JPH04115804U - クリーン倉庫 - Google Patents

クリーン倉庫

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JPH04115804U
JPH04115804U JP2660691U JP2660691U JPH04115804U JP H04115804 U JPH04115804 U JP H04115804U JP 2660691 U JP2660691 U JP 2660691U JP 2660691 U JP2660691 U JP 2660691U JP H04115804 U JPH04115804 U JP H04115804U
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JP
Japan
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air
filter
clean warehouse
article
air duct
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Pending
Application number
JP2660691U
Other languages
English (en)
Inventor
保 塩飽
Original Assignee
村田機械株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルターの交換作業を行ない易くする。 【構成】 クリーン倉庫1内に上下・左右に多数の物品
収納棚16を有するラック装置15が設けられ、前記ラ
ック装置15の背面とクリーン倉庫1の垂直壁との間
に、物品収納棚16に向かって開口した空気噴出口20
を有する空気ダクト19が形成され、前記空気ダクト1
9の下部のフィルター室11に外周面が空気噴出面30
となされた円筒状フィルター28が収納され、この円筒
状フィルター28の軸心部空気入口29に、空気を空気
ダクト19に送り出すファン22の空気噴出口24が接
続されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は半導体ウエハ等の塵埃を嫌う物品を収納するクリーン倉庫に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来この種クリーン倉庫として以下の如きものは知られている。即ち、クリー ン倉庫内に設けられた、上下・左右に多数の物品収納棚を有するラック装置と、 このクリーン倉庫内において、ラック装置の前方で左右動自在に設けられたスタ ッカークレーンとを有しており、前記スタッカークレーンが、走行台車と、この 走行台車に立設されたマストに昇降自在に設けられた昇降台と、この昇降台に搭 載されたロボットハンド等の物品移載装置とを有しており、前記ラック装置の背 面とクリーン倉庫の垂直壁との間に、物品収納棚に向かって開口した空気噴出口 を有する空気ダクトが形成され、吸い引み口から空気を吸引して空気ダクトに送 り出すファンがクリーン倉庫下部に設けられ、前記空気ダクトの空気噴出口にフ ィルターが取り付けられたものは知られている。
【0003】
【従来技術の欠点】
前記従来クリーン倉庫には以下の如き欠点があった。即ち、物品収納棚に向か って開口した空気噴出口にフィルターが設けられていたため、即ち、ラック装置 の背面にフィルターが設けられたものであったため、フィルターの交換作業が行 ないにくいという欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】
この考案は前記欠点を解消するために以下の如き手段を採用した。 この考案は、クリーン倉庫内に上下・左右に多数の物品収納棚を有するラック 装置が設けられ、前記ラック装置の背面とクリーン倉庫の垂直壁との間に、物品 収納棚に向かって開口した空気噴出口を有する空気ダクトが形成され、前記空気 ダクトの下部のフィルター室に外周面が空気噴出面となされた円筒状フィルター が収納され、この円筒状フィルターの軸心部空気入口に、空気を空気ダクトに送 り出すファンの空気噴出口が接続されているものである。
【0005】
【考案の作用】
この考案は以下の如き作用をなすものである。 空気ダクトの下部のフィルター室に外周面が空気噴出面となされた円筒状フィ ルターが収納されたものであるから、ラック装置の背面に設けられたフィルター より交換が行ないやすい。
【0006】
【実施例】
以下にこの考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。なお、この明細書に おいて、前とは図1下側を、後とは同図上側をいい、左とは図1左側を、右とは 同右側をいう。 クリーン倉庫1は、図示略の物品搬入搬出口(図示略)及び下部に設けられた 外気取入口3等の所定の開口を除いて密閉室となされている。 前記クリーン倉庫1の床6の上方に間隙7をあけるようにして水平壁8が設け られ、この水平壁8の前後方向中央に左右方向に長い開口9が形成されている。 また、水平壁8の前端部及び水平壁8の後端部各々に2つの開口10が形成され ている。前記水平壁8の直ぐ下に各開口10につながるフィルター室11を画す るようにして囲い壁体12が設けられている。前記水平壁8の、開口9の縁部と クリーン倉庫1の床6との間に、垂直な仕切フィルター13が渡されている。
【0007】 前記水平壁8に、前後方向に所定間隔をあけて前後一対のラック装置15が立 設され、これらラック装置15は上下・左右に多数の物品収納棚16を有してお り、これら前後の物品収納棚16の物品出し入れ口17は相互に対向している。 なお、水平壁8は物品収納棚として使用される。
【0008】 前記ラック装置15の背面(物品出し入れ口17と逆側の部分)とクリーン倉 庫1の前後側壁との間に、物品収納棚16に向かって開口した空気噴出口20を 有する空気ダクト19が形成されている。前記空気噴出口20には、シルクスク リーン等からなる精密整流板21が設けられている。上記の構成を更に具体的に 説明すれば、精密整流板21をクリーン倉庫1の前後側壁との間に空気通路を形 成するようにして、水平壁8に立設したものである。
【0009】 前記空気ダクト19の下部の各フィルター室11に円筒状フィルター28が取 外し自在に収納されている。この円筒状フィルター28は、軸心部に空気入口2 9を有し、外周面が空気噴出面30となされたものであって、空気入口29から 入った空気は、空気噴出面30面から噴出されるが、その間に空気は清浄化され る。前記空気入口29は、フィルター室11と外部とを連通させるダクト25に 取外し自在となされている。 前記クリーン倉庫1の下部に、各フィルター室11に対応するようにしてファ ン22が、吸い込み口23を間隙7に位置させるようにして、且つ、空気噴出口 24をダクト25に接続させるようにして、設けられている。このような構成に よって、吸い込み口23から吸引された空気は、空気噴出口24、円筒状フィル ター28、フィルター室11、開口10、空気ダクト19、精密整流板21を経 て物品収納棚16の物品収納空間に噴出され、その空気はラック装置15間の間 隙を上から下に向かって流れ仕切フィルター13を経て再びファン22の吸い込 み口23に吸引される。また、外気取入口3からも所要量の外気が吸い込み口2 3に吸引される。なお、ファン22は前側・後側各々1つでも、3つ以上であっ ても良い。前記フィルター室11を構成するクリーン倉庫1の側壁に円筒状フィ ルター28の交換のための開口27が形成され、この開口27は通常は閉塞され 、円筒状フィルター28交換のときにのみ開かれるようになされている。
【0010】 前記開口9の下方に位置するようにして左右方向に長い前後一対のケーシング 31が配され、これらケーシング31は上部に左右方向に長いスリット32を有 している。前記ケーシング31内には左右方向に長い前後一対のガイドレール3 3が設けられ、これらガイドレール33に左右摺動体34が左右動自在に案内さ れ、これら左右摺動体34は図示略の駆動装置によって左右に摺動するようにな されている。前記左右摺動体34は連結板35によって連結されており、この連 結板35と左右摺動体34とによってスタッカークレーン37の走行台車38が 構成されている。
【0011】 前記連結板35に筒状のマスト40が立設され、このマスト40に昇降台41 が、マスト40内に収納されたタイミングベルト等を含む昇降装置42によって 、昇降自在となされている。
【0012】 前記昇降台41に中空状の水平旋回テーブル44が水平旋回自在に設けられ、 この水平旋回テーブル44にロボットハンド46が、水平旋回テーブル44内に 納められたボールねじ機構やベルト駆動機構等の公知の駆動機構によって水平摺 動自在に設けられ、このロボットハンド46は、本体ケース47と、この本体ケ ース47に、相互近接・離隔自在となされた一対のハンドアーム48とを有して いる。これらハンドアーム48は本体ケース47内に収納された駆動機構によっ て、相互に接近したり、相互に離隔したりするようになされている。なお、物品 移載装置として実施例以外のロボットハンド等を使用し得ることは云うまでもな い。
【0013】
【実施例の作用】
次に実施例のクリーン倉庫の作用を説明する。 まず、クリーン倉庫1内の空気の流れについて説明する。 吸い込み口23から吸引された空気は、空気噴出口24、円筒状フィルター2 8、フィルター室11、開口10、空気ダクト19、精密整流板21を経て物品 収納棚16の物品収納空間に噴出され、その空気はラック装置15間の間隙を上 から下に向かって流れ仕切フィルター13を経て再びファン22の吸い込み口2 3に吸引される。また、外気取入口3からも所要量の外気が吸い込み口23に吸 引される。 空気は円筒状フィルター28、仕切フィルター13、フィルター26を通過す る間に清浄化される。
【0014】 次に、物品Wを物品収納棚16に収納する作業について説明する。 クリーン倉庫1内の物品搬入搬出ステーションの台(図示略)上に物品Wが自 動または人手によって載置されると、その物品Wにハンドアーム48が対向する ように、走行台車38及び昇降台41が停止する。その後、ハンドアーム48の 自由端を物品Wに向けるように水平旋回テーブル44が旋回する。その後、ハン ドアーム48を離隔した状態でロボットハンド46が物品Wに向けて突出し、ハ ンドアーム48を物品Wの外側に位置させる。その後、ハンドアーム48が相互 に接近して物品Wを挟持する。その後、昇降台41がやや上昇した後、ロボット ハンド46は物品Wを挟持したまま後退して、物品Wを水平旋回テーブル44の 上方に引き込む。この説明から明らかなごとく、物品Wと水平旋回テーブル44 とは衝突・干渉しないようになされている。その後、走行台車38が左右に走行 し、昇降台41が昇降して、収納すべき物品収納棚16の上面より物品Wの底面 がやや上方に位置するようにする。その間に水平旋回テーブル44が水平旋回し て又はせずに、物品Wを所定の物品収納棚16に対向させる。その後、ロボット ハンド46が当該物品収納棚16に向かって突出し、然る後、昇降台41がやや 下降して物品Wを物品収納棚16に降ろす。その後、ハンドアーム48が相互に 離隔して物品Wを離す。その後、ロボットハンド46は水平旋回テーブル44側 に後退する。 なお、前記と逆の作動によって、物品Wを物品搬入搬出ステーションの台(図 示略)に搬出することが出来る。
【0015】
【考案の効果】
この考案は、前記した如き構成によって、以下の如き効果を奏するものである 。 空気ダクトの下部のフィルター室に外周面が空気噴出面となされた円筒状フ ィルターが収納されたものであるから、ラック装置の背面に設けられたフィルタ ーより交換が行ないやすい。 請求項2の考案によれば、空気ダクトの空気噴出口に整流板が設けられてい るので、物品収納棚の物品収納空間に乱れのない空気の流れを作って、物品収納 空間をクリーンに保持することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す簡略水平断面図であ
る。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 クリーン倉庫 11 フィルター室 15 ラック装置 16 物品収納棚 19 空気ダクト 20 空気噴出口 22 ファン 23 吸い込み口 24 空気噴出口 28 円筒状フィルター 29 空気入口 30 空気噴出面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーン倉庫内に上下・左右に多数の物
    品収納棚を有するラック装置が設けられ、前記ラック装
    置の背面とクリーン倉庫の垂直壁との間に、物品収納棚
    に向かって開口した空気噴出口を有する空気ダクトが形
    成され、前記空気ダクトの下部のフィルター室に外周面
    が空気噴出面となされた円筒状フィルターが収納され、
    この円筒状フィルターの軸心部空気入口に、空気を空気
    ダクトに送り出すファンの空気噴出口が接続されている
    クリーン倉庫。
  2. 【請求項2】 前記空気ダクトの空気噴出口に整流板が
    設けられている請求項1記載のクリーン倉庫。
JP2660691U 1991-03-26 1991-03-26 クリーン倉庫 Pending JPH04115804U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2660691U JPH04115804U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 クリーン倉庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2660691U JPH04115804U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 クリーン倉庫

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Publication Number Publication Date
JPH04115804U true JPH04115804U (ja) 1992-10-15

Family

ID=31911043

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2660691U Pending JPH04115804U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 クリーン倉庫

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JP (1) JPH04115804U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08189629A (ja) * 1994-11-10 1996-07-23 Akutorii Murata:Kk ドラム缶の廃油脂類焼却装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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