JP3010981U - フリーアクセスフロアパネル - Google Patents

フリーアクセスフロアパネル

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JP3010981U
JP3010981U JP1994014956U JP1495694U JP3010981U JP 3010981 U JP3010981 U JP 3010981U JP 1994014956 U JP1994014956 U JP 1994014956U JP 1495694 U JP1495694 U JP 1495694U JP 3010981 U JP3010981 U JP 3010981U
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JP
Japan
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plate
free access
floor panel
access floor
reinforcing structure
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JP1994014956U
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Inventor
忠孝 大沢
淳彦 小林
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Senqcia Corp
Original Assignee
Senqcia Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フリーアクセスフロアパネルで形成されるフ
リーアクセスフロアの耐荷重強度を向上させる。 【構成】 建築構造床部分から浮き上がって取付けたと
きに部屋の床面を構成する略平板状のプレート部11
と、周縁部がプレート部11と略同様の輪郭を有し、プ
レート部11と締結して組立てられ、プレート部11と
の間に空間16をもたせた補強構造が形成された補強構
造部15とを備え、プレート部11と補強構造部15の
各々の周縁部を互いに締結すると共に、プレート部11
及び補強構造部15の少なくとも一方の周端部に円弧状
の断面を有するカール部25を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフリーアクセスフロアパネルに関し、詳しくは、建築構造物のコンク リート床部分の上面から支柱を介して浮き上がって設けられるフリーアクセスフ ロアを形成するために用いられるフリーアクセスフロアパネルに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
最近の建築物のオフィスに用いられる室内には、オフィスコンピューター,パ ソコン,ワープロ,コピー機,プリンタ等の各種情報機器や、それらの関連機器 等をいくつも収納することが多くなってきた。そのような場合は、それらの機器 に接続された各種配線や機材等を床の下に収納するようにして、オフィスの床の 上が各種配線や機材等で乱雑になるのを防止するために、建築構造物のコンクリ ート床部分の上に空間を隔ててフリーアクセスフロアを設ける場合が増えている 。
【0003】 このようなフリーアクセスフロアを形成する場合に用いられるフリーアクセス フロアパネルとしては、従来、例えば特開平3−247857号の公報に掲載さ れた鋼製床パネルがある。この鋼製床パネルは、図6ないし図8に示すように、 互いの輪郭を揃えて締結して組立てられる、トッププレート1とボトムプレート 2とを有している。
【0004】 トッププレート1は略平板状に形成されているが、ボトムプレート2は所定の 深さの凹部を有しており、その凹部の全周部にはトッププレート1に対して垂直 方向に配置される垂直壁部3が形成されている。その凹部の底部6には円錐台形 状の支持部4が、底部6の裏側からの絞り成形によりトッププレート1側に向か って盛り上がるように形成されている。このような支持部4の頂上部には穴があ り、トッププレート1の締結穴7を形成する筒状突出部を前記頂上部の穴に嵌合 させてカシメ加工することにより、トッププレート1と支持部4の頂上部は一体 的に締結されている。
【0005】 ボトムプレート2の全周部の垂直壁部3には締結フランジ部5が形成されてお り、この締結フランジ部5を包み込むように、トッププレート1の周縁部の板が 2回直角に折り曲げられてコの字状に形成され、このことによりトッププレート 1とボトムプレート2の互いの周縁部を締結している。
【0006】 このような構造とすることにより、トッププレート1とボトムプレート2とを 締結して床パネルの組立てを行うと共に、ボトムプレート2の凹部を形成する垂 直壁部3と円錐台形状の支持部4により、床パネル上の荷重に耐える強度を床パ ネルに持たせる構造となっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の鋼製床パネルにあっては、トッププレート 1の周縁部の板がボトムプレート2の締結フランジ部5の周囲に、コの字状に折 り曲げられて互いを締結する構造になっているだけのため、鋼製床パネル上の荷 重に対する鋼製床パネルの周縁部の強度を向上させるには限界があり、鋼製床パ ネルで形成されたフリーアクセスフロアの上にあまり重いものを置くことができ ないという問題点がある。
【0008】 そこで本考案は、上記問題点を解決するため、フリーアクセスフロアパネル上 の荷重に対するフリーアクセスフロアパネルの周縁部の強度を向上させて、フリ ーアクセスフロアパネルで形成されたフリーアクセスフロアの耐荷重強度を向上 させるフリーアクセスフロアパネルを提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、建築構造床部分から浮き上がって取付け たときに部屋の床面を構成する略平板状のプレート部と、周縁部が前記プレート 部と略同様の輪郭を有し、前記プレート部と締結して組立てられ、前記プレート 部との間に空間をもたせた補強構造が形成された補強構造部とを備え、前記プレ ート部と前記補強構造部の各々の周縁部を互いに締結すると共に、前記プレート 部及び前記補強構造部の少なくとも一方の周端部に円弧状の断面を有するカール 部を形成した構成とするものである。
【0010】
【作用】
このような構成のフリーアクセスフロアパネルによれば、プレート部及び補強 構造部の少なくとも一方の周端部に円弧状の断面を有するカール部を形成したた めに、フリーアクセスフロアパネル上の荷重に対するフリーアクセスフロアパネ ルの周縁部の強度を向上させて、フリーアクセスフロアパネルで形成されるフリ ーアクセスフロアの耐荷重強度を向上させることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案によるフリーアクセスフロアパネルの実施例について図面に基づ いて説明する。 図1ないし図5は、本考案によるフリーアクセスフロアパネルの一実施例を示 す図である。 図1はフリーアクセスフロアパネルの平面図であり、符号11はほぼ平板状に 形成された鋼製のプレート部である。このプレート部11は、フリーアクセスフ ロアパネルを建築構造物のコンクリート床部分の上に浮き上がらせて取付けたと きには、部屋の床面を構成するものである。
【0012】 フリーアクセスフロアパネルの図1中左側には切欠き部12が形成されており 、この切欠き部12は隣接する図示しないフリーアクセスフロアパネルの同様の 切欠き部と共にフリーアクセスフロアに穴を形成する。このような穴にはコンセ ントボックスなどが設けられるようになっているが、そのような器具が設けられ ない場合には切欠き部12に蓋が嵌着されて、その蓋が他の平面部分と同一平面 を形成するようになっている。図1において符号13は、後述するカシメ部であ る。
【0013】 図2はフリーアクセスフロアパネルの底面図であり、符号15は、周縁部がプ レート部11とほぼ同様の四角形の輪郭を有し、プレート部11と締結してフリ ーアクセスフロアパネルに組立てられる補強構造部である。この補強構造部15 は鋼板により形成されており、その補強構造部15には図3に示すように、プレ ート部11との間に空間16をもたせた補強構造が形成されている。
【0014】 すなわち補強構造部15は、所定の深さの空間16を形成する凹部を有してお り、その凹部の全周部にはプレート部11に対して垂直方向に配置される垂直壁 部19が形成されている。補強構造部15の凹部の底板15a(底部)には、裏 側からの絞り成形によりプレート部11側に向かって盛り上がるように、図3に 示すような断面形状を有する補強支持部20が形成されている。
【0015】 図2に示すように補強支持部20を底面側から見ると、その周縁形状は五角形 、六角形などの多角形に形成されており、フリーアクセスフロアパネルの中央部 の補強支持部20においては八角形に形成されている。このような補強支持部2 0の頂上部は、その中央部20aにおいてプレート部11に、カシメ加工などに より一体的に締結されている。
【0016】 垂直壁部19のプレート部11側にはフランジ部23が形成されている。フラ ンジ部23は、やはりプレート部11に複数箇所においてカシメ加工などにより 締結されている。そしてフランジ部23の周縁部はプレート部11の周縁部と重 なって、その周端部に円弧状の断面を有するカール部25が巻き込んで形成され た後、その周端部より内側の位置で、補強構造部15の底板15a側に直角に折 り曲げられて形成されている。
【0017】 図2に示す補強構造部15の四隅に形成された穴14は、底板15aのみを貫 通しており、フリーアクセスフロアパネルを浮き上がらせて支持する脚柱(図示 せず)の上端部に嵌合するものである。
【0018】 このように構成された上記実施例に係るフリーアクセスフロアパネルによれば 、プレート部11及び補強構造部15の周端部に円弧状の断面を有するカール部 25を巻込んで形成した後、その周端部より内側の位置で折り曲げて形成したた めに、フリーアクセスフロアパネル上の荷重に対するフリーアクセスフロアパネ ルの周縁部の強度を向上させて、フリーアクセスフロアパネルで形成されたフリ ーアクセスフロアの耐荷重強度を向上させることができる。
【0019】 なお、上記実施例においては、フランジ部23の周端部をプレート部11の周 端部と共に、円弧状に巻き込んだカール部25を形成したが、プレート部11ま たはフランジ部23の一方の周端部のみを円弧状に巻き込んでカール部を形成す るようにしてもよい。
【0020】 また、上記実施例においては、プレート部11及び補強構造部15を鋼製板部 材により形成したが、それ以外の金属により形成するようにしてもよい。
【0021】 また、上記実施例においては、プレート部11と補強構造部15の補強支持部 20の頂上部とをカシメにより締結するように説明したが、スポット溶接などの 他の方法により締結するようにしてもよい。
【0022】 さらに、上記実施例おいては、補強構造部15の補強支持部20の周縁部の形 状が五角形、六角形、八角形などにより形成されていたが、それ以外の三角形、 七角形等、どのような多角形に形成してもよい。 このような本考案の補強構造部15の補強支持部20の周縁部の形状に対し、 従来のそのような部分の形状は円形か四角形がほとんどであった。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のフリーアクセスフロアパネルによれば、プレー ト部及び補強構造部の少なくとも一方の周端部に円弧状の断面を有するカール部 を形成したために、フリーアクセスフロアパネル上の荷重に対するフリーアクセ スフロアパネルの周縁部の強度を向上させて、フリーアクセスフロアパネルで形 成されるフリーアクセスフロアの耐荷重強度を向上させることができる。
【0024】 また上記実施例においては、補強支持部20の周縁部の形状を五角形以上の多 角形に形成したため、従来の円形の場合に比べて、その補強支持部20の頂上部 とプレート部11との締結箇所の互いの隣合う間隔を短くすることができ、この ことにより、フリーアクセスフロアパネルさらにはフリーアクセスフロアの耐荷 重強度をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるフリーアクセスフロアパネルの一
実施例を示す平面図である。
【図2】図1に示すフリーアクセスフロアパネルを裏側
から見た底面図である。
【図3】図2に示すフリーアクセスフロアパネルのII
I−III矢視拡大断面図である。
【図4】図2に示すフリーアクセスフロアパネルのIV
矢視図である。
【図5】図2に示すフリーアクセスフロアパネルのV矢
視図である。
【図6】従来のフリーアクセスフロアパネルを示す平面
図である。
【図7】図6に示すフリーアクセスフロアパネルを裏側
から見た底面図である。
【図8】図6に示すフリーアクセスフロアパネルのA−
A矢視拡大断面図である。
【符号の説明】
1 トッププレート 2 ボトムプレート 3,19 垂直壁部 4 支持部 5 締結フランジ部 6 底部 7 締結穴 11 プレート部 12 切欠き部 13 カシメ部 14 穴 15 補強構造部 15a 底板 16 空間 20 補強支持部 20a 中央部 23 フランジ部 25 カール部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築構造床部分から浮き上がって取付け
    たときに部屋の床面を構成する略平板状のプレート部
    と、 周縁部が前記プレート部と略同様の輪郭を有し、前記プ
    レート部と締結して組立てられ、前記プレート部との間
    に空間をもたせた補強構造が形成された補強構造部とを
    備え、 前記プレート部と前記補強構造部の各々の周縁部を互い
    に締結すると共に、前記プレート部及び前記補強構造部
    の少なくとも一方の周端部に円弧状の断面を有するカー
    ル部を形成したことを特徴とするフリーアクセスフロア
    パネル。
  2. 【請求項2】 前記補強構造部は、前記プレート部から
    離隔した底部を有する凹部が形成され、前記底部には裏
    側からの絞り成形により前記プレート部側に向かって盛
    り上がる補強支持部が複数箇所に形成され、前記底部の
    裏側から見た前記補強支持部の周縁形状が、三角形、又
    は五角形以上の多角形に形成されたことを特徴とする請
    求項1に記載のフリーアクセスフロアパネル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3460589B2 (ja) 1998-01-30 2003-10-27 松下電工株式会社 床パネル
JP2013096067A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Hitachi Metals Techno Ltd フロアパネル
JP2021022422A (ja) * 2019-07-24 2021-02-18 三恵技研工業株式会社 補強パネル及び補強構造

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