JPH05278810A - クリーン倉庫 - Google Patents

クリーン倉庫

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Publication number
JPH05278810A
JPH05278810A JP11079092A JP11079092A JPH05278810A JP H05278810 A JPH05278810 A JP H05278810A JP 11079092 A JP11079092 A JP 11079092A JP 11079092 A JP11079092 A JP 11079092A JP H05278810 A JPH05278810 A JP H05278810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
article
clean warehouse
duct
article storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP11079092A
Other languages
English (en)
Inventor
Masazumi Fukushima
正純 福島
Toshiaki Seto
利昭 瀬戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP11079092A priority Critical patent/JPH05278810A/ja
Publication of JPH05278810A publication Critical patent/JPH05278810A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円滑な空気の流れによって、塵埃の飛散をな
くす。 【構成】 物品収納棚16の物品出し入れ口17側か
ら物品収納棚16の背面に向かって空気を流し、即ち、
物品出し入れ口17の前方において上から下に流れる空
気を各物品収納棚16に分岐して、物品出し入れ口17
の前方において空気が衝突・合流することがないように
したので、物品出し入れ口17の前方において塵埃が飛
散することを防止することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体ウエハ等の塵埃
を嫌う物品を収納するクリーン倉庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種クリーン倉庫として以下の如
きものは知られている。即ち、クリーン倉庫内に設けら
れた、上下・左右に多数の物品収納棚を有するラック装
置と、このクリーン倉庫内において、ラック装置の前方
で左右動自在に設けられたスタッカークレーンとを有し
ており、前記スタッカークレーンが、走行台車と、この
走行台車に立設されたマストに昇降自在に設けられた昇
降台と、この昇降台に搭載されたロボットハンド等の物
品移載装置とを有しており、前記ラック装置の背面とク
リーン倉庫の垂直壁との間に、物品収納棚に向かって開
口した空気噴出口を有する空気ダクトが形成され、吸い
引み口から空気を吸引して空気ダクトに送り出すファン
がクリーン倉庫下部に設けられ、前記空気ダクトの空気
噴出口にフィルターが取り付けられたものは知られてい
る。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来クリーン倉庫には以下の如
き欠点があった。即ち、物品収納棚の背面から空気を噴
出し、物品収納棚の物品出し入れ口側に空気を流し、そ
の空気をクリーン倉庫下部に設けられたファンによって
吸引するものであったため、各物品収納棚の物品出し入
れ口から流出する空気が物品出し入れ口の前方において
上から下に流れる空気の流れと衝突・合流し、その合流
点で空気の流れに乱れが発生し、塵埃が飛散し易いとい
う欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】この発明は前記欠点
を解消するために以下の如き手段を採用した。この発明
は、クリーン倉庫内に上下・左右に多数の物品収納棚を
有するラック装置が設けられ、前記クリーン倉庫の上部
に下向きの空気噴出口を有する天井ダクトが設けられ、
この天井ダクトに空気往路ダクトを経て空気を送り出す
ファンがクリーン倉庫下部に設けられ、前記ラック装置
の背面とクリーン倉庫の垂直壁との間に、物品収納棚に
向かって開口した空気吸引口を有する空気復路ダクトが
設けられているものである。
【0005】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。物品収納棚の物品出し入れ口側から物品収納棚の
背面に向けて空気を流し、即ち、物品出し入れ口の前方
において上から下に流れる空気を各物品収納棚に分岐し
て、物品出し入れ口の前方において空気が衝突・合流す
ることがないようにしたので、物品出し入れ口の前方に
おいて塵埃が飛散することを防止することが出来る。
【0006】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図1下
側を、後とは同図上側をいい、左とは図1左側を、右と
は同右側をいう。クリーン倉庫1は、図示略の物品搬入
搬出口(図示略)及び下部に設けられた外気取入口3等
の所定の開口を除いて密閉室となされている。前記クリ
ーン倉庫1の床6の上方に間隔7をあけるようにして水
平壁8が設けられ、この水平壁8の前後方向中央に左右
方向に長い開口9が形成されている。また、水平壁8の
前端部とクリーン倉庫1の前壁との間及び水平壁8の後
端部とクリーン倉庫1の後壁との間には開口10が形成
されている。前記水平壁8の、開口9の縁部とクリーン
倉庫1の床6との間に、垂直な仕切フィルター11が渡
されている。
【0007】前記水平壁8に、前後方向に所定間隔をあ
けて前後一対のラック装置15が立設され、これらラッ
ク装置15は上下・左右に多数の物品収納棚16を有し
ており、これら前後の物品収納棚16の物品出し入れ口
17は相互に対向している。なお、水平壁8は物品収納
棚として使用される。
【0008】前記ラック装置15の背面(物品出し入れ
口17と逆側の部分)とクリーン倉庫1の前壁後壁との
間に、空気往路ダクト12と空気復路ダクト19とが設
けられ、前記空気往路ダクト12の上部は、クリーン倉
庫1の上部に設けられた、下向きの空気噴出口29を有
する天井ダクト28に接続されている。なお、天井ダク
ト28は前側と後側との2つから構成されている。前記
空気噴出口29にはフィルター30が取り付けられてい
る。前記空気復路ダクト19は物品収納棚16に向かっ
て開口した空気吸引口20を有しており、この空気吸引
口20にはシルクスクリーン等からなる多孔シート21
が設けられている。
【0009】前記クリーン倉庫1の下部に、ファン22
が、吸い込み口23を間隙7に位置させるようにして、
且つ、空気噴出口24を空気往路ダクト12の下端開口
に接続させるようにして、設けられている。前記外気取
入口3にフィルター26が取り付けられている。このよ
うな構成によって、吸い込み口23から吸引された空気
は、空気噴出口24、空気往路ダクト12、天井ダクト
28、フィルター30を経てクリーン倉庫1の上部から
下向きに噴出される。そして、その噴出空気はラック装
置15間を上から下に流れ、その間に空気復路ダクト1
9の空気吸引口20に吸引されるため、物品収納棚16
の物品出し入れ口17から物品収納棚16の背面に向か
う空気の流れが出来る。そして、空気復路ダクト19内
の空気は空気復路ダクト19の下端からファン22の吸
い込み口23に吸引される。他方、ラック装置15間の
間隙を下まで流れた空気は仕切フィルター11を経てフ
ァン22の吸い込み口23に吸引される。また、外気取
入口3からも所要量の外気が吸い込み口23に吸引され
る。なお、ファン22を2つ以上設けるようにしてもよ
い。
【0010】前記開口9の下方に位置するようにして左
右方向に長い前後一対のケーシング31が配され、これ
らケーシング31は上部に左右方向に長いスリット32
を有している。前記ケーシング31内には左右方向に長
い前後一対のガイドレール33が設けられ、これらガイ
ドレール33に左右摺動体34が左右動自在に案内さ
れ、これら左右摺動体34は図示略の駆動装置によって
左右に摺動するようになされている。前記左右摺動体3
4は連結板35によって連結されており、この連結板3
5と左右摺動体34とによってスタッカークレーン37
の走行台車38が構成されている。
【0011】前記連結板35に筒状のマスト40が立設
され、このマスト40に昇降台41が、マスト40内に
収納されたタイミングベルト等を含む昇降装置42によ
って、昇降自在となされている。
【0012】前記昇降台41に中空状の水平旋回テーブ
ル44が水平旋回自在に設けられ、この水平旋回テーブ
ル44にロボットハンド46が、水平旋回テーブル44
内に納められたボールねじ機構やベルト駆動機構等の公
知の駆動機構によって水平摺動自在に設けられ、このロ
ボットハンド46は、本体ケース47と、この本体ケー
ス47に、相互近接・離隔自在となされた一対のハンド
アーム48とを有している。これらハンドアーム48は
本体ケース47内に収納された駆動機構によって、相互
に接近したり、相互に離隔したりするようになされてい
る。なお、物品移載装置として実施例以外のロボットハ
ンド等を使用し得ることは云うまでもない。
【0013】
【実施例の作用】次に実施例のクリーン倉庫の作用を説
明する。まず、クリーン倉庫1内の空気の流れについて
説明する。吸い込み口23から吸引された空気は、空気
噴出口24、空気往路ダクト12、天井ダクト28、フ
ィルター30を経てクリーン倉庫1の上部から下向きに
噴出される。そして、その噴出空気はラック装置15間
を上から下に流れ、その間に空気復路ダクト19の空気
吸引口20に吸引される。そして、空気復路ダクト19
内の空気は空気復路ダクト19の下端からファン22の
吸い込み口23に吸引される。他方、ラック装置15間
の間隙を下まで流れた空気は仕切フィルター11を経て
ファン22の吸い込み口23に吸引される。また、外気
取入口3からも所要量の外気が吸い込み口23に吸引さ
れる。空気はフィルター30、仕切フィルター11、フ
ィルター26を通過する間に清浄化される。
【0014】次に、物品Wを物品収納棚16に収納する
作業について説明する。クリーン倉庫1内の物品搬入搬
出ステーションの台(図示略)上に物品Wが自動または
人手によって載置されると、その物品Wにハンドアーム
48が対向するように、走行台車38及び昇降台41が
停止する。その後、ハンドアーム48の自由端を物品W
に向けるように水平旋回テーブル44が旋回する。その
後、ハンドアーム48を離隔した状態でロボットハンド
46が物品Wに向けて突出し、ハンドアーム48を物品
Wの外側に位置させる。その後、ハンドアーム48が相
互に接近して物品Wを挟持する。その後、昇降台41が
やや上昇した後、ロボットハンド46は物品Wを挟持し
たまま後退して、物品Wを水平旋回テーブル44の上方
に引き込む。この説明から明らかなごとく、物品Wと水
平旋回テーブル44とは衝突・干渉しないようになされ
ている。その後、走行台車38が左右に走行し、昇降台
41が昇降して、収納すべき物品収納棚16の上面より
物品Wの底面がやや上方に位置するようにする。その間
に水平旋回テーブル44が水平旋回して又はせずに、物
品Wを所定の物品収納棚16に対向させる。その後、ロ
ボットハンド46が当該物品収納棚16に向かって突出
し、然る後、昇降台41がやや下降して物品Wを物品収
納棚16に降ろす。その後、ハンドアーム48が相互に
離隔して物品Wを離す。その後、ロボットハンド46は
水平旋回テーブル44側に後退する。なお、前記と逆の
作動によって、物品Wを物品搬入搬出ステーションの台
(図示略)に搬出することが出来る。
【0015】
【発明の効果】この発明は、前記した如き構成によっ
て、以下の如き効果を奏するものである。クリーン倉庫
の上部に下向きの空気噴出口を有する天井ダクトが設け
られ、この天井ダクトに空気往路ダクトを経て空気を送
り出すファンがクリーン倉庫下部に設けられ、前記ラッ
ク装置の背面とクリーン倉庫の垂直壁との間に、物品収
納棚に向かって開口した空気吸引口を有する空気復路ダ
クトが設けられていて、物品収納棚の物品出し入れ口側
から物品収納棚の背面に向かって空気を流し、即ち、物
品出し入れ口の前方において上から下に流れる空気を各
物品収納棚に分岐して、物品出し入れ口の前方において
空気が衝突・合流することがないようにしたので、物品
出し入れ口の前方において塵埃が飛散することを防止す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す簡略水平断面図であ
る。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 クリーン倉庫 12 空気往路ダクト 15 ラック装置 16 物品収納棚 19 空気復路ダクト 20 空気吸引口 22 ファン 23 吸い込み口 24 空気噴出口 28 天井ダクト 29 空気噴出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーン倉庫内に上下・左右に多数の物
    品収納棚を有するラック装置が設けられ、前記クリーン
    倉庫の上部に下向きの空気噴出口を有する天井ダクトが
    設けられ、この天井ダクトに空気往路ダクトを経て空気
    を送り出すファンがクリーン倉庫下部に設けられ、前記
    ラック装置の背面とクリーン倉庫の垂直壁との間に、物
    品収納棚に向かって開口した空気吸引口を有する空気復
    路ダクトが設けられているクリーン倉庫。
JP11079092A 1992-04-02 1992-04-02 クリーン倉庫 Pending JPH05278810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11079092A JPH05278810A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 クリーン倉庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11079092A JPH05278810A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 クリーン倉庫

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Publication Number Publication Date
JPH05278810A true JPH05278810A (ja) 1993-10-26

Family

ID=14544703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11079092A Pending JPH05278810A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 クリーン倉庫

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