JP2892142B2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、磁気ディスクの如き記録部材を回転駆動す
るスピンドルモータに関する。
〔従来技術及びその欠点〕
例えば、スピンドルモータは、ブラケットと、ブラケ
ットに対して相対的に回転自在であるハブ手段を備え、
ブラケットとハブ手段との間には一対の軸受部材が介在
されている。しかしながら、従来のスピンドルモータに
おいては、一対の軸受部材を使用していたため、モータ
自体の構造が複雑になると共に、その小型化が困難であ
った。
そこで、上述の問題を解消するために、出願人は、新
規な軸受手段を用いたスピンドルモータを提案した。か
かるスピンドルモータにおける軸受手段は、ブラケット
に固定された軸部材と、軸部材の外側に配設された外輪
スリーブと、軸部材と外輪スリーブとの間に介在された
2組の球状部材を備えている。しかし、この改良された
スピンドルモータにおいては、軸部材と外輪スリーブの
間に2組の球状部材が介在されていることに関連して、
ハブ部材の振動が新たに発生した。即ち、軸部材の外周
面に形成された収容凹部及び/又は外輪スリーブの内周
面に形成された収容凹部を高精度に形成することが困難
であり、また軸部材と外輪スリーブとの間に充填される
グリースを実質上均一にすることが困難である。従っ
て、球状部材の移動に伴い振動が発生し易く、特に上記
新規な軸受手段を用いた場合には共振の原因となり、ハ
ブ部材の振れが発生する。
〔発明の目的〕
本発明は、上記事実に鑑みてなされたものであり、そ
の主目的は、軸受手段の共振によるハブ部材の振れを効
果的に防止することができるスピンドルモータを提供す
ることである。
〔発明の概要〕
本発明によれば、ブラケットと、記録部材が装着され
るハブ部材と、該ブラケット部材と該ハブ手段との間に
介在された軸受手段と、該ハブ手段に装着されたロータ
マグネットと、該ロータマグネットに対向して配設され
たステータと、を具備するスピンドルモータにおいて、 該軸受手段は、軸部材と、該軸部材の外側に配設され
た外輪スリーブと、該軸部材と該外輪スリーブとの間に
介在された2組の球状部材とを備え、該軸部材が該ブラ
ケットに固定され、該外輪スリーブに該ハブ部材が固定
され、該外輪スリーブと該ハブ部材との間には、振動を
吸収するための弾性部材が介在されている、ことを特徴
とするスピンドルモータが提供される。
かかるスピンドルモータでは、軸受手段の外輪スリー
ブとハブ部材との間に弾性部材が介在されている故に、
軸受手段からの、即ち外輪スリーブを介して伝達される
振動は、弾性部材により吸収されてハブ部材にほとんど
伝達されず、従って、ハブ部材の振れは効果的に防止さ
れる。
〔発明の具体例〕
以下、添付図面を参照して、本発明に従うスピンドル
モータの一具体例について説明する。
第1図において、図示のスピンドルモータは、ブラケ
ット2と、ハブ部材4と、ブラケット2及びハブ部材4
の間に介在された軸受手段6を備えている。ブラケット
2は略円形状のブラケット本体8を有している。このブ
ラケット本体8の周縁部にはフランジ部10が設けられて
おり、このフランジ部10が駆動装置のフレーム(図示せ
ず)に取り付けられる。
軸受手段6は断面円形状の軸部材12と、この軸部材12
の外側に配設された外輪スリーブ14と、軸部材12及び外
輪スリーブ14の間に介在された球状部材16及び18を備え
ている。軸部材12の一端は外輪スリーブ14を越えて外方
に突出しており、この突出端部がブラケット本体68の略
中央部に固定されている。この軸受手段6については、
後に詳述する。
ハブ部材4は略円筒状のハブ本体20を備えている。ハ
ブ本体20の一端部(下端部)には半径方向外方に突出す
るフランジ部22が設けられており、またその他端部(上
端部)には半径方向内方に突出する端壁部24が設けられ
ている。具体例では、端壁部24の内周部には、第1図に
おいて上下方向に突出する環状内壁26が設けられてお
り、かかる環状内壁26が後述する如くして軸受手段6の
外輪スリーブ体18に装着される。このハブ部材4には、
端壁部24に固定されるクランプ部材(図示せず)とフラ
ンジ部22の間に磁気ディスクの如き記録部材(図示せ
ず)が装着される。
ハブ本体20の内周面にはヨーク部材28を介して環状の
ロータマグネット30が装着されている。ロータマグネッ
ト30に対向してステータ32が配置されている。ステータ
32は、金属プレートを積層することによって形成される
ステータコア36を有し、このステータコア36にコイル38
が所要の通り巻かれている。具体例では、ブラケット本
体8に環状支持壁40が形成されており、かかる支持壁40
の外周面にステータコア34が固定されている。
かく構成されているので、ステータ32のコイル36に電
流を所要の通り供給すると、ステータ32とロータマグネ
ット30の作用によってハブ部材4が所定方向に回動さ
れ、これいより記録部材(図示せず)も一体に回動され
る。
次いで、軸受部材6及びこれに関連する要素について
説明する。まず、軸受部材6について詳述すると、軸受
手段6の軸部材12の外周面には、軸線方向に間隔を置い
て一対の環状収容凹部40及び42が形成されている。ま
た、外輪スリーブ14の内周面には、上記収容凹部40及び
42に対応して収容凹部44及び46が形成されている。収容
凹部40及び44は軸部材12の他端部において断面略円形の
収容空間を規定し、かかる収容空間に片方の組の複数個
の球状部材16が回転自在に且つ収容空間に沿って移動自
在に収容されている。また、収容凹部42及び46は断面略
円形状の他方の収容空間を規定し、この収容空間に他方
の組の複数個の球状部材18が回転自在に且つ収容空間に
沿って移動自在に装着されている。更に、軸部材12と外
輪スリーブ14との間には、球状部材16及び18の回動及び
移動をスムースにするために、潤滑用のグリースが充填
されている。また、外輪スリーブ14の一端部には、例え
ば合成ゴムから形成することができるシール部材48が装
着されている。シール部材は、その先端部(内周端部)
は軸部材12の外周面に近接乃至接触し、グリースの飛散
を防止する。更にまた、ハブ部材4の環状内壁26の端面
には、グリースの飛散を防止するために、プレート状の
キヤップ部材52が装着されている。
ハブ部材4の環状内壁26と外輪スリーブ14との間に
は、振動を吸収するための弾性部材50を介在させること
が重要である。具体例では、弾性部材50はハブ部材4の
環状内壁26の内周面の実質上全域を覆っており、ハブ部
材4はこの弾性部材50を介して支持されている。弾性部
材50は、比較的硬度が大きい(硬い)ものが好ましく、
例えば、合成ゴム等のゴム材料、或いはポリエステル等
の合成樹脂材料から形成されたスリーブ状部材から構成
することができる。
上述のスピンドルモータにおいては、収容凹部40、4
2、44及び46の表面の加工精度、充填されるグリース等
に起因して外輪スリーブ14が微小に振動しても、かかる
振動は弾性部材50によって吸収され、したがって上記振
動によるハブ部材4の振れが効果的に抑えられる。
以上、本発明に従うスピンドルモータの一具体例につ
いて説明したが、本発明はかかる具体例に限定されるも
のではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変
形乃至修正が可能である。
〔発明の効果〕 本発明のスピンドルモータによれば、軸受手段の外輪
スリーブとハブ部材との間に弾性部材が介在されている
故に、外輪スリーブが微小に振動してもかかる振動が上
記弾性部材に吸収されてハブ部材に実質上伝達されず、
従ってハブ部材の振れが効果的に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従うスピンドルモータの一具体例を
示す断面図。 2……ブラケット 4……ハブ部材 6……軸受手段 12……軸部材 14……外輪スリーブ 16及び18……球状部材 30……ロータマグネット 50……弾性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 21/22 H02K 5/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラケットと、記録部材が装着されるハブ
    部材と、該ブラケット部材と該ハブ手段との間に介在さ
    れた軸受手段と、該ハブ手段に装着されたロータマグネ
    ットと、該ロータマグネットに対向して配設されたステ
    ータと、を具備するスピンドルモータにおいて、 該軸受手段は、軸部材と、該軸部材の外側に配設された
    外輪スリーブと、該軸部材と該外輪スリーブとの間に介
    在された2組の球状部材とを備え、該軸部材が該ブラケ
    ットに固定され、該外輪スリーブに該ハブ部材が固定さ
    れ、該外輪スリーブと該ハブ部材との間には、振動を吸
    収するための弾性部材が介在されている、ことを特徴と
    するスピンドルモータ。
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