JP3830815B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばぱちんこ機やピンボールマシン等の弾球遊技機とこれに使用する飾りユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技玉を用いたぱちんこ等の弾球遊技機においては、例えば帯電した遊技球を弾球射出することにより発生したノイズ等により、弾球遊技機本体内に配設したCPU(Central Processing Unit)等の誤動作を招来しやすいという懸念がある。
【0003】
上記誤動作等を回避するためには、例えば特開平7−54177号公報に記載されているように、帯電防止剤を必須成分とした洗浄材により遊技球を洗浄することにより帯電しにくくするか、あるいは帯電の有無を問わずに遊技球を除電できる構成にしておくことが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、遊技球を上記洗浄材によって洗浄したとしても、その後の継続的な使用に伴う遊技球の帯電を完全に回避することは困難であると考えられ、その実効性に疑念がある。
【0005】
これに対して、各遊技球の除電を行えば、上記誤動作等の悪影響を回避できると考えられるものの、個々の遊技球を効率よくしかも確実に除電する効果的な方法が見出されていない。
【0006】
そこで本発明は、射出された個々の遊技球を簡単かつ確実に除電することができるようにして誤動作等の発生を防止でき、好ましくは遊技盤の美観を損なうことのない弾球遊技機の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明においては上記課題を達成するため、本体枠に配設される遊技盤と、本体枠に配設されて上方の遊技盤に遊技球を球射出用溝を介して射出する遊技球発射装置と、球射出用溝の両側にそれぞれ形成されて遊技盤の遊技域に到達せずにファール球として落下した遊技球を回収する回収口と、遊技球発射装置から射出された遊技球を遊技盤の遊技域に向けてガイドするとともに、入賞しなかった遊技球を遊技域下方のアウト口に向けてガイドする導電性のガイドレールと、このガイドレールに隣接して配設される飾り部材とを備え、遊技盤の裏面に電源装置を配設し、ガイドレールを導電路を介してアース接続し、導電路を飾り部材に配設するとともに、電源装置のアース端子に導通接続したものであって、
ガイドレールを、射出された遊技球を遊技盤の遊技域に向けてガイドする第1のレールと、この第1のレールとは別体に形成され、入賞しなかった遊技球を遊技域下方のアウト口に向けてガイドする第2のレールとから形成し、第1のレールのガイド終端部とこのガイド終端部に対向する第2のレールの一端部との間に飾り部材を配置し、この飾り部材には、第1のレールの一部に弾接する第1の弾接端子と、第2のレールの一部に弾接する第2の弾接端子とを配設したことを特徴としている。
【0008】
上記の構成によれば、射出された遊技球をガイドする導電性のガイドレールを、導電路を介してアース接続しているので、誤動作等の悪影響を防止できるとともに、導電路を飾り部材に配設しているので、飾り部材を取り付けることで簡単かつ確実にアース接続することができる。
また、導電路が飾り部材内や当該飾り部材のガイドレールとの隣接部に配設され、若しくは飾り部材の裏側に配設されているときには、その導電路が表側に露出することがないので、美観を損なうことがない。
【0009】
なお、射出された遊技球の衝突が予想される飾り部材の一部に、球緩衝部材を配設することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る遊技機の外観斜視図、図2は、その遊技機の正面図、図3は、その遊技機のガラス扉とオーナメントカバーとを取り外した状態の正面図である。
【0016】
一実施形態に係る遊技機であるぱちんこ機Aは、詳細を後述する遊技盤11を配設した縦長の本体枠1正面に、その遊技盤11を覆うガラス扉2とオーナメントカバー3とを上下にして開閉自在に取り付けた外観構成になっている。
【0017】
本体枠1の正面であって遊技盤11の下部には、図3に示すように、遊技球射出装置Hがやや左側部寄りに、また、遊技球貯溜部4がほぼ中央部分に配設されている。
【0018】
遊技球射出装置Hは、球射出用溝Haを通じ、下記の受け皿10から供給される遊技球を上方に向けて射出するものであり、また、その球射出用溝Haの両側には、後記する遊技域11aに到達できずに落下した遊技球(ファール球)を回収するための回収口5a,5bが形成されている。
【0019】
球射出用溝Haは、これの射出始端部(下端部)よりも射出終端部(上端部)を第1のレール(後述する)16に接近させた傾斜姿勢、換言すると、射出始端部から射出終端部に向けて、鉛直方向から第1のレール16側に所要の角度だけ傾斜させた姿勢にして形成されている。
【0020】
遊技球貯溜部4は、上記回収口5a,5bと受け皿10を連通する連通路途中に形成されており、それら回収口5a,5bから受け皿10に向かう多数の遊技球を一時的に貯溜する容積(例えば1000個程度)に形成されている。なお、4aは遊技球の排出口である。
【0021】
ガラス扉2は、図1,2に示すように、略楕円形の窓穴6aを開設した縦長の方形枠6に、詳細を後述する遊技盤11を視認できるガラス7を嵌め込んだものであり、その方形枠6の上部中央には枠ランプ8が、また、これの左右にはスピーカ9,9が配設されている。
【0022】
オーナメントカバー3は横長のものであり、これの上半部側に、払い出された賞球を貯留する受け皿10が形成されているとともに、下半部側には、遊技球を1発ずつ射出するための操作ハンドルHbと灰皿12とが、受け皿10を挟む両側下方に配設されている。なお、13,13は遊技球払出し用釦、14は貸し球用釦である。
【0023】
遊技盤11は正面視略方形に形成されており、それには、ガイドレールB、及び飾りユニットC、飾り部材15を図示しないゲージを囲繞するように配置することにより、遊技域11aを区画形成している。
【0024】
ガイドレールBは、射出された遊技球を遊技盤11の遊技域11aに向けてガイドするとともに、入賞しなかった遊技球をアウト口31に向けてガイドする金属等の導電性部材で形成されており、第1のレール(以下、外レールという)16と、第2のレール(以下、内レールという)17とからなる。
【0025】
外レール16は一定幅の帯状に形成されており、それのガイド開始端部16a側、すなわち下半部は、遊技盤11の左側下端部からほぼ鉛直上方に直線的に延出されているとともに、ガイド終了端部16b側、すなわち上半部は、遊技盤11の左側上端部から右側上端部に向けて所要曲率で湾曲形成されている。
【0026】
内レール17は、外レール16と同じく一定幅の帯状に形成されており、これの一端部17aを、外レール16のガイド終了端部16bに所要の間隔を保持して対向するように遊技盤11の右側下部に位置させ、かつ、他端部17bを、外レール16の中間部に対し所要の間隔を保持して位置させるとともに、上記外レール16の上半部とほぼ同じ曲率の半円弧形に形成されている。
すなわち、この内レール17と上記外レール16とにより、遊技域11aがほぼ円形に区画形成されていることになる。
【0027】
飾りユニットCは、図3,4に示すように、上記遊技盤11に組み付ける飾り部材18内に、これを遊技盤11の所定位置に組み付けたとき、内外レール16,17に弾接する第1,第2の弾接端子19,20、それら弾接端子19,20をアース接続するための導電路であるリード線21,22及び球緩衝部材58を配置してなるものであり、外レール16のガイド終了端部16bと、このガイド終了端部16bに対向する第2のレール17の一端部17aとの間に配設されている。なお、導電路は、飾り部材のガイドレールとの隣接部、あるいは飾り部材の裏側に配置することができる。
【0028】
飾り部材18は例えば合成樹脂を一体成型してなるものであり、図4に示すように、第1のレール16のガイド終了端部16bと、第2のレール17の一端部17aに連結できる正面視左右逆向きの略L字形に形成されているとともに、正面壁18aの外周縁に沿って周壁18bを形成したものである。
【0029】
周壁18bの内側縁部は、上記内外レール16,17とほぼ同じ曲率の円弧形に、また、外側縁部及び上下縁部は直線的に形成されているとともに、その内側縁部の上端部と下端部寄りに、上記第1,第2の弾接端子19,20が配設されている。
【0030】
第1の弾接端子19は、図4,5に示すように、これを飾り部材18に対して固定するための正面視略方形の基部19aと、これの角部でかつ飾り部材18の周壁18bの厚みとほぼ一致する間隔の略上向きコ字形に形成された接触部19bとを有してなるものである。
【0031】
基部19aは、正面壁18aの裏面に凸設されたステー18cを介して螺着されているとともに、これの一部にリード線21を導通接続するための端子19dが形成されている。
【0032】
接触部19bは、これの先端片19cが、飾り部材18を遊技盤11の所定位置に組み付けた状態で、外レール16に当接することにより弾性変形し、これにより弾接した状態に維持されるように形成されている。
【0033】
第2の弾接端子20は、図4,6に示すように、飾り部材18に対して固定するための正面視略方形の基部20aと、これの一側縁でかつ飾り部材18の周壁18bの厚みよりもやや大きな間隔の略上向きコ字形に形成された接触部20bとを有してなるものである。
【0034】
基部20aは、正面壁18aの裏面に凸設されたステー18dを介して螺着されているとともに、これの一部にリード線21,22を導通接続するための端子20dが形成されている。
【0035】
接触部20bは、これの先端片20cが、飾り部材18を遊技盤11の所定位置に組み付けた状態で、内レール17に当接することにより弾性変形し、これにより弾接した状態に維持されるように形成されている。
【0036】
上述した第1,第2の弾接端子19,20の各基部19a,20a間には、端子19d,20dを介してリード線21が連結させている。
また、第2の弾接端子20の端子20dには、リード線21とともに、後記する電源回路33に接続するためのリード線22が接続されており、遊技者からはリード線21,22を視認することができないようにしている。
【0037】
球緩衝部材58は、ゴム等の弾性材により形成されており、飾り部材18であって、上記外レール16のガイド終了端部16bの下側部分に配設されている。このような配設位置であれば、外レール16のガイド終了端部16bに到達するような強い力で射出された遊技球が衝突することによる破損等を防止できる。
なお、球緩衝部材58の配設位置は、上記外レール16のガイド終了端部16bの下側部分に限らず、射出された遊技球が衝突することが想定される部分に配設することができる。
【0038】
上述した飾りユニットCを、遊技盤11の所定位置に取り付けることにより、第1,第2の弾接端子19,20が、外レール16と内レール17とに当接して弾性変形し、その弾性変形を維持した状態で、換言すると、外レール16と内レール17に弾接した状態で導通接続されるようになっている。
【0039】
飾り部材15は例えば合成樹脂を一体成型してなるものであり、図3に示すように、正面視略三角形に形成した正面部15aの外周縁に沿って周壁15bを形成したものであり、内レール17に対向する周壁15b部分が内レール17とほぼ同じ曲率にして形成されている。
【0040】
ところで、前記した遊技域11aには、例えばLCD(Liquid Crystal Display)によって構成された表示部23、始動入賞口24、4つの保留玉ランプ25…、盤面ランプ26,26、電動役物27、通常入賞口28a,28a、大入賞口29及び風車30a…,30b、スルーチャッカー28b,28b、アウト口31等が適宜配設されている。なお、ゲージについては図示していない。
【0041】
表示部23は、特別図柄を変動表示させることができる特別図柄表示装置であり、遊技盤11のほぼ中央部分に配置されている。
ここで、特別図柄とは、例えば大当たり等の特別な遊技状態に移行することを示唆するような図柄を指し、例えば「777」等を挙げることができる。
【0042】
始動入賞口24は、表示部23の下部に配置されており、上記遊技球射出装置Hから射出され、内外レール16,17によって、これらの間に区画形成された射出路11bを介して遊技域11aに打ち込まれた遊技球が入賞することによって、上記表示部23の表示を変動させるものである。
【0043】
保留玉ランプ25…は、保留玉の個数、すなわち特別図柄作動記憶個数から1引いた変動記憶回数を表示するためのものである。
ここで、変動記憶回数は、変動を保留されている変動記憶の数を示し、特別図柄作動記憶個数は、変動中ならば変動記憶回数に1加算した値を、また、客待ち中ならば0を示す。
【0044】
次に、回路系統について説明する。図7は、上記弾球遊技機Aの制御回路を示すブロック図、図8は、本体枠の背面図である。
本体枠1の背面には、図8に示すように、主制御装置32を挟む上下に、電源装置33、図柄制御装置34、ランプ制御装置35、音声制御装置36、払出し制御装置37、発射制御装置38とが配設されている。
【0045】
主制御装置32は、遊技制御プログラムに従って弾球遊技機A全体を制御する機能を有するCPU(Central Processing Unit)39、上記遊技制御プログラム(乱数テーブルを含む)等が記憶されたROM(Read Only Memoly)40及びCPU39のワーク用メモリ(状態データテーブル、乱数メモリを含む)として機能するRAM(Randam Access Memory)41等からなる。
【0046】
上記主制御装置32の入力側には、上記電源装置33、リセットパルスを定期的にCPU39に送信する乱数発生回路42、玉貸信号制御回路43、集中管理装置44の他、入力インターフェース45を介して、上記始動入賞口24に入賞した遊技球を検知する始動入賞球検知センサ46、上記遊技球射出装置Hから射出される遊技球を検知する遊技球発射検知センサ47、大入賞球検知センサ48、継続球検知センサ49、小入賞球検知センサ50及び賞品球払出検知センサ51等が接続されている。
【0047】
図8に示すように、電源装置33のアース端子33aには、上記飾りユニットCから導出されたリード線22が導通接続されており、さらにリード線52を介してアース接続されている。
【0048】
上記主制御装置34の出力側には、出力インターフェース53を介して、図柄制御装置34、ランプ制御装置35、音声制御装置36、払出制御装置37及び発射制御装置38が接続されており、それらの詳細は次の通りである。
【0049】
図柄制御装置34は、CPU34A、このCPU34Aに接続されたROM34B及びRAM34Cが搭載されてなるものであり、これの出力側には、画像表示用プロセッサ(VDP:Video Display Processor)54を介して表示部23が、また、画像表示用プロセッサ54を介することなく、例えばLCD等の普通図柄表示装置55が接続されている。
【0050】
すなわち、図柄制御装置34は、上記主制御装置32から送信される制御信号に基づき、画像表示用プロセッサ54を介して表示部23を表示制御するとともに、普通図柄表示装置55を表示制御する。
ここで、普通図柄とは、始動入賞口24に設けられた電動役物27を開くことによって、より入賞し易い状態になることを示唆するような図柄をいう。
【0051】
ランプ制御装置35は、CPU35A、このCPU35Aに接続されたROM35B及びRAM35Cを搭載してなるものであり、上記主制御装置32から送信される制御信号に基づいて、保留玉ランプ25…、盤面ランプ26,26及び枠ランプ8を点滅制御する機能を有している。
【0052】
音声制御装置36は、CPU36A、このCPU36Aに接続されたROM36B及びRAM36Cを搭載してなるものであり、上記主制御装置32から送信される制御信号に基づいて、スピーカ9,9を制御する機能を有するものである。
【0053】
払出制御装置37は、CPU37A、このCPU37Aに接続されたROM37B及びRAM37Cを搭載してなるものであり、上記主制御装置32から送信される制御信号に基づいて、払出装置56及びCR(Card Reader)ユニット57を制御する機能を有している。
【0054】
発射制御装置38は、上記主制御装置32から送信される制御信号に基づき、遊技球射出装置Hを制御する機能を有しているものである。
【0055】
上記の構成からなる弾球遊技機Aの動作について説明する。
ハンドルHbを操作することにより遊技球射出装置Hから遊技球を射出すると、射出された遊技球は、外レール16の下半部と、内レール17の左半部とにより形成される射出経路11bを通じて遊技域11aに打ち込まれる。
【0056】
すなわち、球射出用溝Haを、鉛直方向から外レール16にやや傾斜させた姿勢にして形成されているので、発射直後において、遊技球を確実に外レール16に衝接させられる。
【0057】
遊技球を外レール16に衝接させることにより、遊技球は射出直後に除電され、その後、内外レール16,17によってガイドされながら遊技域11a内に打ち込まれるので、CPU39等に誤動作等を生じさせることがない。
【0058】
遊技域11aに打ち込まれた遊技球は、始動入賞口24、通常入賞口28a,28a若しくは大入賞口29に入賞し、また、それらに入賞しなかった遊技球は、内レール17に落下して衝接し、衝接後、アウト口31に向けてガイドされることによっても確実に除電される。
【0059】
すなわち、本実施形態においては、遊技域11aに打ち入れられる前には、外レール16に衝接することにより除電され、さらに、遊技域11aに打ち込まれた後には、内レール17に衝接等することによって確実に除電される。
【0060】
なお、本発明は前述した実施形態に限るものではなく、次のような変形実施が可能である。
上記においては、弾球遊技機としてぱちんこ機を例として説明したが、例えばピンボールマシンやスマートボールマシン等にも適用できる。
【0061】
上記においては、ガイドレールが内外レールからなるものを例示したが、それらを1つの部材で形成したものにも適用できる。
【0062】
上記においては、導電路としてリード線を例として説明したが、フレキシブル基板や飾り部材を導電性部材で形成することにより、その飾り部材自体を導電路とした機能を併有させてもよい。
この場合には、リード線やフレキシブル基板等を飾り部材に配設した構成に比べ、部品点数の低減を図ることができる。
【0063】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、遊技球の除電を確実に行うことができるとともに、除電のための導電路を飾り部材に配線しているので、飾り部材を取り付けることで簡単、かつ確実にアース接続することができるという効果がある。また、導電路が飾り部材内や当該飾り部材のガイドレールとの隣接部に配設され、又は飾り部材の裏側に配設されているときには、その導電路が表側に露出することがないので、美観を損なうことがない。
また、導電路を、遊技盤の裏面に配設した電源装置のアース端子に導通接続するので、容易な配線が期待できる。さらに、飾り部材に、第1のレールの一部に弾接する第1の弾接端子と、第2のレールの一部に弾接する第2の弾接端子とを配設しているので、飾り部材を遊技盤に組み付けるだけで、第1、第2のレールをアース接続することができるという効果がある。
【0064】
また、発射された遊技球が衝突することが想定される飾り部材の一部に、球緩衝部材を配設しているので、衝突した遊技球による衝撃を球緩衝部材によって緩衝させることができ、飾り部材を破損させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る本発明弾球遊技機の外観斜視図である。
【図2】同上の弾球遊技機の正面図である。
【図3】同上の弾球遊技機のガラス扉とオーナメントカバーとを取り外した状態の正面図である。
【図4】飾り部材の詳細な構成を示す正面透視図である。
【図5】図4に示すI‐I線に沿う断面図である。
【図6】図4に示すII‐II線に沿う断面図である。
【図7】弾球遊技機の制御回路を示すブロック図である。
【図8】本体枠の背面図である。
【符号の説明】
11 遊技盤
11b 遊技域
16 ガイドレールである第1のレール
16b 第1のレールのガイド終端部
17 ガイドレールである第2のレール
17b 第2のレールの端部
18 飾り部材
19 第1の弾接端子
20 第2の弾接端子
21,22 導電路であるリード線
31 アウト口
33 電源装置
58 球緩衝部材
C 飾りユニット
Claims (2)
- 本体枠に配設される遊技盤と、本体枠に配設されて上方の遊技盤に遊技球を球射出用溝を介して射出する遊技球発射装置と、球射出用溝の両側にそれぞれ形成されて遊技盤の遊技域に到達せずにファール球として落下した遊技球を回収する回収口と、遊技球発射装置から射出された遊技球を遊技盤の遊技域に向けてガイドするとともに、入賞しなかった遊技球を遊技域下方のアウト口に向けてガイドする導電性のガイドレールと、このガイドレールに隣接して配設される飾り部材とを備え、遊技盤の裏面に電源装置を配設し、ガイドレールを導電路を介してアース接続し、導電路を飾り部材に配設するとともに、電源装置のアース端子に導通接続した弾球遊技機であって、
ガイドレールを、射出された遊技球を遊技盤の遊技域に向けてガイドする第1のレールと、この第1のレールとは別体に形成され、入賞しなかった遊技球を遊技域下方のアウト口に向けてガイドする第2のレールとから形成し、第1のレールのガイド終端部とこのガイド終端部に対向する第2のレールの一端部との間に飾り部材を配置し、この飾り部材には、第1のレールの一部に弾接する第1の弾接端子と、第2のレールの一部に弾接する第2の弾接端子とを配設したことを特徴とする弾球遊技機。 - 射出された遊技球の衝突が予想される飾り部材の一部に、球緩衝部材を配設した請求項1記載の弾球遊技機。
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