JP2001190805A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2001190805A
JP2001190805A JP2000376268A JP2000376268A JP2001190805A JP 2001190805 A JP2001190805 A JP 2001190805A JP 2000376268 A JP2000376268 A JP 2000376268A JP 2000376268 A JP2000376268 A JP 2000376268A JP 2001190805 A JP2001190805 A JP 2001190805A
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JP
Japan
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prize ball
board
ball payout
game
control board
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JP2000376268A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kashiwagi
敦詞 柏木
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Mitsuboshi Inc
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Mitsuboshi Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ遊技機において、遊技機本体に付設
される各種制御基板の制御動作に異常が発生したときに
速やかに発見し復帰作業に入ることができ、しかもその
復帰動作が不正に操作されることのないようにするこ
と。 【解決手段】 遊技機10の遊技内容の中枢的制御をな
す主制御基板91からの指令により賞品球払出機構部8
0の賞品球払出動作を制御する賞品球払出制御基板88
が遊技機本体の裏面側に取り付けられると共に、その賞
品球払出制御基板88にはその制御に関わる動作異常が
発生した場合にその旨を表示するエラー表示部93と、
このエラー表示部93を初期状態に復帰リセットさせる
エラー表示リセットボタン94とを備え、これらのエラ
ー表示部93及びエラー表示リセットボタン94は賞品
球払出制御が収納される基板ボックスの収納壁で囲まれ
た凹窪みC内に収容されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機に
関し、さらに詳しくは、遊技機に付設される各種制御基
板の制御動作に異常が発生したときにそれを表示し、あ
るいは復帰後リセットさせる機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機においては、ゲームの趣
向を凝らすため近年ではいわゆるフィーバータイプのも
のが人気を集めている。このフィーバータイプの遊技機
は、例えば、遊技盤面の特定の入賞口に遊技球が入る
(この遊技球のことを以下「セーフ球」と略称する)と
特別図柄表示装置の複数の図柄(数字や絵模様等)が変
動し、停止時の図柄の組合せによって「大当り」と称さ
れるように、しばらくの間その遊技盤面の大入賞口が何
回か連続して開放され、その間多数の入賞が得られ遊技
者に大量の賞品球が払出されるようになっている。
【0003】このようなパチンコ遊技機においては、各
種の制御が有機的に関連性を持ってなされている。例え
ば、遊技盤面の特定の入賞口に遊技球が入った時の図柄
表示装置の駆動制御、賞品球払出機構部からの賞品球の
払出制御、遊技盤面の各種ランプの遊技状態に応じた点
滅動作制御等々である。
【0004】そこで遊技機本体の裏面側や遊技機本体を
構成する筐体内部(遊技盤の裏面)等には数多くの制御
基板が取付けられている。そしてこれらの各種の制御基
板からの指令信号により遊技機の図柄表示装置の駆動制
御や賞球の払出操作等が円滑に行われて遊技者が快適に
遊技を楽しむことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに多くの制御基板を有するパチンコ遊技機において
は、それらの制御基板が正常に動作している時は問題な
いが、一部の制御基板に異常が発生した時、どの基板に
異常が発生したのかわからないと、修復作業に手間取る
ことになる。
【0006】また、異常が発生しているにも拘わらず、
それが知らされないと、遊技(ゲーム)内容の誤作動に
より、あるいは賞品球の払い出し個数のバラツキ等によ
り遊技者あるいは遊戯ホール側に不測の不利益を蒙らせ
ることになる。
【0007】特に遊技内容の中枢的制御をなす主制御基
板からの指令により賞品球払出機構部の賞品球払出動作
を制御する賞品球払出制御基板の動作異常が発生した場
合にそれに気付かず遊技が進められると、遊技者に多量
の遊技球が流出されたり、あるいは逆にフィーバー状態
において多量の賞品球が払出されるべきところを賞品球
の払出し動作がストップされて遊技者と遊戯ホール側と
の間でトラブルが発生することにもなる。
【0008】一方、遊技機本体内には遊技盤面の各入賞
口に入ったセーフ球や遊技者に払出される賞品球払出し
のための賞球など数多くの遊技球が引切り無しに流れて
いる。これらの遊技球は通常静電気を帯びており、特に
賞品球払出機構部より払出される賞品球の静電気による
ノイズ障害によってその賞品球払出機構部からの賞品球
の払出動作を制御する賞品球払出制御基板が誤動作すれ
ば、遊技者への正確な賞品球の払出し操作が損なわれる
ことになる。
【0009】本発明の解決しようとする課題は、遊技機
本体に付設される数多くの制御基板の制御動作に異常が
発生したときに、それを速やかに発見して遊技内容を早
く正常化させ、遊技者あるいは遊戯ホール側に不利益を
蒙らせないようにすると同時に、その異常復帰動作を不
用意に操作されて気付かないうちに多量の賞品球が払出
されてしまうといったことを回避することにある。また
この場合に特に遊技者の利害の大きい賞品球払出機構部
より払出される賞品球の払出動作を遊技球の静電気によ
るノイズ障害等によって誤作動なく制御されるようにし
たパチンコ遊技機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の請求項1に記載のパチンコ遊技機は、遊技盤
の遊技内容の中枢的制御をなす主制御基板からの指令に
より賞品球払出機構部の賞品球払出動作を制御する賞品
球払出制御基板が遊技機本体の裏面側に取り付けられる
と共に、該賞品球払出制御基板にはその制御に関わる動
作異常が発生した場合にその旨を表示するエラー表示部
と、該エラー表示部を初期状態に復帰リセットさせるエ
ラー表示リセットボタンとを備え、これらのエラー表示
部及びエラー表示リセットボタンは前記賞品球払出制御
が収納される基板ボックスの収納壁で囲まれた凹窪み内
に収容されていることを要旨とするものである。
【0011】上記構成を有するパチンコ遊技機によれ
ば、遊技内容の中枢的制御をなす主制御基板からの指令
により賞品球払出機構部の賞品球払出動作が制御され、
遊技者に所定個数の賞品球が払出されるが、この賞品球
払出機構部の賞品球払出を制御する賞品球払出制御基板
にその制御に関わる動作異常が発生した場合その旨がエ
ラー表示部に表示され、エラー復帰後にエラー表示リセ
ットボタンを押せば、そのエラー表示部のエラー表示は
初期状態に復帰リセットされる。その時にこれらのエラ
ー表示部及びエラー表示リセットボタンは賞品球払出制
御基板が収納される基板ボックスの収納壁で囲まれた凹
窪み内に収容されているので、遊戯ホール側の復帰作業
中に気付かないうちに遊技者によって不正にエラー表示
リセットボタンが押され、復帰操作がなされて多量の賞
品球が遊技者に払出されてしまうといったことが回避さ
れる。
【0012】この場合に前記主制御基板は遊技機本体裏
面の前記賞品球払出機構部より離れた位置に取り付けら
れ、前記賞品球払出制御基板はその賞品球払出機構部よ
り離れた、かつ前記主制御基板に近接した位置に取り付
けられていることが望ましい。
【0013】これにより賞品球払出機構部より払出され
る賞品球が静電気を帯びていても、その静電気を帯びた
賞品球からのノイズによって賞品球払出制御基板が誤作
動するようなことはなく、賞品球払出動作に支障を来た
すことが回避される。またこの場合に賞品球払出制御基
板は主制御基板に近接して配置されるものであるから、
賞品球払出制御基板と主制御基板を始めとする各種の制
御基板との間の電気接続も短かくて円滑になされる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施の形
態を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形
態におけるパチンコ遊技機の正面図、図2はその外観斜
視図を示したものである。パチンコ遊技機10は、パチ
ンコ機本体枠部を構成する外枠11と、パチンコ機前面
部のベースとなる内枠12とを備え、その内枠12の額
縁状に形成された開口内周縁には金枠13が嵌められる
と共に、その金枠13には遊技盤14の前面を覆うガラ
ス扉15が開閉可能に設けられる。
【0015】ガラス扉15の下方位置には、打球発射装
置に供給される遊技球を貯留するための受け皿(上受け
皿)16が取り付けられ、更にその下方には、賞品球の
排出時に上受け皿16から溢れた球を貯留するための球
受け皿(下受け皿)17が設けられている。尚、上受け
皿16に設けられる球抜きボタン18の操作により上受
け皿16内の遊技球が下受け皿17に向けて抜き落とさ
れる。
【0016】下受け皿17の図中右側位置には、遊技球
を遊技盤14面に向けて弾発発射する発射レバー20が
設けられ、この発射レバー20には遊技球を一球づつ発
射する為の単発スイッチ21が備えられる。発射レバー
20の回動操作する量に応じて遊技球を遊技盤14面に
向けて弾発発射する程度が調整されるとともに、所定回
動位置の検出により発射電源が投入されるようになって
いる。
【0017】前記内枠12の上辺縁から図1中右側辺縁
には、合成樹脂製のレンズ体で構成される枠トップ飾り
23が設けられ、この枠トップ飾り23の内部には、枠
飾りランプ24,24…や前記ガラス扉15開閉用の鍵
穴25の周囲を飾る鍵飾りランプ26が設けられてい
る。
【0018】パチンコ遊技機10の一側には、プリペイ
ドカードによる玉貸機(以下、「プリペイドカードユニ
ット」と称する)30が設置される。このプリペイドカ
ードユニット30は、1台の遊技機に1台づつ設置され
る。このプリペイドカードユニット30の設置に対応し
てパチンコ遊技機10の上受け皿16には、プリペイド
カードによる遊技球の貸出し操作を行う為の球貸し操作
部31が設けられ、この球貸し操作部31には、プリペ
イドカードによる球貸出しを操作する球貸出しボタン3
2、その球貸出しの可能状態を示す球貸出しボタンラン
プ33、プリペイドカードを排出させるカード返却ボタ
ン34、プリペイドカードの残高表示、及びエラー表示
を行う度数表示部35等が備えられている。
【0019】プリペイドカードの使用に際しては、プリ
ペイドカードユニット30に備えられるカード利用可表
示ランプ36の点灯中にカード挿入口37にプリペイド
カードを挿入し、金額設定ボタン38を操作することに
より、貸出し金額(100円、200円、300円、5
00円等)を選択することができる。前記上受け皿16
に備えられる球貸し操作部31の球貸出しボタン32を
操作することにより、予め選択された金額の遊技球が貸
出されることになる。
【0020】前記内枠12の前面に設けられる遊技盤1
4は、遊技板に装着された金属製の内レール41、打球
槌により打球発射位置より弾発発射された遊技球を盤面
に向けて誘導する為の外レール42、打球位置及び発射
レールより転動し遊技盤面に至った球の跳ね返り作用に
より再び打球が発射レールや打球位置に戻ることを防止
するファール止43、打球位置より転動してきた過大な
飛送力を有する球を遊技板右上部において衝撃を吸収し
つつ停止阻止し遊技盤面を下方に向けて落下させる返し
ゴム48等によりその周囲が構成され、その内側に遊技
領域が形成される。
【0021】図3は、その遊技盤面を拡大して示したも
のである。遊技盤14の遊技領域の中央やや上方には特
別図柄表示装置50が設けられ、その中央部に3つの特
別図柄表示部(図中左から順に左図柄表示部50A、中
図柄表示部50B、右図柄表示部50Cが設けられる。
各図柄表示部50A、50B、50Cは、夫々「1、
2、3、4、5、6、7、8、9」までの数字と、「法
師、鬼、車、姫、小槌」の各図柄の計14種類の表示に
よって構成される。
【0022】特別図柄表示装置50の真下位置には第1
種始動入賞口51が設けられ、更にその下方位置に第1
種特別電動役物52及び普通電動役物(第1種始動入賞
口)53が設けられる。第1種特別電動役物52は、通
常は閉じている大入賞口54と、その大入賞口54が開
放されたときに遊技球の入賞が可能な特定入賞口55と
を備える。また普通電動役物53も通常は閉じており、
後述する普通図柄表示装置の表示記号によって開閉動作
されるようになっている。
【0023】遊技球発射装置により遊技盤14面に発射
された遊技球が第1種始動入賞口51又は普通電動役物
(第1種始動入賞口)53に入賞すると、特別図柄表示
装置50の特別図柄が左図柄50A、中図柄50B、右
図柄50Cの順で変動を開始する。その速度は遊技者が
それらの表示の変化を目で追えない程度に速いものであ
る。そして所定時間経過後、左図柄50A、中図柄50
B、右図柄50Cの順で変動停止される。そのときに変
動停止した時の各図柄50A、50B、50Cの組合せ
が、全て一致した時には、いわゆる「大当り」と称せら
れる特別遊技状態が得られ、条件装置が作動する。
【0024】条件装置が作動すると第1種特別電動役物
52が作動し、大入賞口54が約25.0 秒間開放され
る。その大入賞口54の開放中及び第1種特別電動役物
52の作動終了から約2.0 秒以内に、遊技球が特定入
賞口55を通過すると役物連続作動装置が作動し、その
第1種特別電動役物52の開放動作終了後、再びその第
1種特別電動役物52が作動して大入賞口54が開放さ
れる。この大入賞口54が開放される都度その大入賞口
54に遊技球が10個入賞した時は、開放動作時間中で
あってもその大入賞口54はいったん閉じられ、所定の
短いインターバル時間(例えば、3〜4秒)経過後、次
の開放動作へ移行する。
【0025】この「大当り」の遊技状態における第1種
特別電動役物52の連続開閉作動は最高16回まで繰り
返される。但し、大入賞口54が開放動作中及び第1種
特別電動役物52の作動終了から約2.0 秒以内に、遊
技球が特定入賞口55を通過しなかった場合、その大入
賞口54の開放動作の終了後、新たにその大入賞口54
が開放されることはなく、これにより「大当り」の遊技
状態は終了する。
【0026】尚、第1種始動入賞口51及び普通電動役
物(第1種始動入賞口)53の入賞球の個数は4個まで
記憶され、その個数分特別図柄表示装置50の左右に設
けられる特別図柄用記憶表示LED56a〜56dが点
灯する。特別図柄表示装置50の図柄50A、50B、
50Cの組合せがこの特別図柄表示用LEDが点灯し始
動入賞の記憶ある間は、その記憶表示LED56a〜5
6dに表示される個数分の図柄変動停止が繰り返され
る。
【0027】特別図柄表示装置50の真上位置には7セ
グメントのデジタル表示による普通図柄表示装置60が
設けられる。この普通図柄表示装置60の図柄は、
「A、b、C、d、E、−」の6種類によって表示され
る。この普通図柄表示装置60の図柄は、遊技盤14面
の特別図柄表示装置50の左右両側に遊技球が通過可能
なゲート61a、61bが備えられ、遊技球がこのゲー
ト61a、61bを通過すると変動を開始する。普通図
柄表示装置60には、通常モードと変動時間短縮モード
の2種類の状態があり、普通図柄は変動を開始してから
通常モード時は約29.0 秒、変動時間短縮モード時は
約5.0 秒経過すると変動停止する。
【0028】そして変動停止した普通図柄が「A、b,
C,d,E」のいずれかの時、前記普通電動役物(第1
種始動入賞口)53が通常モード時は約0.3 秒、変動
時間短縮モード時は約0.8 秒間の開放動作を行う。そ
の間に普通電動役物(第1種始動入賞口)53に遊技球
が入賞すれば、その入賞個数分だけ前述の特別図柄表示
装置50の特別図柄の変動開始回数が増えることにな
る。普通図柄が「−」で停止した場合は、普通電動役物
(第1種始動入賞口)53は開放動作を行われない。
【0029】尚、ゲート61a、61bを通過した遊技
球の個数は4個まで記憶され、その個数分普通図柄表示
装置60の隣に設けられる普通図柄用記憶表示LED6
2a〜62dが点灯する。そしてその記憶表示LED6
2a〜62dが点灯した個数分、その普通図柄の変動停
止が繰り返される。変動時間短縮モード時において記憶
による変動開始が行われているときは、変動時間が更に
短縮され、約1.0 秒以上が経過した時点で変動停止さ
れる。
【0030】特別図柄表示装置50の最上部には天入賞
口64が設けられており、その左右両側には左袖入賞口
65a及び右袖入賞口65bが設けられ、又、前記第1
種特別電動役物52の左右両側には左落し入賞口66a
及び右落し入賞口66bが設けられている。更に遊技盤
14面には、打球槌により弾発発射された遊技球の落下
してくる方向を無作為に変更させたり、打球の流下速度
及び方向を変化させる風車67、67や障害釘68、6
8…、あるいは遊技の演出効果を高めるためある一定の
契機により点灯(点滅)を行うランプ風車69、69、
サイドランプ70、70等が設けられている。そして遊
技盤14の最下部には、何れの入賞口にも入賞しなかっ
た遊技球(アウト球)を回収し、集合処理するアウト口
71が設けられている。
【0031】発射された遊技球が、遊技盤14面に設け
られた各入賞口のうち、天入賞口64、左袖入賞口65
a、右袖入賞口65b、第1種始動入賞口51、普通電
動役物(第1種始動入賞口)53に入賞すると5個、左
落し入賞口66a及び右落し入賞口66bに入賞すると
10個、大入賞口54及び特定入賞口55に入賞すると
15個の賞品球が払出される。
【0032】尚、遊技盤14の遊技領域の外側には、入
賞の発生により払い出される賞球数を表示する賞球数表
示部72、賞球の払出し動作時に点灯(点滅)表示駆動
される球払出しLED73、タンクやタンクレール上の
遊技球が所定量以下になったとき点灯(点滅)し、その
旨表示する球切れLED74等が設けられる。
【0033】図4は、パチンコ遊技機の裏面図、図5は
その外観斜視図である。パチンコ遊技機10の裏面に設
けられる機構板76面の上方位置に、遊技場の島から供
給される遊技球を一時貯留する賞球タンク77が設けら
れると共に、その賞球タンク77にタンクレール78が
連設され、このタンクレール78の賞品球流下下端部分
に同じく機構板76面に取り付けられた状態で賞品球払
出機構部80が連設されている。
【0034】このタンクレール78には、前記賞球タン
ク77やタンクレール78上の遊技球の補給状態により
作動される補給スイッチ81が設けられ、又、賞品球払
出機構部80の直前において賞球の欠乏を検出し払出し
機構の空動作を防止する為の空切り防止スイッチ82が
設けられている。さらに賞品球払出機構部より払出され
た賞品球がパチンコ遊技機内で充満した場合にこれを検
出する満タンスイッチ83あるいは遊技機枠内に充満し
た遊技球により係動され満タンスイッチ83を押動する
満タンストッパ84等も備えられている。
【0035】また機構板76には遊技盤14面の各入賞
口に入った入賞球(セーフ球)を一球ずつ球切りして検
出するセーフ球検出スイッチ142がセーフ球排出機構
部85に設けられ、このセーフ球排出機構部85に検出
されたセーフ球はこの後遊技機の外へ排出されるように
なっている。また、遊技板の裏面は中央カバー86によ
り覆われており、各入賞口に入ったセーフ球はこの中央
カバー86が覆設されるセーフ球誘導路112で集めら
れて上述のセーフ球排出機構部85へ導出されるように
なっている。
【0036】そして各種の制御基板がこの機構板76に
は取付けられている。例えば、プリペイドカードに係わ
る情報をパチンコ遊技機10の外部において処理するプ
リペイドカードユニット30と遊技機本体とを電気的に
接続するCR外部接続端子基板87を含む外部接続端子
97、発生したセーフ球の種別に応じて所定個数の賞品
球を前記賞品球払出機構部80に払出し動作させる回路
が装着されたCR賞球払出制御基板88、該CR賞球払
出制御基板88とプリペイドカードユニット30及び球
貸し操作基板、度数表示基板(図2の球貸し操作部31
に収容されている)との間に設けられ、プリペイドカー
ドユニット30に挿入されたプリペイドカードの情報
と、パチンコ遊技機10の前面に設けられた球貸し操作
部31への球貸し要求信号と球貸し状態を表示する度数
表示情報と、球貸し情報に基づいてCR賞球払出制御部
を司令制御する情報との授受を行うカードインターフェ
イス基板89が設けられている。
【0037】また前記CR外部接続端子基板87、カー
ドインターフェイス基板89、CR賞球払出制御基板8
8相互間においてカードデータ処理に係わる信号を中継
するCR中継基板90、パチンコ遊技機10の遊技盤1
4面で発生したセーフ球を検出して特別図柄表示装置5
0を駆動制御し、その特別図柄の表示態様を設定切り替
え制御し、入賞の種別に対応して所定個数の賞品球の払
出し等を行う主制御基板91等がこの機構板76に取付
けられている。そしてこれら独立してそれぞれ組み付け
られた各種基板がパチンコ遊技機に組み付けられた後、
コネクタ配線により互いに脱着可能に電気接続されてい
る。パチンコ遊技機10の外部のプリペイドカードユニ
ット30と遊技機本体との間の情報の入出力は、カード
インターフェイス接続部92を介して行われる。
【0038】前記CR賞球払出制御基板88は、賞球の
不足欠乏、及び供給状態、排出状態の異常を検出し、払
出し動作の停止と、表示動作も合わせて行われるもの
で、ここにはCR賞球払出制御基板88や賞品球払出機
構部80等の賞品球払出制御機構において遊技球の不
足、球詰まり、回路操作異常、ソフトエラー等の異常が
発生した場合にその旨を表示するエラー表示部93、あ
るいはエラー状態が解除された場合に前記エラー表示部
93を初期状態に復帰リセットさせるエラー表示リセッ
トボタン94が設けられている。このエラー表示部93
あるいはエラー表示リセットボタン94は壁に囲まれた
窪みC内に収容されリセットボタンへの意に反する作用
が実現されないようにされている。この様に、パチンコ
機の制御回路基板や中継基板に付設される操作部に操作
部防護用窪み(若しくは防護用の立て壁)を設けて、パ
チンコ機制御回路の誤作動を排除すると一層正確かつ確
実なパチンコ機の制御動作が維持できる効果を生じる。
【0039】また前記主制御基板91には、特定図柄表
示装置50に於いて発生する当たりの出現状態(確率)
を3個のLEDにて表示する設定表示LED95、ある
いは前記当たりの出現確率を所定条件下のみ切替え可能
に設定する為の確率モード設定スイッチ96が設けられ
ている。
【0040】パチンコ遊技機10で発生した各種情報は
機構板76の上部片隅に設けられる外部接続端子97を
介して遊技機外部の遊技場管理装置へ出力される。特別
図柄表示装置50の図柄若しくは入賞装置の始動回数、
所定図柄の確定により発生する大当たりの発生回数、遊
技者に特別な利益状態を継続させる継続情報、当該パチ
ンコ遊技機における当たりの出現確率、不正検出信号等
の各種情報がこの外部接続端子92を介して入出力され
ることになる。
【0041】更に機構板76の裏面下方隅寄り位置に
は、前記上受け皿16に供給された遊技球を遊技盤14
面に向けて弾発発射するための打球発射装置100が備
えられている。この打球発射装置100は、打球発射モ
ータ101のほか、発射装置制御回路、打球槌、弾発力
調整手段等により構成される。タッチ感度調整ボリュー
ム102は、遊技者の打球発射操作ハンドルへの接触を
検出して打球発射モータ101の電源を投入するタッチ
スイッチ回路の検出感度を調整する為に設けられ、又、
遊技球発射調整ダイヤル103は、遊技盤14面へ向け
ての遊技球弾発力、飛走距離をパチンコ遊技機の裏面側
で調整設定する為に設けられている。
【0042】打球発射装置100に近接して発射装置制
御基板104が設けられ、これには打球発射モータ10
1の駆動制御回路及びタッチスイッチ回路が含まれてい
る。打球発射モータ101の駆動制御回路では、モータ
の回転速度、トルク、特に1分間に発射する打球間隔、
速度等が設定されている。
【0043】そしてこの図4より判るように、前記CR
賞球払出制御基板88は、前記主制御基板91と打球発
射装置制御基板104との間に位置して機構板76の裏
面に設けられる。また前記賞品球払出機構部80は遊技
機裏面の図中右サイドに設けられているが、この賞球払
出制御基板88は図中左サイドに設けられている。すな
わちこのCR賞球払出制御基板88の取付位置は、前記
賞球払出機構部80より離れている。
【0044】CR賞球払出制御基板88を主制御基板9
1や打球発射装置制御基板104と同じように機構板7
6の裏面に設けることにより、遊技機本体の厚みを薄く
でき、遊技機全体が嵩ばることが回避される。またCR
賞球払出制御基板88は賞品球払出機構部80における
賞品球の払出動作を制御するものであるから、これを賞
品球払出機構部80に近接して配置すると、賞品球払出
機構部80から払出される賞球は静電気が帯電している
ためその静電気によるノイズ障害によってCR賞球払出
制御基板88の信号動作に狂いが生じるおそれがある
が、このようにCR賞球払出制御基板88を賞品球払出
機構部80より離れた位置に配置することにより賞球払
出機構部80における賞球からのノイズ障害による影響
が回避され、安定した信号の送受信が行われることにな
る。
【0045】そして賞球払出機構部80の賞球払出制御
に異常が発生したときには、前記エラー表示部93にエ
ラー表示がなされるのでその賞球払出制御に異常が発生
したことが容易にわかる。また賞球払出制御の異常トラ
ブルを解消したときは、エラー表示リセットボタン94
を押すことにより容易に元の状態に復帰させることがで
きる。
【0046】尚、このパチンコ遊技機10は電源プラグ
106を介してAC100V電源に接続されている。ま
た前記外部接続端子97より引き出されたリード線10
7の端末には、コネクタ108aが設けられ、AC24
V電源への接続のための電源プラグ109が装着される
電源入力線105の他端末には前記コネクタ108aに
係脱自在に結合されるコネクタ108bが設けられる。
そして電源入力線105の途中部位にはヒューズホルダ
110が設けられ、このヒューズホルダ110にヒュー
ズが交換可納に収納されている。
【0047】これによりパチンコ遊技機へのAC24V
電源ラインへの接続及び遮断は、そのAC24V電源プ
ラグ109若しくはコネクタ108a、108bのいず
れか複数箇所で行なうことができる。またヒューズの溶
断時にはコネクタ108bより電源プラグ109までの
電源入力線105側全体を交換し、あるいはヒューズホ
ルダ110のヒューズを交換することにより電源トラブ
ルに対処でき、電気処理作業が円滑に行える。
【0048】図6は、遊技盤14の裏面に設けられるセ
ーフ球の流出経路を示したものである。図示されるよう
に、普通電動役物(第1種始動入賞口)53、天入賞口
64、左袖入賞口65a、左落し入賞口66aに入賞し
たセーフ球は、傾斜板状のセーフ球集合路(セーフ球集
合板)111上に落下し、その傾斜下端位置に設けられ
る、同じ傾斜板状のセーフ球誘導路(セーフ球誘導板)
112を介して前述のセーフ球排出機構部85へ誘導さ
れる。また第1種始動入賞口51、大入賞口54、特定
入賞口55、右袖入賞口65b、右落し入賞口66bに
入賞したセーフ球は直接セーフ球誘導路112上に落下
し、セーフ球排出機構部80へ誘導されるように構成さ
れている。
【0049】一方遊技盤前面下方で発生したアウト球
は、遊技盤14にアウト球の導出口Aを貫通状態で形成
するとともに、この導出口Aに連通状態で、遊技盤14
の裏面側において、アウト球を誘出する樋路Bを刻設し
て、機構板76に対するアウト球の導出形態が簡略化さ
れている。前記導出口Aと樋路Bの遊技盤14裏面側を
覆う蓋部材を機構板76のセーフ球集合路111、11
2の背面側に形成し、機構板76と独立した蓋部材によ
りアウト球の導出口A樋路Bの開放部を閉鎖しなくても
よく、パチンコ機機構部品点数の削除と、工程数の簡略
化が図られている。また、前記樋路Bを遊技盤裏面側で
傾斜状態に刻設し、遊技盤裏面下部においてアウト球の
落下衝撃を吸収させるとともに、アウト口より隔離した
位置へのアウト球の誘導を当該遊技盤裏面において行う
よう構成されている。
【0050】前記第1種始動入賞口51、及び普通電動
役物(第1種始動入賞口)53に入ったセーフ球の流出
経路には、それぞれそれらの入賞を感知する第1種始動
口用検出スイッチ113a、113bが設けられる。ま
た前記大入賞口54に入ったセーフ球の流出経路には、
その大入賞口54内への入賞球数を計数(カウント)す
るカウント用スイッチ114が設けられ、前記特定入賞
口55に入ったセーフ球の流出経路には、その特定入賞
口55にセーフ球が入ったことを感知する特定入賞検出
用スイッチ115が設けられている。さらに前記ゲート
61a、61bを通過する遊技球の通過経路には、遊技
球がゲート61a、61bを通過したことを感知するゲ
ート用スイッチ116a、116bがそれぞれ設けられ
ている。
【0051】そして前記第1種始動口用検出スイッチ1
13a、113bからの検出信号により前記第1種始動
入賞口51、53に遊技球の入賞があったことが検知さ
れると、前述したように特別図柄表示装置50が駆動さ
れる。遊技盤14の裏面には普通電動役物(第1種始動
入賞口53)を開閉動作させる普通電動役物用ソレノイ
ド119や大入賞口64を開閉動作させる大入賞口用ソ
レノイド120も設けられている。
【0052】一方、前記天入賞口64及び左右袖入賞口
65a、65bの各入賞口に入ったセーフ球の流路には
5個払出用検出スイッチ117a、117bが設けら
れ、これらの検出スイッチ117a、117bからの検
知信号に基づいて前述の賞品球払出機構部80より所定
個数(5個づつ)の賞球が払出される。また前記第1種
始動入賞口51、あるいは普通電動役物53に設けられ
る前述の第1種始動用検出スイッチ113a、113b
からの検出信号によっても同様に賞品球払出機構部80
より5個の賞品球が払出されるようになっている。
【0053】また前記大入賞口54に設けられるカウン
ト用スイッチ114、あるいは特定入賞口55に設けら
れる特定入賞検出用スイッチ115からの検出信号があ
れば、賞品球払出機構部80より15個の賞品球が払出
される。尚、前記左右落し入賞口66a、66bに入っ
たセーフ球の流路には入賞検出スイッチは設けられてい
ないが、セーフ球払出機構部85に設けられる後述のセ
ーフ球検出スイッチによりトータルのセーフ球個数がカ
ウントされるので、その個数差分だけ10個づつの賞品
球が払出されることになっている。
【0054】図7は賞品球払出機構及びセーフ球排出機
構における遊技球の流路を示したものである。初めに賞
品球払出機構について説明すると、前述したことと一部
重複するが、タンクレール78の球流路下端部に賞球払
出樋121と球抜き樋122とが分岐して設けられ、賞
球払出樋121の下流位置に前記賞品球払出機構部80
が設けられるものであり、その賞品球払出機構部80の
開放下端口123より流下した賞球はクッションローラ
124を介して上面開口した箱型の賞球保留部125に
一時的に保留され、通常は球出口126より上受け皿1
6へ払出され、上受け皿16が満杯になったときは賞球
通路樋体128を介して下受け皿17へ払出されるよう
になっている。
【0055】図8は、賞品球払出機構部80の詳細を示
した分解斜視図である。この賞品球払出機構部80は、
図8に示すように、機構部本体130に賞球モータ13
1が設けられ、そのモータ軸に取付けられるスクリュー
回転体132が前記開放下端口123に臨設されてい
る。また機構部本体130に取付けられるケース軸受1
33には賞球払出機構内の賞品球を1個ずつ検出するフ
ォトセンサ134a、134bが設けられている。ケー
ス軸受133にはケース軸受カバー135が被着され
る。
【0056】この賞品球払出機構部80からの賞品球の
払出しは、賞球モータ131の駆動によりスクリュー回
転体132が回転駆動され、前述タンク77及びタンク
レール78上の賞品球が賞球払出樋121を通って賞品
球払出機構部80へ導出され、スクリュー回転体132
の回転に伴って所定数の球数の賞品球が開放下端口12
3より賞球保留部125へ払出されるようになってい
る。
【0057】一方セーフ球排出機構部85は、図9に詳
細な断面構造を示したが、機構板76の右下部にユニッ
ト化され脱着可能に設けられた機構部本体137に前述
のセーフ球誘導路112を介して誘導されてきたセーフ
球を受け入れるセーフ球排出樋138がやはり合成樹脂
の射出成型により一体的に形成されている。
【0058】そしてそのセーフ球排出樋138の途中に
切欠開口部139が設けられ、その切欠開口部139に
は連続して流下するセーフ球の球切り作用をするテコ部
材140が臨設される。そしてこのテコ部材140を間
欠的に揺動作用するセーフ球排出ソレノイド141が連
繋され、この排出ソレノイド141のプランジャの進退
動により前記テコ部材140が回動軸を中心に揺動さ
れ、セーフ球排出樋138内に貯留されているセーフ球
が1個づつ通過するようになっている。
【0059】セーフ球排出樋138のセーフ球流路には
セーフ球の通過を1個づつ検出するセーフ球検出スイッ
チ142が設けられ、その検出スイッチ142による検
出信号は前述のCR賞球払出制御基板88へ送信され
る。そしてこの信号に基づいて前述の賞品球払出機構部
80より所定数の賞品球が払出されるものである。
【0060】図10は、賞品球払出誘導構造を示した分
解斜視図である。この図10に示されるように、前述の
賞球保留部125の一側壁に設けられる前述の賞球通路
樋体128は、賞球保留部125よりオーバーフローす
る賞球を流下させる傾斜面144と、その傾斜下端に設
けられる賞球通路145とにより構成され、例えば、フ
ィーバーの状態となって賞品球払出機構部80から連続
して賞品球が賞球保留部125へ払出されたときに、そ
の賞球保留部125が満杯となればその賞球保留部12
5よりオーバーフローする賞品球は、賞球通路樋体12
8の傾斜面144に沿って流出し、次いで賞球通路14
5を通って下受け皿17へ払出されることになる。
【0061】図11は前述の図3に示した遊技盤14の
裏面側に位置する筐体内部に設けられる各種制御基板の
配置関係を示したものである。例えば、前述の特別図柄
表示装置50の特別図柄を変動表示させる特別図柄表示
基板151、遊技盤14面の第1種始動入賞口51や普
通電動役物53に入賞があったときにこの特別図柄表示
基板15を駆動させる特別図柄制御基板152、前述の
特別図柄用記憶表示LED56a〜56dを点灯させる
特別図柄用記憶表示左基板153a及び右基板153
b、前述の普通図柄表示装置60の普通図柄を変動表示
させる普通図柄表示装置基板154が設けられる。
【0062】またゲート61a、61bを遊技球が通過
したときにそのゲートLEDを点灯させる左肩及び右肩
ゲートLED基板155a、155b、サイドランプ7
0、70を点灯させるサイドランプ基板156、15
6、左袖及び右袖入賞口65a、65bに入賞があった
ときにそれらの入賞口のLEDを点灯させる左袖及び右
袖入賞口ランプ基板157a、157b、前述の第1種
特別電動役物52の条件動作中に大入賞口54を開閉動
作させる大入賞口基板158、その大入賞口54の開閉
動作中にその左右ランプを点灯させる左右の大入賞口ラ
ンプ基板159a、159b、並びに大入賞口の左右L
EDを点灯させる大入賞口左LED基板160a及び右
LED基板160bも設けられる。
【0063】さらに前述の枠トップ飾り23内の枠飾り
ランプ24等を点灯させる天飾りLED基板161、ラ
ンプ風車69を点灯させるランプ風車基板164、そし
てこれらの各種基板と前述の主基板91とを接続し該主
基板91からの指令を上記各種基板に伝達する中継基板
162等がこの筐体内部には設けられている。尚、遊技
盤面の筐体内部には、その他に遊技機前面のガラス扉1
5が設けられる金枠13がこじ開けられた場合などにこ
れを検出する金枠スイッチ163等も設けられる。
【0064】図12は、上述した各種制御基板の電気的
接続関係を示す制御ブロック図である。この制御ブロッ
ク図でもわかるように、特別図柄表示装置50の特別図
柄制御基板152は直接主基板91に接続され、普通図
柄表示装置60の普通図柄表示装置基板154は中継基
板162を介して主制御基板91に接続されている。ま
た特別図柄用記憶表示基板153a、153b、ゲート
LED基板155a、155b、サイドランプ基板15
6、袖入賞口ランプ基板157a、157b、ランプ風
車基板164、第1種始動口用スイッチ113a等も中
継基板162を介して主制御基板91に接続されてい
る。
【0065】一方大入賞口ランプ基板159a,159
b、大入賞口LED基板160a、160b、第1種始
動口用スイッチ113b、カウント用スイッチ114、
特定領域入賞検出用スイッチ115、普通電動役物開放
用ソレイド119、第入賞口開放用ソレノイド120等
は大入賞口基板158に接続されており、この大入賞口
158が中継基板162を介して主制御基板91に接続
されている。
【0066】更に主制御基板91にはCR外部接続端子
基板87やCR賞球払出制御基板88が接続され、CR
賞球払出制御基板88にはCR中継基板90を介して賞
品球払出機構部80の賞球モータ131やフォトセンサ
134、空切り防止スイッチ82等が接続される。また
CR賞球払出制御基板88には満タンスイッチ83、セ
ーフ球排出ソレノイド141、セーフ球検出スイッチ1
42、金枠スイッチ163等が接続されるほか、発射装
置制御基板104を介して遊技球発射装置100の発射
レバー20、単発スイッチ21、発射モータ101に接
続され、更にこのCR賞球払出制御基板88にはカード
インターフェース基板89を介してプリペイドカードユ
ニット30に接続されるほか、前述の球貸し操作基板と
度数表示基板に接続されている。
【0067】その他天飾りLED基板161や各種の制
御基板、更にスイッチ類等もこの制御回路内には設けら
れているが、図面に示すのみで説明は省略する。また、
各制御基板間の電気信号の送受信関係や各種スイッチ類
信号の入出力関係は矢印で示しており、重ねて説明する
ことは割愛する。
【0068】次に図13及び図14は、前述の特別図柄
表示装置50及び普通図柄表示装置60からなる図柄表
示ユニットの裏面に各種制御基板が取付けられているの
で、その取付構造を説明するために示したものである。
図13は外観斜視図であり、図14は断面図である。図
示されるように、遊技盤14の裏面に取付けられる取付
基板165には表示カバー166がネジ167止めによ
り取付けられている。そして前記取付基板165の上面
には天入賞口64に入ったセーフ球の誘導樋168が一
体的に設けられており、天入賞口64より案内されたセ
ーフ球はこのセーフ球誘導樋168を介してセーフ球集
合路111上へ落下誘導されるようになっている。
【0069】一方前記表示カバー166により覆われる
前記取付基板165面には、前記特別図柄表示装置50
の特別図柄50A、50B、50Cからなる液晶表示体
であるTFT−LCDモジュール169、及びその液晶
表示体のバックライト170が設けられている。また取
付基板165にはブラケット171がネジ172止めに
より設けられ、このブラッケット171に更に前記特別
図柄表示基板151と特別図柄制御基板152とがネジ
173止めにより前記取付基板165に対して積層方向
に立体的に組付けられている。この時特別図柄表示基板
151と前記TFT−LCDモジュール169及びバッ
クライト170とはケーブル174を介して接続され、
また特別図柄表示基板151と特別図柄制御基板152
とはコネクタ175を介して接続されている。
【0070】そして更に前記表示カバー166の外表面
に前述の中継基板162がネジ176止めによりやはり
前記特別図柄表示基板151や特別図柄制御基板152
に対して積層方向に立体的に組付けられている。前記特
別図柄制御基板152はフレームアレイタイプのコネク
タ177を介して前述の主制御基板91に接続され、中
継基板162はピングリットアレイタイプのコネクタ1
78を介して前述の普通図柄表示装置基板154、大入
賞口基板158、あるいは主制御基板91に接続されて
いる。
【0071】このように特別図柄表示装置50を備えた
図柄表示ユニットの裏面側に、特別図柄表示基板151
と、特別図柄制御基板152と、中継基板162とを立
体的に組付けた構成としたことにより、この図柄表示装
置(特に特別図柄表示装置50)と他の電気構成品との
電気接続を円滑にすることができる。また遊技盤14の
裏面には数多くの制御基板を取付けることが必要とされ
るが、このようにいくつかの基板を立体的に組付ける構
成とすることにより、基板占有面積を縮小することがで
きる。
【0072】更に前述のように図柄表示ユニット裏面の
取付基板165に天入賞口64に入ったセーフ球の誘導
路168が設けられることにより、図柄表示装置やその
制御基板等が存在していてもセーフ球の回収経路が妨げ
られてセーフ球の回収に障害を来たすというようなこと
もなくなり、セーフ球の円滑な誘導が行われることとな
る。
【0073】一方図15は、遊技機本体の裏面に設けら
れる前述の主制御基板91の取付構造を示したものであ
る。図示されるように、前記遊技板の裏面には、天入賞
口64や左袖入賞口65aに入ったセーフ球をセーフ球
集合板111上に落下集合させるための第1のセーフ球
集合樋181と、第1種始動入賞口51や右袖入賞口6
5bに入ったセーフ球をセーフ球誘導板112上に落下
集合させるための第2セーフ球集合樋182とが設けら
れ、両セーフ球集合樋181、182の間に位置して遊
技板の中央には、第1種始動入賞口51の大入賞口64
を遊技機の裏面から覗き視できるように覗き窓183が
開設されている。
【0074】そして遊技盤裏面の第1及び第2のセーフ
球集合樋181、182寄り位置に、前記主制御基板9
1を取付けるための左右ブラケット184a、184b
がピン185止めされ、この左右両ブラケット184
a、184bに主制御基板91のシャーシ部材186を
ピン187止めすることによりこの主制御基板91は前
記覗き窓183への覗き視を妨げないようにある一定の
空間を設けて立体的に組付けられている。この主制御基
板91にはカバー部材188が被着され、封印証189
により無断開封が禁止されている。尚、制御回路基板の
収納ケースを封印する手段として、レーザーマーカーに
より所定の印を形成する構成を取り、シール(封印証)
の貼付、形成工程を迅速かつ簡単な作業としてもよい。
またこのカバー部材188には確率モード設定スイッチ
96が設けれれていることは前述したとおりである。
【0075】このような構成により遊技板裏面の状態の
透視が可能となり、特に大入賞口64の開閉動作やフィ
ーバー状態で大入賞口64に多量に流れ込むセーフ球の
詰り等のチェックが容易に行える。また主制御基板91
の遊技板への装着も可能となり、その取付構造も簡単な
構成により簡略化できることになる。
【0076】図16は、主制御基板91のプリント回路
面に配列される各種電子部品の実装図を示しており、ま
た図17はこのプリント基板に形成される導体回路パタ
ーンを示したものである。図示されるように、主制御基
板91のプリント回路面にはコンデンサ、抵抗、整流器
等の多種類、多数個の各種電子部品が装着されることに
なる。そこでこれらの電子部品のシンボル図形や外形輪
郭を表す図形、更に各電子部品の規格容量を表示する文
字記号等を明示した電子部品の実装図を用意しておき、
この実装図を上述の回路パターン上に重ね合わせ、この
回路パターン上にその実装図に基づいて各種の電子部品
を装着する。
【0077】次にこうして製作されたプリント基板を主
基板収納ボックス(前述したように主基板用シャーシと
主基板用カバー等から構成される)内に収納する。そし
てこの主基板収納ボックスを前述したように主基板取付
用の左右ブラケット184a、184bにピン止めする
ことにより主制御基板91が遊技盤裏面に取付けられる
ものである。
【0078】かくしてこのように、前記制御基板が、プ
リント基板の導体回路パターン上に電子部品の取付位
置、シンボル図形、外形輪郭図形、規格容量を表示する
文字記号の少なくとも1種以上のマークを介して電子部
品が装着されてなるものであって、該電子部品が装着さ
れるプリント基板が基板収納ボックスに収納されると共
に該基板収納ボックスが前記遊技球誘導ユニットの基板
取付部材に取付けられているので、多種類、多数個によ
り構成される電子部品が錯誤なく迅速にパチンコ遊技機
を制御する制御回路として遊技機本体に装着できること
になる。
【0079】そして、この制御基板の遊技機への組付け
は、電子部品の取付け位置と電子部品のシンボル図形若
しくは外形輪郭を表す図形と電子部品の規格容量を表示
する文字記号とを回路パターンと伴にプリント基板に装
着する第一工程と、該プリント基板を基板収納ボックス
に収納する第二工程と、該基板収納ボックスをパチンコ
機に設けられた基板収納ボックス取付け手段に取り付け
る第三工程とにより構成されるものであるから、パチン
コ遊技機への組み付けも簡易迅速に行え、組付け作業性
の向上も図れることになる。
【0080】プリント基板にはICソケットを装着し、
このICソケットに対し、IC集積回路を係入する構成
としてもよいが、このICソケットの金属端子に金メッ
キを施して、ICの円滑な取り外しと導電性を高める工
夫をしてもよい。
【0081】本発明は上記した実施の形態に何ら限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々の改変が可能であることは勿論のことである。例え
ば、上記実施形態では制御基板の動作異常を表示するエ
ラー表示部とそのリセットボタンを賞品球払出制御基板
に付設したことを説明したが、それ以外の制御基板に同
様にエラー表示部とリセットボタンを設け、それを基板
収納ボックスの凹窪み内に設けるようにしてもよい。ま
た、図16及び図17に示した実施例は、主制御基板9
1に適用した例について説明したが、他の制御基板など
にも適用できることは言うまでもない。
【0082】
【発明の効果】本発明のパチンコ遊技機によれば、遊技
内容の中枢的制御をなす主制御基板からの指令により賞
品球を払出する賞品球払出機構部の賞品球払出制御基板
に制御異常が発生した場合にそのエラー表示がなされ、
リセットボタンの操作により復帰リセットされるもので
あるから、復帰作業の迅速性が担保されることはもとよ
り、そのエラー表示部やエラー表示リセットボタンは賞
品球払出制御の収納ボックスに形成される凹窪み内に収
容されているので、遊戯ホール側が気付かないうちに遊
技者によって不正にエラー表示リセットボタンが押さ
れ、復帰操作がなされて多量の賞品球が遊技者に払出さ
れてしまうといったことも回避される。
【0083】またこの場合に、主制御基板が遊技機本体
裏面の前記賞品球払出機構部より離れた位置に取り付け
られ、前記賞品球払出制御基板が賞品球払出機構部より
離れた、かつ主制御基板に近接した位置に取り付けられ
ておれば、賞品球払出機構部より払出される賞品球が静
電気を帯びていても、その賞品球払出機構部での賞品球
払出動作を制御する賞品球払出制御基板をその賞品球払
出機構部から遠ざけることにより賞品球の静電気による
ノイズ障害が避けられ、安定した賞品球払出動作が行わ
れるし、また、この賞品球払出制御基板は互いに電気接
続される主制御基板に近接して配置されることにより主
制御基板を始めとする各種制御基板との電気接続の円滑
化も図られ、しかも万一賞品球払出制御に異常があった
ときのメンテナンスが容易であって、迅速な対応が取れ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機
の正面図である。
【図2】 その外観斜視図である。
【図3】 遊技盤面の拡大正面図である。
【図4】 このパチンコ遊技機の裏面図である。
【図5】 その外観斜視図である。
【図6】 遊技盤の裏面に設けられる入賞球(セーフ
球)の流出経路を説明する図である。
【図7】 このパチンコ遊技機における賞球払出機構及
びセーフ球排出機構における遊技球(賞球、セーフ球)
の流出経路を示した図である。
【図8】 図7に示した賞品球払出機構部の詳細を示し
た分解斜視図である。
【図9】 図7に示したセーフ球排出機構部の詳細を示
した拡大断面図である。
【図10】 本発明の賞品球払出誘導構造を示した分解
斜視図である。
【図11】 遊技盤裏面の筐体内部における各種制御基
板の配置関係を示した図である。
【図12】 このパチンコ遊技機における制御プロック
図である。
【図13】 図柄表示ユニットの裏面に設けられる制御
基板の取付構造を示した外観斜視図である。
【図14】 図13に示した制御基板取付構造を断面で
示した図である。
【図15】 遊技機本体の裏面に設けられる主基板の取
付構造を示した外観斜視図である。
【図16】 その主基板のプリント配線基板に装着され
る各種電子部品の実装図を示したものである。
【図17】 図15のプリント配線基板の導体回路パタ
ーン図を示したものである。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技機 50 特別図柄表示装置 60 普通図柄表示装置 80 賞品球払出機構部 88 CR賞球払出制御基板 91 主制御基板 93 エラー表示部 94 エラー表示リセットボタン C 窪み

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の遊技内容の中枢的制御をなす主
    制御基板からの指令により賞品球払出機構部の賞品球払
    出動作を制御する賞品球払出制御基板が遊技機本体の裏
    面側に取り付けられると共に、該賞品球払出制御基板に
    はその制御に関わる動作異常が発生した場合にその旨を
    表示するエラー表示部と、該エラー表示部を初期状態に
    復帰リセットさせるエラー表示リセットボタンとを備
    え、これらのエラー表示部及びエラー表示リセットボタ
    ンは前記賞品球払出制御が収納される基板ボックスの収
    納壁で囲まれた凹窪み内に収容されていることを特徴と
    するパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記主制御基板は遊技機本体裏面の前記
    賞品球払出機構部より離れた位置に取り付けられ、前記
    賞品球払出制御基板はその賞品球払出機構部より離れ
    た、かつ前記主制御基板に近接した位置に取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技
    機。
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