2cはその左
側面図であり、図2dはその右側面図である。図1、図
2を参照すると、指圧器具10は、本体11とその両端
に設けられたボール状の突起部18、24から成る。突
起部は、各種患部へ適正な刺激を与えて指圧効果を得る
ためには、それらの直径および長さが異なることが好ま
しい。好ましい大きさとしては、突起部18は親指大で
あり、突起部24は人差指大である。本体11は、中央
の比較的長い直線部分(以下、中央部という)12と、
中央部12の一端からRを付けて曲げられた短い長さの
直線状の中間部14と、中間部14の先端からRを付け
て曲げられたわずかの長さの端部16と、中央本体部1
2の他端からRを付けて曲げられた短い長さの直線状の
中間部20と、中間部20の先端からRを付けて曲げら
れたわずかの長さの端部22と、から成る。
【0015】中間部14と中間部20は、図2からわか
るように、互いに対してほぼ90°ねじられており、即
ち、中間部14を含む平面と中間部20を含む平面は、
90°の角度をなしている。中間部14は、図2に示す
ように、中央部12に対して90°以下(実施例では、
約80°)になるように曲げられており、さらに、端部
16は中間部14に対して90°以下(実施例では、約
80°)になるように曲げられている。したがって、端
部16の先端は中央部12に向くようになっている。
【0016】同様に、中間部20は、図1に示すよう
に、中央部12に対して90°以下(実施例では、約8
0°)になるように曲げられており、さらに、端部22
は中間部20に対して90°以下(実施例では、約80
°)になるように曲げられている。したがって、端部2
2の先端は中央部12に向くようになっている。このよ
うに、端部16、22の先端が中央部12に向く形状即
ち、内方に向く形状は、その先端に突起部18、24が
取付けられるので、中央部12に沿った方向に力を加え
て(引っ張って)指圧を行う場合、力が外方に逃げるこ
とがないので、好ましいものである。また、内方に向く
この角度を、図2に示すように、約80°の角度に選ぶ
のが好ましく、このような角度は背中や肩甲骨部の周辺
などの患部にフィットする角度である。
【0017】中間部14と中間部20は、同一の長さで
なく、中間部14は中間部20より長く形成されてお
り、また、端部16と端部22は、同一の長さではな
く、端部16は端部22より、長く形成されている。さ
らに、中央部12と中間部14のなす角度と、中央部1
2と中間部20のなす角度は同一であるが、前者の湾曲
部のR(極率半径)が後者の湾曲部のRよりも大きく形
成されている。また、中間部14と端部16のなす角度
と、中間部20と端部22のなす角度は同一であり前者
の湾曲部のRと後者の湾曲部のRも同じ大きさに形成さ
れている。この結果、中央部12の端と、中間部14
と、端部16で形成される部分は、比較的大きなほぼC
形状となり、一方、中央部12の端と、中間部20と、
端部22で形成される部分は、比較的小さいほぼC形状
となる。この形状の違いによって、後述するように、使
用者は、2つの突起部18と突起部24を指圧したい箇
所に応じて使い分けでき、身体の多数の部位の指圧が可
能となる。また、前述のように、湾曲部の極率半径が異
なるので、この部分を利用して指圧を行う場合には、例
えば、腹部や臀部などを含む全身の各部位別に適正な押
圧効果を得ることができる。
【0018】なお、図1に示す指圧器具の各部分の寸
法、部分間の角度、湾曲部の極率半径は、本発明の指圧
器具を実施する際の好ましい値として例示したものであ
り、本発明は、これらの値に限定されるものではない。
また、本体11の材質は、任意の適当なものでもよく、
例えば、大きな弾力が生じない木材、硬質プラスチック
(合成樹脂)、僅かに弾力性のある太さの金属等から作
られるが、弾力性が僅かに与えられるのが、より良い指
圧効果が得られるので、好ましい。また、突起部18、
24の材質は、本体11と同一の材質で作られてもよ
く、または別の材質で作られてもよい。代表的な材質と
しては、本体11の材質と同様な木材、硬質プラスチッ
ク、金属の他、硬質ゴム、セラミック等が用いられる。
【0019】(実施例2)図3は、本発明の実施例2の
指圧器具を示す斜視図である。実施例2では、実施例1
の基本的な構造に、ローラを配置したものである。な
お、他の構造は、実施例1と同様であるので、詳細な説
明は省略する。図3に示すように、2つのローラ26、
26が中央部12に回転可能に且つ摺動可能に配置され
ている。即ち、ローラ26、26の各々は、中央部12
の径より僅かに大きい径の穴を持ち、その穴に中央部1
2を通している。ローラの数は、2つに限る必要なな
く、1つでも良く、また3つ以上でもよい。さらに、ロ
ーラの配置される箇所は、図3に示すような中央部に限
られるものではなく、中央部に代えてまたは中央部に加
えて、中間部の一方または両方に配置されてもよいもの
である。もちろん、ローラの穴の径を中央部や中間部の
径よりも比較的大きく形成して、中央部12から、中間
部14または20に移動できるように構成してもよい。
なお、ローラの材質としては、金属、硬質プラスチッ
ク、硬質ゴム、木材、セラミック等が用いられる。ま
た、ローラの大きさは、押圧や回転を与えるようとする
患部にフィットするような適当な寸法の直径を持つよう
に選ばれ、押圧刺激や回転刺激を同時に効果的に得られ
るようになっている。
【0020】(実施例3)図4は、本発明の実施例3の
指圧器具を示す斜視図である。実施例1では、2つの中
間部がほぼ90°の角度捩じられた構造に形成されてい
たが、実施例3では、図4に示すように、中間部が同一
平面内にありかつ中央部に対して反対側にあるように形
成されている。即ち、実施例3の指圧器具10’は、全
体的にほぼZ型になるように形成されている。なお、図
4中のダッシュ付きの符号で示す部分または部材は、実
施例1のダッシュなしの符号が示すものと同様な部分ま
たは部材を示すものである。この実施例3においても、
ローラ26’は配置されても、配置されなくもよいもの
である。また、配置される場合には、ローラ26’は、
中央部12’に代えてまたは中央部12’に加えて、中
間部14’または20’の両方またはいずれか一方に配
置される。
【0021】(実施例4)図5は、本発明の実施例4の
指圧器具を示す斜視図である。実施例1では、2つの中
間部がほぼ90°の角度捩じられた構造に形成されてい
たが、実施例4では、図5に示すように、中間部が同一
平面内にありかつ中央部に対して同一側にあるように形
成されている。即ち、実施例4の指圧器具10”は、全
体的にほぼC型になるように形成されている。なお、図
5中のツーダッシュ付きの符号で示す部分または部材
は、実施例1のダッシュなしの符号が示すものと同様な
部分または部材を示すものである。この実施例3におい
ても、ローラ26”は配置されても、配置されなくもよ
いものである。また、配置される場合には、ローラ2
6”は、中央部12”に代えてまたは中央部12”に加
えて、中間部14”または20”の両方またはいずれか
一方に配置される。
【0022】(実施例5)図6は、本発明の実施例5の
指圧器具を示す斜視図である。実施例2、3、4では、
本体が種々の形状であってもよく、かつローラが本体の
中央部または中間部の両方や一方に配置されてもよいこ
とを説明したが、この実施例5では、配置されるローラ
の大きさが種々のものであってもよい例を示すものであ
る。例えば、実施例1、2と同様な本体と突起部を持つ
指圧器具にローラを配置したものである。ローラ26
は、異なった大きさのものであり、例えば、中央部12
に配置されるローラ26aは、一番大きく、一方の中間
部14に配置されるローラ26bは、次に大きく、他の
中間部20に配置されるローラ26cは、一番小さくな
るように構成されている。なお、配置される各ローラ2
6a、26b、26cの数は例えば、2個、3個のよう
な任意の適切な数である。
【0023】(実施例6)実施例6では、指圧器具の突
起部、または、ローラまたは突起部およびローラに以下
の手段を単独にまたは組み合わせて設けたものである。 (1)温熱刺激手段 (2)冷熱刺激手段 (3)光線刺激手段(レーザ光線を含む) (4)磁気刺激手段 (5)電気刺激手段(低周波パルス、直流電気、イオ
ン) (6)振動刺激手段(バイブレータ) (7)その他の物理刺激手段
【0024】前述した手段のうち、例えば、(1)、
(3)、(4)、(5)の手段を例にとり、どのように
設けるかを以下に説明する。なお、その他の手段も当業
者ならば、容易に実施できるので、それらの説明は省略
する。 (1)に関して、本体12(12’、12”)の適切な
位置にバッテリー(図示せず)を配置し(バッテリーを
配置できるようにその部分の構造を変更する)、突起部
18、24内に電気−熱変換体である抵抗器を配置し、
バッテリーからその抵抗器に電力を供給して発熱させ
る。なお、バッテリーに代えて、商用電源を利用するこ
ともでき、その場合には、商用電源供給用コネクタと接
続するためのコネクタを本体12の適切な位置に設け
る。 (3)に関して、突起部18(18’、18”)、また
は(および)24(24’、24”)をガラス部品で作
成し、その内部にレーザ発光素子を配置するか、または
本体に配置したレーザ発光素子からのレーザ光をガラス
部品内に導く。本体12(12’、12”)の適切な位
置にバッテリー(図示せず)を配置し(バッテリーを配
置できるようにその部分の構造を変更する)、バッテリ
ーからそのレーザ発光素子に電力を供給して発光させ
る。なお、バッテリーに代えて、商用電源を利用するこ
ともでき、その場合には、商用電源供給用コネクタと接
続するためのコネクタを本体12の適切な位置に設け
る。 (4)に関して、ローラ26(26’、26”、26
a、26b、26c)を永久磁石で形成する。なお、永
久磁石の着磁方向は、例えば、半径方向に着磁するかま
たは円周方向に適切な磁極数を着磁する。 (5)に関して、突起部18(18’、18”)、また
は(および)24(24’、24”)を導電性部品で作
成し、本体12(12’、12”)の適切な位置にバッ
テリー(図示せず)を配置し(バッテリーを配置できる
ようにその部分の構造を変更する)、バッテリーからそ
の導電性部品に例えば、直流電流を供給しする。なお、
バッテリーに代えて、商用電源を利用することもでき、
その場合には、商用電源供給用コネクタと接続するため
のコネクタを本体12の適切な位置に設ける。
【0025】次に、本発明の指圧器具の幾つかの使用例
を説明する。
【0026】図7は、実施例1の指圧器具を用いて立位
または座位で背中の患部を指圧する状態を示す斜視図で
ある。使用者は、指圧器具10の中央部12を片手(例
えば、左手)に持ち、突起部18を背中の患部に当て、
中間部20を他の手(例えば、右手)で握り、右手を前
方の突き出すようにすると、突起部18が背中の患部を
押圧することになり、指圧効果が得られる。実施例1の
指圧器具では中間部14と中間部20が90°捩じれて
いるので、中間部20は、図7からわかるように、身体
と平行になり、楽に、即ち、僅かな力で、前方に突き出
すことができ、この実施例1の指圧器具は、このように
使用する場合には、使い勝手がよいものである。なお、
他の実施例、例えば、図4、図5に示す実施例3、4の
指圧器具でも背中の患部を指圧できる。
【0027】背中の患部のように、体の側面より、奥に
位置する患部に対しては、突起部がその患部にとどくよ
うに、中間部が長い方(例えば、中間部14)の先端側
にある突起部18が用いられるが、背中ではなく、例え
ば、頸の裏側の患部を指圧する場合には、中間部が短い
方(例えば、中間部20)の先端側にある突起部24の
方が用いられる。
【0028】一般に、長い方の突起部18は、大腿、
腰、背、肩甲骨部に用いられ、短い方の突起部24は、
頭、顔面、頸、上肢に使用される。一方、ローラはその
ローラの大きさに応じた適正な部位に用いられる。
【0029】図8は、実施例1の指圧器具を用いて仰臥
位(仰向け)で背中の患部を指圧する状態を示す斜視図
である。背中の患部に突起部18を当てた状態で仰向け
になり、片手で中間部を握る。そして、その片手で中間
部を上下または左右に若干動かす。この上下、左右運動
は、てこの原理が働くので、微弱な力でも効果的な押圧
刺激と柔撚刺激を与えることができる。その他、肩甲
骨、腰、臀部等に押圧刺激と柔撚刺激を与えるためにも
使用できる。仰臥位での指圧器具使用は自己体重による
押圧効果により腕力による引張力を必要としないため、
疲労しない効果もある。また、ローラ26を使用しても
自己体重による押圧効果が得られる。
【0030】仰臥位で指圧器具を使用する場合、従来例
の指圧器具では、その突起部が比較的大きな直径で形成
されていたので、患部にフィットしなかったが、本発明
の実施例での指圧器具では、前述のように、突起部18
は親指大であり、突起部24は人差指大に形成されてい
るので、患部に精密にフィットする。
【0031】図9は、実施例1の指圧器具を用いて立位
または座位で足裏の患部を指圧する状態を示す斜視図で
ある。図9に示すように、ローラ26に足を載せ、足を
前後に動かすことによって、押圧刺激と回転刺激を足裏
の患部に与えることができる。その他、突起部18、2
4を使用してもよい。
【0032】その他、上記以外にも種々の使用の仕方が
ある。例えば、前述の各湾曲部を用いて種々の患部に押
圧刺激を与えてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小型軽量で、自己の微弱な力を加えるだけで、身体の多
数の部位(患部)に使い勝手がよく精密に押圧刺激また
は回転刺激を効率的に与えるととができる指圧器具が得
られる。また、単なる指圧効果のみならずリハビリテー
ションなどの筋、骨、神経組織に対する機能回復訓練に
も有効に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例1の指圧器具の基本構
造を示す斜視図である。
【図2】図2は、実施例1の指圧器具の6面を示す図で
ある。
【図3】図3は、実施例2の指圧器具の斜視図である。
【図4】図4は、実施例3の指圧器具の斜視図である。
【図5】図5は、実施例4の指圧器具の斜視図である。
【図6】図6は、実施例5の指圧器具の斜視図である。
【図7】図7は、本発明の指圧器具の使用状態を示す斜
視図である。
【図8】図8は、本発明の指圧器具の使用状態を示す斜
視図である。
【図9】図9は、本発明の指圧器具の使用状態を示す斜
視図である。
【図10】図10は、従来例の指圧器具を示す斜視図で
ある。
【図11】図11は、従来例の指圧器具を示す斜視図で
ある。
【図12】図12は、従来例の指圧器具を示す斜視図で
ある。
【図13】図13は、従来例の指圧器具を示す斜視図で
ある。
【図14】図14は、従来例の指圧器具を示す斜視図で
ある。
【図15】図15は、従来例の指圧器具を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 指圧器具 11 本体 12 中央部 14 中間部 16 端部 18 突起部 20 中間部 22 端部 24 突起部 26 ローラ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲構造の本体と、本体の両端にそれぞ
    れ設けられて押圧効果を与えるための突起部とを有する
    指圧器具において、前記本体は、 直線状の中央部と、 該中央部の一端から曲げられた直線状の第1中間部と、 該第1中間部の一端から曲げられた直線状の第1端部
    と、 前記中央部の他端から曲げられた直線状の第2中間部
    と、 該第2中間部の一端から曲げられた直線状の第2端部
    と、から成り、 前記第1端部の先端に前記突起部の1つが設けられ、前
    記第2端部の先端に前記突起部の他の1つが設けられて
    おり、前記2つの突起部は径が異なっており、 前記第1中間部と前記第2中間部はほぼ90°捩じられ
    ている、 ことを特徴とする指圧器具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の指圧器具において、前記
    第1中間部と第2中間部は長さが異なり、前記第1端部
    と前記第2端部は長さが異なり、前記中央部と前記第1
    中間部との間の曲げ角度と、前記中央部と前記第2中間
    部との間の曲げ角度は異なり、第1中間部と第1端部と
    の間の曲げ角度と、第2中間部と第2端部との間の曲げ
    角度は異なることを特徴とする指圧器具。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の指圧器具において、前記
    中央部と前記第1中間部との間の曲げ角度は90°以下
    であり、第1中間部と第1端部との間の曲げ角度は90
    °以下であり、このため第1端部は前記中央部の方に向
    き、前記中央部と前記第2中間部との間の曲げ角度は9
    0°以下であり、第2中間部と第2端部との間の曲げ角
    度は90°以下であり、このため第2端部は前記中央部
    の方に向くことを特徴とする指圧器具。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    指圧器具において、少なくとも1つのローラが指圧器具
    の本体または中間部またはそれら両方に回転可能に且つ
    摺動可能に配置されていることを特徴とする指圧器具。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の指圧器具において、前記
    ローラの各々は、その大きさが同一または異なっている
    ことを特徴とする指圧器具。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の
    指圧器具において、前記突起部、または前記ローラ、ま
    たは前記突起部およびローラは、温熱刺激手段、冷熱刺
    激手段、光線刺激手段、磁気刺激手段、電気刺激手段、
    振動刺激手段の少なくとも1つまたはこれらの任意の組
    み合わせを有することを特徴とする指圧器具。
JP7170244A 1995-06-13 1995-06-13 指圧器具 Expired - Fee Related JP3051657B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7170244A JP3051657B2 (ja) 1995-06-13 1995-06-13 指圧器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7170244A JP3051657B2 (ja) 1995-06-13 1995-06-13 指圧器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08336572A JPH08336572A (ja) 1996-12-24
JP3051657B2 true JP3051657B2 (ja) 2000-06-12

Family

ID=15901352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7170244A Expired - Fee Related JP3051657B2 (ja) 1995-06-13 1995-06-13 指圧器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3051657B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08336572A (ja) 1996-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3744662B2 (ja) マッサージ器
KR101417967B1 (ko) 휴대용 다기능 마사지 기구
JP3051657B2 (ja) 指圧器具
JP2011083473A (ja) 美容・健康増進装置
US20070198054A1 (en) Acupressure tool
WO2018123997A1 (ja) 美容の施術支援装置
KR101637101B1 (ko) 지압용구
KR100957136B1 (ko) 마사지 기구
CN103611217B (zh) 电子针灸手掌固定器
KR101139271B1 (ko) 자력을 이용한 마사지 및 피부관리 기구
JP3202982U (ja) マッサージ器
JPH09239066A (ja) 健康器具
JPH0546777Y2 (ja)
JP3240315U (ja) 音波振動鍼
CN203620078U (zh) 电子针灸手掌固定器
KR102691426B1 (ko) 가압 기구
KR102392211B1 (ko) 다기능 전신 마사지기
JP2019088746A (ja) マウス操作による疲労を改善する装置
JP3226680U (ja) 両方対称の挟み押しマッサージ器具
JPH0924078A (ja) マサージ棒
EP4190302A1 (en) Acupressure tool
WO2020145037A1 (ja) 美容装置
KR200263388Y1 (ko) 마사지용 진동 집게
JPS604519Y2 (ja) グリツパ−
JP2005118509A (ja) マッサージ器具

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees