JPH1176583A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH1176583A
JPH1176583A JP24307297A JP24307297A JPH1176583A JP H1176583 A JPH1176583 A JP H1176583A JP 24307297 A JP24307297 A JP 24307297A JP 24307297 A JP24307297 A JP 24307297A JP H1176583 A JPH1176583 A JP H1176583A
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ball
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pachinko ball
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JP24307297A
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Seiichiro Fukushima
征一郎 福島
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 余分な部品を設けることなく誤動作による可
動式表示装置の始動を防止できるパチンコ機を提供する
こと。 【解決手段】 変動入賞装置18には、コンピュータの
制御により回動変移する蓋体20が備えられている。こ
の蓋体20は大入賞口22の前面に設けられており、こ
こへのパチンコ球の受け入れを許容する開放位置と、受
け入れを規制する閉止位置との間を変移する。このた
め、蓋体20が閉止位置にあるにも拘わらず、入賞球セ
ンサ29がパチンコ球を感知したときには誤動作である
と判断して、遊技盤内に備えられる可動式表示装置に対
する始動信号の出力を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の電子産業の興隆に伴って、パチン
コ機の電子化が進んでいる。例えば、パチンコの遊技盤
にデジタル化された可動式表示装置が備えられており、
この装置の駆動を開始する始動入賞口にパチンコ球が入
ると、軽快なデジタル音楽と共に表示装置の表示が変動
し始める。この始動入賞口には、電磁気的な作用によっ
てパチンコ球の通過を感知するパチンコ球センサが配置
されている。
【0003】ところで、このようなパチンコ球センサは
パチンコ球の通過のみならず、外部からの電磁波によ
り、パチンコ球が通過しないにも拘わらず、これを感知
してしまうことがある。このため、例えばトランシーバ
や携帯電話等のように電磁波を発生させる機器を使用し
て、故意にパチンコ球センサを誤動作させようとして、
あたかも始動入賞口にパチンコ球が入ったかのように不
正な遊技を行う者があり得る。
【0004】また、上記のように不正に電磁波を発生さ
せる場合に限らず、携帯電話等による不正意図でない行
為によって入賞球センサが誤動作してしまう場合もあり
得る。
【0005】本発明者は、このような不正な遊技や誤動
作による可動式表示装置の始動を防止するために、特公
平7−44967号に開示されるパチンコ機を開発し
た。このパチンコ機は、前述のようなパチンコ球センサ
を誤動作防止用として、物理的にパチンコ球が通過し得
ない領域に配置し、万一、この誤動作防止用パチンコ球
センサがパチンコ球を感知したときにも可動式表示装置
の始動を規制することを特徴とするものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
パチンコ機では、通常の遊技状態では稼働し得ない入賞
球センサを設けることとなり、部品点数の増加となって
いた。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、余分な部品を設けることなく誤動作に
よる可動式表示装置の始動を防止できるパチンコ機を提
供するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1の発明に係るパチンコ機は、遊技盤内に設
けられる可動式表示装置をパチンコ球の入賞により始動
させる始動入賞装置と、パチンコ球を受け入れ可能な開
放位置とその受け入れを規制する閉止位置との間を変移
可能に設けられた蓋体を備えた変動入賞装置と、前記変
動入賞装置と前記始動入賞装置とのそれぞれに設けられ
前記パチンコ球の通過を電気的物理量または磁気的物理
量の変化によって感知する入賞球センサと、前記両入賞
球センサに接続するとともに、前記始動入賞装置の入賞
球センサがパチンコ球を感知したことに対応して前記可
動表示装置を始動させる始動信号を出力する始動信号出
力手段とを備えるものであって、前記蓋体が閉止位置に
あるときに、前記変動入賞装置の入賞球センサがパチン
コ球を感知したときには、前記始動入賞装置の入賞球セ
ンサによるパチンコ球の感知を無効とすることを特徴と
する。ここで蓋体の『変移』とは、実施形態に示される
ようなパチンコ機に対して前後方向への回動のみを示す
のでなく、パチンコ機に対して左右方向に回動するもの
や、スライド移動するもの等も含まれる。
【0009】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、パ
チンコ球が始動入賞装置に入ると入賞球センサによりパ
チンコ球が感知され、始動信号出力手段からの始動信号
により可動式表示装置が始動する。一方、変動入賞装置
には変移可能な蓋体が備えられており、これが閉止位置
にあるときには変動入賞装置にはパチンコ球が入らな
い。このため、蓋体が閉止位置にあるにも拘わらず、変
動入賞装置に設けられた入賞球センサがパチンコ球を感
知したときには誤動作であると見なし、始動入賞装置の
入賞球センサがパチンコ球を感知したことを無効とす
る。このように、閉止位置にある蓋体と、入賞球センサ
との組合せによって始動入賞装置へのパチンコ球の感知
を制御するため、従来のように誤動作感知用の余分な入
賞球センサを設ける必要がない。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図1〜図7を参照しつつ説明する。
【0011】図1にはパチンコ機1の正面図を示した。
このパチンコ機1の前面枠2には、開閉可能なガラス扉
3が備えられるとともに、このガラス扉3の裏面側には
遊技盤4が前面枠2に対して着脱自在に組み付けられて
いる。また、ガラス扉3の下位置には、前面板5が組み
付けられ、ここにはパチンコ球6を貯留しておく上皿7
が備えられる。さらにこの下方には、上皿7の貯留能力
を越えて溢れるパチンコ球6を貯留するための下皿8、
及びパチンコ球6の弾発力を調整するためのハンドル9
が備えられる。また、下皿8の裏面側には効果音等を発
するスピーカ10が設けられる。
【0012】遊技盤4には、ハンドル9によって打ち出
されたパチンコ球6を略円状に誘導するとともに、遊技
領域11を区画形成する誘導レール12が前面板5に対
して前面側に直立するように設けられている。また、遊
技領域11のほぼ中央位置には三個のデジタル表示器1
3A,13B,13Cを備える可動式表示装置14が設
けられている。この可動式表示装置14は、遊技領域1
1内に設けられた始動入賞口15A,15B,15Cの
いずれかにパチンコ球6が入賞することによって始動が
なされるものである。始動入賞口15A,15B,15
Cの内部には、入賞球センサ16A,16B,16Cが
設けられており、これらが始動信号を発し、この信号が
コンピュータ35に処理されて、デジタル表示器13
A,13B,13Cが可変表示を開始する(この部分の
作用については、後に説明する。)。デジタル表示器1
3A,13B,13Cの可変表示は、一定時間の経過
後、または、遊技者がボタン(図示はしないが、例えば
前面板5に設けられる。)を操作することによって停止
するようになっている。本実施形態では、デジタル表示
器13A,13B,13Cは0〜9の整数を可変表示す
るようになっており、例えば可変表示が停止したときに
3つの表示が全て「7」を示したときに大当たりとなる
ように設定されている。
【0013】また、遊技領域11には、パチンコ球6の
入賞によって所定のパチンコ球6を上皿7に払い出す入
賞口22A,22B、大当たり表示ランプ23A,23
B、およびアウト玉を受け入れるアウト口24が設けら
れる。
【0014】さらに、遊技領域11の内側において可動
式表示装置14の下方には、変動入賞装置18が設けら
れている。図2及び図3は、この変動入賞装置18の付
近の様子を示したものである。変動入賞装置18には、
遊技盤4に取り付けるための取付板21が備えられ、こ
の取付板21の中央にはパチンコ球6を受け入れるため
の大入賞口22が横方向に長い長方形状に開口される。
大入賞口22には、ここを開閉するための蓋体20が備
えられる。
【0015】蓋体20は、大入賞口22の両下端部に突
出する一対の軸体20Aによって組付けられており、本
発明の駆動装置に相当するソレノイド19によって軸体
20Aを回動中心として前後方向に開閉可能に組み付け
られ、パチンコ球6を受け入れ可能な開放位置(図3に
示す位置)と、その受け入れを規制する閉止位置(図示
はしないが、蓋体20が大入賞口22の前面を塞いでし
まう位置)との間で変移する。また、パチンコ機の正面
からみて蓋体20の左下端部からは後方に向かって開閉
棒52がへの字状に延設されており、その先端には左右
に一対の係止突部52Aが突設される。この係止突部5
2Aには、両側部分を挟み付けるようにして中間部材5
3が組み付けられ、この中間部材53の上方には昇降用
ロッド54を介してソレノイド19のプランジャ55が
連結されている。プランジャ55はソレノイド19に対
して出入り可能に組み付けられていて、常には、プラン
ジャ55の周囲に巻装された弦巻ばね19Aによって下
方に付勢されている。プランジャ55が下降している位
置にあるときには蓋体20は閉止位置にある一方、プラ
ンジャ55がソレノイド19によって上昇させられると
蓋体20が開放位置に回動変移する。
【0016】また、取付板21の裏面側には、大入賞口
22を囲むようにして枠体25が突設されており、この
枠体25の中央には大入賞口22から入ったパチンコ球
6を導くための左右一対の誘導路26が弓状に設けられ
ている。この誘導路26の底部にはパチンコ球6が一個
づつ通過可能にされているとともに、ここにはそのパチ
ンコ球6を感知するための入賞球センサ29が備えられ
ている。また、大入賞口22の下端部中央には左右一対
の区画部材27が設けられており、両区画部材27の中
央にはV入賞口28が形成され、ここにはV入賞球セン
サ30が備えられる。
【0017】ここで遊技中の蓋体20の開閉状況につい
て説明すると、次のようである。まず、前述した可動式
表示装置14に備えられたデジタル表示器13A,13
B,13Cが全て「7」を示して大当たりとなると、蓋
体20が30秒を経過するまで、あるいは10個のパチ
ンコ球6が大入賞口22に入るまで開放し、併せてその
開放中に大入賞口22に入ったパチンコ球6がV入賞口
28に入賞すると、再度蓋体20が30秒または10個
のパチンコ球6が大入賞口22に入るまで開放する。こ
のような動作をV入賞口28にパチンコ球6が入賞する
限り、最高で16回まで繰り返すようになっている。
【0018】次に、図4により、入賞球センサ29につ
いて説明する。なお、ここでは入賞球センサ16A,1
6B,16C,29,30を代表して、大入賞口22の
下部に配置される入賞球センサ29のみについて説明を
行うが、その他の入賞球センサ16A,16B,16
C,30の構成は全て同様のものであるため、その説明
は省略する。入賞球センサ29の前端部分にはパチンコ
球6を通過させる通過孔31が設けられており、後部に
はパチンコ球を検出するための球検出回路32が内蔵さ
れている。この球検出回路32には二本のリード線34
A,34Bが連結されており、その他端側は後述するコ
ンピュータ35に接続される。通過孔31の側壁にはコ
イル33が備えられており、これが球検出回路32内の
発振回路36に接続される。
【0019】ここで、図5を併せて参照しつつ球検出回
路32について説明する。球検出回路32には、上述の
発振回路36の他に検波回路37と波形整形回路38と
が設けられており、この他にコイル33から成るインダ
クタンスが接続されている。入賞球センサ29のリード
線34A,34Bにより接続される制御回路40(後述
する)側には信号処理回路44が備えられており、リー
ド線34Bが接続される抵抗39A,39Bとの直列回
路とその分割点の信号を入力するトランジスタ42とそ
のコレクタ端子電圧を入力するインバータ41とから成
る。そして、リード線34Aは24V電源に接続される
一方、リード線34Bは二つの抵抗39A,39Bの直
列接続を介して接地されている。つまり、入賞球センサ
29は2端子素子として使用され、パチンコ球6が通過
孔31を通過すると、2端子間の抵抗が2値的に変化す
るようにされる。
【0020】次に、上記のように制御回路40側の信号
処理回路44に接続された状態における入賞球センサ2
9の作動状況について説明する。パチンコ球6がコイル
33の中を通過しないときは発振回路36は所定の周波
数で発振しているが、パチンコ球6がコイル33の中を
通過すると、このパチンコ球6に誘導される渦電流によ
る損失が大きくなり、発振回路36が発振を停止する。
かかる信号S1は検波回路37に出力され、包絡線が検
波されて、その検波信号S2が波形整形回路38に入力
されて矩形波に整形される。したがって、波形整形回路
38の出力S3はパチンコ球6を検出していない通常状
態においては高レベルにあり、パチンコ球6が検出され
ると低レベルとなる。抵抗39A,39Bの接続点の信
号S4は信号S3に比例するため、信号S4の信号レベ
ルに応じてトランジスタ42がONまたはOFFに変化
する。トランジスタ42のコレクタ信号はインバータ4
1で反転されるので、その出力信号S5は信号S3と対
応したものとなる。このようにしてパチンコ球6の通過
状況をON・OFF信号として取出すことができる。
【0021】入賞球センサ29は上記したような構造及
び作用を示す。このため、例えば、遊技客がトランシー
バー等の電磁波を発生することができる機器を使用して
外部から電磁波を発生させると、コイル33に誘導電流
が発生して、あたかもパチンコ球6が入賞球センサ29
を通過したかのように誤動作する場合がある。このよう
な場合には、同一のパチンコ機1に設けられる始動入賞
口15A,15B,15Cに備えられた入賞球センサ1
6A,16B,16Cも動作し、可動式表示装置14も
始動してしまう可能性が大きい。
【0022】次に、図6にしめすように、信号処理回路
44(なお、図6においては、各入賞球センサ16A,
16B,16C,29,30に接続される信号処理回路
44を区別するために、A〜Eの添字を付してある。そ
の構成は、上述したものと同様である。)とコンピュー
タ35とは制御回路40に備えられており、この制御回
路40がパチンコ機1の遊技状態の制御を行っている。
コンピュータ35には、入賞球センサ16A,16B,
16C,29,30からの信号が信号処理回路44A〜
44Eを介して接続される。また、コンピュータ35に
はROM43及びRAM45に加えて、クロック発生回
路48、このクロック発生回路48からのパルスを分周
して定時間外割込処理を実行させる分周器49、初期化
のためのリセット信号発生回路50,及び電源回路51
がそれぞれ接続されている。このうち分周器49から出
力される外部割込信号に基づいて処理されるものとし
て、例えばタイマ処理、音源・ランプ処理、センサ入力
処理がある。また、コンピュータ35からは、音声合成
回路46を介してスピーカ10に音声信号が出力される
他、ドライバ47を介して可動式表示装置14、ソレノ
イド19、大当たり表示ランプ23A,23B等に動作
信号が出力される。
【0023】次に、上記のように構成された制御回路4
0によってなされる動作のうち、分周器49から出力さ
れる外部割込み信号に基づき実行される定時間外部割込
処理から、センサ入力処理について抜き出して図7を参
照しつつ説明する。初期セット後、分周器49から出力
される外部割込み信号が入力されるごとに、コンピュー
タ35は図7の定時間外部割込みプログラムを実行す
る。まず、ステップS10で信号処理回路44A〜44
Eからの状態信号S5が読み込まれる。これら5つの状
態信号S5は負論理で構成されており、低レベルのとき
にスイッチがON状態にありパチンコ球6が検出された
ことを示している。
【0024】次に、ステップ20で始動入賞口15A〜
15Cに対応する入賞球センサ16A〜16Cからの入
賞球信号S5の立下がりが有ったか否かが判断される。
ここで、立下がりがない場合には、メインルーチンに戻
る。一方、立下がりがあった場合には、ステップS30
でソレノイド19に対して信号が出力されているかどう
か判断され、信号が出力されていないときにはステップ
S40により変動入賞装置18に設けられる入賞球セン
サ29からの状態信号S5の立下がりがあったか否かが
判断される。ここで信号の立下りがあった場合には、蓋
体20が大入賞口22を閉止しているにも拘わらず、不
正なパチンコ球6が変動入賞装置18に入賞したことを
示しているため、始動記憶Cに対する処理を中止してメ
インルーチンに戻る。
【0025】次のステップS50では、始動記憶Cの値
が「4」より小さいか否かが判断される。この始動記憶
Cは、蓋体20が駆動中に(つまり、前回にパチンコ球
6が始動入賞口15A〜15Cに入り、その信号によっ
て大入賞口22が開閉している間のことである。)、さ
らに始動入賞口15A〜15Cにパチンコ球6が入った
ときに、その個数を最大4個まで記憶しておくものであ
る。蓋体20の駆動が終了したときに、この始動記憶C
の値が0でない場合には、可動式表示装置14のデジタ
ル表示器13A,13B,13Cが可変表示を開始する
ようにされている。この始動記憶Cの値が「4」より小
さい場合にはステップS60で入賞球カウンタの値が更
新され(C=C+1)、始動記憶Cの値が「4」である
場合には始動記憶Cの更新が行われることなくメインル
ーチンに戻る。
【0026】また、前記のステップS40において入賞
球信号S5の立下がりがないと判断された場合にもメイ
ンルーチンに戻る。
【0027】上述のように、本実施形態におけるパチン
コ機1は、制御回路40によって処理される定時間外部
割込処理のうちセンサ入力処理中に、ソレノイド19に
対する信号出力と大入賞口22からの入賞信号S5の立
下りとを組み合わせることにより、大入賞口22に存在
するはずのないパチンコ球6が検出された場合には、入
賞球センサ16A〜16Cの出力による処理を行わない
ように制御している。このため、外部からの故意又は自
然に発生される電磁波や磁気等があっても遊技を進行す
る上で何等影響がないようにされる。
【0028】このように、本実施形態によれば、蓋体2
0が閉止位置にあるときに、変動入賞装置18に備えら
れた入賞球センサ29がパチンコ球6を感知したときに
は誤動作であると見なし、始動入賞口15A〜15Cの
入賞球センサ16A〜16Cの感知に拘わらず、始動記
憶Cの値を更新せず、これを無効とする。このように、
開閉する蓋体20と入賞球センサ29との組合せによ
り、始動入賞口15A〜15Cへのパチンコ球6の感知
の有効性を判断するため、従来のように誤動作感知用の
余分な入賞球センサを設ける必要がない。
【0029】本発明は前記実施形態に限定されるもので
はなく、例えば次に記載するようなものも本発明の技術
的範囲に含まれる。
【0030】(1)図7に示すフロー図においては、ス
テップ30及びステップ40において、まずソレノイド
信号の出力を判断後に大入賞口入賞信号の立下りを判断
するようにしたが、ステップを入れ替えて、大入賞口入
賞信号の立下りを判断し、その立下りが検出された後に
ソレノイド信号の出力を判断してもよい。
【0031】(2)本実施形態においては、電気的物理
量の変化によりパチンコ球を検出するセンサを示した
が、磁気回路の磁束を検出するホール素子を有するセン
サ等のように非接触型センサを使用してもよい。
【0032】(3)本実施形態において、蓋体はパチン
コ機の前面に開口する入賞開口に対して前後方向に変移
するものを示した。しかし、パチンコ機の上面または側
面に開口する入賞開口に対して、パチンコ機の上下また
は左右方向に変移するような蓋体を設けてもよい。
【0033】(4)蓋体が閉止していることを確認する
ために、蓋体によって作動するスイッチを設けてもよ
い。このときには、スイッチの作動は電磁気的なものを
使用しない。なお、このようにすると部品数が増加して
しまうが、遊技者が蓋体を針金等によってこじ開けてし
まう不正を検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図
【図2】変動入賞装置の後面側を示す斜視図
【図3】変動入賞装置において蓋体の開閉機構を示す斜
視図
【図4】入賞球センサの斜視図
【図5】入賞球検出装置のブロック図
【図6】遊技制御回路のブロック図
【図7】定時間外部割込み処理により実行されるプログ
ラムのフローチャート
【符号の説明】
1…パチンコ機 4…遊技盤 6…パチンコ球 14…可動式表示装置 15A,15B,15C…始動入賞口(始動入賞装置) 16A,16B,16C,29…入賞球センサ 18…変動入賞装置 20…蓋体 35…コンピュータ(始動信号出力手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤内に設けられる可動式表示装置を
    パチンコ球の入賞により始動させる始動入賞装置と、 パチンコ球を受け入れ可能な開放位置とその受け入れを
    規制する閉止位置との間を変移可能に設けられた蓋体を
    備えた変動入賞装置と、 前記変動入賞装置と前記始動入賞装置とのそれぞれに設
    けられ前記パチンコ球の通過を電気的物理量または磁気
    的物理量の変化によって感知する入賞球センサと、 前記両入賞球センサに接続するとともに、前記始動入賞
    装置の入賞球センサがパチンコ球を感知したことに対応
    して前記可動表示装置を始動させる始動信号を出力する
    始動信号出力手段とを備えるパチンコ機であって、 前記蓋体が閉止位置にあるときに、前記変動入賞装置の
    入賞球センサがパチンコ球を感知したときには、前記始
    動入賞装置の入賞球センサによるパチンコ球の感知を無
    効とすることを特徴とするパチンコ機。
JP24307297A 1997-09-08 1997-09-08 パチンコ機 Withdrawn JPH1176583A (ja)

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Cited By (5)

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