JPH04129085U - 多段ラウンドケース - Google Patents

多段ラウンドケース

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Publication number
JPH04129085U
JPH04129085U JP4327491U JP4327491U JPH04129085U JP H04129085 U JPH04129085 U JP H04129085U JP 4327491 U JP4327491 U JP 4327491U JP 4327491 U JP4327491 U JP 4327491U JP H04129085 U JPH04129085 U JP H04129085U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
section
evaporator
temperature
round
Prior art date
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Pending
Application number
JP4327491U
Other languages
English (en)
Inventor
賢司 矢野
徹二 新海
Original Assignee
富士電機冷機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士電機冷機株式会社 filed Critical 富士電機冷機株式会社
Priority to JP4327491U priority Critical patent/JPH04129085U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる冷却温度帯域を有し、商品をそれに適
した温度帯域に配置できるようになる。 【構成】 ラウンド式商品陳列棚を上段部1と下段部2
とに分け、上段部1、下段部2のそれぞれ上部に吹出口
13、23、下部に吸込口14、24、中心部にエバポ
レータ18、28を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、要冷蔵品または要冷凍品を展示し販売するために用いられるラウン ドケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンビニエンスストアやスーパーマーケット等で冷蔵食品や冷凍食品を販売す るためのショーケースとして、販売面を直線状ではなく角状または円状にし、利 用者が多方向から利用できるようにしたラウンドケースは既に知られている。こ のラウンドケースは小形で多量の販売品を収容できるため、特に小規模のコンビ ニエンスストアに設置するのに適しており、またその外観のファッション性によ り集容力も大きいという利点を持っている。
【0003】 従来のラウンドケースは、吹出口、吸込口、エバポレータをそれぞれ1つ備え 、吸込口から吸い込んだ空気をエバポレータで冷却して吹出口より吹き出してケ ースの周囲に低温のエアカーテンを形成させるものであるが、そこには−温度帯 しか形成されず、したがってケース内の品物はその−温度帯の範囲でしか温度管 理できない。
【0004】 商品として例えば弁当を考えた場合、弁当は通常米飯と惣菜とを含んでいるが 、両者を一つの容器に入れると、電子レンジ等で弁当を暖める場合、必要以外の 惣菜まで暖めてしまい味が悪くなってしまうので、米飯と惣菜とを別個の容器に 入れるのが好ましい。その場合においても米飯と惣菜とでは好ましい冷却温度は 自ら異なるものであるから、それらをラウンドケースに収容する場合もそれぞれ 異温度帯に置くことが好ましい。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、異なる冷却温度帯域を有し、商品をそれに適した温度帯域に 配置することのできるラウンドケースを得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本考案においては、ラウンド式商品陳列棚を上段 部と下段部とに分け、上段部、下段部のそれぞれ上部に吹出口、下部に吸込口、 中心部にエバポレータを設け、上段部、下段部にそれぞれ吸込口よりエバポレー タ、吹出口を通り吸込口に戻る独立した冷気循環路を形成すると共に、上段部に 形成されるエアカーテンの冷気の一部を下段部に形成されるエアカーテンの冷気 に重畳させるものである。
【0007】
【作用】
本考案においては、ラウンド式商品陳列棚の上段部と下段部に、吹出口、吸込 口およびエバポレータからなる冷却系がそれぞれ独立して形成され、それぞれ別 個の条件で駆動することにより上段部、下段部に異なる温度の冷却域を形成させ 、また上段部のエアカーテンを形成する冷気の一部が下段部のエアカーテンに流 れ込むことによって、下段部の冷却度をさらに高めるものである。
【0008】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面について説明する。図1は本考案の実施例の縦断面 図、図2は平面図である。
【0009】 図において、1は商品陳列棚の上段部で四角形状に形成され、コ字状の2段の 棚11、12上に商品を陳列し得るようになっている。上段部1の上部外周には 吹出口13、下部外周には吸込口14、中心部には中空状の柱体15を備え、吹 出口13、柱体15、吸込口14は通風路16、17により連通し、柱体15内 にはエバポレータ18が配置されている。
【0010】 2は商品陳列棚の下段部で、上段部と同様に四角形状に形成されているが上段 部より大きく、上段部より前に一部突出しており、コ字状の2段の棚21、22 上に商品を陳列し得るようになっている。下段部2の上部外周には吹出口23、 下部外周には吸込口24、中心部には中空状の柱体25を備え、吹出口23、柱 体25、吸込口24は通風路26、27により連通し、柱体25の下部にはエバ ポレータ28が配置されている。3はラウンドケースの基台である。
【0011】 次に本考案のラウンドケースの動作について説明する。上段部1のエバポレー タ18を駆動させると、吸込口14から吸い込まれた空気は通風路17を通りエ バポレータ18により冷却され柱体15中を矢印で示すように上昇し、通風路1 6を通って吹出口13から吹き出され、棚11、12の前方に低温のエアカーテ ン19を形成しながら流下し、再び吸込口14から吸い込まれ矢印に沿い循環す る。その結果上段部1に一つの低温の帯域が形成される。
【0012】 また下段部2のエバポレータ28を駆動させると、吸込口24から吸い込まれ た空気は矢印で示すように通風路27を通りエバポレータ28により冷却され柱 体25中を上昇し、通風路26を通って吹出口23から吹き出され、棚21、2 2の前方に低温のエアカーテン29を形成しながら流下し、再び吸込口24から 吸い込まれ循環する。さらに上段部1に形成されたエアカーテンの冷気の一部は 矢印101で示すように上段部1より漏れてさらに流下し、下段部2のエアカー テン29に重畳して流下し、その結果下段部2に上段部1よりさらに低い温度の 帯域が形成される。
【0013】 本考案においては、上段部の温度を例えば15℃、下段部の温度を例えば5℃ に設定し、上段部には米飯を陳列し、下段部にはより低い冷却温度を必要とする 惣菜などを陳列することができる。
【0014】 なお上述の実施例では、上段部、下段部共に四角形状に形成したが、そのほか 例えば円形状にしてもよく、要は多方向から利用し得る形状にすればよい。
【0015】
【考案の効果】 本考案によれば、商品陳列棚を上段部と下段部とに分け、それぞれに独立した 冷却系を設けるものであるから、上段部と下段部にそれぞれ異なる冷却温度帯を 形成することができ、しかも上段部からの漏れ冷気を利用することにより、下段 部の温度を一層効率よく低下させることができ、商品をそれぞれにより適した温 度帯に配置して商品の質を上げ利用者を満足させると共に、冷気損失を減少させ 冷却効率を高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の縦断面図である。
【図2】本考案の実施例の平面図である。
【符号の説明】
1 上段部 2 下段部 11、12 棚 13 吹出口 14 吸込口 15 柱体 16、17 通風路 18 エバポレータ 19 エアカーテン 21、22 棚 23 吹出口 24 吸込口 25 柱体 26、27 通風路 28 エバポレータ 29 エアカーテン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラウンド式商品陳列棚を上段部と下段部
    とに分け、上段部、下段部のそれぞれ上部に吹出口、下
    部に吸込口、中心部にエバポレータを設け、上段部、下
    段部にそれぞれ吸込口よりエバポレータ、吹出口を通り
    吸込口に戻る独立した冷気循環路を形成すると共に、上
    段部に形成されるエアカーテンの冷気の一部を下段部に
    形成されるエアカーテンの冷気に重畳させることを特徴
    とする多段ラウンドケース。
JP4327491U 1991-05-13 1991-05-13 多段ラウンドケース Pending JPH04129085U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016518934A (ja) * 2013-05-10 2016-06-30 アプライド デザイン アンド エンジニアリング リミテッドApplied Design And Engineering Ltd 冷蔵陳列機器における改良または冷蔵陳列機器に関する改良
JP2020153531A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 富士電機株式会社 ラウンド型オープンショーケース

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844892A (ja) * 1971-10-06 1973-06-27
JPH037875A (ja) * 1989-06-05 1991-01-16 Sanyo Electric Co Ltd オープンショーケース

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