JPH0837157A - 半導体製造装置のネットワークシステム - Google Patents

半導体製造装置のネットワークシステム

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JPH0837157A
JPH0837157A JP16969894A JP16969894A JPH0837157A JP H0837157 A JPH0837157 A JP H0837157A JP 16969894 A JP16969894 A JP 16969894A JP 16969894 A JP16969894 A JP 16969894A JP H0837157 A JPH0837157 A JP H0837157A
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JP
Japan
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lan
network
devices
control device
communication
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Application number
JP16969894A
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English (en)
Inventor
Makoto Adachi
真 安達
Masataka Fujishiro
雅隆 藤城
Tomoki Ikeda
知樹 池田
Kazunori Tsukada
和徳 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の装置接続時にも高速通信ができ、従制
御装置の増設,拡張を充分に可能とし、ケーブルの取り
回しが容易で、保守作業等を容易にする。 【構成】 主制御装置3のLANインターフェイスボー
ド7と複数の従制御装置4の各LANインターフェイス
10との間をネットワーク基幹線8で接続し、かつ両装
置3,4間のネットワーク通信を制御ソフトウェアで実
現することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造装置のネッ
トワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来システムの1例の構成を示す
説明図、図7は従来システムにおける装置配置の1例を
示す図、図8は従来における主制御装置の1例を示す
図、図9は従来のシリアル通信の説明図である。従来シ
ステムは、操作パネル1にシリアル回線2で接続装置数
と同様のシリアル入出力部5を備えた主制御装置、例え
ば中央処理装置3の各シリアル入出力部5に、圧力,温
度制御装置など複数の従制御装置4をシリアル回線2で
接続し、全従制御装置4を複数グループに分け、各グル
ープを筺体6に収めており、装置間でデータ交換を行っ
ている。従制御装置4から主制御装置3へのシリアル通
信は、図9に示すように約0.4Sにつき2400bp
s,100Byteの情報量を送っており、主制御装置
3は同様に他の従制御装置4から随時データを受信する
ため、10台程度の従制御装置の接続で限界となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例にあって
は、シリアル回線2を主制御装置3のシリアルポートに
接続しているが、主制御装置3の入出力処理能力に限界
があり、従制御装置4の接続は10台程度で限界とな
り、現在、従制御装置4の接続台数は増加する傾向にあ
るため、従制御装置4の増設など充分な拡張性が得られ
ない。又、主制御装置3より各従制御装置4にシリアル
回線2のケーブルがのび、多数本のケーブルが主制御装
置3を中心に集中して半導体製造装置内部を這うことに
なり、装置の配置によってはケーブルの長さが十数メー
トルにも及ぶものがあり、ケーブルの取り回し、保守作
業等が困難となるばかりでなく、各装置間通信の情報量
が増加する傾向にあるため、低速シリアル回線では温調
制御、圧力制御等きめ細かな情報が必要とされる通信に
対応できず、換言すれば各装置間の情報量増加に対応で
きないという課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたもので、従制御装置の拡張性、
主,従制御装置間の通信情報量の限界を向上でき、保守
性を向上できるネットワークシステムを提供しようとす
るものである。即ち、本発明システムは、主制御装置と
圧力,温度制御装置など複数の従制御装置との間でデー
タ交換を行い、ウェーハに成膜等の処理をする半導体製
造装置において、主制御装置と各従制御装置間の通信を
実現するネットワーク施設と制御ソフトウェアを使用す
ることを特徴とする。
【0005】
【作 用】このように装置間の通信にネットワークシス
テムを導入したので、多数の装置接続時にもデータリン
ク論理により高速通信が可能であり、多数の装置接続が
可能なため従制御装置の拡張も充分に可能となる。又、
各装置への配線は1本の基幹線からトランシーバ等の接
続口を経て行うため、ケーブルの取り回しが容易であ
り、保守作業等が容易になる。
【0006】
【実施例】図1(A),(B)はそれぞれ本発明システ
ムの1実施例の構成を示す説明図及び本発明の制御ソフ
トウェア構成を示す説明図、図2(A),(B)はそれ
ぞれ本発明におけるLANボード構成図及び同じく従制
御装置LANインターフェース構成図、図3は本発明シ
ステムにおける装置配置の1例を示す図である。本発明
は、主制御装置3と温度,圧力,モータ,ガス系制御装
置など複数の従制御装置4との間でデータ交換(情報通
信)を行なってウェーハに成膜等の処理をする半導体製
造装置において、装置3,4間の通信にネットワーク施
設とネットワーク通信を実現する制御ソフトウェアより
なるネットワークシステムを導入する。
【0007】ネットワーク施設は、ネットワーク通信を
実現するハードウェア及びデータリング論理(ISO7
階層モデル下位2階層)のことであり、例えば、OMN
INET−LAN(OMNINET−LANは米国コー
バス社の提唱するLANシステムで、ツイストペア線を
基幹線として使用した安価な施設を特徴とする。)、E
thernet、トークン−LAN等のLAN(Loc
al Area Network)、LON(Loca
l Operating Network)、WAN
(Word Area Network)、GAN(G
lobal Area Network)である。
【0008】制御ソフトウェアは、ネットワークシステ
ムにおいてデータ転送を行うための通信規約や通信制御
を実施する制御ソフトウェア(ISO7階層モデルの上
位5階層)のことであり、例えば、OMNINET−
2、TCP/IP(ISO7階層モデルの内、インタネ
ット層とトランスミット層に位置する通信規約の総称で
ある。)、LONトーク,LONワークス等である。な
お、ISO7階層モデルは、国際標準化機構(Inte
rnationalOrganaization fo
r Standardization(ISO)が提唱
する通信規約のレベルを7階層状のモデルに表わしたも
のである。
【0009】
【表1】
【0010】上記のように装置間の通信にネットワーク
システムを導入したので、通常1M〜10Mbps程度
のデータ転送速度を有し、50以上の多数の装置接続時
にもデータリング論理により高速通信が可能となる。接
続装置数はネットワークシステムにより異なるが、50
以上の装置接続をサポートしており、従制御装置の将来
的な拡張にも充分対応可能となる。また、各装置への配
線は、1本の基幹線からトランシーバ等の接続口8を経
て行うため、ケーブルの取り回しが容易であり、保守作
業等が容易なると共に従制御装置等の増設も接続口を基
幹接続線LANの任意の場所に設けることによって簡単
に行える。
【0011】以下LANを導入した実施例について説明
する。 <ハードウェア構成>本実施例は、図1に示すようにネ
ットワーク入出力部、例えばLANボード7を備えた主
制御装置、例えば、中央処理装置3のLANボード7に
ネットワーク基幹線(LAN)8を接続し、この基幹線
8に多数のトランシーバ9を介してそれぞれネットワー
クインターフェース、例えばLANインターフェース1
0を備えた従制御装置4の各LANインターフェース1
0を接続せしめる。中央処理装置3は、従来の主制御装
置同様、接続される従制御装置4の管理を行い、半導体
製造装置全体の制御を行う。LANインターフェースボ
ード7は、図1(A),図2(A)に示すように中央処
理装置3に処理装置バス11を経て接続した共有メモリ
12と、これに接続されLAN8接続されたLANコン
トローラ13とよりなり、中央処理装置3をLAN8に
接続するLANインターフェースボードである。LAN
インターフェース10は図1(A),図2(B)に示す
ようにLAN8に接続されたLANコントローラ14
と、これにローカルバス15を経て接続した中央処理装
置16と、ローカルバス15に接続したメモリ17及び
制御回路18よりなり、各従制御装置4をLAN8に接
続するもので、従制御装置本来の制御機能に加え、LA
N接続に関する制御を行う。
【0012】<ソフトウェア構成>本実施例のソフトウ
ェアは、図1(B)に示すようにLAN制御用ソフトウ
ェアで、中央処理装置3と従制御装置4上で動作し、L
ANドライバと制御アプリケーションの2種類の制御ソ
フトウェアで構成される。LANドライバはLANコン
トローラの制御、接続ノードの管理、データのフロー制
御等、LAN通信に必要な環境を整える。制御アプリケ
ーションはLANドライバの上位階層に位置し、装置間
で交換されるデータの送信/受信操作を管理する。LA
N仕様は通信方式,OMNINET−II,ノード数(接
続装置数);最大63ノード、伝送速度;最大4Mbp
sである。
【0013】通信手順(データ転送手順)について記述
する。データ送信手順は、図4に示すように従来の
主,従制御装置間の通信で仕様していたデータに、ヘ
ッダ1を付加し、この通信データをLANに送出する
サイズ(パケット)に分割し、分割された各パケット
毎にヘッダ2を付加して転送する。はLANコントロ
ーラの機能で行う。各ノード(装置)ではLANドライ
バにてヘッダ情報を基にパケットの組立を行う。データ
受信手順は〜の方向に行われる。従制御装置4から
主制御装置3へのネットワーク通信は、図5に示すよう
に約0.2msにつき4Mbps,100Byteの情
報量を送っており、主制御装置3は、同様に他の従制御
装置4から随時、データを受信するが、通信速度が20
0倍向上しているため、送信間隔を詰めたり、転送情報
量を増加させることが可能である。
【0014】上記実施例にあっては、配線の総延長と
信号線数を低減することができる。配線総延長は約1/
3〜1/5に低減が可能であり、従来のシリアル回線信
号線数7本に対し、本実施例のLAN基幹ケーブルでは
2本にでき、接続ケーブルでは4本にできる。従来装
置の2400bpsx10台構成に比し高速データ通信
を実現することができる。実効速度比で1Mbps:2
7.5倍,4Mbps:120倍にでき、最大速度比で
1Mbps:50倍,4Mbps:200倍にできる。
なお、実効速度はアプリケーションにより付加される情
報(ヘッダ情報等)分最大値より低下する。従制御装
置の増設が容易にできる。従来は、主制御装置へシリア
ル回線で接続されるので、空きポートがない場合にはポ
ート増設が必要であるのに対し、本実施例では、基幹ケ
ーブルへの接続を行うだけで他のハードウェアの変更を
要さない。また、基幹ケーブルの任意の場所に接続が可
能であるため、装置の配置に自由度が増す。拡張性を
向上することができる。ネットワークシステムの導入に
より、多数の従制御装置の接続が可能で、OMNINE
T−LANでは、最大63装置(ノード)接続が可能で
あり、他の半導体製造装置との接続も可能(LAN基幹
線を半導体製造装置外へ伸ばす)である。又、各装置
への配線は1本の基幹線8からトランシーバ9を経て行
うため、ケーブルの取り回しが容易であり、保守作業等
が容易である。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように本発明
によれば、多数の装置接続時にも高速通信ができ、従制
御装置の増設,拡張を充分に可能となるばかりでなく、
ケーブルの取り回しが容易になり、保守作業等を容易に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)はそれぞれ本発明システムの1
実施例の構成を示す説明図及び本発明の制御ソフトウェ
ア構成を示す説明図である。
【図2】(A),(B)はそれぞれ本発明におけるLA
Nボード構成図及び同じく従制御装置LANインターフ
ェース構成図である。
【図3】本発明システムにおける装置配置の1例を示す
図である。
【図4】本発明のデータ伝送手順の説明図である。
【図5】本発明のネットワーク通信の説明図である。
【図6】従来システムの1例の構成を示す説明図であ
る。
【図7】従来システムにおける装置配置の1例を示す図
である。
【図8】従来における主制御装置の1例を示す図であ
る。
【図9】従来のシリアル通信の説明図である。
【符号の説明】
1 操作パネル 2 シリアル回線 3 主制御装置(中央処理装置) 4 従制御装置 5 シリアル入出力部 6 筐体 7 ネットワーク入出力部(LANインターフェイスボ
ード) 8 ネットワーク基幹線(LAN) 9 トランシーバ 10 ネットワークインターフェイス(LANインター
フェイス) 11 処理装置バス 12 共有メモリ 13 LANコントローラ 14 LANコントローラ 15 ローカルバス 16 中央処理装置 17 メモリ 18 制御回路
フロントページの続き (72)発明者 塚田 和徳 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主制御装置と圧力,温度制御装置など複
    数の従制御装置との間でデータ交換を行い、ウェーハに
    成膜等の処理をする半導体製造装置において、主制御装
    置と各従制御装置間の通信を実現するネットワーク施設
    と制御ソフトウェアを使用することを特徴とする半導体
    製造装置のネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 主制御装置のLANボードと各従制御装
    置のLANインターフェースとの間をネットワーク基幹
    線で接続し、かつ両装置間のネットワーク通信を,両装
    置のLANドライバと制御アプリケーションの2種類の
    制御ソフトウェアで実現することを特徴とする請求項1
    の半導体製造装置のネットワークシステム。
JP16969894A 1994-07-21 1994-07-21 半導体製造装置のネットワークシステム Pending JPH0837157A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100464173B1 (ko) * 1997-09-22 2005-04-06 삼성전자주식회사 반도체제조용설비제어시스템및이를통한설비제어방법
JP2006512481A (ja) * 2002-12-31 2006-04-13 東京エレクトロン株式会社 材料処理システムをモニタするための方法及び装置
US7062343B2 (en) 1996-07-31 2006-06-13 Canon Kabushiki Kaisha Remote maintenance system
CN100429887C (zh) * 2006-02-09 2008-10-29 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 刻蚀机集群控制器与工艺模块控制器通讯系统及方法

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