JPH0739624A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH0739624A
JPH0739624A JP18621493A JP18621493A JPH0739624A JP H0739624 A JPH0739624 A JP H0739624A JP 18621493 A JP18621493 A JP 18621493A JP 18621493 A JP18621493 A JP 18621493A JP H0739624 A JPH0739624 A JP H0739624A
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JP
Japan
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conductive
ball
game board
nail
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JP18621493A
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English (en)
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Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は弾球遊技機に関し、遊技中の遊技球
に対する電荷蓄積を抑制することを目的とする。 【構成】 遊技盤10上に形成される遊技領域中の所定
位置に設けられる複数の遊技くぎ2を有する弾球遊技機
1において、前記遊技くぎ2を導電体の金属により構成
するとともに、前記遊技盤10に導電性部材3を設け、
該導電性部材3の所定位置に放電部材4を形成するよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾球遊技機に係り、特
に、遊技に伴う静電気の発生を抑制する弾球遊技機に関
する。
【0002】
【従来の技術】近時におけるパチンコ遊技機では、遊技
内容に変化を加えてパチンコ遊技の興趣を高めるために
種々の役物を設けたものが一般的になっている。
【0003】そして、役物の制御を含む各種制御には数
多くの電子回路(例えば、役物制御回路、表示制御回
路、遊技球の排出制御回路等)が組み込まれており、ま
た、その制御もマイクロコンピュータ(以下、単にマイ
コンという)化されて複雑になってきている。
【0004】パチンコ遊技機では、遊技球が導電体であ
る鉄(Fe)により構成され、さらに、この遊技球の移
動経路にはプラスチック材やセルロイド材が多用されて
いることから静電気が発生し易く、遊技球に電荷が溜ま
り易い。
【0005】特に、遊技球は島設備内を下から上へと循
環して各遊技機に供給されることから、例えば、島設備
内の遊技球の循環機や、遊技球のタンク等のように遊技
球が大量に移動・停止を繰り返す場所や、発射レールを
伝わって遊技領域内に放たれる領域のように遊技球の移
動量が大きな場所等では静電気が発生し易く、遊技球の
移動のある場所は、多少にかかわらず静電気の発生源と
なり得る。
【0006】一般に、上記したマイコンを含む電子回路
においては、静電気による放電現象のように、短い周期
で高電圧となるパルス性のノイズ(以下、単にパルス性
ノイズという)に非常に弱く、静電気によるパルス性ノ
イズが原因で、回路の誤動作や動作停止等の数々の障害
が発生する。
【0007】そこで、このような静電気による悪影響に
対して、ハードウェア上の対策としては、例えば、役物
制御、表示制御、遊技球の排出制御等の各制御回路の入
力部に積分回路を設けることによって静電気の発生に基
づくパルス性ノイズからの影響を抑えたり、また、タン
ク内に導電体部分を設け、導電体部分を抵抗を介して金
属フレームに接続することによって導電体部分に接触す
る遊技球の電荷を逃がしたり、遊技盤の裏面に配置され
た裏機構体を導電性樹脂で構成したり、LCDの装飾部
材に金属メッキを施すとともに、金属メッキ部分を抵抗
を介して接地したりしていた。
【0008】一方、ソフトウェア上の対策としては、使
用するマイコンがジャンプしやすい特定の割り込み番地
近傍でループさせることによって所定時間毎にリセット
割り込みを行ってノイズによる暴走を抑えたり、パルス
のカウント時には立ち上がりエッジまたは立ち下がりエ
ッジから所定時間(システムクロック幅に対応する時
間)に二度の読み出しを行い、各読み出しの値を比較す
ることによって所定時間よりも短い周期のノイズをキャ
ンセルしたり、RAM(Random Access Memory)の所定
領域にプログラムエンドで特定値を書き込み、プログラ
ムトップで所定領域の値を確認することによってRAM
内のデータが破壊されていないかどうかをチェックした
りしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電子回路が用いられているパチンコ遊技機にあって
は、前述のように、ハードウェア及びソフトウェアの両
面から静電気による悪影響に対する対策が取られている
が、これらの対策によって、比較的小規模のパルス性ノ
イズに対しては有効であるが、遊技球に蓄積される電荷
が著しく大きな場合の放電のように、大規模なパルス性
ノイズが発生した場合、電子回路の耐圧を越える電圧が
印加されることによって各電子回路が物理的に破壊され
たり、動作が停止したりするという問題点があった。
【0010】具体的には、例えば、センター役物の表
示部に利用されているLCD(Liquid Crystal Displa
y)と役物制御回路との間を接続するケーブルにパルス
性ノイズが乗ることによってLCDによって表示される
べき画像が乱れたり、最悪の場合には、LCDのドライ
バIC(Integrated circuit)や、他のトランジスタ、
LSI(Large Scale Integrated circuit)等が物理的
に破壊されることによって画像表示動作が停止したり、
電源部の3端子レギュレータがロックして各電子回路
に供給される5Vの供給電圧が停止したり、役物制御
回路中にパルス性ノイズが乗ることによって役物制御回
路中のマイコンがソフトウェア処理では復帰することが
できない状態となる等の障害が発生していた。
【0011】これらの障害は、静電気によるパルス性ノ
イズに弱い部分に対して発生し易く、この弱い部分に対
して対策を施すと、今度は別の弱い部分に障害が発生す
るといった面を持っており、単にパルス性ノイズに対す
る対策だけでは問題は解決されず、ノイズの原因である
静電気の発生による遊技球の電荷の蓄積を少しでも多く
抑える方が有効であると考えられる。
【0012】〔目的〕上記問題点に鑑み、本発明は、遊
技中の遊技球に対する電荷蓄積を抑制することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載する発明
は、図3に示すように、遊技盤10上に形成される遊技
領域中の所定位置に設けられる複数の遊技くぎ2を有す
る弾球遊技機1において、前記遊技くぎ2を導電体の金
属により構成するとともに、前記遊技盤10に導電性部
材3を設け、該導電性部材3の所定位置に放電部材4を
形成することにより、上記目的を達成している。
【0014】この場合、請求項2に記載するように、前
記導電性部材3は、導電パターン3aが印刷された導電
性シートであり、該導電パターン3aにおける前記遊技
くぎ2の対応位置に導電性の接続部材5を配置すること
が有効である。
【0015】また、請求項3に記載する発明は、図7に
示すように、遊技盤10上に形成される遊技領域中の所
定位置に設けられる複数の遊技くぎ2を有する弾球遊技
機1において、前記遊技くぎ2を導電体の金属により構
成するとともに、前記遊技盤10を導電性部材により構
成し、該遊技盤10の所定位置に放電部材4を形成する
ことにより、上記目的を達成している。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明によれば、導電体の金属に
より構成される遊技くぎが、遊技盤に設けた導電性部材
に接するとともに、この導電性部材に放電部材が形成さ
れるので、遊技領域の上方位置に案内されて落下する遊
技球が静電気の発生により電荷の蓄積された状態であっ
ても、遊技球が遊技くぎに接する際に遊技球に蓄積され
た電荷が遊技くぎから導電性部材に移動し、さらに、導
電性部材に移動した電荷が放電部材により放電されて遊
技中の遊技球に対する電荷蓄積が抑制される。
【0017】この場合、請求項2記載の発明によれば、
導電性部材として導電パターンが印刷された導電性シー
トにより構成されるとともに、遊技くぎと導電性シート
とが導電性の接続部材により電気的に接続されるので、
前述の請求項1記載の発明に加えて、遊技くぎから放電
部材まで導かれる導電性部材による経路が容易に形成さ
れる。
【0018】また、請求項3記載の発明によれば、遊技
くぎが導電体の金属により構成されるとともに、遊技盤
自体が導電性部材により構成され、この遊技盤に放電部
材が形成されるので、遊技領域の上方位置に案内されて
落下する遊技球が静電気の発生により電荷の蓄積された
状態であっても、遊技球が遊技くぎに接する際に遊技球
に蓄積された電荷が遊技くぎから遊技盤に移動し、さら
に、遊技盤に移動した電荷が放電部材により放電されて
遊技中の遊技球に対する電荷蓄積が抑制される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例1を、図1〜図
4を参照して説明する。
【0020】まず、本実施例の構成を説明する。
【0021】図1は、本実施例の弾球遊技機1における
遊技盤10の正面図である。
【0022】本実施例におけるパチンコ遊技機1の遊技
盤10面には、図1に示すように、ガイドレール11に
よって囲まれた遊技領域12が形成されており、遊技領
域12中には、複数の遊技くぎ2が設けられている。な
お、弾球遊技機1における遊技くぎ2は、通常、しんち
ゅうが多用されているが、本実施例における遊技くぎ2
は、導電性の金属であるステンレス製のくぎであり、も
ちろん、ビッカース硬度が150Hv以上230Hv以
下の範囲で、容易にさびず、かつ、折れない性質を備え
たものとなっている。
【0023】図2は、本実施例における遊技盤10を表
面側から見た斜視図、図3は、本実施例における遊技盤
10の分解斜視図である。
【0024】図2において、遊技盤10はベニヤ合板に
より形成され、遊技盤10の表面側には所定の図柄が描
かれた、セルロイド製のセル10aが貼付されるととも
に、裏面側には、図3に示すように、導電パターン3a
が印刷された導電性シート(導電性部材)3が貼付され
るとともに、導電性シート3の所定位置(この場合、裏
面の左下位置)において、導電パターン3aと接続され
る放電部材である放電ブラシ4が形成されている。
【0025】ここで、遊技くぎ2と導電パターン3aと
の接続を、図4を参照して説明する。
【0026】図4は、実施例1における遊技盤10の要
部断面図である。
【0027】導電性シート3に印刷された導電パターン
3aは、遊技盤10と比較して非常に薄いため、そのま
まの状態では、遊技くぎ2と導電パターン3aとを電気
的に接続することが難しい。
【0028】そこで、本実施例では、図4に示すよう
に、導電パターン3aにおける遊技くぎ2の対応位置に
穴部10bを形成し、この穴部10bに導電性の接続部
材である導電プラスチック5を配設することにより、導
電性プラスチック5を介して遊技くぎ2と導電パターン
3aとを電気的に接続している。
【0029】これによって、遊技くぎ2は、導電プラス
チック5によって導電性シート3の導電パターン3aに
電気的に接続し、さらに、導電パターン3aによって放
電ブラシ4に電気的に接続される。
【0030】なお、導電パターン3aに接続される放電
ブラシ4は、例えば、コロナ放電方式のアクリロニトリ
ル−硫化銅による複合繊維を用いた静電気除去用のアー
スブラシにより構成されており、仮に、遊技領域12の
上方位置に案内されて落下する遊技球が、静電気の発生
により電荷の蓄積された状態であっても、遊技球が遊技
くぎ2に接触する際に、遊技球に蓄積された電荷は導電
プラスチック5及び導電パターン3aを介して放電ブラ
シ4に移動し、放電ブラシ4の表面で小規模に放電(中
和)することでアースされる。
【0031】次に、本実施例の動作(作用)を説明す
る。
【0032】まず、遊技球発射手段(図示せず)から発
射された遊技球は、外側のガイドレール11に沿って進
み、遊技盤10中の遊技領域12に発射される。
【0033】そして、遊技球は重力により遊技領域12
中に設けられた遊技くぎ2に当たりながら落下する。
【0034】ここで、遊技球が帯電した状態で発射され
た場合、遊技くぎ2は導電体の金属により構成されると
ともに、この遊技くぎ2の先端部は導電プラスチック5
を介して導電性シート3の導電パターン3aに接続さ
れ、さらに、導電パターン3aは、放電ブラシ4に接続
されているため、遊技球が遊技くぎ2に接触した時点で
遊技球に蓄積された電荷は、導電プラスチック5を介し
て導電パターン3aにより放電ブラシ4に導かれ、放電
ブラシ4の表面で小規模に空中放電されることによりア
ースされる。
【0035】すなわち、遊技球が遊技くぎ2に接する時
点で遊技球に蓄積された電荷は中和されるため、パルス
性ノイズの原因となる大規模な放電が押さえられる。
【0036】したがって、本実施例では、静電気発生に
よって遊技球に電荷が蓄積された状態で遊技球が発射さ
れた場合、遊技球が遊技くぎ2に接触する際に遊技球に
蓄積された電荷を放電するため、遊技中の遊技球に対す
る電荷蓄積を抑制することができる。
【0037】以下、本発明の好適な実施例2を、図5を
参照して説明する。なお、図5において、図4と同一部
分には同一の符号を付す。
【0038】図5は、実施例2における遊技盤10の要
部断面図である。
【0039】図5に示す実施例では、遊技くぎ2と導電
パターン3aとを電気的に接続するために、遊技盤10
の裏面における導電パターン3aにおける遊技くぎ2の
対応位置に穴部10bを形成し、導電プラスチック5を
設けて構成していたが、本実施例では、遊技盤10に厚
さと比較して十分に長い遊技くぎ2により遊技盤10を
貫通するように打ち付け、貫通した先端部に導電性の接
続部材である導電プラスチック5を設けることによって
遊技くぎ2と導電パターン3aとを電気的に接続するも
のである。なお、この導電プラスチック5は、遊技盤1
0の裏面側から遊技くぎ2の先端が剥き出し状態となる
のを防止する働きも有している。
【0040】すなわち、本実施例では、前述の実施例1
のように、遊技盤10の裏面に穴部10bを形成する必
要がなくなるため、実施例1と比較して、より簡単に構
成することができる。
【0041】以下、本発明の好適な実施例3を、図6を
参照して説明する。なお、図6において、図5と同一部
分には同一の符号を付す。
【0042】図6は、実施例3における遊技盤10の要
部断面図である。
【0043】図6に示す実施例では、遊技盤10の表面
側のセル10aとの間に導電性樹脂3’を設け、遊技盤
10面のすべての遊技くぎ2を電気的に接続するととも
に、1本だけ遊技盤10に厚さと比較して十分に長い遊
技くぎ2’により遊技盤10を貫通するように打ち付
け、貫通した先端部に導電ブラシ4を設けるものであ
る。
【0044】すなわち、本実施例では、前述の実施例2
のように、遊技盤10の裏面に遊技くぎ2に対応する導
電プラスチック5を配置する必要がなくなるため、実施
例2と比較して、より簡単に構成することができる。
【0045】以下、本発明の好適な実施例4を、図7を
参照して説明する。なお、図7において、図6と同一部
分には同一の符号を付す。
【0046】図7は、実施例4における遊技盤を裏面側
から見た斜視図である。
【0047】図7に示す実施例では、遊技盤10自体を
導電性部材である導電性樹脂3’により構成し、遊技盤
10の所定位置(この場合、裏面の左下位置)において
放電ブラシ4を設けたものである。
【0048】すなわち、本実施例では、遊技盤10自体
が導電性部材により構成されるため、実施例3と比較し
て、より簡単に構成することができる。
【0049】以上説明したように、本実施例では、導電
体の金属(この場合、ステンレス製)により構成される
遊技くぎ2を、遊技盤10に設けた導電性シート3や導
電性樹脂3’、または、導電性の遊技盤10自体に電気
的に接続するとともに、放電ブラシ4に導くことによっ
て、遊技領域12の上方位置に案内されて落下する遊技
球が、静電気の発生により電荷の蓄積された状態であっ
ても、遊技球が遊技くぎ2に接する際に、遊技球に蓄積
された電荷を遊技くぎ2から導電プラスチック5や導電
性シート3、または、導電性樹脂3’によって放電ブラ
シ4に移動し、空中放電することができる。
【0050】したがって、遊技球に蓄積された電荷を放
電して遊技中の遊技球に対する電荷蓄積を抑制すること
ができる。
【0051】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0052】例えば、上記実施例における遊技くぎ2の
形状及び材質は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更
可能であることは言うまでもない。これは、導電部材で
ある導電性シート3や、接続部材である導電プラスチッ
ク5、あるいは、導電性樹脂3’についても同様であ
る。
【0053】また、以上の説明では主として発明者によ
ってなされた発明を、その背景となった利用分野である
弾球遊技機としてのパチンコ遊技機に適用した場合につ
いて説明したが、それに限定されるものではなく、例え
ば、ピンボール遊技機等にも適用できる。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、導電体の
金属により構成される遊技くぎが、遊技盤に設けた導電
性部材に接するとともに、この導電性部材に放電部材を
形成することにより、遊技領域の上方位置に案内されて
落下する遊技球が静電気の発生により電荷の蓄積された
状態であっても、遊技球が遊技くぎに接する際に遊技球
に蓄積された電荷が遊技くぎから導電性部材に移動し、
さらに、導電性部材に移動した電荷が放電部材により放
電されるので、遊技中の遊技球に対する電荷蓄積を抑制
することができる。
【0055】この場合、請求項2記載の発明によれば、
導電性部材として導電パターンが印刷された導電性シー
トにより構成されるとともに、遊技くぎと導電性シート
とを導電性の接続部材により電気的に接続することによ
り、前述の請求項1記載の発明に加えて、遊技くぎから
放電部材まで導かれる導電性部材による経路を容易に形
成することができる。
【0056】また、請求項3記載の発明によれば、遊技
くぎを導電体の金属により構成するとともに、遊技盤自
体を導電性部材により構成し、この遊技盤に放電部材を
形成することにより、遊技領域の上方位置に案内されて
落下する遊技球が静電気の発生により電荷の蓄積された
状態であっても、遊技球が遊技くぎに接する際に遊技球
に蓄積された電荷が遊技くぎから遊技盤に移動し、さら
に、遊技盤に移動した電荷が放電部材により放電される
ので、遊技中の遊技球に対する電荷蓄積を抑制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の弾球遊技機における遊技盤の正面図
である。
【図2】本実施例における遊技盤を表面側から見た斜視
図である。
【図3】本実施例における遊技盤の分解斜視図である。
【図4】実施例1における遊技盤の要部断面図である。
【図5】実施例2における遊技盤の要部断面図である。
【図6】実施例3における遊技盤の要部断面図である。
【図7】実施例4における遊技盤を裏面側から見た斜視
図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機 2 遊技くぎ 3 導電性シート(導電部材) 3’ 導電性樹脂(導電部材) 3a 導電パターン 4 放電ブラシ(放電部材) 5 導電プラスチック(接続部材) 10 遊技盤 10a セル 10b 穴部 11 ガイドレール 12 遊技領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤上に形成される遊技領域中の所定位
    置に設けられる複数の遊技くぎを有する弾球遊技機にお
    いて、 前記遊技くぎを導電体の金属により構成するとともに、
    前記遊技盤に導電性部材を設け、該導電性部材の所定位
    置に放電部材を形成することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】前記導電性部材は、導電パターンが印刷さ
    れた導電性シートであり、該導電パターンにおける前記
    遊技くぎの対応位置に導電性の接続部材を配置すること
    を特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】遊技盤上に形成される遊技領域中の所定位
    置に設けられる複数の遊技くぎを有する弾球遊技機にお
    いて、 前記遊技くぎを導電体の金属により構成するとともに、
    前記遊技盤を導電性部材により構成し、該遊技盤の所定
    位置に放電部材を形成することを特徴とする弾球遊技
    機。
JP18621493A 1993-07-28 1993-07-28 弾球遊技機 Pending JPH0739624A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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