JPH0736659Y2 - マッサージ具 - Google Patents
マッサージ具Info
- Publication number
- JPH0736659Y2 JPH0736659Y2 JP1993009677U JP967793U JPH0736659Y2 JP H0736659 Y2 JPH0736659 Y2 JP H0736659Y2 JP 1993009677 U JP1993009677 U JP 1993009677U JP 967793 U JP967793 U JP 967793U JP H0736659 Y2 JPH0736659 Y2 JP H0736659Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- massage tool
- massage
- present
- affected area
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Massaging Devices (AREA)
- Finger-Pressure Massage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、首の後ろ側及び健康骨
の周囲等身体の側面,背面等の凝った患部を手動でマー
サージするマッサージ具に関する。
の周囲等身体の側面,背面等の凝った患部を手動でマー
サージするマッサージ具に関する。
【0002】
【従来技術】首の後ろ側、及び肩の後ろ側の健康骨の周
囲、背骨の周囲等は筋肉及び神経の疲労によって最も凝
り易い箇所であり、これら患部のツボを強く押圧してマ
ッサージすると心地良く心身共に疲労を回復させるもの
である。しかし、前記各患部へのマッサージを自らの指
先によって行うと、指先が疲れ易く、力強くマーサージ
することができない他、指先が届かないこともあり、他
人の手を煩わすことになる。このために、このようなマ
ッサージを自らの手でする場合には、従来では、略J形
状の部材の曲部側の先端にゴム製あるいは樹脂製の球体
が一体となって取り付けられてなるマッサージ具を利用
し、このマッサージ具を片方の手で挟持して球体を患部
が押し付けてマッサージする手法が採られていた。ま
た、一人で背中を指圧することができる指圧器は、実開
昭55−158731号公報、実開昭53−107094号公報及び実開
昭52−130992号公報夫々に示されている。
囲、背骨の周囲等は筋肉及び神経の疲労によって最も凝
り易い箇所であり、これら患部のツボを強く押圧してマ
ッサージすると心地良く心身共に疲労を回復させるもの
である。しかし、前記各患部へのマッサージを自らの指
先によって行うと、指先が疲れ易く、力強くマーサージ
することができない他、指先が届かないこともあり、他
人の手を煩わすことになる。このために、このようなマ
ッサージを自らの手でする場合には、従来では、略J形
状の部材の曲部側の先端にゴム製あるいは樹脂製の球体
が一体となって取り付けられてなるマッサージ具を利用
し、このマッサージ具を片方の手で挟持して球体を患部
が押し付けてマッサージする手法が採られていた。ま
た、一人で背中を指圧することができる指圧器は、実開
昭55−158731号公報、実開昭53−107094号公報及び実開
昭52−130992号公報夫々に示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術のマッサージ具は片手の力だけに頼るため、十分
な力を患部に加えることができず、左右の利き手の力に
違いがあるため、ツボを強く押圧しながら揉みほぐすこ
とができなかった。また片方の手がだるくなる等の不具
合もあった。一方、実開昭55−158731号公報、実開昭53
−107094号公報及び実開昭52−130992号公報に示されて
いる指圧器等は、一本のパイプを曲成して突起部を形成
したものではなく、コストアップする。また、組立部分
で外れたり、突起部及び突起部に装着した部材が外れる
虞れがある等、長期の使用に支障があるという問題があ
る。
来技術のマッサージ具は片手の力だけに頼るため、十分
な力を患部に加えることができず、左右の利き手の力に
違いがあるため、ツボを強く押圧しながら揉みほぐすこ
とができなかった。また片方の手がだるくなる等の不具
合もあった。一方、実開昭55−158731号公報、実開昭53
−107094号公報及び実開昭52−130992号公報に示されて
いる指圧器等は、一本のパイプを曲成して突起部を形成
したものではなく、コストアップする。また、組立部分
で外れたり、突起部及び突起部に装着した部材が外れる
虞れがある等、長期の使用に支障があるという問題があ
る。
【0004】本考案はこれら問題点を解消すべく提案さ
れたものであり、一本のパイプを曲成して身体の側面,
背面を囲むように平面視コ字状を有し、背面に臨む部分
に1箇所以上の突起が形成されており、両端部に握り部
が形成されてなり、首の後ろ側及び健康骨の周囲等の手
の届き難い所の患部のツボを楽な姿勢のまま的確にとら
えて自らの両手の力で強く押圧し、また揉みほぐしてマ
ッサージすることのできるマッサージ具を提供すること
を目的とする。
れたものであり、一本のパイプを曲成して身体の側面,
背面を囲むように平面視コ字状を有し、背面に臨む部分
に1箇所以上の突起が形成されており、両端部に握り部
が形成されてなり、首の後ろ側及び健康骨の周囲等の手
の届き難い所の患部のツボを楽な姿勢のまま的確にとら
えて自らの両手の力で強く押圧し、また揉みほぐしてマ
ッサージすることのできるマッサージ具を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解消する
ために提案される本考案のマーサージ具は、身体の側
面,背面を囲むように平面視コ字状を有し、背面に臨む
部分に1箇所以上の突起が形成されており、両端部に握
り部が形成されてなることを特徴とする。
ために提案される本考案のマーサージ具は、身体の側
面,背面を囲むように平面視コ字状を有し、背面に臨む
部分に1箇所以上の突起が形成されており、両端部に握
り部が形成されてなることを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案に係るマッサージ具は、一本のパイプを
曲成して、突起部を形成する。マッサージ具は、その両
端の挟持部の間が大きく屈曲しているため、その両端部
の握り部を両手で握り持ち、両手を身体の前方に位置さ
せたままマッサージ具の屈曲部を首の後ろ側、肩の後ろ
側の健康骨の周囲、背骨の周囲等に位置させることが可
能となる。この屈曲部の奥端辺には屈曲方向と対向する
方向に向けた突起が形成されているため、この突起の先
端を患部に当てて強く押圧すれば指圧と同様の効果が得
られ、この要領で押圧の加減を繰り返すと程よいマッサ
ージ効果が得られる。このように手の届かない凝った患
部のツボでも突起によってそのポイントが的確にとらえ
られ、しかも両手の力を利用して楽な姿勢で強い押圧を
もってマッサージすることが可能となる。
曲成して、突起部を形成する。マッサージ具は、その両
端の挟持部の間が大きく屈曲しているため、その両端部
の握り部を両手で握り持ち、両手を身体の前方に位置さ
せたままマッサージ具の屈曲部を首の後ろ側、肩の後ろ
側の健康骨の周囲、背骨の周囲等に位置させることが可
能となる。この屈曲部の奥端辺には屈曲方向と対向する
方向に向けた突起が形成されているため、この突起の先
端を患部に当てて強く押圧すれば指圧と同様の効果が得
られ、この要領で押圧の加減を繰り返すと程よいマッサ
ージ効果が得られる。このように手の届かない凝った患
部のツボでも突起によってそのポイントが的確にとらえ
られ、しかも両手の力を利用して楽な姿勢で強い押圧を
もってマッサージすることが可能となる。
【0007】
【実施例】本考案の目的及び構成は以上の如くであり、
続いて添付図面に従って本考案のマッサージ具の各実施
例について説明する。図1は本考案に係る第1の実施例
のマッサージ具を示した正面図、図2は同じく側面図で
ある。
続いて添付図面に従って本考案のマッサージ具の各実施
例について説明する。図1は本考案に係る第1の実施例
のマッサージ具を示した正面図、図2は同じく側面図で
ある。
【0008】図1及び図2に示す如く、本考案の第1の
実施例のマッサージ具A1は、直径が10mm程度の1
本の軽量金属パイプからなる長尺材1の両端部1a,1
aの間の部分が身体の側面,背面を囲む程度の平面視略
コ字形状に屈曲しており、その屈曲部1bの背面に臨む
部分に屈曲方向と対向する方向(押方向ア)に向けた突
起1cを形成してなるものであり、以下これら各部を詳
述する。
実施例のマッサージ具A1は、直径が10mm程度の1
本の軽量金属パイプからなる長尺材1の両端部1a,1
aの間の部分が身体の側面,背面を囲む程度の平面視略
コ字形状に屈曲しており、その屈曲部1bの背面に臨む
部分に屈曲方向と対向する方向(押方向ア)に向けた突
起1cを形成してなるものであり、以下これら各部を詳
述する。
【0009】マッサージ具A1の両端部1a,1aは、
それぞれ片手で握るに足りる長さ(それぞれ125mm
程度)にしてあり、しかもマッサージ具A1を使用する
際に手から滑り抜けないように90°を越える程度に屈
曲しており、この両端部1a,1aがマッサージ具Aの
握り部となる。
それぞれ片手で握るに足りる長さ(それぞれ125mm
程度)にしてあり、しかもマッサージ具A1を使用する
際に手から滑り抜けないように90°を越える程度に屈
曲しており、この両端部1a,1aがマッサージ具Aの
握り部となる。
【0010】マッサージ具A1の両端部1a,1a間に
形成された屈曲部1bは、体の前方で両端部1a,1a
を両手で握った状態で首筋の後ろ側及び健康骨の周囲な
どに十分に届く奥行き(520mm程度)と幅(40m
m程度)を有しており、その奥端辺1b’を患部への接
当が容易となるようにその中央部に向かうに従って僅か
ながら押し方向アに対向する方向に傾斜させてある。
形成された屈曲部1bは、体の前方で両端部1a,1a
を両手で握った状態で首筋の後ろ側及び健康骨の周囲な
どに十分に届く奥行き(520mm程度)と幅(40m
m程度)を有しており、その奥端辺1b’を患部への接
当が容易となるようにその中央部に向かうに従って僅か
ながら押し方向アに対向する方向に傾斜させてある。
【0011】屈曲部1bの奥端辺1b’の中央部は、先
端部1c’を丸くした略V字形に屈曲させてなる突起1
cを屈曲方向と対向する方向アに向けて形成してあり、
この突起1cがマッサージ具A1の患部への押し箇所と
なる。なお、前記突起1cを略V字形にすることによっ
てマッサージするポイントを的確にとらえて体に深く押
し付けることができ、その先端部1c’を丸くすること
によってマッサージを行う該当患部への力が極度に集中
しないように、また患部を傷付けないようにしてある。
端部1c’を丸くした略V字形に屈曲させてなる突起1
cを屈曲方向と対向する方向アに向けて形成してあり、
この突起1cがマッサージ具A1の患部への押し箇所と
なる。なお、前記突起1cを略V字形にすることによっ
てマッサージするポイントを的確にとらえて体に深く押
し付けることができ、その先端部1c’を丸くすること
によってマッサージを行う該当患部への力が極度に集中
しないように、また患部を傷付けないようにしてある。
【0012】なお、前記一方の端部1aから他方の端部
1aに至る長尺材1全体の外面は、外観を良好すると共
に防錆のための鍍金あるいは塗装がなされており、前記
両端部1a,1aには、手で握り易く滑り止めを兼ねた
ゴム製あるいは合成樹脂製あるいは合成樹脂スポンジ製
のグリップ2,2が被せられており、このグリップ2,
2が被せられた前記両端部1a,1aが本考案に係るマ
ッサージ具A1の握り部となる。
1aに至る長尺材1全体の外面は、外観を良好すると共
に防錆のための鍍金あるいは塗装がなされており、前記
両端部1a,1aには、手で握り易く滑り止めを兼ねた
ゴム製あるいは合成樹脂製あるいは合成樹脂スポンジ製
のグリップ2,2が被せられており、このグリップ2,
2が被せられた前記両端部1a,1aが本考案に係るマ
ッサージ具A1の握り部となる。
【0013】図3は本考案に係るマッサージ具の第2の
実施例を示した正面図であり、続いて図3に基づいて本
実施例のマッサージ具A2の形状について説明する。な
お図3において図1と共通する箇所には同一符号を付し
てその説明を省略してある。
実施例を示した正面図であり、続いて図3に基づいて本
実施例のマッサージ具A2の形状について説明する。な
お図3において図1と共通する箇所には同一符号を付し
てその説明を省略してある。
【0014】図3に示すように、本実施例のマッサージ
具A2は、前記実施例のマッサージ具Aが屈曲部1bの
奥端辺1bに形成した突起1cが1つであるのに対し
て、この突起1cを2つにしたものである。
具A2は、前記実施例のマッサージ具Aが屈曲部1bの
奥端辺1bに形成した突起1cが1つであるのに対し
て、この突起1cを2つにしたものである。
【0015】すなわち、本実施例のマッサージA2を構
成する長尺材1の屈曲部1bの奥端辺1bは、その中央
部に向かうに従って僅かながら押し方向アに対向する方
向アに向けて傾斜させてあり、その中央部から横方向に
それぞれ数cmから約4cm程度の位置に、先端部1
c’を丸くしたV字形に屈曲させてなる突起1c,1c
を屈曲方向と対向する方向アに向けた形成してあり、首
筋の後ろ側の左右に位置し筋肉及び神経が集中している
患部のツボを一度に押圧してマッサージすることもでき
るようにしたものである。なお、このマッサージ具A2
を利用して首筋の後ろ側の中央の患部をマッサージする
場合には、マッサージ具A2を左右何れか一方に移動さ
せて、これら突起1c,1cの先端1c’,1c’の一
つを患部に押し当てて行えばよい。
成する長尺材1の屈曲部1bの奥端辺1bは、その中央
部に向かうに従って僅かながら押し方向アに対向する方
向アに向けて傾斜させてあり、その中央部から横方向に
それぞれ数cmから約4cm程度の位置に、先端部1
c’を丸くしたV字形に屈曲させてなる突起1c,1c
を屈曲方向と対向する方向アに向けた形成してあり、首
筋の後ろ側の左右に位置し筋肉及び神経が集中している
患部のツボを一度に押圧してマッサージすることもでき
るようにしたものである。なお、このマッサージ具A2
を利用して首筋の後ろ側の中央の患部をマッサージする
場合には、マッサージ具A2を左右何れか一方に移動さ
せて、これら突起1c,1cの先端1c’,1c’の一
つを患部に押し当てて行えばよい。
【0016】
【0017】
【0018】図4は本考案に係るマッサージ具の使用例
を示した正面側からの斜視図である。なお、前述したよ
うに本考案のマッサージ具には第1実施例及び第2実施
例のものがあるが、その使用方法は何れも同じであるた
め、以下第1実施例のマッサージ具A1について説明す
る。
を示した正面側からの斜視図である。なお、前述したよ
うに本考案のマッサージ具には第1実施例及び第2実施
例のものがあるが、その使用方法は何れも同じであるた
め、以下第1実施例のマッサージ具A1について説明す
る。
【0019】図4に示すように、本考案のマッサージ具
A1を用いて筋の後ろ側の患部をマッサージする際に
は、マッサージ具A1の両端部のグリップ2,2を両手
で持ち、首筋の後ろを囲むような状態でマッサージ具A
1の屈曲部1bを位置させて、首筋の後ろ側の凝った患
部のツボに突起1cを当てて両手を体の前方に押すと、
突起1cの先端が該当患部に強く押し付けられて指圧効
果と同様の作用をもたらす。なおマッサージの手法とし
て、単に押圧だけでなく両手の押力を加減しながら繰り
返し押圧させても良く、突起1cを左右上下に捩じり、
また左右上下に移動させると、指圧効果と合わせて揉み
効果を得ることが可能となる。
A1を用いて筋の後ろ側の患部をマッサージする際に
は、マッサージ具A1の両端部のグリップ2,2を両手
で持ち、首筋の後ろを囲むような状態でマッサージ具A
1の屈曲部1bを位置させて、首筋の後ろ側の凝った患
部のツボに突起1cを当てて両手を体の前方に押すと、
突起1cの先端が該当患部に強く押し付けられて指圧効
果と同様の作用をもたらす。なおマッサージの手法とし
て、単に押圧だけでなく両手の押力を加減しながら繰り
返し押圧させても良く、突起1cを左右上下に捩じり、
また左右上下に移動させると、指圧効果と合わせて揉み
効果を得ることが可能となる。
【0020】図5は、本考案に係るマッサージ具を用い
て健康骨の周囲をマッサージする手法を示した正面側か
らの斜視図であり、続いてこれを説明する。
て健康骨の周囲をマッサージする手法を示した正面側か
らの斜視図であり、続いてこれを説明する。
【0021】図5に示すように、本考案に係るマッサー
ジ具A1を用いて肩の後ろ側の健康骨の周囲の患部をマ
ッサージするには、マッサージ具A1の屈曲部1bを該
当する肩を囲むようにしてグリップ2,2を両手で持
ち、屈曲部1bの奥端辺1b’に位置する突起1cを該
当患部に押し当ててマッサージすればよく、その手法は
前述と同様である。
ジ具A1を用いて肩の後ろ側の健康骨の周囲の患部をマ
ッサージするには、マッサージ具A1の屈曲部1bを該
当する肩を囲むようにしてグリップ2,2を両手で持
ち、屈曲部1bの奥端辺1b’に位置する突起1cを該
当患部に押し当ててマッサージすればよく、その手法は
前述と同様である。
【0022】図6は、本考案に係るマッサージ具を用い
て背骨の周囲をマッサージする手法を示した斜視図であ
り、続いてこれを説明する。
て背骨の周囲をマッサージする手法を示した斜視図であ
り、続いてこれを説明する。
【0023】図6に示すように、本考案に係るマッサー
ジ具A1を用いて背骨の周囲の患部をマッサージするに
は、マッサージ具A1の屈曲部1bを背中の後ろ側に回
した状態で仰向けに寝た姿勢を取り、マッサージ具A1
のグリップ2,2を両手で持ってマッサージ具A1を保
持しつつ屈曲部1bの突起1cを背骨周囲の該当患部に
位置させて自らの体重によって該当患部を突起1cに押
し付けるようにしてマッサージすればよく、僅かながら
背中を浮かして両手で保持しているマッサージ具A1の
位置を背骨の左右及び上下方向に移動させると任意の位
置の患部に指圧及び揉み効果をもたらすことができる。
ジ具A1を用いて背骨の周囲の患部をマッサージするに
は、マッサージ具A1の屈曲部1bを背中の後ろ側に回
した状態で仰向けに寝た姿勢を取り、マッサージ具A1
のグリップ2,2を両手で持ってマッサージ具A1を保
持しつつ屈曲部1bの突起1cを背骨周囲の該当患部に
位置させて自らの体重によって該当患部を突起1cに押
し付けるようにしてマッサージすればよく、僅かながら
背中を浮かして両手で保持しているマッサージ具A1の
位置を背骨の左右及び上下方向に移動させると任意の位
置の患部に指圧及び揉み効果をもたらすことができる。
【0024】このように本考案のマッサージ具A1は、
比較的手の届きにくい体の凝った患部を簡単に、しかも
両手の力を利用して加減しながらマッサージすることが
出来、さらにマッサージする一点をとらえることができ
るため効果の高いマッサージを行うことができる。な
お、前述したマッサージ具A1による患部への使用例は
数多くある中の一例であって、例えば太股の裏側、足の
裏、腰の横側などのマッサージに使用することも可能で
あり、前記屈曲部1bの幅も特に添付図面に記載された
幅に限定されるものではなく、身体の後ろ側に余裕を持
って回すことのできる幅のものであれよい。またマッサ
ージ具A1の両端部に位置する握り部の形状,グリップ
2,2の有無も添付図面に記載されたものに限定される
ものではなく、マッサージ具A1を楽な姿勢で保持しつ
つ両手で保持して力を加えるのに十分な形状のものであ
ればよい。
比較的手の届きにくい体の凝った患部を簡単に、しかも
両手の力を利用して加減しながらマッサージすることが
出来、さらにマッサージする一点をとらえることができ
るため効果の高いマッサージを行うことができる。な
お、前述したマッサージ具A1による患部への使用例は
数多くある中の一例であって、例えば太股の裏側、足の
裏、腰の横側などのマッサージに使用することも可能で
あり、前記屈曲部1bの幅も特に添付図面に記載された
幅に限定されるものではなく、身体の後ろ側に余裕を持
って回すことのできる幅のものであれよい。またマッサ
ージ具A1の両端部に位置する握り部の形状,グリップ
2,2の有無も添付図面に記載されたものに限定される
ものではなく、マッサージ具A1を楽な姿勢で保持しつ
つ両手で保持して力を加えるのに十分な形状のものであ
ればよい。
【0025】
【考案の効果】以上において示した本考案に係るマッサ
ージ具は、一本のパイプを曲成してなり、その両端部間
が身体の後側を囲むような形状に屈曲しており、その屈
曲部の中央付近に患部への押し箇所となる突起を形成し
てあるため、首の後ろ側及び肩の後ろ側の健康骨の周囲
等、片手の指及び従来のマッサージ具では比較的手の届
き難い患部でも楽な姿勢でマッサージすることができ、
しかも両手による強い力を患部に加えて効果的なマッサ
ージを行うことができるため、左右の利き手の力の違い
による使用し辛さ及び左右の手の力の違いに関係なく簡
単に1人でマッサージすることができる。
ージ具は、一本のパイプを曲成してなり、その両端部間
が身体の後側を囲むような形状に屈曲しており、その屈
曲部の中央付近に患部への押し箇所となる突起を形成し
てあるため、首の後ろ側及び肩の後ろ側の健康骨の周囲
等、片手の指及び従来のマッサージ具では比較的手の届
き難い患部でも楽な姿勢でマッサージすることができ、
しかも両手による強い力を患部に加えて効果的なマッサ
ージを行うことができるため、左右の利き手の力の違い
による使用し辛さ及び左右の手の力の違いに関係なく簡
単に1人でマッサージすることができる。
【0026】また、マッサージ具に形成されている突起
が身体に深く沈めることができる程度に突出しており、
しかもその先端が患部のツボを的確にとらえる形状であ
るため、指圧及び揉みによる効果的なマッサージを行う
ことができる。
が身体に深く沈めることができる程度に突出しており、
しかもその先端が患部のツボを的確にとらえる形状であ
るため、指圧及び揉みによる効果的なマッサージを行う
ことができる。
【0027】さらに、本考案のマッサージ具は1本の軽
量金属パイプからなる長尺材を屈曲し、その両端部に握
り部を形成した簡単な形状であるため、取り扱いも容易
であり、しかも安価に製造することができる。更にまた
組立部分がなく、突起を、接続により形成せず、また突
起には他の部材を装着しないから、使用によって組立部
分及び接続部が外れたり、突起に装着した部材が脱落す
ることがなく、長期の使用に支障が生じないマッサージ
具を提供できる優れた効果を奏する。
量金属パイプからなる長尺材を屈曲し、その両端部に握
り部を形成した簡単な形状であるため、取り扱いも容易
であり、しかも安価に製造することができる。更にまた
組立部分がなく、突起を、接続により形成せず、また突
起には他の部材を装着しないから、使用によって組立部
分及び接続部が外れたり、突起に装着した部材が脱落す
ることがなく、長期の使用に支障が生じないマッサージ
具を提供できる優れた効果を奏する。
【図1】本考案に係る第1の実施例のマッサージ具を示
した正面図である。
した正面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】本考案に係るマッサージ具の第2の実施例を示
した正面図である。
した正面図である。
【図4】本考案に係るマッサージ具の使用例を示した正
面側からの斜視図である。
面側からの斜視図である。
【図5】本考案に係るマッサージ具を用いて健康骨の周
囲をマッサージする手法を示した正面側からの斜視図で
ある。
囲をマッサージする手法を示した正面側からの斜視図で
ある。
【図6】本考案に係るマッサージ具を用いて背骨の周囲
をマッサージする手法を示した斜視図である。
をマッサージする手法を示した斜視図である。
【符号の説明】 A1,A2 マッサージ具 1 長尺材 1a 長尺材1の端部 1b 長尺材1の屈曲部 1c 突起 1c’ 突起1の先端部 2 グリップ
Claims (1)
- 【請求項1】 一本のパイプを曲成して、身体の側面,
背面を囲むように平面視コ字状を有し、背面に臨む部分
に1箇所以上の突起が形成されており、両端部に握り部
が形成されてなることを特徴とするマッサージ具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993009677U JPH0736659Y2 (ja) | 1993-02-13 | 1993-02-13 | マッサージ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993009677U JPH0736659Y2 (ja) | 1993-02-13 | 1993-02-13 | マッサージ具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663033U JPH0663033U (ja) | 1994-09-06 |
JPH0736659Y2 true JPH0736659Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=11726847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993009677U Expired - Lifetime JPH0736659Y2 (ja) | 1993-02-13 | 1993-02-13 | マッサージ具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736659Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW201444546A (zh) * | 2013-05-24 | 2014-12-01 | Yi-Li Luo | 按摩弓 |
JP6214749B1 (ja) * | 2016-12-09 | 2017-10-18 | ミツワ株式会社 | マッサージ具 |
US20200390639A1 (en) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | Christine Annette Koth | Pressure release and massage tool |
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-
1993
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