JPH04123645U - 自動発呼装置 - Google Patents

自動発呼装置

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JPH04123645U
JPH04123645U JP2817391U JP2817391U JPH04123645U JP H04123645 U JPH04123645 U JP H04123645U JP 2817391 U JP2817391 U JP 2817391U JP 2817391 U JP2817391 U JP 2817391U JP H04123645 U JPH04123645 U JP H04123645U
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JP
Japan
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relay
circuit
resistor
loop
short
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Application number
JP2817391U
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English (en)
Inventor
弘明 小松
Original Assignee
株式会社リコー
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動発呼回路の直流ループ内に抵抗を設け、
該抵抗を自動発呼時にのみ投入することにより、平衡ト
ランス短絡時の大電流および短絡復旧時の疑似インパル
スを防止する自動発呼装置を提供することを目的として
いる。 【構成】 抵抗20は、切替リレー13、発呼用リレー
12、短絡用リレー11により形成される自動発呼回路
の直流ループ内で且つ平衡トランス10と直列に接続さ
れる。この抵抗20と並列に接続された投入用リレー2
1は、短絡用リレー11に連動し、ダイヤル発呼時にの
み該抵抗20を前記直流ループに投入する。この抵抗2
0の投入により、ダイヤルパルス送出中の直流ループに
流れる電流を制限する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばファクシミリ装置、電話機等の自動発呼装置に関し、特に通 話回路と電話回線をトランス結合させた自動発呼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファクシミリ装置等の自動発呼装置にあっては、電話回線と通話回路は 平衡トランスにより結合されており、発呼時に電話回線から通話回路を切り離す よう構成されている。従来のこの種の自動発呼装置としては、例えば特開昭59 −111449号公報に記載されたものがあり、図2のように示される。
【0003】 図2は従来の自動発呼装置の一例を示す図であり、同図(a)はその回路図、 同図(b)は発呼時のダイヤルパルスを示す電圧波形図である。 図2(a)において、平衡トランス10は、電話回線Lと通話回路Qとを結合 する。11は短絡用リレーで、平衡トランス10と並列に接続されており、ダイ ヤル発呼時に該平衡トランス10を短絡する。短絡することにより、ダイヤルパ ルス送出中に平衡トランス10を電話回線Lから切り離し、そのインダクタンス の影響を消している。12は発呼用リレーで、短絡用リレー11の短絡により形 成される直流ループ内で接点を断続しダイヤル発呼を行う。13は切替リレーで 、ダイヤル発呼時に電話回線Lを、電話器Pから発呼用リレー12の設けられた 自動発呼回路側に切替える。
【0004】 上記構成において自動発呼を行う場合は、まず発呼用リレー12をメーク(接 続)し、切替リレー13を自動発呼回路側に切り替えて(メークし)、電話回線 Lの直流ループを形成する。次に、短絡用リレー11をメークして発呼用リレー 12の接点をメーク/ブレーク(接続/開放)により、図2(b)に示すように 、直流電流の断続であるダイヤルパルスAを発生させる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の自動発呼装置にあっては、切替リレー13、 発呼用リレー12、短絡用リレー11により形成される自動発呼回路の入力イン ピーダンスがほとんど0オームであり、自動発呼回路に流れる電流が電話回線L の直流電圧および直流抵抗に依存しているため、平衡トランス10を短絡したと きに大電流が流れ、自動発呼装置が接続される交換設備に悪影響を与えるという 問題があった。
【0006】 また、ダイヤル発呼時は短絡用リレー11がメークしているので、平衡トラン ス10に流れる電流は0であるが、発呼終了後は短絡用リレー11がブレークす るため、平衡トランス10の2次側に電流が流れる。この電流は平衡トランス1 0のインダクタンスのため急激に変化し、平衡トランス10の1次側に逆起電力 を発生させる。このため、図2(b)に示すように、電話回線Lには疑似インパ ルスBが送出され、ダイヤルパルスAとの混同を招くという問題があった。
【0007】 そこで、請求項1記載の考案は、自動発呼回路の直流ループ内に抵抗を設け該 抵抗を自動発呼時にのみ投入することにより、平衡トランス短絡時の大電流およ び短絡復旧時の疑似インパルスを防止する自動発呼装置を提供することを目的と している。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、上記目的を達成するために、電話回線と通話回路とを 結合する平衡トランスと、この平衡トランスと並列に接続されダイヤル発呼時に 該平衡トランスを短絡する短絡用リレーと、この短絡用リレーの短絡により形成 される直流ループ内で接点を断続しダイヤル発呼を行う発呼用リレーと、を備え た自動発呼装置において、前記直流ループ内で且つ前記平衡トランスと直列に接 続された抵抗と、この抵抗と並列に接続され前記短絡用リレーに連動してダイヤ ル発呼時にのみ該抵抗を前記直流ループに投入する投入用リレーと、を備えたこ とを特徴とする。
【0009】
【作用】
上記構成を有する請求項1記載の考案においては、自動発呼時に自動発呼回路 の直流ループ内に抵抗を投入することにより、短絡用リレーによる平衡トランス の短絡時に回路内の抵抗値を保持する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を実施例に基づいて説明する。 図1は本考案の一実施例に係る自動発呼装置を示す回路図である。なお、本実 施例において上述例と同一の構成については、同一符号を付してその具体的な説 明を省略する。
【0011】 まず、構成を説明する。図において、抵抗20は、前記自動発呼回路の直流ル ープ内で且つ平衡トランス10と直列に接続される。21は投入用リレーで、抵 抗20と並列に接続され、前記短絡用リレー11に連動してダイヤル発呼時にの み該抵抗20を直流ループに投入する。この抵抗20の投入により、ダイヤルパ ルス送出中の直流ループに流れる電流を制限する。
【0012】 次に、作用を説明する。上記構成において自動発呼を行う場合は、まず発呼用 リレー12をメークし、切替リレー13を自動発呼回路側に切り替えて、電話回 線Lの直流ループを形成する。次に、短絡用リレー11をメークすると同時に投 入用リレー21をブレークし、抵抗20を直流ループに投入する。次いで、発呼 用リレー12の接点をメーク/ブレークすることにより、直流電流の断続である ダイヤルパルスを発生させる。
【0013】 ここで、抵抗20の抵抗値を、平衡トランス10の直流抵抗値とほぼ同じ値と することにより、短絡用リレー11による短絡の前後で直流電流の差を抑え、前 記疑似インパルスの発生を防止している。 このように、本実施例においては、自動発呼時に平衡トランス10と等価の直 流抵抗値を有する抵抗20を投入することにより、短絡用リレー11による短絡 の前後で直流ループの直流抵抗値を一定化できるので、自動発呼回路に大電流が 流入することを防ぐことができる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1記載の考案に係る自動発呼装置によれば、自動 発呼時に自動発呼回路の直流ループ内に抵抗を投入することにより、短絡用リレ ーによる平衡トランスの短絡時に回路内の抵抗値を保持することができ、自動発 呼回路に大電流が流入することを防ぐことができる。
【0015】 また、自動発呼時に平衡トランスと等価の直流抵抗値を有する抵抗を投入する ことにより、短絡用リレーによる短絡の前後で直流ループの直流抵抗値を一定化 でき、短絡用リレーによる短絡の前後で直流電流の差を抑え、疑似インパルスの 発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る自動発呼装置を示す回
路図である。
【図2】従来の自動発呼装置の一例を示す図であり、同
図(a)はその回路図、同図(b)は発呼時のダイヤル
パルスを示す電圧波形図である。
【符号の説明】
10 平衡トランス 11 短絡用リレー 12 発呼用リレー 20 抵抗 21 投入用リレー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線と通話回路とを結合する平衡トラ
    ンスと、この平衡トランスと並列に接続されダイヤル発
    呼時に該平衡トランスを短絡する短絡用リレーと、この
    短絡用リレーの短絡により形成される直流ループ内で接
    点を断続しダイヤル発呼を行う発呼用リレーと、を備え
    た自動発呼装置において、前記直流ループ内で且つ前記
    平衡トランスと直列に接続された抵抗と、この抵抗と並
    列に接続され前記短絡用リレーに連動してダイヤル発呼
    時にのみ該抵抗を前記直流ループに投入する投入用リレ
    ーと、を備えたことを特徴とする自動発呼装置。
JP2817391U 1991-04-24 1991-04-24 自動発呼装置 Pending JPH04123645U (ja)

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JP2817391U JPH04123645U (ja) 1991-04-24 1991-04-24 自動発呼装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01254057A (ja) * 1988-04-01 1989-10-11 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 網制御装置
JPH0310555A (ja) * 1989-06-08 1991-01-18 Tokyo Gas Co Ltd 網制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01254057A (ja) * 1988-04-01 1989-10-11 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 網制御装置
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