JPH07134871A - データ記録装置、データ再生装置および記録媒体 - Google Patents

データ記録装置、データ再生装置および記録媒体

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JPH07134871A
JPH07134871A JP28118393A JP28118393A JPH07134871A JP H07134871 A JPH07134871 A JP H07134871A JP 28118393 A JP28118393 A JP 28118393A JP 28118393 A JP28118393 A JP 28118393A JP H07134871 A JPH07134871 A JP H07134871A
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JP28118393A
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Yasushi Fujinami
靖 藤波
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Original Assignee
Sony Corp
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    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
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    • G11B27/28Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体に自動的に再生される自動再生トラ
ックを形成する。 【構成】 コンパクトディスクのTOC情報として、番
号1乃至番号5の各トラックの開始位置の他、自動再生
トラックの開始位置も記録する。自動再生トラックは、
pointにE0のコードが記録されるエントリに記録
される。PMIN、PSEC、およびPFRAMEは、
それぞれその位置の分、秒、およびフレームを表してい
る。自動再生トラックが存在する場合、ディスクを装着
すると、自動再生トラックの再生が直ちに開始される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンパクトディ
スク(CD)、CD−I、ビデオディスクなどの記録媒
体、その記録装置またはその再生装置に用いて好適なデ
ータ記録装置、データ再生装置および記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図18は、従来のコンパクトディスクの
記録装置の一例の構成を示すブロック図である。マスタ
リングシステム3は、ビデオテープレコーダ(VTR)
4とエディタ5により構成されている。VTR4には、
そのビデオトラック上に、例えば、所定の歌手が歌った
歌を収録した音声情報が記録されているオリジナルテー
プ1が装着される。
【0003】エディタ5には、キー2を操作して、オリ
ジナルテープ1に記録された複数の曲のそれぞれに対し
てアクセスするためのアクセス情報を入力することがで
き、エディタ5は、このアクセス情報をVTR4に供給
する。VTR4は、エディタ5より入力されたアクセス
情報を、オリジナルテープ1の音声トラック上に書き込
む(アフタレコーディングする)。このようにして、V
TR4により、音声情報とともに、その音声情報に対す
るアクセス情報が記録されたマスタテープ6が作成され
る。
【0004】このようにして作成されたマスタテープ6
は、VTR7に装着され、再生される。VTR7により
再生された信号のうち、音声情報は、ECCエンコーダ
9に供給され、アクセス情報は、ジェネレータ8に供給
される。
【0005】ECCエンコーダ9は、VTR7より供給
された音声情報に対し、誤り検出訂正符号の付加などの
処理を行った後、変調装置10に供給する。また、ジェ
ネレータ8は、VTR7より供給されたアクセス情報
を、コンパクトディスクのTOCフォーマットに従った
サブコード信号に変換し、変調装置10に供給する。
【0006】変調装置10は、ECCエンコーダ9より
入力される音声データと、ジェネレータ8より供給され
るサブコードとを、コンパクトディスクのフォーマット
に従って多重化、変調し、カッティングマシン11に供
給する。カッティングマシン11は、変調装置10より
供給された信号に従って、マスタディスク12をカッテ
ィングする。
【0007】このようにして作成されたマスタディスク
12から、図示せぬ複製装置により、多数のコンパクト
ディスク21(図19)を複製する。
【0008】図19は、このようにして製造されたコン
パクトディスク21のフォーマットを表している。同図
に示すように、コンパクトディスク21の最内周には、
リードイン領域が形成され、最外周には、リードアウト
領域が形成され、両者の中間がデータ領域とされてい
る。
【0009】各領域においては、そのデータ部とサブコ
ード部に、それぞれデータまたはサブコードが記録され
るようになされている。データ領域のデータ部には、図
18のオリジナルテープ1より供給された音声情報(音
楽情報)が記録されている。この例においては、トラッ
ク1乃至トラックNにN曲の歌が記録されている。そし
て、そのサブコード部には、サブコードとして、各曲毎
の再生時間、あるいはデータ領域の先頭位置からの絶対
的位置を表す絶対時間などが記録されている。
【0010】また、リードイン領域とリードアウト領域
においては、そのデータ部には何もデータが記録されて
いない。リードイン領域のサブコード部においては、コ
ンパクトディスク21のデータ領域に記録されているト
ラック1乃至トラックNにアクセスするためのアクセス
情報が、TOC情報として記録されている。
【0011】図18のエディタ5には、例えば図20に
示すように、トラック数n(この例の場合、n=5)
が、アクセス情報として入力される。このトラック数n
は、オリジナルテープ1に記録されている曲の数に対応
している。
【0012】また、アクセス情報としては、図21に示
すように、リードインの長さ、およびトラック番号1乃
至トラック番号5の各トラックの長さのデータが入力さ
れる。これらの長さは、分、秒およびフレームを単位と
して表される。
【0013】例えば、この例においては、リードインの
長さが2秒30フレームとされ、トラック番号1の長さ
は4分55秒20フレームとされている。
【0014】アクセス情報として、このような情報が入
力されると、コンパクトディスク21のTOC情報とし
ては、図22に示すような情報が記録される。
【0015】即ち、トラック番号1乃至トラック番号5
に対応して、pointが01乃至05とされる。そし
て、各トラック番号のトラックの開始位置が、絶対時間
の分(PMIN)、秒(PSEC)、およびフレーム
(PFRAME)として表される。例えば、トラック番
号1の開始位置は、その前に2秒30フレームのリード
イン領域が形成されるため、2秒30フレームとなる。
また、このトラック番号1のトラックの長さは、4分5
5秒20フレームであるため、トラック番号2の開始位
置は、トラック番号1の開始位置(2秒30フレーム)
に、トラック番号1のトラックの長さ(4分55秒20
フレーム)を加算して、4分57秒50フレームとされ
る。
【0016】この例においては、番号1から番号5まで
の5つのトラックが形成されるため、最初の楽章番号
(point番号またはトラック番号)は、01とな
り、最後の楽章番号(point番号またはトラック番
号)は、05となる。そこで、これらの値がPMINと
して記録される。PMINに最初の楽章番号を記録する
場合、pointがA0とされる。また、PMINに最
後の楽章番号を記録する場合、pointがA1とされ
る。pointがA0またはA1とされた場合において
は、PSECおよびPFRAMEは、それぞれ00とさ
れる。
【0017】さらに、この例においては、リードアウト
の開始位置が24分04秒65フレームとして記録され
ている。リードアウトの開始位置を、PMIN、PSE
CおよびPFRAMEに記録する場合においては、po
intにA2が配置される。
【0018】従って、コンパクトディスク21を再生す
る場合、そのTOC情報を読み出し、そのTOC情報か
ら再生すべきトラックの開始位置を読み出し、その位置
にアクセスし、その位置が検出されたとき、その位置か
ら再生を開始することで、任意のトラックを再生するこ
とが可能となる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置において
は、このように、再生すべきトラックを指定すると、T
OC情報からそのトラックの開始位置を読み出し、そこ
から再生を開始することができるようになされている。
【0020】従って、トラックを再生するには、そのト
ラックを使用者が指定しなければならなかった。その結
果、例えば、予め設定されている所定のトラックを自動
的に再生するようなことができない課題があった。
【0021】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、所定のトラックを自動的に再生することが
できるようにするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデータ
記録装置は、記録媒体の複数のトラックに記録する複数
の記録データを発生する記録データ発生手段(例えば図
1のオリジナルテープ1)と、複数の記録データが記録
された記録媒体の複数のトラックにアクセスするための
アクセス情報を発生するアクセス情報発生手段(例えば
図1のキー2)と、記録媒体の複数のトラックのうち、
自動的に再生されるトラックを指定する自動再生トラッ
ク情報を発生する自動再生トラック情報発生手段(例え
ば図1のキー31)と、記録データと自動再生トラック
情報を記録媒体に記録する記録手段(例えば図1のカッ
ティングマシン11)とを備えることを特徴とする。
【0023】アクセス情報と自動再生トラック情報を、
TOCフォーマットに合成してTOCデータを生成し、
記録手段に供給する生成手段(例えば図1のジェネレー
タ8)をさらに設けることができる。
【0024】請求項3に記載の記録媒体は、複数の記録
データが記録されている複数のトラック(例えば図6の
トラック1乃至トラックN)と、複数のトラックにアク
セスするためのアクセス情報と、複数のトラックのう
ち、自動的に再生される自動再生トラックを指定する自
動再生トラック情報が記録されているTOC領域とを備
えることを特徴とする。
【0025】このTOC領域には、自動再生トラックと
他のトラックとを識別するコードを記録したり、自動再
生トラックの開始位置と終了位置とを記録したり、自動
再生トラックのトラック番号を記録したり、自動再生ト
ラックであるか否かを表すフラグを記録するようにする
ことができる。また、このTOC領域には、自動再生ト
ラックの位置を表す情報を記録する領域を、他のトラッ
クの位置を表す情報が記録されている領域とは別に形成
することができる。
【0026】請求項9に記載のデータ再生装置は、上述
したような記録媒体を再生するデータ再生装置におい
て、記録媒体を再生する再生手段(例えば図7のドライ
ブ41)と、再生手段により再生された信号から、自動
再生トラック情報を分離する分離手段(例えば図7の復
調装置42)と、分離手段により分離された自動再生ト
ラック情報に対応して、自動再生トラックを自動的に再
生する自動再生手段(例えば図7のシステムコントロー
ラ45)とを備えることを特徴とする。
【0027】このデータ再生装置には、自動再生トラッ
クを再生中に、他のトラックの再生が指令されたとき、
自動再生トラックの再生を中止し、指定された他のトラ
ックの再生を行うトラック制御手段(例えば図8のプロ
グラム上のステップS9,S10)をさらに設けるよう
にすることができる。
【0028】あるいはまた、自動再生トラックを再生中
に、他のトラックの再生が指令されたとき、指定された
トラックを記憶し、自動再生トラックの再生が終了した
後、記憶したトラックの再生を行うトラック制御手段
(例えば図10のプログラム上のステップS60,S6
1,S56,S62)を設けるようにすることができ
る。
【0029】また、この自動再生手段には、記録媒体が
装着されたとき、自動再生トラックを自動的に再生させ
たり、所定の入力が行われたとき、自動的に再生させる
ようにすることができる。
【0030】
【作用】請求項1に記載のデータ記録装置においては、
記録データだけでなく、自動再生トラック情報が記録媒
体に記録される。従って、操作性の良好な記録媒体を提
供することが可能となる。
【0031】請求項3に記載の記録媒体においては、そ
のTOC領域に、自動的に再生される自動再生トラック
を指定する自動再生トラック情報が記録される。従っ
て、自動再生トラックが自動的に再生され、例えば記録
媒体を再生装置に装着するだけで、所定の情報を直ちに
得ることが可能となる。
【0032】請求項9に記載のデータ再生装置において
は、記録媒体から自動再生トラック情報が再生、分離さ
れる。そして、この自動再生トラック情報に対応して、
自動再生トラックが自動的に再生される。従って、使用
者は特別の操作をすることなく、自動再生トラックに記
録されている情報を速やかに得ることが可能となる。
【0033】
【実施例】図1は、本発明のデータ記録装置を応用した
コンパクトディスクの記録装置の一実施例の構成を示す
ブロック図であり、基本的には、図18に示した従来の
装置と同様の構成を有している。但し、この実施例は、
エディタ5に対して、キー2を操作してアクセス情報が
入力されるだけでなく、キー31を操作して、自動再生
トラック情報が入力されるようになされている点が、従
来の場合と異なっている。
【0034】即ち、この実施例においては、キー2を操
作して、例えば図2に示すように、トラック数nが入力
されるとともに、図3に示すように、リードインおよび
トラック番号1乃至トラック番号5の各トラックの長さ
が入力される。さらにまた、この実施例においては、キ
ー31を操作することにより、図4に示すように、自動
再生トラックの長さが入力されるようになされている。
この実施例においては、トラック数、リードインの長
さ、および番号1から番号5までのトラックの長さは、
図20と図21に示した従来の場合と同様とされてい
る。そして、自動再生トラックの長さは1分とされてい
る。
【0035】エディタ5は、キー2とキー31を操作し
て入力されたアクセス情報と自動再生トラック情報を、
コンパクトディスクのTOCフォーマットのサブコード
に対応する信号にして、VTR4に供給する。VTR4
は、この信号を、オリジナルテープ1の音声トラック上
に記録して、マスタテープ6を作成する。
【0036】マスタテープ6は、VTR7に装着され、
再生される。再生信号のうち、音声情報は、ECCエン
コーダ9に入力され、誤り検出訂正符号の付加などの処
理が施された後、変調装置10に供給される。一方、V
TR7において、マスタテープ6の音声トラックから再
生されたアクセス情報と自動再生トラック情報を含む信
号は、ジェネレータ8に供給され、TOCフォーマット
のサブコード信号に変換される。このサブコード信号
は、変調装置10に供給される。
【0037】変調装置10は、ECCエンコーダ9より
入力された音声データと、ジェネレータ8より供給され
たサブコードデータとを多重化、変調し、記録信号とし
てカッティングマシン11に供給する。カッティングマ
シン11は、変調装置10より供給された記録信号に対
応してマスタディスク12をカッティングする。
【0038】そして、マスタディスク12から多数のレ
プリカを作成し、コンパクトディスク21とする。
【0039】図5は、このようにして作成されたコンパ
クトディスク21のフォーマットを表している。同図に
示すように、この実施例においては、データ領域の先頭
に(リードイン領域の直後に)自動再生トラックが形成
されている。この自動再生トラックのデータ部には、例
えば、データ領域に記録されているトラック番号1乃至
トラック番号Nの各トラックに記録されている音声情報
(曲)のタイトルや歌手名などが、音声情報としてまと
めて記録されている。即ち、データ領域に記録されてい
る音声情報の目次的な情報が記録されている。そして、
勿論、番号1乃至番号Nの各トラックのデータ部には、
それぞれ所定の音楽情報(曲)が記録される。
【0040】データ領域の外周側にはリードアウト領域
が形成され、データ領域の内周側にはリードイン領域が
記録されることは、図19に示した場合と同様である。
そして、データ領域のサブコード部には、各番号のトラ
ック内における相対的位置を表す相対時間と、データ領
域の先頭からの位置を表す絶対時間とが、サブコードデ
ータとして記録されている。また、リードイン領域のサ
ブコード部には、TOC情報が記録されている。
【0041】図6は、TOC情報の内容を表している。
同図に示すように、TOC情報としては、図22に示し
た場合と同様に、番号1乃至番号5のトラックの開始位
置が、PMIN、PSEC、PFRAMEに、それぞれ
分、秒、およびフレームとして記録される。
【0042】また、最初の楽章番号(point番号ま
たはトラック番号)と、最後の楽章番号(point番
号またはトラック番号)とが、PMINに記録される。
また、リードアウトの開始位置が、PMIN、PSE
C、およびPFRAMEに記録される。
【0043】以上のTOC情報は、基本的に図22に示
した場合と同様である。
【0044】また、この実施例においては、図6に示す
ように、以上の情報の他、自動再生トラックの開始位置
が、PMIN、PSEC、およびPFRAMEに、分、
秒、およびフレームとして記録される。この実施例の場
合、リードイン領域の直後に自動再生トラックが形成さ
れるため、自動再生トラックの開始位置は、リードイン
の長さが2秒30フレームであるところから、2秒30
フレームとして記録されている。
【0045】そして、PMIN、PSEC、およびPF
RAMEに自動再生トラックの開始位置を記録する場合
においては、pointにE0が記録されている。即
ち、通常の音楽情報を記録するトラックは、point
として、00乃至99のいずれかの値が記録される。自
動再生トラックのpointとしては、00乃至99以
外の値が記録されるため、この自動再生トラックは、通
常の音声情報を記録するトラックとは異なる特別のトラ
ックとして取り扱われることになる。
【0046】このように、リードイン領域の直後に(番
号1のトラックの直前に)自動再生トラックが記録され
るため、番号1乃至番号5の各トラックの開始位置は、
図22に示した場合より、自動再生トラックの長さ(1
分)分だけ大きい値とされている。リードアウトの開始
位置も同様である。
【0047】即ち、例えば、番号1のトラックは、その
開始位置が、図22においては、2秒30フレームであ
ったものが、図6においては、1分2秒30フレームと
されている。また、リードアウトの開始位置は、図22
においては、24分4秒65フレームとされているもの
が、図6においては、25分4秒65フレームとされて
いる。
【0048】図7は、以上のようにして形成されたコン
パクトディスク21の再生装置の一実施例の構成を示し
ている。ドライブ41は、コンパクトディスク21が装
着されると、それを再生し、再生信号を復調装置42に
出力するようになされている。復調装置42は、ドライ
ブ41より入力された再生信号から、音声情報とサブコ
ード情報とを分離、復調し、音声情報をECC回路43
に、サブコード情報をシステムコントローラ45にそれ
ぞれ供給する。
【0049】ECC回路43は、復調装置42より入力
された音声情報の誤りを検出、訂正し、D/A変換器4
4に出力する。D/A変換器44は、入力されたデジタ
ルデータをアナログ信号に変換して、図示せぬスピーカ
などに出力する。
【0050】一方、システムコントローラ45は、復調
装置42より供給されるサブコード情報をモニタし、そ
の再生位置を検出する。また、入力されるサブコード情
報がTOC情報である場合においては、その情報をTO
C記憶回路(RAM)46に供給し、記憶させる。表示
装置47には、コンパクトディスク21に記録されてい
るトラックの数や、現在再生中のトラックの番号、ある
いはタイトルなど、所定の情報を表示する。操作入力部
48は、ボタン、キー、あるいはリモートコントロール
装置などにより構成され、使用者が所定の入力を行うと
き操作される。RAM49には、必要に応じて所定のデ
ータが記憶される。
【0051】次に、図8のフローチャートを参照して、
その動作について説明する。最初にステップS1におい
て、コンパクトディスク21がドライブ41に装着され
るまで待機し、ドライブ41がコンパクトディスク21
の装着を表すステイタスをシステムコントローラ45に
出力したとき、ステップS2に進み、システムコントロ
ーラ45は、コンパクトディスク21のTOC情報を読
み取り、TOC記憶回路46に記憶させる。
【0052】即ち、システムコントローラ45は、ドラ
イブ41よりコンパクトディスク21が装着されたこと
を表すステイタスが供給されたとき、ドライブ41を制
御し、装着されたコンパクトディスク21を回転させ、
ドライブ41に、そのリードイン領域のTOC情報を再
生させる。ドライブ41より出力された再生信号は、復
調装置42に供給され、復調される。復調装置42によ
り復調されたサブコード信号は、システムコントローラ
45を介してTOC記憶回路46に供給され、記憶され
る。
【0053】次にステップS3に進み、システムコント
ローラ45は、TOC記憶回路46に記憶したTOC情
報から、自動再生トラックを表すコードE0がpoin
tに記録されているか否かを判定する。上述したよう
に、自動再生トラックが存在する場合、pointにE
0が記録されているエントリに、自動再生トラックの開
始位置が記録されている。逆に、自動再生トラックが存
在しない場合においては、pointにE0が記録され
ているエントリが存在しないことになる。
【0054】ステップS3において、E0がpoint
に記録されているエントリが存在しないと判定された場
合、ステップS6に進み、コンパクトディスク21の再
生動作を停止させる。即ち、システムコントローラ45
は、ドライブ41を制御し、コンパクトディスク21の
回転を停止させる。
【0055】次にステップS7に進み、操作入力部48
より終了の指令が入力されているか否かを判定し、終了
の指令が入力されていなければ、ステップS8に進み、
操作入力部48を操作して、再生トラックの指定がなさ
れたか否かを判定する。所定のトラックを再生すべき入
力が行われていない場合においては、ステップS7に戻
る。このように、ステップS7とステップS8の処理
を、所定のトラックの再生が指令されるまで、繰り返し
実行する。
【0056】この状態において、操作入力部48が操作
され、所定のトラックを再生すべき入力が行われた場合
においては、ステップS8からステップS10に進み、
指定されたトラックを再生する。即ち、システムコント
ローラ45は、操作入力部48より入力された番号のト
ラックの開始位置をTOC記憶回路46から読み出し、
その位置にアクセスするように、ドライブ41を制御す
る。
【0057】ドライブ41は、コンパクトディスク21
を再生し、その再生信号を復調装置42に出力する。復
調装置42は、再生信号中のサブコード信号を復調し、
復調したサブコード信号をシステムコントローラ45に
出力する。システムコントローラ45は、サブコード信
号で表される絶対的位置(分、秒、およびフレーム)
が、TOC記憶回路46から読み出した再生すべきトラ
ックの開始位置と一致するように、ドライブ41を制御
する。
【0058】そして、その位置が所定の位置に達したと
き、復調装置42は、そのトラックのデータ部に記録さ
れている音声情報を復調し、ECC回路43に出力す
る。ECC回路43は、入力された音声信号の誤り検出
訂正処理を行い、D/A変換器44に出力する。D/A
変換器44により、デジタル信号からアナログ信号に変
換された音声信号は、図示せぬスピーカに出力される。
このようにして、指定したトラックの再生が行われる。
【0059】次にステップS11に進み、指定したトラ
ック(現在再生中のトラック)の終了位置に達したか否
かが判定され、まだ終了位置に達していない場合におい
ては、ステップS12に進み、他のトラックが再生すべ
きトラックとして指定されたか否かが判定される。現在
再生中のトラック以外に他のトラックが指定されなけれ
ば、ステップS11に戻る。
【0060】ステップS11において、現在再生中のト
ラックの終了位置に達したと判定された場合において
は、ステップS6に進み、再生動作を停止させる。そし
てステップS7およびステップS8の処理を繰り返し実
行する。
【0061】一方、所定のトラックを再生中に、ステッ
プS12において、他のトラックを再生すべきことが指
令されたと判定された場合においては、ステップS10
に進み、その新たに指定されたトラックの再生を実行す
る。即ち、システムコントローラ45は、所定のトラッ
クを再生中に、操作入力部48より、他のトラックを再
生すべきことが入力されたとき、ドライブ41を制御
し、現在再生中のトラックの再生動作を停止させ、新た
に入力されたトラックにアクセスさせる。そして、その
新たなトラックの再生を開始させる。
【0062】以上、自動再生トラックが存在しない場合
における処理は、従来の場合と同様の処理となる。
【0063】一方、ステップS3において、E0のコー
ドがpointに記録されているエントリが、TOC情
報中に存在すると判定された場合(自動再生トラックが
存在すると判定された場合)、ステップS4に進み、自
動再生トラック再生処理を実行する。即ち、システムコ
ントローラ45は、TOC記憶回路46のpointに
E0が記録されているエントリから、自動再生トラック
の開始位置を読み取り、その開始位置にアクセスさせ
る。そして、その開始位置から再生を開始させる。この
実施例の場合、図6に示すように、2秒30フレームの
位置から、1分の長さの自動再生トラックの再生が開始
される。
【0064】復調装置42は、ドライブ41が出力する
再生信号を復調し、音声情報を、ECC回路43、D/
A変換器44を介して、図示せぬスピーカに出力させ
る。
【0065】この自動再生トラックには、この実施例の
場合、例えばコンパクトディスク21に記録されてい
る、5つの曲のタイトル、および演奏者(歌手)などが
記録されている。従って、例えばコンパクトディスク2
1をドライブ41に装着するだけで、そのディスクに記
録されている音声情報の内容を知ることができる。この
ように、音声信号でコンパクトディスク21に記録され
ている音声情報の内容を知らしめることは、例えば自動
車の運転をしながらコンパクトディスクを聴くような場
合における運転者、あるいは眼の不自由な人などに、非
常に便利となる。
【0066】勿論、このとき、このような曲のタイトル
や演奏者を表示装置47に表示させるようにすることも
可能である。
【0067】尚、TOC情報は、コンパクトディスク2
1上に同一の情報が3回繰り返して書き込まれている。
従って、1つのTOC情報がドロップアウト(傷)など
により欠落したとしても、他の同一の情報を再生するこ
とで、そのドロップアウトによる影響を実質的に消滅さ
せることが可能になる。
【0068】以上のようにして、自動再生トラックが再
生されたとき、ステップS5に進み、その自動再生トラ
ックの終了位置に達したか否かが判定される。終了位置
に達したと判定された場合、ステップS6に進み、自動
再生トラックの再生動作を停止させる。そして、ステッ
プS7およびステップS8の処理を繰り返し実行し、次
の再生トラックが指定されるまで待機する。
【0069】一方、ステップS5において、自動再生ト
ラックの再生位置がまだ終了位置まで達していないと判
定された場合、ステップS9に進み、操作入力部48が
操作され、他のトラックを再生すべき指令が入力された
か否かが判定される。他のトラックの再生が指示されな
ければ、ステップS5に戻る。
【0070】このようにして、自動再生トラックを再生
中においては、ステップS5とステップS9の処理を繰
り返し実行し、ステップS9において、自動再生トラッ
クの再生中に、他のトラックを再生すべき指令が入力さ
れたと判定された場合においては、ステップS10に進
み、現在再生中の自動再生トラックの再生動作を終了さ
せ、新たに指定されたトラックにアクセスし、その再生
を開始させる。そしてステップS11およびステップS
12の処理を実行し、新たに再生されたトラックを再生
中に、さらに他のトラックの再生が指令されるか否かを
判定する処理を繰り返す。
【0071】所定のトラックを再生中に、他のトラック
の再生が指令された場合においては、ステップS10に
戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。所定のトラ
ックの再生中に、他のトラックの再生が指令されずに、
そのトラックの再生が終了した場合においては、ステッ
プS6に戻り、再生動作を停止させ、さらにステップS
7,S8に進み、新たな再生の指令が入力されるまで待
機する。
【0072】そしてステップS7において、操作入力部
48が操作され、再生動作の終了が指令されたと判定さ
れた場合においては、ステップS13に進み、再生動作
終了処理が実行される。
【0073】以上の実施例においては、ドライブ41に
コンパクトディスク21が装着されると、そこに自動再
生トラックが形成されていれば、直ちにその自動再生ト
ラックの再生が開始されるようにしたが、所定の入力が
行われたとき、その再生動作を開始させるようにするこ
とも可能である。
【0074】即ち、例えば、バッテリで動作するような
再生装置は、できるだけバッテリを長時間使用できるよ
うにすることが好ましい。従って、このような場合にお
いては、操作入力部48の所定のキーが使用者によりタ
ッチされるなどして、使用者より何らかの入力が行われ
た場合において、初めて自動再生トラックを再生させる
ようにすることができる。このようにすれば、バッテリ
の消耗を、より抑制することができる。
【0075】このような処理を実行する場合において
は、図9のフローチャートに示すように、最初にステッ
プS21において、コンパクトディスク21が装着され
るまで待機し、装着された場合においては、ステップS
22に進み、TOC情報を読み取り、TOC記憶回路4
6に記憶させる。そして、その後、ステップS23に進
み、ドライブ41が制御され、コンパクトディスク21
の回転動作が一旦停止される。そして、さらにステップ
S24に進み、操作入力部48より、何らかのキーに対
応する信号が入力されるまで待機する。そしてステップ
S24において、何らかのキーが操作されたと判定され
た場合においては、ステップS25に進み、E0のコー
ドが記録されているpointが存在するか否かを判定
する。
【0076】この図9のステップS25乃至S35の処
理は、図8におけるステップS3乃至S13の処理と同
様の処理である。
【0077】以上のように、この実施例によれば、自動
再生トラックが記録されているコンパクトディスク21
がドライブ41に装着されたとき、直ちにその再生が開
始されるのではなく、操作入力部48の何らかのキーが
操作されたとき、初めてその再生が開始される。従っ
て、必要以上に電力が消費されることが防止される。
【0078】図8および図9に示した処理例において
は、自動再生トラックが再生されている場合において、
他のトラックの再生が指令されたとき、現在再生中のト
ラックの再生動作を停止させ、新たに再生が指令された
トラックの再生を開始するようにしたが、自動再生トラ
ックのすべてが終了するまで待機するようにすることも
可能である。
【0079】図10と図11の処理例は、この場合の処
理動作例を表している。即ち、図10のステップS51
乃至S65の処理は、図8のステップS1乃至S13の
処理と基本的に同様の処理であるが、ステップS55に
おいて、自動再生トラックの再生中に、その終了位置に
まだ達していないことが検出されている場合、ステップ
S60に進み、他のトラックの再生が指令されたか否か
判定される。そして、他のトラックの再生が指令されな
ければ、ステップS55に戻る。このように、自動再生
トラックの再生中においては、ステップS55とステッ
プS60の処理を繰り返し実行する。
【0080】そして、ステップS60において、自動再
生トラックの再生動作中に操作入力部48が操作され、
他のトラックの再生が指令されたと判定された場合にお
いては、ステップS61に進み、その指定したトラック
の番号がRAM49に記憶される。そして再びステップ
S55に戻り、同様の処理を繰り返し実行する。
【0081】このようにして、RAM49には、自動再
生トラックの再生動作中に、使用者により再生が指令さ
れたトラックが記憶されることになる。そしてステップ
S55において、自動再生トラックの終了位置が検出さ
れたと判定された場合、ステップS56に進み、RAM
49に再生すべきトラックが記憶されているか否かが判
定される。RAM49に再生すべきトラックが記憶され
ていない場合においては、ステップS57に進み、自動
再生トラックの再生動作を停止させ、ステップS58と
ステップS59において、新たに再生トラックが指令さ
れるまで待機する。
【0082】一方、ステップS56において、自動再生
トラックの再生動作中に、他のトラックの再生が指令さ
れていると判定された場合においては、ステップS62
に進み、その指定されたトラックにアクセスし、その再
生が開始される。次にステップS63に進み、再生中の
トラックが終了したか否か判定し、終了していなけれ
ば、ステップS64に進み、他のトラックの再生が指令
されているか否かを判定する。他のトラックの再生が指
令されていなければ、再びステップS63に戻る。
【0083】ステップS64において、他のトラックの
再生が指令されていると判定された場合においては、ス
テップS62に戻り、現在再生中のトラックの再生を終
了し、新たに指定されたトラックにアクセスし、そのト
ラックの再生を開始する。
【0084】一方、ステップS63において、再生中の
トラックの終了が検出された場合においては、ステップ
S57に進み、コンパクトディスク21の回転が停止さ
れ、さらにステップS58,S59に進み、新たなトラ
ックの再生が指令されるまで待機する。
【0085】以上のように、この処理例においては、自
動再生トラック以外の他のトラックを再生中に、他のト
ラックの再生が指令された場合においては、現在再生中
のトラックの再生を停止し、直ちに他のトラックの再生
が開始される。これに対して、現在再生中のトラックが
自動再生トラックである場合においては、この自動再生
トラックを再生中に、他のトラックの再生が指令された
としても、自動再生トラックの終了位置まで再生を継続
し、終了位置まで再生が行われた後、新たなトラックの
再生が開始される。従って、自動再生トラックに記録さ
れているすべての音声情報を確実に確認することが可能
となる。
【0086】この図10の処理例においては、図8のフ
ローチャートに示した場合と同様に、コンパクトディス
ク21が装着された場合、自動再生トラックが存在する
とき、その再生を直ちに開始するようにしたが、操作入
力部48の何らかのキーが操作されるまで待機し、何ら
かのキーが操作されたとき、初めて自動再生トラックを
再生するようにすることも可能である。この場合におい
ては、図10のフローチャートは、図11に示すように
変更される。
【0087】即ち、図11のステップS81において、
コンパクトディスク21の装着が検出されるまで待機
し、装着されたとき、ステップS82において、TOC
情報を読み取り、記憶し、さらにステップS83に進
み、コンパクトディスク21の回転を一旦停止させる。
そしてステップS84において、操作入力部48の何ら
かのキーが操作されるまで待機する。そして、何らかの
キーが操作されたとき、ステップS85乃至S97の処
理を実行する。このステップS85乃至S97の処理
は、図10におけるステップS53乃至S65の処理と
同様の処理となる。
【0088】以上の実施例においては、データ領域の先
頭に自動再生トラックを形成するようにしたが、任意の
トラックの一部の領域を自動再生トラック(自動再生領
域)として指定することも可能である。
【0089】例えば図12に示す例においては、トラッ
ク2の一部の領域が自動再生領域として指定されてい
る。
【0090】このような指定を行う場合、TOC情報
は、例えば図13に示すように構成される。この図13
の実施例においては、自動再生領域の開始アドレスと終
了アドレスが、それぞれpointにE1およびE2で
示すコードが記録されているエントリに絶対時間として
記録される。この実施例の場合、4分57秒50フレー
ムから始まるトラック2の中の、5分00秒00フレー
ムから5分59秒74フレームまでの領域が、自動再生
領域として指定されている。
【0091】従って、この実施例においては、このよう
に指定されているトラック2の所定の領域の音声情報
が、自動再生トラックの情報として、上述した場合と同
様に再生される。
【0092】次に図14乃至図17を参照して、TOC
情報内において、自動再生トラックを指定する他の例に
ついて説明する。
【0093】図14の実施例においては、pointが
00であるトラックが自動再生トラックとして規定され
ている。この番号00というトラック番号は、一般的に
は使用される頻度が極めて小さい。これは、この番号の
トラックを規定すると、トラックの番号が、そのコンパ
クトディスクに記録されている曲の何番目の曲であるの
かを表す序数に対応しなくなるからである(序数に対応
させるには、1を加算する必要がある)。そこで、この
番号00のトラックを自動再生トラックとして規定すれ
ば、番号01乃至99のトラックを本来のトラックとし
て、そのまま使用することができ、従来の使用上の感覚
と違和感が生じることが防止される。
【0094】図15と図16は、さらに他の実施例を表
している。この実施例においては、TOC情報として規
定される範囲(テーブル)の最初の3バイトに、自動再
生トラックの開始アドレスが記録されるようになされ
る。最初の1バイトは分を、次の1バイトは秒を、そし
て最後の1バイトはフレームを表している。従って、図
15の実施例においては、00分20秒40フレームが
自動再生トラックの開始位置とされている。
【0095】これに対して、自動再生トラックが存在し
ない場合においては、図16に示すように、その最初の
3バイトの各バイトにFF(16進数)が記録される。
【0096】図17は、さらに他の実施例を表してい
る。この実施例においては、各トラック毎にフラグが記
録されるようになされている。自動再生トラックにはフ
ラグ1がセットされ、それ以外のトラックにはフラグ0
がセットされる。従って、図17の実施例においては、
番号00のトラックが自動再生トラックとして規定され
ていることになる。
【0097】以上、本発明をコンパクトディスク、その
記録装置および再生装置に応用した場合を例として説明
したが、本発明は、コンパクトディスクに音声情報だけ
でなく、ビデオ情報をも記録する場合、あるいは、ビデ
オディスク、その他の記録媒体とその記録、再生装置に
応用することも可能である。
【0098】記録媒体にビデオデータを記録することが
可能である場合においては、自動再生トラックに記録さ
れているビデオ信号を再生し、それを表示装置47に表
示させるようにすることができる。
【0099】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、記録データ
だけでなく、自動再生トラック情報を記録するようにし
たので、使用者が特別の操作をすることなく、自動的に
そこに記録されている情報を確認することが可能とな
り、操作性が改善される。従って、例えば、その記録媒
体に記録されている情報の目次的な情報をそこに記録し
ておくことで、目次的情報を自動的に確認することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ記録装置を応用したコンパクト
ディスクの記録装置の一実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の実施例におけるキー2により入力される
アクセス情報を説明する図である。
【図3】図1の実施例におけるキー2により入力される
アクセス情報を説明する図である。
【図4】図1の実施例におけるキー31により入力され
る自動再生トラック情報を説明する図である。
【図5】図1の実施例により生成されるコンパクトディ
スク21のフォーマットを説明する図である。
【図6】図1の実施例においてマスタディスク12に記
録されるTOC情報を説明する図である。
【図7】本発明のデータ再生装置を応用したコンパクト
ディスクの再生装置の一実施例の構成を示すブロック図
である。
【図8】図7の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図9】図7の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図10】図7の実施例の動作を説明するフローチャー
トである。
【図11】図7の実施例の動作を説明するフローチャー
トである。
【図12】所定のトラックの一部の領域を自動再生トラ
ックとする場合のフォーマットを説明する図である。
【図13】所定のトラックの一部の領域を自動再生トラ
ックとする場合のTOC情報を説明する図である。
【図14】TOC情報において自動再生トラックを規定
する他の例を説明する図である。
【図15】TOC情報において自動再生トラックを規定
する他の例を説明する図である。
【図16】TOC情報において自動再生トラックを規定
する他の例を説明する図である。
【図17】TOC情報において自動再生トラックを規定
する他の例を説明する図である。
【図18】従来のコンパクトディスクの記録装置の構成
例を示すブロック図である。
【図19】従来のコンパクトディスクのフォーマットを
説明する図である。
【図20】図18のキー2により入力されるアクセス情
報を説明する図である。
【図21】図18のキー2により入力されるアクセス情
報を説明する図である。
【図22】図18のマスタディスク12より形成される
コンパクトディスク上のTOC情報を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 オリジナルテープ 2 キー 3 マスタリングシステム 4 VTR 5 エディタ 6 マスタテープ 7 VTR 8 ジェネレータ 9 ECCエンコーダ 10 変調装置 11 カッティングマシン 12 マスタディスク 21 コンパクトディスク 31 キー 41 ドライブ 42 復調装置 43 ECC回路 44 D/A変換器 45 システムコントローラ 46 TOC記憶回路 47 表示装置 48 操作入力部 49 RAM

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の複数のトラックに記録する複
    数の記録データを発生する記録データ発生手段と、 複数の前記記録データが記録された前記記録媒体の複数
    のトラックにアクセスするためのアクセス情報を発生す
    るアクセス情報発生手段と、 前記記録媒体の複数のトラックのうち、自動的に再生さ
    れるトラックを指定する自動再生トラック情報を発生す
    る自動再生トラック情報発生手段と、 前記記録データと自動再生トラック情報を前記記録媒体
    に記録する記録手段とを備えることを特徴とするデータ
    記録装置。
  2. 【請求項2】 前記アクセス情報と自動再生トラック情
    報を、TOCフォーマットに合成してTOCデータを生
    成し、前記記録手段に供給する生成手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ記録装置。
  3. 【請求項3】 複数の記録データが記録されている複数
    のトラックと、 複数の前記トラックにアクセスするためのアクセス情報
    と、前記複数のトラックのうち、自動的に再生される自
    動再生トラックを指定する自動再生トラック情報が記録
    されているTOC領域とを備えることを特徴とする記録
    媒体。
  4. 【請求項4】 前記TOC領域には、前記自動再生トラ
    ックと他のトラックとを識別するコードが記録されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記TOC領域には、前記自動再生トラ
    ックの開始位置と終了位置とを表す情報が記録されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記TOC領域には、前記自動再生トラ
    ックのトラック番号が記録されていることを特徴とする
    請求項3に記載の記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記TOC領域には、前記自動再生トラ
    ックの位置を表す情報を記録する領域が、他のトラック
    の位置を表す情報が記録されている領域とは別に形成さ
    れていることを特徴とする請求項3に記載の記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記TOC領域には、前記自動再生トラ
    ックであるか否かを表すフラグが記録されていることを
    特徴とする請求項3に記載の記録媒体。
  9. 【請求項9】 複数の記録データが記録されている複数
    のトラックと、 複数の前記トラックにアクセスするためのアクセス情報
    と、前記複数のトラックのうち、自動的に再生される自
    動再生トラックを指定する自動再生トラック情報が記録
    されているTOC領域とを備える記録媒体を再生するデ
    ータ再生装置において、 前記記録媒体を再生する再生手段と、 前記再生手段により再生された信号から、前記自動再生
    トラック情報を分離する分離手段と、 前記分離手段により分離された前記自動再生トラック情
    報に対応して、前記自動再生トラックを自動的に再生す
    る自動再生手段とを備えることを特徴とするデータ再生
    装置。
  10. 【請求項10】 前記自動再生トラックを再生中に、他
    の前記トラックの再生が指令されたとき、前記自動再生
    トラックの再生を中止し、指定された他の前記トラック
    の再生を行うトラック制御手段をさらに備えることを特
    徴とする請求項9に記載のデータ再生装置。
  11. 【請求項11】 前記自動再生トラックを再生中に、他
    の前記トラックの再生が指令されたとき、指定された前
    記トラックを記憶し、前記自動再生トラックの再生が終
    了した後、記憶した前記トラックの再生を行うトラック
    制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項9に記
    載のデータ再生装置。
  12. 【請求項12】 前記自動再生手段は、前記記録媒体が
    装着されたとき、前記自動再生トラック情報に対応して
    前記自動再生トラックを自動的に再生することを特徴と
    する請求項10または11に記載のデータ再生装置。
  13. 【請求項13】 前記自動再生手段は、前記記録媒体が
    装着された後、所定の入力が行われたとき、前記自動再
    生トラック情報に対応して前記自動再生トラックを自動
    的に再生することを特徴とする請求項10または11に
    記載のデータ再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002342206A (ja) * 2001-05-18 2002-11-29 Fujitsu Ltd 情報提供プログラム、情報提供方法、および記録媒体
JP2006048336A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Yamaha Corp 電子音楽装置および同装置に適用されるコンピュータプログラム
JP2007128633A (ja) * 2005-10-07 2007-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置及びこれを備えた送受信システム

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