JPH0342835B2 - - Google Patents

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JPH0342835B2
JPH0342835B2 JP5957986A JP5957986A JPH0342835B2 JP H0342835 B2 JPH0342835 B2 JP H0342835B2 JP 5957986 A JP5957986 A JP 5957986A JP 5957986 A JP5957986 A JP 5957986A JP H0342835 B2 JPH0342835 B2 JP H0342835B2
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photocoupler
circuit
dial
loop
polarity
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、交換装置の局線トランクインターフ
エースに用いられる極性反転検出回路に関するも
のである。
(従来技術とその問題点) 近年、PBXやボタン電話装置の加入者線イン
ターフエースは電子化が行われ、一般的にSLIC
と称するLSIやHICが出現している。このように
電子化が進むとシステム構成要素中電子化の進ん
だ部分とそうでない部分は実装が極めて不均一に
なり、実装単位寸法が不揃いにならざるを得な
い。PBXやボタン電話装置では、内線側インタ
ーフエースの電子化が進んでいるのに比べ、局線
側インターフエースは依然として大型トランス、
リレー及び大型コンデンサが用いられている。こ
れは印加される直流電圧、着信信号が過大であ
り、また、電流容量も百数十mAを必要とするか
らであり、また雷対策の為でもある。
現在の電話交換網では、電話端末間で通信を行
う場合、局線L1,L2間の電源極性の反転を検出
する必要がある。例えば、構内交換設備では、発
信時相手が応答した時に局より送出される極性反
転を検出する必要がある。また、着信時には呼出
信号とほぼ同時に局より送出される極性反転を検
出して、自動応答をしたり、衝突防止機能を実現
する場合がある。このような交換装置において
は、相手側情報の変化を検知する必要がある。
次に、従来回路を第1図に示す。ここで、L1
L2は加入者線(局線)端子、RAは着信検出回
路、Tは音声結合用トランス、PCは極性反転検
知用フオトカプラ、D1はPCの逆耐圧保護用ダイ
オード、RLはダイヤルパルス送出回路のうちの
ダイヤルパルス送出用リレー、rlはその接点、C
は火花吸収用コンデンサ、Rは火花吸収用抵抗、
Sは切替リレー、S1はその接点、SWは通話路ス
イツチ、TEL1〜TELoは端末電話機である。
端末電話機TEL(例えばTEL1)の発信操作に
基づいて通話路スイツチSWを介して局線発信す
る時の動作について説明する。まず、図示を省略
した衝突防止検出回路で、L2端子と大地(アー
ス)間の電圧を検出し、呼出信号(極性反転)が
印加されているかどうかを判断する。ここで、信
号無の場合にはループ形成信号が出力されてSリ
レーをONにさせ、S1接点が閉じ(図示の状態)、
同時にRLリレーがONとなり、rl接点が閉じられ
て直流ループを形成する。また信号有の場合には
局線ビジーとみなし、次の局線に対して同様に行
い、局線発信の動作に対して呼出信号との衝突を
防いでいる。ループ形成後、ダイヤルパルスを送
出することになるが、まず、RLリレーがONと
なり、rl接点が閉じられた後、ダイヤル選択信号
によりrl接点を開いてダイヤルパルス(10/
20PPS)を局線に対して送出している。
第1図の回路ではL1が正、L2が負の時、フオ
トカプラPCの発光ダイオード側は発光せず、極
性反転情報出力端OUTの極性反転情報はHIGH
(+5V)を出力する。L1が負、L2が正の時、フオ
トカプラPCの発光ダイオードは発光し極性反転
情報としてLOW(0V)を出力するので極性が変
化したことが検知できる。このフオトカプラPC
は120mA程度流すことを要求される。必然的に
汎用のフオトカプラでは電流容量が足りず、フオ
トカプラの値段は高く、サイズも大きくなる。ま
た、トランスTにも120mA程度流さねばならず、
やはり値段は高くサイズも大きいものが必要であ
り、インダクタンスは大きくとれずトランス間の
漏洩磁束による結合特性から一定値以下の漏話特
性を得るのが困難である。
最近、この大型トランスを削除するために電子
化が進んでいる。この電子化回路の一例を第2図
に示す。ここで、T1は音声結合用トランス、C1
はトランスに流れる直流電流をカツトするコンデ
ンサ、PCは極性反転検知用フオトカプラ、D1
フオトカプラPCの逆耐圧保護用ダイオード、1
はダイオードブリツジ、2は電子化シンク回路
で、直流的には50〜300Ω程度の抵抗値を示し交
流的には無限大に近い抵抗値を呈する回路、3は
ダイヤルパルス送出回路である。
この従来例の局線発信時の動作について説明す
る。まず、図示を省略した衝突防止検出回路で、
L2端子と大地(アース)間の電圧を検出し、呼
出信号が印加されているかどうかを判断する。こ
こで、信号無の場合にはループ形成信号が出力さ
れてSリレーをONにさせ、S1接点が閉じ(図示
の状態)、同時にダイヤルパルス送出回路が動作
して直流ループを形成する。また信号有の場合に
は局線ビジーとみなし、次の局線に対して同様に
行い、局線発信の動作に対して呼出信号との衝突
を防いでいる。
一方電子化シンク回路2は、直流電流を流すが
交流電流は流さないことを要求される。この為、
図中のA,B間の電圧を平滑化した入力でこのシ
ンク回路を駆動している。図中の点Dが上述の平
滑化電圧である。
ダイヤルパルスを送出する場合の動作は次の通
りである。ダイヤルメーク時には、ダイヤル操作
に対応したTTLレベル又はC・MOSレベルのダ
イヤル信号入力はLOWになり、〔L1→D1→ダイ
オードブリツジ1→電子化シンク回路2→ダイヤ
ルパルス送出回路3→ダイオードブリツジ1→S1
→L2〕の電流ループはあるいは〔L2→S1→ダイ
オードブリツジ1→電子化シンク回路2→ダイヤ
ルパルス送出回路3→ダイオードブリツジ1→
PC→L1〕の電流ループが形成される。さらに、
コンデンサC2は電荷を充電し、次いでトランジ
スタQがオンになり、電子化シンク回路2は動作
する。ダイヤルブレーク時、前記のダイヤル信号
はHIGHであり、コンデンサC2に蓄えられた電荷
は主として、トランジスタQのベースと抵抗R3
を通り放電する。さらに、一部は抵抗R2を通つ
て放電するが、この電流は前者に比べて小であ
る。
なお、ダイヤルメーク時には、メーク後直ちに
電子化シンク回路2を駆動してL1,L2に対して
直流ループを形成しなければならない。しかし、
コンデンサC2の電荷が減少しているため、まず
充電が行われる。その後、トランジスタQがオン
になり電子化シンク回路2は通常の動作を行う。
以上説明したように、L1,L2から見ると、ダイ
ヤルパルスを送出する場合において、ブレークか
らメークへ移る時には、コンデンサC2の充電に
時間を必要とする為送出されるダイヤルパルス波
形が変形する欠点もある。
また、図中のトランスT1はコンデンサC1で直
流を切り、前述の120mA程度の電流をトランス
T1へは流さず、電子化シンク回路2へ流してい
る。よつて、第1図の大型トランスを使用せずと
も良くトランスT1は小型化されている。しかし、
依然として極性反転検出のためのフオトカプラ
PCには120mA程度流さなくてはならず、寸法は
大きく価格も高い。さらに、ダイヤルパルス送出
回路がオンの状態の時、L1,L2からみた直流抵
抗は50〜300Ωでなければならない。フオトカプ
ラPCの発光ダイオード側の順方向電圧、あるい
は、ダイオードD1の順方向電圧の電圧降下は、
前述の直流抵抗の制約を満足することが困難とな
る。このように従来の極性反転検出回路は小型
化、低価格化ができなかつた。
(発明の目的) 本発明は、これら大型フオトカプラを使用せず
汎用の小型フオトカプラを使用できるような回路
構成をとり、小型化を図り、価格を低減すること
のできる極性反転検出回路を提供することを目的
とする。
(発明の構成と作用) この目的を達成するために、本発明の極性反転
検出回路は、局線L1,L2に接続される交換装置
の局線トランス内に、第1のフオトカプラPC1
発光側素子と第2のフオトカプラPC2の受光側素
子で制御されるスイツチング素子Q1と抵抗R4
の直列接続により構成された直列検知回路が該局
線トランクの直流ループ形成回路L1−1−2−
3−1−L2と並列になるように前記局線に接続
され、前記第1のフオトカプラPC1は前記直流ル
ープ形成回路の直流ループ形成の検出に用いら
れ、前記第2のフオトカプラPC2はダイヤルブレ
ーク時に前記スイツチング素子Q1をオフに制御
し、第1のフオトカプラPC1の受光側素子で極性
反転出力を得るように構成されている。
以下本発明を詳細に説明する。
第3図は本発明の一実施例を示す図である。こ
こで、第1図、第2図と同一符号のものは同一物
を示す。PC1,PC2はフオトカプラ、D1はフオト
カプラPC1の保護用ダイオード、Q1,Q2はトラ
ンジスタ、R6は逆耐圧保護用抵抗、R4,R5
R7,R8は抵抗、D2はダイオードである。先に説
明した切替リレーS1とダイヤルパルス送出回路3
の動作については従来と同様なのでその説明を省
略する。
ボタン電話装置等では通常L1,L2に接続され
る極性がわからないため、二つの場合を考慮する
ことが必要となる。
待機時にL1がでL2がの時 この状態の時、ループの形成信号により切替
リレーSの接点S1は発信ループを作るようオン
(図示の状態)にしている。この時の制約は、
ダイヤルブレーク時にL1,L2からみたインピ
ーダンスが100KΩ以上でなければならないこ
とである。ダイヤルメーク時L1がであるた
め、本来の〔L1→ダイオードブリツジ1→電
子化シンク回路2→ダイヤルパルス送出回路3
→ダイオードブリツジ1→S1→L2〕の電流ル
ープの他に、〔L1→PC1→R4→Q1→D2→S1
(ON)→L2)のループができる。この時、フ
オトカプラPC1の発光ダイオードは発光し極性
情報を得る。しかし、ダイヤルブレーク時は本
来の〔L1→ダイオードブリツジ1→電子化シ
ンク回路2→ダイヤルパルス送出回路3→ダイ
オードブリツジ1→S1→L2〕のループはダイ
ヤルパルス送出回路3がOFFのため切断され
るが、依然として〔L1→PC1→R4→Q1→D2
S1→L2〕のループが形成されるため、L1,L2
からみたインピーダンスが下がる。従つて、ダ
イヤルパルスのブレーク時にフオトカプラPC2
の発光ダイオードにブレーク信号を送り、トラ
ンジスタQ1をオフにする。これは、ダイヤル
ブレーク時にトランジスタQ2のベース5Vが与
えられており、〔Q2がオン→フオトカプラPC2
の発光ダイオード側が発光→フオトカプラPC2
のトランジスタ側がオン→トランジスタQ1
オフ〕のように動作するからである。即ち、ダ
イヤルブレーク時以外はトランジスタQ1をオ
ンとし既に述べたように極性情報を得ることが
でき、ダイヤルブレークにはトランジスタQ1
をオフとし、L1,L2からみた直流抵抗を高く
(R5≒200kΩ)保つ。抵抗R6はトランジスタ
Q1フオトカプラPC2の逆耐圧保護用の抵抗であ
り、抵抗値は十分高いものである。また、この
抵抗R6は数百kΩとしてもよい。極性反転時
には、ダイオードD2が逆極性になるため、フ
オトカプラPC1には電流が流れない。L1,L2
らみたときこれらの極性反転検出回路を無視す
ることができる。
待機時にL1が、L2がのとき この状態のときもループ形成信号により切替
リレーのSの接点S1は発信ループを作るように
オン(図示の状態)になつている。この時の制
約もの時と同じである。L1は、L2がで
あるから、ダイオードD2が逆極性になるため、
フオトカプラPC1の発光ダイオード側には電流
が流れず、ダイヤルブレーク時のL1,L2から
みたインピーダンスは無限大となり何ら問題は
ない。
極性反転時には、L1が、L2がになるた
め、〔L1→PC1→R4→Q1→D2→S1(ON)→L2
の経路に電流が流れる。従つて、フオトカプラ
PC1の発光ダイオード側は発光しOUTに極性
反転情報を出す。しかし、このループに電流が
流れるために、交流損失が生ずるが、抵抗R4
は600Ωと比べて十分大きくすることができる
ので、この損失は小さく電子回路による補償は
容易である。
本発明では、極性検知用フオトカプラPC1
PC2は、直流ループに直列に挿入されないので、
L1,L2からみた直流抵抗の制限条件(50〜300
Ω)を満足する後段の電子化シンク回路2を容易
に構成することができる。
第3図のダイオードD1,D2はフオトカプラ
PC1,PC2の逆耐圧が小さい時に保護の目的で付
加したものである。抵抗R6はトランジスタQ1
及びフオトカプラPC2の保護の目的で付加したも
のであり、本発明の本質的な部分には何ら係わり
ない。又、ダイヤルパルス送出回路3についても
図中のダイオードブリツジ1とトランスT1間の
ルートのごとに位置していても差支えない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、フオト
カプラの発光ダイオード側の電流を少なくするこ
とができる為、低価格のフオトカプラを使用した
極性反転検出回路を構成することができ、全体と
して小型の加入者線インターフエイスを提供する
ことができる。さらに、ダイヤルブレーク時の
L1,L2の直流インピーダンスにも影響を与えな
いという利点がある。特に、本発明はL1,L2
極性が不明なボタン電話装置のほか全ての電話装
置に適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の極性反転検出回路例を示す回路
図、第2図は従来の極性反転検出回路例を示す回
路図、第3図は本発明の一実施例を示す回路図で
ある。 T,T1……トランス、D1,D2……保護ダイオ
ード、PC,PC1,PC2……フオトカプラ、R1
R8……抵抗、1……ダイオードブリツジ、2…
…電子化シンク回路、3……ダイヤルパルス送出
回路、RA……着信検出回路、Q1,Q2……トラン
ジスタ、SW……通話路スイツチ、TEL1〜TELo
……端末電話機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 局線に接続される交換装置の局線トランク内
    に、第1のフオトカプラの発光側素子と第2のフ
    オトカプラの受光側素子で制御されるスイツチン
    グ素子と抵抗との直列接続により構成された直列
    検知回路が該局線トランクの直流ループ形成回路
    と並列になるように前記局線に接続され、前記第
    1のフオトカプラは前記直流ループ形成回路の直
    流ループの形成の検出に用いられ、前記第2のフ
    オトカプラはダイヤルブレーク時に前記スイツチ
    ング素子をオフに制御し、第1のフオトカプラの
    受光側素子で極性反転出力を得るように構成され
    た極性反転検出回路。
JP5957986A 1986-03-19 1986-03-19 極性反転検出回路 Granted JPS62217792A (ja)

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JP5957986A JPS62217792A (ja) 1986-03-19 1986-03-19 極性反転検出回路

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JPS62217792A JPS62217792A (ja) 1987-09-25
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