JP2859907B2 - 網制御装置 - Google Patents

網制御装置

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JP2859907B2 JP30067489A JP30067489A JP2859907B2 JP 2859907 B2 JP2859907 B2 JP 2859907B2 JP 30067489 A JP30067489 A JP 30067489A JP 30067489 A JP30067489 A JP 30067489A JP 2859907 B2 JP2859907 B2 JP 2859907B2
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利彦 河合
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Toshiba Corp
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電話回線と端末装置との間に接続され、電
話回線を介して交換機からノーリンギング呼び出し信号
によって起動されて端末装置を電話回線に接続するとと
もに、端末装置からの発呼動作を制御する網制御装置に
関する。
(従来の技術) ノーリンギング呼び出し信号を検出する網制御装置
は、例えば特公昭63−7068号に開示されているものがあ
る。この網制御装置は、ノーリンギング呼び出し信号を
通常の16Hz,75Vの電話の呼び出し信号から識別するため
に高電圧用アナログスイッチおよび低電圧用アナログス
イッチを設け、ノーリンギング呼び出し信号を検出する
と、端末装置への一連のデータ通信動作を制御するよう
になっている。
また、端末装置からの発呼動作、すなわち端末発呼通
信は、電話回線を閉結して直流ループを形成し、これに
より交換機を捕捉し、ダイヤル信号を送出して相手を呼
び出し、この呼び出した相手と端末装置との間のデータ
通信をルーブ閉結状態で行うものである。
このような端末発呼通信を行うために直流ループを形
成する手段として、従来、リレー回路を使用し、該リレ
ー回路の接点を閉成することによりループを閉結し、交
換機を捕捉してダイヤル信号を送出するようにしてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 従来の網制御装置においては、端末発呼通信を行うた
めにリレー回路を使用し、そのリレー接点を閉成してル
ープを閉結しているが、リレーの価格が高いとともに、
ループを閉結するためにリレーを作動させて、その状態
を保持させておくことが必要であり、このために比較的
大きな電流を必要とし、例えば端末装置を電池駆動式と
した場合には電流容量の点から適用が困難であるという
問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、半導体素子を利用して電子的に直流ルー
プを形成し、定価格化、低消費電流化および小型化を達
成した網制御装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、電話回線と端末装置との
間に接続され、電話回線を介した交換機からのノーリン
ギング呼び出し信号によって起動されて端末装置を電話
回線に接続するとともに、端末装置からの発呼動作を制
御する網制御装置であって、電話回線に対する発呼およ
びダイヤルパルス送出のために電話回線のループ閉結を
行うべく電話回線間を短絡する第1の半導体スイッチ手
段と、前記第1の半導体スイッチ手段に対し電話回線の
電圧極性に関係なく電話回線のループ閉結による直流ル
ープを形成させるために電話回線間に接続されたダイオ
ードブリッジ手段と、非発呼時に電話回線に対して一方
方向の直流ループのみ形成可能に前記ダイオードブリッ
ジ手段を構成するダイオードの一部を無効にするダイオ
ードブリッジ制御手段と、を有することを要旨とする。
(作用) 本発明の網制御装置では、電話回線間にダイオードブ
リッジ手段を接続して、電話回線の電圧極性に関係な
く、第1の半導体スイッチ手段によって電話回線間を短
絡して電話回線のループを閉結して発呼動作を行えるよ
うにするとともに、ダイオードブリッジ制御手段により
非発呼時にダイオードブリッジ手段を構成するダイオー
ドの一部を無効にし、ダイオードブリッジ手段がノーリ
ンギング着信に影響しないようにしている。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例に関わる網制御装置の要部
の回路構成を示す図である。同図に示す網制御装置は、
電話回路L1,L2間の電圧極性を統一するように電話回線L
1,L2間にダイオード1,3,5,7からなるダイオードブリッ
ジ9が接続され、該ダイオードブリッジ9を介した電話
回線L1,L2間には高電圧用アナログスイッチ11が接続さ
れ、更に該高電圧用アナログスイッチ11に低電圧用アナ
ログスイッチ13が並列接続されている。また、該低電圧
用アナログスイッチ13には並列に抵抗15およびノーリン
ギング着信検出用ホトカプラ17の発光ダイオード17dが
直列接続され、該ノーリンギング着信検出用ホトカプラ
17のホトトランジスタ17tはコレクタが抵抗19に接続さ
れるとともに、該ホトトランジスタ17tのコレクタから
ノーリンギング着信検出信号が出力されるようになって
いる。更に、前記低電圧用アナログスイッチ13には並列
に直流カット用コンデンサ31および通信用トランス21の
一次巻線が接続されている。
また、前記直流カット用コンデンサ31および通信用ト
ランス21の一次巻線の接続点と前記ダイオードブリッジ
9のダイオード7のカソードとの間にはループ閉結用ホ
トカプラ23のホトトランジスタ23tが接続され、該ルー
プ閉結用ホトカプラ23の発光ダイオード23dはアノード
が抵抗25に接続され、カソードには第1の端末発呼信号
が供給されるようになっている。更に、前記ダイオード
ブリッジ9の内部であるダイオード7には、そのアノー
ドに直列にブリッジ切断用ホトカプラ27のホトトランジ
スタ27tが接続され、該ブリッジ切断用ホトカプラ27の
発光ダイオード27dはアノードが抵抗29に接続され、カ
ソードには第2の端末発呼信号が供給されるようになっ
ている。
以上のように構成された網制御装置の作用について説
明する。
まず、ノーリンギング呼び出し信号が供給された場合
について説明する。電話回線L1,L2間の電圧極性が反転
されてノーリンギング呼び出し信号が供給されると、該
ノーリンキング呼び出し信号は通常の電話の呼び出し信
号の75vより小さいので、高電圧用アナログスイッチ11
が導通し、更に低電圧用アナログスイッチ13に供給さ
れ、該低電圧用アナログスイッチ13も導通する。この結
果、ノーリンギング呼び出し信号は抵抗15を介してノー
リンギング着信検出用ホトカプラ17の発光ダイオード17
dに供給され、これによりホトトランジスタ17tのコレク
タからノーリンギング着信検出信号が出力される。
なお、非ノーリンギング着信時には、ダイオードブリ
ッジ9のダイオード1および3は逆電流防止ダイオード
として作用する。また、ノーリンギング着信時、すなわ
ち端末発呼以外の場合にはループ閉結用ホトカプラ23お
よびブリッジ切断用ホトカプラ27はオフ状態に設定され
ている。従って、上述したように、ノーリンギング呼び
出し信号を検出した場合には、極性反転時のみ電話回線
L2、ダイオード1、高電圧用アナログスイッチ11、低電
圧用アナログスイッチ13、抵抗15、ノーリンギング着信
検出用ホトカプラ17の発光ダイオード17d、ダイオード
3および電話回線L1を介して直流ループが形成される。
次に、端末発呼時には、まず、ループ閉結用ホトカプ
ラ23およびブリッジ切断用ホトカプラ27にそれぞれ第1
および第2の端末発呼信号を供給して、両ホトカプラ2
3,27のホトトランジスタ23t,27tを導通状態にする。こ
の結果、電話回線L1、ブリッジ切断用ホトカプラ27のホ
トトランジスタ27t、ダイオード7、ループ閉結用ホト
カプラ23のホトトランジスタ23t、通信用トランス21の
一次巻線、ダイオード5および電話回線L2を介して直流
ループが形成され、これにより端末発呼通信を行うこと
ができる。なお、ダイヤルパルスの送出はループ閉結用
ホトカプラ23のホトトランジスタ23tまたはブリッジ切
断用ホトカプラ27のホトトランジスタ27tのいずれか一
方をオン−オフさせることにより行うことができる。
また、端末発呼した結果、呼び出した相手が応答して
電話回線の極性が反転した場合には、電話回線L2、ダイ
オード1、ループ閉結用ホトカプラ23のホトトランジス
タ23t、通信用トランス21の一次巻線、ダイオード3お
よび電話回線L1を介して直流ループが形成される。な
お、ブリッジ切断用ホトカプラ27は端末発呼時には短絡
して除去してもよく、ループ閉結用ホトカプラ23のみで
直流ループの形成を行うことができるが、端末発呼時で
ない通常時にダイオードブリッジ9のダイオード7また
は5を介して電話回線からの電圧信号によって高電圧用
アナログスイッチ11および低電圧用アナログスイッチ13
が動作しないようにするために設けられているものであ
る。また、ダイオードブリッジ9はループ閉結用ホトカ
プラ23が電話回線の電圧極性に関わらず直流ループを形
成することができるように設けられているものである。
第2図(a),(b),(c)は本発明の他の実施例
の要部の回路構成のみを示す図である。上述した第1図
の実施例では、交換機側の対応回路と端末装置の内部回
路とを電気的に分離するためのノーリンギング着信検出
用ホトカプラ17、ループ閉結用ホトカプラ23、ブリッジ
切断用ホトカプラ27の3つのホトカプラを使用している
が、電気的分離を必要としない場合には、第2図に示す
ようにホトカプラの代わりにトランジスタを使用するこ
とができる。
すなわち、第2図(a)は前記ノーリンギング着信検
出用ホトカプラ17の代わりにトランジスタ41を使用して
実現した回路であり、低電圧用アナログスイッチ13を介
して該トランジスタ41にノーリンギング呼び出し信号が
供給されると、該トランジスタ41が導通し、該トランジ
スタのコレクタからノーリンギング着信信号が出力され
るようになっている。
また、第2図(b)は前記ループ閉結用ホトカプラ23
の代わりにトランジスタ43,45を使用して実現した回路
であり、第1の端末発呼信号がトランジスタ45のベース
に供給されて、該トランジスタ45が導通すると、これに
よりトランジスタ43が導通し、上述したように直流ルー
プを閉結するようになっている。
更に、第2図(c)は前記ブリッジ切断用ホトカプラ
27の代わりにトランジスタ47,49を使用して実現した回
路であり、第2の端末発呼信号がトランジスタ47のベー
スに供給されて、該トランジスタ47が導通すると、これ
によりトランジスタ49が導通するようになっている。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、電話回線間に
ダイオードブリッジ手段を接続して、電話回線の電圧極
性に関係なく、第1の半導体スイッチ手段によって電話
回線間を短絡して電話回線のループを閉結して発呼動作
を行えるようにするとともに、ダイオードブリッジ制御
手段により非発呼時にダイオードブリッジ手段を構成す
るダイオードの一部を無効にし、ダイオードブリッジ手
段がノーリンギング着信に影響しないようにしているの
で、従来のようなリレー回路を使用することなく、半導
体スイッチのみで電話回線の直流ループを形成して発呼
動作を行うことができ、経済化、低消費電力化、小型化
を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる網制御装置の要部の
構成を示す図、第2図は本発明の他の実施例の要部の回
路図である。 1〜7……ダイオード 9……ダイオードブリッジ 11……高電圧用アナログスイッチ 13……低電圧用アナログスイッチ 23……ループ閉結用ホトカプラ 27……ブリッジ切断用ホトカプラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線と端末装置との間に接続され、電
    話回線を介した交換機からのノーリンギング呼び出し信
    号によって起動されて端末装置を電話回線に接続すると
    ともに、端末装置からの発呼動作を制御する網制御装置
    であって、電話回線に対する発呼およびダイヤルパルス
    送出のために電話回線のループ閉結を行うべく電話回線
    間を短絡する第1の半導体スイッチ手段と、 前記第1の半導体スイッチ手段に対し電話回線の電圧極
    性に関係なく電話回線のループ閉結による直流ループを
    形成させるために電話回線間に接続されたダイオードブ
    リッジ手段と、 非発呼時に電話回線に対して一方方向の直流ループのみ
    形成可能に前記ダイオードブリッジ手段を構成するダイ
    オードの一部を無効にするダイオードブリッジ制御手段
    と、 を有することを特徴とする網制御装置。
JP30067489A 1989-11-21 1989-11-21 網制御装置 Expired - Lifetime JP2859907B2 (ja)

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