JPH0412158B2 - - Google Patents
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- JPH0412158B2 JPH0412158B2 JP5628084A JP5628084A JPH0412158B2 JP H0412158 B2 JPH0412158 B2 JP H0412158B2 JP 5628084 A JP5628084 A JP 5628084A JP 5628084 A JP5628084 A JP 5628084A JP H0412158 B2 JPH0412158 B2 JP H0412158B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はパチンコ機における入賞装置の制御回
路、殊に当該入賞装置内に備えられる入賞球検出
スイツチが回路系から等価的に外れた状態になつ
ていないかどうかの異常検出機能を有する制御回
路に関する。
路、殊に当該入賞装置内に備えられる入賞球検出
スイツチが回路系から等価的に外れた状態になつ
ていないかどうかの異常検出機能を有する制御回
路に関する。
昨今、パチンコ機の入賞装置にあつて殊に遊技
者の興趣を誘うものに、入賞してきた遊技球が更
にその入賞装置内に設けられている特定の入賞口
に入賞すると、その時点から所定の動作モードに
沿い、大量の入賞球が見込まれる一種独特の派手
な動作を開始するものがある。そうしたものでは
制御回路系の構成も単純な入賞装置に比せば複雑
で微妙なものとなるので、不正遊技やスイツチ類
の故障に対して特に敏感でなければならない。
者の興趣を誘うものに、入賞してきた遊技球が更
にその入賞装置内に設けられている特定の入賞口
に入賞すると、その時点から所定の動作モードに
沿い、大量の入賞球が見込まれる一種独特の派手
な動作を開始するものがある。そうしたものでは
制御回路系の構成も単純な入賞装置に比せば複雑
で微妙なものとなるので、不正遊技やスイツチ類
の故障に対して特に敏感でなければならない。
本発明はこうした観点に立つものであるが、先
づもつてこうした入賞装置自体を理解するため、
その制御系の動作モード例を一つ挙げてみる。
づもつてこうした入賞装置自体を理解するため、
その制御系の動作モード例を一つ挙げてみる。
パチンコ機遊技盤面の適当な個所に設けられ
た特定の入賞口に遊技球が入賞したら、ここで
問題にしている入賞装置をしてそれまでの第一
状態、即ち遊技球を受け入れ難い乃至遊技球が
全く入らない状態から遊技球を受け入れ易い第
二状態へ一回乃至二回、その状態乃至姿勢を変
換させる。これがこの入賞装置制御系の一連の
動作モードの初期動作である。
た特定の入賞口に遊技球が入賞したら、ここで
問題にしている入賞装置をしてそれまでの第一
状態、即ち遊技球を受け入れ難い乃至遊技球が
全く入らない状態から遊技球を受け入れ易い第
二状態へ一回乃至二回、その状態乃至姿勢を変
換させる。これがこの入賞装置制御系の一連の
動作モードの初期動作である。
この間にこの入賞装置に入賞する遊技球があ
つて、然もその入賞球がこの入賞装置内の更に
特定の入賞口にも入賞したら、この入賞装置の
一動作単位乃至一サイクルの動作開始条件が成
立したものとし、この時点から所定時間(例え
ば30秒)乃至所定回数(例えば18回)に亘つて
入賞装置を上記第一状態と第二状態との間で状
態変換乃至姿勢変換させる。逆に、この入賞装
置に入賞する球があつたにしても、それが上記
のように入賞装置内特定入賞口へではなく、通
常入賞口へ入賞しただけであつたならば、上記
の一サイクル動作開始条件は不成立とし、上記
の段階での一回乃至二回の変換動作終了後、
当該入賞装置をして上記以前の初期待機状態
に戻す。
つて、然もその入賞球がこの入賞装置内の更に
特定の入賞口にも入賞したら、この入賞装置の
一動作単位乃至一サイクルの動作開始条件が成
立したものとし、この時点から所定時間(例え
ば30秒)乃至所定回数(例えば18回)に亘つて
入賞装置を上記第一状態と第二状態との間で状
態変換乃至姿勢変換させる。逆に、この入賞装
置に入賞する球があつたにしても、それが上記
のように入賞装置内特定入賞口へではなく、通
常入賞口へ入賞しただけであつたならば、上記
の一サイクル動作開始条件は不成立とし、上記
の段階での一回乃至二回の変換動作終了後、
当該入賞装置をして上記以前の初期待機状態
に戻す。
所定時間乃至所定回数に亘る状態の繰返し変
換動作が生起した後、当該所定時間乃至所定回
数を全うする以前において再び当該入賞装置内
の特定入賞口に入賞してくる球があつた場合に
は、上記のサイクルを更新し、当該再度の入賞
時点から再び所定時間乃至所定回数を一動作単
位とする新たなサイクルを開始する。即ち或る
サイクル中における特定入賞口への入賞はサイ
クル更新条件の成立を意味する。
換動作が生起した後、当該所定時間乃至所定回
数を全うする以前において再び当該入賞装置内
の特定入賞口に入賞してくる球があつた場合に
は、上記のサイクルを更新し、当該再度の入賞
時点から再び所定時間乃至所定回数を一動作単
位とする新たなサイクルを開始する。即ち或る
サイクル中における特定入賞口への入賞はサイ
クル更新条件の成立を意味する。
逆に当該所定時間乃至所定回数を全うする以
前において、即ち一サイクルを完了するまでに
当該入賞装置内の特定入賞口に入賞してくる球
が最早なかつた場合には、サイクル更新条件不
成立、従つてそのサイクル終了をもつて動作終
了とし、入賞装置をして上記以前の初期待機
状態に戻す。
前において、即ち一サイクルを完了するまでに
当該入賞装置内の特定入賞口に入賞してくる球
が最早なかつた場合には、サイクル更新条件不
成立、従つてそのサイクル終了をもつて動作終
了とし、入賞装置をして上記以前の初期待機
状態に戻す。
但し一サイクルに定められている上記時間乃
至回数の全う以前においても、同じ入賞装置内
に配されている特定入賞口以外の通常入賞口へ
の入賞球の総数が予め定められている一サイク
ル内最大入賞許容球数(例えば10個)を越えた
場合には、その時点で当該サイクルを中断し、
入賞装置動作終了として初期待機状態に戻し、
次回の動作に待機させる。
至回数の全う以前においても、同じ入賞装置内
に配されている特定入賞口以外の通常入賞口へ
の入賞球の総数が予め定められている一サイク
ル内最大入賞許容球数(例えば10個)を越えた
場合には、その時点で当該サイクルを中断し、
入賞装置動作終了として初期待機状態に戻し、
次回の動作に待機させる。
また、サイクルの更新回数にも制限を設け、
最大許容回数(例えば8回)の更新を終えたな
ら、その最終サイクル中にあつて入賞装置内特
定入賞口への入賞があつても、これは以後のサ
イクル更新に関しては無効とし、当該最終サイ
クルが完了したら装置系を上記以前の初期待
機状態とする。
最大許容回数(例えば8回)の更新を終えたな
ら、その最終サイクル中にあつて入賞装置内特
定入賞口への入賞があつても、これは以後のサ
イクル更新に関しては無効とし、当該最終サイ
クルが完了したら装置系を上記以前の初期待
機状態とする。
而して、このような入賞装置では、上記動作モ
ードから顕かなように、その特定入賞口への入賞
が余りにもた易いと遊技者のサイクル更新に対す
る期待感も稀薄となり、わざわざ手の込んだ制御
装置を採用した意味がないだけでなく、パチンコ
店側にとつても出玉が良くなり過ぎて不都合とな
るため、当該入賞装置へ入賞してきた入賞球はこ
の特定入賞口よりは寧ろ当該装置内に別途設けら
れている通常入賞口の方へ入賞し易いように設計
されるのが普通である。
ードから顕かなように、その特定入賞口への入賞
が余りにもた易いと遊技者のサイクル更新に対す
る期待感も稀薄となり、わざわざ手の込んだ制御
装置を採用した意味がないだけでなく、パチンコ
店側にとつても出玉が良くなり過ぎて不都合とな
るため、当該入賞装置へ入賞してきた入賞球はこ
の特定入賞口よりは寧ろ当該装置内に別途設けら
れている通常入賞口の方へ入賞し易いように設計
されるのが普通である。
こうした設計は例えば特定入賞口と通常入賞口
との幾何的な配置関係によるだけでなく、一般に
個数を変えても為される。例えば特定入賞口は入
賞装置の入賞球受部にあつて中央部分ではあるが
比較的球の入り難い領域に一個所設け、その両側
の夫々球の入り易い二個所の領域に各通常入賞口
を配する等するのである。
との幾何的な配置関係によるだけでなく、一般に
個数を変えても為される。例えば特定入賞口は入
賞装置の入賞球受部にあつて中央部分ではあるが
比較的球の入り難い領域に一個所設け、その両側
の夫々球の入り易い二個所の領域に各通常入賞口
を配する等するのである。
然し一方、このようにすると、先のように入賞
球の総数をカウントする必要から、然もかなり速
やかにカウントしてサイクル更新判断や中断、停
止判断に間に合わせなければならないことから、
各入賞口にはそれを入つた直ぐの所に各対応させ
て各専用の入賞球検出スイツチを設けなければな
らない。即ち上記の場合では特定入賞口用に一
個、通常入賞口用に二個、計三個が必要となつて
くる。
球の総数をカウントする必要から、然もかなり速
やかにカウントしてサイクル更新判断や中断、停
止判断に間に合わせなければならないことから、
各入賞口にはそれを入つた直ぐの所に各対応させ
て各専用の入賞球検出スイツチを設けなければな
らない。即ち上記の場合では特定入賞口用に一
個、通常入賞口用に二個、計三個が必要となつて
くる。
ところがこのような要請に従い、通常入賞口用
入賞球検出スイツチを複数にすると、今度はその
中の一つが何等かの要因により回路から外れてい
ても制御系はそのまま動作を続けてしまうという
問題が生じてきたのである。
入賞球検出スイツチを複数にすると、今度はその
中の一つが何等かの要因により回路から外れてい
ても制御系はそのまま動作を続けてしまうという
問題が生じてきたのである。
例えば一つの通常入賞口の入賞球検出スイツチ
が意図的に除去されたとしよう。すると、これに
入賞した球はカウントされないから、特定入賞口
へ入賞がなく、然も上記にて記載した所定個数
の入賞球が総数としては既に入賞したにも係ら
ず、その幾つかがカウントされないがためにその
動作サイクルが強制中断されることなく続行する
ということが起こり得るのである。
が意図的に除去されたとしよう。すると、これに
入賞した球はカウントされないから、特定入賞口
へ入賞がなく、然も上記にて記載した所定個数
の入賞球が総数としては既に入賞したにも係ら
ず、その幾つかがカウントされないがためにその
動作サイクルが強制中断されることなく続行する
ということが起こり得るのである。
こうした不正は遊技者側だけが行なうとは限ら
ない。遊技者が行なつた場合には勿論一種の窃盗
行為となるが、客寄せを図つて出玉を良くするた
めに何台かのパチンコ機に就いてパチンコ店側で
これを故意に行うこともある。そうした場合もや
はり法律に違背する。一般に各パチンコ機は国の
行政指導下に置かれており、従つてこれを故意に
改造することは禁じられているからである。
ない。遊技者が行なつた場合には勿論一種の窃盗
行為となるが、客寄せを図つて出玉を良くするた
めに何台かのパチンコ機に就いてパチンコ店側で
これを故意に行うこともある。そうした場合もや
はり法律に違背する。一般に各パチンコ機は国の
行政指導下に置かれており、従つてこれを故意に
改造することは禁じられているからである。
純粋に機械的、電気的な故障により一つの入賞
球検出スイツチが不作動となり、等価的に回路か
ら外れた状態となつた場合にも上記のような動作
異常が生起するが、これは勿論、店側の大きな損
失となり、いづれにしても許容できない問題であ
る。
球検出スイツチが不作動となり、等価的に回路か
ら外れた状態となつた場合にも上記のような動作
異常が生起するが、これは勿論、店側の大きな損
失となり、いづれにしても許容できない問題であ
る。
本発明はこのような事情に鑑みて為されたもの
で、上記入賞装置のように装置内部自体に複数個
の入賞口を持ち、且つ各入賞口に対して専用の入
賞球検出スイツチが備えられ、然も夫々が完全に
機能していなければならないような入賞装置にお
いて特に有効な入賞球検出スイツチ異常検出機能
を有する制御回路を提供せんとするものである。
で、上記入賞装置のように装置内部自体に複数個
の入賞口を持ち、且つ各入賞口に対して専用の入
賞球検出スイツチが備えられ、然も夫々が完全に
機能していなければならないような入賞装置にお
いて特に有効な入賞球検出スイツチ異常検出機能
を有する制御回路を提供せんとするものである。
本発明はこの目的の達成のため、入賞球がない
場合の入賞球検出スイツチの状態に基く第一電位
レベルと、入賞球があつた場合の入賞球検出スイ
ツチの状態に基く第二電位レベルの外に、当該入
賞球検出スイツチ自体が等価的に回路から外され
たのと同じ状態、即ち意図的に除去された場合と
か故障により完全に非導通となつた場合にこれに
相当する第三電位レベルを設定し、この第三電位
レベルの発生を監視するをもつて異常の検出を図
つたものである。但しこの第三電位レベルは、入
賞球検出回路と当該入賞球検出スイツチの監視回
路とを簡単な構成で互いに影響のないように分離
できるように、上記第一電位レベルと第二電位レ
ベルとで画される電位レベル範囲以外の領域に設
定する。
場合の入賞球検出スイツチの状態に基く第一電位
レベルと、入賞球があつた場合の入賞球検出スイ
ツチの状態に基く第二電位レベルの外に、当該入
賞球検出スイツチ自体が等価的に回路から外され
たのと同じ状態、即ち意図的に除去された場合と
か故障により完全に非導通となつた場合にこれに
相当する第三電位レベルを設定し、この第三電位
レベルの発生を監視するをもつて異常の検出を図
つたものである。但しこの第三電位レベルは、入
賞球検出回路と当該入賞球検出スイツチの監視回
路とを簡単な構成で互いに影響のないように分離
できるように、上記第一電位レベルと第二電位レ
ベルとで画される電位レベル範囲以外の領域に設
定する。
こうした本発明の好ましい実施例の一つを添附
の図面に即して説明するが、この実施例は上述し
た入賞装置、即ち装置内部に特定入賞口を一つ、
通常入賞口を二つ有し、特定入賞口への入賞はサ
イクル更新を意味し、通常入賞口への入賞は一サ
イクル内での最大許容入賞球数に至るまでのカウ
ント・ダウンに用いる入賞装置へ適用されること
を想定する。
の図面に即して説明するが、この実施例は上述し
た入賞装置、即ち装置内部に特定入賞口を一つ、
通常入賞口を二つ有し、特定入賞口への入賞はサ
イクル更新を意味し、通常入賞口への入賞は一サ
イクル内での最大許容入賞球数に至るまでのカウ
ント・ダウンに用いる入賞装置へ適用されること
を想定する。
従つて回路から外れているか否かを監視する対
象はこの場合、図中の通常入賞口用入賞球検出ス
イツチ11,12に就いてだけである。仮に特定
入賞口に関する入賞球検出スイツチ10が故障し
て例えば断線状態となつたり、或いは店側が故意
に取外したりすれば、当該特定入賞口への入賞が
あつたにも係らず次のサイクル更新が行なわれな
いのであるから遊技者側には直ぐに分かるし、逆
に遊技者側の方での特定入賞口用の入賞球検出ス
イツチ10を故意に取外しての不正遊技は自分の
損になるため到底考えられないからである。
象はこの場合、図中の通常入賞口用入賞球検出ス
イツチ11,12に就いてだけである。仮に特定
入賞口に関する入賞球検出スイツチ10が故障し
て例えば断線状態となつたり、或いは店側が故意
に取外したりすれば、当該特定入賞口への入賞が
あつたにも係らず次のサイクル更新が行なわれな
いのであるから遊技者側には直ぐに分かるし、逆
に遊技者側の方での特定入賞口用の入賞球検出ス
イツチ10を故意に取外しての不正遊技は自分の
損になるため到底考えられないからである。
而して先づ、各入賞球検出スイツチ10〜12
はこの実施例ではいづれも磁気抵抗素子を用いた
非接触近接スイツチを用いている。現に本出願人
の実用化例でも市販のこの種スイツチを利用して
いる。
はこの実施例ではいづれも磁気抵抗素子を用いた
非接触近接スイツチを用いている。現に本出願人
の実用化例でも市販のこの種スイツチを利用して
いる。
そこでこのような入賞球検出スイツチ10,1
1,12に就き簡単に説明すると、電源電圧Vp
の供給を受けて磁場を生じる磁気発生源、この磁
気発生源に磁気的に結合した磁気抵抗素子、そし
てこの磁気抵抗素子の抵抗変化を電流または電圧
の変化に変換して出力するための能動素子等が図
示はしていないが一括的に適当な樹脂製のモール
ド・ハウジング内に収められ、またこのモール
ド・ハウジングの一部には図中では小さな矩形で
示してあるが円形や八角形等の球通過用透孔Hが
開けられている。
1,12に就き簡単に説明すると、電源電圧Vp
の供給を受けて磁場を生じる磁気発生源、この磁
気発生源に磁気的に結合した磁気抵抗素子、そし
てこの磁気抵抗素子の抵抗変化を電流または電圧
の変化に変換して出力するための能動素子等が図
示はしていないが一括的に適当な樹脂製のモール
ド・ハウジング内に収められ、またこのモール
ド・ハウジングの一部には図中では小さな矩形で
示してあるが円形や八角形等の球通過用透孔Hが
開けられている。
この透孔Hの内部に磁性体、即ちこの場合はパ
チンコ球が存在していない時には当該スイツチ内
部の磁気抵抗素子は上記したハウジング内蔵の磁
気発生源と密結合して低抵抗状態にあり、パチン
コ球が通過する瞬間はその磁気結合度が低下し
て、乃至この磁気抵抗素子に入力する磁力線が減
少して素子抵抗も高まる。磁性体のあるなしによ
りこれとは逆の抵抗値関係になる素子もあり、後
述の所から顕かなように、こうした素子でも本発
明は適用することができるが、ここでは上記のよ
うな素子を用いるものとする。
チンコ球が存在していない時には当該スイツチ内
部の磁気抵抗素子は上記したハウジング内蔵の磁
気発生源と密結合して低抵抗状態にあり、パチン
コ球が通過する瞬間はその磁気結合度が低下し
て、乃至この磁気抵抗素子に入力する磁力線が減
少して素子抵抗も高まる。磁性体のあるなしによ
りこれとは逆の抵抗値関係になる素子もあり、後
述の所から顕かなように、こうした素子でも本発
明は適用することができるが、ここでは上記のよ
うな素子を用いるものとする。
図示の場合、入賞球検出スイツチ10,11,
12はその一端が電源電圧Vpに、他端がポテン
シヨ・メータ20,21,22の一端に各接続さ
れ、ポテンシヨ・メータ20〜22の他端は接地
に落とされている。
12はその一端が電源電圧Vpに、他端がポテン
シヨ・メータ20,21,22の一端に各接続さ
れ、ポテンシヨ・メータ20〜22の他端は接地
に落とされている。
従つて先づ、このポテンシヨ・メータ20〜2
2の両端電圧、即ち図中、a点の対接地電位を観
察すると、各入賞球検出スイツチ10〜12の透
孔H内を遊技球が通過していない時には、電源電
圧Vpを入賞球検出スイツチ中の素子抵抗分と当
該ポテンシヨ・メータ自体とで分圧した相対的な
高電位E1となり、遊技球が通過すると相対的な
低電位E2となる。但し、顕かにこの相対的低電
位E2も対応する各入賞球検出スイツチ10〜1
2が正常に接続され、機能している限り、零ボル
トになることはない。つまり次式が成立する。
2の両端電圧、即ち図中、a点の対接地電位を観
察すると、各入賞球検出スイツチ10〜12の透
孔H内を遊技球が通過していない時には、電源電
圧Vpを入賞球検出スイツチ中の素子抵抗分と当
該ポテンシヨ・メータ自体とで分圧した相対的な
高電位E1となり、遊技球が通過すると相対的な
低電位E2となる。但し、顕かにこの相対的低電
位E2も対応する各入賞球検出スイツチ10〜1
2が正常に接続され、機能している限り、零ボル
トになることはない。つまり次式が成立する。
E1>E2>0 ……(1)
この(1)式に対応して、図中b点で示す各ポテン
シヨ・メータの分圧出力電位も、入力電位が第一
電位レベルE1である場合と第二電位レベルE2で
ある場合とで互いに異なつた二値を取る。その
中、相対的に高い分圧値を第一分圧値Ep1、相対
的に低い分圧値を第二分圧値Ep2とすれば、下記
の(2)式が成立する。
シヨ・メータの分圧出力電位も、入力電位が第一
電位レベルE1である場合と第二電位レベルE2で
ある場合とで互いに異なつた二値を取る。その
中、相対的に高い分圧値を第一分圧値Ep1、相対
的に低い分圧値を第二分圧値Ep2とすれば、下記
の(2)式が成立する。
Ep1>Ep2>0 ……(2)
この(2)式に鑑みると、各入賞球検出スイツチ1
0〜12における通過球乃至入賞球の検出は、上
記電圧範囲内に闘値Eth(T)を持つスイツチン
グ回路で簡単にデジタル論理情報に変換できるこ
とが分かる。
0〜12における通過球乃至入賞球の検出は、上
記電圧範囲内に闘値Eth(T)を持つスイツチン
グ回路で簡単にデジタル論理情報に変換できるこ
とが分かる。
Ep1>Eth(T)>Ep2 ……(3)
而して、この実施例ではより簡単に、入賞球検
出用のスイツチング回路30,31,32とし
て、npnトランジスタによる単段インバーテツ
ド・ゲート型の回路を用いており、その飽和領域
に至る闘値電圧Eth(Ts),カツト・オフになる闘
値電圧Eth(Tc)の各々に関し、上記ポテンシ
ヨ・メータ分圧出力Ep1,Ep2が下式(4)を満足す
るように当該ポテンシヨ・メータの分圧抵抗定数
を設定している。
出用のスイツチング回路30,31,32とし
て、npnトランジスタによる単段インバーテツ
ド・ゲート型の回路を用いており、その飽和領域
に至る闘値電圧Eth(Ts),カツト・オフになる闘
値電圧Eth(Tc)の各々に関し、上記ポテンシ
ヨ・メータ分圧出力Ep1,Ep2が下式(4)を満足す
るように当該ポテンシヨ・メータの分圧抵抗定数
を設定している。
Ep1>Eth(Ts)>Eth(Tc)>Ep2 ……(4)
そこで、各入賞球検出スイツチ10〜12の透
孔H中を通過する遊技球がない定常状態において
は、対応する各ポテンシヨ・メータ20〜22の
分圧出力電位は相対的高電位Ep1にあり、スイツ
チング回路30〜32を構成しているトランジス
タの飽和闘値電位Eth(Ts)を上回るので、当該
トランジスタは略ゞ完全に導通し、そのため、図
中c点で示すそのコレクタ電位は十分な低電位
(実効的にはエミツタ−コレクタ間オン抵抗に基
く電位)に引き落とされている。以降、入賞球の
検出に関してはこれを論理“L”として取扱う。
但し、この実施例では、後述のようにこの論理
“L”レベルも、エミツタ−コレクタ間オン抵抗
を積極的に利用して接地電位に対しては或る程度
の正電位となるようにして置く。
孔H中を通過する遊技球がない定常状態において
は、対応する各ポテンシヨ・メータ20〜22の
分圧出力電位は相対的高電位Ep1にあり、スイツ
チング回路30〜32を構成しているトランジス
タの飽和闘値電位Eth(Ts)を上回るので、当該
トランジスタは略ゞ完全に導通し、そのため、図
中c点で示すそのコレクタ電位は十分な低電位
(実効的にはエミツタ−コレクタ間オン抵抗に基
く電位)に引き落とされている。以降、入賞球の
検出に関してはこれを論理“L”として取扱う。
但し、この実施例では、後述のようにこの論理
“L”レベルも、エミツタ−コレクタ間オン抵抗
を積極的に利用して接地電位に対しては或る程度
の正電位となるようにして置く。
逆に、各入賞球検出スイツチ10〜12の透孔
H中を遊技球が通過することがあると、その通過
時だけ、対応するポテンシヨ・メータ20〜22
の各b点の分圧電位が上記のように相対的な低電
位Ep2となり、スイツチング回路30〜32を構
成しているトランジスタのカツト・オフ電位Eth
(Tc)を下回るため、当該トランジスタは一時的
にターン・オフし、図中c点のコレクタ電位は一
時的に略ゞ電源電位Vpにまで引き上げられる。
従つて図示のようにπ型フイルタ等から成る適当
な波形整形回路にこの信号を通せば、入賞球検出
に伴うスイツチング回路30〜32の出力パルス
として有意のパルス幅の論理“H”信号が得られ
る。
H中を遊技球が通過することがあると、その通過
時だけ、対応するポテンシヨ・メータ20〜22
の各b点の分圧電位が上記のように相対的な低電
位Ep2となり、スイツチング回路30〜32を構
成しているトランジスタのカツト・オフ電位Eth
(Tc)を下回るため、当該トランジスタは一時的
にターン・オフし、図中c点のコレクタ電位は一
時的に略ゞ電源電位Vpにまで引き上げられる。
従つて図示のようにπ型フイルタ等から成る適当
な波形整形回路にこの信号を通せば、入賞球検出
に伴うスイツチング回路30〜32の出力パルス
として有意のパルス幅の論理“H”信号が得られ
る。
このようにして、各入賞口に関する入賞球の一
球宛の検出は、対応する各検出用スイツチング回
路出力のその時々の論理状態の如何に変換して読
取ることができる。
球宛の検出は、対応する各検出用スイツチング回
路出力のその時々の論理状態の如何に変換して読
取ることができる。
従つて、記述したように、入賞装置の一サイク
ル動作中の最大許容入賞球数(例えば最大10個)
をカウントするための通常入賞口に関する入賞球
検出スイツチ11,12からの入賞球検出情報
は、各対応するスイツチング回路31,32から
論理和回路50を介して図示していないカウンタ
回路に送り、一方、特定入賞口に対応する入賞球
検出スイツチ10からのサイクル更新のための入
賞球検出情報はスイツチング回路30から図示し
ていないサイクル更新カウンタに送れば、所期動
作モードに沿う制御が行なえる。尚、最大許容入
賞球数カウンタ回路及びサイクル更新カウンタ以
降のこの制御回路構成に就いては所期動作モード
に従う従来例と同じで良いので、本書では説明を
省略する。
ル動作中の最大許容入賞球数(例えば最大10個)
をカウントするための通常入賞口に関する入賞球
検出スイツチ11,12からの入賞球検出情報
は、各対応するスイツチング回路31,32から
論理和回路50を介して図示していないカウンタ
回路に送り、一方、特定入賞口に対応する入賞球
検出スイツチ10からのサイクル更新のための入
賞球検出情報はスイツチング回路30から図示し
ていないサイクル更新カウンタに送れば、所期動
作モードに沿う制御が行なえる。尚、最大許容入
賞球数カウンタ回路及びサイクル更新カウンタ以
降のこの制御回路構成に就いては所期動作モード
に従う従来例と同じで良いので、本書では説明を
省略する。
然して、本発明においては、上記関係にあつて
スイツチング回路30から図示していないサイク
ル更新カウンタへの線路中に新たに条件ゲート6
2を含む異常検出回路60を設けたことに一つの
特徴を有している。
スイツチング回路30から図示していないサイク
ル更新カウンタへの線路中に新たに条件ゲート6
2を含む異常検出回路60を設けたことに一つの
特徴を有している。
この通常入賞口用の入賞球検出スイツチ11,
12に関する異常検出回路60は、上記入賞球検
出に際しての各ポテンシヨ・メータの一端(a
点)に生じる二つの第一、第二電位レベルE1,
E2に対して、その範囲外、この場合相対的電位
としての第二電位E2よりも更に低い第三の電位
レベルE3を検出するための閾値Eth(G)の論理
積ゲート61を入力部に有している。このゲート
61の働きを考えるには、ここで監視対象として
いる通常入賞口の入賞球検出スイツチ11,12
が故意に取外されたり或いは故障して、いづれに
しても等価的に回路から外れた状態となつた場合
に就き考えると分かり易い。
12に関する異常検出回路60は、上記入賞球検
出に際しての各ポテンシヨ・メータの一端(a
点)に生じる二つの第一、第二電位レベルE1,
E2に対して、その範囲外、この場合相対的電位
としての第二電位E2よりも更に低い第三の電位
レベルE3を検出するための閾値Eth(G)の論理
積ゲート61を入力部に有している。このゲート
61の働きを考えるには、ここで監視対象として
いる通常入賞口の入賞球検出スイツチ11,12
が故意に取外されたり或いは故障して、いづれに
しても等価的に回路から外れた状態となつた場合
に就き考えると分かり易い。
このような場合には、各ポテンシヨ・メータの
入賞球検出スイツチ側の端部、即ちa点の電位は
実効的に接地電位となる。
入賞球検出スイツチ側の端部、即ちa点の電位は
実効的に接地電位となる。
この実施例ではこれを第三の電位レベルE3と
考える。すると、異常が生じた時のこの第三電位
レベルE3と、正常に動作しているが入賞球の検
出がなく、相対的に低電位となつている時のポテ
ンシヨ・メータ入力電位E2との間に閾値Eth(G)
を有する検出ゲートを設ければ、そのゲートは入
賞球検出スイツチが等価的に回路から外されてい
るか否かを論理情報に変換して検出するものとな
る。
考える。すると、異常が生じた時のこの第三電位
レベルE3と、正常に動作しているが入賞球の検
出がなく、相対的に低電位となつている時のポテ
ンシヨ・メータ入力電位E2との間に閾値Eth(G)
を有する検出ゲートを設ければ、そのゲートは入
賞球検出スイツチが等価的に回路から外されてい
るか否かを論理情報に変換して検出するものとな
る。
本実施例の異常検出回路60中の入力ゲート6
1にはまさしくそのような働きが意図されてお
り、従つてその入力閾値Eth(G)は次の関係に
設定されている。
1にはまさしくそのような働きが意図されてお
り、従つてその入力閾値Eth(G)は次の関係に
設定されている。
E2>Eth(G)>E3(0) ……(5)
そのため、通常入賞口に関する二つの入賞球検
出スイツチ11,12にその一端を接続した二つ
のポテンシヨ・メータ21,22の当該一端相互
の論理積を論理積ゲート61で採り、その出力を
異常検出回路出力側の論理積ゲート62の一端に
入力し、ゲート62の他端には記述のようにサイ
クル更新用の特定入賞口に関する入賞球検出スイ
ツチング回路30からの出力を入れておけば、通
常入賞口用入賞球検出スイツチ11,12が正常
に機能している限り、ゲート62の出力は特定入
賞口への遊技球入賞の度に所定通り論理“H”の
出力を通すが、逆に何等かの要因により、二つの
入賞球検出スイツチの中、例え一つでも回路から
取外されたのと等価な状態になつた時には、入力
側論理積ゲート61ではその出力論理を“L”に
し、従つて出力側論理積ゲート62は閉ざされ
て、例え特定入賞口に遊技球の入賞があつてもそ
の旨の信号は当該ゲート62を通り得ず、もつて
次回へのサイクル更新を起こさないようにするこ
とができる。
出スイツチ11,12にその一端を接続した二つ
のポテンシヨ・メータ21,22の当該一端相互
の論理積を論理積ゲート61で採り、その出力を
異常検出回路出力側の論理積ゲート62の一端に
入力し、ゲート62の他端には記述のようにサイ
クル更新用の特定入賞口に関する入賞球検出スイ
ツチング回路30からの出力を入れておけば、通
常入賞口用入賞球検出スイツチ11,12が正常
に機能している限り、ゲート62の出力は特定入
賞口への遊技球入賞の度に所定通り論理“H”の
出力を通すが、逆に何等かの要因により、二つの
入賞球検出スイツチの中、例え一つでも回路から
取外されたのと等価な状態になつた時には、入力
側論理積ゲート61ではその出力論理を“L”に
し、従つて出力側論理積ゲート62は閉ざされ
て、例え特定入賞口に遊技球の入賞があつてもそ
の旨の信号は当該ゲート62を通り得ず、もつて
次回へのサイクル更新を起こさないようにするこ
とができる。
即ち、故意にであろうと故障であろうと、通常
入賞口に関する入賞球検出スイツチ11,12の
少なくともいづれか一方に異常が生じた時には意
図的に遊技者に不利な条件を作り出すことがで
き、異常の原因が不正による場合は当然のことと
して、故障による場合もあえてそのように不利な
状態を具現することにより、遊技者がパチンコ店
側に通報し易い条件を作ることができるのであ
る。
入賞口に関する入賞球検出スイツチ11,12の
少なくともいづれか一方に異常が生じた時には意
図的に遊技者に不利な条件を作り出すことがで
き、異常の原因が不正による場合は当然のことと
して、故障による場合もあえてそのように不利な
状態を具現することにより、遊技者がパチンコ店
側に通報し易い条件を作ることができるのであ
る。
尚、この実施例では、異常検出回路60の入力
側検出ゲート61は四入力論理積ゲートとなつて
いて、二つのポテンシヨ・メータ端部以外に各ス
イツチング回路31,32のコレクタ電位(c点
電位)との論理積をも見るようになつている。
が、これも一つには不正防止、故障検出のためで
ある。
側検出ゲート61は四入力論理積ゲートとなつて
いて、二つのポテンシヨ・メータ端部以外に各ス
イツチング回路31,32のコレクタ電位(c点
電位)との論理積をも見るようになつている。
が、これも一つには不正防止、故障検出のためで
ある。
即ち、仮に遊技者や店側の人間が何等かの導電
部材を用いてスイツチング回路31,32中のト
ランジスタのコレクタ−エミツタ間の方を意図的
に短絡したり、或いは故障により短絡状態となつ
たりすると、同様に論理“H”で有意の入賞球検
出信号は絶対に発せられることがないから、結果
としては上述してきた入賞球検出スイツチを取外
した場合と同様の結果となるからである。
部材を用いてスイツチング回路31,32中のト
ランジスタのコレクタ−エミツタ間の方を意図的
に短絡したり、或いは故障により短絡状態となつ
たりすると、同様に論理“H”で有意の入賞球検
出信号は絶対に発せられることがないから、結果
としては上述してきた入賞球検出スイツチを取外
した場合と同様の結果となるからである。
その点、この実施例のようにして置けば、例え
トランジスタがターン・オンしても、先のように
このトランジスタのコレクタ−エミツタ間オン抵
抗の存在により、コレクタ電位(c点電位)は有
意の電位レベルE4(>0)を保ち得るから、論理
積ゲート61の入力側閾値Eth(G)を先の(5)式
に加えて次式(6)、即ち、 E2,E4>Eth(G)>E3(0) ……(6) を満たすようにするだけでこの種の不正や故障に
も対処することができるようになる。
トランジスタがターン・オンしても、先のように
このトランジスタのコレクタ−エミツタ間オン抵
抗の存在により、コレクタ電位(c点電位)は有
意の電位レベルE4(>0)を保ち得るから、論理
積ゲート61の入力側閾値Eth(G)を先の(5)式
に加えて次式(6)、即ち、 E2,E4>Eth(G)>E3(0) ……(6) を満たすようにするだけでこの種の不正や故障に
も対処することができるようになる。
以上、一つの実施例に就いて説明してきたが、
本発明の要旨に即した他の改変は数多考えられ
る。
本発明の要旨に即した他の改変は数多考えられ
る。
例えば、論理情報を取扱う回路常識として、正
論理と負論理との間の転換設計は自明の範囲であ
り、従つてまたアナログ的な電圧に関して言えば
正負を反転しての回路設計も当業者に自明の範囲
である。
論理と負論理との間の転換設計は自明の範囲であ
り、従つてまたアナログ的な電圧に関して言えば
正負を反転しての回路設計も当業者に自明の範囲
である。
そのため、上記実施例では異常検出のための閾
値Eth(G)を入賞球検出スイツチやスイツチン
グ回路が正常な動作をしている限り発生すること
のない最低限の電圧値以下に設定して異常を弁別
するようにしているが、逆に正常な動作をしてい
る時に予想される最大電圧値を越え、異常な状態
の時に予想される電圧値以下の値にこの閾値Eth
(G)を設定することも考えられる。
値Eth(G)を入賞球検出スイツチやスイツチン
グ回路が正常な動作をしている限り発生すること
のない最低限の電圧値以下に設定して異常を弁別
するようにしているが、逆に正常な動作をしてい
る時に予想される最大電圧値を越え、異常な状態
の時に予想される電圧値以下の値にこの閾値Eth
(G)を設定することも考えられる。
また、入賞球検出スイツチ自体にしても、ホー
ル素子その他の磁気−電気変換素子を用いた非接
触型のスイツチを始め、機械的なスイツチをも採
用することもできる。但しその場合、遊技球が通
過した時乃至しない時のいづれか一方の状態にお
いて等価的に回路から外されたような状態と同じ
電位状態を生ずるようであつてはまずいので、例
えば機械的スイツチを図示実施例中に用いる際に
は当該スイツチ接点部に並列に抵抗を抱かせ、オ
ン状態では等価的に抵抗値零または低抵抗状態、
オフ状態ではそれより高い有限抵抗状態とするこ
と等の配慮が望まれる。
ル素子その他の磁気−電気変換素子を用いた非接
触型のスイツチを始め、機械的なスイツチをも採
用することもできる。但しその場合、遊技球が通
過した時乃至しない時のいづれか一方の状態にお
いて等価的に回路から外されたような状態と同じ
電位状態を生ずるようであつてはまずいので、例
えば機械的スイツチを図示実施例中に用いる際に
は当該スイツチ接点部に並列に抵抗を抱かせ、オ
ン状態では等価的に抵抗値零または低抵抗状態、
オフ状態ではそれより高い有限抵抗状態とするこ
と等の配慮が望まれる。
また勿論、本発明は上記した一例としての動作
モードに沿う入賞装置用の入賞球検出スイツチに
就いてだけではなく、特に取外しや故障を警戒し
なければならないものになべて適用できるもので
ある。従つて異常検出ゲート61で検出した結果
をどのように利用するかは本来的には任意の問題
であり、例えばその目的に応じて出力ゲート62
の構成を勘案することができる。
モードに沿う入賞装置用の入賞球検出スイツチに
就いてだけではなく、特に取外しや故障を警戒し
なければならないものになべて適用できるもので
ある。従つて異常検出ゲート61で検出した結果
をどのように利用するかは本来的には任意の問題
であり、例えばその目的に応じて出力ゲート62
の構成を勘案することができる。
更にまた、入賞球検出スイツチに対して記述の
実施例ではポテンシヨ・メータを直列に挿入する
ことにより第一、第二、第三電位を生じ得るよう
にしているが、後続の検出ゲート31,32の構
成如何によつてはポテンシヨ・メータでなく、単
なる抵抗で良い場合も考えられる。尚、図中、ツ
エナー・ダイオードZDは論理積ゲート61に不
測の高電圧が掛からないようにする保護用ダイオ
ードである。
実施例ではポテンシヨ・メータを直列に挿入する
ことにより第一、第二、第三電位を生じ得るよう
にしているが、後続の検出ゲート31,32の構
成如何によつてはポテンシヨ・メータでなく、単
なる抵抗で良い場合も考えられる。尚、図中、ツ
エナー・ダイオードZDは論理積ゲート61に不
測の高電圧が掛からないようにする保護用ダイオ
ードである。
ともかくも以上詳記のように、本発明によれば
極めて簡単な構成で確実に入賞球検出スイツチの
異常を検出することができ、この種パチンコ機の
入賞球制御回路に組入れて殊に有効に機能するも
のである。
極めて簡単な構成で確実に入賞球検出スイツチの
異常を検出することができ、この種パチンコ機の
入賞球制御回路に組入れて殊に有効に機能するも
のである。
図面は本発明一実施例の概略構成図である。
図中、10,11,12は入賞球検出スイツ
チ、20,21,22はポテンシヨ・メータ、3
0,31,32は入賞球検出用スイツチング回
路、60は異常検出回路、61は検出用ゲート、
62は異常検出に基いて信号線路を途絶するため
のゲート、である。
チ、20,21,22はポテンシヨ・メータ、3
0,31,32は入賞球検出用スイツチング回
路、60は異常検出回路、61は検出用ゲート、
62は異常検出に基いて信号線路を途絶するため
のゲート、である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 パチンコ機の入賞装置に備えられる入賞球検
出スイツチの異常検出回路を含むパチンコ機の入
賞装置制御回路であつて、 上記制御回路中の少なくとも一部分において、
上記入賞球検出スイツチが入賞球を検出した時に
生じる第一電位と入賞球を検出していない時に生
じる第二電位とに対し、当該入賞球検出スイツチ
が等価的に回路から除去された時に生じる第三電
位を上記第一、第二電位とは異なるように設定
し、該第三電位の検出回路を設けて該第三電位検
出回路を異常検出回路とすることを特徴とするパ
チンコ機の入賞装置制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5628084A JPS60199484A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | パチンコ機の入賞装置制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5628084A JPS60199484A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | パチンコ機の入賞装置制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60199484A JPS60199484A (ja) | 1985-10-08 |
JPH0412158B2 true JPH0412158B2 (ja) | 1992-03-03 |
Family
ID=13022678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5628084A Granted JPS60199484A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | パチンコ機の入賞装置制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60199484A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0683743B2 (ja) * | 1985-12-05 | 1994-10-26 | 株式会社三共 | 弾球遊技機 |
JP4693013B2 (ja) * | 2000-09-12 | 2011-06-01 | サミー株式会社 | 遊技媒体払出装置 |
-
1984
- 1984-03-26 JP JP5628084A patent/JPS60199484A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60199484A (ja) | 1985-10-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |