JP2880464B2 - アラウンドショーケース - Google Patents
アラウンドショーケースInfo
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- Japan
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- duct
- showcase
- corner
- around
- case body
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- Expired - Lifetime
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- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
ースを背中合せに複数連結した中島を構成するショーケ
ースに係り、特にそのデッキコーナー部の冷却性能を改
善したアラウンドショーケースに関する。
5,6に示すように、オープンショーケースを複数台背
中合せにして連結したもので、中央の直ケース33,3
3,…とコーナーのアラウンドショーケース34,3
4,…とで概ね構成される。
及び図8に示すように、次のように構成されていた。食
品等の商品を低温に保って収納・陳列するアラウンドオ
ープンショーケース34は、前面及び片側面が開放さ
れ、背面を覆う背面部42a、下部の底面部42b、前
面下部を覆う下部前面部42c、及び両側面下部を覆う
下部側面部に、断熱材を充填して、ケース本体42が一
体に形成されている。また、これら各部と内部パネル4
3及びコーナー棚支柱35との間に冷気を循環させるダ
クト44(底面ダクト44aと背面ダクト44bと側背
面ダクト44c)が形成されている。
コーナー棚支柱35の上部、即ち背面ダクト44b及び
側背面ダクト44cの直上位置には、冷気をエアカーテ
ンとして下方に整流して吹き出す冷気吹出口45が設け
られ、一方、下部前面部42c及び下部側面部42dの
後部には冷気吸込口46が設けられている。また、前記
内部パネル43及びコーナー棚支柱35にもダクト44
内の冷気を庫内側に供給するための冷気吹出孔43aが
多数穿設されている。そして、前記下部前面部42c及
び下部側面部42dと冷気吸込口46との間には、該冷
気吸込口46の外側に近接してそれを囲むように、ガラ
スやアクリル等の透明体からなる風防板50が立設され
ている。
6から取り入れた空気を送風する循環ファン47が設け
られ、また、その風下側の背面ダクト44b及び側背面
ダクト44cの底部には、最下段の陳列棚よりも下方に
位置するように前記循環ファン47から送られた空気を
冷却する冷却器48が設けられている。この冷却器48
は、効率よく内部パネル43及びコーナー棚支柱35の
冷気吹出孔43aから庫内に冷風を吹き出せるように、
最下段棚より下方の背面ダクト44b及び側背面ダクト
44c底部、若しくは最下段棚より下方の底面ダクト4
4a底部に設けるようにする(図10参照)。なお、背
面ダクト44b及び側背面ダクト44cの寸法を充分に
採れないアラウンドショーケースでは、床下の底面ダク
ト44a内にも冷却器48aを設置する例もある(図1
1参照)。
(底面ダクト44a及び背面ダクト44b及び側背面ダ
クト44c内)を通って冷気吹出口45から吹き出さ
れ、ケース本体の前面開口にエアカーテンを形成した
後、下部前面部42c及び下部側面部42dの後部に開
口する冷気吸込口46からダクト44内(底面ダクト4
4a及び背面ダクト44b及び側背面ダクト44c内)
に導かれる。そして、この冷気の循環と、内部パネル4
3及びコーナー棚支柱35に穿設した冷気吹出孔43a
からの冷気の流入によって、アラウンドオープンショー
ケース34内の陳列棚49等に載置した商品を冷却す
る。
及びコーナー棚支柱35背面に例えば30mm程度のピ
ッチで多数穿設したパンチング孔で、この冷気吹出孔4
3a,43a…から供給される冷気流量の総量は、背面
ダクト44b及び側背面ダクト44c直上位置に設けた
エアカーテン形成用の冷気吹出口45からの冷気流量よ
りも、多くなるように設定してある。また、複数段の陳
列棚49は、上段ほど幅が狭く、最下段が最も幅広にな
るように形成してある。
来の背面棚支持部52は、アラウンドショーケース34
の開口された側面側に充分延びていないため、背面棚支
持部52及びコーナー棚支柱35の内側に設けられた側
背面ダクト44cが狭くなり、アラウンドショーケース
34の側面にも循環ファン37aを取り付け、風量を出
すようにしているが、三方向からの風が狭いダクト内に
集まるため、結果的に冷風が充分出ず、冷却性能がよく
なかった。また、背面棚支持部52が小さいため冷気吹
き出し孔43aも多く取ることができなかった。なお、
53はプレナムチャンバー、54はふさぎ板である。
を背面・側背面ダクト44b,44c内に設けている背
面コイルタイプ(図10参照)では、冷却コイルの有効
長が長くとれないため、図11のように、吸込口46下
部に取付ける(図7の破線48a)床コイルタイプのも
のもあったが、床が氷結しやすいばかりか、冷却器48
と循環ファン47aの位置関係(ファンで風を引っぱる
関係)から充分な熱交換効率が得られない問題点があっ
た。なお、55は背面発泡パネルである。
ラウンドショーケース34では、コーナー部分の冷却性
能が不充分であり、今迄、具体的な改善策が見つかって
いなかった。本発明は、上記の問題点に鑑み創案された
もので、アラウンドショーケースのコーナー部の冷却性
能を向上させることを目的とするものである。
め、本発明においては、複数台のオープンショーケース
を背中合わせに連結した中島を構成するショーケースで
あって、そのコーナー部に設けられ、前・側面を開口し
てケース本体を形成し、該ケース本体内に底面、背面及
び側背面を仕切ってダクトを形成し、該ダクト内に設け
た冷却器及び循環ファンによりケース本体の前・側面の
開口にエアカーテンを形成して庫内商品を保冷するアラ
ウンドショーケースにおいて、ケース本体内の側背面ダ
クトを側面側に突出させ、該側背面ダクト内に、より大
型にした冷却器を配置すると共に、この背面・側背面ダ
クト下部のプレナムチャンバーに取り付けた循環ファン
は、冷却器の上流側に複数個配置され、少なくともその
うちの一つはコーナーの側面側に突出させた側背面ダク
トの上流側に配置したことを特徴としている。
棚支柱及び背面棚支持部には、より多数の冷気吹き出し
孔を設けると良い。
スでは最も温度の甘かったアラウンドショーケース最下
段床部のコーナー部の冷却も充分行なえるようになっ
た。
乃至図4に基づいて説明する。但し、従来例と同一構成
部材には同一の符号を付し、説明は省略する。図1は本
発明の中島を構成するショーケースのアラウンドショー
ケースを示す正面図、図2はアラウンドショーケースの
底部及び側背部のダクト部を示す斜視図、図3はアラウ
ンドショーケースの底部及び側背部のダクト部内の冷却
器及び循環ファンの配置構造を示す斜視図、図4は冷却
器及び循環ファンの配置構造を示すアラウンドショーケ
ースの平面断面説明図である。
1及び図2に示すように、ケース本体2の側背面ダクト
3を内蔵した背面棚支持部4を側面側に、従来のアラウ
ンドショーケースよりも約300mm突出させて構成さ
れる。前記側背面ダクト3内には、図3に詳細を示すよ
うに、仕切パネル5を挟んで2つのより大型化された冷
却コイル6,7が配置される。この冷却コイル6,7
は、冷却コイルの有効長(フィンがついている部分の熱
交換に有効なコイル長さ)を最大限に利用するため、U
ベンド部分をコーナー側に、延長接続配管部を直ケース
と連結する側にしてある。
ダクト8と側背面ダクト3下部のプレナムチャンバー9
の窓孔9aに取り付けられた循環ファン10,…は、冷
却コイル6,7の上流側に6個配置され、そのうちの2
つはコーナーの側面側に突出された側背面ダクト3の上
流側に配置されている。なお、11はコイルサイド仕切
り、12は背面発泡パネルである。また、17は内部パ
ネルである。
支柱13と背面棚支持部4には、図2に示すように、多
数の冷気吹き出し孔14,15,16が設けられてい
る。まず、コーナー棚支柱13(C部)には、3.5×
19.5mmのスロットが最上部まで穿設されている。
また、背面棚支持部4(A部)には、従来なかった8列
の3.2×19mmのスロットが穿設されている。さら
に、背面棚支持部4(B部)には、従来1列であった
3.2×19mmスロットが4列になって穿設されてい
る。
部前面部42c及び下部側面部の後方の吸込口46から
吸込まれた空気は、循環ファン10,…の吸引により、
ダクト44(底面ダクト44aと背面ダクト8と側背面
ダクト3)を通って冷却器6,7で冷やされ、冷気吹出
口45よりケース本体2の前面,側面の開口にエアカー
テンを形成して、陳列棚49上の庫内商品を保冷すると
共に、背面ダクト8及び側背面ダクト3に設けられた冷
気吹き出し孔14,15,16から出る冷気によっても
冷やされ、アラウンドショーケース1の最下段床部のコ
ーナー部も良く冷却させることができる。なお、本発明
のアラウンドショーケースは、背面棚支持部を側方に突
出させることにより、床の陳列パン寸法は、コーナー部
分で短くなるが、最下段棚奥は、もともと手が届きにく
く、デットスペースとなっていたため、商品陳列上は全
く問題がない。
ンドショーケースによれば、従来ケースでは最も温度の
甘かったアラウンドショーケース最下段床部のコーナー
部の冷却も、冷風が充分循環することにより、充分なも
のとなった。具体的には、これらの改善により、庫内平
均8℃における換算馬力は12%ダウンし、温度バラツ
キも約3℃に改善された。
ンドショーケースを示す正面図である。
背部のダクト部を示す斜視図である。
背部のダクト内の冷却器及び循環ファンの配置構造を示
す斜視図である。
循環ファンの配置構造を示すケースの平面断面説明図で
ある。
ドショーケース側より見た斜視図である。
ある。
ある。
る。
部のダクト部と循環ファンを示す斜視図である。
循環ファンの配置構造の第1の例を示す平面断面説明図
である。
循環ファンの配置構造の第2の例を示す平面断面説明図
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数台のオープンショーケースを背中合
わせに連結して中島を構成するショーケースであって、
そのコーナー部に設けられ、前・側面を開口してケース
本体を形成し、該ケース本体内に底面、背面及び側背面
を仕切ってダクトを形成し、該ダクト内に設けた冷却器
及び循環ファンによりケース本体の前・側面の開口にエ
アカーテンを形成して庫内商品を保冷するアラウンドシ
ョーケースにおいて、ケース本体内の側背面ダクトを側
面側に突出させ、該側背面ダクト内に、より大型にした
冷却器を配置すると共に、前記背面・側背面ダクト下部
のプレナムチャンバーに取り付けた循環ファンは、冷却
器の上流側に複数個配置し、少なくともそのうちの一つ
をコーナーの側面側に突出させた側背面ダクトの上流側
に配置したことを特徴とするアラウンドショーケース。 - 【請求項2】 前記側背面ダクトを形成したコーナー棚
支柱及び背面棚支持部には、より多数の冷気吹き出し孔
を設けたことを特徴とする請求項1記載のアラウンドシ
ョーケース。
Priority Applications (2)
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JP32101196A JP2880464B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | アラウンドショーケース |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32101196A JP2880464B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | アラウンドショーケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10148448A JPH10148448A (ja) | 1998-06-02 |
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Family
ID=18127802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP32101196A Expired - Lifetime JP2880464B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | アラウンドショーケース |
Country Status (2)
Country | Link |
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- 1996-11-15 JP JP32101196A patent/JP2880464B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-09-11 CN CN 97116536 patent/CN1099569C/zh not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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