JPH04113876U - 平型開放式の冷蔵シヨーケース - Google Patents

平型開放式の冷蔵シヨーケース

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JPH04113876U
JPH04113876U JP2494091U JP2494091U JPH04113876U JP H04113876 U JPH04113876 U JP H04113876U JP 2494091 U JP2494091 U JP 2494091U JP 2494091 U JP2494091 U JP 2494091U JP H04113876 U JPH04113876 U JP H04113876U
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food display
food
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靖 小椋
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福島工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアーカーテンの干渉を防止して複数のショ
ーケースを組合わせ、大容量の食品陳列部を形成しなが
ら、多方向からの食品の取り出しを容易に行えるように
する。 【構成】 第1ショーケース1は、前後の食品陳列部6
・6の前後中間に左右間にわたって冷気吹出し口7・7
を備えた中空仕切枠5が立設され、両食品陳列部6・6
の外側辺に沿って冷気吸入口10・10が形成されてい
る。第2ショーケース2は、一辺の中央部に冷気吹出し
口19を備えた中空枠17が立設され、他の三辺に沿っ
て冷気吸入口22が形成されている。第1ショーケース
1の中空仕切枠5に第2ショーケース2の中空枠17を
隣接させて両ショーケース1・2を接続すると、両食品
陳列部6・16が上向き開放状態で連通する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、生鮮食品の陳列に用いる平型開放式の冷蔵ショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の冷蔵ショーケースは、食品陳列部の上方に冷気のエアーカーテンを形 成して陳列部品の冷却保存を図るように構成してあり、品物取出しを複数の方向 から行えるもとして、角形に形成された一対の食品陳列部を背中合わせに配備し て前後から品物を取り出せるようにした形式や、食品陳列部の中央に冷気供給用 の中空枠を立設して四方から品物を取出せるようにした形式などがある。 前者の形態は横方向の陳列長さは任意に設定できるが、展示及び品物取り出し が二方向に限られるために、店舗によっては通路の関係で展示効果が低減したり 品物の取り出しが煩わしくなることがある。 後者の形態は、展示及び品物の取り出しに方向性がなく優れているが、食品陳 列部が正方形あるいはこれに近い形状にならざるを得ないため、手の届く奥行き 寸法程度の一辺の展示になってしまい大容量の展示には不適である。 そこで、2種類のショーケースを組合わせることで、展示及び品物の取り出し 方向を多くしながらも大容量の陳列を行うことのできるもの提案されている。実 公昭61−33504号がそれである。これでは、前後一対の食品陳列部を背中 合わせに配備した横長のショーケースの一側端に、前後方向に長い縦長のショー ケースを連結し、以て横長のショーケース部分においては前方及び後方への展示 及び品物の取り出しを行い、縦長のショーケース部分においては前後方向のみな らず横側方に向かう展示及び品物の取り出しを可能としている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の組合わせショーケースでは、横長ショーケースのエアーカ ーテン形成手段が、前後の食品陳列部の中央から各食品陳列部の外方に向けてそ れぞれ冷気を流動させるものであるのに対して、縦長ショーケースでのエアーカ ーテンの形成手段が前方あるいは後方に向かう一つの冷気流動によるものである ために、横長ショーケースの前後一方の低温エアーカーテンと縦長ショーケース の低温エアーカーテンとが向流干渉するのを防止するために、両ショーケースの 連結部に透明の仕切り壁を立設せざるを得なかった。このために、両ショーケー スの食品陳列部は事実上独立したものとなり、同種の品物を横幅いっぱいに陳列 展示したい場合、透明といえども仕切り壁が存在することは陳列美観を損ないや すく、特にこの仕切り壁は汚れたり、傷ついて透明感が悪化すると美観や清潔感 が低下しがちであった。 本考案は、かかる実情に着目して提案されたものであり、冷蔵エアーカーテン を合理的に設定してショーケースの組合わせを行うことで、上記従来手段による 不具合を解消し、多方向の展示及び品物の取り出しが可能で大容量の陳列展示を 効果的に行えるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る平型開放式の低温ショーケースは、背中合わせに配備された前後 一対の角形の食品陳列部6・6と、両食品陳列部6・6の前後中間に立設された 左右横長の冷気供給用の中空仕切枠5と、中空仕切枠5の上部から各食品陳列部 6・6の上方に冷気を吹き出す冷気吹出し口7・7と、各食品陳列部6・6の外 側辺に沿って形成された冷気循環用の冷気吸入口10・10と、専用の冷凍ユニ ット3とを備えた第1ショーケース1を有すること、 第1ショーケース1の前後幅と同一寸法の一辺aを備えた食品陳列部16と、 この食品陳列部16の前記一辺aの中央部位において立設された冷気供給用の中 空枠17と、この中空枠17の上部から前記一辺aを除く全方向に冷気を吹出す 冷気吹出し口19と、食品陳列部16の前記一辺aを除く周辺に沿って形成され た冷気循環用の冷気吸入口22と、専用の冷凍ユニット14とを備えた第2ショ ーケース2を有すること、 第1ショーケース1の中空仕切枠5の左右方向の少なくとも一端に、第2ショ ーケース2の中空枠17を隣接させて両ショーケース1・2が接続可能であるこ と、 第1ショーケース1の食品陳列部6・6の一端と、第2ショーケース2の食品 陳列部16とを上向き開放状態で連通させてあることを要件とする。
【0005】
【作用】
第1ショーケース1及び第2ショーケース2のそれぞれのエアーカーテンは、 各食品陳列部6・16の奥部から外方へ向かうものとなり、冷気の向流による干 渉乱れは発生することがない。 ショーケースの組合わせ形態としては、図1に示すように1個の第1ショーケ ース1と1個の第2ショーケース2を連結する他に、例えば図5に示すように、 1個の第1ショーケース1の両端に2個の第2ショーケース2を連結する形態や 、図示しないが第1ショーケース1を複数個並設して、その一端あるいは両端に 第2ショーケース2を連結して、任意の容量の組合わせショーケースを構成する こともできる。
【0006】
【考案の効果】
本考案によれば、第1ショーケース1と第2ショーケース2を組合わせること で、任意の容量で、かつ展示方向及び品物の取り出し方向が多くとれる低温ショ ーケースを形成できるとともに、どのような組合わせ形態にしても冷気が干渉し て乱れることのないエアーカーテンを各食品陳列部に形成できる。このようにエ アーカーテン形成用の冷気の干渉がないために、両ショーケース1・2の連結部 に仕切り壁を設ける必要がなく、両ショーケース1・2の食品陳列部6・16を 互いに連通させて展示効果の高い広い食品陳列部を形成することができる。
【0007】
【実施例】
図1ないし図4に本考案に係る平型開放式の低温ショーケースの一実施例が示 されている。この低温ショーケースは、第1ショーケース1と第2ショーケース 2とを組合わせ連結したものである。 第1ショーケース1は、図4に示すごとく冷凍ユニット3を内蔵したベース枠 4の上部に、左右横長の中空仕切枠5で前後に区画された一対の上向きの食品陳 列部6・6を背中合わせ状に配備した構造となっており、中空仕切枠5の上端全 長にわたって前後一対の冷気吹出し口7を備え、各食品陳列部6の外辺に沿って 透明な内壁8と外壁9とで囲まれた冷気吸入口10が形成されている。
【0008】 各食品陳列部6の下部には断熱構造の冷気通路11を形成してあり、冷気吹出 し口7と冷気吸入口10にそれぞれ連通しているとともに、冷気通路11内に冷 気循環用のファン12と蒸発器13とを備えていて、冷気を循環流動させること で各食品陳列部6の上方に中央から外方に向かう冷気のエアーカーテンが形成さ れる。 第2ショーケース2には、図3に示すごとく冷凍ユニット14を内蔵したベー ス枠15の上部に、第1ショーケース1の前後幅と同寸法の前後幅を有する上向 きの食品陳列部16を配備した構造となっており、第1ショーケース1の横側端 に連結される。
【0009】 この食品陳列部16の第1ショーケース1側の一辺aにおける前後中間位置に 、角筒状の中空枠17を立設し、その上端に前記一辺a側を直線状にした平面視 で略半円形の冷気吹出しケース18を取り付けてある。この冷気吹出しケース1 8の前記一辺a側を除く周面全体に多孔状の冷気吹出し口19を形成し、食品陳 列部16の前記一辺aを除く三辺に沿って透明な内壁20と外壁21とで囲まれ た冷気吸入口22が形成されている。
【0010】 食品陳列部16の下部には断熱構造の冷気通路23が形成されて冷気吹出し口 19と冷気吸入口22にそれぞれ連通されるとともに、冷気通路23内に冷気循 環用のファン24と蒸発器25を備え、冷気を循環流動させることで食品陳列部 16の上方に一辺aの中央部から各三辺に向かうエアーカーテンが形成されるよ うになっている。
【0011】 第1ショーケース1の前後辺における内壁8と外壁9とは、第2ショーケース 2の前後辺における内壁20と外壁21にそれぞれ連結され、第1ショーケース 1の他方の端部に前後の外壁9どうしをつなぐ透明な外壁26が取り付けられる 。これで第1ショーケース1の一対の食品陳列部6・6に前後に向けて食品を陳 列展示し、第2ショーケース2の食品陳列部16に横一側方に向けて食品を陳列 展示することができる。 この際、第1ショーケース1の食品陳列部6・6と第2ショーケース2の食品 陳列部16とは、その接続部において互いに連通状態で上向きに開放しており、 全体として横長のU字形の陳列部を形成する。 各食品陳列部6・16の底にスノコ27・28が装備される。このスノコ27 ・28はほぼ水平状の姿勢と奥上りの傾斜姿勢とに切換え可能である。
【0012】 図5は本考案に係る平型開放式の低温ショーケースの組合わせ例を示し、この 場合は、第1ショーケース1の左右端に第2ショーケース2・2を連結して、全 体として横長の食品陳列部を形成し、四方へ向けての展示陳列が行えるようにし た。 図示しないが、同一仕様の第1ショーケース1の複数個、あるいは横長さの異 なる複数個の第1ショーケース1を並列した上で、その横一側端、あるいは左右 両端に第2ショーケース2を連結した構成で実施してもよい。 第1ショーケース1これ自体は、図8に示すごとく左右端に外壁26を取り付 けて単独で使用できる。第2ショーケース2も図6に示すごとく前記一辺aに外 壁29を取り付けて単独使用できるし、あるいは図7に示すごとく2個を連結し て単独使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の外観斜視図である。
【図2】全体の平面図である。
【図3】全体の縦断正面図である。
【図4】第2ショーケースの縦断側面図である。
【図5】本考案の組合わせ変形例を示す外観斜視図であ
る。
【図6】第2ショーケース単体での使用形態を示す外観
斜視図である。
【図7】第2ショーケースの組合わせ使用形態を示す外
観斜視図である。
【図8】第1ショーケース単体での使用形態を示す外観
斜視図である。
【符号の説明】
1 第1ショーケース 2 第2ショーケース 3 冷凍ユニット 5 中空仕切枠 6 食品陳列部 7 冷気吹出し口 10 冷気吸入口 14 冷凍ユニット 16 食品陳列部 17 中空枠 19 冷気吹出し口 22 冷気吸入口 a 一辺

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背中合わせに配備された前後一対の角形
    の食品陳列部6・6と、両食品陳列部6・6の前後の中
    間に立設された左右横長の冷気供給用の中空仕切枠5
    と、中空仕切枠5の上部から各食品陳列部6・6の上方
    に冷気を吹き出す冷気吹出し口7・7と、各食品陳列部
    6・6の外側辺に沿って形成された冷気循環用の冷気吸
    入口10・10と、専用の冷凍ユニット3とを備えた第
    1ショーケース1と、第1ショーケース1の前後幅と同
    一寸法の一辺aを備えた食品陳列部16と、この食品陳
    列部16の前記一辺aの前後方向中央部位に立設された
    冷気供給用の中空枠17と、この中空枠17の上部から
    前記一辺aを除く全方向に冷気を吹き出す冷気吹出し口
    19と、食品陳列部16の前記一辺aを除く周辺に沿っ
    て形成された冷気循環用の冷気吸入口22と、専用の冷
    凍ユニット14とを備えた第2ショーケース2とを含
    み、第1ショーケース1の中空仕切枠5の左右方向の少
    なくとも一端に、第2ショーケース2の中空枠17を隣
    接させて両ショーケース1・2が接続可能であり、第1
    ショーケース1の食品陳列部6・6の一端と、第2ショ
    ーケース2の食品陳列部16とを上向き開放状態で連通
    させてあることを特徴とする平型開放式の低温ショーケ
    ース。
JP2494091U 1991-03-20 1991-03-20 平型開放式の冷蔵ショーケース Expired - Fee Related JP2530359Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002333257A (ja) * 2001-05-07 2002-11-22 Okamura Corp ラウンド冷蔵オープンショーケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002333257A (ja) * 2001-05-07 2002-11-22 Okamura Corp ラウンド冷蔵オープンショーケース

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JP2530359Y2 (ja) 1997-03-26

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