JPH037875A - オープンショーケース - Google Patents
オープンショーケースInfo
- Publication number
- JPH037875A JPH037875A JP14126389A JP14126389A JPH037875A JP H037875 A JPH037875 A JP H037875A JP 14126389 A JP14126389 A JP 14126389A JP 14126389 A JP14126389 A JP 14126389A JP H037875 A JPH037875 A JP H037875A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main
- cold air
- air
- flows
- duct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims abstract description 16
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 16
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 18
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 10
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 abstract 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 4
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 2
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 2
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
- 230000001502 supplementing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、主に野菜や果実などの生鮮食品を冷却保存し
て、その鮮度良好な状態で陳列を行うオープンショーケ
ースに関する。
て、その鮮度良好な状態で陳列を行うオープンショーケ
ースに関する。
(ロ)従来の技術
従来、最つども一般的なオープンショーケースは、商品
の載置台とその上部に設けた天井との間の空間を、前面
の開口部を残して後面および左右側面を壁で覆って、こ
の前面の開口部に天井縁部から載置台の縁部に流れる空
気M(エアカーテン)を形成して、載置台の陳列物を外
気から保護するようにしている。エアカーテンは内外2
Nの空気層で形成することもあるし、単層で形成するこ
ともある。
の載置台とその上部に設けた天井との間の空間を、前面
の開口部を残して後面および左右側面を壁で覆って、こ
の前面の開口部に天井縁部から載置台の縁部に流れる空
気M(エアカーテン)を形成して、載置台の陳列物を外
気から保護するようにしている。エアカーテンは内外2
Nの空気層で形成することもあるし、単層で形成するこ
ともある。
而るに、このオープンショーケースでは3方が壁で囲ま
れているため陳列物が良く見えず、陳列効果が十分と言
えないため、これら左右壁を取り払って、広い角度で周
囲からよく見えるようにした構成のものが近年提案され
ている。更に後壁をも取り全周を開放したものさえある
。
れているため陳列物が良く見えず、陳列効果が十分と言
えないため、これら左右壁を取り払って、広い角度で周
囲からよく見えるようにした構成のものが近年提案され
ている。更に後壁をも取り全周を開放したものさえある
。
(ハ)発明が解決しようとする課題
而るに、このように三方および全外周にエアカーテンを
流すようにすると、空気風量が多くなり、冷凍装置の能
力の高いもの、或いは大型のものをオープンショーケー
ス内に組み込むと言うことになり、コストの増大、並び
に組立作業の複雑性を伴う。よって、このような対応を
必要としないで、エアカーテンを多く形成することが好
ましい。
流すようにすると、空気風量が多くなり、冷凍装置の能
力の高いもの、或いは大型のものをオープンショーケー
ス内に組み込むと言うことになり、コストの増大、並び
に組立作業の複雑性を伴う。よって、このような対応を
必要としないで、エアカーテンを多く形成することが好
ましい。
本発明は上記点に鑑みて成され、エアカーテンを効率良
い空気流の流れで形成できるようにして。
い空気流の流れで形成できるようにして。
冷凍装置が小型、又能力的に大なるものとせずとも、十
分な冷却効果を発揮できるオープンショーケースを提供
することを目的とする。
分な冷却効果を発揮できるオープンショーケースを提供
することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段
本発明に係るオープンショーケースは、天井板の縁部か
ら少なくとも三方向に吐出される空気層を載置台の縁部
から吸い込んでエアカーテンを形成し載置台の陳列物を
外気から保護するように構成したオープンショーケース
において、載置台内に、吸い込んだ空気に対して共用的
な補助蒸発器を配設し、該補助蒸発器を介してそれぞれ
空気の流入する主蒸発器を収設した主ダクトと、この主
ダクトの両側に沿設される側部ダクトを前記載置台上に
設け、前記天井板内部には、前記主ダクトと連通ずる主
冷気通路と、前記側部ダクトと連通ずる側部冷気通路と
を仕切って設け、この仕切板に、前記主ダクトからの冷
気の一部が前記側部冷気通路内へ流入する通風孔を設け
たものである。
ら少なくとも三方向に吐出される空気層を載置台の縁部
から吸い込んでエアカーテンを形成し載置台の陳列物を
外気から保護するように構成したオープンショーケース
において、載置台内に、吸い込んだ空気に対して共用的
な補助蒸発器を配設し、該補助蒸発器を介してそれぞれ
空気の流入する主蒸発器を収設した主ダクトと、この主
ダクトの両側に沿設される側部ダクトを前記載置台上に
設け、前記天井板内部には、前記主ダクトと連通ずる主
冷気通路と、前記側部ダクトと連通ずる側部冷気通路と
を仕切って設け、この仕切板に、前記主ダクトからの冷
気の一部が前記側部冷気通路内へ流入する通風孔を設け
たものである。
(ホ)作 用
載置台の周縁に設けた吸込口より、送風機により吸い込
まれた空気は、載置台内の補助蒸発器により先ず冷却さ
れる。冷却後、空気は主ダクトと側部ダクト内にそれぞ
れ流入する。主ダクト内に流入した空気は、その中の主
蒸発器で更に冷却される。そして、主ダクトおよび側部
ダクトの上方開口により、天井板内の主冷気通路、側部
冷気通路と導びかれて、主冷気通路先端の吐出口、側部
冷気通路先端の吐出口より冷気がエアカーテンとなって
吐出し、陳列台の商品を外界と隔絶して一定の冷却温度
に保つ。一方、主冷気通路と側部冷気通路とを仕切る仕
切板に設けた通風孔からは、主ダクト内の主冷気の一部
が入り込み、主冷気より冷却温度が高めで、風量も少な
い側部ダクトの冷気に加わって、側部冷気流を主冷気流
とバランスさせ、風速に差のない均等化したエアカーテ
ン°をオープンショーケースの周囲に形成できるように
している。よって、ショーケース内は冷却が均一化し、
効率良く冷却できる。エアカーテン形成に強弱な箇所が
無いので1例えば弱い箇所より外気が侵入し易くなって
、冷却効果を下げる結露現象の発生の心配も無い。冷気
の効率的活用により、冷凍装置の大型化を伴なわずして
、十分な冷却を確保でき、コストの低減を図れる。
まれた空気は、載置台内の補助蒸発器により先ず冷却さ
れる。冷却後、空気は主ダクトと側部ダクト内にそれぞ
れ流入する。主ダクト内に流入した空気は、その中の主
蒸発器で更に冷却される。そして、主ダクトおよび側部
ダクトの上方開口により、天井板内の主冷気通路、側部
冷気通路と導びかれて、主冷気通路先端の吐出口、側部
冷気通路先端の吐出口より冷気がエアカーテンとなって
吐出し、陳列台の商品を外界と隔絶して一定の冷却温度
に保つ。一方、主冷気通路と側部冷気通路とを仕切る仕
切板に設けた通風孔からは、主ダクト内の主冷気の一部
が入り込み、主冷気より冷却温度が高めで、風量も少な
い側部ダクトの冷気に加わって、側部冷気流を主冷気流
とバランスさせ、風速に差のない均等化したエアカーテ
ン°をオープンショーケースの周囲に形成できるように
している。よって、ショーケース内は冷却が均一化し、
効率良く冷却できる。エアカーテン形成に強弱な箇所が
無いので1例えば弱い箇所より外気が侵入し易くなって
、冷却効果を下げる結露現象の発生の心配も無い。冷気
の効率的活用により、冷凍装置の大型化を伴なわずして
、十分な冷却を確保でき、コストの低減を図れる。
(へ)実施例
以下、本発明の詳細な説明する8
第1図は、全周にエアカーテンが形成される本発明オー
プンショーケースの外観斜視図、第2図は第1図に示す
オープンショーケースにおいて。
プンショーケースの外観斜視図、第2図は第1図に示す
オープンショーケースにおいて。
その正面方向の構成図、第3図は第2図のA−A矢視断
面図、第4図は第2図のB−8矢視断面図、そして第5
図は第2図に示す実施例の天井板部分における構成を示
す要部構造斜視図である。
面図、第4図は第2図のB−8矢視断面図、そして第5
図は第2図に示す実施例の天井板部分における構成を示
す要部構造斜視図である。
先ず、第1図において、1は野菜、果実等を正面部2a
、背面部2b、左右側面部2c、 2dで形成される凹
所2に収納、陳列する商品載置台にして、これら各正面
、背面、左右側面の各面部2a、 2by 2ct2d
の上部には吸込口(後述する)が設けられている。3,
3は載置台1内部から、次遅する天井板へ向かって空気
を流す矩形状の主ダクトで載置台2の中央に立設されて
いる。4,4は、この主ダクト3,3の左右側部に沿設
された側部ダクトである。ここで、前記主ダクト3内に
は主体となる蒸発器が配設されているが、前記側部ダク
ト4゜4内には蒸発器は配設されていない。その代わり
、これら主ダクト3、側部ダクト4,4に共通して、冷
却された空気が流入するように、商品載置台1内には、
補助の蒸発器が共通的な熱交換位置に配設されている。
、背面部2b、左右側面部2c、 2dで形成される凹
所2に収納、陳列する商品載置台にして、これら各正面
、背面、左右側面の各面部2a、 2by 2ct2d
の上部には吸込口(後述する)が設けられている。3,
3は載置台1内部から、次遅する天井板へ向かって空気
を流す矩形状の主ダクトで載置台2の中央に立設されて
いる。4,4は、この主ダクト3,3の左右側部に沿設
された側部ダクトである。ここで、前記主ダクト3内に
は主体となる蒸発器が配設されているが、前記側部ダク
ト4゜4内には蒸発器は配設されていない。その代わり
、これら主ダクト3、側部ダクト4,4に共通して、冷
却された空気が流入するように、商品載置台1内には、
補助の蒸発器が共通的な熱交換位置に配設されている。
5は載置台1と対向して設けられた天井板にして、内部
に前記主ダクト3からの空気を流す主冷気流路と、前記
側部ダクト4,4からの空気を流す側部冷気流路とが仕
切形成されている。6は商品載置棚である。上述した構
成は第2図乃至第4図で更に明瞭となる。すなわち、各
回において、主ダクト3内に主蒸発器7が配設され、一
方、この主蒸発器7を取り囲むようにその前後位置に一
対の補助蒸発器8,8を、そしてその左右位置にこの補
助蒸発器8,8より小型の補助蒸発器9,9を一対1合
計4台の補助蒸発器を載置台]、内に配設している。こ
れら、補助蒸発器8.8,9.9は、商品載置台1周囲
の冷気吸込口10.10,11,11より載置台1内に
入り込む空気に対して、熱交換作用を与え、冷却する。
に前記主ダクト3からの空気を流す主冷気流路と、前記
側部ダクト4,4からの空気を流す側部冷気流路とが仕
切形成されている。6は商品載置棚である。上述した構
成は第2図乃至第4図で更に明瞭となる。すなわち、各
回において、主ダクト3内に主蒸発器7が配設され、一
方、この主蒸発器7を取り囲むようにその前後位置に一
対の補助蒸発器8,8を、そしてその左右位置にこの補
助蒸発器8,8より小型の補助蒸発器9,9を一対1合
計4台の補助蒸発器を載置台]、内に配設している。こ
れら、補助蒸発器8.8,9.9は、商品載置台1周囲
の冷気吸込口10.10,11,11より載置台1内に
入り込む空気に対して、熱交換作用を与え、冷却する。
そして、冷却された空気を主ダクト3、および側部ダク
ト4゜4に流入させる様に、載置台1内には、主送風機
12.12とその両側に設けられる副送風機13,13
,13゜13とが収納されている。そして、主ダクト3
に流入した空気流は、その中の主蒸発器7により更に冷
却されることになる。ここで、主ダクト3に流入した空
気と、側部ダクト4,4に流入した空気がどのような流
路をとるかを次に説明する。天井板5部分の内部構造を
示す第5図にて判るように、主ダクト3内を上方へ向か
って流れる空気流が主ダクト3の上部開口3Aより、相
対向する前後方向(点線矢印A、A)の二手に分かれて
、主冷気流となって流れる主冷気通路J4と、前記側部
ダクト4.4内を上方へ向かって流れる空気流が側部ダ
クト4,4の上部開口4A、 4Aより、左右の側方(
点線矢印C,C)に向かい、側部冷気流となって流れる
側部冷気通路15とが仕切られて、天井板5内部に形成
されるよう、仕切板16,1.6が設けられている。そ
して、この仕切板16.16の一部分は主ダクト3と側
部ダクト4,4を区切る断面コ字型の区壁17.17と
なって、下端まで延びている。又。
ト4゜4に流入させる様に、載置台1内には、主送風機
12.12とその両側に設けられる副送風機13,13
,13゜13とが収納されている。そして、主ダクト3
に流入した空気流は、その中の主蒸発器7により更に冷
却されることになる。ここで、主ダクト3に流入した空
気と、側部ダクト4,4に流入した空気がどのような流
路をとるかを次に説明する。天井板5部分の内部構造を
示す第5図にて判るように、主ダクト3内を上方へ向か
って流れる空気流が主ダクト3の上部開口3Aより、相
対向する前後方向(点線矢印A、A)の二手に分かれて
、主冷気流となって流れる主冷気通路J4と、前記側部
ダクト4.4内を上方へ向かって流れる空気流が側部ダ
クト4,4の上部開口4A、 4Aより、左右の側方(
点線矢印C,C)に向かい、側部冷気流となって流れる
側部冷気通路15とが仕切られて、天井板5内部に形成
されるよう、仕切板16,1.6が設けられている。そ
して、この仕切板16.16の一部分は主ダクト3と側
部ダクト4,4を区切る断面コ字型の区壁17.17と
なって、下端まで延びている。又。
天井板5の4周には、これら、主冷気通路14並びに側
部冷気通路15.15と連通ずる冷気吐出口18゜18
、19.19が設けられている。また、これら冷気吐出
口18.18.19.19には蜂の巣状の整流格子18
a、 19aが配設されている。従って、主冷気流路は
第3図に示すように、主ダクト3→主冷気通路14→冷
気吐出口18→エアカーテンAよ→冷気吸込口10→載
置台1内の補助蒸発器8、送風機12→主ダクト3と巡
り、再び主蒸発器7を通過して循環する。なお、主ダク
ト3内の下部には、風向板20゜20が設けられている
。
部冷気通路15.15と連通ずる冷気吐出口18゜18
、19.19が設けられている。また、これら冷気吐出
口18.18.19.19には蜂の巣状の整流格子18
a、 19aが配設されている。従って、主冷気流路は
第3図に示すように、主ダクト3→主冷気通路14→冷
気吐出口18→エアカーテンAよ→冷気吸込口10→載
置台1内の補助蒸発器8、送風機12→主ダクト3と巡
り、再び主蒸発器7を通過して循環する。なお、主ダク
ト3内の下部には、風向板20゜20が設けられている
。
一方、側部冷気流路は第2図に示すように側部ダクト4
→側部冷気通路15→冷気吐出ロ19→エアカーテンA
2→冷気吸込口11→載置台1内の補助蒸発器9、送風
機9→側部ダクト4と巡る。なお、送風機13.13に
より、一部の空気は主ダクト3内にも流入する(第4図
参照)。
→側部冷気通路15→冷気吐出ロ19→エアカーテンA
2→冷気吸込口11→載置台1内の補助蒸発器9、送風
機9→側部ダクト4と巡る。なお、送風機13.13に
より、一部の空気は主ダクト3内にも流入する(第4図
参照)。
ところで、このようにして主冷気と側部冷気の冷気流路
が形成されているが、構成上、側部冷気の方が、冷却度
、風量、風速の点で、主冷気より劣るので、これを均一
に整えられるように工夫している。すなわち、第3図、
第4図に示す如く、主ダクト3の上部開口3A上方には
その長手方向寸法と同一で幅方向には若干狭くした断面
下向コ字状の分流板21が仕切板16.16間に取り付
けられている。一方、仕切板16.16にはこの分流板
21と対向する中央部に大径の主通風孔22.22が形
成され、また、この主通風孔22.22を挟んで、その
左右両側辺部には、先端に行くに従い漸次小径となる補
助通風孔23.23・・・が穿設されている。従って、
主ダクト3の上部開口3Aより流出した主冷気流の一部
は、前記分流板21により、第4図に示す矢線Bのよう
に、それに沿って流れ、主通風孔22.22、補助通風
孔23.23・・・を通って側部ダクト4,4からの側
部冷気と合流して側部冷気通路15.15へと進入する
。この進入していく空気流は第3図、第4図し;おいて
の矢印ai、b1で示す。なお、この進入冷気は、主ダ
クト3を通る主冷気流布の中で、その左右両側端、すな
わち側部ダクト4,4に近い側に流れているものがこの
作用に大きく係わっている。こうして、主冷気流の一部
が側部冷気流に加わって、冷却度をより十分とし、風速
、風量も補って、天井板5の周縁より吐出するエアカー
テンを全てほぼ均一に近いものとすることができる。
が形成されているが、構成上、側部冷気の方が、冷却度
、風量、風速の点で、主冷気より劣るので、これを均一
に整えられるように工夫している。すなわち、第3図、
第4図に示す如く、主ダクト3の上部開口3A上方には
その長手方向寸法と同一で幅方向には若干狭くした断面
下向コ字状の分流板21が仕切板16.16間に取り付
けられている。一方、仕切板16.16にはこの分流板
21と対向する中央部に大径の主通風孔22.22が形
成され、また、この主通風孔22.22を挟んで、その
左右両側辺部には、先端に行くに従い漸次小径となる補
助通風孔23.23・・・が穿設されている。従って、
主ダクト3の上部開口3Aより流出した主冷気流の一部
は、前記分流板21により、第4図に示す矢線Bのよう
に、それに沿って流れ、主通風孔22.22、補助通風
孔23.23・・・を通って側部ダクト4,4からの側
部冷気と合流して側部冷気通路15.15へと進入する
。この進入していく空気流は第3図、第4図し;おいて
の矢印ai、b1で示す。なお、この進入冷気は、主ダ
クト3を通る主冷気流布の中で、その左右両側端、すな
わち側部ダクト4,4に近い側に流れているものがこの
作用に大きく係わっている。こうして、主冷気流の一部
が側部冷気流に加わって、冷却度をより十分とし、風速
、風量も補って、天井板5の周縁より吐出するエアカー
テンを全てほぼ均一に近いものとすることができる。
上記構成により、送風機!、2.13.13と主蒸発器
7および補助蒸発器8,9が駆動するど、正面の冷気吸
込口10.10からは空気が主として送風機12゜12
により吸込まれて、先ず補助蒸発器8,8にて冷却され
、次いで主ダクト3内に流入して主蒸発器7で再度冷却
されて上部開口3Aより流出する。
7および補助蒸発器8,9が駆動するど、正面の冷気吸
込口10.10からは空気が主として送風機12゜12
により吸込まれて、先ず補助蒸発器8,8にて冷却され
、次いで主ダクト3内に流入して主蒸発器7で再度冷却
されて上部開口3Aより流出する。
上部開口3Aからは殆どが主冷気流となって矢印A。
A方向に流れ、主冷気通路14を通り、吐出口18゜1
8の整流格子18a、 18aによって整流されて吐出
し、エアカーテンA工、Aよを形成する。しかし、主冷
気流の一部が分流板21により矢印B方向にも流れて主
通風孔22.補助通風孔23.23・・・に流入する。
8の整流格子18a、 18aによって整流されて吐出
し、エアカーテンA工、Aよを形成する。しかし、主冷
気流の一部が分流板21により矢印B方向にも流れて主
通風孔22.補助通風孔23.23・・・に流入する。
一方、左右の冷気吸込口11.11から送風機13.1
3によって吸込まれる空気は、補助冷却器9,9で冷却
されて側部ダクト4,4内へと流れ、その上部開口4A
、4Aより流出して側部冷気通路15.15内を通り、
その吐出口19.19に至り、整流格子19a。
3によって吸込まれる空気は、補助冷却器9,9で冷却
されて側部ダクト4,4内へと流れ、その上部開口4A
、4Aより流出して側部冷気通路15.15内を通り、
その吐出口19.19に至り、整流格子19a。
19aによって整流されて吐出し、エアカーテンA2゜
A2を形成する。このエアカーテンA2.A2の形成に
当って、主通風孔22.22、補助通風孔23.23・
・・より流入する冷却温度の低い主冷気流の一部は、側
部冷気流と混合することによってその冷気流温度を下げ
、かつ風量を多くし、風速を正面部分のエアカーテンA
1.Aよと大差なくして吐出させる。
A2を形成する。このエアカーテンA2.A2の形成に
当って、主通風孔22.22、補助通風孔23.23・
・・より流入する冷却温度の低い主冷気流の一部は、側
部冷気流と混合することによってその冷気流温度を下げ
、かつ風量を多くし、風速を正面部分のエアカーテンA
1.Aよと大差なくして吐出させる。
よって、正面側のエアカーテンAi、A□とその左右側
のエアカーテンA2.A2とは共にほぼ同一の冷却温度
、風量、風速で吐出形成されて、場所的に風量の強弱部
分を生じない全周均等なエアカーテンとなるので、庫内
冷却の均一が維持でき。
のエアカーテンA2.A2とは共にほぼ同一の冷却温度
、風量、風速で吐出形成されて、場所的に風量の強弱部
分を生じない全周均等なエアカーテンとなるので、庫内
冷却の均一が維持でき。
ショーケース内の陳列物を効果的に外気温度から保護で
きる。仮に、周囲のエアカーテンに強弱箇所があると、
弱い箇所から外気が浸入し、それにより庫内に結露を生
じ、冷却効果を著るしく低下させ、中の陳列物が品質を
損なうこととなる。更に、構成的には、仕切板16.1
6に大小の通風孔22゜23・・・を形成すると言う単
純な対応で、冷気流の効率的な活用が図れる。
きる。仮に、周囲のエアカーテンに強弱箇所があると、
弱い箇所から外気が浸入し、それにより庫内に結露を生
じ、冷却効果を著るしく低下させ、中の陳列物が品質を
損なうこととなる。更に、構成的には、仕切板16.1
6に大小の通風孔22゜23・・・を形成すると言う単
純な対応で、冷気流の効率的な活用が図れる。
又、第6図には、分流板21を2枚のL型をした分割板
21a 、 21aで形成し、その一方、若しくは両方
を左右にスライド自在とする構成として、分流板21の
幅Wを変更できるようにして、分流板21内に入る風量
を調整できるようにした別の実施例を模式的に示す。こ
の実施例によれば、オープンショーケースの長手方向寸
法、帽寸法に応じてその四方向に平均化した風量のエア
カーテンを分流板21の幅変更操作により、容易に形成
できる利点を有する。
21a 、 21aで形成し、その一方、若しくは両方
を左右にスライド自在とする構成として、分流板21の
幅Wを変更できるようにして、分流板21内に入る風量
を調整できるようにした別の実施例を模式的に示す。こ
の実施例によれば、オープンショーケースの長手方向寸
法、帽寸法に応じてその四方向に平均化した風量のエア
カーテンを分流板21の幅変更操作により、容易に形成
できる利点を有する。
(ト)発明の効果
以上のように本発明によれば、前方およびその左右両側
方の少なくとも三方にエアカーテンを形成しているオー
プンショーケースにおいて、補助蒸発器を内設した載置
台上に、主蒸発器を収設せる主ダクトと、その両側に沿
設した側部ダクトとを設け、載置台と対向する天井板内
部に、主ダクトと連通ずる主冷気通路と、側部ダクトと
連通ずる側部冷気通路とを仕切って設け、かつこの仕切
壁に形成した通風孔により、主ダクトからの主冷気の一
部が側部ダクトからの側部冷気に合流して側方のエアカ
ーテンの形成に寄与するように構成しである。よって、
主冷気流の一部活用によって。
方の少なくとも三方にエアカーテンを形成しているオー
プンショーケースにおいて、補助蒸発器を内設した載置
台上に、主蒸発器を収設せる主ダクトと、その両側に沿
設した側部ダクトとを設け、載置台と対向する天井板内
部に、主ダクトと連通ずる主冷気通路と、側部ダクトと
連通ずる側部冷気通路とを仕切って設け、かつこの仕切
壁に形成した通風孔により、主ダクトからの主冷気の一
部が側部ダクトからの側部冷気に合流して側方のエアカ
ーテンの形成に寄与するように構成しである。よって、
主冷気流の一部活用によって。
主冷気流よりも温度的に高く、風量も弱い側部冷気流は
温度、風量ともに向上されて、吐出し側部エアカーテン
を形成し、正面エアカーテンと均等化される。故に、三
方向、および全周的に風速の均一化されたエアカーテン
が吐出し、庫内冷却の均一が雅持できて冷却効果高くし
て、陳列物の外気温度よりの保護を行える。又、主ダク
ト内の冷気の一部を有効に活用できるので、エアカーテ
ンを多く形成しても、冷凍装置は大型化しないで対処で
き、コスト的に低廉となる。更に、冷気の活用は仕切板
に通風孔を設けると言う単純構成で済むと共に、その冷
気風量を可変できる等、種々の効果を発揮できるオープ
ンショーケースとなる。
温度、風量ともに向上されて、吐出し側部エアカーテン
を形成し、正面エアカーテンと均等化される。故に、三
方向、および全周的に風速の均一化されたエアカーテン
が吐出し、庫内冷却の均一が雅持できて冷却効果高くし
て、陳列物の外気温度よりの保護を行える。又、主ダク
ト内の冷気の一部を有効に活用できるので、エアカーテ
ンを多く形成しても、冷凍装置は大型化しないで対処で
き、コスト的に低廉となる。更に、冷気の活用は仕切板
に通風孔を設けると言う単純構成で済むと共に、その冷
気風量を可変できる等、種々の効果を発揮できるオープ
ンショーケースとなる。
第1図は全周にエアカーテンが形成される本発明オープ
ンショーケースの外観斜視図、第2図は第1図に示すオ
ープンショーケースにおいて、その正面方向の構成図、
第3図は第2図のA−A矢視断面図、第4図は第2図の
B−B矢視断面図、そして第5図は第2図に示す実施例
の天井板部分におj−する構成を示す要部構造斜視図、
第6図は幅を変更可能とした分流板に係る他の実施例の
模式図である。 1・・・載置台、3・・・主ダクト、4・・・側部ダク
ト、5・・・天井板、7・・・主蒸発器、8,9・・・
補助蒸発器、10、11・・・冷気吸込口、12.13
・・・送風機、14・・・主冷気通路、15・・・側部
冷気通路、16.16・・・仕切板、18、19・・・
冷気吐出口、21・・・分流板、22・・・主通風孔、
23・・・開通風孔。 −N
ンショーケースの外観斜視図、第2図は第1図に示すオ
ープンショーケースにおいて、その正面方向の構成図、
第3図は第2図のA−A矢視断面図、第4図は第2図の
B−B矢視断面図、そして第5図は第2図に示す実施例
の天井板部分におj−する構成を示す要部構造斜視図、
第6図は幅を変更可能とした分流板に係る他の実施例の
模式図である。 1・・・載置台、3・・・主ダクト、4・・・側部ダク
ト、5・・・天井板、7・・・主蒸発器、8,9・・・
補助蒸発器、10、11・・・冷気吸込口、12.13
・・・送風機、14・・・主冷気通路、15・・・側部
冷気通路、16.16・・・仕切板、18、19・・・
冷気吐出口、21・・・分流板、22・・・主通風孔、
23・・・開通風孔。 −N
Claims (1)
- 天井板の縁部から少なくとも三方向に吐出される空気層
を載置台の縁部から吸い込んでエアカーテンを形成し載
置台の陳列物を外気から保護するように構成したオープ
ンショーケースにおいて、載置台内に、送風機により吸
い込んだ空気に対して共用的な補助蒸発器を配設し、該
補助蒸発器を介してそれぞれ空気の流入する主蒸発器を
収設した主ダクトと、この主ダクトの両側に沿設される
側部ダクトとを前記載置台上に設け、前記天井板内部に
は、前記主ダクトと連通する主冷気通路と、前記側部ダ
クトと連通する側部冷気通路とを仕切って設け、この仕
切板に、前記主ダクトからの冷気の一部が前記側部冷気
通路内へ流入する通風孔を設けたことを特徴とするオー
プンショーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1141263A JPH0754231B2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | オープンショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1141263A JPH0754231B2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | オープンショーケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH037875A true JPH037875A (ja) | 1991-01-16 |
JPH0754231B2 JPH0754231B2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=15287837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1141263A Expired - Fee Related JPH0754231B2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | オープンショーケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754231B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04129085U (ja) * | 1991-05-13 | 1992-11-25 | 富士電機冷機株式会社 | 多段ラウンドケース |
JPH05113284A (ja) * | 1991-08-29 | 1993-05-07 | Nippon Kentetsu Co Ltd | アラウンド型冷凍冷蔵オープンシヨーケース |
US5963398A (en) * | 1994-06-06 | 1999-10-05 | Fujitsu Limited | Disk apparatus with voice coil motor |
JP2001221560A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-17 | Okamura Corp | 冷蔵オープンショーケース |
JP2008045772A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Sanden Corp | オープンショーケース |
JP2010230259A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Sanyo Electric Co Ltd | 蒸発器並びにこの蒸発器を備えたショーケース |
EP2395395A2 (en) | 2010-06-11 | 2011-12-14 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for Manufacturing Micro-Structure |
-
1989
- 1989-06-05 JP JP1141263A patent/JPH0754231B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04129085U (ja) * | 1991-05-13 | 1992-11-25 | 富士電機冷機株式会社 | 多段ラウンドケース |
JPH05113284A (ja) * | 1991-08-29 | 1993-05-07 | Nippon Kentetsu Co Ltd | アラウンド型冷凍冷蔵オープンシヨーケース |
US5963398A (en) * | 1994-06-06 | 1999-10-05 | Fujitsu Limited | Disk apparatus with voice coil motor |
JP2001221560A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-17 | Okamura Corp | 冷蔵オープンショーケース |
JP2008045772A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Sanden Corp | オープンショーケース |
JP2010230259A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Sanyo Electric Co Ltd | 蒸発器並びにこの蒸発器を備えたショーケース |
EP2395395A2 (en) | 2010-06-11 | 2011-12-14 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for Manufacturing Micro-Structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0754231B2 (ja) | 1995-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH037875A (ja) | オープンショーケース | |
JP2880464B2 (ja) | アラウンドショーケース | |
JP5322411B2 (ja) | オープンショーケース | |
JPH06123544A (ja) | ショーケースの通風路 | |
KR100675439B1 (ko) | 저온쇼케이스 | |
JP3674367B2 (ja) | 空冷吸収式冷凍装置 | |
JPS6133494Y2 (ja) | ||
JPH06265255A (ja) | オープンショーケースの通風路構造 | |
JP3837251B2 (ja) | オープンショーケース | |
JP2782642B2 (ja) | 冷気循環式オープンショーケース | |
JPS60134178A (ja) | 冷気循環形オ−プンシヨ−ケ−ス | |
JP2002345607A (ja) | オープンショーケース | |
JPH05264160A (ja) | 冷蔵ショーケース | |
JPH10127434A (ja) | 冷蔵ショーケース | |
JPH0528452Y2 (ja) | ||
JP3119469B2 (ja) | 低温ショーケース | |
JP3071116B2 (ja) | 低温ショーケース | |
JPH04244574A (ja) | 冷蔵ショーケース | |
JPH0666471A (ja) | 冷凍冷蔵オープンショーケース | |
JPH0250065A (ja) | 冷気循環式複合ショーケース | |
JPH02197783A (ja) | オープンショーケースのエアーカーテン整流装置 | |
JPH0643665Y2 (ja) | 冷蔵シヨーケースの冷却装置 | |
JP2000028254A (ja) | オープンショーケース | |
JPH03156274A (ja) | 低温ショーケース | |
JP2943846B2 (ja) | ショーケース |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |