JP2520964Y2 - 手動式指圧兼肩叩き器 - Google Patents

手動式指圧兼肩叩き器

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JP2520964Y2
JP2520964Y2 JP12849690U JP12849690U JP2520964Y2 JP 2520964 Y2 JP2520964 Y2 JP 2520964Y2 JP 12849690 U JP12849690 U JP 12849690U JP 12849690 U JP12849690 U JP 12849690U JP 2520964 Y2 JP2520964 Y2 JP 2520964Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」 本考案は、小型で、かつ持ち運びが簡易にできる手動
式の指圧兼肩叩き器に関するものである。 「従来の技術」 従来、この種小型で、かつ手動式の指圧兼肩叩き器に
関する考案としては、次のような技術文献がある。 (1)実開昭58−95829号の肩揉器があり、その要旨
は、一対の手動式リンク機構を介して揺動する可動式の
曲杆と、この曲杆に対峙する固定式の前杆と、前記可動
式の曲杆に設けた揉玉と、前記固定式の前杆に設けた揉
玉とで、肩を揉み解す構成である。 (2)実開昭58−112319号の揉み叩き用マッサージ具が
あり、その要旨は、鉄棒材等を鉤型状に折り曲げて鉤型
本体を構成、その鉤先自由端部に竹輪型クッションを、
また前記折り曲げ部に柄部を設けた構成である。 (3)実開昭63−59638号の指圧快癒器があり、その要
旨は、鉤針状の本体の折り曲げ先端部に円筒形の弾性を
有する指圧部を、また前記本体の指圧方向に曲折した基
部に握り部、更に本体の中間の折り曲げ部に他方の手の
支持部を、それぞれ設けた構成である。 (4)実開昭62−36716号の手動マッサージ器があり、
その要旨は、グリップを有する支杆の端部の一面側に、
掻痒機能部を構成する刷子体を、また支杆の端部の他面
側に、マッサージ部を構成する叩打杆とを、それぞれ設
けた構成である。 「考案が解決しようとする課題」 前記技術文献のものは、下記のように課題が考えられ
る。 (1)実開昭58−95829号の肩揉器では、肩のみの揉み
器であり、背中又は腰等の人体部位には不向きである。
また構造的に、かなり複雑となるものである。 (2)実開昭58−112319号の揉み叩き用マッサージ具で
は、鉤根本部の折り曲げ部が、一方向性の曲折である。
それがため、その引張力は、一方向に限定される。これ
により、そのマッサージ効果(指圧効果)は、当然のこ
とながら一方方向であり、十分な指圧効果が期待できな
いものである。更に指圧用の部材、即ちキャップが弾性
体であることから、十分な指圧効果とか、横臥状態での
使用の際に、この弾力性キャップが、押し潰された状態
となって、十分な指圧が期待できないものである。 (3)実開昭63−59638号の指圧快癒器では、両手使い
で、かつその両手が肩部と、腰部近傍にそれぞれ位置す
ることから、効率的な使用には、経験及び熟練を要し、
何人も簡易かつ手軽に使用できないものである。また指
圧部と、握り部とが、ほぼ交差状態となっていることか
ら、この握り部のみの引張では、指圧効果が挙がらな
い。更に前述の如く、両手使いであることから、不便で
あり、簡易に使用するには抵抗がある。またかなりの力
を有するものである。またこのような位置関係で、握り
部が、二箇所ある構造では、横臥状態での使用は不向き
なものである。 (4)実開昭62−36716号の手動マッサージ器では、肩
叩き機能及び掻痒機能の双方を備えている特徴は有す
る。しかしながら、平板状の弾性支杆に、突起状の刷子
体を設ける構成では、腕の下方に引っ張る(指圧部への
引張力)ことによる指圧効果は、到底不可能でありま
す。 「課題を解決するための手段」 上記に鑑み、本考案は、両手を連設(手の指先方向
に、直交する方向に、手を重ねる。以下同じ)するよう
にして、両手を交互又は同時に使用できるようにして、
二方向への指圧効果が発揮できる。また両手に同時に力
を入れることにより、大きな指圧効果が期待できる(前
記二方向が合体した、いわゆるベクトル方向への指圧効
果が期待できる。)。以上の目的を達成するために、下
記のような構成とした。 第1握り部、及び第1握り部より延設されかつ該第1
握り部に対して所定の角度曲折された第2握り部とでな
る握り部、及びこの握り部の第2握り部より延設された
立ち上がり傾斜部、並びにこの立ち上がり傾斜部より延
設され、かつ前記第1握り部の延長上にその折曲先端部
が位置する半円弧状の押圧弾性部でなる全体に弾性機能
を有する押圧用パイプと、この押圧用パイプの押圧弾性
部の折曲先端部に設けられた指圧球体と、設ける構成の
手動式指圧兼肩叩き器である。 また本考案は、両腕を同時に使用して、上半身の筋肉
の鍛錬、及び腕力増強を図ること等を目的として、下記
のような構成とした。 即ち、押圧パイプの基端握り部を、第1握り部、及び
第1握り部より延設され、かつ該第1握り部に対して所
定の角度曲折された第2握り部とでなる構成とした。 更に、本考案は、指圧力に弾力と、叩きの場合の衝撃
を和らげるようにして、病弱者又は老人等でも簡易に使
用できるようにするため、下記のように構成した。 即ち、全体に弾性機能を有する押圧用パイプを、第1
握り部、及び第1握り部より延設されかつ該第1握り部
に対して所定の角度曲折された第2握り部とでなる握り
部、及びこの握り部の第2握り部より延設された立ち上
がり傾斜部、並びにの立ち上がり傾斜部より延設され、
かつ前記第1握り部の延長上にその折曲先端部が位置す
る半円弧状の押圧弾性部でなる全体に弾性機能を有する
構造である。 「作用」 以下本考案の作用(使用状態)を説明する。 先ず、第1握り部及び第2握り部に、それぞれ手をあ
て、続いて把手する。このようにして、指圧兼肩叩き器
(以下、単に本器とする。)を把持し、続いて、指圧を
望む箇所に指圧部を当てる。例えば、第3図のように肩
部で、いわゆる背中の上部の、ある箇所を指圧しようと
する場合は、先ず第1握り部及び第2握り部を、体の前
側に持ってくる。そして、指圧用パイプの押圧弾性部
が、肩を跨ぐようにして、押圧球体を背中側に到らしめ
る。この状態に於いて、押圧球体を背中の指圧箇所に当
てる。 続いて、例えば、第1握り部を、下方に引っ張ると、
押圧用パイプの折曲先端部に設けた押圧球体が、この第
1握り部方向への指圧効果が期待できる。 また前述の状態で、例えば、第2握り部を、下方に引
っ張ると、押圧用パイプの折曲先端部に設けた押圧球体
が、この第1握り部方向に押し下げられ、いわゆる、第
2握り部の両方に、前記引っ張り力を与えると、前記第
1握り部と第2握り部とによる、いわゆるベクトル方向
への指圧効果が期待できる。 一方、肩叩きの場合は、第1握り部又は第2握り部の
いずれか、又は双方(まれである。以下同じ)を把手
し、押圧弾性部を体の前方側に、位置せしめ、押圧球体
で背中等を叩く構造である。 尚、第4図は、背中を指圧する状態の図であり、この
使用方法は、前述の例とほぼ同様であるが、この例で
は、第1握り部及び/又は第2握り部の握り方が異なる
ことと(必ずしも、この例に限定されない。)、押圧弾
性部が、人の胸側面を跨ぐことであり、その他の使用方
法は、前述の例を参照されたい。また第5図の例は、横
臥した人の下に、本器を置いて、使用する状態を示して
いる。 以上の指圧方法又は叩く方法は、それぞれ一例であ
り、この例に限定されないことは、勿論である。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら具体的
に説明する。 1は、全体に弾性機能を有し、かつ釣針状を呈する押
圧用パイプであって、この押圧パイプ1は、第1握り部
2、及び第1握り部2より延設され、かつ該第1握り部
2に対して所定の角度曲折ほぼ160°曲折された第2握
り部3とで構成する握り部12、及びこの握り部12の第1
握り部2より延設された立ち上がり傾斜部4、並びにこ
の立ち上がり傾斜部4より延設され、かつ前記第1握り
部2の延長H上にその折曲先端部1a(後述する押圧用パ
イプ1の折曲先端部と同じ。)が位置する半円弧状の押
圧弾性部5で構成されている。 そして、この例では、本器の全体の長さが、ほぼ500m
mになっている。また前記第1握り部2及び第2握り部
3の長さが、ほぼ100mmとなっている。更に前記押圧用
パイプ1は、この例では、10φ(mm)であり、また押圧
弾性部5の円弧が70γ(mm)となっている。勿論、前記
の寸法、その他の数字は、一例であり、この例に限定さ
れない。 図中6は弾性を備えた(例えば、ゴルフボール程度の
大きさ、又は硬さがよい。)押圧球体であって、前記押
圧用パイプ1の折曲先端部1aに設けられている。また押
圧球体6の表面には凹凸7が設けられている。 「考案の効果」 以上で詳述した構成、即ち、本考案は、第1握り部、
及び第1握り部より延設され、かつ該第1握り部に対し
て所定の角度曲折された第2握り部とを有する握り部
と、この握り部の第2握り部より延設された立ち上がり
傾斜部、並びにこの立ち上がり傾斜部より延設され、か
つ前記第1握り部の延長上にその折曲先端部が位置する
半円弧状の押圧弾性部とでなる全体に弾性機能を有する
押圧用パイプであって、この押圧用パイプの押圧弾性部
の折曲先端部に指圧球体を設ける構成の本器である。し
たがって、両手を連設するようにして、両手を交互又は
同時に使用できるようにして、二方向への指圧効果が発
揮できる。また両手に同時に力を入れることにより、ベ
クトル方向への大きな指圧効果が期待できる。又は両手
に同時に力を入れることにより、大きな指圧効果が期待
できる。 また、本考案は、押圧パイプの基端握り部を、第1握
り部、及び第1握り部より延設され、かつ該第1握り部
に対して所定の角度曲折された第2握り部とでなる握り
部の構成である。よって、両腕を同時に使用して、上半
身の筋肉の鍛錬、及び腕力増強を図り得る効果を有す
る。 更に、本考案は、全体に弾性機能を有する押圧用パイ
プを、第1握り部、及び第1握り部より延設され、かつ
所定の角度曲折された第2握り部とでなる握り部と、こ
の握り部の第2握り部より延設された立ち上がり傾斜
部、並びにこの立ち上がり傾斜部より延設され、かつ前
記第1握り部の延長上にその折曲先端部が位置する半円
弧状の押圧弾性部とでなる構造である。したがって、指
圧力に弾力と、叩きの場合の衝撃を和らげるようにし
て、病弱者又は老人等でも簡易に使用でき、誠に重宝す
る。 また、本考案は、簡単な構造で、かつ小型に構成され
ている。よって、持ち運びが自由であり、大変重宝する
こと。又は身体の何れの部位への指圧も、自由にできる
こと。等の効果を有する。 更にまた、押圧球体に、凹凸を設けたる構成である。
したがって、指圧箇所を的確に、捉ええること。又は凹
凸を介しての、副次的な指圧効果も期待できること。等
の実用上効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を説明するためのもので、第1
図は全体斜視図、第2図は第1握り部及び第2握り部の
拡大正面図、第3図乃至第5図は使用状態を示す斜視図
である。 1:押圧用パイプ、1a:折曲先端部 2:第1握り部、3:第2握り部 4:立ち上がり傾斜部、5:押圧弾性部 6:押圧球体、7:凹凸 12:握り部、H:延長戦

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1握り部、及び第1握り部より延設され
    かつ該第1握り部に対して所定の角度曲折された第2握
    り部とでなる握り部、及びこの握り部の第2握り部より
    延設された立ち上がり傾斜部、並びにこの立ち上がり傾
    斜部より延設され、かつ前記第1握り部の延長上にその
    折曲先端部が位置する半円弧状の押圧弾性部でなる全体
    に弾性機能を有する押圧用パイプと、この押圧用パイプ
    の押圧弾性部の折曲先端部に設けられた指圧球体と、で
    構成された手動式指圧兼肩叩き器。
  2. 【請求項2】前記立ち上がり傾斜部がほぼ160°曲折さ
    れ、かつ押圧用パイプの全長がほぼ500mmに構成されて
    いる実用新案登録請求の範囲第1項記載の手動式指圧兼
    肩叩き器。
  3. 【請求項3】指圧球体の表面に、凹凸形態を有する軟質
    性の部材で構成されている実用新案登録請求の範囲第1
    項又は第2項の記載の手動式指圧兼肩叩き器。
JP12849690U 1990-11-29 1990-11-29 手動式指圧兼肩叩き器 Expired - Lifetime JP2520964Y2 (ja)

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