JPH0646186Y2 - 鋼板製u字溝型トラフ - Google Patents

鋼板製u字溝型トラフ

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JPH0646186Y2
JPH0646186Y2 JP1986022287U JP2228786U JPH0646186Y2 JP H0646186 Y2 JPH0646186 Y2 JP H0646186Y2 JP 1986022287 U JP1986022287 U JP 1986022287U JP 2228786 U JP2228786 U JP 2228786U JP H0646186 Y2 JPH0646186 Y2 JP H0646186Y2
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JP
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trough
trough body
steel plate
load
shaped groove
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JP1986022287U
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JPS62135525U (ja
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新太郎 大場
官司 山田
鉄蔵 廣瀬
泰生 小堀
謙一 常見
勝義 早川
Original Assignee
株式会社三英社製作所
日本鋼管株式会社
日本鋼管ライトスチ−ル株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は埋設用電線ケーブル防護物としてのU字溝型
トラフに関するものである。
(従来の技術) 従来のトラフは第3図に示す如くコンクリート製の断面
略U字型の本体(イ)を地表面(ロ)に穿った溝(ハ)
にはめ込み、上面が地表面(ロ)とほぼ同一面となる蓋
(ニ)を被せ、内部に高圧ケーブル(ホ)、低圧ケーブ
ル(ヘ)及び内外通信ケーブル等(ト)を挿通してい
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらこのコンクリート製のトラフは重量が大き
く、運搬が困難で、狭い場所での作業性が悪い。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案はトラフ本体を鋼板製として軽量化し、
作業性をよくするとともにこのトラフ本体の両側に荷重
受け用の台座を設け、これらの台座の上面に蓋体の両側
をのせてトラフ本体の開口部を塞ぐものである。
即ち、この考案は地表面に穿った溝に埋設する電線防護
物としての断面U字溝型のトラフにおいて、トラフ本体
が波付鋼板により成るとともにこの波型の凹凸条がトラ
フの長手方向に直角に形成され、さらにトラフ本体の両
側外側上部の土中に各々荷重受け用の台座を設け、これ
らの二つの荷重受け用の台座に蓋体の両側をのせてトラ
フ本体の開口部を塞ぎ、当該トラフ本体外周適宜箇所に
はトラフ本体の長手方向に対して直角に浮き上がり防止
材を突設たものである。
(作用) 上記構成のトラフ本体及び荷重受け用の台座を地表面に
穿った溝に挿入、固定し、トラフ本体内に各種ケーブル
を入れ、この上から蓋体を被せる。これによりこのトラ
フ上を通過する車輌等の荷重を主にこの蓋体及び荷重受
け用の台座が受けるためトラフ本体には直接荷重がかか
らない。またトラフ本体の外周に浮き上がり防止材を突
設しているため、これらのトラフを埋設した路上を車両
が通行する荷重や地下水頭等でトラフが沈下したり、浮
いたりするのを防いでいる。
(実施例) 以下この考案の実施例を第1図及び第2図について説明
する。
1は波付鋼板から成る断面略U字溝型の一定長のトラフ
本体で、このトラフ本体1の波型の凹凸条1aはトラフ本
体1の長手方向に直角に形成されている。2はこのトラ
フ本体1の開口部3の両側上縁間にわたした横材で、こ
の横材2はトラフ本体1の両側上縁に沿って設けたアン
グル材2′に各両端を当接、固定して、トラフ本体1の
長手方向に一定間隔で多数設けられている。4はこのト
ラフ本体1の下部外側に、トラフ本体1の長手方向に一
定間隔をあけて多数設けられた浮き上がり防止材で、こ
れらの各浮き上がり防止材4はアングル材から成る基材
4aがトラフ本体1の下面に当接され、基材4aの両側から
縦材4b、4bが突出し、トラフ本体1の両側板に各縦材4b
の上部が固定されている。
これらの部材の付いたトラフ本体1は地表面5に穿った
溝6内に挿入されている。7、7はトラフ本体1の両側
外側上部の土中に埋設されたコンクリート製から成る荷
重受け用の台座で、これらの各台座7は下から順に水平
レベル出し用の捨てコン7a、レベル微調整用コンクリー
ト上塗り層7b及び受け台7cから構成されている。8はこ
れらの台座7、7の各受け台7cの段部7dに両側を載せて
トラフ本体1の開口部3を塞ぐ蓋体、9、10、11は夫々
トラフ本体1内に挿通した高圧ケーブル、低圧ケーブル
及び内外通信線であり、これらの高圧ケーブル9、低圧
ケーブル10、内外通信線11は夫々トラフ本体1内の両側
板に一端を支持されたケーブル支持用ラック13に載置さ
れている。12はトラフ本体1の底板に穿った水抜き孔で
ある。
この実施例の場合トラフ上を通過する車輌荷重等はトラ
フ本体1の両側の荷重受け用の台座7、7が主に受ける
もので、トラフ本体1は車輌等の荷重を直接受けず、蓋
体8から荷重受け用の台座7を伝わって生じる車輌荷重
による側土圧のみに耐えられれば良い。その点このトラ
フ本体1は波付鋼板でできているため軽量かつ強度が高
く、車輌の荷重による側土圧に十分耐えられる。またト
ラフ本体1の下部外側に一定間隔で設けた浮き上がり防
止材4は車輌荷重や地下水頭等でトラフが沈下したり、
浮いたりするのを阻止している。
なお上記実施例では蓋体8をコンクリート製としたが、
この材質に限定されるものではなく適宜のものでよい。
また上記実施例において蓋体とトラフ本体又は荷重受け
用の台座との間に錠を設け、補修の際のみ、作業者が蓋
体外方から蓋体に穿った孔を通して鍵を中に入れ、錠を
開けるようにし、常時は蓋体がむやみに開けられないよ
うにすることもできる。
(考案の効果) この考案は以上の構成であり、トラフ本体を波付鋼板で
構成しているため、軽量となり、運搬、取扱いが極めて
容易である。しかも断面U字型の波付鋼板を、その波型
による凹凸条がトラフの長手方向に直角になるよう形成
せしめているため、強度が高い。またトラフの上を通過
する車輌等の荷重に対してはトラフ本体の両側に設けた
コンクリート層等の荷重受け用の台座が主にこれを受け
るため、トラフ本体には直接荷重がかからない。それ故
トラフ本体が鋼板であっても上記荷重には十分耐えられ
るトラフとなる。しかも通行車輌の荷重の大きい個所に
はこの波付鋼板から成るトラフ本体の両側上縁を折り曲
げる等して他の部材を追加すれば容易に対処できるもの
である。またトラフ本体の外周適宜箇所に、トラフ本体
の長手方向に対して直角に浮き上がり防止材を突設して
いるため、これらの浮き上がり防止材が地中に深く食い
込み、車両の通過荷重や地下水頭等によりトラフ本体が
地中で沈下したり浮き上がったりするのを防いでいる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例の断面図、第2図は同斜
視図、第3図は従来例を示す断面図である。 なお図中1はトラフ本体、3は開口部、4は浮き上がり
防止材、5は地表面、6は溝、7は荷重受け用の台座、
8は蓋体である。
フロントページの続き (72)考案者 大場 新太郎 東京都品川区荏原5丁目2番1号 株式会 社三英社製作所内 (72)考案者 山田 官司 東京都品川区荏原5丁目2番1号 株式会 社三英社製作所内 (72)考案者 廣瀬 鉄蔵 神奈川県横須賀市公郷町5−46 (72)考案者 小堀 泰生 神奈川県相模原市青葉3−10−14 (72)考案者 常見 謙一 埼玉県熊谷市東別府661−1 (72)考案者 早川 勝義 千葉県船橋市西習志野町2−19 (56)参考文献 実開 昭58−111213(JP,U) 実公 昭58−21308(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】地表面に穿った溝に埋設する電線防護物と
    しての断面U字溝型のトラフにおいて、トラフ本体が波
    付鋼板により成るとともにこの波型の凹凸条がトラフの
    長手方向に直角に形成され、さらにトラフ本体の両側外
    側上部の土中に各々荷重受け用の台座を設け、これらの
    二つの荷重受け用の台座に蓋体の両側をのせてトラフ本
    体の開口部を塞ぎ、上記トラフ本体外周の適宜箇所に、
    トラフ本体の長手方向に対して直角に浮き上がり防止材
    を突設したことを特徴とする、鋼板製U字溝型トラフ。
JP1986022287U 1986-02-19 1986-02-19 鋼板製u字溝型トラフ Expired - Lifetime JPH0646186Y2 (ja)

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JPS62135525U JPS62135525U (ja) 1987-08-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4498638B2 (ja) * 2001-06-19 2010-07-07 株式会社伊田屋本店 排水溝構造
JP5114358B2 (ja) * 2008-10-10 2013-01-09 株式会社オカグレート U字溝

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JPS5811121U (ja) * 1981-07-14 1983-01-24 エヌ・テ−・エヌ東洋ベアリング株式会社 竪型円錐ころ軸受

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JPS62135525U (ja) 1987-08-26

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