JP3154886B2 - データ通信システム - Google Patents
データ通信システムInfo
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- JP3154886B2 JP3154886B2 JP04274294A JP4274294A JP3154886B2 JP 3154886 B2 JP3154886 B2 JP 3154886B2 JP 04274294 A JP04274294 A JP 04274294A JP 4274294 A JP4274294 A JP 4274294A JP 3154886 B2 JP3154886 B2 JP 3154886B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換機のデータ通信シス
テムに関し、詳しくは、制御データバスと通信データバ
スをそれぞれ分離した通信システムでデータ通信を行う
パケット交換機のデータ通信システムに関する。
テムに関し、詳しくは、制御データバスと通信データバ
スをそれぞれ分離した通信システムでデータ通信を行う
パケット交換機のデータ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のパケット交換機の一例を示
すブロック図である。図3に示すように、従来のパケッ
ト交換機において、31は各端末通信装置間の通信を制
御する主制御装置(MPR;マネージメント・プロセッ
サ)であり、主制御プロセッサ31aと主側データバス
I/O(31b)から構成されている。32は端末通信
装置(CMU;コミュニケーション・ユニット)であ
り、従制御プロセッサ32aと従側データバスI/O
(32b)から構成され、各種複数の端末が回線数に応
じて接続される。33は制御データと通信データを転送
するための共通データバスである。
すブロック図である。図3に示すように、従来のパケッ
ト交換機において、31は各端末通信装置間の通信を制
御する主制御装置(MPR;マネージメント・プロセッ
サ)であり、主制御プロセッサ31aと主側データバス
I/O(31b)から構成されている。32は端末通信
装置(CMU;コミュニケーション・ユニット)であ
り、従制御プロセッサ32aと従側データバスI/O
(32b)から構成され、各種複数の端末が回線数に応
じて接続される。33は制御データと通信データを転送
するための共通データバスである。
【0003】従来のパケット交換機におけるデータ通信
システムは、主制御装置31と複数の端末通信装置32
が一つの共通データバス33で接続し、各端末通信装置
32は主制御装置31から送信される制御データによっ
て制御され、同一の共通データバス33上を経由した制
御データと通信データよってデータ通信を行っていた。
システムは、主制御装置31と複数の端末通信装置32
が一つの共通データバス33で接続し、各端末通信装置
32は主制御装置31から送信される制御データによっ
て制御され、同一の共通データバス33上を経由した制
御データと通信データよってデータ通信を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、各種端末間でデ
ータ通信を行うパケット交換機においては、通信データ
量が増大していく傾向にあり、データ転送の高速化、及
びパケット交換機の高信頼性が必須条件となっている。
しかしながら、従来のパケット交換機におけるデータ通
信システムでは、通信データ量の増大に伴い、高速化に
限界があった。例えば、共通データバス33上で障害が
発生した場合、制御データと通信データが同一のデータ
バス上を経由しているため通信データだけでなく制御デ
ータにも影響が発生し、交換機の信頼性に欠ける問題が
あった。さらに、主制御装置31が通信データの制御を
行っているため、システム全体のデータ処理速度、デー
タ処理能力にも影響を与えていた。
ータ通信を行うパケット交換機においては、通信データ
量が増大していく傾向にあり、データ転送の高速化、及
びパケット交換機の高信頼性が必須条件となっている。
しかしながら、従来のパケット交換機におけるデータ通
信システムでは、通信データ量の増大に伴い、高速化に
限界があった。例えば、共通データバス33上で障害が
発生した場合、制御データと通信データが同一のデータ
バス上を経由しているため通信データだけでなく制御デ
ータにも影響が発生し、交換機の信頼性に欠ける問題が
あった。さらに、主制御装置31が通信データの制御を
行っているため、システム全体のデータ処理速度、デー
タ処理能力にも影響を与えていた。
【0005】本発明は以上の事情を考慮してなされたも
のであり、パケット交換機のデータ処理速度および信頼
性を向上させることができ、かつ一つの端末通信装置ま
たは通信データバスにおいて故障が発生した場合でも、
主制御装置及び主制御データバスが動作していれば、通
信データをバス接続装置を介して迂回させることができ
るので、一つの端末通信装置または通信データバスの故
障により、他の通信データバスに影響を与えて全てのデ
ータ通信を停止させるという障害を防止することができ
るデータ通信システムを提供するものである。
のであり、パケット交換機のデータ処理速度および信頼
性を向上させることができ、かつ一つの端末通信装置ま
たは通信データバスにおいて故障が発生した場合でも、
主制御装置及び主制御データバスが動作していれば、通
信データをバス接続装置を介して迂回させることができ
るので、一つの端末通信装置または通信データバスの故
障により、他の通信データバスに影響を与えて全てのデ
ータ通信を停止させるという障害を防止することができ
るデータ通信システムを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明
は、各種端末から転送される通信データを制御し、デー
タ通信する各端末通信装置と、各端末通信装置と主制御
データバスで接続し、各端末通信装置間のデータ通信を
制御するための主制御データを主制御データバスを介し
て出力する主制御装置と、各端末通信装置と複数組の従
制御データバスおよび通信データバスで並列接続するバ
ス接続装置とを備えた交換機であって、各端末通信装置
は、主制御装置から受信した主制御データを従制御デー
タに変換し、変換した従制御データに基づき通信データ
を制御することにより各端末通信装置間のデータ通信を
行い、バス接続装置は、送信元の端末通信装置から受信
した従制御データに対応する端末通信装置を選択し、選
択した端末通信装置間を従制御データバスおよび通信デ
ータバスを介して接続することを特徴とするデータ通信
システムである。
は、各種端末から転送される通信データを制御し、デー
タ通信する各端末通信装置と、各端末通信装置と主制御
データバスで接続し、各端末通信装置間のデータ通信を
制御するための主制御データを主制御データバスを介し
て出力する主制御装置と、各端末通信装置と複数組の従
制御データバスおよび通信データバスで並列接続するバ
ス接続装置とを備えた交換機であって、各端末通信装置
は、主制御装置から受信した主制御データを従制御デー
タに変換し、変換した従制御データに基づき通信データ
を制御することにより各端末通信装置間のデータ通信を
行い、バス接続装置は、送信元の端末通信装置から受信
した従制御データに対応する端末通信装置を選択し、選
択した端末通信装置間を従制御データバスおよび通信デ
ータバスを介して接続することを特徴とするデータ通信
システムである。
【0007】本発明によれば、主制御装置が複数の端末
通信装置間のデータ通信を制御するパケット交換機にお
いて、各端末通信装置は、主制御装置に依存することな
く、従制御データに基づき通信データを制御するので、
パケット交換機のデータ処理速度および信頼性を向上さ
せることができ、かつ一つの端末通信装置または通信デ
ータバスにおいて故障が発生した場合でも、主制御装置
及び主制御データバスが動作していれば、通信データを
バス接続装置を介して迂回させることができるので、一
つの端末通信装置または通信データバスの故障により、
他の通信データバスに影響を与えて全てのデータ通信を
停止させるという障害を防止することができる。
通信装置間のデータ通信を制御するパケット交換機にお
いて、各端末通信装置は、主制御装置に依存することな
く、従制御データに基づき通信データを制御するので、
パケット交換機のデータ処理速度および信頼性を向上さ
せることができ、かつ一つの端末通信装置または通信デ
ータバスにおいて故障が発生した場合でも、主制御装置
及び主制御データバスが動作していれば、通信データを
バス接続装置を介して迂回させることができるので、一
つの端末通信装置または通信データバスの故障により、
他の通信データバスに影響を与えて全てのデータ通信を
停止させるという障害を防止することができる。
【0008】前記主制御装置1は、各端末通信装置2の
通信制御を指示する主制御データを出力する主制御プロ
セッサ1aと、主制御データバス3を接続する制御デー
タバスI/O1bを備え、前記主制御プロセッサ1aは
主制御データを制御データバスI/O1bを介して各端
末通信装置2に送信するするよう構成する。従って、上
記構成によれば、主制御装置1は、各端末通信装置2を
制御する主制御データのみ処理するので処理能力が向上
する。
通信制御を指示する主制御データを出力する主制御プロ
セッサ1aと、主制御データバス3を接続する制御デー
タバスI/O1bを備え、前記主制御プロセッサ1aは
主制御データを制御データバスI/O1bを介して各端
末通信装置2に送信するするよう構成する。従って、上
記構成によれば、主制御装置1は、各端末通信装置2を
制御する主制御データのみ処理するので処理能力が向上
する。
【0009】前記各端末通信装置2は、主制御装置1か
ら受信した主制御データを従制御データに変換し、変換
した従制御データに基づき通信データを制御する従制御
プロセッサ2aと、主制御データバス3を接続する主制
御データバスI/O2bと、従制御データバス4を接続
する従制御データバスI/O2cと、通信データバス5
を接続する通信データバスI/O2dを備え、前記従制
御プロセッサ2aは通信データを通信データバスI/O
2dを介して従制御データに対応する端末通信装置2に
送信するするよう構成する。従って、上記構成によれ
ば、各端末通信装置2に接続された専用の通信データバ
ス4を介してデータ通信が可能になるのでデータ処理速
度、データ処理量が向上する。
ら受信した主制御データを従制御データに変換し、変換
した従制御データに基づき通信データを制御する従制御
プロセッサ2aと、主制御データバス3を接続する主制
御データバスI/O2bと、従制御データバス4を接続
する従制御データバスI/O2cと、通信データバス5
を接続する通信データバスI/O2dを備え、前記従制
御プロセッサ2aは通信データを通信データバスI/O
2dを介して従制御データに対応する端末通信装置2に
送信するするよう構成する。従って、上記構成によれ
ば、各端末通信装置2に接続された専用の通信データバ
ス4を介してデータ通信が可能になるのでデータ処理速
度、データ処理量が向上する。
【0010】前記バス接続装置6は、送信元の端末通信
装置2から受信した従制御データに対応する端末通信装
置2を選択し、選択した端末通信装置2の従制御データ
バス4および通信データバス5を接続するバス制御プロ
セッサ6aと、各端末通信装置2を従制御データバス4
および通信データバス5を介して並列接続するバス接続
I/O6bを備え、前記バス制御プロセッサ6aはバス
接続I/O6bを介して従制御データに対応する端末通
信装置2に通信データを送信するよう構成する。従っ
て、上記構成によれば、バス接続装置6は、複数の端末
通信装置2間でデータ通信を可能に従制御データバス4
および通信データバス5を接続するので通信データの並
列処理が可能になりデータ処理速度、データ処理量を向
上することができる。
装置2から受信した従制御データに対応する端末通信装
置2を選択し、選択した端末通信装置2の従制御データ
バス4および通信データバス5を接続するバス制御プロ
セッサ6aと、各端末通信装置2を従制御データバス4
および通信データバス5を介して並列接続するバス接続
I/O6bを備え、前記バス制御プロセッサ6aはバス
接続I/O6bを介して従制御データに対応する端末通
信装置2に通信データを送信するよう構成する。従っ
て、上記構成によれば、バス接続装置6は、複数の端末
通信装置2間でデータ通信を可能に従制御データバス4
および通信データバス5を接続するので通信データの並
列処理が可能になりデータ処理速度、データ処理量を向
上することができる。
【0011】前記各端末通信装置2間のデータ通信はパ
ケット交換であることが好ましい。パケット交換機のデ
ータ通信システムであれば、回線や交換機の設備がより
有効に利用できる。
ケット交換であることが好ましい。パケット交換機のデ
ータ通信システムであれば、回線や交換機の設備がより
有効に利用できる。
【0012】なお、本発明において、交換機は、主制御
装置1、端末通信装置2、主制御データバス3、従制御
データバス4、通信データバス5、バス接続装置6から
構成されている。さらに、主制御装置1は、主制御プロ
セッサ1a、制御データバスI/O1bから構成され
る。また、端末通信装置2は、従制御プロセッサ2a、
主制御データバスI/O2b、従制御データバスI/O
2c、通信データバスI/O2dから構成される。ま
た、バス接続装置6は、バス制御プロセッサ6a、バス
接続I/O6bから構成される。また、主制御プロセッ
サ1a、従制御プロセッサ2a、バス制御プロセッサ6
aとしては、CPU、ROM、RAMからなるマイクロ
プロセッサが用いられる。
装置1、端末通信装置2、主制御データバス3、従制御
データバス4、通信データバス5、バス接続装置6から
構成されている。さらに、主制御装置1は、主制御プロ
セッサ1a、制御データバスI/O1bから構成され
る。また、端末通信装置2は、従制御プロセッサ2a、
主制御データバスI/O2b、従制御データバスI/O
2c、通信データバスI/O2dから構成される。ま
た、バス接続装置6は、バス制御プロセッサ6a、バス
接続I/O6bから構成される。また、主制御プロセッ
サ1a、従制御プロセッサ2a、バス制御プロセッサ6
aとしては、CPU、ROM、RAMからなるマイクロ
プロセッサが用いられる。
【0013】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいて本発明を詳
述する。なお、本発明はこれによって限定されるもので
はない。本発明は、主として、パケット交換機のデータ
通信システムに用いて好適である。各構成要素は本発明
の「パケット交換機のデータ処理能力と信頼性の向上」
を達成する以外に、交換機の回線交換に適用することが
できる。
述する。なお、本発明はこれによって限定されるもので
はない。本発明は、主として、パケット交換機のデータ
通信システムに用いて好適である。各構成要素は本発明
の「パケット交換機のデータ処理能力と信頼性の向上」
を達成する以外に、交換機の回線交換に適用することが
できる。
【0014】図1は本発明のパケット交換機の実施例1
を示すブロック図である。図1に示すように、1は各端
末通信装置間の通信を制御する主制御装置(MPR;マ
ネージメント・プロセッサ)であり、主制御プロセッサ
1a、制御データバスI/O1bから構成されている。
2は端末通信装置(CMU;コミュニケーション・ユニ
ット)であり、従制御プロセッサ2a、主制御データバ
スI/O2b、従制御データバスI/O2c、通信デー
タバスI/O2dから構成されている。端末通信装置2
には各種複数の端末が回線数に応じて接続される(図示
せず)。3は主制御データバス、4は従制御データバ
ス、5は通信データバスである。また、主制御プロセッ
サ1a、従制御プロセッサ2aとしては、CPU、RO
M、RAMからなるマイクロプロセッサが用いられる。
また、制御データバスI/O1b、主制御データバスI
/O2b、従制御データバスI/O2c、通信データバ
スI/O2dとしては、各制御データ、通信データを送
信または受信するがI/Oポートが用いられる。
を示すブロック図である。図1に示すように、1は各端
末通信装置間の通信を制御する主制御装置(MPR;マ
ネージメント・プロセッサ)であり、主制御プロセッサ
1a、制御データバスI/O1bから構成されている。
2は端末通信装置(CMU;コミュニケーション・ユニ
ット)であり、従制御プロセッサ2a、主制御データバ
スI/O2b、従制御データバスI/O2c、通信デー
タバスI/O2dから構成されている。端末通信装置2
には各種複数の端末が回線数に応じて接続される(図示
せず)。3は主制御データバス、4は従制御データバ
ス、5は通信データバスである。また、主制御プロセッ
サ1a、従制御プロセッサ2aとしては、CPU、RO
M、RAMからなるマイクロプロセッサが用いられる。
また、制御データバスI/O1b、主制御データバスI
/O2b、従制御データバスI/O2c、通信データバ
スI/O2dとしては、各制御データ、通信データを送
信または受信するがI/Oポートが用いられる。
【0015】主制御装置1において、主プロセッサ1a
は各端末通信装置2を制御する主制御データを制御デー
タバスI/O1bを介して各端末通信装置2の主制御デ
ータバスI/O2bに送信する。各端末通信装置2にお
いて、従制御プロセッサ2aは、主制御データバスI/
O2bが受信した主制御データを従制御データに変換
し、その変換した従制御データにより通信データと転送
先の端末通信装置2を制御する。各端末通信装置2に接
続された従制御データバス4と通信データバス5を介し
てデータ通信が可能になるのでデータ通信の高速化が図
れる。従って、パケット交換機のデータ処理速度、デー
タ処理量が向上する。
は各端末通信装置2を制御する主制御データを制御デー
タバスI/O1bを介して各端末通信装置2の主制御デ
ータバスI/O2bに送信する。各端末通信装置2にお
いて、従制御プロセッサ2aは、主制御データバスI/
O2bが受信した主制御データを従制御データに変換
し、その変換した従制御データにより通信データと転送
先の端末通信装置2を制御する。各端末通信装置2に接
続された従制御データバス4と通信データバス5を介し
てデータ通信が可能になるのでデータ通信の高速化が図
れる。従って、パケット交換機のデータ処理速度、デー
タ処理量が向上する。
【0016】図2は本発明のパケット交換機の実施例2
を示すブロック図である。図1と同じ構成要素は同符号
を記す。また、図2において、6はバス接続装置であ
り、各端末通信装置2間の制御データバス4および通信
データバス5を制御するバス制御プロセッサ6a、各デ
ータバス4、5を接続するバス接続I/O6bを備えて
いる。図2に示すように、パケット交換機において、端
末通信装置2が3台以上並列接続して各端末通信装置2
間のデータ通信を行う際には、バス接続装置6を設け
る。バス接続装置6は、送信元の端末通信装置2から受
信した従制御データに対応する端末通信装置2を選択
し、選択した端末通信装置2の従制御データバス4およ
び通信データバス5を接続するよう構成する。
を示すブロック図である。図1と同じ構成要素は同符号
を記す。また、図2において、6はバス接続装置であ
り、各端末通信装置2間の制御データバス4および通信
データバス5を制御するバス制御プロセッサ6a、各デ
ータバス4、5を接続するバス接続I/O6bを備えて
いる。図2に示すように、パケット交換機において、端
末通信装置2が3台以上並列接続して各端末通信装置2
間のデータ通信を行う際には、バス接続装置6を設け
る。バス接続装置6は、送信元の端末通信装置2から受
信した従制御データに対応する端末通信装置2を選択
し、選択した端末通信装置2の従制御データバス4およ
び通信データバス5を接続するよう構成する。
【0017】各端末通信装置2とバス接続装置6間に
は、従制御データバス4と通信データバス5がそれぞれ
接続されているので通信データが並列して処理される。
従って、上記構成によれば、複数の端末通信装置2間の
データ交換を行う際に、例えば、一つの端末通信装置2
において故障が発生した場合でも、主制御データバス3
が動作しているので他の通信データバス5には全く影響
がなくシステムダウンを補償することができシステムの
信頼性が向上する。さらに、各端末通信装置2間で転送
される通信データは主制御装置1の主制御プロセッサ1
aに依存することなく、各端末通信装置2の従制御プロ
セッサ2aが通信データを制御するので、システム全体
のデータ処理速度、データ処理能力が向上する。
は、従制御データバス4と通信データバス5がそれぞれ
接続されているので通信データが並列して処理される。
従って、上記構成によれば、複数の端末通信装置2間の
データ交換を行う際に、例えば、一つの端末通信装置2
において故障が発生した場合でも、主制御データバス3
が動作しているので他の通信データバス5には全く影響
がなくシステムダウンを補償することができシステムの
信頼性が向上する。さらに、各端末通信装置2間で転送
される通信データは主制御装置1の主制御プロセッサ1
aに依存することなく、各端末通信装置2の従制御プロ
セッサ2aが通信データを制御するので、システム全体
のデータ処理速度、データ処理能力が向上する。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、主制御装置が複数の端
末通信装置間のデータ通信を制御するパケット交換機の
データ処理速度および信頼性を向上させることができ、
かつ一つの端末通信装置または通信データバスにおいて
故障が発生した場合でも、主制御装置及び主制御データ
バスが動作していれば、通信データをバス接続装置を介
して迂回させることができるので、一つの端末通信装置
または通信データバスの故障により他の通信データバス
に影響を与えて全てのデータ通信を停止させるという障
害を防止することができる。
末通信装置間のデータ通信を制御するパケット交換機の
データ処理速度および信頼性を向上させることができ、
かつ一つの端末通信装置または通信データバスにおいて
故障が発生した場合でも、主制御装置及び主制御データ
バスが動作していれば、通信データをバス接続装置を介
して迂回させることができるので、一つの端末通信装置
または通信データバスの故障により他の通信データバス
に影響を与えて全てのデータ通信を停止させるという障
害を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパケット交換機の実施例1を示すブロ
ック図
ック図
【図2】本発明のパケット交換機の実施例2を示すブロ
ック図
ック図
【図3】従来のパケット交換機の一例を示すブロック図
1 主制御装置 1a 主制御プロセッサ 1b 制御データバスI/O 2 端末通信装置 2a 従制御プロセッサ 2b 主制御データバスI/O 2c 従制御データバスI/O 2d 通信データバスI/O 3 主制御データバス 4 従制御データバス 5 通信データバス 6 バス接続装置 6a バス制御プロセッサ 6b バス接続I/O
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56
Claims (5)
- 【請求項1】 各種端末から転送される通信データを制
御し、データ通信する各端末通信装置と、各端末通信装
置と主制御データバスで接続し、各端末通信装置間のデ
ータ通信を制御するための主制御データを主制御データ
バスを介して出力する主制御装置と、各端末通信装置と
複数組の従制御データバスおよび通信データバスで並列
接続するバス接続装置とを備えた交換機であって、各端
末通信装置は、主制御装置から受信した主制御データを
従制御データに変換し、変換した従制御データに基づき
通信データを制御することにより各端末通信装置間のデ
ータ通信を行い、バス接続装置は、送信元の端末通信装
置から受信した従制御データに対応する端末通信装置を
選択し、選択した端末通信装置間を従制御データバスお
よび通信データバスを介して接続することを特徴とする
データ通信システム。 - 【請求項2】 前記主制御装置は、各端末通信装置の通
信制御を指示する主制御データを出力する主制御プロセ
ッサと、主制御データバスを接続する制御データバスI
/Oとを備え、前記主制御プロセッサは主制御データを
制御データバスI/Oを介して各端末通信装置に送信す
ることを特徴とする請求項1記載のデータ通信システ
ム。 - 【請求項3】 前記各端末通信装置は、主制御装置から
受信した主制御データを従制御データに変換し、変換し
た従制御データに基づき通信データを制御する従制御プ
ロセッサと、主制御データバスを接続する主制御データ
バスI/Oと、従制御データバスを接続する従制御デー
タバスI/Oと、通信データバスを接続する通信データ
バスI/Oとを備え、前記従制御プロセッサは通信デー
タを通信データバスI/Oを介して従制御データに対応
する端末通信装置に送信することを特徴とする請求項1
記載のデータ通信システム。 - 【請求項4】 前記バス接続装置は、送信元の端末通信
装置から受信した従制御データに対応する端末通信装置
を選択し、選択した端末通信装置の従制御データバスお
よび通信データバスを接続するバス制御プロセッサと、
各端末通信装置を従制御データバスおよび通信データバ
スを介して並列接続するバス接続I/Oとを備え、前記
バス制御プロセッサはバス接続I/Oを介して従制御デ
ータに対応する端末通信装置に通信データを送信するこ
とを特徴とする請求項1記載のデータ通信システム。 - 【請求項5】 前記各端末通信装置間のデータ通信はパ
ケット交換であることを特徴とする請求項1記載のデー
タ通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04274294A JP3154886B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | データ通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04274294A JP3154886B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | データ通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07250095A JPH07250095A (ja) | 1995-09-26 |
JP3154886B2 true JP3154886B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=12644478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04274294A Expired - Fee Related JP3154886B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | データ通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3154886B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP04274294A patent/JP3154886B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07250095A (ja) | 1995-09-26 |
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