JPH04112643A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JPH04112643A
JPH04112643A JP23182590A JP23182590A JPH04112643A JP H04112643 A JPH04112643 A JP H04112643A JP 23182590 A JP23182590 A JP 23182590A JP 23182590 A JP23182590 A JP 23182590A JP H04112643 A JPH04112643 A JP H04112643A
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Japan
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outer ring
ring sleeve
bracket
bearing means
hub member
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Tomoshi Nakajima
智志 中島
Osamu Wada
修 和田
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NAGANO NIPPON DENSAN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、磁気ディスクの如き記録部材を回転駆動する
スピンドルモータに関する。
〔従来技術及びその欠点〕
例えば、スピンドルモータは、ブラケットと、ブラケッ
トに対して相対的に回転自在である111部材を備え、
ブラケットとハブ部材との間には軸受手段が介在されて
いる。ハブ部材の内周面にはロータマグネットが装着さ
れ、このロータマグネットに対向してステータが配設さ
れている。
従来めスピンドルモータにおける軸受手段は、一対の軸
受部材から構成され、かかる一対の軸受部材がブラケッ
トとハブ部材の間に所定の間隔を置いて配設されている
。従って、一対の軸受部材を上述した如く配設すること
に関連して、モータの組立作業が煩雑となり、またモー
タ全体の小型化も困難である。
そこで、軸受手段に関連する上述の不都合を解消するた
めに、軸部材、該軸部材の外側に配設された外輪スリー
ブ及び軸部材と外輪スリーブとの間に所定間隔を置いて
配設された2組の球状部材を備えたものが提案されてい
る。しかしながら、かかる改良された軸受手段を用いた
場合には、次の通りの新たな問題が生じる。即ち、外輪
スリーブの肉厚が比較的薄く、それ故に、かかる外輪ス
リーブをブラケット又はハブ部材に圧入又は焼きばめに
より固定したときには、この外輪スリーブに変形が生じ
易くなる。外輪スリーブが変形すると騒音、NRROの
原因となり、また予圧も変化し、ハブ部材の安定した回
転が得られなくなる。
一方、外輪スリーブの変形を防止するために、外輪スリ
ーブを接着剤によりブラケット又はハブ部材に固定した
場合には、温度変化により軸受手段自体が倒れたり、熱
偏心が生じたりし、これらがサーマルオフトラックの原
因となる。
〔発明の目的〕
本発明は、上記事実に鑑みてなされたものであり、その
主目的は、上述した不都合を解消し、変形等を生じるこ
となく外輪スリーブをブラケット又はハブ部材に確実に
装着することができるスピンドルモータを提供すること
である。
〔発明の概要〕
本発明によれば、ブラケットと、記録部材が装着される
ハブ部材と、該ハブ部材を回転自在に支持するための軸
受手段と、該ハブ部材に装着されたロータマグネットと
、該ロータマグネットに対向して配設されたステータと
、を具備するスピンドルモータにおいて、 該軸受手段は、軸部材と、該軸部材の外側に配設された
外輪スリーブと、該軸部材と該外輪スリーブとの間に所
定間隔を置いて配設された2組の球状部材とを備え、 該軸部材の、該外輪スリーブから突出する一端部には、
該ハブ部材が固定され、 該外輪スリーブは、該ブラケットに若干の間隙を置いて
半径方向に移動自在に装着され、該外輪スリーブと該ブ
ラケットとの間には、更に、該ブラケットに対して該外
輪スリーブを相対的に所定方向に偏倚せしめる弾性偏倚
手段が配設されている、 ことを特徴とするスピンドルモータが提供される。
また、本発明によれば、ブラケットと、記録部材が装着
されるハブ部材と、該ハブ部材を回転自在に支持するた
めの軸受手段と、該ハブ部材に装着されたロータマグネ
ットと、該ロータマグネットに対向して配設されたステ
ータと、を具備するスピンドルモータにおいて、 該軸受手段は、軸部材と、該軸部材の外側に配設された
外輪スリーブと、該軸部材と該外輪スリーブとの間に所
定間隔を置いて配設された2組の球状部材とを備え、 該軸部材の、該外輪スリーブから突出する一端部は、該
ブラケットに固定され、 該外輪スリーブは、該ハブ部材に若干の間隙を置いて半
径方向に移動自在に装着され、該ハブ部材と該外輪スリ
ーブとの間には、更に、該外輪スリーブに対して該外輪
スリーブを相対的に所定方向に偏倚せしめる弾性偏倚手
段が配設されている、 ことを特徴とするスピンドルモータが提供される。
〔発明の具体例〕
以下、添付図面を参照して、本発明に従うスピンドルモ
ータの具体例について説明する。
髪上例且捧拠 まず、第1図及び第2図を参照して、本発明に従うスピ
ンドルモータの第1の具体例について説明する。
第1図において、図示のスピンドルモータは、ブラケッ
ト2と、ハブ部材4と、ブラケット2及びハブ部材4の
間に介在された軸受手段6とを備えている。ブラケット
2は略円形状のブラケット本体8を有し、このブラケッ
ト本体8には第1図において上方に突出する円筒状壁1
0が一体に設けられている。ブラケット本体8は、図示
しないが、例えば固定用ねじにより駆動装置のベースフ
レームに取り付けられる。
ブラケット2の円筒状壁10の外周面には、ステータ1
2が装着されている。ステータ12は、円筒状壁IOに
固定されたステータコア14とこのステータコア14に
巻かれたアマチュアコイル16を備えている。また、ブ
ラケット本体8の内面には、アマチュアコイル16に供
給する電流を制御するための回路手段18が配設されて
いる。
軸受手段6は、軸部材20と、この軸部材20の外側に
配設された外輪スリーブ22と、軸部材20及び外輪ス
リーブ22の間に介在された複数個の球状部材24から
構成されている。軸部材20の外周面にはその軸線方向
に間隔をおいて一対の内側保持溝26が形成され、また
外輪スリーブ22の内周面には上記内側保持溝26に対
応して外側保持溝28が形成され、内側保持溝26及び
外側保持溝28は協働して環状の収容空間を規定する。
複数個の球状部材24は上記収容空間に回転自在に且つ
移動自在に収容され、従って外輪スリーブ22は2組め
球状部材24を介して軸部材20に回転自在に支持され
ている。また、外輪スリーブ22の一端部(第1図にお
いて上端部)にはゴム等から形成することができるシー
ル部材30が装着されている。このシール部材30は潤
滑用のグリース等が記録部材収容室(後述する)に侵入
するのを防止する。
軸部材20の一端部(第1図において上端部)は外輪ス
リーブ22から外方に突出しており、かく突出した端部
にハブ部材4が固定され、外輪スリーブ22は後述する
如くしてブラケット2の円筒状壁10に装着される。ハ
ブ部材4は、円筒状の本体部32、本体部32の一端部
に設けられた端壁部34及び本体部32の他端部に設け
られたフランジ部36を有し、端壁部34が上記軸部材
20に圧入の如き手段により固定されている。フランジ
部34は半径方向外方に突出しており、このフランジ部
34には磁気ディスクの如き記録部材(図示せず)がク
ランプ部材(図示せず)により固定され、かかる記録部
材が駆動装置のベースプレート等で規定される記録部材
収容室38に収容される。
ハブ部材4の本体部32の内周面にはヨーク部材40を
介して環状のロータマグネット42が装着されている。
ロータマグネット42はステータ12を覆うようにその
半径方向外方に対向して配置されている。従って、ステ
ータ12のアマチュアコイル16に電流を所要の通り供
給すると、ステータ12とロータマグネット42の協働
作用によってハブ部材4が所定方向に回動され、これに
より記録部材も一体に回動される。
次いで、軸受手段6の外輪スリーブ22の装着様式につ
いて説明する。
第1図と共に第2図を参照して、第1の具体例では、ブ
ラケット2の円筒状壁10の内周面には、軸線方向(第
1図において上下方向)に間隔を置いて2個の環状凹溝
44が形成されている。環状凹溝44は断面形状が矩形
状であり、その深さは周方向に実質上一定となっている
。軸受手段6の外輪スリーブ22の外径は、ブラケット
2の円筒状壁lOに形成された貫通孔46の内径よりも
幾分小さく、上記貫通孔46内に位置付けた状態におい
て軸受手段6は軸線方向に移動自在であると共に半径方
向にも所定の範囲に渡って移動することができる。この
軸受手段6の外輪スリーブ22とブラケット2の円筒状
壁10との間には、軸受手段6を固定するだめの弾性偏
倚手段が介在される。具体例では、弾性偏倚手段は2個
のOIJング48から構成され、これらOリング48は
例えば合成ゴム等から形成することができる。Oリング
48は断面形状が円形であり、その外径は第1図及び第
2図において左端部48aが最も小さく、また第1図及
び第2図において右端部48bが最も大きく、上記左端
部48aから上記右端部48bに向けて外径が漸増して
いる。また、上記左端部48aの外径は円筒状壁10の
凹溝44の深さよりも小さく、また上記右端部48bの
外径は凹溝44の深さよりも幾分大きくなっている。か
かるOリング48は、円筒状壁10の凹溝44にそれぞ
れ収容され、かく収容した状態にて軸受手段6を貫通孔
46に挿入することによって、軸受手段6がブラケット
2に装着される。軸受手段6をかく装着すると、第1図
に示す通り、Oリング48の小径左端部48aは凹溝4
4から突出することはないが、その大径右端部48bは
凹溝44から幾分突出して外輪スリーブ22に作用する
。従って、2個のOリング48の作用によって軸受手段
6は、ブラケット2に対して相対的に第1図において左
方に弾性的に偏倚され、外輪スリーブ22はOリング4
8と円筒状壁10の間に弾性的に保持され、かくして軸
受手段6はブラケット2に確実に固定される。
軸受手段6をかく装着した具体例のスピンドルモータは
、次の通りの特徴を有する。即ち、軸受手段6の外輪ス
リーブ22はOリング48によって弾性的に保持される
構成であるので、装着時等に外輪スリーブ22に大きい
力が加わることが少なく、それ故に外輪スリーブ22の
変形が生じにく、騒音及びNRRO等が組付けによって
悪化することか少ないと共に、組付けにより予圧が変化
することもない。更に、0リング48によって外輪スリ
ーブ22が常に所定方向に弾性的に偏倚されており、そ
れ故に、温度上昇により熱変形が生じても軸部材20の
倒れが実質上防止され、サーマルオフトラックの発生も
効果的に抑えることができる。
第1!υU本外 第3図は、本発明に従うスピンドルモータの第2の具体
例の要部を示している。上記第1の具体例では、軸部材
回転型のスピンドルモータに適用したが、この第2の具
体例では軸部材回転型のスピンドルモータに適用してい
る。尚、第2の具体例においては、第1の具体例と実質
上同一の部材は同一の参照番号を付し、それらの具体的
説明は省略する。
第3図において、第2の具体例のスピンドルモータにお
ける軸受手段6は第1の具体例の軸受手段と実質上同一
の構成であり、この軸受手段6の軸部材20の一端部(
外輪スリーブ22から突出する端部)がブラケット2の
ブラケット本体8に圧入の如き手段により固定されてい
る。一方、ハブ部材4の端壁34にはスリーブ壁60が
一体に設けられ、かかるスリーブ壁60に軸受手段6の
外輪スリーブ22が装着されている。外輪スリーブ22
とハブ部材4の固定様式は、第1の具体例における外輪
スリーブ22とブラケット2の固定様式と実質上同一で
ある。即ち、ハブ部材4のスリーブ壁60の内周面には
、軸線方向(第3図において上下方向)に間隔をおいて
2個の凹溝62が形成されている。これら凹溝62には
上述と同様のOリング48が収容され、かくOリング4
8を収容した状態にて軸受手段6の外輪スリーブ22が
ハブ部材4の貫通孔(外輪スリーブ22の外径よりも幾
分大きい内径を有する)に所要の通り挿入される。かく
装着すると、第1の具体例と同様に、第3図の左端部に
おいてはOリング48が外輪スリーブ22に作用するこ
とはないが、一方策3図の右端部においてはOリング4
8が凹溝62から突出して外輪スリーブ22に作用し、
従って、Oリング48の作用によって外輪スリーブ22
はハブ部材4に対して相対的に第3図において左方に弾
性的に偏倚され、かくして外輪スリーブ22はハブ部材
4に確実に固定される。軸受手段6がかく固定されるこ
とに関連して、ブラケット2のブラケット本体8には環
状取付壁66が一体に設けられ、この環状取付壁66の
外周面にステータ12が取付けられる。この第2の具体
例は、容易に理解される如く、基本的構成が第1の具体
例と実質上同一である故に、第1の具体例と同一の作用
効果を達成する。
尚、この具体例では、ハブ部材4の貫通孔を通して球状
部材24が露呈するようになるために、上記貫通孔の開
口をキャップ部材64で覆うのが望ましい。
以上、本発明に従うスピンドルモータの具体例について
説明したが、本発明は上述の具体例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃
至修正が可能である。
例えば、図示の具体例では、Oリング48を2個用いて
いるが、3個以上用いて固定するようにしてもよく、ま
たOリング48を複数個用いることに代えて、細長い棒
状の弾性体を周方向の特定部位に軸線方向に配設するよ
うにしてもよい。
また、図示の具体例では、周方向に外径が異なるOリン
グ48を用いて周方向の特定部位にてOリング48の一
部を凹溝44(又は62)から突出せしめているが、こ
れに代えて、実質上外径の等しいOリングを用いると共
に凹溝44(又は62)の深さを周方向に異ならしめて
、周方向の特定部位にてOIJングの一部を凹溝44(
62)から突出せしめるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従うスピンドルモータの一具体例を
示す断面図。 第2図は、第1図のスピンドルモータにおける0リング
を拡大して示す断面図。 第3図は、本発明に従うスピンドルモータの要部を示す
部分断面図。 2・・・ブラケット 4・・・ハブ部材 6・・・軸受手段 12・・・ステータ 20・・・軸部材 22・・・外輪スリーブ 24・・・球状部材 42・・・ロータマグネット 44及び62・・・環状凹溝 48・・・0リング

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ブラケットと、記録部材が装着されるハブ部材と、
    該ハブ部材を回転自在に支持するための軸受手段と、該
    ハブ部材に装着されたロータマグネットと、該ロータマ
    グネットに対向して配設されたステータと、を具備する
    スピンドルモータにおいて、 該軸受手段は、軸部材と、該軸部材の外側に配設された
    外輪スリーブと、該軸部材と該外輪スリーブとの間に所
    定間隔を置いて配設された2組の球状部材とを備え、 該軸部材の、該外輪スリーブから突出する一端部には、
    該ハブ部材が固定され、 該外輪スリーブは、該ブラケットに若干の間隙を置いて
    半径方向に移動自在に装着され、該外輪スリーブと該ブ
    ラケットとの間には、更に、該ブラケットに対して該外
    輪スリーブを相対的に所定方向に偏倚せしめる弾性偏倚
    手段が配設されている、 ことを特徴とするスピンドルモータ。 2、ブラケットと、記録部材が装着されるハブ部材と、
    該ハブ部材を回転自在に支持するための軸受手段と、該
    ハブ部材に装着されたロータマグネットと、該ロータマ
    グネットに対向して配設されたステータと、を具備する
    スピンドルモータにおいて、 該軸受手段は、軸部材と、該軸部材の外側に配設された
    外輪スリーブと、該軸部材と該外輪スリーブとの間に所
    定間隔を置いて配設された2組の球状部材とを備え、 該軸部材の、該外輪スリーブから突出する一端部は、該
    ブラケットに固定され、 該外輪スリーブは、該ハブ部材に若干の間隙を置いて半
    径方向に移動自在に装着され、 該ハブ部材と該外輪スリーブとの間には、更に、該外輪
    スリーブに対して該外輪スリーブを相対的に所定方向に
    偏倚せしめる弾性偏倚手段が配設されている、 ことを特徴とするスピンドルモータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1229631A2 (en) * 2001-01-31 2002-08-07 Minebea Co., Ltd. Spindle motor and bearing assembly
JP2016082621A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 株式会社デンソー 駆動装置、及び、電動パワーステアリング装置
JP2018093575A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 日本電産株式会社 ステータユニットおよびモータ

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