JPH04113639U - フリーアクセスフロアの床パネル固定装置 - Google Patents

フリーアクセスフロアの床パネル固定装置

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Publication number
JPH04113639U
JPH04113639U JP1688991U JP1688991U JPH04113639U JP H04113639 U JPH04113639 U JP H04113639U JP 1688991 U JP1688991 U JP 1688991U JP 1688991 U JP1688991 U JP 1688991U JP H04113639 U JPH04113639 U JP H04113639U
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JP
Japan
Prior art keywords
pedestal
floor
floor panel
fixing device
fixed
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Pending
Application number
JP1688991U
Other languages
English (en)
Inventor
英治 河崎
克己 澤井
Original Assignee
住金鋼材工業株式会社
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Publication date
Application filed by 住金鋼材工業株式会社 filed Critical 住金鋼材工業株式会社
Priority to JP1688991U priority Critical patent/JPH04113639U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床パネルをワンタッチで固定することが可
能で、特に、床下配線を変更する際のパネルの取り外し
および取り付けを簡単に行うことができ、また、床パネ
ルを確実に固定でき、地震時の浮き上がりを防止するこ
とができるフリーアクセスフロアの床パネル固定装置を
提供する。 【構成】 台座4に垂直部分と水平部分とからL字状
に連続する係合溝4dを設け、固定ピン9の先端部に前記
係合溝4dに係合可能な係合突起9bを突設し、かつ、当該
係合突起9bを前記係合溝4dの水平部分に係合することに
より床パネル5を台座4の上に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、コンピューター室などの床として施工されるフリーアクセスフロ アの床パネル固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コンピューター室や放送用調整室などの床は、いわゆるフリーアクセ スフロアとして床下全域にわたり自由な配線を可能にし、また、床下を空調用ダ クトとして利用することが多い。また、配線の自由な変更に備えて床パネルは自 由に取り外しを可能にしておく必要がある一方で、地震時に浮き上がらない構造 とする必要がある。
【0003】 ところで、従来のフリーアクセスフロアの床パネルは支柱の上端部に台座を取 り付け、当該台座にねじ止めすることにより取り付けられている(図11参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような固定方法では、床パネルの取り付けがきわめて面倒で、特 に、床下配線を変更する場合の床パネルの取り外しおよび取り付けがきわめて面 倒であるという課題があった。
【0005】 この考案はこのような前記従来の課題を解決するために提案されたもので、床 パネルをワンタッチで固定することが可能で、特に、床下配線を変更する際のパ ネルの取り外しおよび取り付けを簡単に行うことができ、また、床パネルを確実 に固定でき、地震時の浮き上がりを防止することができるフリーアクセスフロア の床パネル固定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためにこの考案にかかるフリーアクセスフロアの床パネル 固定装置は、台座に垂直部分と水平部分とからL字状に連続する係合溝を設け、 固定ピンの先端部に前記係合溝に係合可能な係合突起を突設し、かつ、当該係合 突起を前記係合溝の水平部分に係合すことにより床パネルを台座の上に固定する 。
【0007】
【実施例】
以下、この考案を図1乃至図3に示す一実施例に基づいて説明すると、支柱1 は鋼管などから形成され、その外周には雄ねじが上下方向に連続して形成されて いる。また、支柱1の下端部にはベ−ス2が取り付けられている。そして、支柱 1はスラブ3の上にベ−ス2を接着若しくはアンカーボルトによって固定するこ とにより建て付けられている。
【0008】 支柱1の上端部には台座4が取り付けられている。台座4は円筒形の筒体4aの 上端部に円形板状のベース4bを突設し、当該ベース4bの上の略中央部に筒体4aよ り小径の円筒形状のアンカー部4cを突設することにより形成されている。
【0009】 筒体4aの内周には支柱1の雄ねじと螺合可能な雌ねじが上下方向に連続して形 成され、アンカー部4cには切り込み4dが形成されている。係合溝4dは縦溝部分と 水平溝部分とから連続するL字状のものと逆L状のものが対向して形成されてい る。
【0010】 このように形成された台座4は支柱1の上端部に螺合することにより取り付け られている。かかる場合、台座4の筒体4aの内周の雌ねじが上下方向に連続して 形成されていることにより、台座4の設置レベルを自由に調節することができる 。
【0011】 台座4のベース4bの上には4枚の床パネル5,5 の各コーナ部が載せられている 。床パネル5の各コーナ部には扇形状の段部5aが形成され、さらにその先端部に 円弧状の切欠き(符号省略)が形成されている。したがって、4枚の床パネル5, 5 の付き合わせ部には4つの段部5a,5a からなる円形状の凹部6とその略中央部 に4つの切欠きからなる円形若しくは矩形状の孔7が形成されている。
【0012】 この凹部6に固定板8が嵌め込まれている。固定板8は凹部6内に完全に納ま るような厚さを有し、かつ、円形板状に形成されている。また、その略中央部に 凹部8aが形成され、この凹部8aの略中央部に孔8bが形成されている。そして、こ の孔8bより孔7を介して台座4のアンカー部4cに固定ピン9が挿入されている。
【0013】 固定ピン9の上端部には固定板8の凹部8aに完全に納まる大きさの頭9aが突設 され、先端部には台座4の係合溝4d,4d に係合可能な係合突起9b,9b が水平に突 設され、さらに、頭9aの略中央部には回転治具を装着するための六角孔9cが形成 さている。そして、固定板8の孔8bより台座4のアンカー部4cに挿入された固定 ピン9は先端の係合突起9b,9b がアンカー部4cの係合溝4d,4d の水平部分に係合 されていることにより台座4に固定され、よって4枚の床パネル5,5 のコーナ部 が固定されている。固定ピン9を装着するには、固定ピン9を固定板8の孔8aよ り台座4のアンカー部4cに挿入し、回して係合突起9b,9b を係合溝4d,4d の水平 部分に抜けないように係合する。なお、係合突起9b,9b と係合溝4d,4d は本来の 対応する位置よりも上下方向の相反する方向に若干ずらして形成されている。し たがって、固定ピン9を回して係合突起9b,9b を係合溝4d,4d の水平部分に係合 すると、固定ピン9は内方に引き込まれ、よって、床パネル5,5 は強固に固定さ れる。
【0014】 また、台座4のベース4bと床パネル5との間にゴムパッドなどからなるクッシ ョン材10が介在さている。
【0015】 図5は台座4の変形例を示すもので、図3に示す台座4において、アンカー部 4cがなく、筒体4aに係合溝4d,4d が形成されている。このように形成されている ことにより台座4の形状が単純化され、台座4の製作が簡単になる。
【0016】 また、図6および図7は図5に示す台座4において、フランジ4bの中央部に固 定ピン9の先端が係合突起9b,9b とともに貫通可能な孔4eと切り込み4fが形成さ れ、固定ピン9の先端は孔4fの周縁に引っ掛かけて固定される。
【0017】 また、孔4eの周縁部は凹まされ、かつ、切り込み4f,4f より円周方向に緩いス ロープ4gが形成されている。したがって、固定ピン9を孔4eに挿入して回すと固 定ピン9は内側に強く引き寄せられ、よって床パネル5,5 を強固に固定すること ができる。
【0018】 図8乃至図9は床パネル5,5 の継手部およびこれに使用される台座を示すもの で、4枚の床パネル5,5 は台座11によって固定されている。台座11は円柱形の軸 部11a の上下両端部にフランジ11b と11c をそれぞれ突設することにより形成さ れている。上下フランジ11a および11b のうち、上側フランジ11a は円形板状に 形成され、その略中央部に回転治具を装着するための六角穴11c が形成されてい る。また、下側フランジ11b は床パネル5,5 の突き合わせ部に形成された矩形状 の孔7をかろうじて貫通可能な矩形板状に形成されている。また、下側フラジ11 b は中央部が厚めに形成され、両端方向に徐々に薄く形成され、したがって下側 フランジ11b の上面は中央部より両端方向に緩いスロープになっている。
【0019】 一方、4枚の床パネル5,5 の付き合わせ部に円形状の凹部6が形成され、かつ 、その中央部に矩形状の孔7が形成されている。
【0020】 そして、台座11は孔7に嵌め込まれ、かつ、回して下側フランジ11b のコーナ 部を孔7の周縁部に引っ掛けることにより4枚の床パネル5,5 が固定されている (図9参照)。なお、符号10はクッション材である。
【0021】 かかる場合にも、下側フランジ11b の上面が中央部より両端方向に緩いスロー プになっているため、台座11を回すと床パネル5の縁端部を上下フランジ11a と 11b とによって強固に挟み付け固定することができる。
【0022】
【考案の効果】
この考案は以上の構成からなるので以下の効果を有する。
【0023】 床パネルを支柱の台座の上にワンタッチで固定することができるため、床パ ネルの取り付け作業を簡単に行うことができる。特に、後日、床下の配線を変更 する場合でも、床パネルの一時的な取り外しおよび再度の取り付けもきわめて 簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パネルの固定状態を示すフリーアクセスフロア
の一部縦断面図である。
【図2】パネルの固定状態を示すフリーアクセスフロア
の一部平面図である。
【図3】台座の斜視図ある。
【図4】固定ピンの斜視図である。
【図5】台座の変形例を示す縦断面図である。
【図6】台座の変形例を示す継断面図である。
【図7】台座の変形例を示す平面図である。
【図8】パネルの固定状態を示すフリーアクセスフロア
の一部縦断面図である。
【図9】パネルの固定状態を示すフリーアクセスフロア
の一部平面図である。
【図10】台座の縦断面図である。
【図11】従来のパネルの固定状態を示すフリーアクセ
スフロアの一部縦断面図である。
【符号の説明】
1…支柱、2…ベース、3…スラブ、4…台座、4a…筒
体、4b…ベース、4c…アンカー部、4d…係合溝、5…床
パネル、5a段部、6…凹部、7…孔、8…固定板、9…
固定ピン、9a…頭、9b…係合突起、10…クッション材、
11…台座、11a …軸部、11b,11c …フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱の上に台座を取り付け、当該台座の
    上に床パネルを固定ピンによって固定するフリーアクセ
    スフロアの床パネル固定装置において、前記台座に垂直
    部分と水平部分とからL字状に連続する係合溝を設け、
    前記固定ピンの先端部に前記係合溝に係合可能な係合突
    起を突設し、かつ、当該係合ピンを前記係合溝の水平部
    分に係合してあることを特徴とするフリーアクセスフロ
    アのパネル固定装置。
JP1688991U 1991-03-20 1991-03-20 フリーアクセスフロアの床パネル固定装置 Pending JPH04113639U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1688991U JPH04113639U (ja) 1991-03-20 1991-03-20 フリーアクセスフロアの床パネル固定装置

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JPH04113639U true JPH04113639U (ja) 1992-10-05

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ID=31903752

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JP1688991U Pending JPH04113639U (ja) 1991-03-20 1991-03-20 フリーアクセスフロアの床パネル固定装置

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JP (1) JPH04113639U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200460529Y1 (ko) * 2010-01-31 2012-05-25 이상구 벽타일용 고정조절 장치

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