JPH04107032A - 情報伝送システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、異なるプロトコルを持つ異種の情報伝送シ
ステム間をゲートウェイにより接続し、相互に情報を伝
送するシステムに関するものである。

［従来の技術］ 第４図は例えば特開昭５７−９２９５４号公報に示され
たような従来の情報伝送システムを示すブロック図であ
る。、図において、（１）は一方のプロトコルによる情
報伝送システムＡの伝送路Ａ１２１は上記プロトコルと
は異なる他方のプロトコルによる情報伝送システムＢの
伝送路Ｂであり、（３）は伝送路Ａ（１）と伝送路Ｂ（
２）を接続するためのゲートウェイである。以下、情報
伝送システムＡのプロトコルをプロトコルａ、情報伝送
システムＢのプロトコルをプロトコルｂとする。また、
（１ａ）及び（２ａ）はそれぞれ伝送路Ａ　ｆｉｌ　を
伝送路Ｂ（２）に接続されたデータ端末装置であり、以
下、ノードとする。

上記ゲートウェイ（３）は、伝送路Ａ（１）と情報の送
受信をする送受信バッファＡ（４）と、伝送路Ｂ（２）
と情報の送受信をする送受信バッファＢ（５）と、画伝
送路から受信した情報のプロトコルを反対側のプロトコ
ルに変換し、蓄積し、送信する制御回路ａ　ｂ　（ａｌ
により構成されている。ここで制御回路ａ　ｂ　ｆ６１
におけるａｂとは、プロトコルａとプロトコルｂとの変
換を行う制御回路であることを示す。

次に動作について説明する。

例えば、伝送路Ａ（１）に接続されたノード（１ａ）か
らゲートウェイ（３）を介して、伝送路Ｂ（２）に接続
されたノード（２ａ）に情報Ｘを伝送する場合について
説明する。情報Ｘはプロトコルａに準拠してノード（１
ａ）から伝送路Ａ（１）を使って送信される。以下、情
報Ｘがプロトコルａに準拠していることを示すため情報
Ｘａと記述する。

ゲートウェイ（３）は、この情報Ｘａをゲートウェイ（
３）内の伝送路Ａ（１）用の送受信バッファＡ（４）で
受信し、バッファ内に格納する。そして、制御回路ａ　
ｂ　ｔｅｌが情報Ｘａを処理できる状態にあるならば制
御回路ａｂ（６１に転送する。制御回路ａ　ｂ　（６）
では、情報Ｘａを伝送路Ｂ（２）上のプロトコルｂに準
拠した情報に変換して蓄積する。以下、情報Ｘがプロト
コルｂに準拠していることを示すため情報ｘｂと記述す
る。次に、送受信バッファＢ（５）が空きで、情報ｘｂ
を処理できる状態にあれば、送受信バッファＢ（５）に
情報Ｘｂ髪転送する。こうして、ゲートウェイ（３）か
ら伝送路Ｂ（２）を使ってプロトコルｂに準拠した情報
ｘｂが送信され、これを伝送路Ｂ（２）に接続されたノ
ード（２ａ）が受信する。

以上の動作により、ノード（１ａ）からノード（２ａ）
へ情報Ｘを伝送することができる。

ノード（２ａ）からノード（１ａ）に情報を伝送する場
合も、前記の逆の手順により同様にして行われる。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の情報伝送システムは以上のように構成されている
ので、ゲートウェイ（３）は接続する２つのプロトコル
に準拠した専用の制御回路（６）を開発しなければなら
ない。例えば、一方の情報伝送システムはプロトコルａ
に準拠しているが、他方の情報伝送システムがプロトコ
ルａとも、プロトコルｂとも違う新たなプロトコルであ
るプロトコルＣに準拠したものに変更された場合は、新
たにプロトコルａとプロトコルＣとの変換を行う制御回
路ａｃ（６）を開発しなければならない。つまり、一方
のプロトコルが同じでも接続される他方のプロトコルが
変更された場合には、ゲート６エイの主たる部分である
制御回路（６）を新たに開発しなければならないため、
開発の効率が悪く、またシステムの変更に容易に対応で
きないという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、接続するプロトコルが変更されても新たに開
発しなければならない部分が少なて開発効率がよく、シ
ステムの変更に容易に対応できる情報伝送システムを提
供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る情報伝送システムは、異種の情報伝送シ
ステム同士を接続するゲートウェイを、ある仮想化した
プロトコルに準拠して情報を処理する情報処理装置と、
接続される各情報伝送システムの伝送制御及び各情報伝
送システムのプロトコルと前記仮想化したプロトコルと
の変換を行う各情報伝送システム毎の伝送インタフェー
ス回路とから構成し、各伝送インタフェース回路と情報
処理装置との接続条件は同一としてものである。

また、請求項２記載のものでは、前記各伝送インタフェ
ース回路と情報処理装置を共通バス形式で接続した。

更に、請求項３記載のものでは、各伝送インタフェース
回路と情報処理装置をそれぞれ個別の筺体で構成し、接
続形態はカートリッジ方式で着脱可能とした。

［作用］ この発明においては、例えば２つの情報伝送システムを
接続するものの場合、ゲートウェイ内の一方の伝送イン
タフェース回路は、一方の情報伝送システムの伝送制御
を行うと共に、一方の情報伝送システムのプロトコルと
ある仮想化したプロトコルを変換して、情報処理装置に
転送、または一方の伝送路に送信する。他方の伝送イン
タフェース回路は、他方の情報伝送システムの伝送制御
を行うと共に、他方の情報伝送システムのプロトコルと
仮想化したプロトコルを変換して、情報処理装置に転送
、または他方の伝送路に送信する。

また、情報処理装置は仮想化したプロトコルに準拠して
情報を解釈し処理する。

更に、情報処理装置と一方の伝送インタフェース回路及
び他方の伝送インタフェース回路の接続条件を同一にし
ている。よって、異種の情報伝送システムをこのような
構成のゲートウェイを介して接続する場合には、いずれ
かの情報伝送システムが新たなプロトコルの情報伝送シ
ステムに変更された場合でも、対応する伝送インタフェ
ース回路のみを新たな伝送インタフェース回路に変更す
ればよい。

また、請求項２のように、それぞれの伝送インタフェー
ス回路と情報処理装置を共通バス方式により接続するこ
とにより、複数の情報伝送システムを接続したシステム
を得ることが容易に実現できる。

更に、請求項３のように、各ユニットをカートリッジ方
式にすることにより、接続する情報伝送システムが変更
された場合にも容易に対応でき、工事性のよりゲートウ
ェイが得られる。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を第１図について説明する。

第１図において、（１）は一方のプロトコルによる情報
伝送システムＡの伝送路Ａ、（２）は上記プロトコルと
は異なる他方のプロトコルによる情報伝送システムＢの
伝送路Ｂであり、（３）は伝送路Ａ（１）と伝送路Ｂ（
２）を接続するためのゲートウェイである。以下、伝送
路Ａ（１）上のプロトコルをプロトコルａ、伝送路Ｂ（
２）上のプロトコルをプロトコルｂとする。また、（ｌ
ａ）及び（２ａ）はそれぞ九伝送路Ａ（１）、伝送路Ｂ
（２）に接続されたデータ端末装置であり、以Ｆ、ノー
ドとする。

上記ゲートウェイ（３）は、伝送路Ａ（１）の伝送制御
及びプロトコルの変換を行う伝送インタフェース回路１
（９）と、ある仮想化したプロトコル（以下。

プロトコルｈと記述する）によって情報を蓄積する情報
処理装置（１３）と、伝送路Ｂ（２）の伝送制御及びプ
ロトコルの変換を行う伝送インタフェース回路２（１２
）により構成されている。

更に、伝送インタフェース回路１（９）は、伝送路Ａ（
１）の伝送制御を行う伝送制御回路（７）と、伝送路Ａ
（１）上のプロトコルであるプロトコルａとプロトコル
ｈとを変換するプロトコル変換回路（８）で構成されて
いる。同様に、伝送インタフェース回路２　（１２）は
、伝送路Ｂ（２）の伝送制御を行う伝送制御回路（１０
）と、伝送路Ｂ（２）上のプロトコルであるプロトコル
ｂとプロトコルｈとを変換するプロトコル変換回路（１
１）で構成されている。また、情報処理装置（１３）は
その中に情報選択中継回路（１４）を具備している。

次に動作について説明する。

例えば、第１図中の伝送路Ａ（１）に接続されたノード
（１ａ）からゲートウェイ（３）を介して、伝送路Ｂ（
２）に接続されたノード（２ａ）に情報Ｘを伝送する場
合について説明する。情報Ｘはプロトコルａに準拠して
ノード（１ａ）から伝送路Ａ　ｉｌｌに送信される。以
下、情報Ｘがプロトコルａに準拠していることを示すた
め情報Ｘａと記述する。

ゲートウェイ（３）は、この情報Ｘａをゲートウェイ（
３）内の伝送路Ａ　（１１用の伝送制御回路（７）で受
信し、プロトコル変換回路（８）へ転送する。そして、
プロトコル変換回路（８）で情報Ｘａを予めプログラム
された変換手順に従ってプロトコルｈに準拠した情報ｘ
ｈに変換する。得られた情報ｘｈは情報処理装置（１３
）に転送される。この時の伝送インタフェース回路１（
９）と情報処理装置（１３）との接続条件は、物理的に
も論理的にもプロトコルｈで表現された情報を授受する
に最適な形をとる１例えば、物理的には８ビツトの双方
向データバスと数本のバス制御線などといった接続形態
である。

情報ｘｈの転送を受けた情報処理装置ｆ（１３）では、
プロトコルｈに準拠して情報を解釈し、情報に対し各種
の処理を行う。

情報処理袋Ｍ（１３）が行う各種の処理の内容としては
１例えばプロトコルａとプロトコルｂでその伝送速度が
違う場合に、情報の蓄積という処理が必要になる０例え
ば、プロトコルａが家庭用の専用線の情報ネットワーク
である専用線ホームバスで、プロトコルｂが電力線を利
用した電力線ホームバスである場合には、その伝送速度
は前者が９６００ｂｐｓであるのに対し、後者はわずか
１００ｂｐｓ程度である。このような場合には、専用線
ホームバスより受信した情報は情報処理装置（工３）に
−旦蓄積され、電力線ホームバス側の伝送路が空きの状
態の時に順次送信するという処理が必要となる。

また、情報伝送システムＡとＢはそれぞれ異なる性格の
システムであることが多く、情報伝送システムＡ、Ｂに
はそれぞれ必要の無い情報というものもある。必要の無
い情報を伝送路に流すということは、伝送効率を下げ、
システムの応答性が悪くなるといった弊害も引き起こす
、これを防ぐために、情報処理袋Ｍ　（１３）には情報
を蓄積するといった機能の他に、情報を選択的に蓄積、
中継するという情報選択中継機能が必要であり、これは
情報処理装置（１３）内の情報選択中継回路（１４）で
実行する。

こうして、ノード（Ｉａ）から送信された情報Ｘａは情
報処理装置（１３）までの過程で情報ｘｈに変換され、
更に選択的に蓄積、中継されて伝送インタフェース回路
２　（１２）に転送される。この時の情報処理装置（Ｉ
ａ）と伝送インタフェース回路２　（１２）との接続条
件は、先に記述した伝送インタフェース回路１（９）と
情報処理装置（１３）との接続条件と同一である。伝送
インタフェース回路１（９）及び２０２）と情報処理装
置（１３）との間で授受し合う情報は、双方ともプロト
コルｈに準拠した情報ｘｈであるという点から、この接
続条件を同一にするということは開発効率の面でも有効
であり、また実現することは容易である。

次に、伝送インタフェース回路２　（１２）内のプロト
コル変換回路（１１）では、情報ｘｈを予めプログラム
された手順に従ってプロトコルｂに準拠した情報ｘｂに
変換し、伝送制御回路（ｌＯ）に転送する。そして、伝
送制御回路（１０）では情報ｘｂを伝送路Ｂ（２）を使
ってノード（２ａ）に送信する。以上の手順により、ノ
ード（１ａ）からノード（２ａ）への＋［の伝送が完了
する。ノード（２ａ）からノード（１ａ）に情報を伝送
する場合も前記の逆の手順により同様にして行われる。

ここで、現在、情報伝送システムＡと接続している情報
伝送システムＢを別の情報伝送システムＣに変更したい
という要求が発生した場合、もしくは他の情報伝送シス
テムにおいて情報伝送システムＡと情報伝送システムＣ
とを接続した情報伝送システムを使用したいというシス
テムの変更の要求が発生した場合について考慮してみる
。

この場合、接続し合う情報伝送システムの一方は情報伝
送システムＡであるので、それ用に既に開発済みの伝送
インタフェース回路１（９）を使用すればよい。また、
情報処理装置（１，３）も接続される伝送インタフェー
ス回路との接続条件やプロトコルは一定なので変更する
必要がない。つまり、新たに開発する必要があるのは、
他方に接続する情報伝送システムＣ用の伝送インタフェ
ース回路部だけである。

次に、この発明の他の実施例を第２図について説明する
。

第２図において前記第１図と同一、又は相当部分には同
一符号を付しである。更に本実施例では、伝送インタフ
ェース回路１（９）及び２（１２）と情報処理装置！（
１３）を共通バス（１５）で接続しており、（１６）は
それぞれの回路が共通バス（１５）を使用する際にその
調停を行うバスアービタである。この実施例では、伝送
インタフェース回路１（９）と情報処理装置（１３）と
の接続条件と、伝送インタフェース回路２（１，２）と
情報処理装置（１３）との接続条件は前述のように容易
に同一にできることから、各回路間を共通バス（１５）
で接続したもので、これにより情報処理装置（１３）と
複数ある伝送インタフェース回路との接続点を一ケ所に
することができる。

従って、この共通バス（１５）に複数の情報伝送システ
ムの伝送インタフェース回路を接続することにより、情
報処理装置（１３）を介し各情報伝送システム間で自在
に情報の伝送を行うことが容易に実現可能となる。

次に、第３図は、伝送インタフェース回路Ｊ（９）及び
２　（１２）や情報処理装置（１３）をそれぞれカート
リッジ方式で接続できるように構成した実施例で、図中
、第２図と同一または相当部分には同一符号を付してあ
り、伝送インタフェース回路１（９）及び２（１２）や
情報処理装置（１３）はそれぞれ個別の筺体で構成され
、共通バス（１５）上には上記伝送インタフェース回路
１（９）及び２　（１２）や情報処理装置（１３）を共
通バス（１５）に着脱可能に接続するためのソケット（
１５１，）〜（１５３）が設けられている。このように
、各ユニット間の接続条件を同一にすることができるこ
とから、各ユニットをカートリッジ化することが容易と
なる。これにより、各ユニットの着脱が容易となり、接
続する情報伝送システムが変更された場合には必要なユ
ニットのみを交換すればよく、非常に工事性の良いゲー
トウェイを得ることができる。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、複数種の情報伝送シ
ステムを接続するゲートウェイを、それぞれの情報伝送
システム用の伝送インタフェース回路と、情報処理装置
で構成し、各伝送インタフェース回路は接続される各情
報伝送システムの伝送制御及び各情報伝送システムのプ
ロトコルと仮想化したプロトコルとの変換を行うように
構成し、また情報処理装置は仮想化したプロトコルに準
拠して情報を処理するように構成し、更にそれぞれの伝
送インタフェース回路と情報処理装置の接続条件を同一
にしたので、接続する情報伝送システムが変更された場
合でも対応する伝送インタフェース回路のみを変更すれ
ばよく、システムの変更に容易に対応でき、かつ非常に
開発効率の良い情報伝送システムを得ることができる効
果がある。

また、それぞ九の伝送インタフェース回路と情報処理装
置を共通バス方式で接続することにより、複数の情報伝
送システムを接続したシステムを得ることが容易に実現
可能となる効果がある。

更に、それぞれの伝送インタフェース回路や情報処理装
置などの各ユニットを容易に着脱可能なカートリッジ方
式にすることにより、接続する情報伝送システムが変更
された場合にも容易に対応でき、工事性の良いゲートウ
ェイが得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による情報伝送システムを
示すブロック図、第２図はこの発明の他の実施例による
情報伝送システムを示すブロック図、第３図はこの発明
の実施例による情報伝送システムの特に特徴的なカート
リッジ方式のゲートウェイを示す構成図、第４図は従来
システムを示すブロック図である。 ＋１１．　ｆｉ＋は伝送路、（Ｉａ）−（２ａ）はノー
ド、（３）はゲートウェイ、ｉ７）、　（１０）は伝送
制御回路、＋８１゜（］】）はプロトコル変換回路、（
９１，（１２）は伝送インタフェース回路、　（１３）
は情報処理装置、（１４）は情報選択中継回路、（１５
）は共通バス、（１６）はバスアービタ。 なお、図中５同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人　　大　岩　　増　雄（ばか２名）１．２；４１
２１名＝ ９，１２；仏頗ｙ９ｈプ回蹄 １４；清釜憑ｙ！Ｕ団玲 第２図 １５；共ｊ１マ人 平成 ２年 １２月１７［」 ５　補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄。 特許１１′長官殿 １、事件の表示 ２、開明の名称 補正をする者 特願平２−２２５７４３号 「部分が少なて」とあるのを１部分が少なくて」と補正
する。 （２）同書第６頁第１３行目［同一としてものである。 」とあるのを「同一としているものである。」と補正す
る。 （３）同書第８頁第１２行目「工事性のより」とあるの
を「工事性のよい」と補正する。 （６０１）三菱電機株式会社 代表者　志　岐　守 （外１名） 以　　　上 ４、代　理 住所 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）異なるプロトコルの少なくとも２つの情報伝送シ
   ステム間を、プロトコル変換機能を有して情報を中継す
   るゲートウェイによって接続することにより、各情報伝
   送システム間での情報伝送を可能にした情報伝送システ
   ムにおいて、 前記ゲートウェイを、ある仮想化したプロトコルに準拠
   して情報を処理する情報処理装置と、接続される各情報
   伝送システムの伝送制御及び各情報伝送システムのプロ
   トコルと前記仮想化したプロトコルとの変換を行う各情
   報伝送システム毎の伝送インタフェース回路とから構成
   し、各伝送インタフェース回路と情報処理装置との接続
   条件は同一であることを特徴とする情報伝送システム。
2. （２）各伝送インタフェース回路と情報処理装置は共通
   バス形式で接続されていることを特徴とする請求項１記
   載の情報伝送システム。
3. （３）各伝送インタフェース回路と情報処理装置はそれ
   ぞれ個別の筺体で構成され、接続形態はカートリッジ方
   式で着脱可能であることを特徴とする請求項１または２
   記載の情報伝送システム。