JPH0246141Y2 - - Google Patents

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JPH0246141Y2
JPH0246141Y2 JP9610384U JP9610384U JPH0246141Y2 JP H0246141 Y2 JPH0246141 Y2 JP H0246141Y2 JP 9610384 U JP9610384 U JP 9610384U JP 9610384 U JP9610384 U JP 9610384U JP H0246141 Y2 JPH0246141 Y2 JP H0246141Y2
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JP9610384U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、管理者の保管するKSキーを挿入の
うえ操作しないと、着信に対する応答通話を不可
能として公衆電話機の着信リレー回路に関するも
のである。
〔従来技術〕
受託者または設置者が管理者となる卓上形の公
衆電話機においては、着信時にオフフツクのみに
よる応答通話を可能とするため、呼出信号に応じ
て動作保持を行なう着信リレーを備えており、こ
れによつて着信を検知するものとなつているが、
管理者の関知しないコレクトコールに対する応答
を防止する目的上、KSキーを挿入のうえ操作し
ないと着信リレーが動作せず、着信に対する応答
通話が不可能になるものとしてある。
しかし、従来においては、回路上の離間した部
位相互間へKSキーの操作に応じて作動するKS接
点を接続しており、布線長が増大すると共に布線
工数を要し、これらの原因により製造コストが高
価となる欠点を生じている。
〔考案の概要〕
本考案は、従来のかゝる欠点を一挙に排除する
目的を有し、呼出信号を側路するコンデンサと、
KSキーの操作に応じてオフとなるKS接点とによ
り直列回路を構成のうえ、この直列回路を着信リ
レーに対して並列に接続した極めて効果的な、公
衆電話機の着信リレー回路を提供するものであ
る。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図によつて本考案の詳細を
説明する。
同図は回路図であり、電話回線の正極線路が接
続される線路端子L1、および負極線路が接続さ
れる線路端子L2に対し、コンデンサC1およびフ
ツクスイツチHS1を介してベルBが橋絡接続さ
れ、呼出信号の到来に応じてベルBが鳴動し、こ
れによつて着信を報知するものになつていると共
に、線路端子L1,L2と通話回路TKCとの間のル
ープ回路中には、フツクスイツチHS2、硬貨検出
接点(以下、検出接点)CCLが線路端子L1側へ
挿入され、着信リレーRの接点r1、塞流線輪
RET1が線路端子L2側へ挿入されているうえ、こ
れらの通話回路TKC側には、ダイオードD1〜D4
によるブリツジ回路が挿入され、これらの正極側
に接点r2が挿入されている一方、負極側には塞流
線輪RET2が挿入され、かつ、正負両極間に例え
ばツエナー電圧15Vの定電圧ダイオードZD1が接
続されており、発信時においては、オフフツクの
うえ硬貨投入を行なうと、フツクスイツチHS2
よび検出接点CCLのオンにより通話回路TKCを
介する直流ループ回路が閉成し、図上省略したダ
イヤル回路によるダイヤル発信および、相手側の
応答にしたがう通話が可能となる。
また、相手側の応答時および所定の単位通話時
間を経過する度毎に交換機から転極パルスが送出
され、図上省略した転極検出回路がこれを検出
し、硬貨の収納を逐次行なうものとなつている
が、転極パルスに応ずる線間電圧の極性反転に
かゝわらず、ブリツジ回路により一定極性化され
たループ電流を通話回路TKC中の送話器Tへ通
ずると共に、塞流線輪RET1,RET2および、ブ
リツジ回路の線路端子L1,L2側へ並列に接続し
たコンデンサC2からなる低域波器の作用によ
り、通話に対し転極パルスに基づく雑音妨害を与
えないものとしている。
なお、線路端子L2と通話回路TKCの誘導線輪
INDとの間にはコンデンサC3が接続されており、
これによつて音声成分の側路を行なつている。
一方、検出接点CCLとダイオードD1との間へ
一端の接続された磁気ラツチング形の着信リレー
Rが設けてあり、これの他端は、接点r3および抵
抗器R1を介してフツクスイツチHS1のメイク極
へ接続されていると共に、接点r3のメイク極は、
線路端子L1へアノードを接続したダイオードD5
のカソードへ接続されており、着信リレーRに対
しては、呼出信号を側路するコンデンサC4と、
KSキーの操作に応じてオフとなるKS接点ks1
の直列回路が並列に接続されている。
このため、着信に応じてKSキーを挿入のうえ
操作し、KS接点ks1をオフとしてからオフフツク
を行なえば、線路端子L4−コンデンサC1−フツ
クスイツチHS1−抵抗器R1−接点r3−着信リレー
R−コンデンサC2−塞流線輪RET1−接点r1−線
路端子L2のルートにより呼出信号が流通し、線
路端子L2を正極とした半波成分に応じて着信リ
レーRが動作保持を行ない、接点r1により火花発
生阻止用の抵抗器R2を介してコンデンサC3を側
路し、線路端子L2を誘導線輪INDへ接続すると
共に、接点r2によつては、検出接点CCLおよびブ
リツジ回路を側路へ、硬貨の投入を行なわずとも
直流ループ回路を閉成し、通話を可能とする一
方、接点r3により復旧ルートの準備を行なう。
なお、着信に対する応答通話時には転極パルス
が到来しないため、ブリツジ回路および低域波
器が側路され、これらによる挿入損失の排除が行
なわれる。
また、接点r1,r3としてはアーリイメイク形E
が用いられ、着信リレーRが十分に動作保持状態
へ接近してからブレイク極がオフになるものを充
当していると共に、接点r3に対しては、ダイオー
ドD6が主極とブレイク極との間へ接続されてお
り、線路端子L2を正極とする半波成分の切断を
防止している。
ついで、通話の終了に応じてオンフツクを行な
うと、フツクスイツチHS1のオフにより着信リレ
ーRの短絡回路が開放し、線路端子L1−ダイオ
ードD5−接点r3−着信リレーR−ダイオードD1
−一定電圧ダイオードZD1−塞流線輪RET2−誘
導線輪IND−抵抗器R2−接点r1−線路端子L2
ルートにより動作時とは逆方向へ通電し、着信リ
レーRが復旧して初期状態となる。
なお、接点r1,r3はアーリイメイク形Eのた
め、着信リレーRが復旧状態へ十分に接近してか
らメイク極がオフとなり、復旧が完全に行なわれ
る。
以上に対し、KSキーを操作しなければ、KS接
点ks1がオンのまゝであり、コンデンサC4により
着信リレーRを側路しており、着信に応じてオフ
フツクを行なつても呼出信号はコンデンサC4
流通し、着信リレーRが動作せず、直流ループ回
路の閉成が行なわれないため、通話が不可能とな
る。
したがつて、管理者の関知しないコレクトコー
ルによる通話が完全に阻止される。
たゞし、着信リレーRとしては、永久磁石によ
り動作保持を行なうものゝほか、機構により動作
保持を行なうものを用いてもよく、あるいは、フ
ツクスイツチを連動し、オンフツクに応じて復旧
するものを用いても同様であり、これを用いれば
回路構成上復旧ルートの省略が可能である等、
種々の変形が自在である。
〔考案の効果〕
以上の説明により明らかなとおり本考案によれ
ば、着信リレーの両端に対してコンデンサとKS
接点との直列回路を接続すればよいため、布線長
の短縮および作業性の向上が実現すると共に、コ
レクトコールへの対処が確実となり、管理者の管
理する卓上形等の各種公衆電話機において多大な
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示す回路図である。 L1,L2……線路端子、HS1,HS2……フツクス
イツチ、R……着信リレー、C4……コンデンサ、
ks1……KS接点、CCL……検出接点(硬貨検出接
点)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 着信時のオフフツクに応ずる呼出信号の流通に
    より動作保持を行ない、硬貨検出接点を側路して
    直流ループ回路を閉成し、かつ、通話終了後のオ
    ンフツクに応じて復旧する着信リレーを備える公
    衆電話機において、前記着信リレーに対し並列に
    接続された前記呼出信号を側路するコンデンサと
    KSキーの操作に応じてオフとなるKS接点との直
    列回路を設けたことを特徴とする公衆電話機の着
    信リレー回路。
JP9610384U 1984-06-28 1984-06-28 公衆電話機の着信リレ−回路 Granted JPS6114563U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9610384U JPS6114563U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 公衆電話機の着信リレ−回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9610384U JPS6114563U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 公衆電話機の着信リレ−回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6114563U JPS6114563U (ja) 1986-01-28
JPH0246141Y2 true JPH0246141Y2 (ja) 1990-12-05

Family

ID=30655435

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9610384U Granted JPS6114563U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 公衆電話機の着信リレ−回路

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JPS6114563U (ja) 1986-01-28

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