JP3646227B2 - 遊技機制御回路の不正防止装置 - Google Patents

遊技機制御回路の不正防止装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、遊技機を構成している各構成部材の制御手順、その制御のための情報の改竄および複製などの不正行為を防止するために使用する遊技機制御回路の不正防止装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機は多種多彩な構成部材からなり、これらを制御部によって制御することにより、きわめて変化に富んだ内容の遊技が容易に提供される。
【0003】
制御部はマイクロプロセッサ(以下、MPU)を主構成とし、メモリ部に格納されている制御手順を順次実行することにより、遊技機の各構成部材が制御され、遊技が進行されるのである。
【0004】
メモリ部はROMと、RAMとを主構成とし、ROMには上記制御手順および各種情報とが格納され、RAMにはMPUによる前記制御手順の実行のために各種演算値および情報類の一時的な書き込みと、読み出しとに使用される。
【0005】
制御部およびメモリ部を構成する電子部品は回路基板上に実装され、回路基板は遊技機の裏側に配設されている回路ボックスの内部に収容されている。
【0006】
ところでROMには上記制御手順の他に、その制御のための各種情報が書き込まれているが、ROMは取り扱い上の理由およびコスト削減上理由から、デュアルインラインパッケイジ(以下、DIP)からなるものが一般的である。
【0007】
そしてDIPからなるROMに書き込まれている各情報は、専用の各種解析装置によって容易に読み書きできるので、開発の途上でハードウエアとソフトウエアとの両面から、各段階を追ってデバグしながら繰り返して実験できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらROMの格納情報は不正な読み書きが可能、かつ、一部または全部の不正なる複写および改竄も容易なので、回路ボックスを破壊してROMのみを回路基板から取り外せば、上記不正行為を容易に実行でき、制御手順の著作権侵害と、上記不正なる複写および改竄に基づく不正行為との原因になり易い。
【0009】
そこで本発明は、メモリ部の不正な改竄および複写などの不正行為の防止に使用する遊技機制御回路の不正防止装置の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的の達成のために、前記回路ボックスの一部または全部が破壊された場合に起動される不正検出手段と、該不正検出手段の起動に基づいて予め定められた破壊検出信号を発生させるための検出信号発生部と、前記破壊検出信号の発生に応じて前記メモリ部および制御部の構成部品のうちの少なくとも一部または全部を破壊するための破壊信号を発生させる破壊信号発生部とからなり、少なくとも前記不正検出手段を収容するための検出ボックスとを備えている。
【0011】
そして前記不正検出手段は、弾性が備えられ、接点を閉成させる第1位置および前記接点を開成させる第2位置のいずれかを取る開閉素子を有し、前記接点の開閉成の状態が反転したときに起動して前記検出信号発生部から破壊検出信号を発生させるための検出スイッチを設け、該検出スイッチを収容するための収容空間部を備え、該収容空間部とその外部とを連通する連通孔を有する検出ボックスを前記回路ボックス内に載置し、前記連通孔に摺動可能に設けられ、該摺動と前記開閉素子の前記弾性とに基づいて先端が前記連通孔の前記外部側の開口に出没可能な出没部材の基端を、前記回路ボックスの一部または全部が破壊された場合の前記出没に応じて、前記開閉素子を前記第1位置および第2位置のいずれか一方から他方に反転させるために、前記検出スイッチに係合させてなり、前記開閉素子は前記第1位置および第2位置のいずれか一方から他方に反転した後はもとの位置に復帰不能になされている。
【0012】
さらにまた不正検出手段は、検出信号発生部に衝撃センサを設け、該衝撃センサに対向させて頭部を配置し、該頭部を前記衝撃センサに向かって衝突させるための駆動源を基部に介装した衝突部材を検出ボックスに設け、前記衝突部材の基部および頭部間には通常時に前記駆動源の動作を禁止せしめ、かつ、回路ボックスの破壊時に前記駆動源を起動せしめるための禁止部材を設けてなり、前記頭部は、前記駆動源が起動せしめられた後は通常時の前記駆動源の動作が禁止せしめられる位置に復帰不能になされている。
【0013】
【作用】
本発明は上記のように構成されているので、回路ボックスの一部または全部が破壊されると、不正検出手段の起動に応じて検出信号発生部が破壊検出信号を発生させ、破壊信号発生部は破壊信号を発生させることから、制御部およびメモリ部の構成部品のうちの少なくとも一部または全部が破壊される。
【0014】
また弾性が備えられ、接点を閉成させる第1位置および前記接点を開成させる第2位置のいずれかを取る開閉素子を有し、前記接点の開閉成の状態が反転したときに起動して前記検出信号発生部から破壊検出信号を発生させるための検出スイッチを設け、該検出スイッチを収容するための収容空間部を備え、該収容空間部とその外部とを連通する連通孔を有する検出ボックスを回路ボックス内に載置し、前記連通孔に摺動可能に設けられ、該摺動と前記開閉素子の前記弾性とに基づいて先端が前記連通孔の前記外部側の開口に出没可能な出没部材の基端を、前記回路ボックスの一部または全部が破壊された場合の前記出没に応じて、前記開閉素子を前記第1位置および第2位置のいずれか一方から他方に反転させるために、前記検出スイッチに係合させている構成では、不正検出手段は、回路ボックスの一部または全部が破壊された旨を、出没部材の出没に応じた検出スイッチの接点の反転に基づいて検出する。そして前記開閉素子が、前記第1位置および第2位置のいずれか一方から他方に反転した後はもとの位置に復帰しない構成では、前記回路ボックスが破壊された旨を検出した位置が保持される。
【0015】
検出信号発生部に衝撃センサを設け、該衝撃センサに対向させて頭部を配置し、該頭部を前記衝撃センサに向かって衝突させるための駆動源を基部に介装した衝突部材を検出ボックスに設け、前記衝突部材の基部および頭部間には通常時に前記駆動源の動作を禁止せしめ、かつ、回路ボックスの一部または全部の破壊時に前記駆動源を起動せしめるための禁止部材を設けている構成では、回路ボックスの一部または全部の破壊時に、禁止部材が動作禁止状態にある駆動源を起動せしめることにより、衝撃センサが破壊検出信号を発生させる。そして前記頭部が、前記駆動源が起動せしめられた後は通常時の前記駆動源の動作が禁止せしめられる位置(もとの位置)に復帰不能になされている構成では、前記回路ボックスが破壊された旨を検出した位置が保持される。
【0016】
【実施例】
つぎに本発明の一実施例を図面に基いて詳細に説明する。図1は本実施例における遊技機制御回路の不正防止装置(以下、不正防止装置)1の要部を示し、本装置が図2ないし図4に示すパチンコ遊技機2に設けられる場合を説明する。
【0017】
この不正防止装置1は、パチンコ遊技機2の制御部(図1参照)3の一部と、制御部3に設けられているメモリ部としてのROM(図1参照)4に格納済の情報に対する不正な改竄および複写などの行為を防止するためのものである。
【0018】
ROM4にはパチンコ遊技機2を構成している各構成部材(図示省略)を制御するための制御手順と、その制御のための各種情報が格納され、制御部3の主構成たるMPU5が、ROM4に書き込まれている上記制御手順を順次実行することでパチンコ遊技が進行され、上記制御手順の実行に際し、MPU5は各種情報および演算結果の全部または一部をRAM6に一時的に書き込む。
【0019】
本実施例において不正防止装置1は出没部材7と検出スイッチ8とを内部に収容している検出ボックス9と、検出信号発生部としての検出スイッチON−OFF判定回路(以下、判定回路〜図1および図6参照)10とを主構成とする。なお出没部材7と検出スイッチ8とは不正検出手段を構成している。
【0020】
この検出ボックス9および判定回路10、そして制御部3をそれぞれ構成する構成部品の各々は、図7に示す回路基板11上に実装されている。回路基板11はガラスエポキシ系の合成樹脂などから構成されている。
【0021】
つぎに検出ボックス9の構成についてを以下に説明する。検出ボックス9の内方には検出スイッチ8および出没部材7のほか、係止部材12、そして判定回路10を構成する電子部品(図示省略)が備えられ、これらは検出ボックス9の側壁で形成されている収容空間部13内に収容される。
【0022】
検出スイッチ8は、図5に示すように一対の開閉素子14,15からなる2点スイッチを備えており、一対の開閉素子14,15はともに、電気的導通が良好、かつ、後述する出没部材7の操作に基づく押下動作のために充分な強度を有する素材から構成されている。
【0023】
また一対の開閉素子14,15のいずれか一方は後述する判定回路10に接続され、他方は設置されている。
【0024】
一方の開閉素子14は大旨「J」字形状に形成され、他方の開閉素子15は大旨「L」字形状に形成され、一対の開閉素子14,15の基端は、ともに先細り形状に形成されているため、これにより検出ボックス9の図8中、下方の側壁に穿設されている貫通孔17,17に、両開閉素子14,15の基端部位を容易に挿通させる。
【0025】
開閉素子14,15には各々弾性が備えられ、その弾性力は、基端の半田16付部位を中心として、一方の開閉素子14については先端寄りの部位を図8中、反時計方向に付勢させ、他方の開閉素子15では時計方向にそれぞれ付勢させている。
【0026】
また一方の開閉素子14の先端と、他方の開閉素子15の先端近傍上面とは、図8上段左列および図5に示す検出ボックス9の初期状態において互いに対向するように臨ませている。なお図5、図8中、回路基板11は図示を省略している。
【0027】
係止部材12は、断面形状がほぼ直角三角形に形成されており、図8中、左上方から右下方に掛けて傾斜するように三角形の斜面を配置し、全体が開閉素子14によって同図中、上方から上記「J」字の屈曲部位で包囲され、かつ、開閉素子14 15の先端に当接しうる位置に設けられている。
【0028】
検出ボックス9の図5および図8における上方の側壁には連通孔18が形成され、この連通孔18により、検出ボックス9の外部と収容空間部13とを連通させている。連通孔18には出没部材7が摺動可能に収容され、出没部材7の基端にはフランジ19が形成されている。
【0029】
フランジ19は連通孔18の収容空間部13側の開口周縁に係止されることで、出没部材7が検出ボックス9の外部側に脱落することを防止、すなわち出没部材7の先端が連通孔18の外部側開口から突出する量を限定する。
【0030】
さらに出没部材7の基端は、一方の開閉素子14における先端寄りの屈曲部位外側に当接しており、出没部材7が一方の開閉素子14の弾性力により、図5および図8中、上方に向かって押し上げられ、他方の開閉素子15に接している一方の開閉素子14の先端部20は、図8中、右方向に付勢されている。
【0031】
他方の開閉素子15には、その弾性力が基端を軸として図5および図8中、上方に向かって屈曲する方向に付勢され、他方の開閉素子15の先端近傍部位から最先端部位にかけて漸次、同図中、上方に向かって湾曲し、最先端部位には舌部21が形成されている。
【0032】
また他方の開閉素子15は中央屈曲部位の近傍に、図5に示すような方形状の挿通孔22を形成しており、挿通孔22の係止部材12寄りの一開口辺に、同図中、上方に突出する当接片23を形成している。
【0033】
この当接片23は、検出ボックス9の非動作状態、いいかえれば上述した初期状態と、図8上段右列に示す待機状態(後述)とにおいて、一方の開閉素子14の先端を係止部材12との間に配置させるためのものである。
【0034】
すなわち上記初期状態から出没部材7を図8中、下方に押し込むと、検出スイッチ8の接点としての一方の開閉素子14の先端と、他方の開閉素子15とが互いに当接し、一対の開閉素子14,15間は電気的な導通状態、すなわち検出スイッチ8が閉成される。
【0035】
さらに出没部材7を押し込むと、一方の開閉素子14の先端が他方の開閉素子15の先端近傍を押下する結果、他方の開閉素子15の先端は、同図中、右上方から左下方に向かって漸次押下され、やがて係止部材12に当接する。
【0036】
この状態から出没部材7をさらに押下させると、他方の開閉素子15は舌部21を係止部材12に摺接させながら湾曲し、やがて舌部21の先端が係止部材12よりも下方位置まで押下された直後、舌部21が他方の開閉素子15の弾性力で、係止部材12に図8中、下側から当接されて係止され、検出ボックス9の待機状態が形成される。
【0037】
この待機状態すなわち開閉素子14の先端が当接片23および係止部材12間にあるとき、上述した一方の開閉素子14の先端と他方の開閉素子15との当接状態は、継続されている。
【0038】
また開閉素子14の先端は上述した出没部材7の押下動作に応じ、一方の開閉素子15の表面を摺動しながら挿通孔22の開口縁に近接しても、当接片23が開閉素子14の先端を係止させるので、一方の開閉素子15の挿通孔22には滑り込まない。なお一対の開閉素子14,15が当接する位置を以下、第1位置ということにする。
【0039】
この第1位置から、出没部材7に対する押下動作を解除すると、出没部材7は一方の開閉素子14の弾性力で押し上げられると同時に、他方の開閉素子15は上述した係止状態が解除され、図8下段右列に示す起動状態を形成する。
【0040】
この起動状態においては、検出スイッチ8の接点としての一方の開閉素子14と、他方の開閉素子15とが離間され、両者14,15は接触せず、検出スイッチ8の開成状態が形成される。
【0041】
なお検出スイッチ8の開成状態が形成される一対の開閉素子14,15の位置を以下、第2位置ということにし、第2位置にある一対の開閉素子14,15は、一方の開閉素子14の先端が挿通孔22の開口直上位置に配置される。
【0042】
その結果、再度、出没部材7を押下しても、一方の開閉素子14の先端は図8下段左列に示すように、挿通孔22の開口内に挿通されるだけであって、一対の開閉素子14,15は互いに接触しない。
【0043】
これにより検出スイッチ8の開成状態が形成され、一対の開閉素子14,15は第2位置を取って、第2位置から第1位置には復帰しない。
【0044】
検出ボックス9は、上述したように回路基板11に実装され、この回路基板11は後述する回路ボックス24内に収容され、回路ボックス24はパチンコ遊技機2の背面ケース25の内方に配置されている(図3破線参照)。
【0045】
背面ケース25内にはセット板26が設けられ、セット板26の図4中、左方には回路ボックス24を挟持するために、一対の支持片27,27が片持ち梁状に突設され、一対の支持片27,27は、上下方向に回路ボックス24の長手寸法を隔てており、後述する係止孔28に係止される(図9参照)。このセット板26には周知のように入賞球の球通路29が形成されている。
【0046】
また検出ボックス9は図6に示す判定回路10に接続されており、一対の開閉素子14,15が第1位置および第2位置のいずれか一方から他方に移行したとき、その電気的導通および非導通のいずれか一方から他方への変移に基づいて、判定回路10から、後述する破壊検出信号を発生させる。
【0047】
判定回路10は2入力のナンドゲート30、ノットゲート31およびノアゲート32からなり、本実施例ではノットゲート31およびノアゲート32の各入力が接地されている。
【0048】
そしてナンドゲート30の一方の入力には、検出スイッチ8を構成している一対の開閉素子14,15のいずれかと、ノットゲート31の出力とが接続され、他方の入力にはノアゲート32の出力が接続されている。
【0049】
これにより一対の開閉素子14,15が第1位置にあるとき、検出スイッチ8を閉成させるため、ナンドゲート30の一方の入力端子が接地されるので、ナンドゲート30は、他方の入力端子への入力信号の種別如何に関わらず、いいかえれば判定回路10の他部を構成するノットゲート31およびノアゲート32の出力信号の種別如何に依存せず、無条件で「H信号」を出力する。
【0050】
これに対して一対の開閉素子14,15が第2位置にあるとき、検出スイッチ8を開成させ、かつ、ノットゲート31およびノアゲート32の各入力が接地されていることから、ナンドゲート30は両入力が「H」であるため、ナンドゲート30は「L信号」を出力するのである。
【0051】
すなわち検出スイッチ8は、接点としての一対の開閉素子14,15が閉成状態から開成状態に反転したとき、判定回路10からの出力信号「H」が、破壊検出信号として「L」に反転する。
【0052】
回路ボックス24はプラスチックなど、弾性を有する素材からなり、図9ないし図11に示すように本体33と蓋体34とから構成されている。本体33は四隅にねじ止め用の止着ボス35が突設されている方形状の底板36と、底板36の3方の側辺に沿って立設されている側板37とを主構成としている。
【0053】
側板37は内方に回路基板11を収容するためのものであり、その収容時、回路基板11と底板36との間には、ねじ44を螺合するための止着ボス35が介在するので、両者11,36は直接接触せず、回路基板11上に実装されている電子部品が底板36に接触することもない。
【0054】
回路基板11の四隅にはねじ挿通孔38が穿設されており、各ねじ挿通孔38と4つの止着ボス35とは互いに対応する位置に配置されている。また図9に示している係止孔28は、回路ボックス24をセット板26に対して係止させるための孔で、セット板26に突設されている支持片27,27に挿通・係合される。
【0055】
蓋体34は、天板39と側板40とを主構成とし、図9および図10からわかるように、断面が概略「L」字形状に形成されている。天板39は底板36よりも小さく形成され、天板39には3方の側辺に沿って位置出し用のリブ41が立設されており、側板37の上端内側に当接する。
【0056】
天板39の側板40に対向する両角部位にはボス42,42が突設される一方、側板40の外側にはねじ止め用のリブ43,43が片持ち梁状に突設されている。そしてボス42およびリブ43の各々には、ねじ44,44の挿通孔45,45が形成されている。
【0057】
またリブ43,43の各々には、補強用の支持リブ46,46と、位置出し用のリブ47,47とがそれぞれ形成されており、各ボス42およびリブ43は、止着ボス35およびねじ挿通孔38に対応して配置されている。
【0058】
そして、ねじ44を天板39の上方から各ボス42およびリブ43の挿通孔45にねじ込むと、ねじ44は、ねじ挿通孔38を挿通して止着ボス35に螺合するので、本体33と蓋体34とを一体に形成し、これにより回路ボックス24内に回路基板11を、ボス42およびリブ43と、止着ボス35との間にサンドイッチ状に収容できる。
【0059】
また蓋体34には、図9中、下方に突出する押圧部材48が突設され、押圧部材48は蓋体34と本体33とが一体に形成されたとき、検出ボックス9の出没部材7を押下する(図10および図11参照)。これにより一対の開閉素子14,15が第1位置に保持される。
【0060】
側板40と、側板37の側板40に対向する側面には、空気孔49が穿設されており、回路基板11上に実装されている電子部品から発生される熱を回路ボックス24の外方に逃がすようにしている。
【0061】
なお本実施例では天板39が底板36よりも小さく形成され、本体33と蓋体34との四隅をねじ44止めで一体に形成している場合についてを説明したが、これに限定されるものではない。
【0062】
また本体33の止着ボス35には、図12および図13に示すスリット50、段部51を設けることで、ボス42および段部51間に回路基板11を圧入して挟持させ、これにより回路ボックス24の素材が備える弾性で回路基板11を位置決めできる。
【0063】
この際、回路基板11、止着ボス35のいずれの外形寸法に誤差が生じていたとしても、その誤差はスリット50によって吸収される。
【0064】
なお止着ボス35が図12および図13に示すスリット50を設けていない場合であっても、ボス42および段部51間に回路基板11を圧入して、回路基板11が位置決め可能であることはきわめて明白である。
【0065】
また段部51は1箇所のみに限定されるものではなく、複数箇所に突設される凸部(図示省略)をスプライン状に設けることにより、この複数の凸部間に回路基板11を圧入して、回路基板11が容易に位置決めされるのである。
【0066】
このような回路基板11の位置決めにより、蓋体34を本体33に取り付ける際にねじ44による止着が容易に作業できる。
【0067】
また回路基板11がボス42および段部51間で挟持されていることから、回路基板11が所定位置から外れることが抑止され、これによりねじ44の止着作業中に検出スイッチ8が誤って第1状態から第2状態に反転することを抑止できる。
【0068】
さらに図14に示すように、天板39と底板36とが当接する一側辺を蝶番52およびビス53,53で支持し、天板39と底板36とを開閉可能に形成してもよく、これにより回路ボックス24が一体に形成され、別体の構成よりも作業性が良好になる。
【0069】
また蝶番52およびビス53で支持する角部位に、図15に示すように傾斜面54を設け、回路ボックス24を一体成形するとともに、その屈曲部位で天板39と底板36とを開閉可能に形成すれば、構成の簡素化が図られる。
【0070】
なお回路ボックス24内の回路基板11に対しては、電源電力、制御信号などが、図9に示すコネクタ55を介して授受される構成になっており、パチンコ遊技機2に設けられている各種電子部品(一部図示省略)に対して電気的に接続するために、入・出力端子および電源端子から構成されている。
【0071】
つぎにパチンコ遊技機2の概略構成についてを以下に説明する。パチンコ遊技機2への電力は図1に示す電源回路56から、不正防止装置1を介して各部に供給される。その電力は交流24vである。
【0072】
本実施例においては、不正防止装置1は上述した検出スイッチ8および判定回路10のほか、破壊信号発生部としての過電圧発生回路57が設けられている。
【0073】
過電圧発生回路57は判定回路10から破壊検出信号として「L」信号が出力されているときに、MPU5の接地端子または電力供給用端子(ともに図示省略)に、定格値と比較してきわめて大きな電圧を、破壊信号として、印加する。
【0074】
これにより制御部3の要であるMPU5を構成している集積回路のすべて、または、MPU5の主要部、いいかえればMPU5に格納されている各プログラムおよびデータ類をすべて破壊するのである。
【0075】
また接地端子または電力供給用端子が、制御部3において各構成部材に共通なライン(図示省略)で引き回されている構成の場合、すべての構成部材の接地端子または電力供給用端子に破壊信号が供給されるので、すべての構成部材を破壊できるのである。
【0076】
また制御部3の構成部材のうち、破壊したくないものについては、上記共通なラインとは別個に、接地ラインまたは電力供給用ライン(ともに図示省略)を回路基板11上に引き回せばよい。
【0077】
つぎにパチンコ遊技機2の概略構成についてを以下に説明する。パチンコ遊技機2への電力は図1に示す電源回路56から、不正防止装置1を介して各部に供給される。なお電力の供給系統に係る図示は省略されており、その電力は交流24vである。
【0079】
本実施例においては、不正防止装置1は上述した検出スイッチ8および判定回路10のほか、破壊信号発生部としての過電圧発生回路57が設けられている。
【0080】
過電圧発生回路57は判定回路10から破壊検出信号として「L」信号が出力されているときに、ROM4の接地端子または電力供給用端子(ともに図示省略)に、定格値と比較してきわめて大きな電圧を、破壊信号として、印加する。
【0081】
これによりROM4に格納されている各プログラムおよびデータ類をすべて破壊するのである。
【0082】
電源回路56から不正防止装置1を介して各部に供給される電力は、一部が電源リセット回路58およびリセット回路59を通って、MPU5の図示を省略したリセット端子に入力され、電源回路56から電力が供給される際にリセット回路59に連動してMPU5を必ず初期状態にする。
【0083】
このMPU5にはクロック回路60および分周回路61が接続されており、クロック回路60はMPU5に基本クロックパルス信号を供給し、MPU5は基本クロックパルス信号に基づいて上記制御プログラムを所定タイミングで実行する。
【0084】
クロック回路60が発生させる基本クロックパルス信号の周期は、10MHzないし20MHz程度であり、基本クロックパルス信号はクロック回路60からMPU5を経て分周回路61に入力され、MPU5は分周回路61によって分周されたパルス信号を適宜採用する。
【0085】
パチンコ遊技機2の遊技盤(図2参照)56面のほぼ中央部には可変表示装置63が設けられ、可変表示装置63はパチンコ遊技の進行に応じて所定の画像情報を、図1のLCDカラーパネル64に表示する。
【0086】
LCDカラーパネル64への画像情報の表示はコントロール回路65によって制御され、コントロール回路65には各ドットの輝度を調節することにより、いわゆるカラーパレット形式に基づき、各画素を単位として複数色・複数段階の色調に表示する機能が備えてられている。なおカラーパレットに係る説明は省略する。
【0087】
このように可変表示装置63はLCD表示素子からなる構成なので、外形がブラウン管で構成した場合と比較して小さく、しかも消費電力はブラウン管およびLED表示素子と比較して小さくなり、可変表示装置63の外形および消費電力の省力化が容易に図られる。
【0088】
画像情報は、本実施例ではデモ画面、権利発生、権利継続決定、権利行使回数、権利行使の大入賞口への入賞球数、権利終了およびエラー発生などの各種のメッセージ画面、「0〜9」の数字と「A〜F」の大文字アルファベットとからなる識別情報などからなる。
【0089】
可変表示装置63はLCDカラーパネル64およびコントロール回路65のほか、キャラクタジェネレータROM(以下、C-G.ROMという)66およびカラーパレットRAM(以下、C-P.RAMという)67を備え、LCDカラーパネル64に表示される各種キャラクタのデータは、C-G.ROM66に予め格納されている。
【0090】
コントロール回路65はインタフェイス回路68を介してMPU5に交信可能に接続され、MPU5はROM4に格納されたパチンコ遊技機2の制御プログラムおよび各種データ(ともに図示省略)に基づいてパチンコ遊技機2の各部を制御する。
【0091】
特定表示回路69は、権利が発生した場合にMPU5から入力される制御信号に基づいて、図1および図2に示す装飾用の特定表示器70を表示制御する。
【0092】
以下に説明するパチンコ遊技機2の各部は、インタフェイス回路71を介してMPU5に接続されており、インタフェイス回路71はパチンコ遊技機2の各部とMPU5との電気的整合を図る。
【0093】
インタフェイス回路71には特定表示回路69、始動入賞球検出回路74、継続入賞球検出回路75、入賞球数検出回路76、表示器駆動回路73、可変入賞球装置77、および、電子音発生回路78が接続されている。
【0094】
始動記憶数表示器72は表示器駆動回路73によって駆動制御され、表示器駆動回路73はMPU5によって制御される。始動記憶数表示器72は図2に示す4個のLED79〜82からなり、表示器駆動回路73は各LED79〜82をドライブする機能を備えている。表示器駆動回路73はMPU5にインタフェイス回路71を介して接続されている。
【0095】
始動入賞球検出回路74は図2に示す始動入賞口83への入賞球(以下、始動入賞球という)を検出するためのもので、始動入賞口83に設けられた始動入賞球検出スイッチ84によって始動入賞球の有無を検出する。
【0096】
これにより始動入賞球検出回路74は始動入賞球を始動入賞球検出スイッチ84の動作に基づいて検出でき、始動入賞球の検出信号をインタフェイス回路71を介してMPU5に入力する。
【0097】
ついでMPU5はこの始動入賞球に基づいて上述したゲームを開始するために可変表示装置63を起動させると同時に、ROM4に予め格納された手順に基づいていずれかの停止識別情報を決定する。
【0098】
このゲーム中いいかえれば可変表示装置63の変動表示中に1球の始動入賞球があった場合、始動入賞球検出回路74 変動表示中の始動入賞球を検出し、その始動入賞球の検出信号を、インタフェイス回路71を介してMPU5に入力する。
【0099】
こののちMPU5は始動記憶数表示器72のうちの図2中、一番左端のLED79を点灯させ、ゲーム中に合計2球の始動入賞球があった場合には図2中、左側2球分のLED79 80 、合計3球の場合には左側3球分のLED79〜81を、さらに合計4球の場合にはLED79〜82のすべてを点灯させる。
【0100】
またMPU5はゲーム中でない場合と、ゲーム中であって可変表示装置63に識別情報が変動表示中に始動入賞球がない場合、いずれのLED79〜82も点灯させない。
【0101】
可変表示装置63に識別情報を変動表示させている始動入賞球を含め、合計で5球の始動入賞球があり、これによりLED79〜82のすべてが点灯しているときに、さらに第6球目またはそれ以降に始動入賞球があっても、LED79〜82の点灯状態に変化はない。
【0102】
始動記憶数表示器72の点灯動作中、1ゲームが終了する度に表示器駆動回路73によって始動記憶数表示器72はLED82、LED81、LED80、LED79の順序で1つずつ消灯されてゆく。また上述したLED79〜82の点灯または消灯は、権利発生に依存しない。
【0103】
継続入賞球検出回路75は図2に示す大入賞口85内に、近接センサからなる継続入賞球検出スイッチ86を備えている。大入賞口85は、可変入賞球装置77によって遊技盤62面上に形成されており、継続入賞球検出スイッチ86は大入賞口85内に設けられている継続入賞口(図示省略)内に配置されている。
【0104】
そして継続入賞球検出スイッチ86は上記継続入賞口に入賞したとき、継続入賞球の検出信号をインタフェイス回路71を介してMPU5に入力する。
【0105】
入賞球数検出回路76は大入賞口85に入賞したときに、入賞球の検出信号をインタフェイス回路71を介してMPU5に入力するもので、大入賞口85内に近接センサからなる入賞球数検出スイッチ87を設けている。
【0106】
継続入賞球検出スイッチ86は大入賞口85への入賞球を検出したとき、すでに実行中の大役処理を継続させるためのものである。また入賞球数検出スイッチ87は大入賞口85に入賞したすべてのパチンコ球をカウントする。
【0107】
上述した始動入賞球検出スイッチ84、継続入賞球検出スイッチ86および入賞球数検出スイッチ87は、パチンコ球が各スイッ 84 86 87のいずれかに近接したときに所定の信号を発生させる。
【0108】
表示器駆動回路73はMPU5から入力される制御信号に基づいて、始動記憶数表示器72、入賞球数表示器88、大当たり表示器89および図柄変動中表示器90を表示制御するためのもので、ランプ、LCDまたはLED(ともに図示省略)などを駆動するための図示を省略した各ドライブ手段を備えている。なお入賞球数表示器88は「7セグメント」LED表示素子からなる。
【0109】
可変入賞球装置77は大入賞口85を開閉する開閉板(図2参照 91と、開閉板91の開閉制御をする大入賞口ソレノイド92と、大入賞口ソレノイド92を駆動するソレノイド駆動回路93とを主構成とする(図1参照)。
【0110】
開閉板91は図示を省略したピンによって前後方向に回動自在に連結され、図示を省略したリンク機構を介して大入賞口ソレノイド92に連結され、ソレノイド駆動回路93はMPU5によって制御される。
【0111】
そしてソレノイド駆動回路93が大入賞口ソレノイド92を励磁すると、開閉板91は開放され、発射球が大入賞口85に入賞し易くなる。大入賞口85への入賞球は入賞球数検出スイッチ87によって検出され、その入賞球数は入賞球数検出回路76からの入力信号に基づいてMPU5によってカウントされ、同時にMPU5は表示器駆動回路73を介して入賞球数表示器88に入賞球数を表示する。
【0112】
そして入賞球数検出スイッチ87によって所定数(本実施例においては10球)がカウントされたとき、MPU5は大入賞口ソレノイド92に開閉板91を閉鎖させるための信号を発生させることにより、励磁状態にある大入賞口ソレノイド92は解磁され、開放されている大入賞口85は閉止されて発射球を入賞させない。
【0113】
またMPU5は、入賞球数検出スイッチ87が10球の入賞球をカウントしない場合には、大入賞口85を開放してからおよそ30秒間が経過するまで、大入賞口85の開放を継続させる。
【0114】
このような大役処理中、MPU5が継続入賞球検出スイッチ86および継続入賞球検出回路75によって入賞球を検出した場合、継続モードがセットされる。そしてMPU5は大役処理開始から大役時間経過後または10球入賞後、大入賞口ソレノイド92を駆動して開閉板91を一旦閉鎖させてから、大役処理はふたたび1回のみ継続(再開)され、同時に、セット済の上記継続モードが解除される。
【0115】
この継続モードは、継続入賞球検出スイッチ86が入賞球を検出しないときにはセットされず、大役処理が予め定められた回数まで継続したときにおいてもふたたびセットされることはない。本実施例において、上記継続モードがセットされる回数の最高値は15回に定められている。
【0116】
電子音発生回路78はMPU5によって制御され、各種効果音を遊技の進行に応じてスピーカ94から発生させる。なお図2において、スピーカ94は、図示が省略されている。
【0117】
またパチンコ球は図2に示した上皿95から投入されると、図示を省略した投入球供給装置から上記打球装置(図示省略)に供給され、ハンドル装置96を操作することによってパチンコ球は遊技盤62に向かって打ち出される。また上皿95の下方位置には下皿97が設けられている。
【0118】
このように構成された本発明の遊技機制御回路の不正防止装置を使用する場合、まず予め所定の電子部品が実装されている回路基板11に検出ボックス9を実装し、蓋体34と本体33とを一体に形成せしめ、回路ボックス24を閉止する。
【0119】
このとき開閉素子15は舌部21を係止部材12に図8中、の下側から当接させ、出没部材7は検出ボックス9の内壁で開閉素子14の弾性力に抗し、同図中、押下され、これにより開閉素子14が押下されている。その結果、一対の開閉素子14,15は接触し、電気的な導通状態を形成している。
【0120】
そのため検出ボックス9の検出スイッチ8は、第1位置に保持されて接点が閉鎖されるため(図8上段左列および図8上段右列参照)、判定回路10が「H」信号を出力していることから、過電圧発生回路57は非動作状態にある。
【0121】
他方、回路ボックス24の一部または全部が破壊されると、上述した検出ボックス9の内壁による出没部材7の押下状態が解除されるので、出没部材7は開閉素子14の弾性力によって図8中、上方に押し上げられる(図8下段右列参照)。
【0122】
その結果、一対の開閉素子14,15は離間され、検出スイッチ8は第2位置に保持されるため、電気的に非導通状態に反転する。
【0123】
これに応じて検出ボックス9の検出スイッチ8は、第1位置から第2位置に反転されて接点が開放されるため、判定回路10が「H」信号を「L」信号に反転させて破壊検出信号を出力することから、過電圧発生回路57は動作状態になる。
【0124】
これにより過電圧発生回路57は破壊信号を発生させるので、ROM4およびMPU5の構成部品の一部または全部が破壊され、ROM4に格納されている各プログラムおよびデータ類をすべて破壊するとともに、制御部3の要であるところのMPU5も破壊される。
【0125】
上記実施例では一対の開閉素子14,15によって2点スイッチを形成した場合を説明したが、図16に示すように開閉素子14,15と同一素材からなる開閉素子98を追加せしめ、検出スイッチ8を3点スイッチで構成してもよい。
【0126】
ここで、たとえば開閉素子14を「コモン」にせしめ、上記実施例と同様、一対の開閉素子14,15間が電気的に導通している状態を第1位置にせしめ(図16左列参照)、第2位置に反転した場合に開閉素子14,98間を電気的に導通させることで、破壊検出信号を発生させるのである。
【0127】
具体的には、「コモン」としての開閉素子14を判定回路10の出力端子にせしめ、開閉素子98を接地し、開閉素子15と電源回路56との間に図示を省略した保護用抵抗器を介在させればよい。
【0128】
これにより開閉素子14,15が第1位置にあり、両者14,15間が電気的に導通している場合、判定回路10が「H」信号を開閉素子14から出力することから、過電圧発生回路57は非動作状態にある。
【0129】
他方、開閉素子14,15が第2位置にあり、開閉素子 14 98 間が電気的に導通している場合、判定回路10が開閉素子14から出力している「H」信号を「L」信号に反転させ、破壊検出信号を出力するので、過電圧発生回路57は動作状態になる。
【0130】
これにより過電圧発生回路57は破壊信号を発生させ、ROM4に格納されている各プログラムおよびデータ類をすべて破壊できる。
【0131】
なお本実施例では開閉素子15に過電圧発生回路57の出力端子(図示省略)を接続すれば、開閉素子14,15が第1位置から第2位置に反転したときに、過電圧発生回路57から、ROM4に対して直接、破壊信号が供給されて、ROM4の各プログラムおよびデータ類をすべて破壊する。
【0132】
さらに上述した実施例のように検出スイッチ8を開閉素子14,15 98などで構成し、その開閉成に基づいて、検出信号発生部から破壊検出信号を発生する代わりに、図17に示すように衝撃センサ99を検出スイッチ8に設け、衝撃センサ99から、破壊検出信号を発生させるように構成してもよい。
【0133】
つぎに上記構成の実施例を図17に基づいて以下に説明する。本実施例では衝撃センサ99が圧電素子100 を主構成とし、所定の衝撃が衝撃センサ99に付与された場合、衝撃センサ99は所定の信号を電極端子板101 から出力するのである。
【0134】
本実施例における検出ボックス9は、方形断面を有する筒状体であり、衝撃センサ99は検出ボックス9の一端に配置され、検出ボックス9の他端には、上記実施例における出没部材7に対応する屈曲板102 の基部が嵌合されている。
【0135】
屈曲板102 は「く」の字形状に形成された板バネ素材からなり、屈曲板102 の先端部は折返部103 が方形状断面に形成され、切欠104 を形成している。
【0136】
屈曲板102 は、検出ボックス9が回路基板11に実装された場合、屈曲板102 の基部および衝撃センサ99の基部は回路基板11から突出するので、突出部位の周辺には補強を要する。
【0137】
なお検出ボックス9を回路基板11に半田16付けする場合には、屈曲板102 の基部、および、電極端子板101 の基部を、図18ないし図20に示すように、図17に示す態様よりも短く形成すればよい。
【0138】
検出ボックス9内において、屈曲板102 には衝突部材105 が一体に設けられる一方、電極端子板101には衝撃受止具106 を介して圧電素子100 が取り付けられ
、圧電素子100には皿状の衝撃伝達部材107が取り付けられ、これら100,107 は糸巻き形状に一体形成されている。
【0139】
衝突部材105 は頭部108 を衝撃センサ99に対向させて配置し、頭部108 と屈曲板102 との間には、頭部108 を衝撃センサ99に衝突させるための駆動源として、コイルスプリング109 が介装され、衝突部材105 の基部および頭部108 間には禁止部材110 が設けられている。
【0140】
また検出ボックス9の側壁で、図17ないし図20中、上面には貫通孔111 が穿設され、禁止部材110 の基端が摺動可能に挿通する。これに対して頭部108 には禁止部材110 の基端が挿通する有底孔112 が穿設され、貫通孔111 を挿通した禁止部材110 の基端が有底孔112 に挿通するようになっている。
【0141】
なお禁止部材110 の基端が有底孔112 に挿通しているとき、コイルスプリング109 は圧縮状態になっており、禁止部材110 の基端はコイルスプリング109 によって図17ないし図19中、右方向に押圧している。
【0142】
ところが禁止部材110 の基端が貫通孔111 にも挿通されているので、頭部108 が禁止部材110 によって係止されることになり、これによりコイルスプリング109 の伸長は禁止、いいかえれば駆動源としての動作が禁止せしめられる。
【0143】
他方、禁止部材110の基端が貫通孔111および有底孔112、あるいは少なくとも有底孔112から外れた場合、上述した禁止部材110による頭部108への係止状態が解除されるので、コイルスプリング109が伸長し、その弾性力によって頭部108は衝撃伝達部材107を介して衝撃センサ99に衝突する。
【0144】
禁止部材110 は円筒状に形成され、先端断面が鋭角三角形に形成され、段部113 を備えている。
【0145】
このように構成されている本発明の実施例の不正防止装置1を使用する場合、まずコイルスプリング109 を伸縮させた状態で、禁止部材110 の基端を貫通孔111 および有底孔112 に挿通させ、同時に禁止部材110 の先端を切欠104 に押し当てながら、上記実施例同様、検出ボックス9を回路ボックス24内に設置する。
【0146】
このとき禁止部材110 の先端が折返部103 の切欠104 部位で押圧され、かつ、禁止部材110 の基端は頭部108 の有底孔112 で支持されているため、禁止部材110 が鋭角な先端から切欠104 を押し破って、漸次内方に挿入される。これにより禁止部材110 は、先端が折返部103 によって挟持されることになる(図19参照)。
【0147】
この状態にあっては、禁止部材110 の基端が頭部108 を係止させるので、コイルスプリング109 の伸長は禁止され、パチンコ遊技機2は通常どおり、正常に動作する。
【0148】
これは上述した実施例における一対の開閉素子14,15が第1位置を取っている状態に対応する。
【0149】
他方、回路ボックス24が破壊されると、禁止部材110は屈曲板102の弾性力によって貫通孔111および有底孔112から引き抜かれるため、禁止部材110による頭部108への係止状態が解除され、コイルスプリング109の弾性力によって頭部108は衝撃伝達部材107を介して衝撃センサ99に衝突する。
【0150】
これは上述した実施例における一対の開閉素子14,15が第2位置を取っている状態に対応する。
【0151】
そのため衝撃センサ99は破壊検出信号を発生させるため、この破壊検出信号をトリガ信号として、上述したように過電圧発生回路57から破壊信号を発生させることにより、ROM4に格納されている各プログラムおよびデータ類をすべて破壊できる。
【0152】
なお上記実施例では衝撃センサ99を検出スイッチ8に設け、衝撃センサ99から、破壊検出信号を発生させるように構成しているが、これに限定されるものではない。
【0153】
かりに衝撃センサ99の圧電素子100 から発生される破壊信号が、ROM4の定格定格値と比較してきわめて大きな電圧であり、ROM4に格納されている各プログラムおよびデータ類をすべて破壊するのに充分な電圧を具備している場合、破壊検出信号および破壊信号を兼用して同時に発生させる構成にしてもよい。
【0154】
この場合、電極端子板101 と、接地端子(または電力供給用端子〜ともに図示省略)とを直接、接続するのである。これにより回路ボックス24が破壊された場合、ROM4には圧電素子100 から発生される信号の電圧が印加され、上記同様、ROM4に格納されている各プログラムおよびデータ類はすべて破壊される。
【0155】
また上記実施例における過電圧発生回路57が省略可能なので、構成の簡素化を図ることができる。もちろん過電圧発生回路57が、圧電素子100 から発生される信号を破壊検出信号としてトリガし、これに基づいて破壊信号を発生させてもよいのである。
【0156】
さらにまた図21のように回路ボックス24の対向する内壁に回路基板11を設置するために一対の溝114,114 を穿設し、設置する際に出没部材7または屈曲板102 の折返部103 が回路ボックス24の内壁面に摺接しながら、禁止部材110 の基端が頭部108 を係止させるように一対の溝114,114 を位置を定める。これにより回路ボックス24への回路基板11の設置は容易になる。
【0157】
なお出没部材7を設ける代わりに回路基板11にフォトセンサなどの一対の発光・受光素子(図示省略)を互いに対向させて実装し、たとえば回路ボックス24の本体33に回路基板11を設ける一方、蓋体34に仕切板(図示省略)を突設して、本体33および蓋体34を一体に組み立てたときに、上記一対の発光・受光素子間が遮光されるように設けてもよい。
【0158】
このように構成することによって、少なくとも蓋体34が破壊された場合、一対の発光・受光素子が上記仕切板による遮光状態から受光状態に移行するので、破壊検出信号は発生されるのである。
【0159】
また図22および図23に示すように、本体33および蓋体34を上下方向に係合させる構成にした場合、検出ボックス9が実装されている回路基板11を本体33の一対の溝114,114 に係合させて回路ボックス24内に設置したのち、蓋体34を図22中、上方から被せれば、不正防止装置1の設置は完了する。
【0160】
なお図21および図23において、蓋体34に窓115 が形成され、この窓115 を通してパチンコ遊技機2に設けられている図示を省略したコネクタを、回路基板11側のコネクタ55に接続することができるのである。
【0161】
また本実施例における図面中、同一部材については同符号を付し、その説明は省略し、さらに本実施例はパチンコ遊技機2について記載したが、これに限定されるものではなく、他の遊技機にも採用できることは明白である。
【0162】
【発明の効果】
本発明は以上のように、回路ボックスを破壊した場合にメモリ部および制御部の構成部品の一部または全部が破壊され、少なくともメモリ部に格納されているプログラムおよびデータ類ソフトウエア、または、ハードウエアが破壊される構成なので、遊技機器の不正なるソフトウエアまたはハードウエアに係る改竄および複写、ならびに遊技機器の制御手順に係る著作権侵害など、各種不正行為を確実に防止できる。
【0163】
また弾性が備えられ、接点を閉成させる第1位置および接点を開成させる第2位置のいずれかを取る開閉素子を有し、接点の開閉成の状態が反転したときに起動して検出信号発生部から破壊検出信号を発生させるための検出スイッチを設け、検出スイッチを収容するための収容空間部を備え、収容空間部とその外部とを連通する連通孔を有する検出ボックスを回路ボックス内に載置し、連通孔に摺動可能に設けられ、摺動と開閉素子の弾性とに基づいて先端が連通孔の外部側の開口に出没可能な出没部材の基端を、回路ボックスの一部または全部が破壊された場合の出没に応じて、開閉素子を第1位置および第2位置のいずれか一方から他方に反転させるために、検出スイッチに係合させている構成では、不正検出手段は、回路ボックスの一部または全部が破壊された旨を、出没部材の出没に応じた検出スイッチの接点の反転に基づいて電気に検出し、自動制御が容易に実現される。そして開閉素子が、第1位置および第2位置のいずれか一方から他方に反転した後はもとの位置に復帰しない構成では、回路ボックスが破壊された旨を表す開閉素子の位置が保持される。
【0164】
検出信号発生部に衝撃センサを設け、衝撃センサに対向させて頭部を配置し、頭部を衝撃センサに向かって衝突させるための駆動源を基部に介装した衝突部材を検出ボックスに設け、衝突部材の基部および頭部間には通常時に駆動源の動作を禁止せしめ、かつ、回路ボックスの一部または全部の破壊時に駆動源を起動せしめるための禁止部材を設けている構成では、回路ボックスの一部または全部の破壊時に、禁止部材が動作禁止状態にある駆動源を起動せしめることにより、衝撃センサが破壊検出信号を発生させ、これにより不正なるソフトウエアまたはハードウエアに係る改竄および複写、ならびに遊技機器の制御手順に係る著作権侵害など、各種不正行為を確実に防止できる。そして禁止部材が、駆動源を起動せしめた後は通常時の駆動源の動作を禁止せしめる位置(もとの位置)に復帰不能になされている構成では、回路ボックスが破壊された旨を検出した位置が保持される。そして前記頭部が、前記駆動源が起動せしめられた後は通常時の前記駆動源の動作が禁止せしめられる位置(もとの位置)に復帰不能になされている構成では、前記回路ボックスが破壊された旨を表す前記頭部の位置が保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の装置を設けたパチンコ遊技機の正面図である。
【図3】図2のパチンコ遊技機の背面図である。
【図4】図3のセット板を示す斜視図である。
【図5】検出ボックスを示す斜視図である。
【図6】図1の判定回路例を示すブロック図である。
【図7】図5の検出ボックスを実装する回路基板を示す斜視図である。
【図8】図5の検出ボックスの動作を示す正面図である。
【図9】図3の回路ボックスを示す斜視図である。
【図10】図9の回路ボックスを示す断面図である。
【図11】図10の一部を示す断面図である。
【図12】図9とは異なるボスの例を示す斜視図である。
【図13】図12のボスの近傍のを示す断面図である。
【図14】図9とは異なる回路ボックスの例を示す断面図である。
【図15】図14とは異なる回路ボックスの例を示す断面図である。
【図16】図5とは異なる検出ボックスの例を示す斜視図である。
【図17】図16とは異なる検出ボックスの例を示す斜視図である。
【図18】図17とは異なる状態を示す断面図である。
【図19】図18の検出スイッチの使用例を示す断面図である。
【図20】図19とは異なる状態を示す断面図である。
【図21】 9とは異なる回路ボックスの例を示す斜視図である。
【図22】図21の検出ボックスの使用例を示す断面図である。
【図23】図22とは異なる検出ボックスの例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 不正防止装置
2 パチンコ遊技機
3 制御部
4 ROM
5 MPU
6 RAM
7 出没部材
8 検出スイッチ
9 検出ボックス
10 判定回路
11 回路基板
12 係止部材
14,15 開閉素子
16 半田
17 貫通孔
18 連通孔
56 電源回路
57 過電圧発生回路
99 衝撃センサ

Claims (3)

  1. 遊技機を構成している各構成部材を制御するための制御手順および該制御のための各種情報が格納されているメモリ部と、前記制御手順に基いて遊技を進行させるための制御部と、該制御部およびメモリ部を構成する電子部品を実装するための回路基板と、該回路基板を内部に収容する回路ボックスとを備える遊技機制御回路において、
    前記回路ボックスの一部または全部が破壊された場合に起動される不正検出手段と、
    該不正検出手段の起動に基づいて予め定められた破壊検出信号を発生させるための検出信号発生部と、
    前記破壊検出信号の発生に応じて前記メモリ部および制御部の構成部品のうちの少なくとも一部または全部を破壊するための破壊信号を発生させる破壊信号発生部と、
    少なくとも前記不正検出手段を収容するための検出ボックスとを備え、
    前記不正検出手段は、
    弾性が備えられ、接点を閉成させる第1位置および前記接点を開成させる第2位置のいずれかを取る開閉素子を有し、前記接点の開閉成の状態が反転したときに起動して前記検出信号発生部から破壊検出信号を発生させるための検出スイッチを設け、
    該検出スイッチを収容するための収容空間部を備え、該収容空間部とその外部とを連通する連通孔を有する検出ボックスを前記回路ボックス内に載置し、
    前記連通孔に摺動可能に設けられ、該摺動と前記開閉素子の前記弾性とに基づいて先端が前記連通孔の前記外部側の開口に出没可能な出没部材の基端を、前記回路ボックスの一部または全部が破壊された場合の前記出没に応じて、前記開閉素子を前記第1位置および第2位置のいずれか一方から他方に反転させるために、前記検出スイッチに係合させてなり、
    前記開閉素子は前記第1位置および第2位置のいずれか一方から他方に反転した後はもとの位置に復帰不能になされたことを特徴とする遊技機制御回路の不正防止装置。
  2. 検出スイッチを設けて構成される不正検出手段は、
    回路ボックスの一部または全部が破壊された場合の出没部材の出没に応じて、前記検出スイッチの開閉素子を第1位置および第2位置のいずれか一方から他方に反転させるために、該出没部材の基端を前記開閉素子に係合させ、かつ、該出没部材の先端を基端側に押圧するために該先端を回路ボックスの内壁に係止させていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機制御回路の不正防止装置。
  3. 遊技機を構成している各構成部材を制御するための制御手順および該制御のための各種情報が格納されているメモリ部と、前記制御手順に基いて遊技を進行させるための制御部と、該制御部およびメモリ部を構成する電子部品を実装するための回路基板と、該回路基板を内部に収容する回路ボックスとを備える遊技機制御回路において、
    前記回路ボックスの一部または全部が破壊された場合に起動される不正検出手段と、
    該不正検出手段の起動に基づいて予め定められた破壊検出信号を発生させるための検出信号発生部と、
    前記破壊検出信号の発生に応じて前記メモリ部および制御部の構成部品のうちの少なくとも一部または全部を破壊するための破壊信号を発生させる破壊信号発生部と、
    少なくとも前記不正検出手段を収容するための検出ボックスとを備え、
    前記不正検出手段は、
    前記検出信号発生部に衝撃センサを設け、
    該衝撃センサに対向させて頭部を配置し、該頭部を前記衝撃センサに向かって衝突させるための駆動源を基部に介装した衝突部材を検出ボックスに設け、
    前記衝突部材の基部および頭部間には通常時に前記駆動源の動作を禁止せしめ、かつ、回路ボックスの一部または全部の破壊時に前記駆動源を起動せしめるための禁止部材を設けてなり、
    前記頭部は、前記駆動源が起動せしめられた後は通常時の前記駆動源の動作が禁止せしめられる位置に復帰不能になされたことを特徴とする遊技機制御回路の不正防止装置。
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