JPH04119740U - トノカバーの固定構造 - Google Patents

トノカバーの固定構造

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JPH04119740U
JPH04119740U JP2511191U JP2511191U JPH04119740U JP H04119740 U JPH04119740 U JP H04119740U JP 2511191 U JP2511191 U JP 2511191U JP 2511191 U JP2511191 U JP 2511191U JP H04119740 U JPH04119740 U JP H04119740U
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JP
Japan
Prior art keywords
tonneau cover
belt
hook
free end
seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP2511191U
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English (en)
Inventor
寛喜 藤井
Original Assignee
三菱自動車エンジニアリング株式会社
三菱自動車工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り外したトノカバーを固定する。 【構成】 基端5aが前倒しされて不使用時のトノカバ
ー4を載置可能に上向くシートバック2bの背面2cに
固定され、自由端5bにホック6bを有するベルト5
と、トノカバー4の先端に穿設され、ベルト5の自由端
5bをトノカバー4上面に貫通させる取手兼用の孔7
と、当該孔7の近傍に固定されてベルト5のホック6b
と嵌合し、ベルト5の自由端5bにトノカバー4を固定
するホック6cとからなる構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、不使用時の車両用トノカバーを固定するためのトノカバーの固定構 造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハッチバックタイプの乗用車には、車室後部のカーゴルームを上下に分割する シート状のトノカバーを備えたものがある。図4はこの種のトノカバーを示し、 トノカバー1は、シートクッション2aとシートバック2bとからなる後部座席 2のシートバック2bの背面2cから図示しないリヤゲートに向けて引き出され ており、車室の見栄えを損なわないようにカーゴルーム3の内部を隠すようにな っている。トノカバー1は、車室の横幅相当の幅をもったシート部1aとこのシ ート部1aの先端に連設されたボード部1bとを有すると共に、シート部1aを 巻取り収納するための車幅方向に長いカバーケース1cを備えている。カバーケ ース1cは、その両端が車体の左右両側部に設けられている図示しない取付部に 脱着可能に架け渡されており、その内部にはシート巻取り機構が設けられていて 、シート部1aを基端から巻き取って収納し得るようになっている。
【0003】 また、上述の後部座席2は、図5に示すように、シートクッション2aとシー トバック2bとがいわゆるダブルアクションで立ち上げ、折畳みが可能になって おり、シートクッション2aを立ち上げて移動した空位置にシートバック2bが その背面2cを上向きにして前倒しされるようになっている。この際、邪魔にな るトノカバー1は、取り外されてカーゴルーム3のフロア等、車室の適当な場所 に置かれる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述の取外されたトノカバー1がそのまま車室のフロアに置かれる と、車室の見栄えが悪く、またカバーケース1c等が損傷する虞れがある。すな わち、トノカバー1が取り外されてカーゴルーム3のフロア3aに置かれた場合 には、このトノカバー1が車両の動きに伴ってカーゴルーム3内を無秩序に移動 してカバーケース1cが損傷することがある。また、前倒しされたシートバック 2bの下に、一点鎖線で示すように、トノカバー1を収納することがあり、この 場合には、シートクッション2aを戻す際、取り出しを忘れるとトノカバー1の カバーケース1cがシートクッション2aの裏側硬質部分2dとフロア3aとの 間に挟まれて損傷することもある。
【0005】 本考案は、上述事情に鑑みてなされたもので、取り外した不使用時のトノカバ ーの固定構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案によれば、基端が前倒しされて不使用時のトノ カバーを載置可能に上向くシートバックの背面に固定され、自由端にホックを有 するベルトと、トノカバーの先端に穿設され、ベルトの自由端をトノカバー上面 に貫通させる取手兼用の孔と、当該孔の近傍に固定されてベルトのホックと嵌合 し、ベルトの自由端にトノカバーを固定するホックとからなる構成としたもので ある。
【0007】
【作用】
トノカバーを装着位置から取り外し、前倒しされて上向くシートバックの背面 に載置する。そして、シートバックの背面に固定されたベルトの自由端を取手兼 用の孔に通し、ベルトの自由端をトノカバーの孔近傍のホックに嵌合させてベル トによってトノカバーをシートバック上に固定する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づき説明する。なお、上述の図4及び 図5と同一部分は同一符号を付して説明する。 図1は本考案に係るトノカバーの固定装置を示し、トノカバー4は、カーゴル ーム3を拡大するために後部座席2のシートバック2bが前倒された際、その装 着位置から取り外されてシートバック2b上に固定される。すなわち、後部座席 2の後方のカーゴルーム3の上部には、図2に示すように、トノカバー4がシー トバック2bの背面2cから図示しないリヤゲートに向けて引き出されている。 トノカバー4は、車室の横幅相当の幅をもったシート部4a及びこのシート部4 a後部に連設されたハード部材製のボード部4bを有すると共に、車幅方向に長 いカバーケース4cを備えている。カバーケース4cは、その内部にシート部4 aを巻取り収納するためのシート巻取り機構が設けられており、また左右両側端 には車体側トリムに着脱自在に嵌合する図示しない嵌合機構が設けられている。 このため、トノカバー4は、装着位置からの取り外しが自由で取り外された際シ ート部4aをカバーケース4c内に巻き取ることができるようになっている。
【0009】 なお、後部座席2はダブルアクションで折畳みと立上げが可能になっており、 シートバック2bは、シートクッション2aを立ち上げて移動した空位置に、そ の背面2cを上向きにして前倒することができる。 シートバック2bの背面2cの略中央部には、トノカバー固定用のベルト5が 横幅方向に所定間隔を置いて2個配設されており(図3)、各ベルト5の基端5 aはねじ足を備えた凸状ホック6aによって固定されている。また、各ベルト5 の自由端5bには、凹状ホック6bが固設されており、当該凹状ホック6bを凸 状ホック6aに嵌合させることによりベルト5の自由端5bが見栄えよくシート バック2bの背面2cに固定される。
【0010】 一方、トノカバー4のボード部4bには、前記各ベルト5に対応して、それぞ れベルト5を貫通させる幅を備えた取手兼用の横長の孔7が穿設されており、こ れらの孔7の周囲は、例えばプラスチック製の縁取部材8によって縁取りされて いる。また、ボード部4bの各孔7の近傍には、凸状ホック6cが固設されてお り、凸状ホック6cは、前記ベルトの自由端5bの凹状ホック6bと嵌合し、各 ベルト5の自由端5bによりトノカバー4のボード部4bを係止させるようにな っている。
【0011】 トノカバーの固定装置は以上のように構成されており、以下のように使用され る。 まず、トノカバー4をカーゴルーム3の装着位置から取り外し、シート部4a を巻き取ってカバーケース4c内にコンパクトに収納する。次に、トノカバー4 を、図1に示すように、そのカバーケース4cを立ち上げられたシートクッショ ン2a側に向け、背面2cを上向きに前倒しされたシートバック2b上に載置す る。そして、シートバック2bの背面2cに固定されたベルト5の自由端5bを 、凹状ホック6bを凸状ホック6aから外してからトノカバー4の取手兼用の各 孔7に下側から通してボード部4bの上面に引き出し、自由端5bの凹状ホック 6bをボード部4bの凸状ホック6cに嵌合させてベルト5によってトノカバー 4をシートバック2b上に固定する。
【0012】 なお、上述の実施例において、シートバック2bの背面2cにトノカバー固定 用の2個のベルト5を配設し、各ベルト5に対応してトノカバー4のボード部4 bに取手兼用の孔7を2個設けたが、これに限らず、ベルト5及び取手兼用の孔 7はそれぞれ1個でもよい。この場合には、トノカバー4を片手で操作すること ができる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、基端が前倒しされて不使用時のトノカバ ーを載置可能に上向くシートバックの背面に固定され、自由端にホックを有する ベルトと、トノカバーの先端に穿設され、ベルトの自由端をトノカバー上面に貫 通させる取手兼用の孔と、当該孔の近傍に固定されてベルトのホックと嵌合し、 ベルトの自由端にトノカバーを固定するホックとからなる構成としたので、トノ カバーの放置による車室内の見栄えの悪化を防止することができ、また取り外し たトノカバーのカバーケースの損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るトノカバーの固定構造を示す断面
図である。
【図2】図1のベルトの配設状態を示す側面図である。
【図3】図1のシートバック上に固定されたトノカバー
を示す斜視図である。
【図4】従来のトノカバーを示す側面図である。
【図5】図4のトノカバーが装着位置から取り外されて
車室のフロアに置かれる状態を示す側面図である。
【符号の説明】
2b シートバック 2c 背面 4 トノカバー 5 ベルト 5b 自由端 6b 凹状ホック 6c 凸状ホック 7 孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端が前倒しされて不使用時のトノカバ
    ーを載置可能に上向くシートバックの背面に固定され、
    自由端にホックを有するベルトと、前記トノカバーの先
    端に穿設され、前記ベルトの自由端を前記トノカバー上
    面に貫通させる取手兼用の孔と、前記孔の近傍に固定さ
    れて前記ベルトのホックと嵌合し、前記ベルトの自由端
    に前記トノカバーを固定するホックとからなることを特
    徴とするトノカバーの固定構造。
JP2511191U 1991-04-15 1991-04-15 トノカバーの固定構造 Pending JPH04119740U (ja)

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JP2511191U JPH04119740U (ja) 1991-04-15 1991-04-15 トノカバーの固定構造

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JP2511191U JPH04119740U (ja) 1991-04-15 1991-04-15 トノカバーの固定構造

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JPH04119740U true JPH04119740U (ja) 1992-10-27

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ID=31909909

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591818A (ja) * 1982-04-29 1984-01-07 ヴァレオ 自動車用スタータリングギャー−点火タイミングマーク手段式クラッチ
JPS59189097A (ja) * 1983-04-11 1984-10-26 Nippon Steel Corp エレクトロガスア−ク溶接用複合ワイヤ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591818A (ja) * 1982-04-29 1984-01-07 ヴァレオ 自動車用スタータリングギャー−点火タイミングマーク手段式クラッチ
JPS59189097A (ja) * 1983-04-11 1984-10-26 Nippon Steel Corp エレクトロガスア−ク溶接用複合ワイヤ

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970909