JPH04119841U - 共同溝用軽量蓋版 - Google Patents
共同溝用軽量蓋版Info
- Publication number
- JPH04119841U JPH04119841U JP2161491U JP2161491U JPH04119841U JP H04119841 U JPH04119841 U JP H04119841U JP 2161491 U JP2161491 U JP 2161491U JP 2161491 U JP2161491 U JP 2161491U JP H04119841 U JPH04119841 U JP H04119841U
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- JP
- Japan
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- lid plate
- steel
- plate
- common
- common ditch
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- Pending
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 23
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 23
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 13
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 共同溝用の蓋版を軽量化すると共に、この蓋
版にロック機構を設けて関係者以外の蓋版の取外しを阻
止して安全を計った。 【構成】 H−鋼1の横稜8に皿状の鋼板2を溶接し、
この鋼板2の凹所に舗道材3を充填し、他方この蓋版に
中空支持軸6内に内装された軸7から成るロック機構B
を設けた。
版にロック機構を設けて関係者以外の蓋版の取外しを阻
止して安全を計った。 【構成】 H−鋼1の横稜8に皿状の鋼板2を溶接し、
この鋼板2の凹所に舗道材3を充填し、他方この蓋版に
中空支持軸6内に内装された軸7から成るロック機構B
を設けた。
Description
【0001】
本考案は、共同溝用軽量蓋版に関する。
【0002】
共同溝は周知のように電力線、ガス管、水道管等の公益用の対象物をトンネル
様の構築物の中に一括して収容するための施設であり、内部に人が出入りして、
収容した管、線の点検、補修などができる空間をもって形成される。従来の共同
溝用の蓋版はコンクリート製で、共同溝本体に適合して成形されたコンクリート
版から成っていた。このコンクリート製版は極めて重量があり、上記のような共
同溝の目的、即ち、内部に収容した管、線の点検、補修などのために頻繁に取外
すには適していない。
【0003】
また従来の蓋版は吊り金具がなくとも取外すことが容易であり、関係者以外に
よって蓋版が取外されて敷設物に損壊等を加えられたりした場合重大な事故につ
ながる。
【0004】
本考案は、上記の公知のコンクリート製の蓋版を軽量構造とし、かつ関係者以
外が容易に取外し不可能であるように構成することである。
【0005】
上記の課題は本考案により、桁材がH−鋼から成り、この桁材に皿状に成形さ
れた鋼版とその他の補強材が溶接されており、この鋼版の皿状の凹所に舗道材が
充填されていることによって解決される。
【0006】
更に、本発明による蓋版体は、これに埋設された中空支持軸に旋回可能に内装
された軸とその下端に取付けられたロック用アームから成り、ロック用アームが
共同溝本体の内壁部にねじ止めされたL−字形アングル部材の突出片に係合する
ように構成されたロック機構を備えている。
【0007】
図1は本考案による共同溝のための蓋版Aを示している。この蓋版Aの底部支
承部1、即ち桁材はH−鋼から成る。このH−鋼の横陵8には皿状に形成された
鋼板2が溶接され、更にH−鋼1の相互間と皿状に形成された鋼板2を補強材4
,5で結合している。
【0008】
更に、共同溝内に敷設したケーブル等を取替え或いは補修するために関係者が
蓋版Aを取外す以外は、蓋版が容易に開けられて、関係者以外が共同溝内に立入
ることが容易であっては不都合である。そこで本考案にあっては、必要な場合以
外は蓋版の開閉が不可能であるように図2に示すロック機構Bが設けられている
。このロック機構Bは鋼板2に中空支持軸6が埋設され、この支持軸6内に旋回
可能に取付けられた軸7とその下端に取付けられたロック用アーム9を有してお
り、この軸7の下端に取付けられたロック用アーム9は共同溝本体12の内側壁
部13にねじ止めされているL−字形アングル部材10の突出片11と係合する
ことによってそのロック機能を果たす。またこのロック機構Bの中空支持軸6は
蓋版を取外すための吊り金具をも取付けられることが可能であり、吊り機構も兼
ね備えている。
【0009】
上記のような鋼板2は凹所を有しており、この凹所には通常の舗道材3が充填
される。その際、この鋼板2の適当な位置、有利には共同溝の内側壁に相対する
、しかもこの内側壁の近傍の位置に上記のロック機構、吊り機構のための中空支
持軸6が埋設される。この舗道材は美的外観を与えるように美粧される。
【0010】
施錠のため、軸7を旋回させてロック用アーム9と係合させるには、この中空
支持軸6の頭部に形成した特殊な溝に適合する工具を挿入し、旋回させることに
よって行われる。
【0011】
本考案により蓋版を鋼材で形成することにより、蓋版がコンクリート製の蓋版
に比較して極めて軽量となり、またロック機構を設けたことにより、関係者以外
が蓋版を取外して共同溝内に入ったりして施設物を損壊したりする危険が回避さ
れる。
【図1】本考案による鋼蓋板の横断面図である。
【図2】本考案による鋼蓋板のロック機構の詳細図であ
る。
る。
1 底部支承部
2 鋼蓋板
3 舗道材
4,5 補強材
6 中空支持軸
7 軸
8 H−鋼横稜
9 ロック用アーム
10 L−字形アングル部材
11 L−字形アングル部材突出部
12 共同溝本体
13 共同溝本体内側壁
Claims (2)
- 【請求項1】 共同溝用軽量蓋版において、桁材がH−
鋼(1)から成り、この桁材に皿状に成形された鋼版
(2)とその他の補強材(4,5)が溶接されており、
この鋼版の皿状の凹所に舗道材(3)が充填されている
ことを特徴とする共同溝用軽量蓋版。 - 【請求項2】 蓋版体(A)に埋設された中空支持軸
(6)に旋回可能に内装された軸(7)とその下端に取
付けられたロック用アーム(9)から成り、ロック用ア
ーム(9)が共同溝本体の内壁部(13)にねじ止めさ
れたL−字形アングル部材(10)の突出片(11)に
係合するように構成されたロック機構(B)を備えてい
ることを特徴とする請求項1の共同溝用軽量蓋版。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2161491U JPH04119841U (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 共同溝用軽量蓋版 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2161491U JPH04119841U (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 共同溝用軽量蓋版 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04119841U true JPH04119841U (ja) | 1992-10-27 |
Family
ID=31907338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2161491U Pending JPH04119841U (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 共同溝用軽量蓋版 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04119841U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6123819A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-01 | Ngk Insulators Ltd | 消音器 |
JPS62109382A (ja) * | 1985-11-07 | 1987-05-20 | Fujitsu Ltd | 光出力安定化方式 |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP2161491U patent/JPH04119841U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6123819A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-01 | Ngk Insulators Ltd | 消音器 |
JPS62109382A (ja) * | 1985-11-07 | 1987-05-20 | Fujitsu Ltd | 光出力安定化方式 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970819 |