JPH04109138U - 養生シート - Google Patents

養生シート

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JPH04109138U
JPH04109138U JP1873191U JP1873191U JPH04109138U JP H04109138 U JPH04109138 U JP H04109138U JP 1873191 U JP1873191 U JP 1873191U JP 1873191 U JP1873191 U JP 1873191U JP H04109138 U JPH04109138 U JP H04109138U
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JP
Japan
Prior art keywords
cut
sheet
adhesive
paper
laminated
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Pending
Application number
JP1873191U
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English (en)
Inventor
皖伸 大村
Original Assignee
特種製紙株式会社
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Publication date
Application filed by 特種製紙株式会社 filed Critical 特種製紙株式会社
Priority to JP1873191U priority Critical patent/JPH04109138U/ja
Publication of JPH04109138U publication Critical patent/JPH04109138U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築途上の建物の床面、壁面の保護に使用
し、高度の耐衝撃性を有し、取扱が容易で、保管、運搬
が簡便な養生シートの開発を目的とする。 【構成】 合成樹脂層1を坪量100〜1000g/m
2の厚紙もしくは積層紙2の表面に設け、エンボス処理
したシートを、厚味0.5〜10mmの発泡プラスチッ
クシート4と粘着剤、もしくは接着剤層3を介して積層
し、適当な大きさにカットし、折り畳み可能となるよう
に筋押し処理5を施すか、またはカットした部分をテー
プ6でつなぐ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築途中の建物の床面、壁面などの保護に使用する養生シートに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
建築途上の建物の床面、壁面などの保護を目的として使用する養生シートは通 常、紙の両面に合成樹脂フィルムを貼合し、エンボス処理を施した巾90〜10 0cm、長さ30〜50mの巻取りが多く、建築現場で適当な大きさにカットし て使用している。この場合養生シートの目付量(米坪)は150〜200g/m 2 位である。また、希に500〜800g/m2の目付量をもつ、同様の構成の養 生シートがあるが、シートが剛直であるため、巻取りにならず、大判(通常三六 判で90cm×180cm)で使用していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
巻取りで供給される養生シートは、目付量が小さいために耐久性、耐衝撃性に 不足があった。また大判で供給されるものは、その大きさから運搬、取扱いに不 便があり、しかも上記した目付量ではまだ耐衝撃性は十分ではなく、たとえば高 所から金槌等が落下した場合に床面等を傷つけるおそれがあった。本考案はこれ らの従来品のもつ欠点を改良し、運搬、取扱いに便利で十分な耐衝撃性をもつ養 生シートを開発することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の要旨とするところは、合成樹脂層1を坪量100〜1000g/m2 の厚紙もしくは積層紙2の表面に設け、エンボス処理したシートを、厚味0.5 〜10mmの発泡プラスチックシート4と粘着剤、もしくは接着剤層3を介して 積層し、適当な大きさにカットし、折り畳み可能となるように筋押し処理5を施 すか、またはカットした部分をテープ6でつないだ養生シートを得ることにある 。
【0005】 合成樹脂層1は耐水性、防汚性を付与するために設けられ、ポリエチレンやポ リプロピレン、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂を紙2の表面に溶融押し出し塗工 したり、あるいはフィルムを貼合することで設けられる。その厚みは5〜50μ m、好ましくは15〜30μmである。紙2は耐久性、耐衝撃性を得るため、坪 量100〜1000g/m2好ましくは500〜800g/m2の厚紙もしくは積 層紙である。これは単一層からなる板紙であっても、また樹脂加工を施した積層 紙であっても構わない。
【0006】 発泡プラスチックシート4は衝撃を吸収する目的で設け、ポリエチレン、ポリ スチレン、ポリウレタンなどの発泡シートが好適に使用される。その厚みは0. 5〜10mm、好ましくは1〜5mmが使用される。粘着剤、もしくは接着剤層 3は紙2と発泡プラスチックシート4を一体化させるもので、アクリル系、エチ レン−酢ビ系、合成ゴム系、石油樹脂系などがウェットラミネート、ドライラミ ネート、ホットメルトラミネート等の手段を用いて使用される。その使用量は通 常固形分で5〜30g/m2、好ましくは7〜15g/m2である。エンボスは、 耐衝撃性、装飾性、取扱い易さの付与のために施すが、そのパターンは特に限定 されない。
【0007】 本考案では、さらに上述したような方法で作製したシートを適当な大きさにカ ットし、折り畳み可能となるような筋押し処理5を筋押し機などを使用して施す 。また、カットしたシートの適当枚数をテープ6を使用してつないで折り畳み可 能とする。
【0008】
【実施例1】 坪量170g/m2の白ライナー紙にポリエチレンを15μm溶融押し出し塗 工し、白ライナー紙側に坪量220g/m2の印画紙原紙2枚をアタクチックポ リプロピレンを使い(各40g/m2)ホットメルト方式で貼合した。ついで、 本出願人が実公昭49−18482号で提案したような5mm角の波形の凹凸を 持つエンボス機でエンボス処理した。ついで厚み2mmの発泡ポリエチレンシー トに粘着剤(商品名:ポリゾールAB−410、昭和高分子製造)を10g/m 2 塗工し貼合した。貼合後に90cm×180cmに裁断し、長手方向の中央9 0cmの所に筋押しし、二つ折りにした。
【0009】
【実施例2】 坪量220g/m2の印画紙原紙3枚をアタクチックポリプロピレンを用い( 各40g/m2)ホットメルト方式で貼合し、実施例1と同様のエンボスを施し た後厚み1.5mmの発泡ポリエチレンシートに粘着剤(商品名:ポリゾールA B465、昭和高分子製造、10g/m2使用)を用い貼合した。これを45c m×45cmに裁断し、この4枚を巾50mmの布製の粘着テープを用い表裏に 、図3のようにつなぎ合わせた。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の養生シートは構成されるため下記に述べるような 顕著な効果がある。 耐衝撃性に格段に優れ、建築現場の床面や壁面の保護に好的に使用できる。 取扱い易く、保管、運搬が簡便であり、繰り返し使用に耐える。
【図面の簡単な説明】
【図1】養生シートの一実施例の一部拡大断面図であ
る。
【図2】実施例の斜視図である。
【図3】他の実施例の上面図及び一部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 合成樹脂層である。 2 紙である。 2’紙である。 3 粘着剤もしくは接着剤層である。 4 発泡プラスチックシートである。 5 筋押し処理部分である。 6 テープである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂層1を坪量100〜1000g
    /m2の厚紙もしくは積層紙2の表面に設け、エンボス
    処理したシートを、厚味0.5〜10mmの発泡プラス
    チックシート4と粘着剤、もしくは接着剤層3を介して
    積層し、適当な大きさにカットし、折り畳み可能となる
    ように筋押し処理5を施すか、またはカットした部分を
    テープ6でつないだことを特徴とする養生シート。
JP1873191U 1991-03-04 1991-03-04 養生シート Pending JPH04109138U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017150155A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 フクビ化学工業株式会社 養生シート

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017150155A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 フクビ化学工業株式会社 養生シート

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