JP2574690Y2 - 多段オープンショーケース - Google Patents

多段オープンショーケース

Info

Publication number
JP2574690Y2
JP2574690Y2 JP1993035125U JP3512593U JP2574690Y2 JP 2574690 Y2 JP2574690 Y2 JP 2574690Y2 JP 1993035125 U JP1993035125 U JP 1993035125U JP 3512593 U JP3512593 U JP 3512593U JP 2574690 Y2 JP2574690 Y2 JP 2574690Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
displayed
mirror
open showcase
shelf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993035125U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0686621U (ja
Inventor
秀夫 宮内
Original Assignee
中野冷機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 中野冷機株式会社 filed Critical 中野冷機株式会社
Priority to JP1993035125U priority Critical patent/JP2574690Y2/ja
Publication of JPH0686621U publication Critical patent/JPH0686621U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2574690Y2 publication Critical patent/JP2574690Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Display Racks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、生鮮食品などを陳列販
売するための多段オープンショーケースに関し、特に陳
列商品の取り扱いが容易であるとともに、商品の展示効
果を高めたオープンショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】多段オープンショーケースは、複数段の
中間棚を設けた前面開放のケーシング内をエアカーテン
によって冷却できるようになっており、棚に陳列した生
鮮食品などを顧客が自由に手にとって購入できるように
なっている。このようなオープンショーケースとして
は、全高が190cm以上のものが多く使われ、店舗に
設けたときに店舗内の壁面の内装処理を簡略化できる効
果もある。
【0003】図5に、従来から知られる多段オープンシ
ョーケースを示す。この図で、断熱材を内側に挟み込ん
だケーシング1は、商品の取り出し口となる前面部が開
放され、後部側の循環風路2内に冷却器3が設けられて
いる。この冷却器3には、下部側の循環風路2内に設け
られた送風機4から空気が吹き込まれ、冷却器3を抜け
た冷風がケーシング1内の前面天井部に設けられた吹出
し口5から吹き出されるようになっている。冷風は、ケ
ース前面部にエアカーテン6を形成してケーシング内を
冷却するとともに、ケーシング内からの冷気の放散を防
止できるようになっている。この冷風は、ケーシング1
内の前面下部の吸込み口から再び循環風路2内に取り込
まれ、送風機4により循環される。
【0004】この多段オープンショーケースの場合、ケ
ーシング内に4段の陳列棚7が設けられており、天井部
と各棚の前端下部に陳列商品を照らすための内照用のラ
ンプ8、9、10がそれぞれ設けられている。また、最
上段の棚7aの後方上部には、この棚7aの陳列商品を
写すミラー11が斜めに取り付けられており、背丈の低
い顧客でも最上段の棚7a上の陳列商品を確認できるよ
うになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の多段
オープンショーケースでは、ショーケース内の最上部に
ミラーを設けて最上段の陳列棚7a上の商品を写し出せ
るようにしているが、特に顧客が背丈の低い女性客のよ
うな場合、ミラー11を用いても商品の確認が十分に行
なえなかったり、手を伸ばしても最上段の陳列棚7aか
ら商品を取り出しずらかったりする場合がある。
【0006】そこで、商品を見やすくするために図6に
示すように中間棚を1枚外して陳列棚7を3段にして最
上棚7aの高さを低くした多段オープンショーケースも
最近使われ出してきている。
【0007】このショーケースでは、最上段の棚7aの
後方上部に、棚7a上の陳列商品を写し出すための大型
のミラー12が斜めに取り付けられており、このミラー
12を見ながら棚7a上の陳列商品を確認し、購入した
い商品の取り出しも容易に行なえるようにしている。
【0008】しかし、このショーケースではミラー12
が大型であるため、ミラー12に顧客の足元や床が写し
出されてしまい、商品の展示効果を損われるという問題
点がある。
【0009】本考案は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、最上段の
陳列棚上の商品を確認しやすくするとともに、陳列商品
の展示効果を高められる多段オープンショーケースを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案のショーケースは、前面が開放されたケーシン
グ内に複数の陳列棚が設けられ、ケーシング内前面に吹
き出されるエアカーテンによってケーシング内の冷却が
行なわれる多段オープンショーケースにおいて、最上段
の陳列棚の最後部上方にこの陳列棚上の商品を写し出す
ためのミラーをケーシング内内壁面に斜めに取り付ける
とともに、このミラーの上方に陳列商品の模型を展示す
るための展示室を設けた構成としてある。
【0011】また、本考案は展示室の前面に陳列商品の
価格または陳列商品の絵柄を表示するためパネルを着脱
自在に設けた構成としてある。
【0012】
【実施例】以下、本考案の具体的な実施例を図面に基づ
き詳細に説明する。なお、説明にあたっては従来例と同
様部分に同一符号を付して、重複する部分の説明を一部
省略する。図1に本考案による多段オープンショーケー
スの正面図を示し、図2にこのショーケースの縦断面図
を示す。
【0013】これらの図で、ケーシング1内の天井部の
前部側の吹出し口5から吹き出された冷風によって、開
放されたケース前面部にエアカーテン6が形成され、ケ
ーシング内の冷却が行なわれる。エアカーテン6を形成
した冷風は、循環風路2に再び取り込まれ、送風機4に
よって冷却器3に送り込まれることによって循環冷風と
される。
【0014】ケーシング1内には、最上段の陳列棚7a
の高さを低く設定するために3段の陳列棚7が内ケース
1A前面の上下方向に沿い設けられている。このように
最上棚7aを低くしたことにより、顧客が女性であって
も陳列商品を扱いやすくしている。
【0015】また、ケーシング1内の天井部には複数
列、この実施例では2列の内照用のランプ9、9が設け
られており、最上段の陳列棚7aの高さが低くても十分
な明るさで陳列棚7a上の商品を照らせるようになって
いる。これにより、ランプ10によって照らされる他の
棚7との明るさのバランスがとれ、ケーシング内が均一
な照度となる。
【0016】最上段の陳列棚7aの最後部上方には、棚
7a上の陳列商品を写すためのミラー12が斜めに取り
付けられている。このミラー12を取り付けるにあたっ
ては、図3に示すようにミラー下端縁を内ケース1A前
面に設けた係止部材13で保持するとともに、ミラー上
端縁を取付け板となる横板14の前端下部に設けた係止
部材15で保持している。なお、横板14は天板16と
最上棚14の略中間の内ケース前面部に水平方向に突設
してあり、後述するように陳列される生鮮食品などの模
型を載置しておく機能も有している。
【0017】このように最上棚7aの後方にミラー12
を設けたことで、背丈の低い顧客であっても棚7a上に
並べられている陳列商品を確認することができ、商品の
選択を容易に行なえるようにしている。また、陳列商品
をミラー12に写し出すことで、商品のボリューム感を
演出でき、展示効果を高めている。
【0018】また、このミラー12上方の斜め延長線上
には、陳列商品の価格や陳列商品を表す絵柄などを表示
するための透光性のパネル17が着脱自在に取り付けら
れている。このパネル17の取り付けにあたっては、ミ
ラー保持用の係止部材15の上方に突設された凹状の係
止溝18にパネル17の下端縁を嵌め込むとともに、天
板16の下面に設けた係止部材19の凹状の係止溝20
にパネル17の上端縁を嵌め込めむようにしている。ま
た、天板16下面の最後部には、内ケース1A、横板1
4およびパネル17で囲われた内部空間(展示室21
内)を照らすためのランプ22が設けられている。この
ランプ22によってパネル17を内面から照らすことに
より、パネル面の価格表示や絵柄の表示をわかりやすく
し、展示効果を高めている。
【0019】上述した実施例では、パネル17に商品の
価格などを表示しているが、このパネル17に透明なガ
ラス板やアクリル板などを用いるとともに、横板14上
に陳列商品の模型(ダミー)26を並べることで、模型
26を見ながら陳列商品を選ぶことができ、さらに展示
効果を高めることができる。また、模型26を並べてあ
ると購入時に商品が目に入りやすく、販売促進効果が期
待できる。模型26の入れ替えは、パネル17を脱着す
ることで容易に行なえる。
【0020】次に、図4に示す他の実施例を説明する。
この実施例では、ミラー保持用の係止部材15の上方に
取付け片15aを突設し、透明パネル23の下端と取付
け片15aの間に蝶番24を設け、展示室21の前面部
に透明パネル23を開閉自在に取り付けている。パネル
23を閉じる際には、パネル23の上端内側に貼り付け
たマグネット25aを天板16下面に固定した当て板2
5に吸着させるようになっている。
【0021】展示室21内に陳列商品の模型26を展示
するには、パネル23を手前に倒し、任意の模型26を
横板14上に配列し、その後再びパネル23の上端内側
のマグネット25aを当て板25に吸着させて閉じる。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によればケ
ーシング内に最上棚の陳列商品を写し出すミラーを設け
るとともに、このミラーの上方に商品模型を展示するた
めの展示室を設けたので、陳列商品の確認が容易となる
とともに、販売促進効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による多段オープンショーケースの一実
施例を示す正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のオープンショーケースの要部縦断面図で
ある。
【図4】他の実施例を示すオープンショーケースの要部
縦断面図である。
【図5】従来の多段オープンショーケースを示す縦断面
図である。
【図6】他の従来の多段オープンショーケースを示す縦
断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 1A 内ケース 2 循環風路 3 冷却器 4 送風機 5 吹出し口 6 エアカーテン 7 陳列棚 7a 最上棚 8、9、10 内照用のランプ 12 ミラー 13、15、19 係止部材 14 横板 16 天板 17、23 パネル 18、20 係止溝 21 展示室 22 ランプ 23 透明パネル 24 蝶番 25 当て板 26 模型

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面が開放されたケーシング内に複数の陳
    列棚が設けられ、ケーシング内前面に吹き出されるエア
    カーテンによってケーシング内の冷却が行なわれる多段
    オープンショーケースにおいて、最上段の陳列棚の最後
    部上方にこの陳列棚上の商品を写し出すためのミラーを
    ケーシング内内壁面に斜めに取り付けるとともに、この
    ミラーの上方に陳列商品の模型を展示するための展示室
    を設けたことを特徴とする多段オープンショーケース。
  2. 【請求項2】上記展示室の前面に陳列商品の価格または
    陳列商品の絵柄を表示するためパネルを着脱自在に設け
    たことを特徴とする請求項1記載の多段オープンショー
    ケース。
JP1993035125U 1993-06-03 1993-06-03 多段オープンショーケース Expired - Lifetime JP2574690Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993035125U JP2574690Y2 (ja) 1993-06-03 1993-06-03 多段オープンショーケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993035125U JP2574690Y2 (ja) 1993-06-03 1993-06-03 多段オープンショーケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0686621U JPH0686621U (ja) 1994-12-20
JP2574690Y2 true JP2574690Y2 (ja) 1998-06-18

Family

ID=12433221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993035125U Expired - Lifetime JP2574690Y2 (ja) 1993-06-03 1993-06-03 多段オープンショーケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2574690Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0686621U (ja) 1994-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090213579A1 (en) Display Merchandiser with Lighting Enhancement
JP2983847B2 (ja) ショーケース
JP2574690Y2 (ja) 多段オープンショーケース
JP3118369B2 (ja) ショーケース
JP4172557B2 (ja) 冷凍・冷蔵ショーケース
JPH0712867Y2 (ja) オープンショーケースのキャノピ
JPH1151533A (ja) 冷蔵ショーケース
JP2000304436A (ja) ショーケース
JP3850318B2 (ja) ショーケースの商品棚
JPH09285369A (ja) ショーケースの商品陳列棚
JP3725404B2 (ja) ショーケース
JP2586593Y2 (ja) 冷凍・冷蔵ショーケースのキャノピーランプによる店舗内装の照射構造
JPH04364812A (ja) ショーケースの広告展示装置
JP3172381B2 (ja) 商品陳列棚
JPH06154063A (ja) 平形オープンショーケースの常温商品用棚
JP3738135B2 (ja) ショーケース
JP2838920B2 (ja) ショーケースの陳列棚構造
JP2586567Y2 (ja) 冷蔵多段オープンショーケースの商品陳列棚構造
JP2001263933A (ja) ショーケース
JP2002291592A (ja) ショーケースの商品陳列装置
JP2002010888A (ja) ショーケースの棚照明
JP3111475U (ja) 連結型ショーケース
JPH1151540A (ja) 冷蔵ショーケース
JPH01312376A (ja) ショーケース
JPH09138062A (ja) ショーケース

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term