JPH0356628Y2 - - Google Patents

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JPH0356628Y2
JPH0356628Y2 JP1983024973U JP2497383U JPH0356628Y2 JP H0356628 Y2 JPH0356628 Y2 JP H0356628Y2 JP 1983024973 U JP1983024973 U JP 1983024973U JP 2497383 U JP2497383 U JP 2497383U JP H0356628 Y2 JPH0356628 Y2 JP H0356628Y2
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JP
Japan
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panel
core
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fusuma
thickness
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JP1983024973U
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JPS59131485U (ja
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、襖芯材用パネルに関するものであ
り、特に構造体の厚さよりも枠材の厚さを厚く
し、周縁が盛り上がつていることにより、襖紙等
の化粧シートを袋貼りしやすくした襖芯材用パネ
ルを提供することを目的とするものである。
〈従来技術〉 襖芯材としては従来は段ボール、発泡プラスチ
ツク、あるいは木製組子を構造体としたものが用
いられていたが、段ボールおよび発泡プラスチツ
クの場合は構造体側面に枠材をはめ込むことは可
能でも、埋め込むことは不可能であつた。その
為、芯材周縁の厚さを1mm程度厚くしたい場合枠
材の強度的な問題が発生し、不可能であつた。
又、あらかじめ構造体の厚さより2mm程度厚い枠
材を用いて枠を組んでおき、その枠の中に構造体
を詰めた後に表面材を積層するような方法では、
下面側(裏面側)においては構造体と枠材が面一
になり、一方上面側(表面側)においては構造体
と枠材の厚みの差は2mmとなり、表裏両面に1mm
の厚みの差をもたせることは非常にむずかしかつ
た。さらに組子の場合は、周縁に用いる枠材のみ
を厚くしておくことは可能であつたが、枠組によ
つて寸法が規制されてしまい、その度にその寸法
に合わせて枠材を組まなければならず、多品種少
量生産には、向いていなかつた。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案は、周縁部の厚さを1mm程度厚くして、
襖紙等の化粧シートを袋貼りし易く、また貼り替
えの際に簡単に剥がすことができる芯材用パネル
を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 この課題を解決するため、本考案は、ハニカム
コア、ロールコア、コルゲートコア等の多数の中
空部を有する構造体に表面材を積層してパネル体
とし、該パネル体の周囲に枠材を埋設して成る襖
芯材用パネルにおいて、枠材の近傍部分の中空構
造体がその他の部分よりも密に構成されて、さら
に枠材の厚さが中空構造体の厚さよりも厚く構成
され、パネルの表裏両面の周縁が盛り上がつてい
ることを特徴とする襖芯材用パネルを提供する。
以下図面に従つて詳細に説明する。
まず第1図に示す様に、中空構造体1の両面に
表面材2を積層してパネル体3とする。次に必要
とされるパネルの寸法にパネル体をカツトし、第
2図に示すようにパネル体3の四側面を構造体の
厚みよりやや薄いローラー4で順次枠材の巾だけ
潰しておく。次に潰した側面の内側に接着剤を塗
布し、構造体の厚さよりも必要な厚さだけ厚くし
た枠材5を埋め込み、一体化する。接着剤はパネ
ル側ではなく枠材側に塗布しておいても、また両
方に塗布しておいても良い。又、枠材の厚さは均
一なものでも、テーパーがついているような形状
のものでも良い。
本考案のパネルは、このようにして一体化され
たパネルであるので、枠材の近傍部分6の構造体
は密になつており、枠材と構造体との間に隙間が
発生することがない。
次に各構成材料について説明する。
構造体1としては、紙、樹脂含浸紙、無機紙等
の紙、アルミニウムあるいは鉄等の金属、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、塩化ビニル等のプラス
チツクその他を素材としたハニカムコア、ロール
コア、コルゲートコア等の中空構造を有する構造
体が利用できる。表面材2としては、紙、プラス
チツク、金属等の単体及びそれらの複合体が使用
できる。
〈実施例〉 厚さ17mmの樹脂含浸紙を用いたロールコアに、
クラフト紙(重量50g/m2)/ポリエチレン
(15μ)/アルミ箔(7μ)/チツプボール(重量
280g/m2)の構成よりなる複合シートを表面材
として、酢酸ビニル系接着剤を用いて積層してパ
ネル体を作成した。次に厚さ16mm、直径40mmのロ
ーラーでパネル体側面のロールコアを20mmの幅に
潰しておき、潰した側面内に酢酸ビニル系接着剤
を塗布し、その部分に厚さ19mm、幅20mmの木質枠
材を埋め込んで四方は釘又はダボで補強、固定し
た後接着一体化して襖芯材を作成した。次に、襖
芯材の周縁の盛りあがり部分と枠材の背の部分に
デンプン糊を塗布し、襖紙を袋貼りし、更にその
上下にすべりへんを取り付けて襖とした。
〈考案の効果〉 以上の様な構造から成る本考案の襖芯材用パネ
ルは、次の様な効果を有する。
枠材部分がパネルの他の部分より高くなつて
いる為、襖紙7を袋貼りした際に襖紙がパネル
の表面材と接触せず、表面材の面状態の影響を
うけないできれいに仕上げることができ、パネ
ルが多少反つても袋貼り部分は影響をうけない
ので、反つているように見えない。
襖は後日貼り替えられることが最大の特色であ
り、一定期間が過ぎ、表面が汚れ、貼り替えの
必要が生じた時は、構造体と表面材は袋貼りの
状態にある為に簡単にはがすことができ、構造
体を傷めることなく表面材を貼り替えることが
できる。
枠材をあとから埋め込めばよい為、パネル体
の寸法が1種類であつても、カツトすることに
よりパネル体より小さな寸法のものには全て対
応できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示すものであり、第
1図は、パネル体の断面図、第2図は、パネル体
側面をローラーで潰している状態を示す説明図、
第3図は、襖の断面図を各々示す。 1……構造体、2……表面材、3……パネル
体、4……ローラー、5……枠材、6……構造体
密部、7……襖紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハニカムコア、ロールコア、コルゲートコア等
    の多数の中空部を有する構造体に表面材を積層し
    てパネル体とし、各パネル体の周囲に枠材を埋設
    して成る襖芯材用パネルにおいて、枠材の近傍部
    分の中空構造体がその他の部分よりも密に構成さ
    れて、さらに枠材の厚さが中空構造体の厚さより
    も厚く構成され、パネルの表裏両面の周縁が盛り
    上がつていることを特徴とする襖芯材用パネル。
JP2497383U 1983-02-22 1983-02-22 襖芯材用パネル Granted JPS59131485U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2497383U JPS59131485U (ja) 1983-02-22 1983-02-22 襖芯材用パネル

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JP2497383U JPS59131485U (ja) 1983-02-22 1983-02-22 襖芯材用パネル

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Publication Number Publication Date
JPS59131485U JPS59131485U (ja) 1984-09-03
JPH0356628Y2 true JPH0356628Y2 (ja) 1991-12-19

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ID=30155983

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JP2497383U Granted JPS59131485U (ja) 1983-02-22 1983-02-22 襖芯材用パネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2446540T3 (es) * 2008-05-23 2014-03-10 Nordson Corporation Procedimiento y aparato para tratar la región periférica de un componente tipo sándwich

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5255333U (ja) * 1975-10-18 1977-04-21

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JPS59131485U (ja) 1984-09-03

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