JP3080837U - 両面使用の木製健康器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】肌触りがよく、しかもツボ押しの指圧療法と足
踏み療法と２通りに使用できる木製の健康器具を提供す
る。 【解決手段】台板の上側に多数の駒を設け、下側に凸条
を設けた構成であって、駒によるツボ押し作用と、凸条
を利用して足踏み運動と、２通りに使用できる健康器具
であって全体を杉や桧あるいはひば材を使用することに
よって、この木質から出る揮発性芳香成分によってフィ
トンチッド作用が生じて精神安定の効果が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が属する技術分野】

本考案は杉材や桧材、あるいはひば材等の芳香性のある木材で作る身体のツボ を押す形式の健康器具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来この種のツボ押し健康器具は、一般にプラスチック製や硬質ゴム製の器具 が普及されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従ってこの種のツボ押し健康器具は直かに肌に触れるものであるので、冷たく 感じられ、不快感を与えるおそれがあった。

【０００４】 またこの他にバイブレーターや磁気を使用するものも考えられてはいるが電源 や磁石を必要とするため高価になる欠点があった。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

考案者はこの種のツボ押し健康器具について、手軽に使えて、 しかも肌触り のやさしい健康器具を開発するため鋭意研究を重ねた結果本考案に到達したもの であって、本考案は杉や桧あるいは、ひば等揮発芳香性のある木材を使用し、し かもツボ押し用と、足踏み用と両方に使用できる健康器具を開発したものである 。

【０００６】

【考案の実施の形態】

本考案は、このように木材を使用することによって肌触りがやさしく、またこ の木が杉や桧あるいはひば材のように芳香性のある木材を使用することによって 木質から発生するフィトンチッド効果によって精神安定作用が働き、使用するこ とによって心が安まる。

【０００７】

【実施例】

添付図面により本考案を説明すると、図１は本考案の健康器具の全体を示す斜 視図であって、全体が木製であり、しかもこの材質は芳香性のある杉や桧あるい はひば材を使用するものであって、これによってフィトンチッド効果が作用する 。

【０００８】 この健康器具は、図を参照して長方形の台板（１）の上面縦方向に駒（２）を 多数設ける。この駒（２）は円錐型の先端を欠除して曲面に仕上げるものであっ てこの駒（２）はツボ押し用として作用する。

【０００９】 そしてこの台板（１）の下側には横方向に断面台形の凸条（３）を数本設ける ものであって、この凸条（３）は足踏み用として使用する。

【００１０】 図２は台板（１）に対して駒（２）および凸条（３）の関係を示す実施例の断 面図を示していて、図３は全体の平面図、図４は凸条（３）側から見た裏面図で ある。

【００１１】 本考案の木製健康器は図示のような形状であるため使用に当っては、台板（１ ）に対して駒（２）側を使用する場合には、この上に身体を横にして首や腰、背 中等を当てればツボ押しの指圧作用があり、また凸条（３）側を使用するときは 立って足踏み用として使用するもので一つの器具で２通りに使用できる。

【００１２】

【考案の効果】

上記のように、本考案の健康器具はツボ押し用、足踏み用と２通りに使用でき るばかりでなく、全体が木製の、しかも杉材、桧材、ひば材等芳香性がある木材 を使用するため、これによるフィトンチッド効果によって、精神安定作用ならび に殺菌・防虫効果があるため肌触りよく快適に使用できるという、従来の健康器 具に比較して卓越した効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】全体を示す斜視図

【図２】部分断面図

【図３】平面図

【図４】裏面図

【符号の説明】

（１）…台板 （２）…駒 （３）…凸条

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】長方形の台板（１）の上面に円錐型で頂部
   を切落した駒（２）を台板（１）に対して縦方向に多数
   列状に設けること、前記台板（１）の下面に横方向に断
   面台形の凸条（３）を間隔を置いて数本設け、全体を杉
   材、桧材、ひば材等芳香性のある木材で作ることを特徴
   とした両面使用の木製健康器具。