JP3284136B2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP3284136B2 JP19058492A JP19058492A JP3284136B2 JP 3284136 B2 JP3284136 B2 JP 3284136B2 JP 19058492 A JP19058492 A JP 19058492A JP 19058492 A JP19058492 A JP 19058492A JP 3284136 B2 JP3284136 B2 JP 3284136B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザスキャナー装置
に用いられる回転多面鏡や、光・磁気ディスク駆動装置
に搭載される記録メディア等のいわゆる回転負荷部材を
駆動するためのスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】回転負荷部材を駆動する手段として、ス
ピンドルモータが知られており、図9は、例えばレーザ
スキャナー装置に組み込まれ、光偏向用多面鏡を回転駆
動するために本出願人が既に提案しているスピンドルモ
ータであり、その右半分を示す断面図である。
【0003】同図において、aは、シャフトであり、ブ
ラケットbに固定されている。cは、逆椀形状をなすロ
ータハブであり、ベアリングe,fを介してシャフトa
に回転自在に支持されている。ロータハブcの下方に設
けられた環状側壁の内側には、環状のロータマグネット
kが配置されている。また、jは、ブラケットbに装着
された電機子であり、ローターマグネットkに対向して
設けられている。この電機子jとロータマグネットkと
の間の電磁誘導作用により、ロータハブcが回転駆動さ
れる。
【0004】ロータハブcの上面部には、多面鏡dが載
置されている。多面鏡dは、クランプ部材gがその上面
に当接し、ロータハブcに雄ネジhを螺着してクランプ
部材を固定することにより、ローターハブcと一体的に
保持固定される。雄ネジhにより螺着される箇所は、ロ
ータハブcの円周上を、等角度間隔に例えば4箇所設け
られている。多面鏡dは、ロータハブcとは別体で形成
され、クランプ部材g等とロータハブcとの間に挟着さ
れる構成を有するのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記スピンドルモータ
の構造においては、クランプ部材gを用いて多面鏡dを
固定する場合、多面鏡dをロータハブcに載置してお
き、雄ネジhをロータハブcへ螺着することになるが、
この際の押圧力(この場合、回転軸線z方向の下方、す
なわち図9における下方向へ作用する力)が、応力とな
ってロータハブcを経てベアリングe,fへ伝達され
る。
【0006】ところが、この押圧力による応力は、ベア
リングe,fのそれぞれの外輪部上において、その周上
に均等には作用せず、アンバランスな状態で作用するこ
ととなる。即ち、応力は、雄ネジhの螺着部位に対応す
ると共に、回転軸線zに対して偏心した状態で、ベアリ
ングe,fのそれぞれの外輪部へ作用するからである。
【0007】このため、ベアリングe,fには、応力に
よるダメージを受け、振動やノイズを生じさせるだけで
なく、ロータハブcを高精度に回転支持することが困難
となり、回転負荷部材である多面鏡dの光偏向精度を著
しく低下せしめる。本発明は、上記事実に鑑みなされた
ものであって、その目的とするところは、回転負荷部材
をクランプ部材によりロータハブへ取付ける際、ロータ
ハブを回転支持する軸受部材にダメージを与えることな
く、且つ精度良く取付固定することができるスピンドル
モータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は、静止部材と、該静止部材に装着された軸
受部材と、該軸受部材を介して前記静止部材と相対回転
自在に支持されたロータハブと、該ロータハブに装着さ
れたロータマグネットと、該ロータマグネットに対向し
て該静止部材に装着された電機子とを有するスピンドル
モータであって、前記ロータハブには、回転負荷部材
が、挿入部材の先端部を前記ロータハブの底面部へ当接
させて、該ロータハブを静止保持した状態にてクランプ
部材により取付固定され、前記静止部材には、該静止部
材の外部から内方へ回転中心軸線に沿って貫通し、内側
開口端部が、前記ロータハブの底面部と対向する前記挿
入部材の挿通可能な貫通孔が形成され、前記電機子に
は、前記貫通孔に対応して、前記挿入部材の挿通可能な
切欠き又は挿通孔を形成した。
【0009】
【作用】本構成のスピンドルモータによれば、静止部材
には、該静止部材の外部から内方へ回転中心軸線に沿っ
て貫通し、内側開口端部が、ロータハブの底面部と対向
する挿入部材の挿通可能な貫通孔が形成され、電機子に
は、この貫通孔に対応して、挿入部材の挿通可能な切欠
き又は挿通孔が形成されている。このため、スピンドル
モータの外部から、静止部材の貫通孔及び電機子の切欠
き又は挿通孔を通して挿入部材を挿入し、その先端をロ
ータハブの底面部に当接させることができ、この状態に
おいては、ロータハブは挿入部材により静止保持され
る。この状態でロータハブへ回転負荷部材を取付固定す
ると、その際に作用する押圧力は、挿入部材による支持
力と相殺され、スピンドルモータの内方に向かう分力が
殆ど発生しなくなる。従って、ロータハブを回転支持す
る軸受部材には、この押圧力による応力が実質上作用せ
ず、軸受部材にダメージを与えることが防止される。
【0010】
【実施例】以下に本発明の好適な実施例について添付図
面を参照にして詳細に説明する。図1〜図8は、本発明
にかかるスピンドルモータの一実施例を示している。図
1乃至図5には、レーザスキャナー装置に組み込まれ、
光偏向用多面鏡を回転駆動するスピンドルモータが示さ
れている。図1は、多面鏡が取付けられた状態を示すス
ピンドルモータの向かって右半分を示す断面図である。
図2は、図1におけるスピンドルモータを向かって下側
から見た底面図である。図3及び図4は、多面鏡が取付
けられていないスピンドルモータ単体の状態を示す。即
ち図3は、そのスピンドルモータの向かって右半分を示
す断面図であり、図4は、図3におけるスピンドルモー
タを向かって上側から見た平面図である。図5は図1の
スピンドルモータのステータコアを示す平面図である。
【0011】図1乃至図5において、2は静止部材の一
部であるブラケットであり、アルミニウム材が用いら
れ、回転中心軸線10に対して外方へ向けて順次同軸状
に、嵌合小径部33と、円筒状部34と、平坦部46
と、が一体に形成されている。ブラケット2の中心軸線
部、即ち回転中心軸線10の部位には、シャフト1の一
端部(図では下側)が圧入等により固定され、ブラケッ
ト2と一体的に固定されている。静止部材としてのシャ
フト1は、例えば鉄材から形成されている。
【0012】シャフト1の略中央部及び他端部(図では
上側)の外周面43には、ベアリング3、4のそれぞれ
内輪部が装着されている。このベアリング3、4の外輪
部は、ロータハブ5の軸受ハウジング部35に嵌め込ま
れている。ロータハブ5は、回転負荷部材である多面鏡
6を搭載するハブ部15と、この多面鏡6を保持固定す
るために用いるクランプ部材7が取付けられる環状突状
部44と、環状マグネット14を支持するロータヨーク
部16とを有している。ハブ部15と環状突状部44と
は、アルミニウム材により一体に形成され、これにロー
タヨーク部16が圧入等により固定される。ロータヨー
ク16は、環状マグネット14の磁路を閉じるために、
強磁性材料の鉄材が用いられている。
【0013】ロータヨーク16へ接着等により固定され
た環状マグネット14は、ロータマグネット部22と、
FG(周波数発電)マグネット部18とが一体に成形さ
れており、これらは異なった磁極数で着磁されている。
ロータマグネット部22は、ブラケット2の円筒状部3
4に装着された電機子24と対向して配置される。また
FGマグネット部18は、ブラケット2の平坦部46上
に貼着されたフレキシブル回路基板20に対向して配置
される。フレキシブル回路基板20は、FGマグネット
部18に対応する部位21に、図示省略の櫛歯状導電パ
ターンが形成されている。また、フレキシブル回路基板
20上には、ロータマグネット部22に対応して配置さ
れた回転検出用磁気センサー23が実装されている。な
お、環状マグネット14の外周縁に設けられた環状凹部
17にパテ等を装着することにより、ロータハブ5の回
転バランスの調整を行なうことができる。
【0014】ロータハブ5のハブ部15の上面には、上
方に僅かに突出する平坦な平坦部28が形成されてお
り、また同じくロータハブ5の環状突状部44には、大
径部27が形成されており、これら平坦部28と大径部
27との部位にて、多面鏡6が保持される。環状突状部
44の上端面には、クランプ部材7を取付ネジ8で螺着
するための取付孔26が2箇所設けられており、(回転
中心軸線10に対して)180度の回転対称状に配置さ
れている。ロータハブ5に保持された多面鏡6は、取付
ネジ8によりクランプ部材7を介して取付孔26へ螺着
されて一体的に固定される。この場合、多面鏡6は、そ
の上面部37がクランプ部材7の押圧面38に当接さ
れ、また多面鏡6の底面部31がロータハブ5(ハブ部
15)の平坦部28に当接され、更に多面鏡6の内径部
30が環状突部44の大径部27に当接される。なお、
図4に示すロータハブ5(ハブ部15の上面)には、取
付孔26、26の他に、180度回転対称状に形成され
た2箇所の溝部32が設けられている。この溝部32、
32は、多面鏡6をロータハブ5に保持固定する際に用
いられる位置決めに用いられる。
【0015】以上の構成において、ロータハブ5は、シ
ャフト1(ひいてはブラケット2も含めて)に対して、
一対のベアリング3、4を介して回転自在に支持される
と共に、ロータマグネット部22と電機子24との電磁
作用により、相対回転駆動される。またシャフト1の一
端部(図の上側)に螺着された取付ネジ39は、平ワッ
シャー41、42を介して皿状バネ40を固定するため
に用いられている。皿状バネ40は、ベアリング3の内
輪部を、回転中心軸線10の下方向へ付勢し、ベアリン
グ3、4に対して一定の予圧を付加し、これにより回転
精度を向上させている。
【0016】ブラケット2の円筒状部34には、スピン
ドルモータの外部(即ち、図の下からスピンドルモータ
の内方(即ち図の上方向)へ貫通する3個の貫通孔9、
19及び29が穿設されている。これら貫通孔9、1
9、29は、ブラケット2上で(回転中心軸線10に対
して)120度の回転対称状に配置されると共に、実質
上回転中心軸線10方向へ穿設されている。貫通孔9、
19、29は、ブラケット2の円筒状部34の部位にお
いて有効孔となり、外側開口端部45より内側開口端部
11に至る空間にて規定される。本実施例の場合、図1
から理解される如く、貫通孔9、19、29の上端部は
ブラケットの円筒状部34と電機子24のステータコア
90によって規定されている。即ち、図示のスピンドル
モータでは、ステータコア90は、図5に示す通り、環
状基部91とこの環状基部91から半径方向外方に突出
するティース部24a乃至24fを有し、6個のティー
ス部24a乃至24fは環状基部91に周方向に実質上
等間隔を置いて設けられている。そして、6個のティー
ス部24a乃至24fが設けられていることに関連し
て、更に、環状基部91の内周縁部には、周方向に実質
上等間隔を置いて6個の半円状の切欠き92乃至97が
形成されている。この6個の切欠き92乃至97は、夫
々、隣接するティース部24a乃至24fの周方向実質
上中央部に配置され、かく切欠き92乃至97を設ける
ことにより、電機子24の磁気的バランスを保つことが
できる。実施例では、6個の切欠きのうち3個のもの9
2、94、96(実質上120度間隔に配設された3
個)は電機子24を円筒状部34に固定するための切欠
きとして作用し(これらの切欠きは円筒状部34の上端
部に設けられた切欠きと協働して断面円形の孔を規定
し、固定用ねじは、これら孔を通して円筒状部34に螺
着される)、残りの3個のもの93、95、97(実質
上120度間隔に配設された3個)は、後述する挿入部
材50を挿通するための切欠きとして作用する(これら
切欠きは、円筒状部34の上端部に設けられた切欠きと
協働して断面円形の貫通孔9、19、29を規定し、後
述する如く、挿入部材50が挿通される)。尚、ステー
タコア90の環状基部91の幅(半径方向の幅)が大き
いときには、切欠きに代えて、挿通孔を形成するように
してもよい。実施例では、また、嵌合小径部33の部位
においては貫通孔とならず、切欠部25が形成される。
また内側開口端部11に対向したロータハブ5の部位
は、内側底面部12(即ち、ハブ部15の下端面)に対
向している。そして、この内側底面部12は、貫通孔
9、19、29の長手方向軸に対して実質上垂直な面に
なっている。
【0017】次に図6乃至図8を参照して、図1乃至図
4で説明したスピンドルモータを用いて、多面鏡6をロ
ータハブ5に取付固定する方法について詳述する。な
お、既に説明して用いた同様の部位、部材には、同じ番
号が付してある。図7に示す部材50は、多面鏡6をロ
ータハブ5に取付固定する際に用いられる挿入部材であ
る。挿入部材50は、鉄により一体に形成されており、
環状の胴体部53と、この胴体部53の周上に120度
の等間隔で垂設された3本の挿入部51とを有してい
る。この挿入部51の形状は、既に理解される如く、図
1乃至図5にて用いたスピンドルモータの貫通孔9,1
9,29に対応して形成されている。即ち、貫通孔9,
19,29の開口形状に対応して、挿入部51の外径寸
法が規定される。またこれら貫通孔9,19,29の長
さに対応して十分な寸法に設定された挿入部51が形成
されている。
【0018】多面鏡6をロータハブ5に取付固定する際
には、まず、図6に示すように、ロータハブ5の上に、
多面鏡6を図の上方から下方へ向けて保持させ、次にク
ランプ部材7を同様に上方から下方へ向けて載置する。
次に、図8に示すように、スピンドルモータの底面(図
における下端)から内方(図における上方向)へ向け
て、挿入部材50の挿入部51を対応する貫通孔9,1
9,29へ挿入する。この時、3箇所の切欠部25は、
これら挿入部51の先端部52を、円筒状部34の外側
開口端部45に容易に挿入させるガイドの役目を果た
す。
【0019】図8において、引き継ぎ挿入部材50をス
ピンドルモータ内方(図における上方向)へ、その先端
部52がステータコア90の切欠き93、95、97を
通して内側底面部12に当接するまで挿入し、所要の押
圧力Fにて保持させる。次に取付ネジ8をクランプ部材
7を介してロータハブ5の取付孔26に螺着する。この
時、取付ネジ8による押圧力Pは、回転中心軸線10方
向の下方へ作用する。そして、挿入部材50の押圧力F
と、取付ネジ8による押圧力Pとは、それぞれ回転中心
軸線10方向に互いに相反する応力として作用し、実質
上ロータハブ5には、アンバランスな応力が作用しな
い。このため、ロータハブ5を回転支持するベアリング
3、4は、この応力に対して、ダメージを受けることが
ない。
【0020】なお、これら二つの押圧力F,Pをより効
果的に相殺する上で、ブラケット2に設けた貫通孔9,
19,29と、ロータハブ5における取付ネジ孔26、
26とは、その位置関係が回転中心軸線10の半径方向
において、実質上同一であるのが最良であるが、図示の
例の如く多少ずれていても問題ない。この他、これらの
貫通孔9,19,29は、実質上回転中心軸線10の方
向に穿設されているため、挿入部材50の挿入部51が
複数になっても、容易に挿入しやすい。
【0021】以上、本発明に従うスピンドルモータの1
実施例について説明したが、本発明はかかる実施例に限
定されるものでなく、本発明の範囲を逸脱することなく
種々の変形乃至修正が可能である。本実施例のスピンド
ルモータにおいては、貫通孔9を、ブラケット2に3個
設けたが、スピンドルモータの形状や取付ネジ8の螺着
箇所の数等に応じて任意に設計することができる。また
貫通孔9の孔形状や、これに対応する挿入部材の横断面
形状は、選択が自由である。
【0022】本発明のスピンドルモータでは、回転負荷
部材として、光偏向用多面鏡を用いて説明したが、本実
施例の他、光・磁気ディスク等の薄型円盤形状を有する
記録媒体でも適用できる。この場合にも、上述の形状を
なすクランプ部材7が用いられる他に、図1に示したロ
ータハブ5の環状突状部44の外周側を、例えば、全周
にわたり雌ネジを設け、一方のクランプ部材の内周壁を
全周にわたり雄ネジとすることにより、これらが螺着さ
れ記録媒体を一体的に取付固定するクランプ部材であっ
てもよい。
【0023】その他、軸受部材として、本実施例のスピ
ンドルモータでは、ベアリングを用いたが、動圧軸受等
の流体を介在させた軸受等も用いることができる。また
軸受部材の使用数量や、大きさ等設計自由であることが
言う迄もない。
【0024】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明のスピン
ドルモータは、上述の構成を有しているので、回転負荷
部材をクランプ部材によりロータハブへ取付ける際、ロ
ータハブを回転支持する軸受部材にダメージを与えるこ
となく取付固定が可能となる。従って、軸受部材の損傷
による、ノイズや振動等を発生させることがなく、また
軸受部材の微小変形等に起因する非繰り返しによるフレ
精度(いわゆるNRRO)の低下を招くことがない。従
って、信頼性及び回転精度を高く要求される上述の装置
に好適なスピンドルモータが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるスピンドルモータの1実施例を
示す断面図である。
【図2】図1に示したスピンドルモータの底面図であ
る。
【図3】図1におけるスピンドルモータのモータ単体状
態を示す断面図である。
【図4】図3におけるスピンドルモータの平面図であ
る。
【図5】図1におけるスピンドルモータのステータコア
を示す平面図である。
【図6】図3に示すスピンドルモータへ回転負荷部材を
取付固定する状態を示す断面図である。
【図7】挿入部材の一例を示す斜視図である。
【図8】図3に示すスピンドルモータへ回転負荷部材を
取付固定する状態を示す断面図である。
【図9】従来のスピンドルモータを示す断面図である。
【符号の説明】
1 シャフト(静止部材) 2 ブラケット(静止部材) 3、4 ベアリング(軸受部材) 5 ロータハブ 6 回転多面鏡(回転負荷部材) 7 クランプ部材 8 取付ネジ 9、19、29 貫通孔 14 環状マグネット 24 電機子 50 挿入部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−63617(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 7/14 H02K 29/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止部材と、該静止部材に装着された軸
    受部材と、該軸受部材を介して前記静止部材と相対回転
    自在に支持されたロータハブと、該ロータハブに装着さ
    れたロータマグネットと、該ロータマグネットに対向し
    て該静止部材に装着された電機子とを有するスピンドル
    モータであって、 前記ロータハブには、回転負荷部材が、挿入部材の先端
    部を前記ロータハブの底面部へ当接させて、該ロータハ
    ブを静止保持した状態にてクランプ部材により取付固定
    され、 前記静止部材には、該静止部材の外部から内方へ回転中
    心軸線に沿って貫通し、内側開口端部が、前記ロータハ
    ブの底面部と対向する前記挿入部材の挿通可能な貫通孔
    が形成され、前記 電機子には、前記貫通孔に対応して、前記挿入部材
    の挿通可能な切欠き又は挿通孔を形成したことを特徴と
    するスピンドルモータ。
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