JPH041124B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH041124B2
JPH041124B2 JP25833387A JP25833387A JPH041124B2 JP H041124 B2 JPH041124 B2 JP H041124B2 JP 25833387 A JP25833387 A JP 25833387A JP 25833387 A JP25833387 A JP 25833387A JP H041124 B2 JPH041124 B2 JP H041124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tower body
unit tower
fixed unit
assembled
lifter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP25833387A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01102106A (ja
Inventor
Hiroshi Hagiuda
Katsuhiko Kuwamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP25833387A priority Critical patent/JPH01102106A/ja
Publication of JPH01102106A publication Critical patent/JPH01102106A/ja
Publication of JPH041124B2 publication Critical patent/JPH041124B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は超高層塔の建設方法、より詳しくは長
大吊橋の如き超高層塔の建設方法に関するもので
ある。
〔従来技術〕
長大吊橋において橋体を吊上げるワイヤーを支
持するための支持塔は、その高さが数百メートル
にも達する。
したがつて、かかる超高層塔を建設する場合、
基台上に単位塔体を取付け、その単位塔体上に第
二の単位塔体を据付け、これを順次繰返すことに
より、この超高層塔を建設することが行なわれ
る。
この単位塔体は順次上方に組立てる方法につい
て従来種々提案されているが、通常使用されてい
る方法として、第5図に示すクリーパークレーン
方式がある。即ち、あらかじめ基台1上に取付け
られた固着単位塔体2に適当間隔を於いて孔を有
するガイドレール3が設けられており、これにク
リーパークレーン4を固定ピンにより取付け、こ
のクリーパークレーン4により組立単位塔体5を
吊り上げ、この組立単位塔体5を固着単位塔体2
上に据付けた後、クリーパークレーン4を上昇さ
せる。以下、この工程を繰返して超高層塔を建設
するのである。
しかしながら、かかる方法には問題がある。即
ち、固体単位塔体2は建設が進むにつれて高くな
る。一方、組立単位塔体はかなりの重量物(例え
ば2000Kg)であるためにクリーパークレーン4に
よる吊り上げ速度は遅く、毎分5m程度である。
従つて、固着単位塔体2の組立ての進行とともに
組立単位塔体5の揚程が高くなり、固着単位塔体
2上に組立単位塔体5を吊り上げるために揚程が
高くなるため、多大の組立あるいは揚上時間を必
要とすることとなる。
加えて、長く延長された固着単位塔体2の側方
に沿つて組立単位塔体5を吊り上げる操作中には
この組立単位塔体5が風力等の影響による揺れ
や、固着単位塔体2自体の揺れ等により、固着単
位塔体2と組立単位塔体5と衝突等の接触事故を
生ずる恐れがあり、そのため、作業は危険でかつ
多大の時間と労力を要し、その結果、超高層塔の
建設には工期が長くかかることとなる。
〔発明の目的〕
本発明は前記した従来の問題点を解決するため
になされたものであつて、その目的とするところ
は、超高層塔を安全かつ容易にしかも短期間に建
設する方法を提供せんとするものである。
〔発明の概要〕
前記した目的を達成するため本発明は、 基台上に、側部にガイドレールを有する固着
単位塔体を取付け、 この固着単位塔体に門型クレーンを走行可能
なように搭載した環状ガーダを昇降可能に取付
けるとともに、 固着単位塔体のガイドレールに沿つて上下動
するリフターを設け、 このリフターにより組立単位塔体を固着単位
塔体の上部近傍まで上昇させ、 この組立単位塔体5を門型クレーンで吊り上
げて固着単位塔体の上に据付けるようにしたも
のである。
本発明にかかる超高層塔の建設方法は、固着単
位塔体上に組立単位塔体を吊り上げるのではな
く、固着単位塔体の側面に沿つてリフターで運搬
し、門型クレーンで所定の所まで吊り上げるもの
であつて、この門型クレーンで吊り上げる距離は
かなり短い点に特徴がある。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第4図に基づき本発明による
超高層塔の建設方法の一実施例を説明する。
第1図は建設中の吊橋用超高層塔の正面図、第
2図は側面図、第3図は平面図である。
これらの図において、11a,11bは基台1
2上に取付けられた固着単位塔体で複数個の組立
単位塔体13を接合して構成され、その側面には
ガイドレール14が設けられるとともに、上部に
は昇降用滑車15a,15bが取付けられ、この
昇降用滑車15a,15bを利用してリフター1
6a,16bがガイドレール14に沿つて上下動
可能なように構成されている。そして、この固着
単位塔体11a,11bの上部には環状ガーダ1
7が昇降可能な塔付架台18により支持され、こ
の環状ガーダ17の上部には第3図に示すように
レール19に沿つて矢印A←→A′方向に走行可
能な如く門型クレーン20が塔載されている。な
お、21は固着単位塔体11a,11bを補強す
るための斜材である。
次に、第4図を参照して建設方法を説明する。
A) 第4図aに示すように塔付架台18を操作
して環状ガーダ17を固着単位塔体11aの上
端部まで移動させて支持するとともにリフター
16a上に組立単位塔体13aを搭載し、図示
しない装置によりこのリフター16aを上昇さ
せる。
B) そして、このリフター16aが第4図bに
示すように固着単位塔体11aの上端部近傍に
達すると門型クレーン20により、その組立単
位塔体13aを吊り上げる。このとき、他方の
リフター16bは下降し、このリフター16b
上に他の組立単位塔体13bを搭載する。
C) そして、門型クレーン20は、組立単位塔
体13aを吊り上げた状態で矢印A′方向に走
行し、この組立単位塔体13aを固着単位塔体
11a上に据付け、ボルト接合もしくは溶接に
より一体化し、この組立単位塔体13aは固着
単位塔体11aの一部となる。
D) この組立単位塔体13aの据付中に他方の
組立単位塔体13bはリフター16bにより上
昇させられる。(第4図c) E) そして、組立単位塔体13aの据付けが完
了すると、門型クレーン20は更にA′方向に
走行し、他方の組立単位塔体13bを吊り上
げ、これを固着単位塔体11b上へ据付ける。
(第4図d) F) このようにして固着単位塔体11a,11
bを上方へ組立てた後、第1図に示す昇降天秤
25a,25bを用いて環状ガーダー17を上
昇させる。上記作業を繰り返し行なつた後、第
4図eに示すように斜材21を構成するブロツ
ク22をリフター16a,16bを用いて上昇
させ門型クレーン20により斜材21を組立て
るのである。
なお、固着単位塔体11a,11bのガイドレ
ール14はあらかじめ組立単位塔体13a,13
bに付設してもよく、または固着単位塔体13
a,13bを固着単位塔体11a,11bの一部
として構成された後、リフター16a,16bに
より持上げて、その側面にボルトならびに溶接等
により取付けてもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明による
超高層塔の建設方法は、固着単位塔体上に据付組
立てられる組立単位塔体を固着単位塔体側部に設
けられたレールに沿つて上昇するリフターに搭載
して、これを持上げるようにした点に特徴があ
る。
従つて、組立単位塔体を固着単位塔体の上端部
に吊り上げるに際して、風力等が作用して固着単
位塔体と組立単位塔体が衝突する恐れがなく、作
業は安全確実で容易となるばかりでなく、一方の
組立単位塔体を据付中に他方の組立単位塔体を上
昇させることができ、そのため作業は迅速であ
り、大幅に工期を短縮することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明による超高層塔の建
設方法の一実施例を示すものであつて、第1図は
建設中の超高層塔の正面図、第2図はその側面
図、第3図は平面図、第4図a〜eは組立単位塔
体の据付順序説明図である。第5図は従来の超高
層塔の建設方法を示す正面図である。 1,12……基台、2,11a,11b……固
着単位塔体、3,14……ガイドレール、4……
クリーパークレーン、5,13……組立単位塔
体、15a,15b……昇降天秤、16a,16
b……リフター、17……環状ガーダ、18……
塔付架台、19……レール、20……門型クレー
ン、21……斜材、22……ブロツク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基台上に側部にガイドレールを有する固着単
    位塔体を取付け、該固着単位塔体に、門型クレー
    ンを走行可能な如く搭載した環状ガーダを昇降可
    能な如く取付けるとともに、前記固着単位塔体の
    ガイドレールに沿つて上下動するリフターを設
    け、該リフターにより組立単位塔体を前記固着単
    位塔体の上部近傍まで上昇させ、該組立単位塔体
    を前記門型クレーンで吊り上げて前記固着単位塔
    体上に据付けるようにしたことを特徴とする超高
    層塔の建設方法。
JP25833387A 1987-10-15 1987-10-15 超高層塔の建設方法 Granted JPH01102106A (ja)

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JP25833387A JPH01102106A (ja) 1987-10-15 1987-10-15 超高層塔の建設方法

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JP25833387A JPH01102106A (ja) 1987-10-15 1987-10-15 超高層塔の建設方法

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Publication Number Publication Date
JPH01102106A JPH01102106A (ja) 1989-04-19
JPH041124B2 true JPH041124B2 (ja) 1992-01-10

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JPH01102106A (ja) 1989-04-19

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