JPH04113378U - 燃料圧力制御弁 - Google Patents
燃料圧力制御弁Info
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M69/00—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
- F02M69/46—Details, component parts or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus covered by groups F02M69/02 - F02M69/44
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D16/00—Control of fluid pressure
- G05D16/04—Control of fluid pressure without auxiliary power
- G05D16/06—Control of fluid pressure without auxiliary power the sensing element being a flexible membrane, yielding to pressure, e.g. diaphragm, bellows, capsule
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダイヤフラムに設定された設定圧力の変動を
回避しつつ、ダイヤフラムを収納したケースをハウジン
グに固定した後に、パイプ圧入口にパイプを圧入するこ
とを可能にする。 【構成】 ダイヤフラム12と共に制御弁室16を形成
するハウジング11にパイプ圧入口15aが形成され、
このハウジング11の外面に取付フランジ26が突設さ
れ、パイプ圧入口15aにリターンパイプ17が圧入さ
れる燃料圧力制御弁において、ハウジング11における
取付フランジ26と反対側の背面にボス部33が膨出形
成され、取付フランジ26の端面とボス部37の端面
に、パイプ圧入口15aへのリターンパイプ17の圧入
時に治具を受けるための座面32および34が平板状
に、かつ同一平面状に形成されている。
回避しつつ、ダイヤフラムを収納したケースをハウジン
グに固定した後に、パイプ圧入口にパイプを圧入するこ
とを可能にする。 【構成】 ダイヤフラム12と共に制御弁室16を形成
するハウジング11にパイプ圧入口15aが形成され、
このハウジング11の外面に取付フランジ26が突設さ
れ、パイプ圧入口15aにリターンパイプ17が圧入さ
れる燃料圧力制御弁において、ハウジング11における
取付フランジ26と反対側の背面にボス部33が膨出形
成され、取付フランジ26の端面とボス部37の端面
に、パイプ圧入口15aへのリターンパイプ17の圧入
時に治具を受けるための座面32および34が平板状
に、かつ同一平面状に形成されている。
Description
【0001】
本考案は、燃料圧力制御弁に関し、特に、この燃料圧力制御弁の組立構造およ
び外部通路の接続構造の改良に係り、例えば、燃料圧力に応じて燃料供給量を制
御するものに利用して有効な燃料圧力制御弁に関する。
【0002】
一般に、自動車等の車両において、燃料タンク内の燃料をエンジンへ送給する
ための燃料供給路にダイカスト製のハウジングを備えた燃料圧力制御弁が用いら
れている。
【0003】
このような燃料圧力制御弁におけるハウジングには、この燃料圧力制御弁を機
枠等に取り付けるための取付フランジ、および、この燃料圧力制御弁に燃料通路
としてのパイプ等を接続するためのパイプ圧入口が一体的にダイカスト成形され
ており、さらに、取付フランジに円筒形状の接続口部が略直交する方向に配され
て一体的に突設されることが多い。
【0004】
このような燃料圧力制御弁においては、制御弁室と連通するパイプ圧入口にリ
ターンパイプを圧入することが必要になる。しかし、このリターンパイプをハウ
ジングに圧入する工程は、ダイヤフラムを収納するケースをハウジングに固定す
るかしめ加工工程の前に行われるため、車種や仕様が変更されてリターンパイプ
の方向や長さが変わると、ケースをハウジングにかしめる工程までの共通化を保
つことができない。
【0005】
なお、ケースとハウジングとのかしめ加工を行った後に、かしめ部でケースを
支持してリターンパイプをハウジングに圧入する方法を採用することも考えられ
るが、この組付方法においては、ハウジングのパイプ圧入口へのリターンパイプ
の圧入時にダイヤフライム等に応力が作用し、設定圧力が変動してしまう危惧が
ある。
【0006】
本考案の目的は、ダイヤフラムを収納するケースをハウジングに固定した後で
あっても、設定圧力の変動なしにパイプ圧入口にパイプを圧入することができる
燃料圧力制御弁を提供することにある。
【0007】
本考案に係る燃料圧力制御弁は、ダイヤフラムと共に制御弁室を形成するハウ
ジングに制御弁室と連通するパイプ圧入口が形成されており、このハウジングの
外面に取付フランジが一体的に突設されているとともに、この取付フランジに筒
形状の接続口部がこの取付フランジと略直交する方向に一体的に突設されている
燃料圧力制御弁において、
前記ハウジングにおける取付フランジと反対側の背面にボス部が膨出形成され
ており、前記取付フランジおよびボス部のダイヤフラム側端面に各座面が前記パ
イプ圧入口の軸心と略直交する平面で、かつ、各端面が略同一平面になるように
それぞれ形成されていることを特徴とする。
【0008】
前記した手段によれば、取付フランジおよびボス部のダイヤフラム側端面にそ
れぞれ形成された各座面をパイプ圧入時の座面として使用することができるので
、ハウジングにケースを固定した後にパイプをハウジングのパイプ圧入口に圧入
しても、パイプの圧入時にダイヤフラム等に応力が作用するのを抑制することが
できる。このため、パイプの方向や長さにかかわらず、ケースのかしめ加工工程
が行われた後にパイプの圧入作業を行うことができる。
【0009】
図1は本考案の一実施例である燃料圧力制御弁を示す側面断面図、図2はその
正面図、図3はその背面図である。
【0010】
本実施例において、本考案に係る燃料圧力制御弁10はダイカスト製のハウジ
ング11、ダイヤフラム12、球状の弁体13を備えており、ハウジング11に
は燃料導入路14および燃料排出路15が開設されているとともに、両通路14
と15との間に制御弁室16が形成されている。燃料排出路15の出口側にはパ
イプ圧入口15aが形成されており、このパイプ圧入口15aには燃料タンクに
連結されるリターンパイプ17が圧入されている。そして、燃料排出路15の中
間部にはコイルスプリング18が嵌挿され、入口側には弁体13が装入されてい
る。
【0011】
ダイヤフラム12は制御弁室16の壁面の一部を構成し、ハウジング11のフ
ランジ部19に、大気室20を構成するケース21と共に固着されている。この
ダイヤフラム12の中央部には保持孔22が開設されており、この保持孔22内
には受け具23が装着されている。受け具23の一端は弁体13に当接されてお
り、受け具23の他端側はダイヤフラム12に当接された支持板24に固着され
ている。支持板24とケース21の端面壁との間にはコイルスプリング25が蓄
力状態で介設されており、ダイヤフラム12はコイルスプリング25の付勢力に
より弁体13側に常時付勢され、コイルスプリング25の付勢力により弁体13
を押圧して燃料排出路15の入口側を閉塞するようになっている。
【0012】
そして、制御弁室16内に燃料が供給されて、制御弁室16内の圧力が高くな
ると、ダイヤフラム12がコイルスプリング25の付勢力に抗して大気室20側
へ移動するようになっている。このとき、弁体13はコイルスプリング18の付
勢力によってダイヤフラム12側に移動され、燃料排出路15の入口側が開かれ
るようになっている。すなわち、燃料導入路14と燃料排出路15とが制御弁室
16を介して連通するようになっている。
【0013】
他方、ハウジング11の外部にはこの燃料圧力制御弁10を機枠等に取付ける
ための取付フランジ26が、ダイカストにより一体的に成形されており、この取
付フランジ26は燃料導入路14の外部に配されて一体的に突設されている。こ
の取付フランジ26は略長円形の平板状に形成されて、燃料導入路14の中心線
と直交するように、かつ、左右対称形に突設されている。取付フランジ26の中
央部には燃料導入路14を実質的に構成する貫通孔27が開設されており、取付
フランジ26の貫通孔27の両脇には取付孔28、29がそれぞれ開設されてい
る。取付フランジ26の貫通孔27の縁には接続口部30が、この取付フランジ
26と直交する方向に突出されて円筒形状に一体成形されており、この接続口部
30の先端部にはシールリング(図示せず)を嵌着するための止めリング部31
が一体的に成形されている。
【0014】
そして、取付フランジ26のダイヤフラム側端面には、第1座面32が前記パ
イプ圧入口15aの軸心と略直交するように平板状に形成されている。また、ハ
ウジング11における取付フランジ26と反対側の背面にはボス33が膨出形成
されており、このボス33のダイヤフラム側端面には第2座面34が取付フラン
ジ26の第1座面32と同様に、パイプ圧入口15aの軸心と略直交するように
平板状に形成されている。さらに、これら第1座面32と第2座面34とは略同
一平面を構成するように形成されている。
【0015】
次に、ハウジング11にケース21およびリターンパイプ17を組み付ける作
業について説明する。
【0016】
まず、ハウジング11のフランジ部19にダイヤフラム12を収納したケース
21が装着され、ケース21の開口端側端部が径方向内向きにかしめ加工される
ことにより、ケース21がハウジング11のフランジ部19に固定される。
【0017】
その後、取付フランジ26の第1座面32およびボス部33の第2座面34に
適当な治具(図示せず)が当てがわれ、ハウジング11のパイプ圧入口15aに
リターンパイプ17が圧入される。このとき、圧入に伴う応力は第1座面32お
よび第2座面34を介して治具に作用するので、リターンパイプ17を圧入する
ときの応力がダイヤフラム12等に作用するのは回避されることになる。
【0018】
したがって、ケース21がハウジング11のフランジ部19に固定された後に
、リターンパイプ17がハウジング11のパイプ圧入口15aに圧入される場合
であっても、ダイヤフラム12に設定された設定圧力が変動するのを防止するこ
とができる。
【0019】
また、ケース21を固定した後にリターンパイプ17の圧入作業を行うことが
できるため、車種や仕様の変更等によりリターンパイプ17の組付方向や長さが
変わった場合であっても、ケース21がかしめ加工される工程までの作業をリタ
ーンパイプ17の条件にかかわらず共通化することができる。
【0020】
以上説明したように、本考案によれば、フランジ部およびボス部の端面にパイ
プ圧入時の座面をそれぞれ形成したため、ハウジングにケースを固定した後に、
ハウジングの圧入口へのパイプの圧入作業を行うことができ、圧入されるパイプ
の条件にかかわらず、ケースをハウジングに固定するまでの工程を共通化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である燃料圧力制御弁を示す
側面断面図である。
側面断面図である。
【図2】その正面図である。
【図3】その背面図である。
10…燃料圧力制御弁、11…ハウジング、12…ダイ
ヤフラム、13…弁体、14…燃料導入路、15…燃料
排出路、15a…パイプ圧入口、16…制御弁室、17
…リターンパイプ、18…コイルスプリング、19…フ
ランジ部、20…大気室、21…ケース、22…保持
孔、23…受け具、24…支持板、25…コイルスプリ
ング、26…フランジ部、27…貫通孔、28、29…
取付孔、30…接続口部、31…止めリング部、32…
第1座面、33…ボス部、34…第2座面。
ヤフラム、13…弁体、14…燃料導入路、15…燃料
排出路、15a…パイプ圧入口、16…制御弁室、17
…リターンパイプ、18…コイルスプリング、19…フ
ランジ部、20…大気室、21…ケース、22…保持
孔、23…受け具、24…支持板、25…コイルスプリ
ング、26…フランジ部、27…貫通孔、28、29…
取付孔、30…接続口部、31…止めリング部、32…
第1座面、33…ボス部、34…第2座面。
Claims (1)
- 【請求項1】 ダイヤフラムと共に制御弁室を形成する
ハウジングに制御弁室と連通するパイプ圧入口が形成さ
れており、このハウジングの外面に取付フランジが一体
的に突設されているとともに、この取付フランジに筒形
状の接続口部がこの取付フランジと略直交する方向に一
体的に突設されている燃料圧力制御弁において、前記ハ
ウジングにおける取付フランジと反対側の背面にボス部
が膨出形成されており、前記取付フランジおよびボス部
のダイヤフラム側端面に各座面が前記パイプ圧入口の軸
心と略直交する平面で、かつ、各端面が略同一平面にな
るようにそれぞれ形成されていることを特徴とする燃料
圧力制御弁。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991025713U JP2540795Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 燃料圧力制御弁 |
US07/855,736 US5163472A (en) | 1991-03-25 | 1992-03-20 | Fuel pressure control valve |
DE4209539A DE4209539B4 (de) | 1991-03-25 | 1992-03-24 | Brennstoff-Drucksteuerventil |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991025713U JP2540795Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 燃料圧力制御弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04113378U true JPH04113378U (ja) | 1992-10-02 |
JP2540795Y2 JP2540795Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=12173434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991025713U Expired - Lifetime JP2540795Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 燃料圧力制御弁 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5163472A (ja) |
JP (1) | JP2540795Y2 (ja) |
DE (1) | DE4209539B4 (ja) |
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US5673670A (en) * | 1995-07-05 | 1997-10-07 | Ford Motor Company | Returnless fuel delivery system |
JP3575124B2 (ja) * | 1995-08-09 | 2004-10-13 | 株式会社デンソー | 内燃機関用燃料供給装置 |
US5711275A (en) * | 1995-09-01 | 1998-01-27 | Nippondenso Co., Ltd. | Fuel supply apparatus for an internal combustion engine |
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ES2733448T3 (es) * | 2016-01-04 | 2019-11-29 | Danfoss As | Cápsula para una válvula y válvula |
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-
1991
- 1991-03-25 JP JP1991025713U patent/JP2540795Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-03-20 US US07/855,736 patent/US5163472A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-24 DE DE4209539A patent/DE4209539B4/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5163472A (en) | 1992-11-17 |
DE4209539B4 (de) | 2005-12-08 |
DE4209539A1 (de) | 1992-10-01 |
JP2540795Y2 (ja) | 1997-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |