JP3010472U - 足踏式指圧器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 足の裏の局所的な指圧を行うことができ、且
つ揉みほぐし作用などの高い指圧効果を得ることができ
る足踏式指圧器を提供する。 【構成】 足踏式指圧器１を木製の球体２と同じく木製
の長方体の受皿３とから構成する。受皿３の上面に、そ
の長手方向に沿って保持溝４を形成し、球体２をその溝
内に回動且つ摺動自在に保持する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、足の裏を指圧するために使用される指圧器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

一般に、足の裏のつぼへ指圧が疲労回復や健康増進に効果があることは良く知 られていることである。このため従来より足の裏を指圧する器具として広く使用 されているものに、竹を半円筒状に形成した所謂「青竹踏み」がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、「青竹踏み」は足の裏の全面を押圧するに留まり、局所（足の 裏の限られた部位）を集中して押圧することや、揉みほぐし効果を得ることはで きなかった。 本考案は、従来技術の上記問題点に鑑み、足の裏の局所的な指圧を行うことが でき、且つ揉みほぐし作用などの高い指圧効果を得ることができる足踏式指圧器 を提供することを目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

このため本考案では、足踏式指圧器を、球体と、該球体を回動かつ摺動自在に 保持する凹部を有する受皿とから構成したものである。

【０００５】

【作用】

球体により押圧するようにしたので、足の裏面と点接触することとなり、局所 的な指圧を行うことができる。また、球体の回動及び摺動により揉みほぐし作用 を得ることができる。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図１は本考案に係る足踏式指圧器の斜視図、図２は本実施例の使用状態を示す 側面図、図３は他の実施例を示す斜視図である。

【０００７】 図１に示すように、足踏式指圧器１は木製の球体２と同じく木製の長方体の受 皿３とから構成されている。受皿３の上面には、その長手方向に沿って保持溝４ が形成されており、球体２がその溝内に回動且つ摺動自在に保持されている。

【０００８】 この保持溝４は、その幅を球体２の直径よりも僅かに広く、深さを球体２の半 径と同等か若しくは僅かに深い程度に形成し、球体２が保持溝４の外に離脱し難 くなるようにされている。

【０００９】 次に本実施例の使用方法及び作用について説明する。 図２に示すように、使用者は椅子等に腰掛けた状態で、足の裏の指圧したい部 分を球体２に圧接させ繰り返し前後に移動させる。これにより、足の裏の限られ た範囲を押圧することができると共に、揉みほぐし作用を得ることができる。 尚、本実施例では、受皿３と保持溝４を直線状に設けているが、これに限定さ れるものではなく、図３に示すように、円盤状の受皿３１に円形の凹部４１を設 けるようにしたものでも所期の効果を達成できることは言うまでもない。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は、以上のように構成したので、足の裏の局所的な指圧を行うことがで き、且つ揉みほぐし作用などの高い指圧効果を得ることができるという優れた効 果がある。

【００１１】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る足踏式指圧器の斜視図である。

【図２】本実施例の使用状態を示す側面図である。

【図３】他の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 足踏式指圧器 ２ 球体 ３ 受皿 ４ 保持溝

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】球体と、該球体を回動かつ摺動自在に保持
   する凹部を有する受皿とからなることを特徴とする足踏
   式指圧器。