JP2016518934A - 冷蔵陳列機器における改良または冷蔵陳列機器に関する改良 - Google Patents

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Abstract

本願発明は、エアカーテンを使用する前面開放型陳列ユニット用ダクト付き棚板に関する。棚板は、下向き前方吐出口と連通する給気ダクトを下段に、上向き前方還気吸込口と連通する還気ダクトを上段に有する。棚板の前後部では、給気ダクトの前にある前方給気ダクト延出部が吐出口の上で前方向に狭まり、還気ダクトの前にある前方還気ダクト延出部が棚板の下段に下向きに到達して給気ダクトの前方に位置する。これにより、有益に、棚板前面の厚さを低減することができる。

Description

本願発明は、冷蔵陳列機器に関する。本明細書においては、該冷蔵陳列機器として、冷蔵または冷凍飲食品の低温保存、陳列および小売用に小売店舗内で使用する冷蔵マルチデッキ陳列ケースまたはキャビネットを例示する。
本願発明は、小売飲食品キャビネットに限定されるものではない。例えば、本願発明の原理は、劣化しがちな医薬品または科学製品等の、低温保存が必要な他製品の陳列にも用いることが可能であろう。しかしながら、本願発明の原理は小売用に特に有益である。
冷蔵陳列キャビネットの前面に、ガラス製引き戸またはガラス製開き戸を装着することは周知である。理論的には、冷気は戸の後ろで保持され、キャビネットの開口前面から小売店舗内の該キャビネットがある通路に冷気が漏出することにより生じる「コールドアイルシンドローム(cold aisle syndrome)」は防止されるが、不運なことに実際は異なる。コールドアイルシンドロームは買物客を不快にさせるほか、キャビネットを低温に、そして、小売店舗内を温かく保つ際にエネルギーを無駄に消費する。
戸付き冷蔵陳列キャビネットを装備することは、小売環境において重大な欠点である。戸は買物客と陳列した製品との間で障壁となり、これにより売上げが顕著に減少する可能性がある。戸はまた、在庫補充、清掃およびキャビネットの維持を担うスタッフに対し障壁および追加作業をもたらし、これは小売諸経費を著しく増加する。また、買物客が戸を開放し、そして、カートを操作できるように広い通路が必要になり得るが、これは小売スペース1平方メートルあたりの売上利益率を低減する。加えて、戸の開閉に続いて起きる曇りやもやを低減するため熱を加えることが必要になり得、これはエネルギー消費を増加する。
こうした重大な欠点があるにも関わらず、戸は効率的に機能して冷気を維持することはない。これは、混雑した小売店舗内において買物客およびスタッフは戸を頻繁に、時には長時間開放するという単純な理由があるためである。戸が開放状態にある場合は常に、高密度の冷気が漏出する。キャビネット内から失われる冷気は、必然的に外気と交換される。したがって、実際の状況では、キャビネットに戸を追加することで、エネルギー消費、温度管理および外気の進入が顕著に改善することはない。
外気が進入することは、いかなる冷蔵陳列機器においても作動中は望ましくない。流入する外気の熱は冷却負荷を増大し、それゆえ機器のエネルギー消費を増大する。空気の運ぶ水分が結露を引き起こし、これはまた着氷につながる。結露は見苦しく、買物客を不快に、不愉快にさせるものであり、機器の確実な作動を脅かし、全生命と同じく水の存在を必要とする微生物活性を促進する恐れがある。また、流入する外気自体に微生物、ほこりおよび他の不所望の汚染物質が含まれる場合がある。
具体的には、温かく湿った外気がキャビネットに入ると、キャビネット内に保管した製品を加温し、水分を製品の上に結露として付着させる。より高い温度およびより高い水分レベルは微生物活性を促進し、これは保存可能期間を短縮し、異臭を発生させ、カビの生育を促進し、そして食中毒を引き起こす恐れがある。
買物客は、戸のない前面開放型マルチデッキ陳列キャビネットを好む。これは、該キャビネットは、陳列された製品をさらに詳しくチェックし、購入するにあたり、製品を見やすく、アクセスしやすく、そして、移動させやすいように自由なアクセスを可能にするからである。小売業者もまた、そのようなキャビネットを好む。これは、該キャビネットは、メンテナンスにかかる諸経費を低減し小売床面積をより適切に使用しつつ、幅広い商品を分かりやすく陳列し買物客が該商品に容易にアクセスすることを可能にするためである。
一般に、前面開放型冷蔵陳列キャビネットには下方に吹き出す大型の冷蔵エアカーテンを使用し、該冷蔵エアカーテンは、キャビネットの開放前面により定義されるアクセス開口全体にわたって、吐出エアターミナルと還気エアターミナルとの間で頂部から底部へと延在する。エアカーテンには2つの目的がある。即ち、アクセス開口を封止することで冷気が後方の商品陳列スペースから漏出することを防止すること、および、アクセス開口を通じ商品陳列スペース内への外気の侵入を介して放射状に広がる熱を、商品陳列スペースから除去することである。
従来のエアカーテンは、高速にしてキャビネットのアクセス開口を十分封止できるだけの安定性を維持する必要がある。しかしながら、不運なことに、高速にするとエアカーテン内への外気引き込み率は増大する。外気の引き込みは外気を商品陳列スペースに侵入させ、冷気を機器から漏出させる一因となる。また、高速な冷気流は、エアカーテン後方の商品陳列スペースにアクセスしようと手を伸ばす買物客にとって不快なものである。
追加冷気は、一般的に、キャビネットの商品陳列スペースの後方にある有孔背面パネルを介して供給される。該追加冷気はエアカーテンを供給するダクトから抽気し、該スペース内の各段をより冷却し、エアカーテンを補助する。これによりエアカーテンの速度を低減することができ、そうして外気引き込み率を低減することが可能となる。しかしながら、例えば背面パネルフロー等の対策を講じても、従来のキャビネットは実際の条件下で80%もの外気引き込み率を有する恐れがあり、これは過度なエネルギー消費および不愉快なコールドアイルの原因となる。
背面パネルフローには欠点がある。すなわち、最も低温の空気が棚板の奥にある最も低温の製品に吹きかかり、該製品はアクセス開口より最も離れていることから入熱量が最低になりがちだということである。これは商品陳列スペースに保管した製品全体の温度格差を不必要に増大する。この点に関しては、キャビネットの商品陳列スペース全体で厳密な温度管理を維持することが極めて重要である。所望の温度より暖かいキャビネット領域ではより早く食物が劣化しよう。逆に、所望の温度より冷たいキャビネット領域では、凝固点を上回る、および、下回ることが繰り返し起き、これもまた、食物の劣化をより早める恐れがある。
冷蔵陳列キャビネット内の段は1枚以上の棚板により一般的に定義し、該棚板は、例えば中実または有孔のパネル、または、開放型バスケットで構成することができる。棚板でキャビネット内側を仕切り、2つ以上のより小型の商品陳列スペースを積層した状態にする。棚板およびそれに付随する商品陳列スペースを仕切り、コラムが並置した状態にすることもできる。各商品陳列スペースは、各々の前面開放アクセス開口を通じてアクセスすることができる。具体的には、各棚板は該棚板の上方に上側アクセス開口を、下方に下側アクセス開口を定義し、棚板上方および下方の低温保存容積部内にある各商品陳列スペースの冷蔵品へのアクセスを可能にする。
冷蔵陳列キャビネットの棚板を通して、棚板の前方に位置する吐出口および/または吸込口に、および/または、吐出口および/または吸込口から空気を導き、エアカーテンを生成、または補助するように種々の提案がなされてきた。その狙いは、エアカーテンがキャビネットの開放前面をより効率的に封止するのを補助し、温度管理を改善して外気の侵入を低減することである。
特許文献1:国際公開2011/121284号パンフレットとして公開された出願人の先行特許出願では、前方に位置する少なくとも一つの吐出口が給気ダクトと連通し、アクセス開口全体にエアカーテンとして冷気を吹き出す。前方に位置する少なくとも一つの還気吸込口が、還気ダクトと連通してエアカーテンからの空気を受け取る。エアカーテンが従来通りに頂部から底部へ下向きに流れる場合、吐出口は棚板の下方にある下側アクセス開口全体にエアカーテンとして冷気を吹き出し、還気吸込口は、棚板の上方にある上側アクセス開口全体に吐出された別のエアカーテンからの空気を受け取る。
従来とは異なるが、エアカーテンをアクセス開口全体に底部から頂部へ上向きに流すことも可能である。その場合、吐出口は上側アクセス開口全体にエアカーテンとして冷気を吹き出し、還気吸込口は、下側アクセス開口全体に棚板の下で吐出された別のエアカーテンからの冷気を受け取る。本願発明はまた、こうした可能性も包含する。
前掲特許文献1には、前面構造が下向き吐出開口または吐出口、および、上向き還気開口または還気吸込口を備えるダクト付き棚板が記載されている。該開口はそれぞれ、棚板前面に対して平行に延在し、棚板内で上下に重ねた、または、左右に並べた各ダクトと連通して吐出口に空気を供給し、吸込口より空気を受け取る。
ダクト付き棚板の前面は、下向き吐出開口および上向き還気開口を備え、それぞれは棚板内で上下に重ねた各ダクトと連通する。バッフル、ライザおよび整流器等の気流管理機能は、該開口と連動して適切なエアカーテン性能を確保する。
国際公開2011/121284号パンフレット
大きく厚い棚板前面は、ユニット内に保存し陳列した製品を見えにくく、そして、アクセスしづらくする。これは、客が商品を見て回ることを妨害する。
棚板はより薄い前面縁部を示す一方で、現行の気流管理機能を引き続き収容し、商品情報および札を掲示するスペースを確保し、そして結露問題を最小にする必要がある。浅い棚板前面は、保存した商品の見やすさ、および、アクセスしやすさを改善し、商品を見て回る客の利益になる。
こうした背景で、本願発明は考案した。
一態様によると、本願発明はエアカーテンを使用する前面開放型陳列ユニット用ダクト付き棚板を提供し、該棚板は、背面から前面への前方向を定義する前面および背面と、下向き前方吐出口と連通する棚板の下段にある給気ダクトと、上向き前方還気吸込口と連通する棚板の上段にある還気ダクトとを有し、棚板の前後部では、給気ダクトの前にある前方給気ダクト延出部が吐出口の上で前方向に狭まり、還気ダクトの前にある前方還気ダクト延出部が、棚板の下段に下向きに到達して給気ダクトの前方に位置する。
還気ダクト延出部は、好適には、還気吸込口の下で前方向に拡大し、また、還気吸込口の後部縁部を超えて後方向に狭めることができる。例えば、還気ダクト延出部は、下向き前方に傾斜させた底壁の特長により、適切に、前方向に拡大し、後方向に狭める。底壁の傾斜は、急勾配の後部から浅い前部へと変化させることができる。
給気ダクト延出部は、下向き前方に傾斜した上側バッフルの特長により、適切に狭める。繰り返すが、上側バッフルの傾斜は、急勾配の後部から浅い前部へと変化させることができる。
有利には、給気ダクト延出部および還気ダクト延出部は、対向して補い合うテーパーを有する。簡潔なことに、給気ダクト延出部および還気ダクト延出部のテーパーは、還気ダクト延出部の底壁、および、給気ダクト延出部の上側バッフルとして機能する共通の仕切りにより実現することができる。
還気吸込口は、吐出口ほどではないが、後方に延在することができる。
断熱、加熱し、および/または、低熱伝導性の棚板前面帯板は、還気吸込口の前方に配置することができる。還気吸込口は該棚板前面帯板により部分的に定義することができる。棚板前面帯板は情報表示装置を備えることができ、棚板の頂部パネルの上に延在して還気吸込口へ流入する気流を修正するライザとして機能することができる。
棚板前面帯板は、適切に、移動可能または除去可能であって、還気ダクト延出部にアクセスすることができる。
還気吸込口は、吐出口の上方中央に配置することができ、棚板前面帯板は、後方に傾斜させて上向きにすることができる。グリルは還気吸込口の上方に配置することができ、移動可能または除去可能であって、還気ダクト延出部にアクセスすることができる。該グリルは頂部パネルの上に延在することができ、有孔の、または他の開口を有する上部を備えて、空気を還気吸込口および中実の下側前方部へ導くことができる。グリルの下側前方部は、有利には断熱、加熱し、および/または低熱伝導性とする。
還気吸込口は、棚板の頂部パネルとほぼ同じ高さとすることができる。同様に、吐出口は、棚板の底部パネルとほぼ同じ高さとすることができる。しかしながら、吐出整流器は、吐出口から底部パネルの下側に延在することができる。
積荷ライン形成部は、棚板の頂部パネルの上で、還気吸込口の後方に適切に延在する。
棚板の頂部パネルは還気ダクトを適切に、部分的に定義し、棚板の底部パネルは給気ダクトを適切に、部分的に定義する。
還気ダクトと給気ダクトとの間の仕切りは、還気ダクト延出部の底壁として、そして、給気ダクト延出部の上側バッフルとして機能する共通隔壁内に延在することができる。
有利には、還気ダクトおよび給気ダクトは、棚板の前後部において前方向に先細りにする。例えば、棚板の頂部パネルおよび底部パネルは、前方向に収束させ、還気ダクトおよび給気ダクトに順テーパーを供与することができる。
1個以上のダクトスプリッタは、前方給気ダクト延出部および/または前方還気ダクト延出部に設けることができ、該1個または各ダクトスプリッタを配置して、吐出口および/または還気吸込口の後部を通る気流速度を増大させる。加えて、該1個または各ダクトスプリッタは、給気ダクトおよび/または還気ダクト内に後方に延在する。
本願発明の棚板は、好適には、還気吸込口に進入する漏出または浮遊粒子を前方収集トラフに誘導するように配置する。
1個以上の前方下向きに傾斜したベーンは、還気吸込口の後部下に位置させることができる。
本願発明の概念はまた、エアカーテンを使用する前面開放型陳列ユニット用ダクト付き棚板を包含し、該棚板は、背面から前面への前方向を定義する前面および背面と、下向き前方吐出口と連通する棚板の下段にある給気ダクトと、上向き前方還気吸込口と連通する棚板の上段にある還気ダクトと、を有し、還気吸込口は吐出口に対し前方にオフセットする。
還気吸込口の少なくとも大部分は、吐出口の前方縁部の前方に配置することができる。
有利には、棚板は、頂部から底部までの厚さが給気ダクトおよび還気ダクトを合わせた厚さよりも薄い前面縁部を示す。
給気ダクトは、前面縁部の後方で先細りにする、または、終端させることができる。
棚板の前後部において、棚板は棚板の上段に上側前向き段差を、棚板の下段に下側後ろ向き段差を備える段差付き前向き輪郭を適切に有し、該棚板の前面縁部は、上側前向き段差により定義する。
本願発明は、本願発明のダクト付き棚板を少なくとも1枚備える前面開放型陳列ユニットに及ぶ。
本願発明をより容易に理解できるよう、ここで添付の図面を例として参照する。
冷蔵陳列機器の、図2の線I−Iにおける側面断面図である。 図1の機器の、図1の線II−IIにおける上面断面図である。 図1に対応する側面断面図であるが、本願発明に係る冷蔵陳列機器を示す。 図3の機器で示すダクト付き棚板の前面の拡大断面詳細図であり、該棚板は、機器の商品陳列スペースの前面にわたって吹き出すエアカーテンを吐出する吐出エアグリル、および、該エアカーテンを受け取る還気エアグリルを備える。 図4に示す吐出装置および還気装置の改変例を示す、拡大断面詳細図である。 図4に示す吐出装置および還気装置の改変例を示す、別の拡大断面詳細図である。 図5aおよび図5bに示す吐出装置および還気装置を含む本願発明のダクト付き棚板の、前面から背面への断面図である。 図5aおよび図5bに示す吐出装置および還気装置の更なる改変例を示す拡大断面詳細図である。 他の吐出装置および還気装置を含む本願発明のダクト付き棚板の、前面から背面への断面図である。 他の吐出装置および還気装置を含む本願発明のダクト付き棚板の、前面から背面への別の断面図である。 吐出装置および還気装置の更なる改変例を示す拡大断面詳細図である。 吐出装置および還気装置の更なる改変例を示す別の拡大断面詳細図である。 吐出装置および還気装置の更なる改変例を示す別の拡大断面詳細図である。 吐出装置および還気装置の更なる改変例を示す別の拡大断面詳細図である。 吐出装置および還気装置の更なる改変例を示す別の拡大断面詳細図である。
まず図1を参照すると、図1は一体型冷蔵マルチセル陳列機器10を示す。該機器10は、給気ファン14で空気を供給される、底部に取り付けたエバポレータ12を有するが、他の装置も冷気を生成し循環させるために使用可能である。ここで、エバポレータ12より生じた冷気は、垂直方向のアレイまたはコラムとして積層した、気流を管理した複数のセル16A、16B、16Cに供給し、単一断熱キャビネット18内に全て吐出する。本実施例においては、3個のセル、すなわち、頂部セル16A、内部セル16B、底部セル16Cが積層してある。
セル16A、16B、16Cは、ここでは、本願発明に従って構築した2枚のダクト付き棚板20により隔てる。セル16A、16B、16Cは、異なる高さとすることが可能であり、異なる温度で製品を保存するように配置して種々の製品の保存要件を反映することもできる。棚板20を固定することは可能だが、本実施例においては、図1の破線で示すように高さ調整することができるため、セル16A、16B、16Cの各高さを適合させて異なる小売要件に適応させることが可能である。
ダクト付き棚板20はそれぞれ、給気ダクト22と還気ダクト24とを重ねた構成を有する。棚板20は、キャビネット16の内部容積を上下に積層する複数の商品陳列スペースに細分し、この商品陳列スペースそれぞれが気流を管理したセル16A、16B、16Cとなる。各棚板20は、積層したセルのうち、下側セルの頂壁および隣接する上側セルの底壁を定義する。
頂部セル16Aの頂壁は、キャビネット18の頂部内部パネル上にある追加給気ダクト22により定義する。同様に、底部セル16Cの底壁は、キャビネット18の底部内部パネル下にある追加還気ダクト24により定義し、この追加還気ダクト24は、冷蔵製品を陳列するための追加棚板としても機能する。有利には、追加給気ダクト22および追加還気ダクト24は、棚板20で用いるものと同一とすることができる。
背面縁部および側縁部において、ダクト付き棚板20はキャビネット18の背面内部パネル26および側壁28に密着し、棚板20の縁部回りの気流を抑止する。必要であれば、棚板20の該縁部に沿って封止を設けることができる。
図1はまた、任意のダクト無し中間棚板30も示し、これは各セル16A、16B、16Cの中段にあり、ダクト付き棚板20の前面より奥まって位置し、様々な種類の食品を陳列しやすく、そして、利用可能スペースを最大限に利用できるようにする。1枚以上の中間棚板30に孔または溝孔を設けて、セル16A、16B、16Cでの空気の動きを改善することができる。中間棚板30は、キャビネット18の背面内部パネル26または側壁28に対し封止する必要はない。
各セル16A、16B、16Cは、一般的に中空の立方体すなわちボックスの形をし、それに対応して成形した商品陳列スペースを囲う。前面アクセス開口32により、セル16A、16B、16Cにより定義した商品陳列スペースにあるいずれの製品にも自由に手を伸ばしアクセスすることができる。
使用にあたり、各アクセス開口32は、一般的に垂直のエアカーテン34により封止し、該エアカーテン34は付随するセル16A、16B、16Cの前で下方に流れる。エアカーテン34は、下向きの吐出エアグリル(DAG)または吐出ターミナル36と、上向き還気エアグリル(RAG)または還気ターミナル38との間に延在する。冷却空気は給気ダクト22を通してエアカーテン34を吹き出すDAG36へ供給し、エアカーテン34から空気を受け取るRAG38を介し、還気ダクト24を通して戻す。図示する装置は標準的な設計に比べ引き込み率を大幅に低減するものの、エアカーテン28から受け取る空気には、必然的に、引き込んだ外気が若干含まれ、機器10内で再循環させる間に該外気から熱および水分を除去しなければならない。
次に、図2も参照すると、DAG36およびRAG38それぞれと前面で連通する給気ダクト22および還気ダクト24は、ライザダクト40、42、すなわち、給気ライザダクト40および還気ライザダクト42それぞれと、後部で連通する。ライザダクト40、42は、キャビネット18の背面内部パネル26と、隣接する断熱後壁との間で上向きに延在する。
図2に示す実施例において、一つの給気ライザダクト40は二つの還気ライザダクト42の間に配置する。図2はまた、共通の断熱キャビネット18において隣り合って配置したセル16の二つのコラムに属するダクト付き棚板20、および、ライザダクト40、42を示し、キャビネット18はここにおいて、見やすいように、パースペックスまたは強化ガラス等の透明材料で適切には製造した垂直仕切り44で分割する。
後部縁部において、仕切り44は背面内部パネル26に密着し、好適には封止する。仕切り44は、背面内部パネル26からほぼ棚板20の奥行き全体にわたり、前面から後面まで延在する。好適には、図示するように、仕切り44は棚板20の前面縁部よりわずかに前方に延在する。仕切り44は、気流が1個のコラムから隣のコラムへ漏出し、隣接するセルのエアカーテンの動きを分断し得るのを防止する。
仕切り44および棚板20の前面縁部領域は、断熱し、および/または、加熱して、結露を克服することができる。また、仕切り44および棚板20の前面縁部領域を低伝導材料で製造する、および/または、高放射性の仕上げ材を用いることも可能である。
隣接するコラムの棚板20が整列する場合、仕切り44を除去して実効陳列面積を拡大することができる。
図2で示す別の特徴は、各コラムが、還気ライザダクト42の外面に垂直に延在する一組のキーバー46を有することである。キーバー46は、棚板20の重さを支え、溝孔の垂直なアレイを提供するものであり、溝孔には、棚板20の奥にある差し込み口を適切な高さで置くことが可能である。
機器10の使用にあたり、冷気はエバポレータ12から各セル16A、16B、16Cにダクトを通して供給し、より温かい還気は各セル16A,16B,16Cからコイル12に戻して、冷却、乾燥、任意でフィルタ処理をして、再循環させる。
空気はファン14によってエバポレータ12を通して送風し、その後、中央給気ライザダクト40を上向きに前進させる。そこから空気は、ダクト付き棚板20およびキャビネット18の頂部にある給気ダクト22に進入し、DAG36を通してセル16A、16B、16C毎にエアカーテン34の積層として吹き出す。エアカーテン34からの還気は、RAG38、ならびに、棚板20およびキャビネット18の底部にある還気ダクト24を介して戻して、中央給気ライザダクト40の両側にある還気ライザダクト42に進入する。還気は、ファン14の吸引により該還気ライザダクト42を下向きに流れてエバポレータ12に再び進入する。
ダクト付き棚板20へ気流を供給するための要件として、背面内部パネル26に給気ライザダクト40および還気ライザダクト42に通じるポート48を設ける必要がある。ポートの種々の配置は前掲特許文献1に開示してあるため、本明細書でさらに詳述する必要はない。ここでは、該ポート48を、上下に平行に延在する給気ライザダクト40および還気ライザダクト42と位置を揃えた垂直方向アレイに離間して設け、棚板20を除去、および、異なる高さに任意で再配置できるようにすることを記載するだけで十分である。有利には、該ポート48は、棚板20をポート48に連結している場合にのみ開放し、キャビネット18内に冷気が不意に漏出することを低減する。繰り返すが、前掲特許文献1には、ポート48を使用していない場合に閉鎖できる方法を開示してあり、他の配置については、同出願人が提出した関連する特許出願に記載してある。
図3は本願発明に係る機器50を示す。機器50は図1及び図2で示す機器10と類似しており、同様の数字を同様の部分に使用している。主な相違点は、比較的大きいダクト付き棚板20を、本願発明で作成可能なより薄いダクト付き棚板52に置き換えてあることである。これにより、セル16A、16B、16Cに陳列した商品の見やすさ、および、アクセスしやすさは改善する。
薄型棚板52の特徴、特に、前面から背面までの奥行きを低減したDAG36およびRAG38は、棚板前面の位置を、セル16A、16B、16Cのダクト無し中間棚板30と揃える際に役立つ。これにより、中間棚板30の前面から背面への奥行きを増大する、つまり、図1に示す中間棚板30より大幅に前方へ延在させることが可能となる。これにより、セル16A、16B、16C内において、および、その前面にわたって流れる気流の制御を改善し、陳列面積を拡大し、中間棚板30に置いた商品の見やすさおよびアクセスしやすさを改善することができる。
次に図4に目を向けると、図4は本願発明に係るダクト付き棚板52の前面にある吐出装置および還気装置を示す。棚板52の下段にある給気ダクト22は、下向きDAG36と、DAG36の上方で狭まる前方先細型前方吐出延出部54を介して連通する。任意の細型ハニカム56、または、線形溝孔付き拡散器等の他の気流バランス手段をDAG36全体に配置する。
棚板52の上段にある還気ダクト24は、上向きRAG38と、後方先細型前方還気延出部58を介して連通する。前方還気延出部58は、棚板52の下段に下向きに到達して給気ダクト22の前方で効率的に位置する。
傾斜仕切り60は、前方還気延出部58の底壁として、および、前方吐出延出部54の頂壁として機能する。仕切り60の傾斜は、急勾配の後部から浅い前部へと変化する。
直立棚板フィニッシャ62は、前方吐出延出部54の前端で棚板52の前面に取り付ける。棚板フィニッシャ62は断熱、加熱し、および/または、低熱伝導性材料で製造して、使用中の棚板52の前面に発生する結露に対処する。
棚板フィニッシャ62は、還気ダクト24の頂部を超える高さまで上方向に延在する。本実施例において、棚板フィニッシャ62はRAG38の片側を定義するか、または、ライザとして機能してRAG38の前面にある冷気を収容する。
棚板フィニッシャ62は、価格、情報、販促資料を陳列するのに使用する、標準の、または、修正した札用帯板を備えることができる。したがって、棚板フィニッシャ62は販売情報札を載せることにも適しており、所望なら大型にできるが、通常45mm〜50mmである販売情報札用帯板の幅より深さを浅くする必要がある。
先細型前方吐出延出部54の特長により給気ダクト22を短縮することで、有利には、DAG36の後部に向け高速度の空気を付勢し、エアカーテンの速度をそれに応じてプロファイルすることができる。前方還気延出部58を逆向きに通る場合でも、同様に短縮することでRAG38から還気ダクト24へ気流を導くのに役立つ。また、この配置は、液体が還気ダクト24に進入する前に、棚板52から前方還気延出部58の底部へ流れた漏出を収容するのに役立つ。
図5aおよび図5bは、棚板52に置く物の積荷ラインとして機能させ、エアカーテンを分断することを回避するため、如何にして改変例のRAG64を還気ダクト24の高さより上に突出する形状にすることができるかを示す。本実施例におけるRAG64のアーチ形状は、また、物をRAG64の頂部に置き、それにより還気ダクト24への気流を阻止することを抑止する。また、図5bは、如何にして棚板フィニッシャ62を容易に除去して、前方還気延出部58に貯留した漏出の清掃が可能であるかを示す。好都合なことに、RAG64は、図示するように棚板フィニッシャ62に取り付けることができ、それゆえ、棚板フィニッシャ62とともに除去することが可能である。
図6は、RAG64と嵌合した棚板52全体の側面図を示す。本図は、見やすく、アクセスしやすいという利点のため、棚板の厚さが前面に近づくにつれ先細になっていることを示す。この先細部はまた、給気ダクト22が後面から前面に向かって先細になり、還気ダクト24が前面から後面に向かって先太になることを表し、両方とも該ダクト内を通る気流にとって有利である。
図7に示す改変例において棚板フィニッシャ62は除去し、そのためRAG64が棚板前面を形成する。この場合、RAG64の底部は有孔である必要はなく、断熱、加熱し、および/または、低熱伝導性材料で製造して、結露を防止することができる。
図8は、断熱材70を背にした傾斜前面フィニッシャ68が付いた棚板66全体を示す。本実施例におけるフィニッシャ68の頂部は、フィニッシャ68が伝達する販売情報を見やすいように、後方に反る。前述の実施例と比較すると、RAG72は奥へ押し込み傾斜フィニッシャ68のスペースを確保し、そして、RAG72はDAG74上のほぼ中央に配置する。本実施例において、RAG72は傾斜させて前方上向きにし、RAG72およびフィニッシャ68の両方の上に延在する任意のライザ76の後ろに置き、RAG72の前にある冷気を収容するようにする。
次に図9に目を向けると、図9は別の棚板78を示し、これもまた、見やすさおよびアクセスしやすさに係る問題を解決する本願発明の概念内にある。この配置において、問題は、RAG80をDAG82の前方に置いた、オフセットした棚板前面により解決する。これにより、通常棚板78の高さの上方からの目線で見た際の棚板の視覚への影響および見た目の厚さは低減する。棚板78と同じ高さから見た場合には棚板前面は薄くなることはないとしても、通常の上方からの目線で見た際の棚板78の下にある下側商品陳列スペース内への視野角は改善する。
図10は、代替の、溝孔付き、もしくは、有孔のRAG84を示し、該RAG84は傾斜させて後方上向きにし、そして、清掃のために蝶番をつける、および/または、除去可能とすることができる。断熱材88を背にした直立前面フィニッシャ86は札用帯板を備え、価格および販促資料を陳列することができる。札用帯板はフィニッシャ86と一体化することができる。繰り返すが、フィニッシャ86はまた、あるいは、代わりに、低熱伝導性材料で製造する、および/または、必要に応じて加熱して結露を防ぐことができる。
次に、図面の図11および図12に目を向けると、図11および図12は分離給気エアチャネルを製作して、有利には、エアカーテンの前面よりも後面において高速度を達成する可能性を示す。これにより外気の引き込みを最小化する。
例えば、図11に示す改変例は、図5aおよび図5bに示すものと広く一致し、同様の数字を同様の部分に使用している。そのためこの配置は、フィニッシャ62および/またはRAG64を除去することにより、漏出の収集し清掃することを依然として可能にする。しかしながら、この場合、傾斜ダクトスプリッタ90が前方吐出延出部54を、前方吐出延出部54と前方還気延出部58との間の仕切り60と同様の、しかし僅かに直立よりの傾きで分割する。ダクトスプリッタ90は、本実施例においては、DAG36とほぼ同じ高さまで下方に延在する。こうした給気分離を調整して、DAG36の後側または内側により多くの空気を有利な方向で向けることができる。
任意で、図11に示すダクトスプリッタ90は、略水平後方延出部92を備え、これは、図示するように給気ダクト22内に後方に延在する。ダクトスプリッタ90は、該ダクトスプリッタ90の両側で所望の気流割合を達成するのに必要な程度に、給気ダクト22に沿ってずっと奥に位置し、延在する。
図12に示す改変例は、繰り返すが図5aおよび図5bに示すものと広く一致することから、再度繰り返すが、同様の数字を同様の部分に使用している。本実施例において、前方吐出延出部54と前方還気延出部58との間にある仕切り94は、前方吐出延出部54の前方末端に向かって下向きに滑らかに湾曲し、下から見た場合凸面湾曲を形成する。ダクトスプリッタ96は同様に湾曲し、DAG36とほぼ同じ高さまで下方に延在するが、該ダクトスプリッタ96は、繰り返すが、給気ダクト22内に後方に延在する略水平後方延出部98を有する。
図13は、図10と同様に、傾斜させて後方上向きにした、溝孔付き、もしくは、有孔のRAG84を示し、該RAG84は、清掃のために蝶番をつける、および/または、除去可能とすることができる。また、図12と同様に、湾曲仕切り94は、前方吐出延出部54と前方還気延出部58との間に配置し、同様に湾曲したスプリッタ96は仕切り94の下に配置する。しかしながら、図13は、如何にして前方還気延出部58を、そして、任意で還気ダクト24も、還気ダクトスプリッタ100で分割し、エアカーテン後方への気流速度を増加し外気の引き込みを最小にすることができるかを示す。しかしながら、該配置には、RAG84の高速度後部に進入する漏出は、還気ダクト24の外部にある収集地点に向かって流れることはないという欠点がある。
この課題に対処するため、図14に示す配置は図13に示す配置に広く一致し、同様の数字を同様の部分に使用している。この場合、RAG84の下に配置し、RAG84の後部に向かう高速空気を受け入れる前方下向きに傾斜したガイドベーン102の水平アレイが、3つの機能を実行する。すなわち、
漏出の進路をRAG84の後部から下側前方収集トラフ104の方向に変更し、
ベーン102が塵や繊維くず等の浮遊粒子に与える運動量および方向が、ダストサイクロンと同様の方法で該粒子を気流から分離する効果があることから、該粒子を収集トラフ104の方向に誘導し、
流入するエアカーテンの気流をRAG84の後部に向け傾ける。この点に関し、ベーン102は前述のダクトスプリッタと同様に作動して、RAG84の前方部への気流を低減し、さらに外気の引き込みも低減する。
図14は、前方吐出延出部54と前方還気延出部58との間の仕切り94の上にあるベーン102から滴下する漏出液体106を示し、該液体は、還気ダクト24から収集トラフ104へと排出される。図14はまた、ベーン102の特長により収集トラフ104に貯留した汚物を示す。RAG84および/または棚板の前面は、収集トラフの定期清掃を容易にするため、容易に移動可能または除去可能であるべきである。
多くの改変例が、本願発明の概念内で可能である。例えば、積層した3個以上のセルを有する他の実施例においては、1個以上の内部セルおよび2枚以上のダクト付き棚板があることになろう。逆に、積層したセルが2個しかない場合、内部セルはなく、ダクト付き棚板が1枚あるのみであろう。
キャビネットの側壁の片側または両側は透明にし、商品陳列スペースに陳列した製品の見やすさを高めることができる。この場合側壁は、適切には、強化ガラス、および、二重または三重ガラス製とし、断熱度を維持する。
本機器は、冷気をどこか他で、例えば遠隔ファンコイルユニットで生成して本機器に送り込む場合、内部冷却機関を有する必要はない。したがって、冷却機関は一体型ユニットとしてキャビネット内に備えることができ、または、冷却を標準スーパーマーケット冷蔵パックユニットから遠隔的に供給することも可能である。現場で冷却する場合、凝縮水を排出するシステムが必要である。
ダクト付き棚板内で生じる可能性がある結露に対処するため、該棚板は、水分を収集し、それを排出する排水管を備えることができる。例えば、ダクト付き棚板の還気ダクトを後方下向きに傾斜させてキャビネットの後面に向け傾かせ、ここで水をエバポレータに設けた排出システムへ誘導してキャビネットに水が入らないようにすることができる。
本機器に使用する場合、冷却コイルおよびファンは、セルの後ろに設置することが可能だが、そうせずに、セルの頂部、底部、または側部に置くことも可能である。

Claims (39)

  1. エアカーテンを使用する前面開放型陳列ユニット用ダクト付き棚板であって、該棚板は、
    背面から前面への前方向を定義する前面および背面と、
    下向き前方吐出口と連通する棚板の下段にある給気ダクトと、
    上向き前方還気吸込口と連通する棚板の上段にある還気ダクトと、を有し、
    該棚板の前後部では、前記給気ダクトの前にある前方給気ダクト延出部が前記吐出口の上で前方向に狭まり、前記還気ダクトの前にある前方還気ダクト延出部が棚板の下段に下向きに到達して前記給気ダクトの前方に位置する、棚板。
  2. 前記還気ダクト延出部は前記還気吸込口の下で前方向に拡大する、請求項1に記載の棚板。
  3. 前記還気ダクト延出部は前記還気吸込口の後部縁部を超えて後方向に狭まる、請求項1または2に記載の棚板。
  4. 前記還気ダクト延出部は、下向き前方に傾斜させた底壁の特長により、前方向に拡大し、後方向に狭まる、請求項1から3のいずれか一項に記載の棚板。
  5. 前記底壁の傾斜は、急勾配の後部から浅い前部へと変化する、請求項4に記載の棚板。
  6. 前記給気ダクト延出部は、下向き前方に傾斜した上側バッフルの特長により狭まる、請求項1から5のいずれか一項に記載の棚板。
  7. 前記上側バッフルの傾斜は急勾配の後部から浅い前部へと変化する、請求項6に記載の棚板。
  8. 前記給気ダクト延出部および前記還気ダクト延出部は、対向して補い合うテーパーを有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の棚板。
  9. 前記給気ダクト延出部および前記還気ダクト延出部のテーパーは、該還気ダクト延出部の底壁、および、該給気ダクト延出部の上側バッフルとして機能する共通の仕切りにより実現される、請求項8に記載の棚板。
  10. 前記還気吸込口は、前記吐出口ほどではないが、後方に延在することができる、請求項1から9のいずれか一項に記載の棚板。
  11. 断熱、加熱し、および/または低熱伝導性である棚板前面帯板が前記還気吸込口の前方に配置された、請求項1から10のいずれか一項に記載の棚板。
  12. 前記還気吸込口は前記棚板前面帯板により部分的に定義される、請求項11に記載の棚板。
  13. 前記棚板前面帯板は情報表示装置を備える、請求項11または12に記載の棚板。
  14. 前記棚板前面帯板は、棚板の頂部パネルの上に延在して前記還気吸込口へ流入する空気を修正するライザとして機能する、請求項11から13のいずれか一項に記載の棚板。
  15. 前記棚板前面帯板は移動可能または除去可能であって、前記還気ダクト延出部にアクセスすることができる、請求項11から14のいずれか一項に記載の棚板。
  16. 前記還気吸込口は前記吐出口の上方中央に配置され、前記棚板前面帯板は後方に傾斜して上向きである、請求項1から15のいずれか一項に記載の棚板。
  17. グリルが前記還気吸込口の上方に配置された、請求項1から16のいずれか一項に記載の棚板。
  18. 前記グリルは、移動可能または除去可能に前記還気ダクト延出部にアクセスすることができる、請求項17に記載の棚板。
  19. 前記グリルは前記頂部パネルの上に延在する、請求項17または18に記載の棚板。
  20. 前記グリルは有孔の、または他の開口を有する上部を備えて、空気を前記還気吸込口および中実の下側前方部へ導く、請求項17から19のいずれか一項に記載の棚板。
  21. 前記グリルの下側前方部は、断熱、加熱し、および/または低熱伝導性である、請求項17から20のいずれか一項に記載の棚板。
  22. 前記還気吸込口は、前記棚板の頂部パネルとほぼ同じ高さである、請求項1から21のいずれか一項に記載の棚板。
  23. 積荷ライン形成部が、前記棚板の頂部パネルの上で、前記還気吸込口の後方に延在する、請求項1から22のいずれか一項に記載の棚板。
  24. 前記吐出口は、前記棚板の底部パネルとほぼ同じ高さである、請求項1から23のいずれか一項に記載の棚板。
  25. 吐出整流器が前記吐出口から前記底部パネルの下側に延在する、請求項24に記載の棚板。
  26. 前記棚板の頂部パネルは前記還気ダクトを部分的に定義し、前記棚板の底部パネルは前記給気ダクトを部分的に定義する、請求項1から25のいずれか一項に記載の棚板。
  27. 前記還気ダクトと前記給気ダクトとの間の仕切りが、前記還気ダクト延出部の底壁として、そして、前記給気ダクト延出部の上側バッフルとして機能する共通隔壁内に延在する、請求項1から26のいずれか一項に記載の棚板。
  28. 棚板の前後部において、前記還気ダクトおよび前記給気ダクトは前方向に先細る、請求項1から27のいずれか一項に記載の棚板。
  29. 前記棚板の頂部パネルおよび底部パネルは前方向に収束し、前記還気ダクトおよび前記給気ダクトに順テーパーを供与する、請求項28に記載の棚板。
  30. 前記前方給気ダクト延出部および/または前記前方還気ダクト延出部に配置して、前記吐出口および/または前記還気吸込口の後部を通る気流速度を増大する、1個以上のダクトスプリッタを備える、請求項1から29のいずれか一項に記載の棚板。
  31. 前記1個または各ダクトスプリッタは、前記給気ダクトおよび/または前記還気ダクト内に後方に延在する、請求項30に記載の棚板。
  32. 前記還気吸込口に進入する漏出または浮遊粒子を前方収集トラフに誘導するように配置した、請求項1から31のいずれか一項に記載の棚板。
  33. 前記還気吸込口の後部下に位置する、1個以上の前方下向きに傾斜したベーンを備える、請求項1から32のいずれか一項に記載の棚板。
  34. エアカーテンを使用する前面開放型陳列ユニット用ダクト付き棚板であって、該棚板は、
    背面から前面への前方向を定義する前面および背面と、
    下向き前方吐出口と連通する棚板の下段にある給気ダクトと、
    上向き前方還気吸込口と連通する棚板の上段にある還気ダクトと、を有し、
    前記還気吸込口は前記吐出口に対し前方にオフセットする、棚板。
  35. 前記還気吸込口の少なくとも大部分は、前記吐出口の前方縁部の前方に配置された、請求項34に記載の棚板。
  36. 前記棚板は、頂部から底部までの厚さが前記給気ダクトおよび前記還気ダクトを合わせた厚さよりも薄い前面縁部を示す、請求項34または35に記載の棚板。
  37. 前記給気ダクトは前面縁部の後方で先細る、または、終端する、請求項36に記載の棚板。
  38. 前記棚板の前後部において、該棚板は棚板の上段に上側前向き段差を、棚板の下段に下側後ろ向き段差を備える段差付き前向き輪郭を有し、該棚板の前面縁部は、前記上側前向き段差により定義する、請求項36または37に記載の棚板。
  39. 請求項1から38のいずれか一項で定義される少なくとも1枚の棚板を備える、前面開放型陳列ユニット。
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