JPH0685871A - 異通信方式共用モジュール装置 - Google Patents
異通信方式共用モジュール装置Info
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- JPH0685871A JPH0685871A JP4260769A JP26076992A JPH0685871A JP H0685871 A JPH0685871 A JP H0685871A JP 4260769 A JP4260769 A JP 4260769A JP 26076992 A JP26076992 A JP 26076992A JP H0685871 A JPH0685871 A JP H0685871A
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- Japan
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- communication information
- information
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- Communication Control (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来よりも簡単な構成で、2種以上の異なる
通信方式を共用する。 【構成】 ローカルエリアネットワーク1から通信情報
を受信した場合、ドライバ5がその通信情報を解析し、
必要な識別情報を抽出していずれの通信方式の通信情報
かを判断する。その通信情報を該当する通信制御モジュ
ール6−1又は6−2に送り、通信を実行する。送信の
場合には、そのまま通信制御モジュール6−1、6−2
からローカルエリアネットワーク1に対し通信情報が送
り出される。従って、トランシーバ2やドライバレシー
バユニット3、LANコントローラ4等は1台分でよ
い。
通信方式を共用する。 【構成】 ローカルエリアネットワーク1から通信情報
を受信した場合、ドライバ5がその通信情報を解析し、
必要な識別情報を抽出していずれの通信方式の通信情報
かを判断する。その通信情報を該当する通信制御モジュ
ール6−1又は6−2に送り、通信を実行する。送信の
場合には、そのまま通信制御モジュール6−1、6−2
からローカルエリアネットワーク1に対し通信情報が送
り出される。従って、トランシーバ2やドライバレシー
バユニット3、LANコントローラ4等は1台分でよ
い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローカルエリアネット
ワークとワークステーション等の端末装置との間を接続
して、その通信制御等を行う異通信方式共用モジュール
装置に関する。
ワークとワークステーション等の端末装置との間を接続
して、その通信制御等を行う異通信方式共用モジュール
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ローカルエリアネットワークは、コンピ
ュータシステムに広く採用されており、その標準的なプ
ロトコルとしてイーサーネット方式(ゼロックス社登録
商標)とIEEE802方式とが良く知られている。こ
の両者の方式は、同一のローカルエリアネットワークを
介して共用できる特徴を持つ。図2に、このような方式
を採用したローカルエリアネットワークのモジュール装
置ブロック図を示す。図の装置は、例えば一つのワーク
ステーションがイーサーネット方式とIEEE802方
式の両方の通信方式で通信を実行できるよう構成された
モジュールである。このために、ローカルエリアネット
ワーク1には2台のトランシーバ2−1及び2−1が接
続され、一方のトランシーバ2−1はイーサーネット
用、もう一方のトランシーバ2−2はIEEE802用
とされている。
ュータシステムに広く採用されており、その標準的なプ
ロトコルとしてイーサーネット方式(ゼロックス社登録
商標)とIEEE802方式とが良く知られている。こ
の両者の方式は、同一のローカルエリアネットワークを
介して共用できる特徴を持つ。図2に、このような方式
を採用したローカルエリアネットワークのモジュール装
置ブロック図を示す。図の装置は、例えば一つのワーク
ステーションがイーサーネット方式とIEEE802方
式の両方の通信方式で通信を実行できるよう構成された
モジュールである。このために、ローカルエリアネット
ワーク1には2台のトランシーバ2−1及び2−1が接
続され、一方のトランシーバ2−1はイーサーネット
用、もう一方のトランシーバ2−2はIEEE802用
とされている。
【0003】イーサーネット用のトランシーバ2−1に
は、トランシーバケーブル7−1を介してドライバレシ
ーバユニット3−1が接続され、これには順にLANコ
ントローラ4−1、ドライバ5−3及びTCP/IP系
通信制御モジュール6−1が接続されている。トランシ
ーバ2−1は、ローカルエリアネットワーク1を構成す
る同軸ケーブル等に電気接続するためのコネクタから構
成される。ドライバレシーバユニット3−1は、信号の
入出力回路から構成され、ここにイーサーネットターミ
ナルのためのアドレスが設定されている。LANコント
ローラ4−1は、イーサーネット用のインタフェースを
構成するLSIである。ドライバ5−3以降は、ソフト
ウェアモジュールを構成する。ドライバ5−3はイーサ
ーネットの物理層から成る。TCP/IP系通信制御モ
ジュール6−1は、イーサーネット方式の通信を管理す
るよく知られたソフトウェアである。このソフトウェア
モジュールを介して図示しないワークステーションが接
続される。
は、トランシーバケーブル7−1を介してドライバレシ
ーバユニット3−1が接続され、これには順にLANコ
ントローラ4−1、ドライバ5−3及びTCP/IP系
通信制御モジュール6−1が接続されている。トランシ
ーバ2−1は、ローカルエリアネットワーク1を構成す
る同軸ケーブル等に電気接続するためのコネクタから構
成される。ドライバレシーバユニット3−1は、信号の
入出力回路から構成され、ここにイーサーネットターミ
ナルのためのアドレスが設定されている。LANコント
ローラ4−1は、イーサーネット用のインタフェースを
構成するLSIである。ドライバ5−3以降は、ソフト
ウェアモジュールを構成する。ドライバ5−3はイーサ
ーネットの物理層から成る。TCP/IP系通信制御モ
ジュール6−1は、イーサーネット方式の通信を管理す
るよく知られたソフトウェアである。このソフトウェア
モジュールを介して図示しないワークステーションが接
続される。
【0004】一方、IEEE802用のトランシーバ2
−2には、同様にトランシーバケーブル7−2を介して
ドライバレシーバユニット3−2が接続されている。こ
のドライバレシーバユニット3−2には、IEEE80
2ターミナル用のアドレスが設定されている。また、L
ANコントローラ4−2は、IEEE802.3用のイ
ンタフェースLSIから構成される。ドライバ5−4以
降はソフトウェアモジュールを構成する。ドライバ5−
4は802.3MAC物理層とされている。ドライバ5
−4には、OSI系通信制御モジュール6−2が接続さ
れている。このモジュールもよく知られた構成のもので
ある。このモジュールの先にワークステーションが接続
される。IEEE系の方式とイーサーネット方式との両
方で通信が可能なワークステーションは、このように従
来、2系統のハードウェアモジュールとソフトウェアモ
ジュールを用意し、ローカルエリアネットワークに接続
する構成とされていた。
−2には、同様にトランシーバケーブル7−2を介して
ドライバレシーバユニット3−2が接続されている。こ
のドライバレシーバユニット3−2には、IEEE80
2ターミナル用のアドレスが設定されている。また、L
ANコントローラ4−2は、IEEE802.3用のイ
ンタフェースLSIから構成される。ドライバ5−4以
降はソフトウェアモジュールを構成する。ドライバ5−
4は802.3MAC物理層とされている。ドライバ5
−4には、OSI系通信制御モジュール6−2が接続さ
れている。このモジュールもよく知られた構成のもので
ある。このモジュールの先にワークステーションが接続
される。IEEE系の方式とイーサーネット方式との両
方で通信が可能なワークステーションは、このように従
来、2系統のハードウェアモジュールとソフトウェアモ
ジュールを用意し、ローカルエリアネットワークに接続
する構成とされていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の構成のワークステーションは、異なる2方式で
通信を行えるようにするためには、実質的に一つの方式
で通信を行う装置の2倍の通信制御用ハードウェアを用
意する必要があった。従って、ハードウェア自体のコス
トが高くなるだけでなくその回路接続も複雑になり、ト
ランシーバケーブル等の配線も煩雑になるという問題が
あった。本発明は以上の点に着目してなされたもので、
従来よりも簡単な構成で、2種以上の異なる通信方式を
共用できる異通信方式共用モジュール装置を提供するこ
とを目的とするものである。
な従来の構成のワークステーションは、異なる2方式で
通信を行えるようにするためには、実質的に一つの方式
で通信を行う装置の2倍の通信制御用ハードウェアを用
意する必要があった。従って、ハードウェア自体のコス
トが高くなるだけでなくその回路接続も複雑になり、ト
ランシーバケーブル等の配線も煩雑になるという問題が
あった。本発明は以上の点に着目してなされたもので、
従来よりも簡単な構成で、2種以上の異なる通信方式を
共用できる異通信方式共用モジュール装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の異通信方式共用
モジュール装置は、一つのローカルエリアネットワーク
を、複数の互いに異なる通信方式に係る通信情報の伝送
に共用するものにおいて、各通信方式に係る通信情報を
それぞれ個別に処理する通信制御モジュールと、前記ロ
ーカルエリアネットワークに接続され、そのローカルエ
リアネットワークを介して伝送される通信情報中から、
通信方式識別情報を抽出し、当該通信情報が前記複数の
通信方式の通信情報のうちいずれに係るものかを認識し
て、前記該当する通信制御モジュールへ転送するドライ
バとを備えたことを特徴とするものである。
モジュール装置は、一つのローカルエリアネットワーク
を、複数の互いに異なる通信方式に係る通信情報の伝送
に共用するものにおいて、各通信方式に係る通信情報を
それぞれ個別に処理する通信制御モジュールと、前記ロ
ーカルエリアネットワークに接続され、そのローカルエ
リアネットワークを介して伝送される通信情報中から、
通信方式識別情報を抽出し、当該通信情報が前記複数の
通信方式の通信情報のうちいずれに係るものかを認識し
て、前記該当する通信制御モジュールへ転送するドライ
バとを備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】この装置は、ローカルエリアネットワークから
通信情報を受信した場合、ドライバがその通信情報を解
析し、必要な識別情報を抽出していずれの通信方式の通
信情報かを判断する。その通信情報を該当する通信制御
モジュールに送り、通信を実行する。送信の場合には、
そのまま通信制御モジュールからローカルエリアネット
ワークに対し通信情報が送り出される。これにより、ト
ランシーバやドライバレシーバユニット、LANコント
ローラ等をハードウェア的に一体にすることができ、装
置の構成を簡略化できる。
通信情報を受信した場合、ドライバがその通信情報を解
析し、必要な識別情報を抽出していずれの通信方式の通
信情報かを判断する。その通信情報を該当する通信制御
モジュールに送り、通信を実行する。送信の場合には、
そのまま通信制御モジュールからローカルエリアネット
ワークに対し通信情報が送り出される。これにより、ト
ランシーバやドライバレシーバユニット、LANコント
ローラ等をハードウェア的に一体にすることができ、装
置の構成を簡略化できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明の装置の実施例を示すブロック図
である。図において、本発明の装置は、例えばローカル
エリアネットワーク1をイーサーネット方式とIEEE
802方式を用いて使用している場合に、その両方の通
信方式で通信されるワークステーション等に接続され
る。図1において、この装置は、ローカルエリアネット
ワーク1に対し1台のトランシーバ2を用いて接続され
る。このトランシーバ2には、トランシーバケーブル7
を介してドライバレシーバユニット3が接続される。こ
のドライバレシーバユニット3は、イーサーネット方式
によるアドレスとIEEE方式によるアドレスのいずれ
のアドレスについても自己のアドレスと認識する構成と
なっている。LANコントローラ4は、ドライバレシー
バユニット3とドライバ5とを接続するインタフェース
から構成される。
明する。図1は本発明の装置の実施例を示すブロック図
である。図において、本発明の装置は、例えばローカル
エリアネットワーク1をイーサーネット方式とIEEE
802方式を用いて使用している場合に、その両方の通
信方式で通信されるワークステーション等に接続され
る。図1において、この装置は、ローカルエリアネット
ワーク1に対し1台のトランシーバ2を用いて接続され
る。このトランシーバ2には、トランシーバケーブル7
を介してドライバレシーバユニット3が接続される。こ
のドライバレシーバユニット3は、イーサーネット方式
によるアドレスとIEEE方式によるアドレスのいずれ
のアドレスについても自己のアドレスと認識する構成と
なっている。LANコントローラ4は、ドライバレシー
バユニット3とドライバ5とを接続するインタフェース
から構成される。
【0009】本発明においては、このドライバ5が、受
信された通信情報を解析し、イーサーネットによる情報
か、IEEE802方式によるものかを判断する構成と
なっている。このために、ドライバ5にはセレクタ5−
1が設けられている。また、このセレクタ5−1は、受
信された通信情報がイーサーネット方式のものである場
合には、TCP/IP系通信制御モジュール6−1にそ
の通信情報を転送し、IEEE802系のものであれ
ば、OSI系通信制御モジュール6−2にその通信情報
を転送する構成とされている。一方、通信情報の逆方向
の流れ、即ち通信制御モジュール6−1、6−2からド
ライバ5を介してLANコントローラ4に向かう通信情
報の流れは、そのままセレクタ5−1を介することなく
直接行われる。
信された通信情報を解析し、イーサーネットによる情報
か、IEEE802方式によるものかを判断する構成と
なっている。このために、ドライバ5にはセレクタ5−
1が設けられている。また、このセレクタ5−1は、受
信された通信情報がイーサーネット方式のものである場
合には、TCP/IP系通信制御モジュール6−1にそ
の通信情報を転送し、IEEE802系のものであれ
ば、OSI系通信制御モジュール6−2にその通信情報
を転送する構成とされている。一方、通信情報の逆方向
の流れ、即ち通信制御モジュール6−1、6−2からド
ライバ5を介してLANコントローラ4に向かう通信情
報の流れは、そのままセレクタ5−1を介することなく
直接行われる。
【0010】図3に、例えばこの実施例に採用したイー
サーネット方式の通信情報とIEEE802方式の通信
情報の具体的な構成例を示す。図に示すように、(a)
はイーサーネット方式の通信情報であって、始めの6バ
イトは宛先アドレス(DA)11、次の6バイトが発信
元アドレス(SA)12、さらに次の2バイトがタイプ
13となっており、その後所定の長さのデータ14及び
フレームチェックシーケンス(FCS)15が設けられ
た構成となっている。
サーネット方式の通信情報とIEEE802方式の通信
情報の具体的な構成例を示す。図に示すように、(a)
はイーサーネット方式の通信情報であって、始めの6バ
イトは宛先アドレス(DA)11、次の6バイトが発信
元アドレス(SA)12、さらに次の2バイトがタイプ
13となっており、その後所定の長さのデータ14及び
フレームチェックシーケンス(FCS)15が設けられ
た構成となっている。
【0011】一方、IEEE802系の通信情報は、始
めの6バイトが宛先アドレス(DA)21、次の6バイ
トが発信元アドレス(SA)22、さらに次の2バイト
はフレーム長23となり、その後プロトコルデータユニ
ット24が設けられ、さらに順にデータ25及びフレー
ムチェックシーケンス(FCS)26が設けられた構成
となっている。なお、上記プロトコルデータユニット2
4はこの図に示すように、DSAP27とSSAP28
とCPRL29とPIO30とTYPE31とから構成
され、これらの情報は全て2バイト構成となっている。
なお、以上のデータ構成は既知の規格化されたものであ
る。上記の例に示すように、両者のデータを識別するた
めには、そのデータの性質を考慮した解析が必要とな
る。
めの6バイトが宛先アドレス(DA)21、次の6バイ
トが発信元アドレス(SA)22、さらに次の2バイト
はフレーム長23となり、その後プロトコルデータユニ
ット24が設けられ、さらに順にデータ25及びフレー
ムチェックシーケンス(FCS)26が設けられた構成
となっている。なお、上記プロトコルデータユニット2
4はこの図に示すように、DSAP27とSSAP28
とCPRL29とPIO30とTYPE31とから構成
され、これらの情報は全て2バイト構成となっている。
なお、以上のデータ構成は既知の規格化されたものであ
る。上記の例に示すように、両者のデータを識別するた
めには、そのデータの性質を考慮した解析が必要とな
る。
【0012】図4に、そのような識別のための本発明の
装置の動作フローチャートを示す。この動作は、具体的
には図1に示したセレクタ5−1が実行する。ステップ
S1において、受信された通信情報のタイプ13あるい
はフレーム長23のフィールドの値をKとおく。即ち、
図2に示したイーサーネット方式の通信情報が受信され
たときはタイプ13の2バイトのデータがレジスタに格
納され、受信された通信情報がIEEE方式のものの場
合、フレーム長23の2バイトのデータがレジスタに格
納される。この場合、この2バイトのディジタル数を例
えばそのまま10進法の数字として認識する。そして、
次のような比較判断を行う。即ち、図4のステップS2
において、Kの値が1500より大きいか否かを判断す
る。Kの値が1500よりも大きい場合には、ステップ
S6に移り、TCP/IP系通信制御モジュールへその
通信情報を転送する。
装置の動作フローチャートを示す。この動作は、具体的
には図1に示したセレクタ5−1が実行する。ステップ
S1において、受信された通信情報のタイプ13あるい
はフレーム長23のフィールドの値をKとおく。即ち、
図2に示したイーサーネット方式の通信情報が受信され
たときはタイプ13の2バイトのデータがレジスタに格
納され、受信された通信情報がIEEE方式のものの場
合、フレーム長23の2バイトのデータがレジスタに格
納される。この場合、この2バイトのディジタル数を例
えばそのまま10進法の数字として認識する。そして、
次のような比較判断を行う。即ち、図4のステップS2
において、Kの値が1500より大きいか否かを判断す
る。Kの値が1500よりも大きい場合には、ステップ
S6に移り、TCP/IP系通信制御モジュールへその
通信情報を転送する。
【0013】即ち、IEEE802系の通信情報につい
ては、このKの値が1500より大きい場合がないた
め、イーサーネット方式の通信情報と判断する。また、
それ以外の場合には、ステップS3において、例えばD
SAPに該当する位置のデータが“AA”であるかどう
かを判断する。図2の(b)に示したDSAP27の部
分が“AA”であれば、これはIEEE系の通信情報で
はないから、ステップS6に移り、TCP/IP系通信
モジュールへ通信情報を転送する。また、ステップS4
において、SSAP28に該当する部分が“AA”であ
るか否かを判断する。これが“AA”である場合にも、
IEEE系の通信情報でないと判断する。さらに、ステ
ップS5において、TYPE31に該当する2バイトの
情報が1500以上か否かを判断する。これが1500
以上の場合には、やはりIEEE系の通信情報でないと
判断する。従って、その場合には、イーサーネット方式
の通信情報であるからステップS6に移り、TCP/I
P系通信制御モジュールへ通信情報を転送する。また、
それ以外の場合にはステップS7に移り、OSI系通信
モジュールへ通信情報を転送する。
ては、このKの値が1500より大きい場合がないた
め、イーサーネット方式の通信情報と判断する。また、
それ以外の場合には、ステップS3において、例えばD
SAPに該当する位置のデータが“AA”であるかどう
かを判断する。図2の(b)に示したDSAP27の部
分が“AA”であれば、これはIEEE系の通信情報で
はないから、ステップS6に移り、TCP/IP系通信
モジュールへ通信情報を転送する。また、ステップS4
において、SSAP28に該当する部分が“AA”であ
るか否かを判断する。これが“AA”である場合にも、
IEEE系の通信情報でないと判断する。さらに、ステ
ップS5において、TYPE31に該当する2バイトの
情報が1500以上か否かを判断する。これが1500
以上の場合には、やはりIEEE系の通信情報でないと
判断する。従って、その場合には、イーサーネット方式
の通信情報であるからステップS6に移り、TCP/I
P系通信制御モジュールへ通信情報を転送する。また、
それ以外の場合にはステップS7に移り、OSI系通信
モジュールへ通信情報を転送する。
【0014】上記のような判断によって、受信された通
信情報がTCP/IP系通信制御モジュール6−1かO
SI系通信制御モジュール6−2へ選択的に転送され
る。これによって、いずれの通信情報が受信された場合
でも確実にその内容を識別し、通信制御を実行すること
ができる。この場合に、図1の実施例に示したように、
本発明の装置は従来装置に比較して、トランシーバ2か
らLANコントローラ4に至るハードウェア構成が簡素
化され、その接続の簡略化やハードウェアコストの低下
を図ることができる。
信情報がTCP/IP系通信制御モジュール6−1かO
SI系通信制御モジュール6−2へ選択的に転送され
る。これによって、いずれの通信情報が受信された場合
でも確実にその内容を識別し、通信制御を実行すること
ができる。この場合に、図1の実施例に示したように、
本発明の装置は従来装置に比較して、トランシーバ2か
らLANコントローラ4に至るハードウェア構成が簡素
化され、その接続の簡略化やハードウェアコストの低下
を図ることができる。
【0015】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記実施例においては、2種の異なる通信方式を1本のロ
ーカルエリアネットワークを使用して伝送した例を示し
たが、2種以上の通信方式を使用して通信を行う場合に
おいても、必要なだけセレクタの機能を増加させること
によって対応させることが可能である。もちろん、その
場合の通信方式は上記方式に限らず、各種の方式として
差し支えない。その場合のセレクタの構成は、必要な通
信方法の相違点を示す識別情報を抽出する構成とすれば
よい。
記実施例においては、2種の異なる通信方式を1本のロ
ーカルエリアネットワークを使用して伝送した例を示し
たが、2種以上の通信方式を使用して通信を行う場合に
おいても、必要なだけセレクタの機能を増加させること
によって対応させることが可能である。もちろん、その
場合の通信方式は上記方式に限らず、各種の方式として
差し支えない。その場合のセレクタの構成は、必要な通
信方法の相違点を示す識別情報を抽出する構成とすれば
よい。
【0016】
【発明の効果】以上説明した本発明の異通信方式共用モ
ジュール装置は、一組の物理層に対し2種のプロトコル
を実装することが可能になり、実質的にトランシーバや
ドライバレシーバユニット等のハードウェアを一本化す
ることができる。これによって、ハードウェアを簡素化
し設備のコストを低下することが可能になる。
ジュール装置は、一組の物理層に対し2種のプロトコル
を実装することが可能になり、実質的にトランシーバや
ドライバレシーバユニット等のハードウェアを一本化す
ることができる。これによって、ハードウェアを簡素化
し設備のコストを低下することが可能になる。
【図1】本発明の装置の実施例ブロック図である。
【図2】従来装置のブロック図である。
【図3】通信情報構成例説明図である。
【図4】本発明の装置の動作フローチャートである。
1 ローカルエリアネットワーク 2 トランシーバ 5 ドライバ 6−1、6−2 通信制御モジュール
Claims (1)
- 【請求項1】 一つのローカルエリアネットワークを、
複数の互いに異なる通信方式に係る通信情報の伝送に共
用するものにおいて、 各通信方式に係る通信情報をそれぞれ個別に処理する通
信制御モジュールと、 前記ローカルエリアネットワークに接続され、そのロー
カルエリアネットワークを介して伝送される通信情報中
から、通信方式識別情報を抽出し、当該通信情報が前記
複数の通信方式の通信情報のうちいずれに係るものかを
認識して、前記該当する通信制御モジュールへ転送する
ドライバとを備えたことを特徴とする異通信方式共用モ
ジュール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4260769A JPH0685871A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 異通信方式共用モジュール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4260769A JPH0685871A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 異通信方式共用モジュール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0685871A true JPH0685871A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=17352477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4260769A Pending JPH0685871A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 異通信方式共用モジュール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0685871A (ja) |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP4260769A patent/JPH0685871A/ja active Pending
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