JP3015234U - 背中運動具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 腹筋運動が簡便にできる背中運動具を提供す
ること。 【構成】 左右一対の木製弯曲基杆（１）（２）の間に
直交する多くの接触杆（３）を一定間隔置に並設固定
し、各接触杆に指圧突起（４）を一体に突設したこと。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は特に腹筋運動を行なうに好適な背中運動具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来からあんま器は種々提案されているが、簡易に腹筋運動を行なうものは見 当らない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の課題は、従来全く存在しなかった腹筋運動に特に抜群の効果を発揮す る背中運動具を得ることにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の手段は次のとおりである。 弯曲させた左右一対の細長い木製弯曲基杆と、両弯曲基杆間に直交する状態で 弯曲縁に沿って一定間隔置に平行にわたした、多数本の木製接触杆とから構成さ れ、各接触杆の表面に、人体の背中に圧接する指圧突起を左右に２箇所宛一体に 突設した背中運動具。

【０００５】

【作用】

図４に示すように、仰向けに寝て両足を延ばせば、指圧突起４の多くは人体の 背中を圧迫し、腹筋運動効果をもたらす。又図５のように枕Ｐを用いて頭部に適 当の刺激を与え、更に図６に示すように椅子Ｃの背当面Ｂに立てかけて腰掛けた 状態で人体の背中を指圧しあんま器として使用することもできる。

【０００６】

【実施例】

図中、１，２は弯曲させた一対の木製弯曲基杆でその間に直交状態で一定間隔 置に木製の接触杆３をわたす。尚接触杆３は弯曲基杆１，２の上端縁に沿って並 設し、かつ接触杆３の上面３ａに指圧突起４を一体に２列突設する。この指圧突 起４は図４に示すように、曲面３ｂを介して接触杆３の上面３ａに形成される。

【０００７】

【効果】

本考案によれば、背中の運動が簡便に行なわれ、特に従来のあんま器に比べ指 圧突起の数が非常に多いので、運動効果を著しく効率良く行なうことができる。 更に構造も簡単で、量産に適し廉価に供給でき、堅い質の木材を利用すれば頗る 丈夫で長期間の使用に耐える。

【図面の簡単な説明】

【図１】側面図。

【図２】平面図。

【図３】図１のＡ−Ａ′線断面図。

【図４】使用状態を示す側面図。

【図５】使用状態を示す側面図。

【図６】使用状態を示す側面図。

【符号の説明】

１，２ 弯曲基杆 ３ 接触杆 ４ 指圧突起

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 弯曲させた左右一対の細長い木製弯曲基
   杆（１）（２）と、両弯曲基杆（１）（２）間に直交す
   る状態で弯曲縁に沿って一定間隔置に平行にわたした、
   多数本の木製接触杆（３）（３）とから構成され、各接
   触杆（３）（３）の表面に、人体の背中に圧接する指圧
   突起（４）（４）を左右に２箇所宛一体に突設した背中
   運動具。