JPH04115354U - 記録媒体およびその再生装置 - Google Patents

記録媒体およびその再生装置

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JPH04115354U
JPH04115354U JP2440391U JP2440391U JPH04115354U JP H04115354 U JPH04115354 U JP H04115354U JP 2440391 U JP2440391 U JP 2440391U JP 2440391 U JP2440391 U JP 2440391U JP H04115354 U JPH04115354 U JP H04115354U
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JP
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recorded
disc
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audio
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JP2440391U
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Inventor
啓一 松本
Original Assignee
カシオ計算機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトディスクの種類を自動的に判別す
る。 【構成】 コンパクトディスクにその種類を示す識別コ
ードを記録しておく。そして、その再生装置において識
別コードを検出し、その検出結果に対応して適切に信号
が再生できるように回路を自動的に切り換える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、少なくとも2チャンネルのオーディオデータが記録されたコンパク トディスク(CD)とそれを再生するコンパクトディスクプレーヤに代表される 記録媒体およびその再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
CDは容量が大きいため、多くの曲を記録することができる。また、高速ラン ダムアクセスが容易なため、多くの曲の中から所望の曲を選択し、迅速に再生す ることができる。このような特徴を有するため、最近CDを用いた所謂カラオケ 装置が普及しつつある。
【0003】 このカラオケ装置のため一般音楽用のコンパクトディスクの他、カラオケ用デ ィスク及び音声多重ディスクが提供されている。一般音楽用のコンパクトディス クはその左右両チャンネルにBGMとボーカルがそれぞれ記録されている。カラ オケ用ディスクにおいては左右両チャンネルにBGMのみが記録されており、ボ ーカルは記録されていない。また、音声多重ディスクにおいては左チャンネルに BGMが記録され、右チャンネルにボーカルが記録されている。一般音楽用のデ ィスクをカラオケ装置で再生する場合においては、ボーカルをボーカルキャンセ ル回路においてキャンセルし、BGMのみを再生出力するようにする。また、カ ラオケ用ディスクを再生する場合においては、左右両チャンネルにBGM信号の みが記録されている(ボーカルは記録されていない)ので、これらのBGM信号 をそのまま再生出力する。さらに音声多重ディスクを再生する場合においては、 左チャンネルのBGMをスピーカから出力し、右チャネルのボーカルはミュート するか或は、使用者が装着するヘッドホンにのみ供給する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
カラオケ装置において、再生出来るコンパクトディスクとしてこのように少な くとも3種類のディスクが用意されているのであるが、従来の装置においては使 用者がこれらのディスクの種類を判別し、その種類に適切な再生モードを手動操 作により切り換え、設定するようにしていた。従って操作性が悪く不便であった 。また1枚のディスクの途中で、上述した種類(記録方法)が変更されているよ うな場合においては、正しい再生が極めて困難であった。
【0005】 本考案はこのような状況に鑑みてなされたものであり、記録媒体に記録されて いるオーディオデータの種類に対応して、自動的に最適な再生モードが設定され るようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の記録媒体は、少なくとも2チャンネルのオーディオデータと 、2チャンネルのオーディオデータの種類を示す識別コードとが記録されている ことを特徴とする。
【0007】 請求項2に記載の記録媒体再生装置は、少なくとも2チャンネルのオヘディオ データとその種類を示す識別コードとが記録されている記録媒体を再生する再生 手段と、再生手段の出力から識別コードを読み取る読取手段と、読取手段の出力 に対応して、再生手段の出力を処理する処理手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】
請求項1に記載の記録媒体においては、少なくとも2チャンネルのオーディオ データ以外にその種類を示す識別コードが記録されている。従ってこの識別コー ドを判定し、適切なモードでオーディオデータを再生することが可能になる。
【0009】 また請求項2に記載の記録媒体再生装置においては、記録媒体から識別コード を読み取り、その読み取り結果に対応してオーディオデータを処理するようにし たので常に正しい状態でオーディオデータを再生することができる。
【0010】
【実施例】
本考案の記録媒体およびその再生装置の説明に先立って、本考案の記録媒体を 応用したコンパクトディスク(CD)のフォーマットについて説明する。
【0011】 図2はCDに記録されるデータのフォーマットを示すものであり、EFM変調 後の588チャンネルビットからなる1フレームは、大別してフレーム同期信号 としての24ビットのシンクパターン、1シンボル(=14チャンネルビット) のサブコードデータ、12シンボルのオーディオデータ、誤り検出、訂正のため の4シンボルのパリティ、12シンボルのオーディオデータ、及び4シンボルの パリティより構成される。なお、各シンボルの間にはマージンビットと呼ばれる 3ビットのデータが挿入され、このマージンビットにより直流成分が抑制される 。
【0012】 サブコードは98フレームで1サブコーディングフレームが形成される。この 様子を図3に示す。
【0013】 即ち、サブコードは図2に示す1フレームのデータを98フレーム繰り返すこ とにより得られる98シンボルのサブコードデータのうち、最初の2シンボルが サブコードシンクパターン、残余の96シンボルにおける各シンボルのビットが それぞれP乃至Wのデータとして構成される。このP乃至Wのデータのうち、P 、Qデータをコントロールビット、R乃至Wデータをユーザーズビットと称する 。このPデータは、曲間かまたは曲の途中かを示すコードとして使用されている 。またQデータはディスクに記録されている情報のアドレス(タイムコード)を 表すコードとして使用されており、その詳細を図4に示す。
【0014】 Qデータは96ビットを単位として構成される。これらの各ビットは順に、オ ーディオデータのエンファシスのオンオフ情報等を示すフラグ(4ビット)、現 在「0001」,「0010」,「0011」のデータが定義されているアドレ ス(4ビット)、曲の番号を示すトラックナンバ(01〜99)(8ビット)、 1曲内の章を示すインデックスコード(01〜99)(8ビット)、1曲内の経 過時間を分(PMIN)(8ビット),秒(PSEC)(8ビット),サブコー ドフレーム(PFRAME)(8ビット)単位でそれぞれ示す相対時間データ、 現在「00000000」のみのデータが定義されているゼロコード(8ビット )、及びディスクの始点からの経過時間を分(AMIN)(8ビット),秒(A SEC)(8ビット),サブコードフレーム(AFRAME)(8ビット)単位 でそれぞれ示す絶対時間データ、及び誤り検出符号(16ビット)からなってい る。
【0015】 尚、CDにおいては、ディスク上の記録位置に応じてリードインエリア、プロ グラムエリア(リードインエリアとリードアウトエリアの中間)、リードアウト エリア(最外周)がそれぞれ設けられており、これらの各領域においてQデータ の示す情報が異なるが、特にリードインエリアにおけるサブコード情報をTOC (Table Of Contents)と称して、ディスクの再生に先立って これを読み取ることにより、ディスク内の総トラック数や総演奏時間等を知るこ とが可能である。
【0016】 すなわち、リードインエリアにおいては、Qデータのトラックナンバが「00 」に設定されており、インデックスコードに代えて設定されるPOINTと呼ば れるコードが「A0」の時のPMINがそのディスクの最初のトラックナンバを 、「A1」の時のPMINがそのディスクの最後のトラックナンバを、「A2」 の時のPMIN、PSEC、PFRAMEがそれぞれリードアウトエリアの始ま る絶対時間を示すように、それぞれ定義されている。ここでTOCのPOINT が「A0」の時にわざわざ最初のトラックナンバを表すようにしているのは、規 格上最初の曲を必ずしも「トラックナンバ=1」にしなくともよいからである。
【0017】 この結果、POINT=A0およびA1の時に得られるPMINから、そのデ ィスクに記録されている曲数を演算することが出来るとともに、POINT=A 2から得られるPMIN、PSEC、PFRAMEからディスク全体の総演奏時 間を知ることが出来る。
【0018】 またPOINTが01〜99の場合には、その数字で表されるトラックナンバ の開始時間(絶対時間)がPMIN、PSEC、PFRAMEで示されるので、 ユーザの指定するトラックへのアクセスが可能になるのである。
【0019】 次にユーザーズビットであるR乃至Wデータについて図5を参照して説明する 。
【0020】 ユーザーズビットはR〜Wの6ビットにより構成され、96シンボルを4等分 して得られる24シンボルがデータの最小単位(パック)として扱われる。尚、 4パック(96シンボル)をパケットと称する。
【0021】 1パックの詳細を図6に示す。最初のシンボル(以下シンボル0と称する)は モード(3ビット)及びアイテム(3ビット)を表す。このモード及びアイテム の詳細は後述する。
【0022】 後続するシンボル1は命令の種類を示すインストラクションであり、さらにシ ンボル2及びシンボル3はシンボル0〜3の誤り検出及び訂正符号であるパリテ ィQ(Q0,Q1)となっている。パリティに後続するシンボル4乃至シンボル1 9はデータフィールドであり、グラフィックスデータ等より構成されるものであ る。データフィールドに続くシンボル20乃至シンボル23はパック内の情報( シンボル0〜23)を保護するための誤り検出及び訂正符号であるパリティP( P0,P1,P2,P3)とされている。
【0023】 次に、上記したモード及びアイテムについて説明する。 現在定義されているモード及びアイテムの組合せは次の通りである。 モード0(000)、アイテム0(000)…ZEROモード モード1(001)、アイテム0(000)…ライングラフィックスモード モード1(001)、アイテム1(001)…TVグラフィックスモード モード7(111)、アイテム0(000)…ユーザモード その他の未定義のモード及びアイテムの組合せは、将来の使用のため保留され ている。
【0024】 この定義より明らかなように、モード1であれば、データフィールドに記録さ れているデータがグラフィックスデータであり、逆にモード0である場合にはグ ラフィックス対応ではないことになる。
【0025】 図7はモード1、アイテム1のTVグラフィックスモードのパックの構成を表 している。データフィールド(図6)にはグラフィックスデータが収容されてい る。
【0026】 このグラフィックスデータとしては、その曲の歌詞或はタイトル等を記録する ことができる。そしてこのグラッフィックスデータが記録されているか否かは、 上述したパックのモード(R乃至T)より判定することができる。すなわち、こ のモードが「001」である場合においてはグラフィックスデータが記録されて いることになり、その他の場合例えば「000」の場合においては、グラフィッ クスデータは記録されていないことになる。
【0027】 次に図8を参照してアドレスコードQ5乃至Q8(図4)について説明する。ア ドレスコードQ5乃至Q8が「0001」(モード1)である場合、図4に示すよ うに、各Q(Q25〜Q80)には時間データが記録されていることになる。また、 アドレスコードが「0010」(モード2)または「0011」(モード3)で ある場合においては、例えばディスクの製造番号などが各Qに記録されているこ とになる。
【0028】 本考案においては、このアドレスコードとして、さらに「0100」(モード 4)と「0101」(モード5)が用意されている。そしてこのモード4のアド レスコードはそのディスクがカラオケ用のディスクである場合に記録され、モー ド5のアドレスコードはそのディスクが音声多重ディスクである場合に記録され る。このモード4と5のアドレスコードが記録される場合において各Qには、モ ード1における場合と同様に時間データが記録される。すなわち、アドレスコー ドとして「0100」または「0101」が検出された場合においては、各Qに 時間データが記録されていることを知ることができるばかりでなく、そのディス クがカラオケ用のディスクまたは音声多重ディスクであることを知ることができ る。
【0029】 図1は本考案の記録媒体再生装置を応用したコンパクトディスクを用いたカラ オケ装置の一実施例の構成を示すブロック図である。CDプレーヤ部1はコンパ クトディスクを再生し、その再生出力をボーカルキャンセル回路2、音声多重回 路3、およびスイッチ4a,4bの端子Bにそれぞれ供給する。また、スイッチ 4a,4bは接点A乃至Cより選択した信号をサウンドシステム5または6にそ れぞれ供給する。
【0030】 CDプレーヤ部1より出力されたサブコードデータはサブコード処理回路7に 供給される。サブコード処理回路7はCDプレーヤ部1より入力されたサブコー ドデータのうちグラフィックスデータをグラフィック処理回路8に供給する。グ ラフィック処理回路8は入力されたグラフィックスデータを処理し、画像表示部 9に出力している。例えばマイクロコンピュータ等よりなる制御部10はサブコ ード処理回路7より入力されるコントロールビットP,Qを読み取り、読み取り 結果に対応してボーカルキャンセル回路2、音声多重回路3、グラフィック処理 回路8、画像表示部9、スイッチ4(4a,4b)にそれぞれ制御信号P1乃至 P4またはSを出力する。キー入力部11は制御部10に所定の指令を入力する とき操作される。
【0031】 次にその動作を説明する。キー入力部11を操作してノーマル再生(N)を指 令すると、制御部10はボーカルキャンセル回路2と音声多重回路3に制御信号 P1とP2をそれぞれ供給し、それらの回路をオフさせる。また、スイッチ4に 制御信号Sを出力し接点Bを選択させる。これによりCDプレーヤ部1より再生 出力された左右チャンネルの信号はそれぞれスイッチ4a,4bの接点Bを介し てサウンドシステム5または6にそれぞれ供給される。サウンドシステム5また は6はそれぞれ左チャンネル用のオーディオデータまたは右チャンネル用のオー ディオ信号を内蔵するスピーカ等から出力する。
【0032】 また制御部10は、サブコード処理回路7を介してコントロールビットP,Q を読み取り、上述したパックのモード(R乃至T)のデータを読み取る。このモ ードが「000」である場合、今再生されているコンパクトディスクにはグラフ ィックスデータが記録されていないので制御信号P3をグラフィック処理回路8 に出力し、グラフィック処理回路8をオフさせる。また、モードR乃至Tが「0 01」である場合においてはグラフィック処理回路8をオンさせる。これにより サブコード処理回路7を介してグラフィック処理回路8に入力されたグラフィッ クスデータが処理され、画像表示部9に表示されることになる。この時、制御部 10は制御信号P4を画像表示部9に出力し、画像表示部9をオンさせることは もとよりである。
【0033】 次にキー入力部11を操作してカラオケ演奏(K)を制御部10に指令した場 合の動作について説明する。この時制御部10は図10に示すようなフローチャ ートの処理を実行させる。すなわち、制御部10はサブコード処理回路7を介し てCDプレーヤ部1において再生されているコンパクトディスクのアドレスコー ドQ5乃至Q8を読み取る。コンパクトディスクには図9に示すように、一般音楽 用のディスク(a,b)、カラオケ用のディスク(c,d)及び音声多重ディス ク(e,f)の3種類があり、それぞれにはアドレスコードQ5乃至Q8として「 0001」、「0100」または「0101」が記録されている。制御部10は このようなアドレスコードからそのコンパクトディスクがいずれの種類のもので あるかを判定する。
【0034】 一般音楽用のディスクである場合(アドレスコードが「0001」である場合 )、ステップS2に進み制御信号P1及びP2を出力し、ボーカルキャンセル回 路2をオンし、音声多重回路3をオフさせる。また、制御信号Sを出力してスイ ッチ4a,4bを接点A側に切り換えさせる。ボーカルキャンセル回路2はCD プレーヤ部1より入力されたLチャンネル及びRチャンネルの音声信号を逆位相 にして加算する。今再生されているのは一般音楽用のディスクであるから、Lチ ャンネルとRチャンネルにはそれぞれBGMとボーカルが記録されている。Lチ ャンネルとRチャンネルのBGMはそれぞれ異なる位相とされているが、ボーカ ルは同相(センター定位)とされているのが通常であるから、この加算処理によ りボーカルがキャンセルされ、BGMのみが出力される。このBGMがスイッチ 4a,4bの接点Aを介してサウンドシステム5及び6にそれぞれ出力される。
【0035】 ステップS1においてアドレス「0100」が検出された場合においてはステ ップS3に進み、ボーカルキャンセル回路2と音声多重回路3をそれぞれオフさ せる。そしてスイッチ4a,4bを接点B側に切り換えさせる。今再生されてい るのはカラオケ用のディスクであるからLチャンネルとRチャンネルにはBGM が記録されており、ボーカルは記録されていない。従ってCDプレーヤ部1より 出力されたLチャンネルとRチャンネルのBGMの音声信号がスイッチ4a,4 bを介してサウンドシステム5と6にそれぞれ供給される。
【0036】 さらにステップS1において、アドレスコードとして「0101」が検出され た場合においてはステップS4に進み、ボーカルキャンセル回路2をオフさせ、 音声多重回路3をオンさせる。そしてスイッチ4a,4bは接点C側に切り換え られる。今再生されているのは音声多重ディスクであり、この音声多重ディスク にはLチャンネルにBGMが、Rチャンネルにボーカルが、それぞれ記録されて いるので、音声多重回路3はRチャンネルのボーカルをミュートし、Lチャンネ ルのBGMのみを出力させる。これによりサウンドシステム5と6にLチャンネ ルのBGMのみが供給される。
【0037】 ステップS2乃至S4の処理が終了した後、次にステップS5に進み、パック のモードR乃至Tからグラフィックスデータが記録されているか否かを判定する 。パックのモードが「001」である場合ステップS6に進み、グラフィック処 理回路8と画像表示部9をオンさせる。これによりサブコード処理回路7より出 力されたサブコードデータ(グラフィックスデータ)がグラフィック処理回路8 に入力され処理される。そして得られた画像が画像表示部9に出力され、表示さ れる。
【0038】 パックのモードが「000」である場合においては、ステップS5からステッ プS7に進み、グラフィック処理回路8と画像表示部9はオフされる。すなわち 、この時グラフィックスデータは記録されていないので、これらの回路はオンさ せておく必要がないのである。
【0039】 なお上述したように、いずれの種類の場合においても各ディスクには時間デー タがそのまま記録されているので、所望の曲を時間データをアドレスとして選択 することが可能となっている。
【0040】 以上においては一般音楽用のディスクであるのか、カラオケ用のディスクであ るのか、音声多重ディスクであるのかの識別コードをアドレスQ5乃至Q8に記録 するようにしたが、図4におけるフラグQ1乃至Q4に記録するようにすること も可能である。或はまた曲間のオーディオデータ領域に可聴周波数帯域外の信号 として記録することもできる。
【0041】 以上本考案をコンパクトディスク及びそのプレーヤに応用した場合を例として 説明したが、本考案は磁気テープその他の記録媒体とその再生装置にも応用する ことが可能である。
【0042】
【考案の効果】
以上のように請求項1に記載の記録媒体によれば、少なくとも2チャンネルの オーディオデータとその種類を示す識別コード等を記録するようにしたので、こ の識別コードを検出して、記録媒体の種類に対応した再生状態を自動的に設定す ることが可能になる。
【0043】 また請求項2に記載の記録媒体再生装置によれば、識別コードを読み取りその 読み取り結果に対応して記録媒体より再生された信号を処理するようにしたので 手動操作により再生回路を切り換える必要がなくなり、操作性が改善され、便利 となる。また記録媒体の途中でその種類が変更されているような場合においても 常に正しい状態で信号を再生することが可能になる。更に識別コードに対応して 処理手段のうち必要のない部分をオフするようにすれば、無駄に電力が消費され ることが防止され、電池で動作する装置において、その使用可能時間をより長く することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の記録媒体再生装置の一実施例の構成を
示すブロック図
【図2】CDフォーマットの1フレームの構成を示す概
念図
【図3】CDフォーマットのサブコードの構成を示す概
念図
【図4】サブコードのQデータの構成を示す概念図
【図5】サブコードのユーザーズビットの構成を示す概
念図
【図6】ユーザーズビットにおける1パックの構成を示
す概念図
【図7】TVグラフィツクスモードのときの1パックの
構成を示す概念図
【図8】アドレスコードの内容を説明する図
【図9】コンパクトディスクの種類を説明する図
【図10】図1の実施例の動作を説明するフローチャー
【符号の説明】
1 CDプレーヤ(再生手段) 2 ボーカルキャンセル回路(処理手段) 3 音声多重回路(処理手段) 7 サブコード処理回路(読取手段) 10 制御部(読取手段) 11 キー入力部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2チャンネルのオーディオデ
    ータと、前記2チャンネルのオーディオデータの種類を
    示す識別コードとが記録されていることを特徴とする記
    録媒体。
  2. 【請求項2】 少なくとも2チャンネルのオーディオデ
    ータとその種類を示す識別コードとが記録されている記
    録媒体を再生する再生手段と、前記再生手段の出力から
    前記識別コードを読み取る読取手段と、前記読取手段の
    出力に対応して、前記再生手段の出力を処理する処理手
    段とを備えることを特徴とする記録媒体再生装置。
JP2440391U 1991-03-19 1991-03-19 記録媒体およびその再生装置 Pending JPH04115354U (ja)

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