JPS6120076Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6120076Y2 JPS6120076Y2 JP6206180U JP6206180U JPS6120076Y2 JP S6120076 Y2 JPS6120076 Y2 JP S6120076Y2 JP 6206180 U JP6206180 U JP 6206180U JP 6206180 U JP6206180 U JP 6206180U JP S6120076 Y2 JPS6120076 Y2 JP S6120076Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- wallpaper
- synthetic resin
- resin film
- transparent protective
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は壁紙に関するものである。
従来の壁紙は裏紙に糊付け後、糊の塗布面を互
に重ね合せ1時間以上放置するもので、このよう
な一般の経師職の施工法では裏紙だけが接着して
表面紙が本体から層間剥離する惧れがある。また
糊付時、裏紙が糊を吸い込みやすく塩ビ壁紙の場
合よりも多量の糊を必要とする。さらに糊付け
後、短時間に貼り付けを行うことが肝要であり、
このことは施工の作業を煩雑にし能率を著しく損
なうものであつた。
に重ね合せ1時間以上放置するもので、このよう
な一般の経師職の施工法では裏紙だけが接着して
表面紙が本体から層間剥離する惧れがある。また
糊付時、裏紙が糊を吸い込みやすく塩ビ壁紙の場
合よりも多量の糊を必要とする。さらに糊付け
後、短時間に貼り付けを行うことが肝要であり、
このことは施工の作業を煩雑にし能率を著しく損
なうものであつた。
本考案はこれらの欠点を解消するものであつて
2枚の壁紙用原紙間に熱可塑性合成樹脂フイルム
をラミネートし、表面紙に印刷模様を施し、その
上に透明保護層を設け、上面から浅いエンボス加
工したものである。
2枚の壁紙用原紙間に熱可塑性合成樹脂フイルム
をラミネートし、表面紙に印刷模様を施し、その
上に透明保護層を設け、上面から浅いエンボス加
工したものである。
本考案を図示の実施例によつて説明する。
図は本考案の壁紙の構成を示す説明図である。
Aは裏面紙1と表面紙2との間に熱可塑性合成樹
脂フイルム3をラミネートした三層構造のシート
である。このシートA上に模様印刷4を施し、更
にその上に透明保護層5を設け、その上から浅い
エンボス6を施すものである。
Aは裏面紙1と表面紙2との間に熱可塑性合成樹
脂フイルム3をラミネートした三層構造のシート
である。このシートA上に模様印刷4を施し、更
にその上に透明保護層5を設け、その上から浅い
エンボス6を施すものである。
シートAにおいて裏面紙とする紙は例えば40〜
100g〜m2の秤量のものとし、また表面紙には40
〜120g/m2程度の秤量の紙を選ぶことが好まし
い。また中間層となる熱可塑性合成樹脂フイルム
3は0.005〜0.10mm程度のものを使用する。この
様な構造のシートAにおいて裏面紙1は水分をあ
まり吸収しない材質とし、貼り替え時に紙間剥離
性を有するなるべく薄い(秤量の小さい)壁紙用
裏打原紙を使用すると良い。また上の表面紙2は
印刷適性のよい一般紙が利用される。中間層とし
ての熱可塑性合成樹脂フイルム3は水分の遮断可
能な均一フイルムで、できるだけ薄いものを使用
することが好ましい。
100g〜m2の秤量のものとし、また表面紙には40
〜120g/m2程度の秤量の紙を選ぶことが好まし
い。また中間層となる熱可塑性合成樹脂フイルム
3は0.005〜0.10mm程度のものを使用する。この
様な構造のシートAにおいて裏面紙1は水分をあ
まり吸収しない材質とし、貼り替え時に紙間剥離
性を有するなるべく薄い(秤量の小さい)壁紙用
裏打原紙を使用すると良い。また上の表面紙2は
印刷適性のよい一般紙が利用される。中間層とし
ての熱可塑性合成樹脂フイルム3は水分の遮断可
能な均一フイルムで、できるだけ薄いものを使用
することが好ましい。
上記の三層のラミネートの構成にすると、糊付
けした後糊面同志を合せて貼着し長時間放置した
としても、中間層の合成樹脂フイルム3により水
分の蒸発が押えられるので、糊の乾燥がゆつくり
と行なわれる。故に壁紙の施工作業が煩しいとい
うことがない。この3層ラミネート体のシートA
は壁紙として適当な風合のある厚みと重量となる
ようにそれぞれの層を選択して決めるべきもので
ある。また三層を貼着した場合に風合が硬く仕上
がることが多く、施工時、特に糊付けして糊面同
志を合せて畳む場合に、また出角、入角等凹凸に
貼り付ける場合に円滑に行かない傾向がある。こ
れを防止するためにエンボス6を入れて紙の腰を
殺して柔軟化しこの欠点を解消する。このエンボ
ス6はその形状として紙を柔軟になるようなもの
であればよく、その種類を限定するものではな
く、また模様印刷、透明保護層形成後でも前でも
よい。
けした後糊面同志を合せて貼着し長時間放置した
としても、中間層の合成樹脂フイルム3により水
分の蒸発が押えられるので、糊の乾燥がゆつくり
と行なわれる。故に壁紙の施工作業が煩しいとい
うことがない。この3層ラミネート体のシートA
は壁紙として適当な風合のある厚みと重量となる
ようにそれぞれの層を選択して決めるべきもので
ある。また三層を貼着した場合に風合が硬く仕上
がることが多く、施工時、特に糊付けして糊面同
志を合せて畳む場合に、また出角、入角等凹凸に
貼り付ける場合に円滑に行かない傾向がある。こ
れを防止するためにエンボス6を入れて紙の腰を
殺して柔軟化しこの欠点を解消する。このエンボ
ス6はその形状として紙を柔軟になるようなもの
であればよく、その種類を限定するものではな
く、また模様印刷、透明保護層形成後でも前でも
よい。
上記に絵柄模様を発泡インキにて印刷すること
により織物の風合を出すことができる。すなわち
その上に透明保護層形成後エンボスをかけ熱風に
より発泡インクを発泡させるようにする。
により織物の風合を出すことができる。すなわち
その上に透明保護層形成後エンボスをかけ熱風に
より発泡インクを発泡させるようにする。
本考案の壁紙は上述の如く構成されているの
で、とくにシートAの中間層に熱可塑性合成樹脂
フイルム3がラミネートされているので従来の壁
紙のように継目をロールで押えてもエンボスのつ
ぶれがない。また発泡インキを使用することによ
りエンボス加工と併せて布に酷似した表現が可能
であり、従来の壁紙と異り塩ビ壁紙と変らない良
好な施工適性を具えているものである。
で、とくにシートAの中間層に熱可塑性合成樹脂
フイルム3がラミネートされているので従来の壁
紙のように継目をロールで押えてもエンボスのつ
ぶれがない。また発泡インキを使用することによ
りエンボス加工と併せて布に酷似した表現が可能
であり、従来の壁紙と異り塩ビ壁紙と変らない良
好な施工適性を具えているものである。
図は本考案の壁紙の一実施例を示す説明図であ
る。 1……裏面紙、2……表面紙、3……熱可塑性
合成樹脂フイルム、4……印刷模様、5……透明
保護層、6……エンボス部。
る。 1……裏面紙、2……表面紙、3……熱可塑性
合成樹脂フイルム、4……印刷模様、5……透明
保護層、6……エンボス部。
Claims (1)
- 2枚の壁紙用原紙の間に熱可塑性合成樹脂フイ
ルムをラミネートし、表面紙に印刷模様を施し、
その上に透明保護層を設け、上面から浅いエンボ
ス加工してなる壁紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6206180U JPS6120076Y2 (ja) | 1980-05-07 | 1980-05-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6206180U JPS6120076Y2 (ja) | 1980-05-07 | 1980-05-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56163530U JPS56163530U (ja) | 1981-12-04 |
JPS6120076Y2 true JPS6120076Y2 (ja) | 1986-06-17 |
Family
ID=29656395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6206180U Expired JPS6120076Y2 (ja) | 1980-05-07 | 1980-05-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6120076Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-07 JP JP6206180U patent/JPS6120076Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56163530U (ja) | 1981-12-04 |
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