JPH09165160A - エレベーターの据付工法 - Google Patents

エレベーターの据付工法

Info

Publication number
JPH09165160A
JPH09165160A JP32901295A JP32901295A JPH09165160A JP H09165160 A JPH09165160 A JP H09165160A JP 32901295 A JP32901295 A JP 32901295A JP 32901295 A JP32901295 A JP 32901295A JP H09165160 A JPH09165160 A JP H09165160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hoistway
elevator
building
work
installing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32901295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3214325B2 (ja
Inventor
Shinichi Iwata
新一 岩田
Tadashi Suzuki
正 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP32901295A priority Critical patent/JP3214325B2/ja
Publication of JPH09165160A publication Critical patent/JPH09165160A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3214325B2 publication Critical patent/JP3214325B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Movable Scaffolding (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上方区画の下側に下方区画を逐次建設する建
物の昇降路に、建物の建設の進行に伴って据付作業を進
行させるエレベーターの据付工法を得る。 【解決手段】 建物16の上方区画108の上方昇降路208
の上方にエレベーターの機械室17機器を据付ける機
械室工程及び上方昇降路208下部に作業床22を仮設し
上方昇降路208にエレベーターの昇降路機器を据付ける
上方区画工程を設ける。また上方区画108の建設後に上
方区画108の下側に建設した建物の下方区画107〜101の
下方昇降路207〜201にエレベーターの昇降路機器を据付
ける下方区画工程を設け、建物16の建設工程に同調し
エレベーターの据付工事を進行する。 【効果】 建物の建設終了と前後してエレベーターの据
付作業が終了し、エレベーターの据付のために建物の工
期が長くなる不具合を解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地上近くで建物
の上方区画を建設してこの上方区画をジァッキアップし
た空間で、建物の上方区画の下方の区画を順次建設する
建設工法等であって、上方区画の下側に逐次下方区画が
建設される建物に対応したエレベーターの据付工法に関
する。
【0002】
【従来の技術】図19は、例えば特開平3−26728
3号公報に示された従来のエレベーターの据付工法を示
すエレベーター昇降路の概念的縦断面図である。図にお
いて、1は昇降路、2は昇降路1の上方に設けられた機
械室、3は昇降路1の下方に設けられたピット、4は昇
降路1下部の側壁に設けられた電動ウインチ、5は電動
ウインチ4の巻上索、6は昇降路1の下部から上部の全
長にわたって配置された本設用の案内レール、7は案内
レール6を機械室2の床に連結する吊金具である。
【0003】8は案内レール6に移動可能に係合された
作業台、9は機械室2の床に設置された本設用の機械
台、10は機械台9の上に設けられた本設用の巻上機か
らなる滑車装置で、制動機11及び駆動綱車からなる滑
車12が設けられている。13は機械台9に枢着されて
滑車装置10の下側に配置されたそらせ車、14は作業
台8に設けられた操作釦で、これにより電動ウインチ4
が運転される。15は作業台8の下部に設けられた非常
止め装置で、図示が省略してあるが機械室2に設けられ
た調速機の動作を介して制動動作する。
【0004】従来のエレベーターの据付工法は上記のよ
うな構成により、次に述べるような手順によって据付け
が行われる。すなわち、巻上索5を滑車12に巻掛けて
作業台8に連結する。また、作業台8は上、下の端部の
みが昇降路1端部に固定されて立設された案内レール6
に案内されて昇降する。そして、作業台8に作業員が乗
り操作釦14により電動ウインチ4を運転して作業台8
を昇降させて、案内レール6の中間部の芯出し及び固定
作業が行われる。
【0005】次いで、図示が省略してあるがエレベータ
ーの乗場用機器、すなわち乗場の敷居、三方枠、ハンガ
ーケース、乗場位置表示器、乗場の戸等の据付作業を行
う。そして、非常止め装置15を制動状態として作業台
8を固定し、つり合おもり(図示しない)を昇降路1下
部で組立てる。次に、図示が省略してあるが本設用の主
索を滑車装置10、すなわち本設の巻上機に巻掛けて、
作業台8の下部を形成した本設用のかごとつり合おもり
を連結する作業が行われ、試運転へと据付作業が進行す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの据付工法では、昇降路1が完成した後に案
内レール6、巻上機、作業台8の下部を形成した本設用
のかご等を据付用器材として搬入して据付作業が開始さ
れる。しかし、地上近くで建物の上方区画を建設してこ
の上方区画をジァッキアップした空間で、建物の上方区
画の下方の区画を順次建設する建物のジァッキアップ建
設工法の場合には、次に述べる問題点が生じる。すなわ
ち、建物の全部の区画がジァッキアップされて昇降路1
が完成した後にエレベーターの据付工事が開始されるの
で、エレベーターの完成が大幅に遅れて建物工期を徒に
遷延することになる。
【0007】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、上方区画の下側に逐次下方区画
が建設される建物の昇降路において、建物の建設の進行
に伴って据付作業を進行させるエレベーターの据付工法
を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ターの据付工法においては、エレベーターが設置される
建物の上方区画に形成された上方昇降路の上方にエレベ
ーターの機械室機器を据付ける機械室工程と、上方昇降
路下部に仮設された作業床を介して上方昇降路にエレベ
ーターの昇降路機器を据付ける上方区画工程と、上方区
画の建設後に上方区画の下側に建設された建物の下方区
画に形成された下方昇降路にエレベーターの昇降路機器
を据付ける下方区画工程とが設定される。
【0009】また、この発明に係るエレベーターの据付
工法においては、エレベーターが設置される建物の上方
区画に形成された上方昇降路の上方にエレベーターの機
械室機器を据付ける機械室工程と、上方昇降路下部に仮
設された作業床を介して上方昇降路にエレベーターの昇
降路機器を据付ける上方区画工程と、上方区画の建設後
に上方区画の下側に建設された建物の下方区画に形成さ
れた下方昇降路にエレベーターの昇降路機器を据付ける
下方区画工程と、上方昇降路に対応したエレベーターの
運転用機器を据付けて下方区画工程中にエレベーターを
運転する工事用運転工程とが設定される。
【0010】また、この発明に係るエレベーターの据付
工法においては、作業床を上方昇降路の下端部に仮設さ
れた仮設ピット体とし、この仮設ピット体に設けられた
緩衝器が装備される。
【0011】また、この発明に係るエレベーターの据付
工法においては、作業床を上方昇降路の下端部に仮設さ
れた仮設ピット体とし、建物に固定的に設けられたピッ
トから立設されて仮設ピット体を支持した支持台が設け
られる。
【0012】また、この発明に係るエレベーターの据付
工法においては、作業床を上方昇降路の下端部に仮設さ
れた仮設ピット体とし、上方昇降路の下端寄りに立設さ
れて所定の芯出し位置に配置された案内レールと仮設ピ
ット体の所定の芯出し位置に配置された下端案内レール
との間に形成された空所に配置される挿入案内レールが
設けられる。
【0013】また、この発明に係るエレベーターの据付
工法においては、作業床を上方昇降路の下端部に仮設さ
れた仮設ピット体とし、この仮設ピット体の固定部に設
けられて上方昇降路に立設されて所定位置に配置された
案内レールに対応した所定の芯出し位置に配置された芯
出し具が設けられる。
【0014】また、この発明に係るエレベーターの据付
工法においては、作業床が案内レールに対応して配置さ
れた引退凹所を有する区画体により構成される。
【0015】また、この発明に係るエレベーターの据付
工法においては、作業床を上方昇降路の下端部に仮設さ
れた仮設ピット体とし、建物に固定的に設けられたピッ
トから立設されて仮設ピット体を支持した支持台と、こ
の支持台から張設された据付位置基準となる芯出し用の
基準線とが設けられる。
【0016】また、この発明に係るエレベーターの据付
工法においては、作業床を上方昇降路の下端部に仮設さ
れた仮設ピット体とし、この仮設ピット体がエレベータ
ーの据付工程の終期に、建物に固定的に設けられたピッ
トに移動して固定される。
【0017】また、この発明に係るエレベーターの据付
工法においては、作業床が分割可能な構造からなる区画
体によって構成される。
【0018】また、この発明に係るエレベーターの据付
工法においては、作業床を上方昇降路の下端部に仮設さ
れた仮設ピット体とし、この仮設ピット体に設けられた
終点スイッチ及び上方昇降路を昇降するかごに設けられ
て終点スイッチを押圧するカムとが設けられる。
【0019】また、この発明に係るエレベーターの据付
工法においては、エレベーターが設置される建物の地上
近くで建設される上方区画に形成された上方昇降路の上
方にエレベーターの機械室機器を据付ける機械室工程
と、地上近くから仮設された作業足場を介して上方昇降
路にエレベーターの昇降路機器を据付ける上方区画工程
と、上方区画の建設後に上方区画の下側に建設された建
物の下方区画に形成された下方昇降路に地上近くから仮
設された作業足場を介してエレベーターの昇降路機器を
据付ける下方区画工程とが設定される。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1〜図7は、この発明の実施の形態の
一例を示す図で、図1は建物の工事及びエレベーターの
据付工事の進行状態を説明するエレベーター昇降路箇所
の概念的縦断面、図2は建物の工事及びエレベーターの
据付工事の他の進行状態を説明する図1相当図、図3も
建物の工事及びエレベーターの据付工事の他の進行状態
を説明する図1相当図、図4も建物の工事及びエレベー
ターの据付工事の他の進行状態を説明する図1相当図、
図5も建物の工事及びエレベーターの据付工事の他の進
行状態を説明する図1相当図、図6も建物の工事及びエ
レベーターの据付工事の他の進行状態を説明する図で、
一部破断して示す図1相当図、図7も建物の工事及びエ
レベーターの据付工事の他の進行状態を説明する図で、
一部破断して示す図1相当図である。
【0021】図において、16は8階建ての建物で、エ
レベーターの機械室17を含み第一昇降路208が形成
された8階からなる第一区画108、第二昇降路207
が形成された7階からなる第二区画107、第三昇降路
206が形成された6階からなる第三区画106、第四
昇降路205が形成された5階からなる第四区画10
5、第五昇降路204が形成された4階からなる第五区
画104、第六昇降路203が形成された3階からなる
第六区画103、第七昇降路202が形成された2階か
らなる第七区画102、及び第八昇降路201が形成さ
れた1階からなる第八区画101によって構成されてい
る。
【0022】なお、建物16はジァッキアップ建設工法
により建設され、地上近くで先ず第一区画108が建設
されて上方へジァッキアップされる。そして、第一区画
108の下方の空間で、第二区画107が建設されて第
一区画108と共に上方へジァッキアップされる。以下
同様に第三区画107よりも下方の区画が順次建設され
て上方の区画と共にジァッキアップされる。そして、建
物16の建設の進行によって所定階よりも上方の区画が
上方区画となり、また所定階よりも下方の区画が下方区
画となる。また、複数の区画が同時に建設されたり、複
数の区画が同時にジァッキアップされたりすることもあ
り得る。
【0023】18は機械室17に設けられたエレベータ
ーの制御盤、19は機械室17に設けられた巻上機、2
0は機械室17に設けられて建設の進行による機械室1
7の上昇に従って移動ケーブル(図示しない)を繰り出
す移動ケーブル繰り出し装置、21は昇降路のピット、
22は昇降路に仮設された作業床、23は作業床22の
上に設けられた作業足場、24は機械室17に仮設され
た揚重装置、25は階床に設けられた敷居、三方枠、ハ
ンガーケース等からなる乗場装置である。
【0024】26は上方区画の昇降路の下端部に仮設さ
れた仮設ピット体、27は昇降路に移動可能な手段によ
って仮設されて仮設ピット体26を支持した受け梁、2
8は仮設ピット体26に設けられた緩衝器台、29は緩
衝器台28に立設された緩衝器、30は昇降路に立設さ
れた案内レール、31はエレベーターのかご、32は巻
上機19に巻掛けられて昇降路に吊下された主索であ
る。
【0025】33はかご31に装着された主索繰出し装
置で、主索32の余裕部分が巻き込まれた巻胴が設けら
れている。34は機械室17に設けられた調速機(図示
しない)に巻掛けられて昇降路に吊下された調速ロー
プ、35はかご31に装着された調速ロープ繰出し装置
で、調速ロープ34の余裕部分が巻き込まれた巻胴が設
けられている。36はエレベーターのつり合おもりであ
る。
【0026】上記のような構成によって、次に述べるエ
レベーターの据付作業が行われる。すなわち、地上近く
で先ず第一区画108が建設されて上方へジァッキアッ
プされる。そして、この段階でエレベーターの機械室機
器を据付ける機械室工程の作業が行われる。すなわち、
機械室17に制御盤18、巻上機19が設置されて所要
の配線が行われる。また、移動ケーブル繰り出し装置2
0、揚重装置24及び図示が省略してあるが据付位置基
準の型板が仮設される。
【0027】また、第一区画108の下方の空間で、第
二区画107が建設され、すなわち躯体工事が行われ上
方へジァッキアップされる。さらに、第二区画107の
下方の空間で、第三区画106の建設、すなわち躯体工
事が行われる。この段階で図1に示す状態となり、第二
区画107の建物の間仕切り工事、電気工事、内装工事
等が行われれ、第一区画108では建物の主要な内装工
事等が終了していて第一昇降路208でエレベーターの
据付工事が行われる。
【0028】すなわち、図示が省略してあるが第一昇降
路208の頂部において乗場装置25、案内レール30
等の据付位置基準となる芯出し用のピアノ線が型板から
吊下される。また、ピット21から足場が組立てられて
第一昇降路208の下端部対応位置に作業床22が設け
られて、作業床22の上に作業足場23が組立てられ
る。次いで、作業床22での作業により揚重装置24を
使用して、第一昇降路208用の乗場装置25、案内レ
ール30等の機器が揚重される。
【0029】そして、ピアノ線を基準にして乗場装置2
5、案内レール30等の機器が所定位置に据付される。
このようにして、上方昇降路にエレベーターの昇降路機
器を据付ける上方区画工程の作業が行われる。次いで、
第三区画106よりも上方区画が上方へジァッキアップ
される。さらに、第三区画106の下方の空間で、第四
区画105が建設される。
【0030】この段階では図2に示す状態となり、作業
床22での作業により揚重装置24を使用して、第2昇
降路207用、すなわち上方区画の建設後に上方区画の
下側に建設された建物16の下方区画に形成された下方
昇降路用の乗場装置25、案内レール30等の機器が揚
重されて、第一昇降路208の場合と同様に据付けされ
る。このようにして、下方昇降路にエレベーターの昇降
路機器を据付ける下方区画工程の作業が行われる。
【0031】そして、第四区画105よりも上方区画が
上方へジァッキアップされる。さらに、第四区画105
の下方の空間で、第五区画104が建設される。この段
階では図3に示す状態となり、作業床22での作業によ
り揚重装置24を使用して、第3昇降路206用、すな
わち上方区画の建設後に上方区画の下側に建設された建
物16の下方区画に形成された下方昇降路用の乗場装置
25、案内レール30等の機器が揚重されて、第二昇降
路207の場合と同様に据付けされる。
【0032】以下、建設された建物16の区画が順次上
方へジァッキアップされて、第二昇降路207へのエレ
ベーターの昇降路機器の据付と同様に、下方昇降路にエ
レベーターの昇降路機器を据付ける下方区画工程の作業
が行われる。また、図5に示すように、第三昇降路20
6の下端部対応位置に、昇降路を上下に区分して仮設ピ
ット体26が受け梁27を介して設けられ、仮設ピット
体26に緩衝器台28、緩衝器29が装着されて図4に
示すような形態となる。
【0033】そして、第三昇降路206においてかご3
1が組立てられて案内レール30に移動可能に係合され
る。また、かご31には主索繰出し装置33、調速ロー
プ繰出し装置35が装着される。次いで、第三昇降路2
06においてつり合おもり36が組立てられて案内レー
ル30に移動可能に係合される。そして、巻上機19に
主索繰出し装置33の主索32を巻掛けてかご31とつ
り合おもり36を連結し、また調速ロープ繰出し装置3
5の調速ロープ34を吊設し、移動ケーブル繰り出し装
置33から移動ケーブルを繰り出してかご31に連結す
る。
【0034】このように、上方昇降路に対応したかご3
1、つり合おもり36、主索32等のエレベーターの運
転用機器を据付けて、図5に示す状態となりエレベータ
ーを運転する工事用運転工程の作業が仮設ピット体26
よりも下方の下方区画工程の作業中に行われる。これに
よって、第三昇降路206、すなわち6階から第一昇降
路208、すなわち8階の間でエレベーターを工事用と
して使用することができ、建物16の最終的工事を能率
化することができる。
【0035】そして、建物16の区画の上方ジァッキア
ップによって仮設ピット体26等が第四昇降路205の
下部対応位置へ移設されて、エレベーターを運転する工
事用運転工程の作業が行われる。これにより、第四昇降
路205、すなわち5階から第一昇降路208、すなわ
ち8階の間でエレベーターが工事用として使用される。
次いで、前述の建設された建物16の区画の上方ジァッ
キアップと同様に第七区画102がジァッキアップされ
て第八区画101が建設され、図6に示す状態となる。
【0036】そして、前述のエレベーターの昇降路機器
の据付と同様に、第六昇降路203にエレベーターの昇
降路機器を据付ける下方区画工程の作業が行われる。ま
た、仮設ピット体26、受け梁27、作業床22、作業
足場23が撤去されると共に、仮設ピット体26から緩
衝器台28、緩衝器29がピット21に移設されて図7
に示す状態となる。そして、図7の状態において前述の
エレベーターの昇降路機器の据付と同様に、第七昇降路
202、第八昇降路201にエレベーターの昇降路機器
を据付ける下方区画工程の作業が行われる。
【0037】このように、地上近くで建物16の上方区
画を建設してこの上方区画をジァッキアップした空間
で、建物16の上方区画の下方の区画を順次建設する建
物16のジァッキアップ建設工法の場合に、建物16の
上方区画のジァッキアップに同調してエレベーターの据
付工事が進行する。このため、建物16の建設終了と前
後してエレベーターの据付作業が終了するので、エレベ
ーターの据付のために建物工期が長くなる不具合を解消
することができる。
【0038】また、建物16の区画の上方ジァッキアッ
プにより上方昇降路に対応したエレベーターの運転用機
器を据付けて、下方区画工程の作業中にエレベーターを
運転する工事用運転工程の作業が行われる。このため、
建設された上方区画においてエレベーターを工事用とし
て使用することができる。したがって、建物16の最終
的工事を能率化することができる。
【0039】なお、図1〜図7の実施の形態において、
エレベーターの昇降路機器を据付ける上方区画工程の作
業中に建物16の建設工程の都合によっては、エレベー
ターの昇降路機器を据付ける下方区画工程の作業を併行
して実施することも可能である。これによって、エレベ
ーターの据付作業を促進することができる。また、上方
昇降路の下端部に仮設された仮設ピット体26及びこの
仮設ピット体26に緩衝器29が設けられて、エレベー
ターが工事用運転される。したがって、工事用運転中の
エレベーターの安全性を向上することができる。
【0040】実施の形態2.図8は、この発明の他の実
施の形態を示す図で、前述の図5相当図である。図にお
いて、図5と同符号は相当部分を示し、37は仮設ピッ
ト体26を支持する支持台であり、ピット21から立設
された柱体38及び柱体38の上端に設けられて仮設ピ
ット体26の下側に接して配置された受け材39により
構成されている。
【0041】上記のような構成によるエレベーターの据
付工法においても、建物16のジァッキアップ建設工法
の場合に、エレベーターの機械室機器を据付ける機械室
工程、上方昇降路にエレベーターの昇降路機器を据付け
る上方区画工程、下方昇降路にエレベーターの昇降路機
器を据付ける下方区画工程及び下方区画工程の作業中に
エレベーターを運転する工事用運転工程の作業が行われ
る。したがって、詳細な説明を省略するが図8の実施例
においても図1〜図7の実施の形態と同様な作用が得ら
れることは明白である。
【0042】また、図8の実施の形態において、ピット
21から立設された支持台37によって仮設ピット体2
6が支持される。このため、建物16の建設された区画
のジァッキアップに対して、仮設ピット体26が設置の
当初位置に保持される。したがって、建設された区画の
ジァッキアップに従って仮設ピット体26を下方へ移動
することなく、仮設ピット体26から次のエレベーター
の昇降路機器を据付ける下方区画工程の作業、また上方
の工事用運転工程の作業を行うことができ、エレベータ
ーの据付作業における手数を省くことができる。
【0043】実施の形態3.図9も、この発明の他の実
施の形態を示す図で、前述の図4のA部側面を拡大して
示す相当図である。図において、26は上方区画の昇降
路の下端部に仮設された仮設ピット体、27は昇降路に
移動可能な手段によって仮設されて仮設ピット体26を
支持した受け梁、28は仮設ピット体26に設けられた
緩衝器台、30は昇降路に立設されて所定の芯出し位置
に配置された案内レールである。
【0044】301は緩衝器台28に設けられた取付金
具に締結されて所定の芯出し位置に配置された下端案内
レール、302は図9に示すように建設された区画のジ
ァッキアップに従って、案内レール30と下端案内レー
ル301の間に立設される挿入案内レール、40は緩衝
器台28にねじ込まれて下端案内レール301の下面対
応位置に配置されたジァッキボルトからなる調整手段で
ある。
【0045】上記のような構成によるエレベーターの据
付工法においても、建物16のジァッキアップ建設工法
の場合に、エレベーターの機械室機器を据付ける機械室
工程、上方昇降路にエレベーターの昇降路機器を据付け
る上方区画工程、下方昇降路にエレベーターの昇降路機
器を据付ける下方区画工程及び下方区画工程の作業中に
エレベーターを運転する工事用運転工程の作業が行われ
る。したがって、詳細な説明を省略するが図9の実施例
においても図1〜図7の実施の形態と同様な作用が得ら
れることは明白である。
【0046】また、図9の実施の形態において、案内レ
ール30と下端案内レール301の間の連結用目板を取
外して、建物16の建設された区画のジァッキアップが
行われる。そして、案内レール30と下端案内レール3
01の両者の間に挿入案内レール302を挿入すること
により容易に挿入案内レール302を所定位置に立設す
ることができる。また、この場合に上記両者の間隔が挿
入案内レール302の長さに一致しないときに、調整手
段40によって上記両者の間隔を調整して、挿入案内レ
ール302を容易に挿入でき、エレベーターの据付作業
を能率化することができる。
【0047】実施の形態4.図10も、この発明の他の
実施の形態を示す図で、前述の図9に対応した平面図に
おける要部を拡大して示す相当図である。図において、
28は緩衝器台、29は緩衝器台28に設けられた緩衝
器、30は緩衝器台28の端部に配置された案内レール
30、41は緩衝器台28の端部に設けられた芯出し具
で、案内レール30の所定の芯出し位置に対応した位置
に締結されている。
【0048】上記のような構成によるエレベーターの据
付工法においても、建物16のジァッキアップ建設工法
の場合に、エレベーターの機械室機器を据付ける機械室
工程、上方昇降路にエレベーターの昇降路機器を据付け
る上方区画工程、下方昇降路にエレベーターの昇降路機
器を据付ける下方区画工程及び下方区画工程の作業中に
エレベーターを運転する工事用運転工程の作業が行われ
る。したがって、詳細な説明を省略するが図10の実施
例においても図1〜図7の実施の形態と同様な作用が得
られることは明白である。
【0049】また、図10の実施の形態において、緩衝
器台28の端部に設けられた芯出し具41により、建物
16の建設された区画のジァッキアップによって緩衝器
台28の直上に配置される案内レール30の下端を所定
の立設位置に容易に配置することができる。このため、
案内レール30の下端を容易に所定位置に立設すること
ができ、エレベーターの据付作業を能率化することがで
きる。
【0050】実施の形態5.図11も、この発明の他の
実施の形態を示す図で、前述の図1の昇降路の要部を横
断して示す拡大平面図相当図である。図において、図1
と同符号は相当部分を示し、42は仮設された作業床2
2からなる区画体420の縁部に設けられた引退凹所
で、立設された案内レール30のそれぞれに対応して配
置されている。43は仮設された区画体420の上面に
設けられたねじ孔からなる吊上げ用締結部である。
【0051】上記のような構成によるエレベーターの据
付工法においても、建物16のジァッキアップ建設工法
の場合に、エレベーターの機械室機器を据付ける機械室
工程、上方昇降路にエレベーターの昇降路機器を据付け
る上方区画工程、下方昇降路にエレベーターの昇降路機
器を据付ける下方区画工程及び下方区画工程の作業中に
エレベーターを運転する工事用運転工程の作業が行われ
る。したがって、詳細な説明を省略するが図11の実施
例においても図1〜図7の実施の形態と同様な作用が得
られることは明白である。
【0052】また、図11の実施の形態において、仮設
された区画体420の縁部に立設された案内レール30
に対応して引退凹所42が設けられる。このため、区画
体420の上方の案内レール30の下端に区画体420
の下方の案内レール30の上端を連結する場合に、引退
凹所42を介して容易に連結作業を行うことができる。
また、建物16の建設された区画のジァッキアップによ
って区画体420を移動させる場合には、吊上げ用締結
部43を介して容易に区画体420を吊上げることがで
きる。
【0053】したがって、案内レール30の区画体42
0箇所における連結作業、区画体420の移動作業を容
易に行うことができ、エレベーターの据付作業を能率化
することができる。また、図11の実施の形態における
区画体420が仮設ピット体26からなるものとして
も、同様な作用を得ることができる。なお、区画体42
0は上方区画工程に対応した上方昇降路の下端寄りに設
けられ、上方昇降路と上方昇降路よりも下方の昇降路と
を区画する。
【0054】実施の形態6.図12も、この発明の他の
実施の形態を示す図で、前述の図8相当図である。図に
おいて、図8と同符号は相当部分を示し、44は支持台
37の受け材39に設けられて据付位置基準となる上部
型板、45はピット21に設けられて据付位置基準とな
る下部型板、46はピアノ線からなり44と下部型板4
5の間に張設されて据付位置基準線となる芯出し用の基
準線である。
【0055】上記のような構成によるエレベーターの据
付工法においても、建物16のジァッキアップ建設工法
の場合に、エレベーターの機械室機器を据付ける機械室
工程、上方昇降路にエレベーターの昇降路機器を据付け
る上方区画工程、下方昇降路にエレベーターの昇降路機
器を据付ける下方区画工程及び下方区画工程の作業中に
エレベーターを運転する工事用運転工程の作業が行われ
る。したがって、詳細な説明を省略するが図12の実施
例においても図1〜図7の実施の形態と同様な作用が得
られることは明白である。
【0056】また、図12の実施の形態において、上部
型板44と下部型板45の両者が設けられて、これらの
両者間に基準線46が張設されるので、仮設ピット体2
6よりも下方昇降路にエレベーターの昇降路機器を据付
ける下方区画工程の作業を容易に行うことができる。こ
れによって、エレベーターの据付作業を能率化すること
ができる。
【0057】実施の形態7.図13も、この発明の他の
実施の形態を示す図で、前述の図7のB部を拡大して示
す相当図である。図において、図7と同符号は相当部分
を示し、26は仮設ピット体で、エレベーターの据付工
程の終期に移動されてピット21に設置される。47は
仮設ピット体26の縁部とピット21との隙間に充填さ
れたモルタルである。
【0058】上記のような構成によるエレベーターの据
付工法においても、建物16のジァッキアップ建設工法
の場合に、エレベーターの機械室機器を据付ける機械室
工程、上方昇降路にエレベーターの昇降路機器を据付け
る上方区画工程、下方昇降路にエレベーターの昇降路機
器を据付ける下方区画工程及び下方区画工程の作業中に
エレベーターを運転する工事用運転工程の作業が行われ
る。したがって、詳細な説明を省略するが図13の実施
例においても図1〜図7の実施の形態と同様な作用が得
られることは明白である。
【0059】また、図13の実施の形態において、仮設
ピット体26が移動されピット21に設置されて本設用
のピットが形成される。このため、仮設ピット体26の
撤去、廃材としての処分の手数を省くことができる。こ
れによって、エレベーターの据付作業を能率化すること
ができる。
【0060】実施の形態8.図14も、この発明の他の
実施の形態を示す図で、前述の図11相当図である。図
において、図11と同符号は相当部分を示し、四分割さ
れて形成された作業床22からなる区画体420で、図
14において左右に分割された分割片421及び分割片
422と、分割片421及び分割片422の図14にお
ける上縁部が分割された分割片423及び分割片424
とが分離可能に組立てられて形成される。
【0061】上記のような構成によるエレベーターの据
付工法においても、建物16のジァッキアップ建設工法
の場合に、エレベーターの機械室機器を据付ける機械室
工程、上方昇降路にエレベーターの昇降路機器を据付け
る上方区画工程、下方昇降路にエレベーターの昇降路機
器を据付ける下方区画工程及び下方区画工程の作業中に
エレベーターを運転する工事用運転工程の作業が行われ
る。したがって、詳細な説明を省略するが図14の実施
例においても図1〜図7の実施の形態、また図11の実
施の形態と同様な作用が得られることは明白である。
【0062】また、図14の実施の形態において、区画
体420が分割可能に構成されているので建物16の建
設された区画のジァッキアップによって区画体420を
移動させる場合、またエレベーターの据付工事終了時に
撤去する場合に、区画体420を分割して容易に移動さ
せることができる。これによって、エレベーターの据付
作業を能率化することができる。
【0063】また、図14の実施の形態における区画体
420が仮設ピット体26からなるものとしても、同様
な作用を得ることができる。なお、区画体420は上方
区画工程に対応した上方昇降路の下端寄りに設けられ、
上方昇降路と上方昇降路よりも下方の昇降路とを区画す
る。
【0064】実施の形態9.図15及び図16も、この
発明の他の実施の形態を示す図で、図15は前述の図1
1のC部を拡大して示す相当図、図16は図15の右側
面に対応する図である。図において、図5又は図11と
同符号は相当部分を示し、48はかご31の柱に一端が
締結されて突出した取付腕、49は取付腕48の突出端
に締結されたカム、50は一側が仮設ピット26に締結
されてカム49に対向して配置された取付金具、51は
取付金具50のカム49との対向部に装着されて作動部
がカム49に押圧される終点スイッチである。
【0065】上記のような構成によるエレベーターの据
付工法においても、建物16のジァッキアップ建設工法
の場合に、エレベーターの機械室機器を据付ける機械室
工程、上方昇降路にエレベーターの昇降路機器を据付け
る上方区画工程、下方昇降路にエレベーターの昇降路機
器を据付ける下方区画工程及び下方区画工程の作業中に
エレベーターを運転する工事用運転工程の作業が行われ
る。したがって、詳細な説明を省略するが図15及び図
16の実施例においても図1〜図7の実施の形態、また
図11の実施の形態と同様な作用が得られることは明白
である。
【0066】また、図15及び図16の実施の形態にお
いて、終点スイッチ51が仮設ピット26に装着されて
いるので、建物16の建設された区画のジァッキアップ
に従って、案内レール30に終点スイッチ51を装着し
た場合のように仮設ピット26に対して上昇することが
ない。そして、建設された区画のジァッキアップに関わ
らず、エレベーターの工事用運転における行程の下部終
端対応位置に配置される。したがって、建設された区画
がジァッキアップされても終点スイッチ51を下方へ移
動する必要がなく、エレベーターの据付の手数を省くこ
とができ、据付作業を能率化することができる。
【0067】実施の形態10.図17及び図18も、こ
の発明の他の実施の形態を示す図で、図17は前述の図
1相当図、図18は図17の建物の躯体工事におけるエ
レベーター昇降路の構成を説明した横断平面図である。
図において、図1〜図7と同符号は相当部分を示し、2
08は建物の第一区画108建設によって形成された第
一昇降路で、四隅を構成する鉄骨柱52、機械室17及
び第一区画108の床面寄りに配置されて互いに対向し
た鉄骨柱52を連結した桁材53、乗場装置25装着箇
所の三方枠位置における両側に設けられて上下の桁材5
3相互を連結して配置された連結材54によって形成さ
れている。
【0068】上記のような構成によるエレベーターの据
付工法において、建物の第一区画108建設によって形
成された第一昇降路208で、建物の第一区画108の
躯体工事の終了を待たず、エレベーターの機械室機器を
据付ける機械室工程の作業が行われる。すなわち、機械
室17に制御盤18、巻上機19が設置されて所要の配
線が行われる。また、移動ケーブル繰り出し装置20、
揚重装置24及び図示が省略してあるが据付位置基準の
型板が仮設される。
【0069】そして、第一昇降路208の頂部において
乗場装置25、案内レール30等の据付位置基準となる
芯出し用のピアノ線が型板から吊下される。次いで、ピ
ット21から作業足場23が組立てられる。次いで、作
業足場23での作業により揚重装置24を使用して、第
一昇降路208用の乗場装置25、案内レール30等の
機器が揚重される。
【0070】そして、ピアノ線を基準にして乗場装置2
5、案内レール30等の機器が所定位置に据付され、ま
た緩衝器台28、緩衝器29がピット21に装着されて
図17に示す状態となる。このようにして、第一昇降路
208にエレベーターの昇降路機器を据付ける上方区画
工程の作業が行われる。そして、第一区画108の建物
の躯体工事が終了すると第一区画108が上方へジァッ
キアップされる。
【0071】また、第一区画108の下方の空間で、第
二区画107の躯体工事が行われて、第一昇降路208
で実施されたエレベーターの昇降路機器を据付ける上方
区画工程と同様な作業が行われ、また第二区画107の
建物の躯体工事が終了すると第二区画107が上方へジ
ァッキアップされる。さらに、以下同様に第二区画10
7の下方の空間で、第三区画106の建設、すなわち躯
体工事及びエレベーターの昇降路機器の据付け作業が行
われる。そして、前述の図1〜図7の実施の形態と同様
に建物の区画建設の進行に同調してエレベーターの据付
作業が進行する。
【0072】上記のような構成によるエレベーターの据
付工法においても、建物16のジァッキアップ建設工法
の場合に、エレベーターの機械室機器を据付ける機械室
工程、上方昇降路にエレベーターの昇降路機器を据付け
る上方区画工程、下方昇降路にエレベーターの昇降路機
器を据付ける下方区画工程及び下方区画工程の作業中に
エレベーターを運転する工事用運転工程の作業が行われ
る。したがって、詳細な説明を省略するが図17及び図
18の実施の形態においても図1〜図7の実施の形態と
同様な作用が得られることは明白である。
【0073】また、図17及び図18の実施の形態にお
いて、地上近くで建設される第一区画108にピット2
1から仮設された作業足場23により、すなわち地上近
くでの作業によりエレベーターの機械室機器を据付ける
機械室工程の作業及び第一昇降路208にエレベーター
の昇降路機器を据付ける上方区画工程の作業が行われ
る。このため、これらの作業を安全に行うことができ、
また建物の建設行程の早期にエレベーターの機械室工
程、昇降路にエレベーターの昇降路機器を据付ける上方
区画工程の作業を行うことができる。
【0074】したがって、建物の建設が数区画進行した
段階で、早期にエレベーターを運転する工事用運転工程
の作業を行うことができ、エレベーターを工事用運転す
ることができる。これにより、建物16の最終的工事を
能率化することができる。また、ピット21から仮設す
る足場等の仮設資材を少なくすることができ、エレベー
ターの据付の手数を省くことができ、据付作業を能率化
することができる。
【0075】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、エレベ
ーターが設置される建物の上方区画に形成された上方昇
降路の上方にエレベーターの機械室機器を据付ける機械
室工程と、上方昇降路下部に仮設された作業床を介して
上方昇降路にエレベーターの昇降路機器を据付ける上方
区画工程と、上方区画の建設後に上方区画の下側に建設
された建物の下方区画に形成された下方昇降路にエレベ
ーターの昇降路機器を据付ける下方区画工程とを設定し
たものである。
【0076】このように、建物の上方区画に対してエレ
ベーターの機械室工程及び上方区画工程の作業が行わ
れ、上方区画の建設後に下側に建設される下方区画にお
いてエレベーターの下方区画工程の作業が行われる。こ
のため、建物の建設工程に同調してエレベーターの据付
工事が進行するので、建物の建設終了と前後してエレベ
ーターの据付作業が終了する。したがって、エレベータ
ーの据付のために建物の工期が長くなる不具合を解消す
る効果がある。
【0077】また、この発明は以上説明したように、エ
レベーターが設置される建物の上方区画に形成された上
方昇降路の上方にエレベーターの機械室機器を据付ける
機械室工程と、上方昇降路下部に仮設された作業床を介
し上方昇降路にエレベーターの昇降路機器を据付ける上
方区画工程と、上方区画の建設後に上方区画の下側に建
設された建物の下方区画に形成された下方昇降路にエレ
ベーターの昇降路機器を据付ける下方区画工程と、上方
昇降路に対応したエレベーターの運転用機器を据付け下
方区画工程中にエレベーターを運転する工事用運転工程
とを設定したものである。
【0078】このように、建物の上方区画に対してエレ
ベーターの機械室工程及び上方区画工程の作業が行わ
れ、上方区画の建設後に下側に建設される下方区画にお
いてエレベーターの下方区画工程の作業が行われる。こ
のため、建物の建設工程に同調してエレベーターの据付
工事が進行するので、建物の建設終了と前後してエレベ
ーターの据付作業が終了する。したがって、エレベータ
ーの据付のために建物の工期が長くなる不具合を解消す
る効果がある。
【0079】また、上方昇降路にエレベーターの昇降路
機器を据付ける上方区画工程の後に上方昇降路に対応し
たエレベーターの運転用機器を据付けて、下方区画工程
の作業中にエレベーターを運転する工事用運転工程の作
業を行う。これによって、建設された上方区画において
エレベーターを工事用として使用することができて、建
物の最終的工事を能率化する効果がある。
【0080】また、この発明は以上説明したように、作
業床を上方昇降路の下端部に仮設された仮設ピット体と
し、この仮設ピット体に設けられた緩衝器を装備したも
のである。これによって、上方昇降路の下端部に仮設ピ
ット体及び緩衝器とを設けた状態でエレベーターが工事
用運転される。したがって、工事用運転中のエレベータ
ーの安全性を向上する効果がある。
【0081】また、この発明は以上説明したように、作
業床を上方昇降路の下端部に仮設された仮設ピット体と
し、建物に固定的に設けられたピットから立設されて仮
設ピット体を支持した支持台を設けたものである。この
ため、建物に建設された区画の上方への相対変位に対し
て、仮設ピット体が設置の当初位置に保持される。した
がって、建物の建設進行による区画の上方への相対変位
に対して、仮設ピット体を下方へ移動することなく、仮
設ピット体から上方の工事用運転工程の作業を行うこと
ができ、エレベーターの据付作業を省力化する効果があ
る。
【0082】また、この発明は以上説明したように、作
業床を上方昇降路の下端部に仮設された仮設ピット体と
し、建設された区画の上方への相対変位により、上方昇
降路の下端寄りに立設されて所定の芯出し位置に配置さ
れた案内レールと仮設ピット体の所定の芯出し位置に配
置された下端案内レールとの間に形成された空所に配置
される挿入案内レールとを設けたものである。これによ
って、案内レールと下端案内レールの間に挿入案内レー
ルを挿入することにより容易に挿入案内レールを所定位
置に立設することができ、エレベーターの据付作業を能
率化する効果がある。
【0083】また、この発明は以上説明したように、作
業床を上方昇降路の下端部に仮設された仮設ピット体と
し、この仮設ピット体の固定部に設けられて上方昇降路
に立設されて所定位置に配置された案内レールに対応し
た所定の芯出し位置に配置された芯出し具を設けたもの
である。これによって、芯出し具により仮設ピット体近
くに配置される案内レールの下端を容易に所定の立設位
置に配置することができ、エレベーターの据付作業を能
率化する効果がある。
【0084】また、この発明は以上説明したように、作
業床を案内レールに対応して配置された引退凹所を有す
る区画体によって構成したものである。これによって、
区画体の上方の案内レールの下端に区画体の下方の案内
レールの上端を連結する場合に、引退凹所を介して容易
に連結作業を行うことができる。したがって、案内レー
ルの区画体箇所における連結作業、区画体の移動作業を
容易に行うことができ、エレベーターの据付作業を能率
化する効果がある。
【0085】また、この発明は以上説明したように、作
業床を上方昇降路の下端部に仮設された仮設ピット体と
し、建物に固定的に設けられたピットから立設されて仮
設ピット体を支持した支持台と、この支持台から張設さ
れて据付位置基準となる芯出し用の基準線とを設けたも
のである。
【0086】このため、建物の建設された区画の上方変
位に対して、仮設ピット体が設置の当初位置に保持さ
れ、また支持台から基準線が張設される。したがって、
建物の建設進行による区画の上方変位に対して、仮設ピ
ット体を下方へ移動することなく、仮設ピット体から上
方の工事用運転工程の作業を行うことができ、また基準
線により仮設ピット体よりも下方昇降路にエレベーター
の昇降路機器を据付ける下方区画工程の作業を容易に行
うことができ、エレベーターの据付作業を省力化する効
果がある。
【0087】また、この発明は以上説明したように、作
業床を上方昇降路の下端部に仮設された仮設ピット体と
し、この仮設ピット体をエレベーターの据付工程の終期
に建物に固定的に設けられたピットに移動して固定する
ものである。これによって、仮設ピット体の撤去、廃材
としての処分の手数を省くことができ、エレベーターの
据付作業を能率化する効果がある。
【0088】また、この発明は以上説明したように、作
業床を分割可能な構造からなる区画体によって構成した
ものである。これによって、建物の建設進行により区画
体を移動させる場合、またエレベーターの据付工事終了
時に撤去する場合に、区画体を分割して容易に移動させ
ることができ、エレベーターの据付作業を能率化する効
果がある。
【0089】また、この発明は以上説明したように、作
業床を上方昇降路の下端部に仮設された仮設ピット体と
し、この仮設ピット体に設けられた終点スイッチ及び上
方昇降路を昇降するかごに設けられて終点スイッチを押
圧するカムとを設けたものである。これによって、建物
の建設進行により終点スイッチが仮設ピットに対して上
昇することがなく、エレベーターの工事用運転における
行程の下部終端対応位置に配置される。したがって、エ
レベーターの据付の手数を省くことができ、据付作業を
能率化する効果がある。
【0090】また、この発明は以上説明したように、エ
レベーターが設置される建物の地上近くで建設される上
方区画に形成された上方昇降路の上方にエレベーターの
機械室機器を据付ける機械室工程と、地上近くから仮設
された作業足場を介して上方昇降路にエレベーターの昇
降路機器を据付ける上方区画工程と、上方区画の建設後
に上方区画の下側に建設された建物の下方区画に形成さ
れた下方昇降路に地上近くから仮設された作業足場を介
してエレベーターの昇降路機器を据付ける下方区画工程
とを設定したものである。
【0091】このように、地上近くで建設される上方区
画に地上近くでの作業によりエレベーターの機械室機器
を据付ける機械室工程の作業及び上方区画の昇降路にエ
レベーターの昇降路機器を据付ける上方区画工程の作業
が行われる。このため、これらの作業を安全に行うこと
ができ、また建物の建設行程の早期にエレベーターの機
械室工程、昇降路にエレベーターの昇降路機器を据付け
る上方区画工程の作業を行うことができる。
【0092】したがって、エレベーターの据付のために
建物の工期が長くなる不具合を解消する効果がある。ま
た、足場等の仮設資材を減少することができ、エレベー
ターの据付の手数を省くことができ、据付作業を安全
化、能率化する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、建物の
工事及びエレベーターの据付工事の進行状態を説明する
エレベーター昇降路箇所の概念的縦断面。
【図2】 建物の工事及びエレベーターの据付工事の他
の進行状態を説明する図1相当図。
【図3】 建物の工事及びエレベーターの据付工事の他
の進行状態を説明する図1相当図。
【図4】 建物の工事及びエレベーターの据付工事の他
の進行状態を説明する図1相当図。
【図5】 建物の工事及びエレベーターの据付工事の他
の進行状態を説明する図1相当図。
【図6】 建物の工事及びエレベーターの据付工事の他
の進行状態を説明する図で、一部破断して示す図1相当
図。
【図7】 建物の工事及びエレベーターの据付工事の他
の進行状態を説明する図で、一部破断して示す図1相当
図。
【図8】 この発明の実施の形態2を示す図で、前述の
図5相当図。
【図9】 この発明の実施の形態3を示す図で、前述の
図4のA部側面を拡大して示す相当図。
【図10】 この発明の実施の形態4を示す図で、前述
の図9に対応した平面図における要部を拡大して示す相
当図。
【図11】 この発明の実施の形態5を示す図で、前述
の図1の昇降路の要部を横断して示す拡大平面図相当
図。
【図12】 この発明の実施の形態6を示す図で、前述
の図8相当図。
【図13】 この発明の実施の形態8を示す図で、前述
の図7のB部を拡大して示す相当図。
【図14】 この発明の実施の形態9を示す図で、前述
の図11相当図。
【図15】 この発明の実施の形態10を示す図で、前
述の図11のC部を拡大して示す相当図。
【図16】 図15の右側面に対応する図。
【図17】 この発明の実施の形態11を示す図で、前
述の図1相当図。
【図18】 図17の建物の躯体工事におけるエレベー
ター昇降路の構成を説明した横断平面図。
【図19】 従来のエレベーターの据付工法を示すエレ
ベーター昇降路の概念的縦断面図。
【符号の説明】 16 建物、17 機械室、21 ピット、22 作業
床、23 作業足場、26 仮設ピット体、29 緩衝
器、30 案内レール、31 かご、301下端案内レ
ール、302 挿入案内レール、37 支持台、41
芯出し具、42 引退凹所、420 区画体、46 基
準線、49 カム、51 終点スイッチ。 上方区画‥‥108 第一区画。 下方区画、ただし建物の建設の進行により順次上方区画
となる‥‥107 第二区画、106 第三区画、10
5 第四区画、104 第五区画、103 第六区画、
102 第7区画。 下方区画‥‥101 第八区画。 上方昇降路‥‥208 第一昇降路。 下方昇降路、ただし建物の建設の進行により順次上方昇
降路となる‥‥207第二昇降路、206 第三昇降
路、205 第四昇降路、204 第五昇降路、203
第六昇降路、202 第7昇降路。 下方昇降路‥‥201 第八昇降路。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーターが設置される建物の上方区
    画に形成された上方昇降路の上方に上記エレベーターの
    機械室機器を据付ける機械室工程と、上記上方昇降路下
    部に仮設された作業床を介して上記上方昇降路に上記エ
    レベーターの昇降路機器を据付ける上方区画工程と、上
    記上方区画の建設後に上記上方区画の下側に建設された
    上記建物の下方区画に形成された下方昇降路に上記エレ
    ベーターの昇降路機器を据付ける下方区画工程とを設定
    したエレベーターの据付工法。
  2. 【請求項2】 エレベーターが設置される建物の上方区
    画に形成された上方昇降路の上方に上記エレベーターの
    機械室機器を据付ける機械室工程と、上記上方昇降路下
    部に仮設された作業床を介して上記上方昇降路に上記エ
    レベーターの昇降路機器を据付ける上方区画工程と、上
    記上方区画の建設後に上記上方区画の下側に建設された
    上記建物の下方区画に形成された下方昇降路に上記エレ
    ベーターの昇降路機器を据付ける下方区画工程と、上記
    上方昇降路に対応した上記エレベーターの運転用機器を
    据付けて上記下方区画工程中に上記エレベーターを運転
    する工事用運転工程とを設定したエレベーターの据付工
    法。
  3. 【請求項3】 作業床を上方昇降路の下端部に仮設され
    た仮設ピット体とし、この仮設ピット体に設けられた緩
    衝器を備えたことを特徴とする請求項2記載のエレベー
    ターの据付工法。
  4. 【請求項4】 作業床を上方昇降路の下端部に仮設され
    た仮設ピット体とし、建物に固定的に設けられたピット
    から立設されて上記仮設ピット体を支持した支持台を備
    えたことを特徴とする請求項2記載のエレベーターの据
    付工法。
  5. 【請求項5】 作業床を上方昇降路の下端部に仮設され
    た仮設ピット体とし、上記上方昇降路の下端寄りに立設
    されて所定の芯出し位置に配置された案内レールと上記
    仮設ピット体の所定の芯出し位置に配置された下端案内
    レールの間に形成された空所に配置される挿入案内レー
    ルを備えたことを特徴とする請求項2記載のエレベータ
    ーの据付工法。
  6. 【請求項6】 作業床を上方昇降路の下端部に仮設され
    た仮設ピット体とし、この仮設ピット体の固定部に設け
    られて上記上方昇降路に立設されて所定位置に配置され
    た案内レールに対応した所定の芯出し位置に配置された
    芯出し具を備えたことを特徴とする請求項2記載のエレ
    ベーターの据付工法。
  7. 【請求項7】 作業床を案内レールに対応して配置され
    た引退凹所を有する区画体としたことを特徴とする請求
    項2記載のエレベーターの据付工法。
  8. 【請求項8】 作業床を上方昇降路の下端部に仮設され
    た仮設ピット体とし、建物に固定的に設けられたピット
    から立設されて上記仮設ピット体を支持した支持台と、
    この支持台から張設された据付位置基準となる芯出し用
    の基準線とを備えたことを特徴とする請求項2記載のエ
    レベーターの据付工法。
  9. 【請求項9】 作業床を上方昇降路の下端部に仮設され
    た仮設ピット体とし、この仮設ピット体をエレベーター
    の据付工程の終期に、建物に固定的に設けられたピット
    に移動して固定したことを特徴とする請求項2記載のエ
    レベーターの据付工法。
  10. 【請求項10】 作業床を分割可能に構成され区画体と
    したことを特徴とする請求項2記載のエレベーターの据
    付工法。
  11. 【請求項11】 作業床を上方昇降路の下端部に仮設さ
    れた仮設ピット体とし、この仮設ピット体に設けられた
    終点スイッチ及び上記上方昇降路を昇降するかごに設け
    られて上記終点スイッチを押圧するカムとを備えたこと
    を特徴とする請求項2記載のエレベーターの据付工法。
  12. 【請求項12】 エレベーターが設置される建物の地上
    近くで建設される上方区画に形成された上方昇降路の上
    方に上記エレベーターの機械室機器を据付ける機械室工
    程と、上記地上近くから仮設された作業足場を介して上
    記上方昇降路に上記エレベーターの昇降路機器を据付け
    る上方区画工程と、上記上方区画の建設後に上記上方区
    画の下側に建設された上記建物の下方区画に形成された
    下方昇降路に上記地上近くから仮設された作業足場を介
    して上記エレベーターの昇降路機器を据付ける下方区画
    工程とを設定したエレベーターの据付工法。
JP32901295A 1995-12-18 1995-12-18 エレベーターの据付工法 Expired - Fee Related JP3214325B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32901295A JP3214325B2 (ja) 1995-12-18 1995-12-18 エレベーターの据付工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32901295A JP3214325B2 (ja) 1995-12-18 1995-12-18 エレベーターの据付工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09165160A true JPH09165160A (ja) 1997-06-24
JP3214325B2 JP3214325B2 (ja) 2001-10-02

Family

ID=18216619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32901295A Expired - Fee Related JP3214325B2 (ja) 1995-12-18 1995-12-18 エレベーターの据付工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3214325B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011246229A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 仮設ピットの設置方法
JPWO2020035933A1 (ja) * 2018-08-16 2020-08-27 三菱電機株式会社 エレベーターの揚程延長技術の適用方法
WO2021233504A1 (de) * 2020-05-18 2021-11-25 Gebhardt Foerdertechnik Gmbh Verfahren zur errichtung eines aufzugs und aufzug

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011246229A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 仮設ピットの設置方法
JPWO2020035933A1 (ja) * 2018-08-16 2020-08-27 三菱電機株式会社 エレベーターの揚程延長技術の適用方法
CN112566864A (zh) * 2018-08-16 2021-03-26 三菱电机株式会社 施工用电梯的扬程延长技术的应用方法
WO2021233504A1 (de) * 2020-05-18 2021-11-25 Gebhardt Foerdertechnik Gmbh Verfahren zur errichtung eines aufzugs und aufzug

Also Published As

Publication number Publication date
JP3214325B2 (ja) 2001-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2490973B1 (en) Method in the manufacture of an elevator
JPH09165160A (ja) エレベーターの据付工法
JP4251921B2 (ja) エレベーター装置
JP2001335255A (ja) エレベーターの据付工法及びエレベーターの据付用ユニット
JP3920527B2 (ja) 工事用エレベータ
JP2612258B2 (ja) エレベータ据付工事工法
JP2674392B2 (ja) 油圧エレベーターの据付工法
JP2001163546A (ja) マシンルームレスエレベータの据え付け工法
JPH0747453B2 (ja) エレベータの据付工法
JPH021066B2 (ja)
JP4037735B2 (ja) エレベータ構築方法
JPH11117523A (ja) エレベータパーキング用昇降作業台とこれを用いた工法
JPH10218527A (ja) 仮設エレベーター及びその据付方法
JP2939064B2 (ja) エレベータの据付用型板
JPH0470232B2 (ja)
JPH0747452B2 (ja) エレベータの据付工法
CN118390787A (zh) 一种造楼机及其施工方法
JP3347968B2 (ja) 油圧エレベータの据付方法
JPH05201648A (ja) エレベータの据付方法
CN118083742A (zh) 一种顶模体系用升降机搭建方法
JPH03267283A (ja) エレベータの据付方法
JPS5912064A (ja) エレベ−タの据付工法
JPH0776473A (ja) エレベータの据付装置及び据付工法
JPH072453A (ja) 昇降機の改造方法
JPH09235082A (ja) エレベータの改修方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees